7月25日(土) 前途多難な1日目
久々バリ島
久しぶりのバリ島だー!と、最後の荷造りをしていた金曜の夜、私は尋常じゃない冷や汗をかいていた。
────パスポートが見つからない。
てっきりいつものところにあるとばかり思っていたのにそこにはなく、けれど前回の台湾から無事に帰ってきたのだから日本に持ち帰ったことは間違いはなく。
ああでも、台湾でバッグ1つ駄目にして速攻捨てなかったっけ?いやあれはその前のダナンだったよね?と混乱する頭で手当たり次第鞄をひっくり返していたら、雑なエコバッグのポケットからぽろりとパスポートが出てきたのだった。
そう!私この雑なトートバッグで台北行ってました!行きっぱなしで以後バッグ使わず適当に放置していました!ありがとうございます!
と、終盤の荷造りはかなりいい加減な感じになってしまいながらも、ともかく夫が一人でバリ島に行くということにはならなくて本当に良かった。一人サンデーブランチ、一人アフタヌーンティー、一人ヴィラ。かなり切ない。私も切ない。
以後、帰国してからのパスポート管理は夫に一緒にやってもらうことにしようと切に切に思いながら、無事成田空港に。
今回は、溜まったマイル使って「Garuda Indonesia」のビジネスクラス利用。
けれど成田にガルーダのラウンジはなく、ラウンジご飯はあまり期待できない(JALでもなくキャセイでもない……)からと、チケットカウンター近くの「SUBWAY」で朝御飯。
他の店舗は朝食セットがあるらしいけれど成田空港店は無いということで、普通に贅沢てりたまサンドを注文して食べた。
ドリンクつけて、おおよそ1000円。
で、その後、搭乗時間近くまでは指定された大韓航空運営の"KALラウンジ"でだらだらと。
事前に調べてはいたけど、なるほど、コンビニおにぎりっぽいのといなり寿司、サンドイッチ、マドレーヌにちょっとした菓子類に……くらいしかないラウンジで。
1人席なら電源つきのソファもあったけど、2人がけだと電源使いたかったら柱に一応電源あるよとかそんな感じだったかな。
ビールやワインの他、日本酒もあったりはして、秋田のお酒だったからそれをちらりと貰いつつ、朝食続きで卵サンド(また卵……)を食べたりなどしていた。
あとはオレンジムースとかチーズとか。
ガルーダにはシェフがいる
というわけで、ビジネスクラスは初の、「Garuda Indonesia」。
夫との初海外旅行(ハネムーンだった)がバリ島で、その時もガルーダを使った記憶がある。
だからというわけではないけれど、海外キャリアの中ではキャセイに次いで好きなエアラインだったりして。ご飯もけっこうおいしいし。
機材古めということもあって、ほぼフルフラットにはなるものの、カプセル型というわけではなく。
ビジネスシートはごく若干窮屈さはあったものの、快適さは申し分なかった。夫と2人なら距離感近いのもむしろウェルカムだったし、で。
出発前にはシャンパン貰ってぐだぐだしつつ、離陸してちょうどお昼時に出てきたのは、"International Cuisine"かジャパニーズスタイルかの2択だった。
残念ながらインドネシア料理というわけではなく、メインは中華風の"チキンのグリル 甜麺醤ソース ローストポテト ブロッコリーキャベツのソテー 赤パプリカのソテー"か、めっちゃ洋風の"ビーフブレゼトマトソース コーンのポレンタいんげんペコロスのソテー"。
夫とそれぞれ貰い、お供はインドネシア産の白ワインと赤ワイン。
白は貴腐ワインに近いくらいの濃厚さを感じるものだったけど、赤ワインが意外にも(というと失礼だけれど、ほんとに)おいしくて、夫は「牛肉に合う合う」とおかわりして飲んでいた。
陶器のお皿にテーブルクロス……は、ビジネスシートなら当たり前の光景ではあるのだろうけれど、フレッシュハーブがちゃんと添えられたりしているお皿は本当に見目良くて。
途中けっこう揺れて、「ワインがこぼれるこぼれる」なんて状況になったりもしたけど、最後の"グリドンサービス"もしっかり堪能した。
グリドンサービス、数ヶ月前にスタートした新サービスだそうで、
ビジネスクラス以上のお客様に機内に搭乗しているシェフやメートルドキャビン(客室責任者)が食後のデザートをお客様ひとりひとりにワゴンでサービスするものです。
チーズやデザート、フルーツなどをお好みのものを各種ワイン等とあわせてお楽しみください。
ですって。
チーズも貰いたいとちらりと思ったものの、1カットが大きそうだなあと、キウイ以外のフルーツと今日のデザートの紅茶のムースを貰うことにして、お供にロゼワイン(これもインドネシアのワイン)。
アールグレイっぽく、カルダモンも香る異国の味のムースも美味だった。
そして「食べたから寝ます」とばかり、食後は盛大に席を倒してタブレットで漫画見たり昼寝したり。やばい。快適過ぎる。ビジネスヤバイ。
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チキンのサラダハニーマスタードソース チキンのグリル 甜麺醤ソース パン ゲリドンサービス(紅茶のムース、フルーツ) 白ワイン(Isola Moscato Dolce,Bali-Indonesia) ロゼワイン(Isola Rosato, Bali-Indonesia Malvasia Nera) |
- サテセレクション
- まぐろカツのサンドイッチ タルタルソース
- 鶏塩ラーメン
- ゆずシャーベット
とのこと。
それはもうサテでしょ、絶対サテでしょと気合い入れて頼んで、サテならビールかなあと思いつつトイレ近くなるのも嫌だからと、何種類もあるフレッシュジュースのリストから見たことないのを飲んでみよう、と。
"Markisa(マルキサ)"はパッションフルーツ、そして"Kedondong(ケドンドン)"は、「これはアンバレラです、緑色のジュースです」と英語で説明を貰えたものの、そもその"アンバレラ"ってなんですか?という。
まあいい、多分飲める……!と頼んでみたそれは、青梅のようなプラムのような香りと酸味のある、爽やか味のジュースだった。
ざらっとした食感は、プラムをミキサーにかけた感じに近いかも?
ホテルに到着してから調べたら、
日本では「アンバレラ」「タヒチアップル」と呼ばれることがあります。
果肉は黄緑色。
ジュースにすると薄い緑色〜黄緑色になります。
味は、青梅、若いプラム、少し青りんご、わずかにマンゴーを混ぜたような、爽やかな酸味があります。
マンゴーやカシューナッツと同じウルシ科の果物です。「南国版の青梅」と表現すると、一番イメージしやすいかもしれません。
ですって。なるほどね。
そしてサテは、ホテルのおしゃれレストランで出てくるような、1本1本違うソースや野菜が和えられた大変に洗練されたもので。
ピーナッツソースあえのビーフ、レモングラスの串に刺した鶏つくね、もう1つビーフはまた違う青じそっぽいハーブの香りを感じるもの……と、大変に大変な感じだった。おいしかった。
そこから着陸して数時間、割とてんやわんやになることを知る由もなく、
「あ、大きい山……というかあのカルデラ湖、でかっ!」
などとはしゃいでいる私だった。
多分キンタマーニ高原あたりだろうから、バトゥール山&バトゥール湖だったのかな。
一周回って系列ホテル〜「Best Western Resort Kuta」
すんなり着陸&出国手続きした後は、空港ATMで現地通貨をキャッシング(現金両替よりお得だし手軽だし)して、予約していた(夫が予約してくれていた)SIMカードに入れ替えて、これも予約してあった(夫が予約してくれていた)「Klook」の空港送迎タクシーに乗り。
今日のお宿は、「初日は寝られればいい」のつもりで予約してあった、空港近くの「Best Western Resort Kuta」。
なのに入口道路は封鎖されており、いかにも工事中な雰囲気。全く営業していない空気感に、タクシーの運転手さんも我々も「???」と。
どうやら此処には泊まれないらしい、代替のホテルにお連れしましょうかと車を動かしてくれていたのだけど、ベストウエスタンは最終日の午後〜夜の数時間滞在予定でこれも空港近くにある「Best Western Kuta Villa」に予約を既に入れていたので、こっちに行ってみてくれと車を回してもらった。
すると、「こちらのホテルで予約を承っております」という謎の返答が。
「Resort Kutaはリノベ中だよ!」
「だからこっちのKuta Villa側に皆、予約を振り替えさせてもらったよ!」
「大丈夫、お客さんの名前で7/31も今日もこのホテルで予約取れてるから!」
だそうで、いやでも公式サイトで予約していたのにその連絡は全くなかったんですが……と脱力。
ともかくも、今日の宿が無事確保できたのは良かったし、Resort Kutaを予約したのと同じ金額(4500円くらい)で今夜の宿が得られたのは幸いだったのでしょう。
いやしかし疲れたな。
だめだ、もうお外にご飯探しに出る気力もない……、と、UberEats的な「Grab」で出前を頼むことにして、「吉野家があるね」などと言いつつ、バビグリン食べたいと「Nasi Babi Guling dan Kuah Balung Kuta Wbs」というお店から届けてもらうことに。
届くまでの間に、夫が最寄りのコンビニ(バリ島、コンビニと言えばサークルKという印象)でビンタンビールを買ってきてくれた。
届けられたのは、三角錐のように折りたたまれた紙包みと、ビニール袋に入った温かいたれ?いやスープ?的なもの。
部屋備え付けのマグカップに入れてみたらビニール袋の中身はスープだったけれど、一口飲んで、「からーい!」と言ってしまうくらいに辛い。
びっくりした。
そして紙包みの方も、見た目は小さくまとまっていたものの、開いてみたらまさに"バビグリン丼"的な感じで、ほぐし肉と野菜が和えられたものと米と、皮を揚げた風なのとサテとがみちみち詰まっていて。
でもこちらも全体(ご飯にまで……)青唐辛子と赤唐辛子を刻んだものがしっかりまぶされていて、唇から舌からびりびりするほどに辛かった。
バリ島の料理はタイと違ってそこまでは辛いものが出ないから油断していたけど、いや、ほんと、5回バリに来てここまで辛いものを口にしたのは初めてだったかも。
「辛いけど……うまいね」
「うまいけど辛いわー」
ビール500mlのにしておいてもらって良かったわー言いつつ、ビール飲み干し料理も平らげ、時間は未だ午後8時前といったところではあったけれど、なんだかんだ疲れてしまって、お風呂ゆったり入った後は早々に寝ることになったのだった。
「Nasi Babi Guling dan Kuah Balung KutaWbs」の
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Special Roasted Pork Rice BINTANG BEER |
Rp40,000 Rp37,000 |
殺風景な客室は、それでも広さはしっかりあって、バスルームもこんな感じに広々で。
2枚のバスタオルと床マット以外のタオルは無し、シャンプーはリンスなしシャンプーのみで、ボディソープと共にほんとに小さなミニボトル。
冷蔵庫なし、金庫なし、スリッパ無し、というお部屋だったものの、何より重要視すべき"南京虫の痕跡はない"ということはクリアしていたから、まあいいか!と。
出発前とこの当日のどたばたで禊は終わったということで、明日から楽しいバカンスが過ごせると良いなー。
