こちらの写真は「マンゴープリン」。
新宿高野の2000年4月の「旬のフルーツ」はマンゴーとのこと。マンゴーゼリーや
マンゴーパフェ、マンゴープリンなど、ショーケースの目立つ部分にはマンゴ色の一角が繰り広げられています。
ううー、いいぞいいぞ高野。
去年、一昨年に引き続き、背の低いコロンとした器に入ったプリンです。滑らかな黄色の生地の上には、オレンジ色も鮮やかなメキシコマンゴーの切り身がどかんどかんどかん!と大量に乗っています。それらが崩れないように周囲にはオレンジ色のマンゴーゼリーらしきものが固められている、といった風情。
ショーケースの説明には「マンゴーピューレ入り」と一言書いてありました。
まず、果実の美味しさに驚かされます。
メキシコマンゴーはこんなに甘いものかと、こってりと後味の残る甘さと豊かな香りはかなり嬉しいものがあります。さすがフルーツ屋さん。
しかし……生地のほうはいかんともしがたいものがあります。
こんなに美味しい果実を使って作るにしては、風味も口当たりもなんとなく不満が残るプリンです。歯ごたえはシンガポール製紙パックものに似たポクポク感があり、しかも味までその紙パックをお手本にでもしているかのような感があります。
どうせお手本にするならば、中華料理店のあのプルプルプリンを手本にしてくれ、新宿高野。
巷では「とろけるプリン」系のゆるすぎるほどゆるいものが全盛だというのに、この頑なな強固さを持つプリンはある意味貴重なのかもしれませんが。
[00.04.21]