【THE PEAK LOUNGE】
パークハイアットホテルが入っているパークタワービルに用事があったので、ついでにとホテルのペストリーショップを覗きに行きました。そういえば、昨年の夏に上階のラウンジでマンゴプリンが出されていたとか聞いたなぁ……と思い起こしてロビーフロアの41Fに行ってみたところ、ありましたありました!「マンゴープディングとココナッツタピオカソース」1200円!豪華です。名前も豪華なら値段も豪華です。少々の気後れを感じながらソファに座って一人だらだらとお茶してみました。
「お待たせしました」
と目の前に出てきたのは巨大な足つきグラスです。写真ではいまひとつわかりませんが、すらっと細い足のついた背の高い器でして、下手をするとパキャッと折れてしまいそうな華奢なもの。その中央にぽてっとマンゴプリンが鎮座ましまし、周囲には小粒のタピオカやアロエの水煮、そしてココナッツミルクのソース、マンゴー果肉も飾られます。姿は違えど、基本的にはテイクアウトものと同じもの、そして先日食した「NEW YORK GRILL」でのデザートと同じもの、という感じです。
一見固そうなプリンは、スプーンがするっと入ってしまう柔らかなもの。口の中でとろんふわんと溶けていく食感と、濃厚に漂うマンゴーの香りと味。相変わらずハイレベルなマンゴプリンです。マンゴー風味が濃厚なのに生臭さや青臭さが全くないのが驚異です。しかも生クリームたっぷりのクリーミーさがたまりません。濃厚なのにふわりと軽い食感で、いくらでも食べられそうな気分になってきます。
周囲に添えられるマンゴーは、色止めにレモン汁を和えているようで、その酸味がココナッツミルクとほんの少しばかり不協和音を発生させていましたが、それがほとんど気にならないほどの甘く熟した、上質の果肉です。柔らかなアロエの水煮もまたさっぱりとした味でマンゴー味を損ないません。ココナッツミルクは甘さがほとんどなく主張の少ないミルクでした。全体的にマンゴプリンを美味しく食べるための添え物、という飾りです。
ひっじょーに、美味しい。しかしまた、ひっじょーにお高いのもまた現実です。
デザート1品だけを食べるのも何だしと、格好つけてアールグレイの紅茶を注文したら、会計は2656円。お昼御飯を食べるよりもお高いティータイムとなってしまったのでした。とほほほほー。
[01.06.21]
【NEW YORK GRILL】
「NEW YORK GRILL」は新宿の高級ホテル「パークハイアット東京」のメインダイニングです。
このホテルでは夏になると絶品のテイクアウトマンゴプリンが売られることで、マンゴプリン好きの心を捕らえてやみません。
が、昨夏はどういうわけか、このマンゴプリンがあちこちのメディアで紹介されました。その効果かどうなのか、今年は1月2月になってもマンゴプリンがショーケースに入りっぱなしという事態になっています。いや〜、嬉しいなぁ。
そしてそして、この本来は420円で販売しているマンゴプリンが、少し形を変えてはいますが食べ放題デザートとしても登場しているのでありました。それがメインダイニング「NEW YORK GRILL」のホリデーブランチです。
供されるのは土日祝日の昼間のみ。5800円と気合いの入った価格ですが、前菜とデザートはブッフェ式なので食べ放題です。人気があるらしく予約は当然必須なのですが、その予約も直前では取れません。3連休の最終日、13時半からなら、という条件でなんとか滑り込みで行くことができました。
多様な種類で目移りする前菜を過ぎ、ボリュームのあるメインもしっかりと食し、そしてデザートです。
ジャンルはイタリアンっぽくもありフレンチっぽくもあり、アジアっぽくもあります。カラメルソースのかかったシュークリームや、どっしり濃厚なチョコレートケーキ、クレームブリュレやパンナコッタなどが並びます。そ、そしてありましたマンゴプリン!
いつも置いてあるわけではなく、デザートコーナーの料理はどんどんと変化します。それまで1時間以上一度も見なかったモンブランが突如帰り際に登場したりするのですから難しいところではあります。幸い、私たちがデザートを食べようとしたその時、マンゴプリンは登場したのでありました。マンゴプリンの神様、どうもありがとう。
テイクアウトものと同じ器に入った、同じ生地のプリンです。マンゴーの芳香が濃厚にただよい、ひたすらクリーミーでふんわりとろっとしています。果肉の塊は入っていませんが、それが気にならないほど濃厚で香り豊かなプリンです。
で、本来のテイクアウトものはココナッツのソースとアロエの水煮にトッピングがあるのですが、こちらはパッションフルーツのソースとラズベリーがかかっていました。このソースは確かにパッションフルーツの香りがするのですが、それほど強く香りません。マンゴーの風味も漂ってきているような気がします。一見単純なようで、ちょっと複雑な甘味豊かなソースです。
中華デザートとしてのそれを期待していくと、ちょっと違うような気もするのですが、圧倒的存在感の美味なるプリンです。
嬉しくて、ついつい2つ続けざまに食してしまいました。3つ喰いたかったのですが、それを食べるにはメイン料理の肉の塊がちと重々しかったようで……。
[01.02.12]