ケーキショップのマンゴプリン 2003  

Au Fin Palet


 

銀座 三越デパート内ショップ

400円

銀座の三越デパート、「Au Fin Palet」("オーファンパレ"と読むそうです)というケーキショップに「マンゴープリンのタルト」なる品を発見しました。
「30日までの期間限定品」とのことで、6月いっぱいまでの商品のようです。直径8cmほどの、小ぶりの可愛らしいタルトの中央にずももももーんと艶やかなプリンが顔を覗かせています。周囲にもマンゴー果肉が細かく飾られていて、いかにもマンゴーマンゴーしたデザートです。

商品札の脇には、手書き文字でのケーキ案内の札もついており、そこには
「季節限定マンゴープリンのタルト」
の文字と共にケーキの断面を描いたイラストにケーキ構造の説明書きがありました。底部から、
 さくさくのタルト・生クリーム・アーモンドクリーム・ふるふるマンゴープリン・マンゴー・生クリーム・ピスタチオ
となっているようです。

外見はかなり可愛らしく、散らされた果肉の美しさに心躍る品だったのですが……これが、今シーズン最低最悪の品ではないかとシーズン半ばにして確信してしまうほど、クソ不味いマンゴプリンデザートでございました……。

目当ては中央のマンゴプリン部ですから、そこからフォークを刺していきます。タルト生地もクリームも添えないプリンだけの味を一口味わってみると、口に広がるのはマンゴーの存在感など微塵もない、香料てんこ盛りの"マンゴープリンミックス"系のすさまじき風味。プリンの素を使ってあれこれ創意工夫を……などという事さえ感じさせない、本当に「プリンミックスに水が牛乳入れて混ぜて固めただけ」な味でした。

このタルトの中心部分を形成しているプリン部がそんな感じですから、もう何もかもが怪しく思えてきてしまいます。妙にしっかりと形づくられているタルト部分もどこかの下請け業者からのタルト型をそのまま使ったものでは?という気がしてきますし、そういえばタルト部分からリッチなバターの味わいや香ばしさは少しも感じられないわ、とか。周囲を飾るマンゴー果肉は確かにマンゴー果肉ではあったのですが、プリン部分から猛烈な異臭が漂ってくるものですから果肉の美味しさも少しも感じられません。何だかこんにゃくゼリーでも食べているような感覚です。

フルーツのタルトに定評のあるケーキショップのようですが、もうちょっと"マンゴプリン"というものに愛情を持って接して欲しかったです……。ここのお店のケーキは二度と買わないぞと決意したくなるほど、トホホな品でした。とほほほほ……。

[03.06.26/06.27更新]