厳密には「マンゴプリン」ではないのですが、「マンゴプリンものデザート」を新宿高野のケーキショップにて発見しました。実は昨年末からこの存在を知ってはいたのですが、
「600円か……ちと高い……」
「しかも、高野のマンゴプリンといえば、ちょっといまいちな感じが……」
と、躊躇して年を越してしまっていたのでありました。
このデザートは「フルーツタッセ」というシリーズものです。他にも数種類あり、これは「マンゴー」。
説明札には「人気NO.1!」が目立ち(このシリーズの中で最も売れてるという意味らしい)、
「マンゴー・マンゴープリン・タピオカココナッツミルク」
と書いてありました。
直径6cmほど、高さ15cmほどの、なかなか迫力ある大きさのパッケージです。テイクアウト可能なパフェ、という感じです。
一番上には甘さと濃度が濃厚なタピオカココナッツミルク部があります。上に乗るようにというか沈むようにというか、イチゴとブルーベリー、キウイの飾りが乗っています。甘いココナッツミルク層の真下には、マンゴーの果肉が2切れほど。レモンをまぶしているのか、柑橘系の酸味が感じられるマンゴー果肉は、それでも生臭さはなく甘さがあり、なかなか美味しいものでした。
で、「この下がマンゴプリンか!?」と掘り進むと、どうもそれが違うのです。ここから下、全体量の70%を締めるんじゃないかという大量のゼリー部に突入します。オレンジ色のゼリーは、マンゴーゼリーかと思いました。思ったのですが、どうも柑橘系の風味が漂うような感じ。おそらくマンゴーゼリーに見せかけた(?)オレンジゼリーのようです。
一体どこにマンゴプリンがあるのやら、とひたすら食べ進めて底が見えてきた頃。写真では底部にココナッツミルクの白色が斜めに見えるかと思いますが、そのすぐ左脇、ごくごくうっすらと白みがかった黄色の層が確認できるかと思います。およそ3口分ほどのサイズで、一番底にマンゴプリンがごろんと入っていたのでありました。
で、このマンゴプリン、この「フルーツタッセ」の中で一番不味い部分であったと、告白しなければなりません。
白みがかったプリンは若干硬めのブリンとした食感、マンゴーの風味は今ひとつせず、どころかありがちな香料臭さが漂います。「ココナッツミルクとマンゴーの組み合わせはいいわぁ、ゼリーもマンゴーっぽくないけど案外いけるわぁ」と思いつつさくさく食べ進めた挙げ句、「こ、これはナニ?」と立ち往生してしまう、そんな違和感が感じられました。
ううう〜ん、これでは説明札に
「オレンジゼリー、タピオカココナッツミルク、マンゴー、マンゴープリン」
と記した方が良いのではないでしょうか(原料表記方法に倣って材料の多い順)。
「なんかちがーう」
と思いつつ食した季節はずれのマンゴーデザートでした(いや、果実は美味しかったんですけどね……)
[02.02.25]