「ペニンシュラ地下ブティックにテイクアウトマンゴプリンがあるぞー」との噂をいただき、宿泊ホテルは別だったのですがいそいそと買い求めに行きました。チョコレートやお茶などと共にテイクアウト用ケーキ各種が冷蔵ケースに並び、その中には1個HK$20の「Mango Pudding」が確かに数個、並んでいました。
上部が大きく広がっているプラスチックケースに入ったマンゴプリンは、上に薄い果肉数切れとチョコレートが飾られています。
ケースの底にはシールが貼られており、確かに「PENINSULA」の文字が。
そして材料として、
ingredients:
Fresh mango puree, castor sugar, gelatine, evaporated milk, whipped cream, food colouring, water
と記載がありました。
やや固めの、ねっとり系の生地です。クリーム色が強いプリンは、クリーム感は十二分に感じられるのですが、マンゴーの風味はいまひとつ希薄でした。果肉は確かにごろりごろりと入っているのですが、このマンゴー果肉に少々の酸味が感じられます。酸味のあるマンゴプリンは、私個人としては嫌いではないのですが、香港で食すマンゴプリンはおしなべて酸味がないものが多いことを思うと、使用マンゴーの熟し方がいまひとつ足りないのかな、なんて危惧を覚えてしまったりします(持ち運び中に酸化しないようにレモンをまぶしてあるのかもしれませんが、果実そのものから感じた酸味のように思いました)。
全体的に、いまひとつ存在感に乏しいマンゴプリンです。固さもテイクアウトすることを考えてのことだとは思いますが、かなり固めで、「口溶けが良い」とは言い切れないものがあります。生地そのものから感じるマンゴー感も若干薄め。「嘉麟樓」で食したフワントロンツルン、のあの超絶絶品マンゴプリンとは「似て非なるもの」どころか「似ずして非なるもの」なものでした。ちょっとがっかり……。
日本国内での持ち帰りマンゴプリンと比較すると、それはそれはハイレベルなテイクアウトマンゴプリンであることは確実なのです。
でも、香港では、街のパン屋で買った1個HK$6テイクアウトプリンの方がよっぽどバランスが良いものに思えたりしてしまうのもまた事実。他にテイクアウトマンゴプリンをあまり見かけなかったことからも感じましたが、テイクアウトものはまだまだ発展途上なのかもしれません。
[01.07.03]