10月11日(火) ホテルプールと絶品飲茶とフードコート

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今日のスタートはインド料理

朝御飯は、ホテル内「StraitsKitchen」でブッフェスタイル。
 
私やだんなは「朝から食べ歩きも全然OK派」なのだけど、「美味しいパン屋さん」や「素敵なカフェ」ならまだしも、肉骨茶やカヤトーストの食べ歩きに母が乗るとは思えず。それに息子もねぼすけで、朝からお出かけなんてノーサンキューな人(若いのにねぇ……)。
 
で、前のホテルに続いて、このホテルでも朝食つきプランの予約にしたのだった。
 
マリーナベイ・サンズ同様、和洋中にインド料理、マレー料理と多種多様なこのホテルのブッフェ。純粋な品数だけだったらマリーナベイ・サンズの方が豊富だったかもしれないけれど、さすがグランドハイアット、並ぶ料理やサラダ野菜やフルーツ、どれもぴかぴかとしていて美味しそうだった。実際、美味しかった。
 
一番奥のインド料理コーナーでは、「ロティプラタ」という薄焼きパン……というかパンケーキみたいなものを次々焼いていて、それがカウンターに置かれた台に並べられていく。「あら美味しそう」とそれを2切れと、数種類のカレーを盛り合わせてテーブルに持って行った。
 
朝御飯からインドカレー。おいしー! 「朝からカレー決めてるの?お母さんすげーな」
と息子に評された私の朝御飯。
 
ベジタブルカレーとチキンカレーは、けっこうな辛さでスパイシー。
 
とっても美味しかったのは「卵カレー」。ゆで卵が1個丸ごとカレーになっているというもの。炒め玉ねぎベースのソースがたっぷり絡んで、これが絶妙に甘辛味で美味しかった。
 
お供に飲んだのは「すいかジュース」。想像以上に「すいか100%」の味で笑ってしまった。ヨーグルトコーナーには「ヤクルト」が置いてあったりだとか、たいそう豊富なパンコーナーとか、色々と幸せ。
 
麺コーナーも、充実してます 今日は食べなかったけれど、素敵だったのは、この麺コーナー。
 
どんぶりに自分で好きな具材(魚団子とかさつま揚げっぽいのとかお芋とか)を入れ、数種類ある麺(中華麺、ビーフン、平麺などなど5種類ほど)を選ぶと、シェフが麺を茹で、スープを注いで仕上げてくれる。
 
トッピングの青梗菜ともやしも一緒に茹でてくれ、綺麗に仕上げていた。
 
私はインド料理を平らげた後、「カヤトースト」コーナーでカヤトーストを作ってみたり。
 
コンロと薄焼きパンが並んでいて、セルフサービス。まごまごしていたら、カウンターの内側からコックコート着たホテルのお兄さんが出てきて教えてくれた。パンは両面こんがり炙ってから、たっぷりのバター(お兄さんに「たっぷりが美味しいぜ」と超リコメンドされた)を塗って、その上にカヤジャムもたっぷり。脇に温泉卵(湯に漬かった卵が、ちゃんと並べて置いてあった)添えて、もぐもぐ。
 
そういえばこのレストランには珍しく「日本食」は置かれていなかった。「キムチ」も。へえ珍しい……と、思いつつ、シメはヤクルトとチーズ数切れ、甘くて美味しかったパイナップルやパパイア、すいかをたっぷり。

Grand Hyatt Singapore」内「StraitsKitchen」にて
朝食ブッフェ

食後、私とだんなは部屋に戻らず、その足でホテル隣のショッピングセンター地階にあったスーパーに行って、お買い物。
 
普通のスーパーに行きたい、ごくごくフツーの……と思って探したら、「FairPrice」がすぐそばにあったのだった。
 
調味料、色々買いました〜 お目当ては、ローカルの調味料やジャム、お菓子などなど。
 
毎度お馴染みの肉骨茶スパイスミックスはちょっと良いめのを2種類選び、海南鶏飯用のスパイス(米に混ぜて炊けというもの)も2種類。なんだかジャンクな味になりそうな気もするけれど、お試しに。
 
海外のコンソメキューブは微妙に日本のと違う風味がして面白いのでマギーとクノール1種類ずつ、マレーシアのパイナップルジャムを見つけたのでこれも1つ。
 
そして今回は、海南鶏飯用の「たれ」をあれこれ買ってみた。いずれも海南鶏飯の写真がボトルに書かれているチリソースと醤油、そして「これが美味しい」と評判らしい「Soup Restaurant」というお店の生姜ソースとXO醤。
 
「Soup〜」のは、他のと比べると値段が数段お高め。でもこの生姜ソースで海南鶏飯食べると、とっても美味しいんですって。
 
商品はほとんど全て英語と中国語が併記されていて、両方合わせて読むとほぼ正確に「それが何か」わかるのがありがたい。中には日本語で説明が書いてある品もあった。
 
そんな感じで買い物したら、「これ絶対スーツケースに入りきらないし、そもそも重量オーバーになりますわ」という感じになったので、そのスーパーで段ボールも1つ貰ってきた。JAL便は「1人あたり、23gまでの荷物2個まで」という制限。「2個」は嬉しいけれど、23kg制限がなかなか厳しく、でっかいスーツケースだとすぐにオーバーしちゃうのだ。

Orchard 「SCOTTS SQUARE」内「FairPrice」にてお買い物
Frezfruit パイナップルジャム
New Moon 肉骨茶スパイスTraditional
翠松 Authentic肉骨茶スパイス
佳味Dancing Chef 星洲海南鶏飯醤
PRIMA TASTE 海南鶏飯醤料
SOUP RESTAURANT 三水姜茸醤
SOUP RESTAURANT 三水XO醤
GLORY CHICKEN CHILLi SAUCE
大華 Chicken Rice Soy Sauce
Maggi Chicken Stock Cubes
Knorr Chicken Stock Cubes
S$2.35
S$3.15
S$5.00
S$2.85
S$2.85
S$6.80
S$6.80
S$1.55
S$2.50
S$1.60
S$2.90

午前中は水遊び

そう広くはないけれど居心地の良いプールでした 今日はお昼に食事の予約があるので、午前中はのんびりしますか〜……と、ホテルのプールに行ってみることに。
 
私たちの滞在する棟の5階から行けるプールは、繁華街の真ん中にあるとは思えないほど静かで緑が溢れる居心地の良い空間だった。
 
それほど大きいプールではないものの、周囲には質のよいデッキチェアが並び、奥にはガゼボも3つ。
 
ここで昼寝したら気持ち良いだろうなぁ…… 泳ぎはしない(水着にもならない)ものの、プールサイドは大好きな母も一緒に来たので、1つ空いていたガゼボにタオルを敷いて、母はそこでごろごろ。
 
息子は「あんまり泳げるプールじゃなさそうだし、部屋でごろごろしてるー」と、部屋で留守番。
 
私とだんなは、泳いだり休んだりでのんびり水遊びを楽しんだ。
 
プールサイドには食事もできるカジュアルレストランがあって、「何か飲みたいわー」と母が言うのでメニューを見せてもらい、私と母はスムージーを、だんなはビールを注文してプールサイドまで持ってきてもらった。
 
真夏の空気の中で飲むスムージーは、もうもう最高。でも私のパパイアパイナップルスムージーの方はちょっとばかり甘さ控えめ。母が頼んだマンゴーパイナップルスムージーを味見させてもらったら、こちらが悶えるほどに美味しかった。うぐ、私もマンゴーにしておけば良かったー。

Grand Hyatt Singapore」内「Oasis Restaurant」にて
Smoothie - papaya with pineapple
Smoothie - mango with pineapple
Beer Tiger draft
S$13.00
S$13.00
S$14.00

絶品飲茶を食べに〜「SHANG PALACE (香宮)」

シンガポールは中華料理も美味しいので、「じゃあ飲茶も楽しめたりするのかしら」とちらりと調べたら、人気があるのはシェラトンホテル内の中華料理店と、シャングリラホテル内の中華料理店なのであるらしい。
 
どちらもそれぞれ魅力的だったけれど、「うーん、ホテルとして好きなのはシャングリラの方だからなぁ……」と、「Shangri-La Hotel」の「SHANG PALACE (香宮)」に予約を入れてみた。事前ネット予約でお会計15%offの特典つき♪
 
グランドハイアットからはタクシーに乗って10分ほどの距離にあるシャングリラ。繁華街からは少しばかり離れているから、ショッピングにはちょっとばかり不便かも。でもプールも広々しているし、「シティホテル」というよりは「リゾートホテル」な雰囲気が素敵。
 
ここは前回アフタヌーンティーに来たところで(予約したのに予約が通ってなくて、受付の女性にものっすごく失礼な態度を取られたのだった……「シャングリラは好きだけど、このホテルには絶対泊まらない」とあの時誓った私……)、母はロビー吹き抜けの上階を見上げて「あそこでアフタヌーンティーしたのよね」と懐かしそうに言っていた。
 
中華料理店は、ロビーフロア。
webサイトを見ると飲茶メニューは掲載されていなかったから、「もう飲茶、提供しなくなっちゃったって可能性もあったりする……?」と少し心配しながら向かってみたら、テーブル上にはチェックリスト入りの飲茶メニューがちゃんと用意されていた。
 
デザートを含めて40種類くらいの飲茶メニューが、中国語と英語の併記でずらりと並んでいる。「New」のマーク入りの品もけっこうあって、メニューはちょこちょこ変わっているみたい。
 
微妙に漢字がわからないのもありつつも、
「あ、これ、海老蒸し餃子だよね」
「この列の下から○番目が小籠包だよね?」
「排骨ありました、排骨!」
と、馴染みの文字を拾って、あれこれ注文。しっかりたっぷり満喫してきた。
 
シャングリラホテルで飲茶。前菜はみんな大好き焼物皿♪ 前菜はグランドメニューから、焼きもの2品の盛り合わせ。
 
叉焼と、皆大好きカリカリ豚バラ。
 
母の苦手な五香粉風味(というか八角風味?)はマイルドな叉焼は、しっとりとした口当たりでとても上品。
 
私の大好物のチャーシューパイも、むっちり具沢山で美味♪ いかにもラードで練った中華のパイ、という食感のチャーシューパイは、私の大好物。
 
外見から感じられる通りに、むっちむちとたいそう具沢山。
 
甘じょっぱく味つけられた叉焼がどっさり入っていた。
 
点心は、多くが「3個セット」と記されていたのだけれど、
「4個に修正できますよ?」
とスタッフさんが言ってくれて、皆で食べることができた。
 
手前は点心の王様、蝦餃。奥は海老の湯葉巻き揚げ そして点心の王様、蝦餃。
 
外見は申し分なく美しいし、こちらもまた、ぷりっぷりむっちむちの、丸っこい餃子だった。しゃきしゃき食感の筍入り。
 
なんだろう、「具はたっぷり詰めるべし」のポリシーがあるのかな。全体的に点心類、むちむちと具沢山なのだった。大歓迎だけど。
 
奥のは「鮮蝦腐皮巻」。
 
英語で「Crispy beancurd roll with prawn」とあって、「beancurdって豆腐だよね?豆腐がクリスピー?……おいしそう」と注文したところ、春巻風のが出てきて、「ああ!湯葉かぁ!」と合点した次第。
 
春巻の皮の代わりに湯葉を使った風な点心で、春巻とはまた違うサクッとした食感と、やっぱりしこたま詰まっていた海老のむちむちの食感の妙が楽しかった。
 
手前は確か桜海老の餃子、奥は定番、小籠包。 手前のは、確か「櫻花蝦蒸粉果 (Steamed sakura shrimp and chicken fumpling)」。桜海老と鶏肉の餃子で、「New」マークつき。香味野菜が香る、とても好みな風味だった。
 
写真には無いけれど、一緒に頼んだ「拾菜金茹餃 (Steamed enoki mushroom dumpling with preserved vegetables)」も「New」マークつき。
 
どちらもあまり見ない食材の組み合わせで、歯触りが楽しかったり風味が他に無い感じだったりで、面白い点心だった。ちゃんと美味しかったし。
 
定番の小籠包も肉汁たっぷりで安定の味わい。新しい点心も伝統の点心も、どちらも大事にしているんだなと感じられた。
 
で、そうお客さんは多くなかったせいもあってか、スーツ姿のスタッフさん(フロアマネージャーだったのかしらん)が、ちょこちょことこちらを気にしてくれて、
 
「桜海老餃子がおすすめですよ!」
「あ、それ注文しました。超おいしかった!」
「えのきは?えのきの餃子は?これも新しいメニューで」
「それも食べたー!」
「じゃあ、これ!これがお勧め!ライチと海老をさくさくに揚げた素敵な食感の点心!」
「うーん……けっこうお腹いっぱいになってきちゃって……揚げ物けっこう頼んじゃったんだよね咸水角とか」
 
なんてやりとりを。ライチと海老の点心も食べたかったな。
 
私とだんなの大好物、豆鼓蒸しスペアリブ。見た目はあっさりだけど味は濃厚。 最初にビールを1杯貰った後はプーアル茶を飲んでいたのだけれど、こればかりはビールをおかわりしたくなった、豆鼓排骨。
 
見た目はあっさりした風に見える(この料理、茶色くこってりした見た目のものの方が多いので)けれど、味はしっかり、豆鼓風味も濃厚。絶妙な甘じょっぱさだった。
 
大好物の咸水角も春巻も食べて、そんな感じでお腹いっぱい。
 
デザート第一弾、ココナッツタルトと蛋撻♪ でもデザートは別腹!ということで、手前が「迷你椰子塔 (Baked mini coconut tart)」と、みんな大好き蛋撻(Baked egg tart)。
 
どちらもふわっと温かく、ココナッツタルトはフレーク状のココナッツがたっぷり。一口サイズの可愛い蛋撻も、クラシックな美味しさだった。
 
で、母がマンゴプリンも食べたいわと言ったところで、またスーツ店員さんからお勧めが。
 
「メニューに載ってないけど、デザートにココナッツゼリーはいかがでしょう。ココナッツの器にココナッツのゼリーを詰めた意欲作!」
みたいな感じに(英語なのでニュアンス的に)お勧めされて、じゃあココナッツ好きな私がいただいてみましょう、と頼んでみた。
 
手前が例のココナッツデザート、奥の前衛的な形のがマンゴプリン。 マンゴプリンは円錐型の前衛的な形状。
 
ねっちり&ぶりんとした食感で、柔らかめのマンゴプリンが好きな私は「うーん、これは、ちょっと好みの方向ではないかなー」と。味は良かったのだけど。
 
手前の茶色い器のが、件のココナッツデザート。
 
白いココナッツの果肉も残る生の果実の器の中に、透明なぷるぷるゼリー。その上に半透明の茶色いゼリーも盛られていて、これは多分、黒糖……というかサトウキビのゼリーじゃないかな。独特なサトウキビの風味がした気がした。
 
美味しかったけど、でも私はココナッツウォーターよりはココナッツミルクが圧倒的に好きなので「ミルクじゃなかったー」と、ちょっと残念。
 
腸粉もお勧めっぽかったし、何より「ライチと海老の揚げ物(同じ感じでマンゴーと海老の揚げ物もあった)」まで胃袋が至らなかったのが残念。お粥も美味しそうだったし、あと何より私は「盅仔腊味排骨飯 (Steamed pork rib rice with preserved meat)」が気になって仕方なかったのだった。
 
またいつか食べに来られるかな。その時も排骨飯があると良いのだけれど。

Orchard 「Shangri-La Hotel」内「SHANG PALACE (香宮)にて
港式焼味双拼
蜜汁叉焼酥(4個)
鮮蝦腐皮巻(4個)
笋尖蝦餃皇(4個)
櫻花蝦蒸粉果(4個)
拾菜金茹餃(4個)
香宮小籠包(4個)
鼓汁蒸排骨
家幺咸水角(4個)
芋素菜春巻(4個)
酥皮旦撻
迷你椰子塔
果露香芒布甸
Chilled Whole Coconut
生ビール(タイガー)
プーアル茶
S$34.00
S$10.00
S$10.00
S$10.00
S$10.00
S$10.00
S$10.00
S$6.00
S$10.00
S$10.00
S$6.00
S$6.00
S$11.00
S$14.00
3×S$14.00
S$12.00

お洒落フードコート〜「Food Opera」

午後は部屋でのんびりしたり、だんなの古くからのお友達がシンガポール在住ということで、その方と待ち合わせてホテル内でお茶したり。
 
夕飯は、「もう高級店の味は、そろそろおなかいっぱい」ということもあって、「ION Orchard」内のフードコートに行ってみることにした。「ION」はイオンじゃなくて「アイオン」と発音する、シンガポールローカルのショッピングセンター。
 
地階にはカジュアルな飲食店が様々並んでいて、その一角にあるのがフードコート、その名も「Food Opera」。
 
明るくて清潔感があり、その雰囲気は日本のショッピングモールのフードコートと大差ない。ただ、並ぶお店は洋食や和食などはなく、シンガポールのローカルフードがほとんど。中華のお店も、私たちが知る品揃えとはちょっと違った感。
 
私もだんなも息子も、「各々好きなものを好きなように買ってきて食べましょう」という形にしたのだけれど、さすがに母はローカルフードの知識的にも英語的にも、そういうわけにはいかず、私が横について「こっちはインド料理ね。あっちは中華だけど、麺がメインみたい」と説明しつつ、買ってきたのは海南鶏飯。
 
ION地下、フードコート「三巡海南鶏飯」の海南鶏飯。 お店の名前は「三巡海南鶏飯」。
 
なんでも、海南鶏飯が美味しいと有名なマンダリンオリエンタルホテル「ChatterBox」出身のシェフが開いたお店なのだそう。
 
食べきれないわと母が言うので御飯もお肉も手伝ったけれど、「フードコートの味」ではない、とても上品な味の海南鶏飯だった。確かこれでSサイズ、S$5.60だったはず。
 
青菜炒めは、私が食べるつもりで一緒に買ってきた。
 
こちらは息子が一人で買ってきた、フライドチキン乗せ焼きそば……みたいなもの。 「麺喰い」の息子が一人で選んで買ってきた料理は、こんな感じのもの。
 
焼きそば……というか和え麺?の上にフライドチキンと青菜が乗っている風なもの。
 
そして、私とだんなは肉骨茶を。
 
シンガポールスタイルの肉骨茶を出すお店「潮州肉骨茶」があったので、そこで買ってきた。
 
お店のすぐ脇には、そのお店専用の囲われた飲食スペースがあり、「ここで喰うか、フードコート側で喰うか?」みたいな事を聞かれた。
 
中で、と言えば、お店オリジナルの食器によそってくれ(肉骨茶用にちゃんと大きな器がある)、フードコート側で、と言えば、Food Opera全店共通のロゴ入り器(最後に総合返却口に返せばOK)によそってくれる、という事みたい。
 
そして私は肉骨茶を。透明なスープはシンガポールスタイル。 私が頼んだのは、「排骨(RIBS)」S$8.50、だんなが頼んでいたのは「大排骨(PRIME CUT RIBS)」S$11.50。
 
メニューの写真では明らかに「大排骨」の方が大きな器に見えたから、そんなに食べられないなと「排骨」の方にしたところ、5cmほどにカットされた排骨がごろごろと5切れくらいやってきた。
 
スープのボウルが小さめだからか、別ボウルにスープのみをだばだば入れたのも。
 
対して、「大排骨」の方は、長さ15cmほどのスペアリブ1本サイズのが2本、ごろりと入ったものだった。見た目の迫力は、大排骨の圧勝だ。
 
見た目通りにあっさり味で、でも黒胡椒の刺激はしっかりある塩味スープ。御飯も添えてもらって、スープに浸したりしながら、いただいた。
 
客席には時折販売ワゴンが回ってきて、ソフトドリンクや点心を売ってくれる。母は私が買い物に行っている間に果敢にレモネードを一人で買って、「あまーい!甘すぎるわ!」と騒いでいた。
 
で、その後、物足りないとばかりに、母はフルーツショップでカットフルーツ盛り合わせまで購入。フルーツを一緒につついたら、すっかりお腹いっぱいになってしまった。

Orchard 「ION Orchard」内「Food Opera」にて
「潮州肉骨茶」の
    排骨
    加飯
「三巡海南鶏飯」の
    蚝油蔬菜
タイガービール
 
S$8.50
S$1.00
 
S$5.00
S$失念

食後は、母と息子は先に帰って貰って、私とだんなはスーパーなどでお買い物。
 
ION内のスーパー「Jasons」は、そう広くはないけれど生鮮品も置いてある。バターコーナーには、フランスの「エシレバター」があり、日本で買えば1000円弱する100gサイズのそのバターが、S$4.35(約330円)。
 
なぜかシンガポール、エシレバターが安いのだった。

Orchard 「ION Orchard」内「Jasons The Gourmet Grocer」にてお買い物
エシレバター100g有塩
エシレバター100g無塩
2×S$4.35
2×S$4.35

「ブンガワン・ソロ」で蛋撻を発見。レモン型でけっこう大きくて1個90円くらい。 最後はお菓子屋さん「Bengawan Solo (ブンガワン・ソロ)」でお買い物。
 
日本で言えば「不二家」みたいな感じなのかな……けっこうどこにでもある(空港にもある)、お値段手頃なお菓子屋さん。
 
缶入りクッキーの缶が可愛いくて、全体的に素朴な味わいで美味しい。
 
お土産のパイナップルタルトと一緒に、ショーケースに入っていた蛋撻が美味しそうだったので、「これ、お部屋で食べよう」と4個購入。
 
手のひらにどーんと乗るくらいのたっぷりのボリュームで、なのに1個90円くらい。
 
「ブンガワン・ソロ」、ケーキのショーケースはこんな感じ。とっても綺麗。 ちなみに、ホールケーキのショーケースは、こんな感じ。華やかでとっても綺麗だった。
 
日本で売られているホールケーキのサイズよりも全体的に大きめなのは、シンガポールは大家族が多いのか、それとも「ホールケーキは大勢で食べるもの」という文化があるからなのか。
 
右下にはパンダンリーフの鮮やかな緑色をしたケーキもあって、ああやっぱりシンガポールなんだなぁと思ったのだった。
 
ちなみに、新作ケーキは「Coffee Avocado Cake」なんですって。面白いケーキが新作だよ、なんて店頭でだんなと話していたら、店員さんが「美味しいですよ」とにっこり。

Orchard 「ION Orchard」内「Bengawan Solo」にてお買い物
Egg Tart
Pineapple Tarts S TRAY
4×S$1.20
S$19.80

ホテルに帰ってからお茶を淹れて食べたエッグタルトは、いかにも「洋菓子屋さんのエッグタルト」という感じ。しっとりタルト生地に、卵たっぷりプリン生地だった。