| 嗚呼、愛しのM井さん |
腐女子な貴女に「"攻め"の反対は?」
と聞かれて、「守り」と答える人には全然つまらない話。
でも、間髪入れずに「受け」と答える人にはきっと楽しい、
ある男たちの文通内容。
「時折、春の兆しを思わせる暖かさもある今日この頃、
あまり暖かくない話題が身近にございます。
(中略)
3ヶ月に及ぶ長期出張が無事に終わりを告げ、晴れて自宅に
戻ることが叶ったのですが、なんか足が痛かったので検査したところ、
疲労骨折で左足の甲(中指の骨)が折れていました。」
(某月某日 サラリーマンM井(仮名)さん(独身)語る)
「疲労骨折とのこと、大変ですなあ。お大事に。
M井さんさー、いつも微妙に(微妙に、じゃないか)
無駄なところで力使いすぎなので、手抜きっつーか、
肩の力の抜き方を覚えた方がいいですよ。
たとえば、「受け様(うけさま)」と言われても
「はいそうですが何か」と言えるようになるとか。」
(某月某日 サラリーマン某氏(妻子あり)語る)
「肩の力を抜けと言われても、レストラクチャハによる
人材再活用の対象ともなれば、全力を出そうといふものです。
ましてや、受け様などと呼ばれて「はいそうです」と
答えるわけにはいきませぬ。決して。」
(某月某日 サラリーマンM井(仮名)さん(独身)語る)
"疲労骨折"という響きの耽美さといい、なお強情に
「はいそうです、と答えるわけにはいきませぬ。決して」
とか言ってる健気さといい、
だからM井さんは「受け様」と呼ばれちゃうのよ。
わからないかなぁ……。
ともあれ、早く骨折治してね。
("受け様"と呼ぶ極悪張本人、語る)
[04.02.26]
友人"M井さん"シリーズ6弾 〜愛されてるなぁ久しぶりにここも更新。
久しぶりのネタは、やはり彼でなければなりません。
最後の邂逅から早や半年になろうとしつつも、時折メールのやりとりはしています。
11月に、ちと目を悪くした時にはとっても心配してくれました。
心配の仕方が、また彼らしいというか何というか……。
とっても嬉しかったのですがとっても笑えたので、思わずここでご紹介。
(本当のメールはもっともっと長いのですが、ごく一部だけ)
[02.11 視力低下直後にいただいたメール]
>>由紀殿の目の調子が悪い、との一文で
>>少しばかり気になりましてございます。
>>毎日元気いっぱいで食欲魔神な生活をされている由紀殿では
>>ありますが、環境の急変を力業でカバーした反動とか
>>あるかもしれません。
>>ともかく、ゆったりとくつろがれることが必要かと
>>想像します。
「環境の変化を力業でカバー」に、深刻な事態中だったのに大笑い。
なごみました。
[02.11 数日後、治療開始後にいただいたメール]
>>由紀殿に於かれましては、それほど脆弱な構造では
>>なかったためか、これまでレッドゾーンを
>>あまり超えなかったものと小官は愚考いたしますが、
>>無補給で長期に渡る戦線を維持するには、出力を抑え
>>守りに入ることも必要かと存じます。
>>或いは回復の後、数日間だけでも帰国し、
>>我が国の誇る讃岐うどんやオタク道文化
>>(派生としてやほひ道あり)をその身いっぱいに補給し、
>>再び渡米などされるのも良いやも知れませぬ。
貴方は銀英伝のキャラクターですか、とツッコミたくなる軍師なメール。
そう、ちょっと日本の漫画が懐かしくなってた時期でした。しかし……
「"やほひ道"は卒業しました」と伝えても
きっとこの人は聞いちゃくれないんです。
(会う度会う度"M井さんって受けキャラだよね"とからかいまくってるし)
[02.12 クリスマス時期にいただいたメール]
>>嗚呼、愛しき長期休暇よ。
>>入社以来、君に出会いしことなかりけり。
>>ときに由紀殿、目の方はもう完治して憂いもなしと
>>なったようで、喜ばしいことです。
>>技ありを食らったものの、あらためて環境の変化を
>>力とステロイドでねじ伏せた、といふところでしょうか。
>>再会の日まで壮健なれ。
「再会の日まで〜」は最近M井さんがよく使っているシメの言葉。
流麗というか珍妙なというかな文章のヒダヒダの合間に
心配する気持ちやら懐かしさやらその他諸々の感情が感じられて
「いつもウケウケウケウケ言ってからかってすまんM井さん」
と懺悔したくなりました。(大体いつも懺悔したくなるだけで終わります)
"生M井さん"に久しく接することなくて、ちょっとM井さんが欠乏している我が家。
早くアメリカに遊びにいらっしゃいな、パンケーキ100枚で歓待するからさ。
[03.01.05]
友人"M井さん"シリーズ5弾 〜そのテイスト溢るるメモの謎
我らが友人、M井さんは常にA4サイズ(開くとA3なので非常に巨大だ)のノートを
2冊携帯している。
1冊は仕事用で1冊はプライベート用。
電車内、町中、食事中、至る所で思いついたことをメモしているらしい。
そのノートは絵あり表あり文字ありで、
しかも愚痴のような呟きのようなものも多く記されている。
ある時期に彼が何を考えていたのかを知るには、
その頃の日付のノートを見せてもらうのが一番手っ取り早い。
M井さんのインナーワールドそのものたるこのノートから、
今回はちょっと抜き出させていただいた。
(以下、若干濃い文字のところが抜粋)
6/26 車とかはぜったい買っちゃダメ。また貯蓄がマイナスになっちゃうから。
……マイナスになっちゃうらしい。
6/18 あと少し。今日と明日をのり切れば。
のり切れば、どうなるのか。(激ジョブなのね……)
7/6 昼食も夕食もとれないままもう21時。ひどすぎる。
→もう22:20。やってられね。ってゆーか食事とらせて。
たいそう忙しかったらしい。
7/9 いつのまにかとぶように日々が過ぎていく。
ますます忙しいらしい。
7/17 基本方針として午後は半休とす。夕刻、18:00前には歯科完了せり。
何故かここだけ文語調。方針は貫徹できたのかが気になるところ。
7/26 K端かI和にきく。メントールぬると冷たい感じがするのはどーして?
どーしてだろう???
7/26 「東京吉野家マップ」とかないですかー?
……ないです。
8/8 今日は銀河高原3缶OK
のまなきゃやってられません
すいみん時間を削らなきけりゃPCセットもできない
自分で自分に「3缶OK」と許可出しするあたり(しかもメモするあたり)、彼のテイストが溢れています。
そうね、3缶飲むのよね、うんうん。
9/? 志は低い方が長続きするので志を低く、しかしすうこーな目的いしきにて進むべし。
「すうこー」「いしき」は原文ママ。内容は立派なのに、どーして平仮名になっちゃうか。
10/4 やること。
□ ○○にメイル
□ 銀河高原びん×4
□ よく眠ること(=体長を戻すこと)
チェックリストになっていて、全てにチェックがついていた。
「ビール×4」も「よく眠ること」も完了した模様。
(ビールは買ったのかそれとも飲んだのか)
……今回も楽しませていただきました。合掌。
[01.10.13]
〜 友・M井さん回顧録 〜
「人の心に残るものは」
当時、大学生だっただんなが回すビデオカメラに向かい、
M井さんはそう切り出したのだという。
場所は合宿所。お題は「この合宿の抱負」。
サークルの部員がふざけ半分に次々カメラに向かって話していく中、
M井さんは至って真面目な顔で、今も涼しげな目を当時もそのままに
言葉を紡いだのだそうだ。
「人の心に残るものは、良いものと悪いものです。」
「……私は、皆の心に残るM井さんでありたい。」
迷言である。もとい、名言である。
良くも悪くも人の心に残ろうとするM井さんの決意、
誠に天晴れだ。
……で。
「ほらほら、みんなの心に残りたいんでしょうM井さん。」
とよってたかって後輩に酒を強要されたM井さん、
数時間後に青い顔して吐きまくることになったとか。
……きっと皆の心に残ったことでありましょう。
愛されてるわぁ。
[00.12.29]
友人"M井さん"シリーズ3弾 〜その雅な文体を探る
一部で人気の、友人"M井さん"。
今日は彼の承諾を得て、その雅なメール文体の一部を御紹介。
いや、口調は普通なんですよ、割と。「割と」ってのが大変微妙な表現ではありますが。
かくして牛スジとわたくしは本日出会う運命となり申した。
(我が家での"牛スジの宴"当日に届いたメール)
ちなみに題名は「運命とはかくも悪戯に囁くものや」
梅雨空の鬱陶しさの如きスバラシヒ御仁は、ますますもって御健勝のようでお悔やみいたします。由紀殿の号泣は、この季節の雲の流れをも揺さぶり、大粒小粒の雨だれにて悲壮なる旋律を奏で、思いの丈を我々に伝えることでしょう。
(私が出した、仕事の愚痴メールに対してのお返事)
ときに、桜の季節に御座います。春を包むかぐわしき生野菜+エビはやさしく暖かい風を纏うが如き味覚を、我々にあたへてくれることでしょう。
年度の移りゆくひとときは、ほのかに希望と切なさを感じさせます。
あと激ジョブの疲労も。お体を大切に。
(春先に開催された"生春巻の夕べ"直前に届いたメール)
ときにわたくしわ此の度お見合いなどいたすも見事、破談とならん。此の星に馴染むはむづかしきことなり。
(ごく最近に届いたメール)「み、見合い〜〜!?」と驚嘆させる内容も含め、いつも非常に感慨深いM井さんメールです。
「そりゃ"M井さんの星"じゃそうなんでしょうけどね」
なんて散々言っていたら、彼自ら「此の星の人々は」なんて言うようになってしまいました。
味わい深いですね。
ではまた次回(←続くんかい!)
[00.10.29]
友人"M井さん"直撃ヰンタヴュフ
前回の掲載からこっち、
妙に人気の出ている友人M井さんなのであった。
というわけで彼に直撃インタビュー♪
……ありがとうございました。
Q. "M井さん個性的でステキ"という意見が各所から出ているのですが。 A. 端から見るのみならづ、至近距離にてご覧になってもなお「ステキ」とおっさるのであればわたくしも大変感激に御座います。
Q. 今、最も熱中しているものは何ですか?その理由は? A. ひとつはめし画術(※M井さんが編み出した人体描写術です)、もうひとつはピアノ演奏に御座います。日本に漫画省があれば、めし画術が小学校教育課程に導入され、だれもが漫画を楽しく描けるようになるのは間違いありませぬ。
また、ピアノ演奏も両手だけで弾くことの限界を皆が知れば、いづれ足鍵盤も開発されることでしょう。さすれば手足の両方で1つの音楽を奏でることが日本においても標準となり、誰もが楽しい音楽ライフを送れるので御座います。
だいたい今の鍵盤とかPCマウスとかは、足で扱うようには出来ておらづ、不便で仕方がありませぬ。これは足を使う習慣がそれほど浸透していないことに依るものと聞き申した故、足を使うことを定着させるのが第一課題と思ふところ。
遠き途かな。
Q. "ヰンタヴュフ"などの個性的文字使いの起源はあるのでしょうか。 A. わたくしわスバラシヒ絵を描いたり、ウツクシヒ音楽を奏でたりするのが大好きで御座います。それわ、心の内より浮かび出づるヰメヱヂを表現したく思ふ、人の持つ根元的な願望より出でたるもの也。
起源はきっと誰もが抱いて止まぬものと思ふ。良き哉良き哉。
Q. M井さんにとって「お洒落」とは? A. 機能美と、ウツクシヒ紫とを兼ね備へし服を着て、自転車で街を闊歩することはお洒落かと思ふ。
ちなみに冬のコホトにケヰプを装着できるよう、馴染みの洋服屋サマと一緒に試行錯誤を続けておりますが、此の程なんとかプロトタヰプ(防水部分のみ)が完成いたしました。先日の台風でも、此の身を雨より守りぬるスバラシヒ、我がケヰプ哉。
Q. この星の人々にメッセージをお願いします。 A. 誰もが絵を描いて、誰もがピアノを弾いて作曲をして創作をしてPCモニターを部屋に四台置く(メモリーは1GB)そんな当たり前の日常を共有できたらスバラシヒと思ひます。足マウスが一般的になって、いづれ機能ではなく色デザヰンで足マウスを選ぶ、そんな未来も楽しみです。
其れを望む人間がもっと多ければ、来年にでも実現する、そんなささやかな願望ではあるのですが。
やっぱり貴方、ヘンっすよM井さん……。
[00.08.21]
街角ウォッチング 「友人、"M井さん"」
全然「街角」ではないんだが、
私とだんなの大切な友人"M井さん"の変人ぶりをここに一挙御紹介。
● その口調
M井さんは、1年後輩にあたるだんなにも、
そして3歳年下である私にもいつも敬語だ。
しかも時折文語調になる。
「やむを得づ遠慮せづにお呼ばれいたす所存に候。」
なんてメールが届く。饒舌だ。流暢でありしかし妙である。
"M井文体"、ひそかにファン。
● その装い
M井さんはいつも
黒ズボン・白Yシャツ(中に半袖黒シャツ)・寒色系ジャケット、
といういでたちである。
「そういえば柄シャツって着ませんよね」
と聞いたところ、
「わたくしはこの白いシャツを14枚持っております。」
「ちなみに下の黒いシャツは20枚ほど、」
「黒ズボンは4本ほど所有しています。」
という答えが返ってきた。
● その夜姿
「お泊まりセットを持ってきました」
という。いつもだんなに借りている夜着だが、
持参の寝間着を着たM井さん。
半袖黒シャツに、黒ズボン。
……いつもと同じだ。
「違いますよ。ズボンがほら、着崩れてへたっているでしょう。」
「わたくしは、昼と夜の服装が変わることを好ましく思いません。」
だそうだ。
● そのこだわり
M井さんは凝り性だ。
切磋琢磨を怠らない。
その熱意は
「足でキーボードを弾くこと」に向けられたり
(理由は"そうすれば両手を加えて4重構成の音が出せるでしょう?"だ)
「オリジナルコートの作成」に向けられたり
(理由は"市販のコートではわたくしの要求に応えられないから"、だ)
「オリジナル画術の開発」に向けられたり
(理由は、"経験のない人がわかるような人物の書き方教授本がないから"、だ)
とにかくオリジナル色に富んでいる。
しかも極めた道のレベルは相当に高い。
まだまだある。
7つ道具ならぬ20道具くらいの"M井セット"を常に携帯し、
(中にはペンライトとかツールナイフとかそりゃもう色々入っている)
常にA4版のメモノートを持ち歩き、ことあるごとに絵を加えたメモを記し、
(「"開くとA3、たくさん描ける"と"立ったままメモとれる"がポインツに御座ります」、
と彼は言っている)
ついでに自転車修理キットからレンチ、ドライバーセットまで持ち歩き、
ゆえに鞄はいつでも10kg近い重さがある。
風呂は好まずシャワーを愛しているというのも最近知った。
(理由は"風呂につかると攻撃態勢がとりにくいから"とおっしゃってた)、
変ですねぇ。ぞくぞくしちゃいますねぇ。
こういう友人は大切にしなければ。
容姿端麗、中肉中背、彼女なし。
私たちは彼にぴったりな恋人ができるのをわくわくして待っているのだ。
[00.06.07]
【 これまでのM井さん登場日記 】
98/07/22 : 我が家に遊びに来た。
98/08/23 : 我が家に遊びに来た。ラハメンを作ってもらった。
98/10/22 : 我が家に遊びに来た。野菜料理喰わせた。
98/12/02 : 我が家に遊びに来た。豚味噌鍋喰わせた。
99/02/19 : M井さんの誕生日を祝う。
99/04/09 : M井さんに誕生日を祝ってもらった。
99/06/18 : 我が家に遊びに来た。トムヤムクン・生春巻きを喰わせる。
99/07/30 : 我が家に遊びに来る。タコス喰わせる。
99/10/25 : 我が家に遊びに来た。牛筋煮込み喰わせる。
99/12/08 : 我が家に遊びに来た。T澤さん交えて豚味噌鍋。
00/02/24 : 我が家に遊びに来た。T澤さん交えて水炊き。
00/04/13 : 我が家に遊びに来た。生春巻き巻かせる。
00/05/06 : 我が家に遊びに来た。餃子包ませる。
00/06/06 : 我が家に遊びに来た。「あの肉」を喰わせる。
00/08/21 : 我が家に遊びに来た。インドネシア飯喰わせる。
00/11/01 : 我が家に遊びに来た。焼き餃子喰わせる。
00/11/22 : 我が家に遊びに来た。汁なしチャーシュー麺喰わせる。ハマる。
00/11/28 : 我が家に遊びに来た。焼き肉たらふく。
00/12/25 : 我が家に遊びに来た。クリスマスだけど汁なしチャーシュー麺。
00/12/30 : 我が家に遊びに来た。ケーキで歓待。
01/01/11 : 我が家に遊びに来た。炭火焼き肉。
01/02/25 : 我が家に遊びに来た。T澤さんとその彼女さんと、豚味噌鍋。
01/04/25 : 我が家に遊びに来た。串揚げ揚げさせる。
01/05/28 : 我が家に遊びに来た。角煮喰わせる。
01/10/12 : 我が家に遊びに来た。魚介尽くし。
01/10/27 : 我が家に遊びに来た。豚汁と羽釜御飯。
01/12/19 : 我が家に遊びに来た。角煮大根と豚味噌鍋。
02/02/20 : 我が家に遊びに来た。セルフ串カツ。
02/04/03 : 我が家に遊びに来た。モツ煮込み喰わせる。
02/07/09 : 我が家に遊びに来た。豚の角煮とか喰わせる。
03/04/07 : メール届く。
03/06/15 : 電話で話す。
03/06/24 : 一緒に焼き肉〜。
03/07/17 : 我が家に遊びに来た。ひつまぶし喰わせる。
04/03/12 : 我が家に遊びに来た。日本酒と肴と。
04/03/13 : 飯田橋で飲み。
04/03/28 : 新宿御苑で一緒にお花見。
05/02/25 : ホルモン焼きwithホッピ〜。
06/01/14 : M井邸、初訪問。