10月7日(土) 美ら海水族館と発祥の味のタコライス
- ・ ANAクラウンプラザホテルの朝御飯
- ・ 一路、名護へ
- ・ 「沖縄美ら海水族館」〜やっぱり目玉はジンベエザメ
- ・ 「キングタコス金武本店」〜発祥の味のタコライス
- ・ 「ハイアット リージェンシー那覇」〜公設市場の最寄り宿?
- ・ 牧志界隈のにゃんこ達
- ・ 「Helios Pub」〜生ゴーヤードライが飲める店
- ・ うっかり泡盛お買い上げ
- ・ 一路、名護へ
ANAクラウンプラザホテルの朝御飯
今朝は宿泊ホテル「ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー」のブッフェ朝食でスタート。
遅め昼食の予定なのでがっつりめに食べておこうねと、朝からもりもり、大変によく食べてしまった。
おかずが全体的に洋風寄りだったのでパンをメインにしたけれど、でも一角には「沖縄そば」「じゅーしぃ」「フーイリチー」「きのこチャンプルー」といった料理も色々。
着席時に卵料理のリクエストを聞かれ、スタッフさんの手にしたチェックメモの「オムレツ」の具材に「全部入り(ミックス)」とあるのを見て、「あ、じゃあ全部入りで」とお願いしてしまった。
デミグラスソースと自家製トマトソース、ケチャップと、ソースも3種類。自家製トマトソースでお願いした。
小さめバンズとレタス、ベーコン、そしてゴーヤーなどが入ったミニオムレツが並べてあって自分でミニハンバーガーが作れるようになっていたり、冷凍ケースにブルーシールアイスが数種類用意されていたりと、とても楽しい内容のブッフェ。
でも残念ながらアイスも、あと食べたかったフレンチトーストやワッフルにも手が出せずに終わってしまった。
ドリンクコーナーに「ひらみレモンジュース」(=シークワーサージュース)があって、これが美味しくておかわりしながらごくごくと。
そしてフルーツコーナーには、とんでもなく甘くて美味しかったパイナップルとすいか、あとライチも。「みかんのコンポート」も市販のみかんの缶詰とは違った味で、自家製……だったのかな?これも美味しかった。
そういえば、じゅーしぃのコーナーには「ジューシィにかけるだし汁」というのがあったのが面白かった。
私は「じゅーしぃ=いわゆる炊き込み御飯」だと思っていたのだけれど、「雑炊」の意味もあるらしく。というかむしろ「じゅーしぃ」の語源は「ぞうすい」にあるらしい。
確かに、昨日買った「山羊じゅーしぃ」のパッケージ写真は明らかに「山羊雑炊」だったなぁと思い出しつつ、「だしをかけた豚とひじき入り炊き込み御飯」を食べてみたのだけど、これはこれで美味しいな、と。
一路、名護へ
今日は一日レンタカーを借りて、はるばる名護まで「沖縄美ら海水族館」を見に。
「高速道路降りて少し行ったところの道の駅で、水族館の入場割引券買えるらしいですよ」
「ほー」
と、立ち寄った道の駅が思った以上に楽しくて、うっかりマンゴーやら缶詰やらを購入してしまった。炎天下の中の移動なのに、初手からいきなり大荷物。
パッケージが綺麗で、中身もいかにも沖縄な感じで、「これ素敵!」と売り場にあった全種類を買ってきてみたのが「島つまみ」というおしゃれ缶詰。
おなじみ「オキハム」のタコライス味ふりかけとか、県産豚肉100%のランチョンミートとか、常温保存可能なジーマーミ豆腐とか。
あとは、見慣れない巨大サイズの立派なマンゴー。「キーツマンゴー」と言うそうで、生産量と流通量の少なさから「幻のマンゴー」と呼ばれているのだそう。
小玉スイカか冬瓜かという、私の知るアップルマンゴーの軽く2倍はあろうかという大きさで、果皮は緑色。その色で、既に熟しているんですって。
箱入りの立派なものは1玉3000円前後したけれど、1300円ほどのものもあったから試しに1個、買ってみた。
あとは「新種」と書かれた「キーウィンマンゴー」(キーツとアーウィンの交配種だそう、これは普通のマンゴーと同じサイズ)も2個。
帰宅してから食べたキーツマンゴーは、びっくりするほど甘くてジューシー、果汁たっぷりで繊維っぽさもなく、息子に至っては「今まで食べたどのマンゴーよりこれが美味しい」と言うほどの絶賛ぶり。
……あと3玉くらい買って帰れば良かったかな……。
沖縄宝島 島つまみ ラフテー 沖縄宝島 島つまみ 塩ダレ軟骨ソーキ 沖縄宝島 島つまみ 炙りスーチカー 沖縄宝島 島つまみ 骨なし炙りてびち オキハム タコライス風味ふりかけ オキハム 沖縄県産豚肉100%ポーク ジーマーミ豆腐 琉の月 キーウィンマンゴー キーウィンマンゴー キーツマンゴー |
\470 \420 \470 \470 2×\430 \240 \540 \681 \474 \1300 |
やっぱり目玉はジンベエザメ〜「沖縄美ら海水族館」
高速道路を1時間強、その後、風光明媚な海沿いの道を走ること1時間弱。
那覇を9時に出発して、水族館に到着したのは11時を回った頃だった。
途中、道の駅に30分ほど寄り道したから正味1時間半ほどの道のり。美ら海水族館は、なかなかに遠かった。
駐車場がたいそうな混雑で、だから覚悟はしていたのだけれど、館内は覚悟以上の大混雑。中国人旅行客(マナーあんまり良くない……うるさい……)が、大量にいらっしゃっていた。
この水族館の目玉は、やはりなんといっても2匹のジンベエザメ。
なんでも「長期飼育記録世界一」を更新中のジンベエザメだそうで、同水槽にいるマンタは世界初の繁殖に成功したのだそう。
愛嬌のあるジンベエザメとは対照的に、イタチザメ、シュモクザメなどの獰猛なサメがうようよいるサメコーナーがあったのも、私的にはとても楽しく。
色々な種のサメの歯が触れるコーナーがあったり、あとは、みんな大好き(?)深海魚コーナーもあったり。
期待のクラゲはあまり居なかったけど(ミズクラゲ、タコクラゲ、ハナガサクラゲの他は以下の写真の2種)、でも、楽しかった。
見た目はアンドンクラゲに似ている(確か同じ「立方クラゲ目」)から、これもアンドンクラゲ同様、小さなサイズなのかなと思っていたハブクラゲ。
本物を見てびっくり、体長70cmほどはある。水槽の中、狭そうに触手が揺れていて、傘部分は先程買ったキーツマンゴーくらいの大きさはある感じ。
「あはは……この子に刺されると、死ねるんだよ。ものっそい、毒がある」
「こんなの海で見たら、全力で逃げるわ」
なんとも禍々しいクラゲだけど、でもとても綺麗だった。立方クラゲの儚い感じは、独特の美しさ。
こちらは深海コーナーにいた「コトクラゲ」。
分布水深は150〜230m付近。
「岩などに付着して生活します。触手を伸ばしプランクトンを捕まえます」
ですって。
それって、ほぼ、イソギンチャク的なものでは?という感じだけど、でもクラゲなんですって。クラゲには珍しい鮮やかな紅色と黄色の色合いで、なんともカラフル。なんだか色っぽくすら見える、不思議なクラゲだった。
そしてこちらも私が見たかったものの1つ、深海ザメ「メガマウス」の解剖標本。
「半身解剖標本」とのことで、2枚おろしのような状態になっていて、写真の側は元の姿で、裏に回ると骨や内臓の構造が見られるようになっている。
「顎、外れてませんか?」というほどに大口を開けてプランクトンを飲み込み濾過する口の構造は、標本ではあまりわからなかったけれど、でも実物が見られて嬉しかった私。
水族館脇の小さな砂浜に降りてみると、この海の美しさ。
すぐ近くにはホテルが所有するらしい海水浴場もあったけれど、このあたりは遊泳禁止だそう。
危険生物の警告看板には、「ハブクラゲ」「イモガイ」「ウミヘビ」「ガンガゼ」「オニダルマオコゼ」「ヒョウモンダコ」「ミノカサゴ」「ゴンズイ」などの名前が並んでいた。
季節的にハブクラゲとかカツオノエボシとかが打ち上げられてたりもするらしいけど、残念ながら居なかった。……残念。
発祥の味のタコライス〜「キングタコス金武本店」
水族館を後にして、車は再び那覇方面に。
2時近くなってのかなり遅めの昼御飯は、水族館から那覇に戻るちょうど中間地点あたりにある「キングタコス金武本店」で、タコライスを食べようと決めていた。
みんな大好き「タコライス」は元々、この金武町のパーラーが発祥の店なのだそう。
今はそのパーラーは無いのだけれど、系列店である「キングタコス」がその味を受け継いでいるんですって。
本店がここ、金武で、この店には中にイートインコーナーがある(他店はほとんどがテイクアウト専門店)のだそうで。
事前にしっかり調べていったので、メニュー選択も迷うことなく「タコライスチーズ野菜」を。
「タコライス」と頼んでしまうと"肉on米飯"のみになってしまうそうで、「タコライスチーズ」でチーズが追加。
「タコライスチーズ野菜」を注文することでやっと、私たちに馴染みのあるレタスとトマトも乗ったタコライスになるのだった。
テイクアウトのものと同じ形に、蓋が閉まらないほどにプラスチック容器にみっちみちに詰められたタコライスが渡されて、トレイには他に2種類の赤いボトルも。1つはケチャップ、1つはオリジナルタコソース(けっこうがつんと辛い)。好みで適当にかけつついただいた。
いかにもアメリカ人が好きそうなチェダーっぽい黄色いチーズと、しこたま乗ったレタス、スパイシーな挽肉。
容器になかなかの量、みっちみちにご飯が詰まっているから、思った以上の大ボリュームだったけれど、残さず全部食べ切れた。
そのくらい、美味しかった。
メニューには他にも「チキンライス」「タコバーガー」「タコサンド」あとは普通の「タコス」なども。
ボリュームが少なかったらせめてタコスも食べたかったけど、全然無理なのでありました。おなかいっぱいー。
タコライスチーズ野菜 |
\600 |
公設市場の最寄り宿?〜「ハイアット リージェンシー那覇」
そして那覇に戻って、今日のお宿は国際通りにほど近い、繁華街にある「ハイアット リージェンシー那覇」に。
以前のシンガポール旅行などでほどよくホテルマイルが溜まっていて、マイル消費で無料宿泊ができてしまった。
さほど広さはない、ごく普通のツインルームだったけれど、他のハイアット同様、調度品が落ち着いていて和風の急須などが置いてあるところが素敵。
窓際にやや細めのガゼボが置いてあって、だんなは早速そこでごろごろしていた。
シャワーブースは無いものの、ゆったりとした広さのあるバスルームは湯量も申し分なく。アメニティはカナダの「PHARMACOPIA」。
遅めの昼御飯が重かったから、夕飯はどうしましょうねぇ……と話しつつ、牧志公設市場界隈のお店を適当に見て歩きながら国際通りのビール屋さんにでも行きましょうか、ということに。
このホテル、表玄関から出ると公設市場の裏側に出てしまうのだけど、2階から裏口を抜けると、公設市場のアーケード街にすぐ出られる裏通りに出ることができた。
そこが便利すぎて、滞在中その裏口ばかりを使っていた次第。
牧志界隈のにゃんこ達
嬉しいことに、牧志界隈は、野良猫がたくさん。
耳の端が切られている子ばかりで、それは去勢済みの管理猫の印。
首輪をしている猫も多かった。
少し涼しくなってきた夕方のご飯時だからか、そこここに猫たちが寝そべっていて、逃げることもなく。
アーケード街に続く通りを、滞在中に4、5度ほどは通ったのだけど、その度に
「猫ちゃんいたあああああああ!」
とカメラを構えて寄り道してしまうので、とても危険なエリアだったりした。
左のにゃんこは「触るなよー」と威嚇してきた子。尻尾がしましま。
自分の家の猫は元気かなと思いを馳せつつ、サビ猫さんも。
人通りの多いアーケード街に入ってしまうともう猫の姿は見当たらず、でも屋根のない裏通りに出るとまた猫を見る。
そんな幸せなエリアだった。
「塩屋さんの、塩ポン酢っていうのが美味しそうでね」
「ほうほう」
と、アーケード街を歩きつつ、寄ってみたのは「塩の専門店 塩屋 まーすやー」。
宮古島の、塩のお店。
店内には「シークヮーサー塩」「わさび塩」「カレー塩」などの他、「チャンプルーの塩」「ごはんの塩」「ステーキ塩」など、用途別の塩がそれはもう沢山。
味見もできるようになっていて、店頭には塩ソフトクリームの販売もあった。
で、当初の予定通りの「雪塩ポン酢」と、話のタネにと「タコライスの塩」を購入。
試食させてもらった「タコライスの塩」は、トマトの酸味が効いたけっこうスパイシーな味わいで、確かに味は「タコライス」。御飯に炒めただけのひき肉乗せて、この塩をかければあら不思議タコライス、という感じ。面白いね。
雪塩ポン酢 タコライスの塩 |
\540 \597 |
生ゴーヤードライが飲める店〜「Helios Pub」
いまいちお腹は空いてないけれどビールは飲みたい、ということで、訪れたのは、ゴーヤー味のビール「ゴーヤーDRY」で有名(?)な、ヘリオス酒造が母体のビアバー「Helios Pub」。
ゴーヤーDRYはじめ、この会社の定番ビールがひととおり生でいただけるようになっていて、たらふく楽しんできた。
最初の一杯は、さらっとレギュラー(350ml)サイズで、シークヮーサー風味のホワイトエールを。
缶入りのものを何度か買って飲んでいる(確か都内の地ビールイベントでも飲んでいたはず)けど、シークヮーサー果汁の爽やかさがちゃんと感じられて、ホワイトエールならではの小麦っぽさも楽しめるとても好みなビール。果汁入りだからと「薄い」わけではなく、アルコール度数はしっかり5%あるのも素敵。
あとは大好きなヴァイツェンの「青い空と海のビール」と、酵母入りラガーをトール(650ml)で。だんなの頼んだゴーヤーDRYも分けてもらいつつ、「ビールを飲みたい」欲はしっかり充足でした。しかも沖縄の地ビール。嬉しいね。
御飯はあんまり(というか全然)沖縄らしくなく、お店名物の巨大なガーリックトーストのスティック(バゲット1本をそのままの長さで細切りにしてトーストした風なの)と、フライ3点盛り、あとこれだけはちょっと沖縄っぽかった(?)ゴーヤーソーセージ。
でも、ゴーヤーソーセージは期待ほどのゴーヤー感は無かったかな。
ゴーヤーDRYレベルでがつんとゴーヤーでも、かまわないのに。
んで、昨日ほどではないけれど、今日もほどよく酔っ払い。まだ周囲の土産物屋も絶賛営業中で、そこここを覗きながらのんびりホテルに帰ることにした。
ごぼうチップ(突き出し) ガーリックスティック2本 ゴーヤーソーセージ(2本) フライ3点盛り合せ(ポテト・チキン・フィッシュ) ビール(シークヮーサーホワイトエール レギュラー) ビール(青い空と海のビール トール) ビール(ペールエール トール) ビール(酵母入りラガー) ビール(ゴーヤードライ トール) |
2×\300 \500 \700 \980 2×\500 \700 \700 \700 \700 |
うっかり泡盛お買い上げ
コンビニも覗いてみましょう!と、国際通り沿いのファミマに入ってみれば、30℃越えの暑さの中、おでんがしっかり売られていて。
みれば「焼きてびち」「焼き軟骨ソーキ」「ジューシーばくだん」と、沖縄色溢れる具材が色々リストに載っていた。いいなぁ、てびち。関東でも売ってくれないかな、てびち。
本州とは全く味が違うと評判の「沖縄バヤリース」のペットドリンクをいくつか買い、沖縄そばのカップ麺と、ホテルで飲む用のサンピン茶を購入。
沖縄バヤリース シークヮーサー 沖縄バヤリース オレンジ ポッカ さんぴん茶 明星 うちなー限定販売 カップ沖縄そば マルチャン 沖縄限定発売 沖縄そば マルチャン 沖縄限定発売 沖縄そば ミニ |
\151 \151 \111 2×\184 2×\184 3×\116 |
国際通りを更にてくてく歩くと、お気に入りのかんざし屋さん、「かんざし屋wargo」が。
都内にも複数の店舗がある店だけど、覗いてみると沖縄限定品もあるとのこと。
「蛍硝子(ほたるがらす)」という、海のような色をしたトンボ玉の一本簪がたいそう綺麗だったので、1つ買ってきた。
他の店でとても綺麗なペンダントなども見たのだけど、ペンダントは首と肩が凝るからちょっとね、と思っていたのでとても嬉しい。
沖縄限定 蛍硝子一本簪 黒青 |
\2900 |
そして最後に、「古酒」と目立つ看板が掲げられていた「泡盛専門店 千寿乃市場」で、泡盛古酒を。
昨日飲んで美味しかった琉球王朝の古酒と、あと2本、お店のおすすめの古酒をうっかり買ってしまった(2本購入したら送料無料とのことで、つい)。
「こちらも美味しいですよ〜」と、けっこうな種類、味見させてもらってしまったから、輪をかけて良い気分に。
すぐ隣の土産物屋さんも姉妹店なのだそうで、豆腐ようと常温保存可能な沖縄そばも一緒に詰めてもらった。
そこそこ大きなスーツケースで来たけれど、そろそろ荷物がぎちぎち限界になりそう。
多分ネックは、小玉すいかくらいの大きさと重量感のある「キーツマンゴー」を買ってしまったのと、あと無駄に大量にある沖縄そばのカップ麺(大小あわせて7個)。缶詰もけっこうあるし。
スーツケースの荷物詰めは得意だし好きだから少しずつやっているのだけど、「これはもう、明日買ったものは絶対に入らないね」と確信できる状況になってしまった。
どうしよう。まだ、さーたーあんだぎーも買ってないのよ。
泡盛(琉球王朝 特選古酒) 泡盛(瑞泉 King crown 10年古酒) 泡盛(太平 2010年蒸留) 龍潭の豆腐よう 古酒仕込 オリジナル ひまわり総合食品 ソーキそば 生めん オリオンビアナッツ |
\2000 \2600 \2500 \900 2×\560 \264 |