7月26日(日) 最高のサンデーブランチ

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軽め軽めのブッフェ朝食

期せずして「Best Western Kuta Villa」に宿泊だった昨夜。
 
朝食も宿泊費についてくるということで、レセプション棟の入口脇レストランへと行ってみた。
 
"Villa"の名がついているだけあって、客室通路はこんな風に雰囲気が良く、けれど私たちの宿泊は2階建ての2階、しかもエレベーター無し。
 
往路は既にもう重いスーツケース(お土産が増えるのを前提に大スーツケース2つのうち1つに小スーツケースを入れ子にして持っていっている)を両方ともホテルの兄さんが持って2階まで持ち上げてくれたのだけど、帰りは下ろさなきゃなあと、ほんのりと憂鬱な気分。
 
いや、またホテルの人に頼んでも良いのだけど、いかんせん1泊4500円の宿なのだし、と。
 
茶色いふさふさした尻尾の猫がレストラン内に入ってきたのを夫が見たそうで、でも私が見たのは後ろ姿の尻尾のふさふさだけだったのが残念。
 
そういう野良猫(?)もいるということなのかな、バリ……(大体が野良猫も野良犬も痩せこけているのがバリというイメージではある)。
 
パンやソーセージなどの洋風おかずもあったものの、ここはやっぱりバリ風のものを食べるでしょう、と、バリ風スパイス鶏煮込みの"Ayam Bumbu Bali"に、ミーゴレンっぽいのとか、ブブルアヤムとかソトアヤムとか。
 
ソトアヤムもブブルアヤムもちゃんとおいしくて幸せだったのと、甘い生姜のジュース"Wedang Jahe"というのが若干独特な風味で面白かった。
 
右の写真、奥の右側にある黄色い飲み物が確かそれ。
 
緑色の鮮やかなケーキ、"Pandan Brownies"(上の写真)などもあって気になったものの、今日はお昼にがっつり食べる予定なので、とにかく軽め軽めにしておいた。
 
果物は3種類、スイカ(甘い)、メロン(甘くない……ほぼ瓜……)、赤い果肉のパパイア(これはとても甘くておいしかった)あたりをつまんでお食事終わり。
 
でもブブルアヤムが食べられて嬉しかったなー。
 
で、部屋に戻って少ししたところで、猛烈なスコールが。
 
2m四方くらいの、壁に囲まれたバルコニー的な空間があったのだけれど、そこから窓に叩きつけるような土砂降りが1時間ほど続いて、でもどうにか出発までには晴れてくれた。

今日からのお宿に

ホテルチェックアウトは10時頃。
 
「Grab」で呼んだ車に乗り、空港近くのクタエリアから高速道路使ってヌサドゥアへ。
 
今日からの宿泊は全室ヴィラタイプの「Amarterra Villas Resort Bali Nusa Dua, Autograph Collection」。
 
まだ早いから荷物だけ預かってくれればと思っていたところ、チェックイン手続きと共に歓迎のセレモニーからウェルカムドリンクから色々してもらってしまった。
 
カラフルな腰巻き巻いて、聖水的な水をぴぴっと頭と顔に飛ばされて、額にお米をつけるというセレモニー。
 
手首にはミサンガ風のお守り(これは貰える)も。
 
ウェルカムドリンクはタンジェリン?かな。
ガルーダの機内食でよくプラカップに入ってでてきたジュースと同じ味だった気が。
 
そしてMarriott Bonvoyのプラチナ会員へのプレゼントは

  • 1000pt
  • 2人分のカクテル
  • 2人分のアフタヌーンティー

の3択ということだったので、これはもうアフタヌーンティーでしょと。
 
お部屋はまだ入れなくて全然いいよ、セントレジスのサンデーブランチに行くからーとお伝えしたら、系列ホテルだからなのかな、
「送っていきますよ」
「帰りも一報くれたら迎えにいきますよ」
と有り難い申し出が貰えて、ありがとうございますーと車で5分ほどの距離の憧れホテル、セントレジスに。

バリ最強のサンデーブランチ〜The St. Regis Bali Resort

セントレジスのサンデーブランチ、15年前にブッフェタイプの方に来て、
 
「世界最高のサンデーブランチは、もうここで決まり……!」
 
という思いを抱くに至ったのだけど(以来15年間更新なし)、今回は更に高級な、海に近いレストラン「Kayuputi」でオーダーブッフェスタイルのものにと、随分前から予約を入れておいたのだった。
 
どうせお酒飲むし飲み放題にしとこ……ということにしたら、料理が15000円弱、お酒が15000円強と、合わせて1人3万円のどえらい内容に。
 
そもそもセントレジスの宿泊自体、あまりにも天上の価格すぎて、「spgカードのポイント貯めても、全然無理……」という感じだし、全室バトラータイプというのもどう使って良いものか、緊張してしまうしで、"身の丈を激しく超えるホテル"というのが私たちの認識だったりで。
 
時々こうしてご飯食べに来るだけで十二分というか、「おそれいりました……」という気持ちになってしまうのだった。
 
私たちにはまだまだ身の丈に合わない超のつく高級ホテル、身の丈に合う日はおそらく永遠に訪れないに違い無い……という感じ。
 
15年前と何ら変わっていない、レセプションからプールに至る階段にある花飾りにうっとりしつつ、少し早めの到着だったからと、プールサイドやビーチあたりも少し散策してレストランに。
 
白い砂浜、いかにも寝心地良さそうなデッキチェア、上品なパラソル。最高ですわね……!
 
ブッフェのスタートは12時。
11時からは併設バーでカクテルがいただけるそうで、せっかくだからと早めに行き、”THE BLOODY MARY"をいただいた。
 
セントレジスのブラッディマリーはこういう歴史があって、なんでも世界各地のセントレジスが地元風にアレンジした独自のカクテルを作っている……ということだけど、セロリがずぶーと刺さってるのはオリジナルスタイルのものだった?のかな?
 
けっこうタバスコっぽい辛さが鮮烈な、ブラッディマリー。これ、いっそガスパチョと思って飲めば違和感ないのかもという味わいだった。カクテルの味としては……トマトジュースだし、という。
 
コースのスタートはシャンパンで。
 
その次には白ワインロゼワイン赤ワイン、間に1杯カクテル挟んで、最後はメニューになかったけどエスプレッソ飲める?などとお願いして快諾してもらい、それぞれ「おかわりいかが?」などと注がれるまま楽しく色々飲んできた。
 
真っ白なテーブルクロスの上にはパンが3種類やってきたものの、そしてこのパンもまた当然のようにおいしかったわけだけれど、他のもの食べるのに夢中でさほど手は伸ばせなかったな……。
 
と言いつつ、「こちらもいかがですか」とテーブルに楚々と籠盛りでやってきて勧められたデニッシュ類をいきなり1つ貰ってしまっているし。
 
あまりにおいしそうで(&美しくて)貰ってしまったマンゴーとココナッツのパン。
 
クロワッサン生地のしましま模様。艶やかなとろっとしたフィリングが最高に南国の味わい。
 
そしてこちらはお客全員に供される"SELECTION OF HOUSE-MADE CHARCUTERIE"。
 
巻き貝みたいな不思議な形状の皿に、これで2人分の盛り合わせだったからそう大量というわけではなく。
 
左上から時計回りに、スモークサーモンのリエット、クリームチーズ、キハダマグロの塩漬け&燻製、自家製ピクルス・ディジョンマスタード、熟成和牛、パルマハム、ミラノサラミ……、かな。
 
そしてこちら、"Caviar - sea urchin & cauliflower savory custard"。
 
日本語訳だと"キャビア - ウニとカリフラワーの風味豊かなカスタード"。
 
すごくリッチな味わいの洋風茶碗蒸し……的な(頭悪い表現)。
 
全体的に塩加減も心地良い塩梅で、ところどころハーブ系も使われているけれど鬱陶しい主張もなく、そしてどの料理もせいぜいが3口分ほどという程良い分量。
 
確かこの料理、"Fresh shucked oyster - Bloody Mary inspired tomato water & gin foam, Kyuri-celery mignonette"(新鮮な生牡蠣 - ブラッディメアリーからインスピレーションを得たトマトウォーターとジンフォーム、きゅうりとセロリのミニョネット)までが固定メニューだった記憶。
 
この生牡蠣がワインにお似合いで、しかも美しく、ここから先はお好きなものをさあどうぞという幕開けに相応しいものだったなあと思う。
 
というわけで、食べた食べたの12品+α(夫のローストビーフを1切れ脇から貰った)。
 
基本、メニューに載っているものを自由に注文していただくスタイルなのだけど、「魚が焼き上がりましたよ」「名物の和牛ローストビーフが焼き上がりましたよ」「これおいしいですよ」とテーブルに押し売り(?)に来たりもするから、それを貰っていると本当、破綻の道しかないのだった。
 
上左:Shaved wagyu beef - soft egg, oxtail ragout, nutmeg-infused oxtail broth(和牛入りオックステールのラグーとスープ)
 
上右:Pot-au-feu de foie gras - mushroom dumpling, caramelized onion bouillon(きのこ餃子入りフォアグラのポトフ)
 
中左:Pan seared duck foie gras - orange-butternut velvet, vanilla milk foam(焼きフォアグラ、バニラミルクフォーム)
 
中右:Cured scallop tartare - edamame, miso & onion coulis, yuzu gel(塩漬けホタテのタルタル、ゆずジェル、味噌と玉ねぎのクーリ)
 
下左:Seasonal berries - crispy granola, chia seed and greek yogurt espuma(季節のベリー、 クリスピーグラノーラ、チアシード、ギリシャヨーグルトのエスプーマ)
 
下右:Cured duck breast - mushroom dumpling, plum & duck jus(きのこ餃子とプラムと鴨汁を添えた鴨のグリル)
 
……という感じ。
 
これも美しくておいしかったなあ……というこの品は、"Beef tartare - truffe paste, dehydrated egg yolk, mille-feuille”という、ミルフィーユ仕立ての牛肉のタルタル。
 
トリュフの香りで細工も凝ってて、すばらしくおいしかった。
 
おかわりしたいと心から思った皿の1つ。
 
というか、明日明後日の分の胃袋を前借りして4食分くらい食べ尽くしてしまいたいと本気で思いつつあったかも。
 
そしてワインをせっせと飲み飲み、間に挟んだカクテルは、バニラライチダイキリ。
 
甘くてバニラでライチでこれもまた幸せな(好きなものしか入っていない)おいしさで。
 
「甘くてバニラでライチで最高……」
 
と夫に告げたら、「品名以上の何の情報も入っていない」と笑われた。
 
そしていよいよメインイベント(?)、塊の魚や肉が焼き上がりましたよーと各テーブル、ガラガラとこうしてワゴンがやってきて。
 
”Showcased at the table"の魚料理、今日はバラマンディですって。
 
アジ目アカメ科に属する魚の一種、インド太平洋の熱帯域に分布する沿岸性の大型肉食魚……だそうで、和名は"ミナミアカメ"。馴染みはないけども、スズキやタイに似た方向の上品な白身魚という印象だった。
 
きのこのソテーと、ほんのり酸味のあるクリームソースを添えて。
 
皮目、パリッと焼かれているのがとても良い。おいしい。
 
そしてこれも食べねば絶対食べねばと半ば使命感に駆られつつ頼んだ、”Rossini - wagyu beef D rump, foie gras, artichoke puree, truffle meat jus"、和牛Dランプのロッシーニ。
 
牛肉にトリュフとフォアグラをぶつける、ある意味下品きわまる肉料理ロッシーニ。トリュフどっさり!下のピュレはアーティチョーク。
 
過剰に脂っこい肉だとフォアグラの脂に押し負けるのだけど、ランプだから比較的あっさりで、肉の旨味を楽しめる味わいになっていた。うまし!
 
そしてワゴンサービス、お肉の品は名物のローストビーフ、これもまた和牛ランプ使用で、マッシュルームとポテトのソテー添え。
 
こういうところで意気揚々と「和牛です!」と出されるくらいには、和牛って世界的においしい肉だということなんだなあ。
 
地域的には日本よりずっとオーストラリアに近い(バリ島、日本からは5000km超、オーストラリア北部の都市からはたったの1800km)のに、オージービーフはそれほど喜ばれないということなのか。
 
おいしいです。文句ないです。おいしいです。パーフェクトです。
 
けれどこのあたりでそろそろ限界が見えてきて、この後はチーズのワゴンも回ってきていたのだけれど、チーズはさすがに食べきれないと断念したのだった。
 
しかし、メニュー見て唸っているとスタッフさんたちが、「ポーション軽めだから召し上がれますよ、これとか本当においしいですよ」と悪魔の囁きをしてくるのが、ほんとに。
 
こちらは夫が果敢に最後食べていた、”House-made strozzapreti - beef & mushroom ragout"。
 
手打ちパスタのストロッツァプレティ(捻ったような形状のショートパスタ)の、牛肉とマッシュルームのラグー。
 
すっごい真剣な眼差しで「俺はこれを食べる……!」と最後に注文していたのだった。脇からほんの一口貰ったけど、これもおいしいとしか言い様がなく……(語彙力……)。
 
常の私だったらデザート無双といきたいところではあったのだけれど(マスカルポーネとスパイスのアイスを添えたオレンジのデザート、りんごのフラン、フォンダンショコラといった選択肢があった)これが限界です……と、"Passion - passion souffle, vanilla sauce, passion-colada sorbet"を頼んだら、こんな感じの立派なスイーツ皿がやってきて。
 
なるほど、中央にパッションのスフレ、右にバニラソース、左がパッション - コラーダのシャーベット。
 
ふわっふわの焼きたてスフレにバニラソースをかけつつ、シャーベット添えつついただいた。パッションフルーツの酸味や香りを生かした、見目も綺麗なデザートだったなー。
 
と、ここで、とどめのような1品も。
 
予約時に、夫の誕生日祝いも兼ねてるんですと伝えておいたら、こちらをどうぞとオペラっぽいチョコレートケーキを出し出していただけて。
 
うれしい、うれしいけど、今これをおいしく食べられる余力はないんだ……と、これはホテルに持ち帰らせていただくことに。
 
色々飲んだしそれ以上、しっかり食べて、最後は久しぶりに俯いて歩き辛くなるほどにがっつりお腹いっぱいになることに。
 
年取って、量食べられなくなったなあと自分としては思っているけれど、まあまあすごく頑張った……!と思いたい。
 
ラストオーダー14:30、クローズ15:00。かなりぎりっぎりまで楽しませていただきました。ごちそうさまでしたあああああ!

ヌサドゥア 「The St. Regis Bali Resort」内「Kayuputi」にて
The St. Regis Bali Brunch
Exquisite Beverages Package
Rp1,650,000
Rp1,740,000

全室ヴィラの〜Amarterra Villas Resort Bali Nusa Dua

そしてホテルの車を呼んで貰い、滞在のアマルテラへと帰ってくれば、ドライバーさんもフロントの人も「サンデーブランチいかがでしたか?」と皆して聞いてくることに笑ってしまいつつ、既に荷物を入れていただいていたお部屋に案内されて。
 
左の写真はロビー棟から客室エリアに至る階段。
 
私たちの宿泊ヴィラまでは200mくらいはあったのかな。バギーを呼べばいつでも来てくれるそうだけど、そのくらい歩くよと、毎日せっせと歩いていた。
 
事前に様々なブログを見てどういった部屋なのかは予習してあったものの、壁のないオープンエアのリビングルームに、ガチ泳ぎできるサイズのプライベートプール。
 
残念ながらお部屋のグレードアップはされていなかったけれど、1ベッドルームヴィラでも十二分な広さの贅沢空間が広がっていた。
 
角度を変えて、ベッドルーム側からヴィラ入口を見るとこんな感じ。
 
ギリ南半球になるバリ島は今の季節はむしろちょっと涼しいくらいで、ひゃっほー!プールに入るぞー!というほどの暑さではなかったりして、むしろこの旅行は避暑だったのかな?と思うほど。
 
旅行中、関東は連日36℃とか38℃とかだったらしいので……、と、吹き抜けリビングルームはソファセットあり、ダイニングチェアありで。
 
ちょっとした洗い物ができる蛇口があるのがありがたかったし、冷蔵庫は蛇口の横に小ぶりなもの(シティホテルあるあるな立方体サイズ的なもの)が。
 
冷蔵庫が屋外というのがちょっと面白かったけれど、1日中雨という日も無かったし、さして不自由は感じなかった。
 
そしてこちら、独り占め、というか二人占め?できてしまうガゼボ!すてき!
 
朝晩は屋外でも気持ち良い気候だったから、早起きした日はここでごろごろしながらネット更新チェックをしたりなどしていた。
 
これだけ屋外だと蚊の存在が気になるところではあるけれど、ホテル側で虫除けスプレーや蚊取り線香を大量に用意してくれていて、ターンダウンのタイミングでリビングルームには複数の蚊取り線香をつけていてくれたこともあり(あとは日本から私たちが持参したものも炊いていたこともあり)、虫に刺されて大変という経験は結局しなかったように思う。
 
で、ベッドルームはお姫様風天蓋つきで、これは"蚊除け"という実用兼ねて、夜にはすっかり布で覆われていた。
 
簡単に取り外せるように上部はマジックテープで留められていたものだから、うっかりベッドに乗り上げる時に薄布を踏んでしまうとマジックテープが剥がれることになったりもして……。
 
そしてベッド向かって左側には小さなソファコーナーと、"これ、物置に使ってもいいのかな……"と思いたくなる(実際物置にしていた)フロアライト。
 
ライティングデスクは私が占拠してしまっていたから、このソファはもっぱら夫の巣になっていた。
 
ベッド向かって右手に進めば、プール側がライティングデスクになっていて、その後ろ側がウォークインクローゼット。収入たっぷり!
 
ホテル案内だったりウェルカムフルーツだったりウェルカムスイーツだったりペリエにスナックにと、様々置かれた一角は、滞在中は私の巣に。
 
ウェルカムスイーツは2種類。そしてフルーツは3種類。
 
モンキーバナナとタンジェリン(多分?)と、スネークフルーツ(サラク)は見た目かわいいけど、味はなんというか微妙なものが多い印象しかなくて。でも熟れてるものは甘いと聞くから、食べてみれば良かったかな……(結局食べないままいたら数日後に下げられてしまった、残念)。
 
で、ライティングデスクのその先が、バスルーム。
 
大きな窓に面した巨大なバスタブはジャクジーつき。
ヴィラだから窓全開でお風呂に入っても大丈夫!
 
バスタブの左手の壁面がたっぷり2つの洗面台が並び、天窓から明るい自然光が入る造りになっていた。素晴らしい。
 
で、洗面台の左手(バスタブからは向かい側)が左ドアシャワーブース、右ドアがトイレ。
 
このホテル、元々はフランスのAccorグループが展開する独立系・ブティックホテル特化型の高級コレクションホテルブランド、"MGallery Hotel Collection"だったそう。
 
それが2023年にマリオットグループに加わって、独立した個性的な高級ホテルブランドの"Autograph Collection"へとリブランドされたという経緯。
 
だから全体、古びたところを感じる部分はあるものの、広々と快適な造りだったしバリっぽさが随所に感じられてとても良かった……って、トイレの背後をガラスでスケスケにする必要はなかったのでは?と思わなくもないけれど。
 
なかなかに開放感溢れるトイレは、もちろんアジアンウォシュレットつき。
 
使いやすく水量の出もちょうど良く、滞在中めっちゃ重宝してました。
 
そしてトイレの隣のシャワーは、なんと、半屋外!壁無し!
 
ドアで遮られることもなく、シャワーブースに立てばガチ屋外で、ゆえにシャワーブースにはバスタブエリア側から鍵がかけられる(虫が入ってくるからかけてください、と)。
 
しかし夜はまあまあ涼しいので、なんでシャワーが屋外……?と思うことにはなった。面白かったけど。
 
更に謎なことに、このシャワーブースから更に道が続いていて、こんな風にぺたぺたとベッドルームの壁と外壁の間を進んで行けば、もう1つシャワーがあるという謎の造り。
 
場所はちょうどベッドの裏あたり?
 
こんな風にひまわり状のレインシャワーの口があるだけの謎シャワー設備は、でもプールに繋がっているということもなく、ぽつねんと存在感を主張しているのだった。
 
このシャワーが本当に謎で、謎すぎて思わず何度か使ってしまったな。タオル巻いただけの全裸でシャワーブースを行き来するという謎の行動を取ることになっていた。
 
ともかくも、すごいすごいと荷ほどきして、今夜はどうしよう?と話し合うも、お昼が重すぎたから夕食はすっごく軽くて良いよねということに。
 
今日は日曜、隣接のショッピングモールに行ってみようかと、出かけてみることにした。
 
右の写真が、ヴィラを出たところの光景なのだけど、とにかく緑がいっぱいで。
 
日本では見たことのない鳥も飛んでくるし、なんならリスもヴィラの木に遊びにやってくる、南国ヴィラにこれから5泊滞在で。
 
いっぱいだらだらするぞーと思いつつ、案外と予定は色々詰まっていたりするのだった。

ダンスは見られずの部屋飲みナイト

今日、日曜は、ホテルから歩いて数分の「Bali Collection」でダンスとケチャが見られるらしい。
 
公式サイトにそうあったから「無料なんだ?見に行きたい」と夕方出かけてみたものの、そのダンスなどが何処で開催されるのかというアナウンスが園内どっこにも表示されていないのだった。
 
ちなみに左のどこかセクシーなカエルさんは、どうやらゴミ箱であるらしく。かわいいなあと、思わず写真を撮ってしまった次第。
 
で、買い物ついでお店の人に「どこでケチャ見られるの?」と聞いたら、「そこのメインロビーよ」と言われたものの、ステージがあるとか椅子が置かれてるとかそういったことも何もなく。
 
結局1時間ほどお店を見ながらうろうろしていたものの、ケチャのあの独特の声がどこかからか聞こえてくるということもなく、ただのお散歩で終わってしまった。
 
歩き疲れたところで、「帰ってビール飲もうか……」と園内のインドネシア料理の店「Samalona Signature」でサテ買って帰ることにして。
 
8本セットでRp100,000と言われたけど、サービス料だったり税金だったりがかかって結局RP118,800。
 
それだけ手にして、ホテルに戻れば、あちこち吊るされたぼんぼり(?)にライトが灯って、なんとも素敵な雰囲気になっていた。
 
ヴィラへの階段もこんな感じに、どこか荘厳な空気すら感じられて。
 
水が流れる細い通路の左側がレセプション棟、右側がホテル唯一のレストラン棟。
 
レストランは半分ほどが冷房効いてる屋内席で、屋外席もたくさんある。連日けっこう賑わっているレストランなのだった。
 
で、お部屋もすっかりターンダウンされていて、プールも間接照明が美しく。
 
遊ぶ気満々で、昼間のうちに水遊び道具を全力で膨らませて浮かべているのが見えるなあと笑ってしまいつつ、ダイニングテーブルに夕食の支度をした。
 
サテの他、お部屋のウェルカムスイーツだったお菓子やナッツ、お昼のセントレジスのチョコレートケーキも出して、ライトアップしたムーディーな照明の下、日本から持って来たビールで乾杯。
 
リビングにはBluetooth接続できるけっこう良い目のスピーカーがあったものだから、なんとなく雰囲気出してバリ風のミュージック(旅行前にせっせと入れてきた)をかけてみたり、途中からBODYPUMPの新曲流して全く違う雰囲気にしてみたり。
 
Bali Collection、完全観光客用の施設でまあまあ全体ぼったくり価格ではあるのだけど、それほどには観光地味ということでもなく、まっとうにおいしいサテだった。
 
ウェルカムスイーツは、ダダール・グルン(Dadar Gulung)という鮮やかな緑色のココナッツクレープと、茶色い粒感のある餅菓子のようなねちねちしたお菓子。
 
ほんのりカラメルみたいな風味があって……とその旨をChatGPT(に、私はセバスチャンと名付けて執事扱いしている)に"これは何というお菓子だと思う?"と尋ねたら、ワジック(Wajik)ではないかということで。

Dadar Gulung(ダダール・グルン)
パンダンリーフで鮮やかな緑色に色付けした、薄いクレープ生地でココナッツフィリングを包んだ伝統菓子。中にはパームシュガーで甘く味付けした削りココナッツがたっぷり入り、爽やかなパンダンの香りと優しい甘さが楽しめます。
 
Wajik(ワジック)
もち米をココナッツミルクとパームシュガー(椰子砂糖)でじっくり炊き上げた、バリやジャワの伝統菓子。もっちりとした食感の中にもち米の粒感が残り、パームシュガーならではの黒糖やカラメルを思わせるコクのある甘さが特徴です。

 
だそう。
画像検索すると、なるほど確かにそうだわという感じだったから、なるほどなあとおいしく食べた。
 
これまでの旅行は「これ、一体何なのだかよくわからないけどー」と思いながら食べていた品を、こうして色々同定解説してくれるAIを手軽に扱えるようになってマジ便利……と思う、最近の海外旅行。

ヌサドゥア「Bali Collection」内「Samalona Signature」の
チキンサテ
Rp118,800