そして、他の材料を揃える


マンゴーが手に入ったら、早速プリン作りです。
好みのレシピを選んで、いざいざいざ。
良く出てくる食材について、簡単に説明します。
● 乳製品
・ 生クリーム
原乳を乳脂肪と脱脂乳に分離し、乳脂肪部分をパック詰にしたもの。
「ホイップクリーム」は、純正生クリームの場合もありますが、植物性油を使用したものもあるので注意。
プリン作りには、何と言っても牛乳100%のものが一番です。植物性のは、どうもベタついて風味も悪く、いけません。
しかも、「四つ葉」「タカナシ」「Nakazawa」などの高級ブランド生クリームを使用した時の威力たるや、そのリッチなこくはすばらしいものがあります。
・ コンデンスミルク
濃縮加糖練乳。イチゴの季節におなじみのやつです。
チューブ入りと缶入りが売られています。
真夏にはあまり見かけなくなり探すのに難儀するので、イチゴの季節に多めに買いおきしてみたりします。
ただ舐めても美味しいし、お湯に溶かして飲んでもかなりシアワセです。
・ エバミルク
濃縮無糖練乳、つまり、コンデンスミルクの無糖バージョンです。
風味はまんまコンデンスミルク、その甘くないやつ、といった風情。コンデンスミルクのようなドロドロなものではなく、どちらかというと生クリーム寄りのさらりとしたミルクです。
生クリームより脂肪分は隨分と低く、生クリームとは全然別物。かき混ぜても泡立ちません。
Nestle社のエバミルク缶の説明には、「生乳を1/2.5に濃縮し〜」とありました。
ってことは、エバミルクってのは「特濃9.3牛乳」ということになるのでしょうか?^^;
出来上がったマンゴプリンには、このエバミルクをかけていただきましょう。更に、レシピによってはマンゴプリン生地の中にたっぷり入れていたりもします。生クリームほどギトつかないので、適度なミルク感をプリンに加えることができます。
缶入りで、デパートや大きめのマーケットで手に入れる事が出来ます。
プリン作りで余ってしまったら紅茶に入れて濃厚なミルクティーを楽しんだり、シチューに入れて濃厚なシチューを楽しんだり、コーヒーにも入れて濃厚なミルクコーヒーにしたり(濃厚もんばっかりやん)。

● ゼラチン・寒天
・ ゼラチン
タンパク質の一種で、動物の骨や皮に含まれている成分です。
ゼリーの材料として既にお馴染みです。
板状、粉末の2種類あります。
板状のものはともかく、粉末のものならば近所のスーパーで簡単に手に入るはず。
板状でも粉末でも形状の違いのみなので、代用可能です。
・ 寒天
ところてんの材料で、原材料はテングサなどの紅藻類です。
こちらもゼリーの材料となりますが、ゼラチンとの大きな違いは凝固点。
寒天は40℃程度で凝固するので室温で容易に固まり、一度固まったものは80℃以上に熱さないと再び溶けることはありません。
現在は粉末のものが多く出回り、棒寒天はあまり見かけなくなってきています。
扱いも、粉末のものの方が簡単。棒寒天は水につけて戻した後、裏漉ししなければなりません。
入手は、大きめのマーケットやデパートで可能です。製菓コーナーにあったり春雨などと並んでいたりと、場所がいろいろなので探すのがちょっと大変。あきらめずにお店の人に聞くと持ってきてくれたりします。
・ アガー
海藻から抽出したゼリーの素ですが、寒天とは違うものらしいです。
粉末状で、60度の熱湯を加えると溶け、室温で固まります。
ゼラチンや寒天より透明感があり、口あたりもなめらかとの事。
今のところ、恵比寿三越地下食料品売場と、「ベターホーム」という会社の通信販売カタログの中でしか見てません。

● ココナッツ
・ ココナッツミルク・クリーム
ココヤシの内側の白い胚乳をフレーク状に細かく削り、水を加えて搾ったものをココナッツミルクと言います。
さらりとした水分の多いものをミルク、濃いものをクリームと呼び、タイ料理ではこれを使い分けているようです。
品質の良いココナッツミルクだと(料理研究家の先生曰く、タイの「CHAO KOH」ブランドが一番良いとのことです)、静置しておくと下部に半透明の汁が沈み、上部にクリーム状の濃厚なものが浮き上がってくるとか。「ココナッツクリームを使用」というときには、その上層部だけをそっとすくって使うのが良いみたいです。もちろんかき混ぜれば「ココナッツミルク」として使えます。
日本で書かれるレシピにおいては、「ココナッツミルク」も「ココナッツクリーム」も、共に広義の「ココナッツミルク」として扱われることが多いように思いますので、そう厳密にこだわる必要はないかもしれません。
エスニック食材を扱う店には、大抵置いてあります。
・ ココナッツパウダー
ココナッツクリームを乾燥して粉末に加工したものです。
クリームよりも油分は少なめでさっぱりしています。
タイ製のものがほとんどで、エスニック食材を扱うお店には大抵置いてあります。
・ ココナッツロング
ココヤシの実を乾燥し、紐状にカットしたものです。
レシピの中では飾りとして登場しているだけですので、あまり重要視する必要はないかと思います。
製菓材料として広く使われているので、デパート、スーパーの製菓材料コーナーで袋入りのものを簡単に買うことが出来ます。

● その他
・ カスタードパウダー
このページの食材の中で、最も入手が難しいものです。
中華食材としては吉士粉(ヂィシーフェン)という名前があり、カスタード餡などに使われています。
澱粉、食塩、バニラ香料、黄色の食用色素を合わせたもので、香り・色づけに使用します。
中華街の食材屋、合羽橋などの業務用食材屋には多く置いてますが、それ以外ではなかなか見かけません。
私はたまたま明治屋で発見し、購入しました。400g入りのNestle社のものです。
イギリス系デザートに出てくる、とろりとした甘さの少ないカスタードクリームを作るときなどにも使えます。
・ コーンスターチ
トウモロコシを原料とする澱粉分です。
シチューのとろみつけなどに使用しますが、スーパーで簡単に手に入ります。
だいたい小麦粉の並び、もしくは製菓コーナーにあります。
[99.06.08記述]
[02.06.22改訂]

【追加情報】
余談ですが,マンゴプリンを作る時の材料のことを3点程言わせて下さい.
1.生クリームは35%の物が望ましい,45%〜47%の物を使用する時は牛乳で調整すると良いとのことです.(夏場は特に軽く)
2.コンデンスミルクはネスレの商品が良い.(味が良い為)
3.ココナツミルクの缶はブルー缶が良い.(固まりにくい為)
以上の事は一応専門に職業としてされている方の意見です.

(みほさん)[99.06.21]

プロの方の意見という、貴重な情報です。
コンデンスミルクやココナツミルクにも色々あるのですね(びっくり)

(せりあ由紀記入)