6月23日付の朝日新聞、「ちばマリオン」なるローカル記事に、興味深い記事が載っていました。その名も「亀ゼリーは香港の味?」なるものです。以下、引用して御紹介します。
香港から香港デザート&点心の店「香港スィーツ」が上陸。タイの黒もち米など珍しい食材を使ったタピオカ入りココナツのほか日本人向けに手加減しない味がズラリ。究極の一品は真っ黒でトロミのある亀ゼリー(400円)。この味は食べた人だけ知っている。東京のマイシティ新宿地下2階で。
(朝日新聞 2002年6月23日 35面より)
とのことでした。
「香港スィーツ」、その名前からして、「こここ、これならマンゴプリンがないわけがない!」と思ってしまうわけです。行ける日をずっとずっと狙い続け、やっと1週間ばかりして訪れることができました。
そのお店は、マイシティの地下2階、奥に奥にと進んでいって、肉売場なんかも近くなってくるあたりにあります。洋菓子売場などではありません。位置づけはすっかり「お総菜」という感じなのでしょうか。
カウンターと冷蔵ケースが並ぶ、小さな小さなお店ですが、入り口には
"医食同源"をお手軽にテイクアウト。高級店でもなかなか口にできない逸品から定番メニューまで、健康と美容と考えた広東風の甜品(スイーツ)と点心が楽しめます。
と説明がありました。
その冷蔵ケースの中の魅惑的なこといったら!!!!
噂の「亀ゼリー」はもちろん、「杏仁豆腐」「マンゴプリン」「タピオカココナッツミルク」といった定番ものの他、お餅のようなデザートから「グレープフルーツとマンゴ入りミルク」といったマイナーに位置するものまで、10種類ばかりがあるでしょうか。カウンターには揚げ胡麻団子が3個で150円というお値打ち価格で売られています。
この時点での荷物が多く、本当だったらマンゴプリン1個買って引き上げるところでしたが、思わずあれもこれもとたっぷりお買物してきてしまいました。デザート類は、およそ1個300円と、そこそこお手軽な価格です。
そして、そのマンゴプリン。
足つきのプラスチック容器に固められたそれは、もうどこから見ても「果肉たっぷり〜〜〜!」と踊りたくなってしまうようなものでした。外見だけでそそられるマンゴプリンは久しぶりです。
そしてその味も、期待に違わぬものでした。ふわんと柔らかい生地からは、生地そのものからもマンゴー感がたっぷりと漂います。ミルクもたっぷり、果肉もたっぷり。酸味は少なく、甘味は少々強めではありますが、その色や舌触りや味わいは、かなり香港で味わうそれに似ています。酸味のない、生臭さも青臭さもない、なのにこれだけ果肉がざくざく入るマンゴプリンというのは嬉しい限りです。しかも値段は300円!久しぶりに胸踊る逸品でした。
そしてそして。一緒に買った他のものもめちゃめちゃ美味しかったのでした。
「ココナッツプリン」は、あのハート型のマンゴー型に固められており、それが300円。ココナッツの風味がこれでもかとする、モチモチしたプリンです。
そして「杏仁豆腐」はしゅわっと口の中で溶けていく、絶品の固まり具合の素敵なもの。「楊枝甘露」(グレープフルーツとマンゴ入りミルク)は、大きな白磁のカフェオレボウルにでも入れて飲んだら、気分はすっかり「糖朝」かなぁという感じです。
なんとも嬉しいお店との遭遇に、心ときめく週末となりました。
[02.06.29]