ケーキショップのマンゴプリン  

peltier


 

新宿 京王デパート内ショップにて

400円

新宿の京王デパートの地下にて発見したプリンです。
品名は「マンゴプリン」、商品札には「La mangue」とも記されていました。
アロエのゼリーと
ココナツソースを添えて
と説明があり、「新発売」の表示も輝いています。

プラスチックのその器の形状にびっくりさせられたプリンでした。百合の花のような、口が大きく開いてそのまますぼんでいく足つきのカップは、御覧の写真で感じるよりも背が高いです。後になって、一番底に溜まったプリンを「ど、どうやって食えと?」と細いスプーンを動員して食べねばならないような、独特な形状です。持ち帰る間に倒れてしまわないかと心配しながら運んできましたが、お店の人がきっちり包装してくれたおかげで美しく持ち帰ることができました。

プリンの上にはクラッシュゼリーとマンゴーの果肉が細かく散らされています。そのゼリーは、説明によるとアロエのゼリーのようです。そして白いソースがさらっと美しくかけられ、上にハーブの飾りが1つ。

味の方は……最近、この味ばかりがブームなのでしょうか。実はこの日、1日にマンゴプリン5個を食べてしまったのですがそのうち3個が同じ系統の味でした。「サワークリーム入りの、なめらかパークハイアット風」とでも表現すれば良いでしょうか。なんだか最近、ケーキ屋プリンはことごとくパークハイアット東京の模倣のような品が多いように思えます。マンゴーは裏ごしして粒のない滑らかな状態に、サワークリームと生クリームを入れたふわふわのミルキーな生地に、ココナッツの風味。アロエを乗せるのも確かパークハイアットのものが発祥だと記憶します。

そしてこのプリンもまた、パークハイアット系だったのでした。
生地は果肉の粒のない滑らかなもの。ほんのり漂う酸味はマンゴーのものというよりサワークリームのものです。若干モチモチと弾力のある食感のゼリーが散らされていますが、その弾力あるゼリーはふわふわのプリンとは今ひとつ調和していないように思います。生地そのものの味はマンゴーの香りも豊かで悪くありません。が、パークハイアットのものを越えるほどのインパクトもありません。生クリームが若干多いのか、口の中が脂肪分でねっとりこってりしてしまうのもちょっとばかり不快です。
「こういうもの」と思って食べると決して不味いものではなく、美味しいマンゴプリンであると思います。で、でもなんだか「模倣」から抜け出せていないような味がするのもまた事実……。

[02.07.05]