昨年夏にこのお店の存在を知り、いつか行こうと狙っていたお店です。
実際は昨年夏に一度行っていたのですが、「今日はマンゴープリン無いんです〜」と言われて悔しい思いをしていたのでした。先日この店のマンゴープリンが掲載された雑誌が発売されたこともあり、「ならばあるかも」と再びでかけてみた次第です。
表参道の大通りから十数メートル横道に入ったところにある、小さなビルの2階にある小さな喫茶店です。コンセプトは「香港にあるようなデザート屋さん」とのこと。内装はなんでもニューヨークのデザイン集団が作ったのだと、どこかで読んだことがあります。全体的に銀色が光る、いわゆる「今風」のお店の一つです。
マンゴープリンは650円。他に「ライチ杏仁」「ジンジャーミルクプリン」などなどのアジアンスィーツやフォーやカレーなどの軽食メニューも並びます。メニューにあった「マンゴープリン」の写真入り説明には
材料:マンゴー・牛乳・生クリーム・砂糖・ゼラチン
とありました。
やってきたのは、黒っぽい器に入ったざっくり盛られたプリン。生地はほとんど真っ白で、その中に生の果肉がこれでもかとざくざく入っています。このざくざく加減は非常に良い感じです。
口にすると生のマンゴーの甘さと香りがぶわっと口の中に広がります。生臭さ青臭さ、そして繊維感もないかなり良い感じのマンゴー果肉です。
そして、生地は非常にクリーミー。舌触りはどこかモチモチポクポクとした若干の硬さがありますが、牛乳たっぷり生クリームたっぷりの濃厚な味がします。マンゴーの風味はほとんど感じられず、どうやらミルクババロアにマンゴー果肉を合わせた形のマンゴープリンのようです。これまでにない形のプリンです。
ミルク感濃厚なプリンは、非常に良い感じではあるのですが、ただ、どこか「素人くささ」がただよう感も。昨年食した芯の残りまくったタピオカのデザートの記憶も合わせて、「プロの作るデザート」とは遠く離れている印象があります。フレンドリーを通り越して「接客業を知らないんじゃないんだろうか」と感じさせるスタッフさんらの態度もあいまって、キツイ言い方ではありますが、全体的に「ままごと遊び」の雰囲気が漂います。
私が受けた印象を一言で言うと
「表参道っていうスポットでー今流行りのアジアンデザートなんか作ってみたりなんかしてー、俺達ハッピー♪」
てなところでしょうか。表参道だからこそ受け入れられるお店でありこの雰囲気なのかもしれません。
(私はちょっと苦手なのです、こういうの……)
[01.06.16]
■ ■ ■
『cafe sweets』vol.4、「ひんやり、さっぱり、夏のデザート」特集に掲載されていました。
「香港や台湾で人気のデザートをモダンにアレンジするというコンセプトで、1998年にオープンして3年。昼はもちろん、深夜でもおいしいアジアのデザートが楽しめる店としてすっかり若者に浸透した。」
とのことです。5種類のデザートが写真入りで紹介され、その中にマンゴープリン650円も。
フレッシュのマンゴーの果実をつぶし、牛乳、生クリームとともにゼラチンでやわらかく固めたプリン。ゴロゴロと形を残した果肉も入れている。甘さは控えめだが、予想以上に濃厚な味。フレッシュのマンゴーを食べた時のような後口が残る。
と説明があり、黒っぽい器にざくざくっと盛られたマンゴープリンの写真が載っています。大きな果肉がいかにも"ゴロゴロと"入っており、これは確かに美味しそう。気になります。
(せりあ由紀)[01.06.11]
■ ■ ■
『OZmagazine』99年7/27号(No.212)、「涼を呼ぶ夏メニュー」特集に掲載されていました。
なーんと、「香港にあるようなデザート屋さん」を目指して造られて店だとかで、緑豆かき氷と共にマンゴープリンも掲載されていました。とろとろっとした感じのフルーチェ状のプリンは果肉たっぷりのようで、白い陶器の器に盛られています。上にミントがはらりと。
昼12:00から平日は朝5:00まで、休日は夜12:00まで無休で営業だとか。うーん、美味しそうだ♪
(せりあ由紀)[99.07.15]