銀座に買い物に出かけた我が夫が、
「マンゴプリン発見〜!」
と言って、お土産に買ってきてくれたマンゴプリンです。
フルーツ屋専門店の中では、「高野」「千疋屋」などに比べて今ひとつマイナーな「万惣」というお店ですが、実は高野よりも千疋屋よりも私は好きなお店だったりします。銀座の松坂屋の地階、小さな喫茶コーナーで食べるパフェや甘味類、フルーツサンドはしみじみする美味しさがあります。
で、このマンゴプリン、価格は550円とのことでした。
横から見ると、思いのほか白っぽい生地が入っているのが見えます。バニラの粒粒が透けて見えて、一見「マンゴーをトッピングした、単なるバニラ味のプリン?」という懸念がよぎります。上部にはマンゴーゼリーというかピューレというか、マンゴー色の層があり、そして果肉が3つ。中央にホイップクリーム。そんな感じの構成です。
そしてそしてこのプリン、「バニラ味?とか思ってゴメン」と謝りたくなるくらい、マンゴー風味にとんだ、オリジナル色の強い美味なる逸品だったのでした。
アップルマンゴーの果肉は、柔らかく完熟のもので、ものすごく良い風味がします。柔らかいピュレ状の層は、これまたマンゴーマンゴーした、とんがる酸味もない甘いもの。ホイップクリームも質の良いもので、その脂肪分はちょっと舌にべとつきますが、美味しいのでそれほど気になりません。
そして生地。バニラビーンズがいっぱり入ったミルク分たっぷりの生地には、細かい細かい果肉が美しく散っていました。生地がマンゴー色に染まるほどではないですが、まんべんなくその美味な果肉が散らされていて、食べると確かにマンゴーの存在感を強く感じます。バニラのこってりした香りとマンゴーは、ともするとぶつかるのでは、と思っていたのですが、なかなかどうして似合っていました。口当たりはプルプルというよりは"ぷわぷわねっとり"という感じ。ちょっと重量感のある生地ですが、その滑らかさとか上質な素材の美味しさが味わえるものでした。
[02.07.15]