新宿を歩いていて「飲茶、食べたいねぇ」と土曜日の午後5時に、「東京大飯店」に入ってみました。点心類にそれなりの定評があると聞いていて期待して行ったのですが……中身は若干トホホな状態。
時間帯も悪かったとは思いますが、回ってくるというワゴンはなかなか回ってこず(メニューから注文しようとしても「こちらはワゴンサービスですので」とか言われちゃう)、チャーシューパイは油がまわってしまっている非常な粗悪なもの、饅頭は蒸しすぎで底がベチャベチャという体たらくでした。小龍包、蝦餃などはそこそこ美味しいものではありましたが、正直「ここに行くなら別の店に行くわー」と思ってしまったほど。
というわけで、マンゴープリンもそれほど期待はせずに注文したのでした。「特製」の文字も輝く「特製マンゴープリン」は550円です。
ガラスの器に固められたプリンの上にはホイップクリーム、と赤いチェリーが飾られます。あまり質の良くない、植物性っぽい味の生クリームで、これがプリンの味をものすごく邪魔している感じがします。ちょっと残念。
スプーンを刺すとふわっとした柔らかな弾力のある、適度な柔らかさの生地は良い感じでした。細かい生の果肉がざくざくと入り、ミルク感も充分です。多少の青臭さ・生臭さは漂いますが、たっぷり入る果肉ゆえ悪くないかな、と思えました。量もたっぷりめです。
味は悪くありません。悪くはないのですが、何だかとてもどこかで食べたような味もします。美味しいと言われるレシピを使ってそのまま作ったような、”その作り方をすれば、どんなマンゴーでもどんな料理人でもその味になる”というような味なのです。工夫が見られない……というか。
他の点心類と同じく、無難に無難に抑えたような味がするマンゴプリンでした。
[02.03.23]