ファミリー総本山〜琴平町「宮武」
いよいよ最終日。今朝は8時半開店の「宮武」に合わせてのスタートだ。眠い目をこすりつつ7時前に起床し、7時半にチェックアウト。色々世話になったSさんに「美味しいうどん屋、教えてくれてありがとうありがとう」別れを告げる。
今日は肌寒い。スプリングコートに中はユニクロの長袖シャツ、とういでたちではちょっとばかり寒かった。セーターぐらい持ってくるべきだったかもしれない。
高松市外の店は、大体において風光明媚なところが多い。今日目指す店は、その中でも特に風光明媚度が高そうなところが多く、そのロケーションもまた楽しみだ。
初手の「宮武」、ここもまた、周囲は田畑と山、という感じでなんとものどかな風景の中にぽつりとあるうどん屋だ。「宮武ファミリー」と称される一群の店の総本山で最終日の一食目を堪能。
計算通り、8時半を5分ほど過ぎたところで入店。客は既に5人ほど来ている。寒い寒いと思いつつ、「ひやひや」(←冷たいうどんに冷たいだし)を注文する私。あんなは「あつあつ」、そして名物ゲソ天は当然2本、そして息子にはコロッケを。テーブルにつき、おもむろにずぞぞぞぞーっと啜りだす。
太めの麺は、エッジがビシィッと迫力あるもので、微妙によれたり捻れたりしている。どしっとコシの座ったうどんはそれはそれは力強く、愛すべき喉ごしだ。カラッとした感じのだしもまた、うどんに良く似合っている。
昨年食して、痺れるほどの快感を味わったけれども、やっぱり今回もサイコーに美味しかった。ギュギュギューッと詰まったようなずしりとしたうどんは喉に舌に快感で、褐色がかったゲソ天の存在感も素晴らしい。巨大すぎるほど巨大なゲソ天をもぎゅもぎゅと噛みしめながら、うどんを啜る。周囲は「大」を注文する人、多し。この1軒で朝御飯を終えるなら、私もだんなも当然「大」を喰らうであろうし、しかもお代わりしちゃうかもしれない。が、今日もまだまだ先は長いので一杯のうどんで店を後にすることにした。この存在感、大好きなんだなぁ……。
琴平町「宮武」にて
ひやひや(小) あつあつ(小) ゲソ天 コロッケ |
230円
230円 2×110円 90円 |
本当に山の中だった〜仲南町「やまうち」
本日目指したい店は、どれもこれも離れているところばかり。近距離に位置する店も無くはないけど、営業時間を考えると、どうしても大距離移動を強いられてしまう。とにかく今日は、移動しながらのうどん屋巡りだ。
「ま、その間に消化されて腹にはいいかもね」
と、大移動。ペーパードライバーのだんな、おおいに頑張る。南下して目指すは山の中にある「やまうち」、これもまた「宮武ファミリー」の一角だ。
後ろの席から、だんなに向かって道順を指示。
「319号、ずーっとまっすぐ、とにかくまっすぐ、途中で32号に変わるけど、気にしないでまっすぐ」
「……どこまで?」
「まだまだまーっすぐ。山の中に入るまでとにかくまーっすぐ……えーと、"道の駅"を越したら1.5kmってとこ」
「了解」
車はどんどん山の方に向かっていく。まっすぐまっすぐを連呼して、辿り着いたところは飲食店はもとより、民家もほとんどないような場所だった。専用駐車場を発見して駐車し、案内板のとおりに急な坂を徒歩で上っていく。坂の下に置かれていた看板は、なんだかすごいものだった。わかりやすい新しめの看板もあったから分かったけど、これだけだったらとてもわからないぞ、と思う。
急な坂を100mほど上がっていくと、そこには突如として1軒のうどん屋(というか、ほったて小屋)がどどんと建っているのだった。扉を開けると、30人ほどは入れるだろうか客席と、湯気のあがる厨房が。既に客も大勢入っている。とても開店直後の朝9時過ぎとは思えないほどに。
ここでも私は「ひやひや」を(←ひやひや大好き女)。ついでに、ガラス扉のケースい入っていたシンプルなお寿司がそれはそれは美味しそうで、「私を食べて♪」なんて声まで聞こえてしまって、ついつい1皿所望する。代わりに、天ぷらは抜きだ。
このお寿司、めちゃめちゃめちゃめちゃ美味しかったのだ。具はにんじんと油揚げが入ってるくらいの、シンプル極まりないもの。酢の味は柔らかく、ほの甘く、これがもう「おばあちゃんのお寿司」みたいな感じでハートど真ん中にヒットした。うどんと、このお寿司(あと天ぷら)でエンドレスで食事できそう。
「ん〜!これ、美味しいよ、旨いよ!」
とだんなにお裾分け、息子にもお裾分け……したら、息子が「ちょーだい、ちょーだい、ごはん、ちょーだい」と騒ぎ出した。半分くらい、取られる。息子よ、君にはリクエストに従ってコロッケを買ってあげたじゃあないか……。
天ぷらをはじめ、いなり寿司とか混ぜ寿司は、うどんのオプションとして定番なものだけど、ここのお寿司は本当に美味しかった。涙ちょちょぎれた。
で、うどん。これもまた、いりこの風味がじわじわじわじわと主張してくる良い感じのだしだった。名店と表されるうどん屋のだしは、いりこのえぐみを感じさせないのにしっかりとした味がして、色味も綺麗なところが多い。ここもまた、飲み干した後に
「……は〜、やまうち、いいわぁ」
「……はぁ〜、やまうち……」
「……はぁぁ〜、やまうち」
と、ため息と店名を連呼してしまったほど、印象に残るだしだった。いかにも宮武系という感じのモチモチキュッキュとした麺もまた、素晴らしい。よじれのある麺は、「宮武」と比するとちょっと素朴な感じがする。周囲の風景がそう思わせるのか、年期の入ったおっちゃんの手によるような、なじみやすさのある麺だ。どしっとしてるのに、ギュギュッとしてるのに、優しい印象。
店の坂の前には、小さな池。池の向こうには、単線の土讃線。2両編成くらいの電車がカタタンカタタンと過ぎていく。時の止まったような光景の中のうどん屋さん。ステキだ……。
仲南町「やまうちうどん」にて
ひやひや あつあつ お寿司 コロッケ |
200円 200円 多分150円 多分100円 |
細くて柔らか、これもまた美味〜丸亀市「中村」
南下してきた車は、再び盛大に北上する。香川県を縦断するような勢いで、次の目的地は10時開店の「中村」だ。これまで非常に良い感じに開店直後の店に到着している。今度も開店後数分というタイミングで丸亀市に突入、急ぎ店を探す。
北上を続け、だが「このへんかな?」と思うところにその店は見つからない。通り過ぎて戻ってきて、今度こそ、と目を懲らして見ていると飲食店が詰まったビルの少々奥まったところに「うどん」の文字を発見した。逆から見ていると、まずわからない場所だ。
「あった!うどんうどんうどん!」
「曲がれ〜!いけ〜!」
3軒目にして、妙にハイテンションな私たち。
飯山町というところに、同じく「なかむら」という伝説じみたセルフうどんの店がある。ここの「中村」は、「なかむら」の店主の弟さんがやっているという店だ。葱は自ら刻まなければならないという、ワイルド感溢れた「なかむら」は、今回行ってみようと2日目に計画はしていたものの、あまりに満腹で断念してしまった店だった。せめて同系列の味を味わってみたい、とやってきた店だ。が、こちらはとても小綺麗な店。葱を自分で刻む必要は、ない。
サッシの扉を開けると、そこには開店まもない時間帯にも関わらず、15人分ほどの客席はほぼ満席という状態だった。続々と客が来ている。フロアにはおっちゃんが1人いて、それはもう丁寧にあれこれ声をかけてくれるのだった。
「はい、これ、釜玉ねー。そこに熱いだしあるし、テーブルの上に醤油もいいのよ」
「あそこのお皿の上に、好みの天ぷら乗せてねー。おむすびはあっちね」
何だか、ものすごーく"観光客慣れ"している様子なのである。それって、なんだか印象としては美味しくなさそうな感じなのである。しかも、入り口のとこには"あいだみつを風手書き文字"のメニューまであるのである。私たちにとって、"あいだみつを風手書き文字"はかなり鬼門だ。こういうメニューを掲げた店で、美味しい店はほとんどないからだ(たま〜に例外もあるけど)。店の中も小綺麗すぎるし、「こ、これ、もしかしてハズレ?」と偏見ばりばりに感じてしまったのだった。最初は。
だがだが、しかし。
ごめんなさいごめんなさい、疑っちゃってごめんなさい。めっちゃめちゃ美味しかったです。
私は「釜玉」。卵がどんぶりの底に入り、そこに茹でたてほやほやのうどんがこんもりと入ってやってくる。醤油にしようか悩んだ挙げ句、だしの味が気になるのでだしを少量かけてみた。麺の熱さとだしの熱さで、すぐさま卵はやわやわと半熟になっていく。その卵を絡めつつ、麺をずるずるっと。
細めのうどんは、少々平たい。ものすごくのびる、ぴよ〜んとした柔らかで滑らかな麺だ。コシの強さはそれほど感じられるものではないけど、この滑らかさはものすごいものがある。つるつるつるつるっと啜ると、喉にぴたっとくっつくような感触を残して胃にするする〜っと落ちていく。程良い弾力がある麺は、その極めつけの滑らかさで口にとても心地よかった。いりこの味がビシッと感じられるだしもまた、濃厚でものすごく良い。だんなの頼んだ「ひや」もまた、ツルンと滑らかな中にじんわりとしたコシがあって良い感じだった。いかん、すごく美味しい。どうしよう。
本来私は、宮武系のコシの強さをもってする「ひやひや」がとにかく好物だったのだ。他のタイプのうどんには少なからず物足りなさを感じてきた。が、これはヤバイ。例えて言うなら、ずっとケインコスギが好きだったのに「あら、藤井隆もけっこう好みなんじゃない?」と自覚してしまった気分というか(わけわからん)。ともかくも、全然傾向は違うのに「ああ、これもサイコー!こういうのも、たまらん!」と力一杯思ってしまったのだった。
長距離移動して、はるばる丸亀市までやってきた甲斐があった。思わぬ美味との出会いに、感謝。
丸亀市「中村」にて
釜玉(小) かけ(ひや)(小) さつまいも天 おにぎり |
全部で700円 |
更なる未知の領域へ〜琴南町「谷川米穀店」
車は再び南下する。また県を縦断するような勢いで。今度の目的地は11時開店の「谷川米穀店」だ。米屋なのに、うどん屋。全くわけのわからないこの店もまた、絶大なる人気を誇っているらしい。あまりなロケーションの凄さ(とにかくすごい山の中)に、前回は行くに行けない店だった。うどんを3玉腹の中に入れた今、胃はほどよく充満しつつ、でもまだ余裕はあるという感じ。ドライブしている間にまた余裕で食べられるようになる筈だった。
「11号から438号に右折。あとはず〜〜〜〜っと、まっすぐ」
「……どのくらいまっすぐだって?」
「いや、だから……とにかくまっすぐ。んとね、川が上流になるまで」
「どんなだ!」
などと会話しつつ、車は着々と山の中に入っていく。いつのまにか、道路と平行して土器川が流れている。目指す店は、この川沿いだ。「このへんで曲がるはずだけど……今ひとつ目印が……」とマップと周囲の光景を照らし合わせていると、いきなり開けたところに路駐の車がずらりと並んでいた。
「うわ!」
車が並び、左斜め後ろを見やると、長蛇の列。ここだ!発見!
店の場所はすぐわかったのであった。橋のかかる、ちょっと開けた空間に出た途端に路上駐車が溢れて行列ができているのであった。開店を30分過ぎて、列は長くなる一方、という感じの店だった。が、店だけを見ると、これが果たしてうどん屋なのかどうかはさっぱりわからない。「うどん」の文字はどこにもなく、代わりに「米」の看板が1つ。
それにしても20人以上の大行列だった。車は続々と増えている。一大観光地だ。
並びつつ、店の中を伺い見て敵状視察。わかりやすいメニュー構成だ。小と大、そして卵を入れるか入れないか、それだけらしい。だしはない。テーブルの上には醤油と酢、刻み葱と"自家製唐辛子漬"のみが置かれ、客は適当にそれらぶっかけ、かき混ぜて食べている。酢がある、というのも面白い光景だ。唐辛子というのも。
列は長いが、着々と短くなっていく。20分ほどでめでた店内に入り、壁際に椅子に座って麺を啜ることができた。
客のほとんどは「大」を注文している。どころか、「大」を喰った後に「大」をお代わりしているのだ。なんなんだそれは。これで4玉目を喰う私たちが驚く資格はないかもしれないけど、一気に4玉食べるというのは尋常じゃないぞ。あああ、女の人までお代わりを。ちなみに、ほとんどが「卵入り」を注文しているような感じだった。葱も醤油も酢もいっしょくたにしてよっくかき混ぜるのがポイントであるかのように、割とみなさま、そうしていらっしゃる。
まぁ、確かに、1玉は割と少なめの分量なのではあった。
茹でたてのあったかいうどんを丼にもらい、醤油と酢をちゃっちゃとかけて葱を乗せ、試しにと、唐辛子の漬物は小指の先ほど入れて、かき混ぜて喰ってみた。……ひゃ〜〜〜。
つるんつるんとしていて、ぴよーんとしていて、口のどの部位にもうどんがフィットするような、妙にしっとりと身体になじんでくるうどんだった。"温かい"というよりは"ぬくい"と表現するのがぴったりな温度のうどんが醤油と酢の風味をまとって胃にするりするりと落ちていく。食感は先の「中村」と似てはいるけど、また違った感覚だ。じんわりと口に広がる唐辛子の辛さは、いりこだしのうどんばかり食べていた舌にはやたらと新鮮だった。しかも旨い。うどんの新たな境地に一歩足を踏み入れてしまった気分だ。
「だんな、美味しいね」
横に座るだんなを見やると……もう、喰い終わっているのであった。席についてから30秒くらいしか経っていなかったというのに。呑むように喰えるうどん。驚異のうどんだ。
しかも。
「……なんか、これ喰ったらお腹空いちゃったよ」
「あ、私も。なんか消化薬みたいに食欲増進されちゃううどんだわ……」
「もう1玉食べれば良かったかなぁ」
「大にしても良かったかなぁ」
これ喰った所為で、前の3玉分の胃の圧迫感が軽くなってしまったのである。それはそれは危険なうどんなのだった。恐ろしいほど。
で、もう一つ恐ろしい事実に気がついた。写真……撮り忘れた……。
琴南町「谷川米穀店」にて
小 |
2×100円 |
唯一無二の味〜高松市「あたりや」
昼過ぎて、まだ4軒。今日のペースはとても遅かった。
効率性から言えば、あまり良い行程とは言えない今日のうどん屋巡りだ。だが、その分胃袋に余裕はできて、どの店に行っても美味しく食べられた。開店時間を念頭に回っていたので、どこに行ってもうどんのゾンビに相対することは無かったし。そういう意味では、これまでの4軒、それはそれは幸せな行程だった。ガソリンは隨分無駄になったような気がするけれど。
そして12時半を過ぎて、時間的にあと1〜2軒が限界という現在。
「この近辺、という意味では"小縣家"あたりとか……」
「……うーん」
「ちょっと遠いけど、"あたりや"に戻るか」
「うん、戻ろう。俺は"あたりや"に行きたい」
「そうだね、あそここそ、最後を飾るにふさわしい」
と、だんなとの協議の末、高松市に戻ることにした。私もだんなも、「一般店」にはさほど興味はない。讃岐うどんとして、一般にガイドブックなどに載る「長田」「わら家」「おか泉」「小縣家」あたりは、たとえ旨いと言われようとも、「行きたい熱」は格段に低いのであった。実際、「長田」も「おか泉」も前回それほどの感動はなかったし。
で、近場の「小縣家」はとっとと放棄して、「あたりや」を目指す。走行距離は3日間で300kmを越えた。うどん喰うだけのために、隨分と走りまくったことだ。
高松市街に入ったばかりのところ、パチンコ屋の駐車場の地下(といっても周囲の土地に段差があるため、地下だけどそこは屋外になっている)にある、小屋が「あたりや」だ。ちゃんとのれんは出ているけど、場所そのものがわかりにくい。「わかるかい!」と昨年ツッコミを入れつつ探して見つけた時には、何だか脱力してしまったものだ。
午後1時半。幸いなことに行列はできていなかった。すぐさま入って「ひやひや」を注文。この店は「宮武ファミリー」だからして、名物ゲソ天も置いてある。当然のごとく、だんなと私、1本ずつ皿に取る。道中、ずっと一緒に横からうどんを啜っていた息子は「おにぎりーおにぎりたべるよー」と宣言したので、彼にはおにぎりを。
だしと葱、両方かかって出てきた丼をトレイに乗せて持ち、小上がりのテーブルにつく。ガラスケースからゲソ天を取り、おにぎりも持ってくる。これが最後のうどんだ。急いで行けばあと1軒回れるかもしれないけど、何となく「あたりやが最後」がすっきりして良い感じだった。
独特の捻れがある、「宮武系」の麺は、キュキュキュッ締まりまくっている。同じ系統であるけれども、でも、ここのうどんには何とも言えない「若さ」のようなものがあるように思う。中から弾けそうです、といった感じのピチピチ感があり、系列の中ではここが一番私の好みかもしれないなぁと思う。本家「宮武」はおやじ的な渋さ、深みがあるのに対して、こちらは青春真っ盛りです、オラオラです、みたいな。相変わらずの麺は、噛みきるのがしんどいほど固めだ。歯茎も喉も歯も押し返されそうな強いうどんだ。このオラオラ加減が、なんとも心地よい。いりこ風味濃厚なカラッとしたいりこだしもやっぱり旨いし。
今日は散々「S級」と言われるレベルの店のうどんを食べ歩いて感動しきりだったけど、やっぱり最後にここに来ると
「あ〜、あたりや」
「はぁ〜……あたりや」
と溜息つきつつ店名を連呼してしまうのだった。
高松市「あたりや」にて
ひやひや小 ゲソ天 おにぎり |
2×250円 2×100円 100円 |
私的勝手なランキング
飛行機は4時半。現在1時半。まだ時間的余裕はあるけど、ここで今回のうどん屋巡りは終了した。
ちょっと早めに飛行場につき、3日ぶりの甘いものであるソフトクリームを幸福感に浸りながら舐めた。定刻通り飛行機は離陸し、帰宅は7時半。
「どのくらい行ったかねー」
と、事後、旅行中に買った『恐るべきさぬきうどん』の最新刊、5巻の巻末にあった「100軒以上のうどん屋を食べ歩いたうどん好き102人が選んだ私の好きなうどん屋さん RANKING BEST 50」を見ると、前回と今回のうどん巡りを合わせて、
・50位中24軒
・20位中18軒
訪問していたことが明らかになった。一応、美味しいと定評があるベスト20の9割は食べたみたことになる。
やっぱり好みはそれぞれなわけで、私もだんなも、「ん〜、好きな順はちょっと違うよね」「ん、俺も」と思っている。でも、ランキングに載っていた店は確かにどこも「なるほど」と思える店ばかりだった。
で、勝手ながら、私とだんなの好みの店も並べてみることにした。似たような好みを持っている私たちだけど、案外と違っていることにびっくり。
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