香港のあの店「
糖朝」が日本にやってくる!!
……そんな噂を聞いたのは1ヶ月ほど前だったでしょうか。
どこだどこだ、と探しているうち、「日本橋にその前身となる店が」の情報を聞きました。
店名は「お粥と香港麺の店」。高島屋の北側駐車場そばにある店ということでした。
以下、皆様からのご報告にあるとおり、「やっぱり糖朝だった」「いや、お店の人に違うと言われた」などと情報が錯綜しているのですが、いざいざ、と重い腰をあげて行ってきましたです。出勤日だったのに(こっそり1時間早く昼ご飯に行きました。ボス、ごめん……)、小雨降ってるのに。
さて、場所は確かに高島屋の北側駐車場に隣接しているところ。永代通りに平行した裏通り沿いで、永代通りから1本高島屋側に入ったところ……と言えば良いでしょうか。小さな看板の、一見喫茶店然とした、かなりわかりにくいお店です。

こんな感じ。入り口はそこの角を左に曲がったところです。
ランチセットにするとお粥や香港麺の他に点心と3種デザートのうちの1種が組み合わせできるのですが、マンゴプリンは単品でしか注文できません。500円と、スタンダードな価格です。
やってきたのはガラスのちょいと深めの器におさまるマンゴプリン。ハート型のあの基本の形で、エバミルクかけ。そして果肉がぺろんと1枚。見かけはまんま、「糖朝」です。糖朝の画像をそのまま持ってきても区別つかないんじゃないかというくらい、似ています(色合いは、ちょっとだけこちらが薄いかな、というくらい)。
ぷるるんとした口当たりはなかなか良いですが、若干固めな感もあります。なんだかゼラチン多めというよりは冷蔵庫に入れすぎ?というような感じ。そして生地はエバミルクたっぷり、という感じにミルキーなもので、生地そのものにピューレ状マンゴーが入っている他に、小指の先ほどの果肉もごろごろごろごろ。非常にマンゴー度の高い、良い感じのものになっています。こんなにマンゴーごろごろなのは久しぶりで、それは感動。
しかし、しかし。肝心のそのマンゴーが美味しくありません。かなり酸味の強いマンゴーは「未熟」の一言。なので、「糖朝」のレシピで作られたような、非常に似通った見かけ食感でありながら、そのプリンは全体的に酸っぱいのです……。青臭さ生臭さはさほどないですが、何しろ酸っぱい。しかもいまひとつマンゴーの香りも漂いません。真摯な作り方でマンゴーふんだんに使っているけど、肝心の素材が悪いのね……という感じ。
そして、周囲を見渡すと、どうも「糖朝日本版の前身」というにはちょっとちぐはぐな感もあります。
「糖朝」オーナー洪翠娟さんの、あの香港のあの店に漂う内装やメニューに漂うポリシーのようなものが今ひとつ感じられません。まるで、ついこの間まで喫茶店だったところを軽く改造して営業してます、みたいな感じなのです。粥2種、麺2種、デザート3種にマンゴプリンという内容も、なんだかとても「糖朝」を感じるには中途半端で、この段階では私は「やっぱり糖朝じゃないみたい……」と感じました。
そして!
お勘定する時に、店長さん(らしき男性)から
「マンゴプリン、いかがでしたか?」
と問われました。
それを、それを私に聞くのね?おっけーわかった店長さん、と、混雑してきそうな時間帯だったというのに、しばし店長さんと交流を深めてきました。マンゴプリンのサイト作っていて、とカミングアウトして名刺も交換しました。(でも「糖朝の前身ですか?」と聞かなかった私……アホ)
「忌憚ないご意見を」
とおっしゃったので、
「ちょっと酸味が強いです。やっぱりマンゴーの果実が香港のと比べて今ひとつ……なんだと思います」
などと忌憚なく答えてきました。
「美味しくなるよう、がんばります」とのこと。とても今後が期待できそうな雰囲気のお店でした。「糖朝」かどうかという事を考えなくても、なかなか良いお店ではないでしょうか。
そしてそして。
話はこれだけじゃ終わりませんでした。
いただいた名刺をその場でしっかり見ていなかった私(だって後ろに会計のお客さんが並んでたのよ)、家に帰ってからじっくりと見てみたんです。
すると、
「高島屋グループ株式会社アール・ティー・コーポレーション」
「レストラン事業部 「糖朝(トンチュウ)」マネジャー」
の文字が!!!!
ととと、糖朝???昨日、我が夫には「違う」と答えていたのに、やっぱり「糖朝」?しかも「高島屋」?
夫の聞いた話では「この店は糖朝の日本支店じゃない。日本支店は青山にオープン」だということでした。
つまり「この店は糖朝の”日本支店”じゃないけど”準備店”」ということなのでしょうか。そして運営母体は高島屋。いつオープンするかわからないけど、「糖朝」日本進出1号店の場所は青山(らしい)。そんな理解でいいのかな?教えて店長!
というわけで、各種情報が錯綜しまくる中のレポートでした。
とりあえず、今度はお粥食べに行ってきます。
(い、いつになく長いレポートだったわ……)
[02.06.20]