恵比寿の三越デパートをぷらぷらしていた時に見つけたマンゴプリンです。品名は「マンゴープリン」、小さく「pudding au mangue」とフランス語の説明もついていました。更に、手書きの赤文字で「今!テレビで話題の…」という小さな札までついています。テレビで話題ですか、マンゴプリン……(そのテレビ、見たかった……)。
オレンジ色鮮やかなマンゴプリン部の上には白いクリーム層が積まれた、ころりと丸いプラスチック容器入りのマンゴプリンです。値段も手頃。
上部のクリーム層は、外見どおりかなり固めに泡立てられたもの。生クリームそのものなのか、ココナッツ風味でもついているものなのかとクリームだけを一口すくって舐めてみると……何だか微妙な違和感が。乳製品特有の乳臭さはほとんど感じられず、甘さは少しもなく、かといって生クリームそのものの味で勝負できるほど美味しいクリームでもありません。多分、植物性生クリームではないかと……。
変に舌にベトつく印象があるこのクリームは思いの外たっぷりと入っていて、その下のマンゴプリン層にまでおおいに影響を及ぼしてくれるものになってしまっていました。マンゴプリンは、果肉の粒がざくざく入る、かなり濃厚な味のもの。クリーム分も感じられますが、それ以上にマンゴーの存在感を強く感じる、最近ではちょっと珍しく感じるほどのマンゴーマンゴーした生地です。ですが、その果肉が今ひとつ美味しくありません。ちょっと渋みも感じられる果肉の粒はアップルマンゴーを使用しているようですが、繊維質もてんこもり。果肉の食感が楽しめる反面、ざらりとした口当たりも同時に伝わってきてしまいます。それでも、昨今"なめらか系"ばかりが目立つケーキ屋さんマンゴプリンで、珍しいほどのこの存在はちょっと嬉しいものだったりも。
惜しむらくは、上部の植物性っぽい生クリーム層の存在です。このクリームが美味しかったらかなり嬉しいものなのに……。
[03.06.21/6.22改訂]