ケーキショップのマンゴプリン  

モロゾフ


 

日本橋高島屋内店舗にて

200円

2000年から毎年発売されるようになった、モロゾフ製「マンゴープリン」が今年も店頭に並びはじめました。パッケージはほとんどこれまでと変わりませんが、良くみると蓋部分にモニョモニョと書かれていた文字列が消えているように思えます。パッケージが変わったところで、中身も変わったと期待したいところです。これまでは、なんとなく生臭さ漂う、ちょっと悲しいマンゴプリンでした。

ショーケース内、値段の書かれたプラカードには
「甘さすっきり。トロピカルな味わい」
と説明書きが。1個200円という値段は、ケーキ屋さんプリンの中でも最低価格帯にあり、買い求め易いことは嬉しいことです。

ガラスの器に収まる黄色いプリン。横には原材料名などが書かれたシールが貼られており、そこには
牛乳、マンゴーピューレ、ココナッツミルク、水飴、砂糖、洋酒、ゲル化剤(増粘多糖類)、レモン果汁、香料、酸味料
……とありました。

水羊羹に似た、水っぽい舌触りです。プルンプルンというよりはモニョッとした弾力の少ないもの。生地にはマンゴーの果肉の粒はなく、全体に滑らかなものになっています。
で、味の方は2年前からあまり変化は感じられないものでした。ココナッツミルク感が濃厚で、でもミルキーな感じではありません。マンゴーの存在感は感じられなくはないのですが、香料の匂いの存在感の方が強く、全体的に嘘っぽいマンゴー感が漂います。わざとそうしているのか、あるいは生地から染み出てきた結果であるのか、底には甘ったるいシロップ状の黄色がかった透明な液体が少量入っていました。

何だか、マンゴーの風味を生かそうというよりは、生臭さや青臭さをカバーしようとして香料やココナッツミルクを多用しているような、そんな印象を受けるプリンでした。マンゴーの良い点が生きておらず、逆に悪い点が鼻についてしまうような、そんな感じ。
このお店のエダムチーズケーキなどが大好物なだけにちょっと悲しいです。普通のプリンは、けっこう美味しかったりするので、尚のこと残念。もうちょっとマンゴーの味を大切にしたマンゴプリンだと……いいなぁ。

[02.05.01]