食欲魔人日記 00年2月 第3週
2/14 (月)
海苔バタートースト
牛乳

朝。
三連休の明けた、爽やかな月曜の朝だ。だが我が家は世紀末的様相を呈していた。
息子の熱、未だ39℃台。だんなも38℃前後。ベッドの上から動けない男共が唸っているのであった。
息子はともかく、だんなが未だ治癒しないというのはただならぬ事だ。病院へ行くと、どうやら2人ともインフルエンザ。覚悟を決めて、2人が完治するまで私も会社をお休みだ。

そして、だんなはバナナを。息子はポカリスエットのみの朝食。
私は海苔バタートースト。
飽きないらしい。
……で、何故私だけ元気なのだろう。

木村屋ペストリーショップ
 ビジネスサンドイッチ
 ツナサンドイッチ
 クリームチーズデニッシュ
 本日のスープ クラムチャウダー
アールグレイアイステイー

息子を病院に連れて行きがてら昼食ゲット。だんなのリクエストにより木村屋ペストリーショップのサンドイッチである。

皆の少しでも食べられそうなものをぽいぽいと購入し、ついでに本日のスープ「クラムチャウダー」もいただいた。
卵やハム、チーズやコールスローがこちゃこちゃと複雑に挟んであるビジネスサンドイッチと、ツナたっぷりのツナサンド。だんなは何とか3切れ食べた。チーズ風味のカスタードクリームがたっぷり乗ったデニッシュは、息子は半分くらいたいらげた。

とりあえず何か食べられたことに安心しつつ、残りの処理は私の役目。
ん〜、心配事抱えながらのサンドイッチは、美味しいけれども味がいまいち実感できない。

タンシチュー with マッシュポテト・にんじんグラッセ
御飯
アールグレイのアイスティー

自家製"の"の字ロール バレンタインスペシャル
アイスアッサムミルクティー

昨日に引き続きタンシチューの夕食。
塊のタンは、隨分と煮込まれてホロホロになっていた。すばらしい。

そして、バタバタで忘れていたが今日はバレンタインデー。

だんなのリクエストにより、今年のバレンタインデーチョコは、チョコの代わりにロールケーキ。
昨日既に、スポンジケーキとカスタードクリームは作成済みだ。今日はカスタードクリームにホイップクリームを混ぜて、それをスポンジに巻く。せめてバレンタインっぽくしようと買ってきた製菓用チョコレートを溶かして上からかけてコーティング。これで何となく見かけはバレンタインぽくなった。

しかし……作ったのはいいけど我が家の男性陣は果たしてこれを食べられるのか。
恐々としながら少し出したらだんなも息子もがつがつ喰った。旨いらしい。よかったよかった。

お供にはアッサムのアイスミルクティー。
"さっぱりしたものが飲みたい"というだんなのリクエストに応えてここのところアイスティー続きになっている。。今度は"ミルクティーがいいなぁ"とのことだったので、アッサムティーを濃く濃く入れて甘くして、氷たっぷりに牛乳たっぷり。む。美味しいぞ。

2/15 (火)
木村屋ペストリーショップ
 クリームデニッシュ
海苔バタートースト 半切れ
牛乳

未だ野戦病院的我が家。
それでも少々のバナナを食べられるようになった息子と、パン半切れを食べられるようになっただんなと共に朝御飯。
私は、残りの海苔バタートーストと、昨日買ってきた菓子パン1個。

しかし……カスタードクリームおよびホイップクリームたっぷりのデニッシュを口にしてあまり美味しく思っていない自分がいる。
胸のむかつき。ちょっとしためまい。脳味噌の半分が鉛になったような感覚。
やっばー。やばすぎる。ついにインフルエンザ発症か、自分。

吉野家の牛丼(冷凍もん)
抹茶入り玄米茶

吉野家の牛丼に、冷凍バージョンがあるのを御存じか。

クロネコヤマトのサービスにて購入した"吉牛"は5食の並と1食の大盛のセット、6食で1900円。送料無料。
何も、冷凍庫に牛丼(しかも吉野家)を保存しておくこともなかろう……と私などは思うのだが、
「冷凍庫に吉牛!いつでも牛丼!いいなぁ〜、これってサイコーすよ」
などというだんなが嬉々として買い求めたのであった。

で、今日の昼食リクエストは"牛丼"。
まだまだ咳も頭痛も倦怠感も収まっていないくせに、
「牛丼なら……食べられそうだ……」
とか言っているのである。全くもって意味不明だ。
「ソウルフード値が加算されるから……一人前、喰えそう……」
とも言っている。
なんなんだ、お前さんは。

ともあれ、おつきあいして私も牛丼。
熱湯にて5分温めよというその吉野家カラーオレンジ色も眩しいそのレトルトパックは、まさに見事な吉野家の牛丼の味だった。
1食300円ちょっとの投資で家を出ることなく吉牛堪能。
まぁ、こういうのもきっとアリなのだ。

ポークソテー with 千切りキャベツ
キャンベルのクリームパンプキンスープ
御飯
アイスダージリンティー

自家製"の"の字ロール バレンタインスペシャル
アイスアッサムミルクティー

具合は悪いが、冷蔵庫のデンジャラス豚肉を片づけねばならないのが今日の指名。
夫婦協議により、厚切り豚肉をポークソテーにすることにした。そろそろフラフラになってきた私はキャベツの千切り担当で、そろそろ復活の兆しがみえてきただんなは肉焼き担当だ。
小麦粉はたいて、塩胡椒した豚肉をバターでこんがり焼いて、ウィスキーと追加バターでソースを作る。醤油をひとたらしすれば、あつあつのポークソテーの完成である。

お供にたっぷりの千切りキャベツ。
バターとウィスキーのソースを吸ってくたくたになった部分もよし、上からとんかつソースをかけてシャリシャリの部分を食べるのもよし、ポークソテーに千切りキャベツは必須なのである。

2/16 (水)
ヨーグルト

頭フラフラ〜。目の前ふわふわ〜。
……どうやらインフルエンザ発症である。でも熱がいまいち出てないので、比較的元気な私。

でも食欲はなくて、とりあえずヨーグルトなどをツルツル喰ってみる。
うう、苛立たしいことよ。

マクドナルドの
 ダブルチーズバーガー
 フライドポテト
 マックナゲット
 オレンジドリンク

私が調子悪くなったのと境のように、だんなはほぼ復活である。
「ジャンクっ!ジャンクっ!ハンバーガ〜♪」
とか言いながら、彼は電車に乗ってまでマクドナルドへ買いだしに行ってしまった。
私のリクエストは「ダブルチーズバーガー」。
お前は本当にインフルエンザなのか、果たして。

で、数十分後、テーブルの上にはだんな用のビックマックに私用のダブルチーズバーガー、息子用のチーズバーガーが並んでいるのであった。Lサイズのポテトに、5個入りマックナゲット。
何も病気の時にこんなもん喰わないでもええじゃないか、という気がしないではないのだが、それはそれでハンバーガーは旨かった。
あのパンも肉も、チーズもピクルスも、良く考えてみると十数年前とほとんど変わっていない味なのだった。

目の前の息子は一心不乱にポテトをほおばり続けていて、彼もきっと一生ハンバーガーがソウルフードになってしまうクチなんだろうなぁ〜なんて考えてみたり。

ミートソーススパゲッティ
アールグレイアイスティー

「夕飯、何が食べたい〜?」
とだんなは聞くのであった。
今日は彼が作ってくれるらしい。

「……天津丼」
と正直に答えたら、「君は本当にインフルエンザか」とのけぞられた。
仕方なしに、
「じゃあね……とろうずら……なら500個はいけます」 (とろうずら:玉寿司の名物。たたきのトロの軍艦巻きの中央にウズラの卵黄が乗る。とっても美味。)
とまたも正直に口にすると、「絶対食えよ、500個だな、ああん?」とからまれた。
……本当に食べたいのに。

かくして、協議の結果、缶詰ミートソースを用いたスパゲッティ。
お供に、アールグレイアイスティー。
美味しいは美味しいけど……喉が痛いし鼻が詰まって味覚動作30%減、という感じ。大ピンチ。

2/17 (木)
小岩井 牛乳&女峰いちごプリン

インフルエンザ状況
わたし : 熱は無いが、体調は今日がサイアク。
だんな : 快方に向かう。今日より出社。
むすこ : 熱38℃。なのに妙に元気。

もう6日目にならんとする我が家のインフルエンザ騒動は、私が完治すればなんとか終わりそうなのであった。
そして、とうとう私の食欲も最低ラインを浮遊している(でも食べる気は、ある)。
乏しい食生活で、この日記も華に欠けることこの上なくて、ちょっと悲しい。

かくして、朝食は、だんなが買ってきてくれたプリン。
「小岩井」「牛乳」「女峰いちご」と好きな単語が3つ揃った、ナイスなプリンだ。
ふるふると柔らかく、まさにイチゴミルクを固めたようなやつで、かなり嬉しかった。

みどりのたぬき ミニ
麦茶

みどりのたぬき、がわりかし好きである。
あの"そば感"がなかなか良いし、あの安っぽいくせに美味しいと思えてしまうかき揚げがまた悪くない。

私にとって、"みどりのたぬき"はスキー場の味だ。
年末年始にかけて、母方祖母の一族合わせ総勢20人が毎年スキーに行くのがここ20年くらいの習わしだった。秋田のスキー場の国民宿舎、通し部屋になる奥まったところにある3部屋を貸し切る状態で、上は80歳から下は10代までの大旅行だ。
ほとんど全員がスキーをするが、おばあちゃんら3人はいつも留守番。部屋にオーブントースターからおせちの重箱から湯沸かしポットから持ち込んで、孫たちの胃袋対策を整えて待っていてくれるのであった。

スキーを終えて帰ってくると、山のような缶ジュースが窓際で冷やされており、栗きんとんや漬物やお菓子や、とにかく凄い食べ物の山が待ちかまえているのであった。で、
「お腹がすいた……」
と言うと、これまた山のようなカップラーメンが目の前に出てくるのであった。私が食べたのが、いつも"みどりのたぬき"。スキーを終えて、夕食前のこのカップラーメンがまた旨かったんだ、これが(そして夕食も勿論食べるのよ)。
夕食後は、軒下のツララを叩き折って、それをロックアイスにして宴会。自家製梅酒や卵酒までが瓶詰で出てきて、夜通し大騒ぎするのである。

……てなことを考えつつ、病床中の私。早く元気になりたいぞー。

ちらし寿司
抹茶入り玄米茶

いちご with 牛乳&コンデンスミルク

だんながデパートに寄り道して買ってきてくれたちらし寿司を食す。寿司飯の酸っぱさがヒリヒリする喉に気持ちいい〜。
好物の穴子の押し寿司が隅っこに入り、中央のちらし寿司の上にはピンク色のでんぶ。先日、"でんぶっでんぶっ"と騒いでいたのをちゃんと覚えていたらしい。甘いでんぶ乗せ寿司飯。……おいしい。

デザートには、いちご。
2つ割りにしてボールに入れて牛乳入れてコンデンスミルクも入れて、イチゴスプーンでうりゃうりゃと潰した後にいちごを平らげ、最後に恭しく"いちごミルクジュース"を飲み干すのがしきたりである。
潰れたいちごは特に美味しいとも思わないんだけど、最後の"いちごミルクジュース"、これだけのためにこうして食べる。食べねばならない。いちご汁たっぷりの牛乳(しかもコンデンスミルク味)がんもう、美味しくてたまらないのである。
かといって、ミキサーにかけてイチゴジュースにすりゃいいのかっていうと、それも違う。
ボールにいちご入れて、潰しつつ食べる。それがそれなりに「いちご、食べてるぞおぉぉぉ」という気がするのである。

2/18 (金)
小岩井 牛乳&女峰いちごプリン

昨日に引き続き、あまり旨かったのでまた食べている、「小岩井 牛乳&女峰いちごプリン」。
息子の熱は未だ39℃を割らず、かくして今日も看病の私である。

このプリン、旨いんだ。牛乳プリン苺風味という、この子供っぽい味がたまらん。

冷凍 鍋焼きうどん
抹茶入り玄米茶

火にかけて放っておくだけで出来てしまう冷凍うどんが昼食。
そーろそろ料理したくてたまらなくなってくるけど、本調子でなく、養生中。
冷凍だというのに斜め切りの葱から肉から海老から入ってるのはちょっとすごい。その味が化学合成のような椎茸とか、紙のような卵焼き(もどき)だったりするのが少々悲しくはあるけれども。
う〜、美味しい天ぷらうどん食べたい。あと寿司!そいでもって焼き肉!常夜鍋に粕鍋に土手鍋にちゃんこ鍋〜。……私の食欲はどうやら全快した模様。もう大丈夫ね、自分。

うな丼
肝吸い
抹茶入り玄米茶

先日来、「うなぎうなぎうなぎうなぎ」と呪文を唱えていたら、昨日だんなが蒲焼きを買ってきてくれていたのである。インスタント肝吸い(←水煮した肝が真空パックされてるのよ)もぬかりなく入っている。これで肝焼きがあれば、もう言うことない(贅沢)。

素焼きのでかいどんぶりに、炊きたての御飯をたっぷり盛って、上からたれかけて。かけたところに温めた蒲焼き乗せて、更に上からたれをかける。デパートで買ってきた「登亭」の蒲焼きは、焦げ目もしっかりついていて香ばしく、家で食べるには上々の味だ。

私的、最上級のうなぎの食べ方。
やっぱり座敷でしょう。畳の個室だったりするとサイコーだ。
最初に出てくるのは肝焼き。横には徳利とお猪口。
肝焼きつまんで、ちびりちびり酒を飲ったところで、うな重と肝吸いの登場。うなぎはうな丼かうな重でなければならない。御飯とうなぎが別々に来るのは、見かけは上品くさいかもしれないが、それは私的にはあまり嬉しくない。やはり御飯の上にどど〜んと溢れんばかりにうなぎが乗っていなければ。そして、丼よりは重の方がより高級そうな気がするので、重の方がちょびっと嬉しい。重の端からうなぎの身が3cmくらい溢れていると、そのゴージャスさに涙がちょちょぎれそうになる。あ〜、御飯と御飯の間に更にうなぎの身が入っていたりすると嬉しさに昇天してしまうかもしれない。
んで、うな重と肝吸いを片づけたところで、タイミング良くあったかいお茶など出てくると、とりあえずシアワセだなぁ、と思う。

……で、そんなゴージャスそうなうなぎ屋、一度だけ大学時代にOBのおじさま方に連れて行って貰ったのだった。店にはメニューがなく、壁や机の上にも品書きすらない。故に値段も分からない。人形町、甘酒横町のあたりにあったその店は、店名すらも良くわからなかった。
生まれて初めてその時食した「肝焼き」はホロ苦くて大人の味で、この上なく美味しかった。
多分、自腹でその店に行けるのは、もう20年も先の事になるんだろーなぁ。

2/19 (土)
あんまん
プーアル茶

冷凍保存してあったあんまんを、ふかして食べる。
近所に出没する、中国人おばちゃんの屋台で買ってきたあんまんだ。

中国のあんこは、胡麻の味がする。ねっとりツヤツヤしていて、何やらカロリーが高そうなんである。日本のいわゆる「あんこ」ではない、この胡麻胡麻した中華あんが、このあんまんにもたっぷり詰まっていて結構美味しい。
熱いあんこは舌と言わず唇と言わず火傷しそうで、はふはふ言いつつくらいつく。息子もだんなも食欲全開、どうやらインフルエンザの危機は去ったらしい。……っほ。

千疋屋の
 フルーツサンド
牛乳

昼過ぎに新宿に出かけて行っただんなが、昼食用にフルーツサンドを買ってきてくれた。千疋屋だ千疋屋!ブラボー♪
フルーツサンド、4切れパック。横にはアルミケースに入って苺とグレープフルーツとオレンジの切り身が詰まっている。何やら豪華なフルーツサンドだ。内容も豪華なら、値段も800円と豪華だったらしい。
薄い食パンの間には、生クリームにまみれて苺やパイン、パパイヤにバナナにリンゴにキウイがこれでもかこれでもかと入っている。ん〜んまい〜。

豚肉の生姜焼き with 千切りキャベツ
三つ葉のお浸し
わかめと長ねぎの味噌汁
御飯
麦茶

いちご with 牛乳&コンデンスミルク

久しぶりに、出来合いのもの一切なしの「まともな夕食」といった感じ。
一昨日放送の"どっちの料理ショー"効果によって、生姜焼きが食べたくて仕方なくなった私。千切りキャベツを用意して、玉ねぎの薄切りと一緒に肉を炒めて生姜焼きを作成。ついでに残り物の三つ葉で小さなお浸し作成。
白い御飯と、簡単にわかめの味噌汁を用意して、"生姜焼き定食"な晩餐。
いいねぇ、生姜焼き。これだけあれば御飯3膳はいけちゃうね(実際は2膳)。

2/20 (日)
冷凍の吉野家牛丼
コーンと卵のスープ
抹茶入り玄米茶

ぽやぽやしていたら、いつのまにか午前11時を過ぎているのである。
「11時だ〜」
「なんてこった、なんてこった」
と、慌てつつ昼食兼の朝食をとる。冷凍してあった吉野家牛丼をそそくさと出し、一家でどんぶりを囲む。

私の吉野家歴(なんじゃそりゃ)は、浅い。何せ、学生時代にさえ一度も店に足を踏み入れなかったのだ。現在のだんなとなった人に出会い、
「私、吉野家って一度行ってみたかったんだ〜」
と言い、連れて行って貰ったのが最初である。初めて喰った吉牛は、しみじみ旨かった。いや、今も旨いんだけどね。

吉野家の利用頻度が週1を越える人は"ヘビーユーザー"なのだとモノの本にあった。
「それを言うなら、俺様は超ヘビーユーザーだ」
と胸を張るのが、だんななのであった。
"常に常に腹をすかせていた"学生時代、彼は2〜3日に1度は"大盛り・味噌汁"を摂取していたのだそうだ。
「吉野家の牛丼って、クサイじゃん」
と言った友達とケンカまでしたのだとか。

そんなに好きなら……仕方がない。
目の前で、まだ2袋冷凍庫にあるというのに
「無くなっちゃうなぁ。また、買わなきゃなぁ。」
とわくわくしている約1名にも、目をつぶらなきゃというものだ。

シフォンケーキのショートケーキ風
カフェオレ

午後2時。腹が減る。
おもむろに、シフォンケーキを焼いてみる私。
「あ〜、シフォンケーキなら、ショートケーキみたくしてくれると嬉しいです」
というリクエストが入ったため、シフォンケーキのショートケーキ風。焼き上がってちょっと冷めたシフォンケーキに固めに泡立てた生クリームと半分に切った苺をたっぷり添えてみる。上から粉砂糖もパラパラ。良い感じ♪

焼き餃子
水餃子入り中華スープ 御飯
よなよなエール

"東京都の牛丼すきすきっ子ちゃん"の前世は宇都宮市民ででもあるのだろうか。数週間ごとに「餃子食べたい病」が表面化するだんなの病状は昨日から表面化していた。
「餃子、餃子、餃子♪」
と言いながら昨日は豚ひき肉や白菜を怠りなく購入してきて、今日は今日で夕方から
「餃子、餃子、ぎょうざぁ〜♪」
と台所でパタパタと動いている。
「今日はたくさん作っちゃうもんね〜♪」
と出されたあんを包んでみれば33個。他にたっぷりの水餃子。

3回に分けて焼いた餃子は、1回をビールと共に、2回は御飯と共に喰う。
だんなの焼いた餃子は、皮がこんがりと焼け、サクサクパリパリしている。中はふっくらとしていて今日もナイスな出来映えだ……と思ったけど、ちょっとニカニカする。口の中に脂の膜が出来るような感じ。どうやら具に入れるラードを今日は多く入れすぎてしまったらしい。
まぁ、それはそれとして、今日も餃子は旨かった。
餃子王国、宇都宮に行ってみたいねぇ。