99年の段階で「マンゴープリンがある」とは知っていたものの、なかなか行く機会がなかったお店「熱烈食堂」に行ってきました。恋人と行くというよりはグループでわいわいとやるのが良いようなメニューであり店構えである、という感じのお店です。メニューは「中華」とありますが、「トムヤムクン風水餃子」などという無国籍チックなものを多く見かけます。
大きなお皿にちんまりと盛りつけて……という、「今どき」の空気が漂うお店ですが、その印象に反して(?)料理はなかなか美味しかったです。アルコールの種類も豊富で、友人達とわいわいやるには悪くないお店だと思いました。
さて、デザートの「フレッシュマンゴープリン バニラアイス添え」は680円と高価なデザートです。
その価格の迫力が皿に出ているように、一抱えもありそうな巨大な皿が目の前にやってきました。素焼きの真四角の茶色いお皿の上には、直径8cmほどの丸い型に固められたプリン、その周囲にフルーツがたっぷりと飾られます。そして更にプリンより巨大なバニラアイスがこんもりと盛りつけられています。
皿の表面積の1/3ほどしか占拠していないデザートですが、皿が巨大すぎるというだけで実際は食べ応えがある分量でした。フルーツはルビーグレープフルーツ、ブルーベリー、りんご、オレンジなどが添えられています。
写真にあるとおり、果肉の粒がたっぷりと混ぜ込まれたプリンです。生地そのものはスフレのように軽くふわふわとした口当たりで滑らかなもの。ふわんと甘く柔らかい生地です。そして、中には生のマンゴーの果肉が粗っぽくざくざくとたっぷり混ぜ込まれています。
「作り方」としては、ミルク感多めで口当たり良く、果肉も生のものがふんだんに……と、かなり嬉しいものではあります。が、悲しいことにこの生マンゴーの果肉があまりに酸っぱくて、悲しいほど甘さが足りませんでした。熟していないゆえに生臭さや青臭さはそれほどありませんでしたが、しかし甘さもほとんどない果肉です。渋さも伴うような酸味の強い果肉が「マンゴーだけど熟していないんです」と口の中で主張しまくってくれまして、「美味しい」と感じるには少々物足りない味でした。
これ、美味しいマンゴーで作ったらめちゃめちゃ美味しいものになると思うんですが……残念です。
季節が10月なので高い望みなのかもしれませんが、メニューの載せるからには美味しいものを!と期待したいところです。
[01.10.10]