マンゴプリンの作り方 マンゴーピュレ使用  

〜パークハイアット東京バージョン〜


 

【10〜12個分】

板ゼラチン 7g
牛乳 200cc
ココナッツミルク 50g
グラニュー糖 46g
生クリーム 125cc
マンゴーピュレ 250g
サワークリーム 50g
ソース
 ココナッツミルク 100cc
 牛乳 75cc
 グラニュー糖 10g
飾り用
 ミニタピオカ 10g
 アロエゼリー 適量


ゼラチンは水につけてふやかしておく。牛乳とココナッツミルクを温め、熱いうちにグラニュー糖とゼラチンを加えて、泡立て器で混ぜながら完全に溶かす。
鍋底に氷水をあてて人肌まで冷ましたら、生クリームを少しずつ加えて混ぜる。熱いうちに、生クリームを入れると分離するので注意。
別のボウルにマンゴーピュレとサワークリームを合わせる。サワークリームにマンゴーピュレを加えるときは、ダマにならないように、少しずつ加え混ぜる。
3に2を少しずつ加えて混ぜ合わせる。グラスに静かに流し、冷蔵庫で冷やし固める。タピオカとアロエゼリーをかざり、ソースの材料を合わせて上からかける。マンゴーのきれいな黄色が映える容器を選んでほしい。
タピオカはたっぷりの沸騰したお湯に入れ、湯の中で踊るくらいの弱火におとす。全体が透き通り、ほんの少し芯が残る程度にゆで上がったら、冷水にさらす。

『料理王国』1999年3月号(料理王国社)掲載のレシピです。
巻頭特集が「とっておきのお菓子屋さんファイル'99」。その中の「腕自慢の若手お菓子職人ファイル1999」にパークハイアット東京ペストリーブティックのマンゴープリンが載っていました。
職人は横田秀夫さん。レカンや全日空ホテルなどに勤めた後、94年からパークハイアット東京のペストリーシェフになったのだそうです。

1ページ使って紹介されるレシピと写真は、まさにあのテイクアウトマンゴプリン
足つきの滑らかなカーブを描くぽてんとしたガラスの器に濃厚な黄色のプリン生地が入り、上には柔らかなクリーム、透明感のあるタピオカとアロエゼリーが飾られて、上に載るマンゴーの果肉の黄色が一層美味しそうです。

レシピ下の説明には、

香港やシンガポールで食べるマンゴープリンは、マンゴーに甘みを少したして固めただけのシンプルなものなのに、とてもおいしい。
「あれは、マンゴー自体が風味豊かだから」
と横田さん。残念ながら、東京では木で熟した香り高い完熟マンゴーが手に入らないので、サワークリームや生クリームをプラスして、コクや口どけのよさを補った。いわば、フランス菓子仕立てのマンゴープリン。
 ほどよい酸味とコク、トロピカルな風味。生クリームをホイップしないで混ぜているので、口溶けのよさもすばらしい。
 横田さんが使っているのは、フランス製のマンゴーピュレだが、季節がきたらよく熟した生のマンゴーをミキサーにかけてもいいそうだ。
「スーパーで、ときどき熟しすぎて安くなっているようなのを見かけるでしょう。あれで、いいんですよ」
とありました。

「フランス菓子仕立て」ながら、洋菓子特有の濃厚さや彩り豊かな華やかさは無い、限りなくアジアデザート的なマンゴプリン。
マンゴーピュレは缶詰にあらず、缶詰使ったらおそらく期待した美味しさは得られません。
冷凍もののピュレを入手したときか、あるいは果実の美味しい季節に是非作りたいプリンです。

[99.10.05]