食欲魔人日記 00年1月 第4週
1/17 (月)
ふろふき大根
絹さやと油揚げの味噌汁
御飯
抹茶入り玄米茶

まだまだ鍋にたっぷりあるふろふき大根を、再び温めて食す。
私は小さな1切れの大根。だんなは大きな大きな輪切りの大根1切れと、こんにゃく。鶏味噌たっぷり乗せて食べる。
大根1本使ったふろふき大根も、残りは半分以下。大根の先っちょの方の、直径5cmくらいの小さなやつなんかが残っていたりして、なんか愛しくなっちゃったりして。

森永のチョコレートバー 1本
アイスコーヒー

本日多忙。昼食を食べる余裕もなく、気が付いたら午後3時を回っていた。なんてこったい、大不覚。
今更食べるのも夕食に響きそうなので、とりあえずチョコレートバーなどを1本食してみる。

ハヤシライス
玉ねぎのサラダ
牛乳
洋梨の缶詰

冷凍庫にたっぷり保存してある手製ドミグラスソースを用いて、ハヤシライス作成。牛肉と玉ねぎをじっくり炒めて(バターはたっぷりと)、甘味と風味付けにポートワインをふたたらし、ドミグラスソースを入れてちょいと煮込んでとろみをつけて出来上がり。簡単、簡単。
玉ねぎサラダは、玉ねぎをスライサーでじゃかじゃか薄切りにして、冷水にしばらくつけた後にきゅっと絞ってドレッシングで和えただけ。やっぱり簡単。

食べ始めると、何やら物足りないような気がする。
白い御飯に茶色いソース。御飯とソース以外に足りないものなどあろうか。いや、ない。
納得して再び食べ始める。だが、やはり胸に空虚感が広がるのだ。なんなんだ、一体どうしたんだ私のハヤシライス!

……そうであった。
半分ほど食べたところでふと気がついた。
グリーンピースを乗せるのを忘れていたのである。

味はなんてことないグリーンピース。でも天津丼にもハヤシライスにも何故か必須なグリーンピース。胸に広がる空虚感は緑の粒々だったのだ。
乗せてあるからどうだってわけじゃないんだが、やっぱり無いとなんとなく物足りないのであった。
今更冷凍もんのを溶かすのもめんどくさいし。とりあえず本日のハヤシライスはグリーンピース抜き。

ところで、何故簡単料理ばかりを作っているのかというと、テレビゲームにはまっているからである。「悪魔城ドラキュラX」、何故か今頃おおはまり。アクション苦手なこのわたくしが、コントローラーを離せずに頑張っているのであった。あ〜、なんてたどたどしいのかしら、私の動かすキャラクターは。
たどたどしいだけならまだしも、主人公のドラキュラ御子息の現在の装備品は「皮の盾」と「布のマント」。ぼろ雑巾のようなマントをひらひらさせ、盾は見た感じ"干し椎茸"なのである。なんともみすぼらしい。情けない。
「怪奇!椎茸男ぉぉぉ〜!」
などと笑っている場合ではない。
家事をしろよ、自分。

1/18 (火)
ふろふき大根
御飯
抹茶入り玄米茶

3日目のふろふき大根。
朝起きて火をつけるだけで食べられるおかずがあるというのは、ちょっと嬉しい。

「朝起きてさぁ、豚汁があるってのはシアワセなんだよ〜、しみじみしちゃうね」
とだんなは以前言っていた。
そうか、しみじみしちゃうのか。じゃあきっとふろふき大根でもしみじみしちゃってるのね、キミは。
シアワセそうに大根を箸で切り取っているだんなを見つつ、そう思う。

ああ、豚汁も食べたいねぇ。
上等な豚肉じゃなく、脂たっぷりバラ肉使って。表面に豚の脂の膜が光っちゃったりするような。ちょっと濃い目の豚汁。ほわーん。

銀座 十石の
 鶏マヨ おにぎり
 うに おにぎり
 ちゃあはん おにぎり
緑茶
ヤクルトヨーグルト ソフール プレーン

銀座WINSの向かい側、小さな小さなおにぎり専門店が昨年秋頃から出没している。
ずっとずっと気になりつづけて早数ヶ月、本日思い立ってどきどきしながら覗いてみた。

間口1間くらいの小さな店に、奥に向かって冷蔵ケースが置いてある。中にはぎっしり、おむすびの行列が。
帆立(バター風味)、鰹マヨネーズといったちょっと風変わりなものの他、梅、鮭、おかかなどの馴染み深い名前も並ぶ。とりあえず変わったものを、と「鶏マヨ」「うに」「ちゃあはん」を包んでもらった。
「炒飯」「チャーハン」でなく、「ちゃあはん」、である。
ケースの中のそのおにぎりの前には、「十石謹製 ちゃあはん」と堂々と書いてある。何故に、「ちゃあはん」?
まぁ、良い。とにかく「ちゃあはん」、だ。これだけ海苔にくるまれていないのも、おそらくこの店のポリシーなのだ。3つのおにぎりをプラスチック容器に入れてもらい、袋をシャリシャリ言わせながら会社に戻る。熱い味噌汁、なんてのもあってちょっと気になったが、これは次にまわそう。
おにぎり1個はおおむね200円である。今回は「ちゃあはん」のみが180円であった。おにぎり3つで600円前後。安いとは言えない。

マグカップになみなみと緑茶を入れて、いざ1ケ200円のおむすびと対峙する。
蛋白なものから濃厚なものへと移行した方が満足度が高いだろうと、「うに」「ちゃあはん」「鶏マヨ」の順でかぶりつくことにした。

見分け用に、上にちょいと乗せられた「うに」は、中までみっしり「うに」であった。新鮮そうな、色艶の良いぴちぴちしたうにが、御飯の中に端の方まで詰まっている。おお、旨いじゃないか。緑茶をぐびり。次は「ちゃあはん」。焼き豚のみじんがたっぷり入った、割と本格派のチャーハンだ。塩味は薄いが、こってりと濃厚な味が舌に残る。むむ、悪くないぞ。緑茶をぐびり。で、最後は「鶏マヨ」。これは鶏肉の唐揚である。唐揚を、パセリのみじんが入ったマヨネーズで和えて具にしている。ああ〜ん、最高!いいじゃないか!緑茶ぐびぐび。
惜しむらくは、高価であることだが(コンビニおにぎりの容積2/3程度で値段が倍)、でも良い感じだ。ちょっと気に入った。

食後のお茶をずるずる飲んでいるところへ、馴染みのヤクルトおばちゃんがやってきた。デザートにヨーグルト1個所望する。平和じゃのぅ。

スパゲッティカルボナーラ
レタスサラダ オレンジドレッシング
ビーフコンソメスープ
ビール、アイスコーヒー

本日は、ここ数日食べたい病が発症していたスパゲッティカルボナーラ。卵とチーズとベーコンのスパゲッティである。
まずはベーコンをじっくり炒める。ここは薄切りじゃなくて、塊を厚めにごろごろとしたい。薄めのやつをカリカリになるまで炒めるのも、それはそれで悪くないけど、やはり厚めのやつをこんがり焼いて、でも中身はジューシ〜♪という状態が私の好み。フライパンでなく、中華鍋でやるのが後々便利なような気がする。
そうしている間にパルミジャーノレッジャーノチーズをがりがりと挽く。ついでに胡椒もガリガリやった後、生クリームをだばだばと注ぐ。4人前見当で(注:我が家は3人家族です。しかも1人は幼児。)卵は4個使用。2個は黄身だけ、2個は全卵で。それを生クリームの上に割り落とし、箸でぐりぐりと混ぜておく。

そうこうしている間に、スパゲティも茹であがる。ほくほくのスパゲティを、脂がじくじく染み出ているベーコン鍋に投入。もうもうと上がる湯気にも負けず、手早くかき混ぜる。ここで鍋の火を止めて、チーズソースを上からかけて、後は速攻で混ぜ合わせる。卵が半熟状でまとまれば、ばっちぐー。今日も上手にできました〜。ぱちぱちぱち。

で、添え物は簡単にレタスサラダ。以前R1/Fで2種類の柑橘とウイキョウのサラダを購入した時にドレッシングが1個余分に入っていたので、それをふりかけてみる。爽やかなローズマリーの香り。
あとは、キャンベルのビーフコンソメスープ。賞味期限が2ヶ月前に切れていたのを気にせず使う。いや、気にしてるから焦って使った次第。

1/19 (水)
木村屋ペストリーショップ
 鶏肉とモッツァレラ、チョリソーのデニッシュ
 リコッタとほうれん草のカレーデニッシュ
ツナオニオンのホットサンド
カフェオレ

昨日17時40分。翌朝のごはんを求めて木村屋ペストリーショップに寄り道する。目当ては薄切り食パンだ。ホットサンドを作るのさ〜♪
先日まで、我が家には1つしか焼けないホットサンドメーカーが1つしか無かった。家族3人分のホットサンドを焼くには、1つのホットサンドメーカーで順番に1個ずつ作っていくしかなかったのだ。んが!だんながとうとう2個焼きホットサンドメーカーを買ってきてくれた。これで計3つのホットサンドが同時に焼けるようになったのだ!ありがとうだんな!ありがとうTWINBIRD!(←メーカー名ですじゃ)

かくして、カウンターを前に
「薄切り食パン、くださいな〜♪」
と高らかに言う私がいるのであった。12枚切りをとりあえず包んでいただいていると、いつもの眼鏡の店員兄ちゃんが
「菓子パン全品、3割引ですよ〜」
と魅惑的なことをおっしゃる。思わず3品購入。全部でたったの437円。ちょっと嬉しい。

てなわけで、本日はパン朝食。玉ねぎのみじん切りたっぷり入りツナホットサンドと、オーブンであっためた菓子パン。
チョリソーのデニッシュは、クロワッサン生地に鶏肉のスライスとチョリソーが並び、上にモッツァレラチーズが溶けている。さくさくのパンと塩気の効いたチョリソーが良い感じ。カレーデニッシュは、もちもちしたパンの中に緑色のカレー。ちょっとインド風にスパイスたっぷりで、中央にチーズの塊。熱を入れると、これもとろんと柔らかくなる。

ところで。
ホットサンドというもののデフォルトは四角であろうか。あるいは三角?
我が家の旧ホットサンドは食パンの周囲がプレスされる四角タイプである。
対して新型は対角線にもプレス線が入り、出来上がりは直角二等辺三角形となる。
喫茶店で出るタイプは直角二等辺三角形のような気がするが、喫茶店でホットサンドを食べた記憶が相当古いもんだから、定かでない。
個人的には、具がたっぷり入る四角型が好み。でも、四角型のホットサンドメーカーは現在売られていないそうなのである。三角が今のホットサンドトレンドなのだろか、果たして。

パン屋 フロリダの
 チキンサンド
べこの乳

朝がパンなら、昼はやはり飯か麺だろう。……と思っていたのに、激ジョブで時間が無くなり、近所のパン屋に出向く。とほほ。
鶏肉の照焼をマヨネーズソースと一緒に挟んだチキンサンドを買ってきた。お供は"べこの乳"。牛乳である。

近所の中華料理屋から出前
 カツ丼
 中華スープ
ほうじ茶

だんなも私も、本日は帰宅6時半過ぎ。ばたばたしていたらあっという間に7時になった。
御飯なーい。作り置きおかずもなーい。なんにもなーい。そもそも疲れてやる気がなーい。……と暗澹たる気持ちでテーブルで顔つきあわせ、家族会議の結果、近所の中華料理店から出前を取ることに決定。

40分後、夕食にありつく私たち。
昔懐かし、"おかもち"に入れられてやってきたカツ丼とチャーシュー麺。ぴったりラップが張ってあって、まさに絵に描いたようなラーメン屋の出 前である。
しかし……ここ、あんまり美味しくないのだ。カツ丼のたれは甘すぎ、スープも化学調味料味。でも、1品700円。ちょっと、溜息。

1/20 (木)
エッグオニオンホットサンド
アイスカフェオレ

ホットサンド2日目。新ホットサンドメーカーは大活躍だ。
本日の具は、卵と玉ねぎみじん切りをマヨネーズで和えたもの。ホットサンドには玉ねぎがナイスフィットする。みじん切りした玉ねぎは、熱が入ると甘く柔らかになって、普通のサンドイッチとは違った美味しさがあるのだ〜。

さて、この活躍中のホットサンドメーカーの説明書には各種ホットサンドの作り方例というのが載っていた。
・ピザ風ホットサンド
 文字のまんま、具がピザトーストと同じになる。玉ねぎやピーマンを、ピザソースやチーズと一緒に挟み込むらしい。美味しそう。興味津々。
・アップルホットサンド
 りんごを砂糖煮にして(アップルパイの中身のように)、シナモンふって具にするそうだ。お菓子ホットサンドだねぇ。いつかやるべし。

緑のたぬき ミニ
たらこおむすび
ヨーグルト

本日はコンビニ御飯。寒いので、小さいカップ麺を買ってスープ代わりにしておにぎりを食す。
パッケージを見て懐かしさにかられ、"緑のたぬき"を手に取る。"赤いきつね"としばらく見比べた後、あのチープなかき揚げが恋しくなって、たぬきを選択。
「カップ麺なんて、久しぶりぃ」
と感慨にひたりつつ、そばをすする。

回鍋肉
青梗菜と豆腐のスープ
御飯
よなよなエール、ほうじ茶

「ホイコーローをするぞ〜」
そう言って、だんなが大きな豚バラ肉の塊を買ってきた。

ホイコーローは「回鍋肉」と書く。「鍋を回す肉」ではなく、「鍋に戻す肉料理」という意味らしい。かたまり肉を茹でて切って、それを再び鍋に戻して炒め合わせるから「回鍋肉」。
基本にのっとって、大きな肉を茹でることから始める。

肉を茹でた湯は、そのままスープにしてしまう。
ラードで青梗菜を炒めて、そこへその湯と角切り豆腐を投入。塩と胡椒で味つけて、とろみをつければ簡単中華スープである。豚肉の"だし"が効いてて良い感じ。

「食べたいものを食べたい人が作った方が、料理は美味しい。」
の我が家のルールに従い、回鍋肉調理はだんな担当。
かたまり肉を厚めに切った、こってり甘味のある回鍋肉が出来上がってきた。ビールのつまみというよりは、御飯のおかずという味だ。
歯ごたえと味のある肉がキャベツとピーマンと共に甘辛い味噌だれに絡んでいて、今日の出来は二重丸♪
しかし、家族全員、皿に残ったたれに御飯を混ぜて食べちゃうかね。お行儀悪い。

1/21 (金)
ふろふき大根
青梗菜と豆腐のスープ
御飯
抹茶入り玄米茶

なんと、先週末に作ったふろふき大根が未だ残っていたりするのである。大根が2切れにこんにゃく1切れ。さすがにそろそろまずいんでないかい、とおそるおそる食べてみる。……もとい、だんなに食べてもらってみる。うむ、まだ大丈夫であったらしい。

しかし、だしに5日以上も漬かっていた大根。
さすがに茶色も強くなり、最早"ふろふき大根"という名称で良いのか、という気がしてくる。割烹料亭なんかで出てくるような"ふろふき大根"というものは、透き通るほどに白いものだろう。今日、鍋の中に漂っていたアレは、最早"おでんの具"という様相だった。まぁ……そういうのもいいのかな、うん。

マクドナルドで
 ダブルチーズバーガー
 フライドポテトS
 アイス烏龍茶

実は、昨日頃から無性にハンバーガーが食べたくなっていたのであった。
本格的な味がするフレッシュネスバーガーはいかん。妙に旨すぎるモスバーガーもいかん。あのチープな、あの!マクドナルドのハンバーガーが食べたくなっちゃったのである。それもチーズバーガーが望ましい。ダブルチーズバーガーなんて、更に更に望ましい。

というわけで、熱い決意を抱えつつ、ダブルチーズバーガーと対峙するわたくし。ポテトはS。ドリンクはアイス烏龍茶。オレンジドリンクにしたかったのだが、ここはぐっと我慢。シェークにも心ゆらいだが、ここもぐっと我慢。
ダブルチーズバーガーは、相変わらずあの味で満足した。ポテトもタイミング良く揚げたてだったので、これも大満足。

鶏肉味噌うどん
麦茶

朝、ふろふき大根は全て片づけられたのであったが、作った鶏味噌はまだ盛大に残っていた。味噌たっぷりの、鶏味噌。
このまま保存するのもいかがなものかと思い、これをベースにうどんを作ることにした。
にんじんと干ししいたけをみじん切りにして、軽く炒めて肉味噌と合わせる。味噌味ばかりが強いので、醤油と味醂で適当に調整。汁気の少ない肉味噌になったところで、茹でたてのうどんの上にこれを盛る。かき混ぜつつ、食べる。

何とも適当な創作料理をした割には、案外旨いものが出来上がって、満足。私用には、上から好物の香菜を山ほどふりかける。青臭さと、濃厚な味噌の香りが絡み合って結構イケる。

1/22 (土)

台場 青龍門にて
 皮蛋豆腐
 炒時菜
 可楽健
 鮮肉焼売
 担々麺
 海鮮炒麺
 鶏肉粥
 生ビール

朝。
「餅でも食べるぅ〜?」
とやる気無さ気に提案すると、
「……どこか、食べにいくぅ〜?」
という、これまたやる気無さ気な言葉が返ってきた。

そうと決まれば、俄然目が輝いちゃう私である。
「じゃあさ、じゃあさ、台場に行って御飯食べて、んでボーリングをしてこよう!」
と妙にやる気が充満し、いそいそと着替えて11時オープンのビーナスフォートに駆け込んだ。何処で食べるかちょっと悩んだ挙げ句、2回目の青龍門

メニューは50種類ほどもあるが、赤いシールが貼ってあるものしか今日は用意出来ない、という。肉味噌の乗った担仔麺が目当ての大なる部分だったのに、ちょっと残念。小龍包もなく、チャーシューまんにもシールが無い。かなりショック。
それはそれで、普段注文しないものをいくつか頼んでみることにした。ピータン豆腐、青菜の炒め物、台湾コロッケ(可楽健、と書くらしい)、焼売に、息子用のタンタン麺、だんな用に海鮮焼きそば、私用に鶏肉の粥。昼間から生ビールを頼み、午前11時過ぎの台場でおもむろに宴会モードである。

胡麻油の効いたソースがかかったピータン豆腐には、何故か鰹節がてんこもりになっている。ピータンも1個分くらいがふんだんに盛られ、期待した以上に美味しい。これで580円は悪くない。ビールが進む。
今日の「炒時菜」(季節の青菜の炒め物)は青梗菜。塩気が多めでにんにくたっぷり。最後に片栗粉でちょいとまとめてあって、それが野菜に絡みついて、これがまたビールに合う。ビールが進む。昼間からビールが進むものこんなに食べていて良いのか私たち。

コロッケはケチャップと塩胡椒が添えられている。コンデンスミルクの風味が少々したが、普通のポテトコロッケとあまり変わらない。焼売はちょっと大きめ。
息子用にラー油を抜いて貰った、芝麻醤ベースの担々麺はほとんど息子の胃袋に入り、焼きそばも粥も、あっという間に無くなった。
しめて6121円。
昼のビールって、なんて旨いのだらふ。

NEOGEO WORLD TOKYO BAYSIDE
Cafeteria COME COME EVERYBODYにて
 クレープ (チョコバナナ生クリーム)
 アイス烏龍茶

ブランチの後は、NEOGEOでボーリング。ボーリングの後は、階下のカフェテリアでクレープを食べるのが恒例だ。
いつも私は生クリーム系のもの、だんながマヨネーズ系のものを頼むのも恒例。お互い、一口ずつ分け合って食べる。「甘いのはちょっと欲しいけど、基本はおかずクレープが好き」なだんなと、「甘いのが食べたいけど、おかずクレープも悪くない」私の需給はここで見事に一致する。
本日は、チョコバナナ生クリームと、ハムチーズ。
かつてクレープは私にとって結構な御馳走で、原宿に遊びに行く時くらいしか食べられないものだった。ていうか、原宿以外で売っている場所があんまり無かったんだな。ていうわけで、実はクレープ、青春の味。

千駄ヶ谷 Mangia Pesceにて
 マンジャペッシェの海の幸ご賞味コース
 白ワイン − VINNAE VENEZIA GIULIA 1997

本日は、先月から予約を入れていたMangia Pesce(マンジャペッシェ)に出たばかりの給料を握りしめて出向く。アクア・パッツァのオーナーシェフでもある日高良実さんが経営する店だ。
「尊敬してやまない日高さんのお店の常連になって、日高さんとお近づきになっちゃいたいんだもんね作戦」、先月に引き続きこれが2回目の作戦実行である。
横浜の『dancyu』イベントで何度か話をする機会を得、先月はマネージャーのK氏と名刺交換もし、首尾は上々だ。今日は、「店にいるようにしますので」と予約の際に電話口で、ご本人から言われてしまった。きゃー。きゃーきゃー。(←ミーハーであってはいけない、と自らを戒めつつ、はやる気持ちを押さえられない状況)

何故、ここまで日高良実さんに傾倒しているのか。
「大好きな、イタリア料理というジャンルのシェフである」……それは、ある。
「とにかく、腕が良い。何を食べても美味しい」……とても、ある。
「マスコミに良く出ているらしい、"有名店"のシェフなのに、全然偉ぶらない」……かなり、ある。
「どうやら料理することももとより、美味しいものが大好きらしい」……相当、ある。
何というか、彼の料理への姿勢、店への姿勢、お客さんへの姿勢、などがとても共感出来るのである。
"美味しいものが食べたい。作りたい。皆に食べさせたい。"という。

6時入店。私たちは2組目の、早い到着である。幸い息子は熟睡中だ。
食前酒にスプマンテをいただきつつ、メニューの検討。アラカルトも豊富だが、8000円の「海の幸ご賞味コース」がなんとも美味しそうだ。メイン2品パスタ1皿、何故か前菜が9品くらいずらずらと書いてある。選ぶのではなく、全部やってくるらしい。
「うーむぅぅぅ、ここはカッチョよくアラカルトでオーダーしたいところだが、このコース、めちゃめちゃ美味しそうだぁ。これはコースか!?コースか!?」
と煩悶しているところに、大皿に透明な蓋をかぶせたものがやってきた。
中には黒い塊が、10個ほど、ごろごろ。

「国産の黒トリュフが入荷致しました。」
と愛想の良いウェイターがにこにこと紹介する。国内で栽培しているもので、本場のものと比較して風味は多少劣るものの、ものすごく安価なのだそうだ。1かけ400円くらい。赤子の握り拳大で600円ほどだということだ。
「お料理に合わせて、いろいろお使いいただけます」
とおっしゃる。前菜の1皿に刻んでかけて、更にメインに薄切りにしてかけたり、パスタにも使えるとのこと。1個単位で購入して、それを使い切るように工夫してくれるそうだ。お、面白そう。それに、すごく良い香りだ。
「下仁田葱と温泉卵にですね、トリュフを薄切りにしてパスタと混ぜ合わせると、これが美味しいんです。」
などと言われたら逆らえない。
トリュフ1個を購入することにして、後はコースの内容について相談する。

前菜の「水ダコのカルパッチョ」にみじん切りトリュフ。で、パスタにトリュフ。あとは「天ぷらにしましょう」「1皿増やしましょう」などと色々話し合ったが、メインの「和牛肉のマルサラ酒煮込み」を「牛頬肉とポルチーニ茸煮込み」に変えて、それに残りのトリュフを盛大にかけてもらうことになった。コースだけど、どんどん変えられるのがとても嬉しい。


そんなこんなで、お料理はじまり。
ワインはヴェネツィアの「VINNAE」というものを勧められた。香りは甘く、でも口に入れると一瞬水のように淡泊になる。その後、喉の手前がほわぁ〜んと濃厚な後味でいっぱいになる。面白いワインだ。しかも旨い。辛口で、魚料理に合いそうだ。

「Stuzzichini」こと、突き出しは3種類。小皿に3種全部が小さく盛られてやってきた。

 シマアジとチャンボッタ
「チャンボッタ」はラタトゥイユに煮た野菜料理なのだそうだ。小さなスプーンに乗せられていた。マリネしたシマアジがとろんとしていて、美味♪

 帆立貝とコールラビのクロスティーニ
薄切りトーストの上に、みじん切りにした魚介の具が乗る。一口で食べられる大きさ。口中、ふわ〜んとオリーブ油の香りが漂う。

 フォアグラのパニーノ
親指の先ほどの小さなパンの間に厚めのフォアグラ。臭みがなく、こってりしている。


次、「Antipasti Vari」。各種前菜。
これが、大きな一皿で来るのかと思ったら懐石料理よろしく個別に次々来るのであった。冷たいものはキンキンに、温かいものは湯気をたてて。どれもハズレなく美味で、たまらない。息子が起きるが、パンを分け与えつつ気にせず食べる。

 厚岸の生ガキ
殻付きカキが小皿に乗る。レモンを絞って、つるりと食べる。はふ〜ん。

 水ダコのカルパッチョ仕立て黒トリュフがけ
やや厚めのタコが2切れ。そして上には、みじん切りにした黒トリュフがたっぷり〜♪トリュフとは……ハーブくさい。違う。……きのこくさい。それも違う。とにかくトリュフだ。トリュフの香り。しこしこしたタコとそれが絡んでちょっと気持ち良い。

 鱈の白子のコンソメゼリー寄せ
小さなデミカップに入ってやってきた、白子のゼリー寄せ。どこがイタリア料理なんだ!と心中ツッコミを入れるが、美味しい。コンソメゼリーの中にはパプリカのみじん切りが入っている。ツルンとしたゼリーと、ぷるんとした白子は口の中でほにょほにょと溶けていく。優しいけど、濃厚な味。

 バーニャカウダ
野菜を熱したアンチョビソースにつけて食するのが「バーニャカウダ」。オイルランプで温められた小さな陶器の器の中にソース。野菜はにんじんや紅心大根など。塩気の強いアンチョビソースにつけて食べると、野菜の甘さがとても強くなる。さっと下茹でしただけの野菜がしゃくしゃくとして良い感じ。
「パンをつけていただいても、美味しいですよ♪」
と勧められたので、早速パンもがつがつ食べる。結果、野菜は無くなっても鍋はそのままにして貰い、えんえんとアンチョビソースつけパンを堪能する私たち。

 才巻海老と赤シマインゲン豆のサラダ
有頭海老が玉ねぎやパプリカとマリネされている。大きなインゲン豆がごろごろ。豆をほとんど息子に食われる。そうか、美味しいか。

 トマトとモッツァレラ、生ハムのグラタン
分厚いトマトの輪切りに、同じ大きさのとろけるモッツァレラチーズ、そして上に生ハム。
ナイフでチーズがなかなか切れないので、いきなり大口開けて1口で食べる。トマトが甘い。お菓子のようだ。

 サーモンとホウレン草のタルト
細切りにした、小さな小さなタルト。温かく、周囲がこんがりさくさくとしている。とっても旨かったのに、息子に半分がた奪われる。

 ヤリイカとじゃがいものトマト煮
「イカとじゃがいもは合うんですよ。」
との言葉と一緒に、小さめココットケース入りのトマト煮が湯気をたててやってきた。
軽く潰してマッシュポテト状になったじゃがいもが、トマトソースと一緒にイカに絡んでいる。ほくほくである。ワインが進む。

 脂の乗ったメカジキマグロのグリル 冷たいプッタネスカソース
前菜ラストはカジキマグロ。こんがり焼かれたあつあつの魚に、冷たく冷やされたオリーブ、アンチョビ入りのトマトソースが乗せられている。量が多かったらメインとして十二分に通用する、存在感のある逸品。


前菜の次は、パスタ。「お気に入りのパスタ又はリゾットを」とある。
当初話し合った結果、1つを温泉卵とトリュフのパスタに、1つはだんなのリクエストで「比内鶏と下仁田葱のパスタ」に。2つのパスタを、途中で交換こして食べるのだ。皿の交換はマナー違反じゃないのだ。ガンガンやるべし。

話は前後するが、前菜の途中、日高さんがテーブルにやってきた。少々の話の後、
「息子さんにも何かパスタをお出ししましょうか?」
と言ってくれた。
自分たちの皿からあげるつもりではあったが、麺好きな彼は少食の女性1人分くらいのパスタは平らげてしまう。小さな食欲魔人にトリュフのパスタを分けるなど勿体なくてちょっと出来ない。きっと全て喰われてしまう。

有り難い申し出に、彼の好きそうなパスタをいただくことにした。
「手で食べちゃうから、あんまりギトギトしないもので」
「多分トマトソースよりクリームソースが好みで」
「で、カッペリーニよりはリングイネのような太めのもので」
となんだかんだで色々注文をつける。

やってきたのは下仁田葱とトマトのクリームパスタだった。とろんとしたクリームソースに、みじん切りのトマトと葱が散らされている、リングイネパスタだ。息子に分けると、あっという間に半分以上が無くなってしまった。メニューには載っていない、簡単なパスタのようだが……横から奪って食べるとめっちゃ美味しい。なんてシアワセ者なんだ、息子よ。

そして私たちのパスタ。
楕円皿に茹でたてのパスタが盛られ、上に温泉卵と葱のソテーが落とされている。そこへ、スライサーでトリュフをガリガリと削り、目の前で合わせてくれる。改めて皿に盛ると、黄色く黄身が絡むパスタに豪勢にトリュフが絡んだ凄いものになっていた。一口食べて、だんなが
「美味しすぎて、君にあげたくないくらい」
などと酷い事を言っている。卵の味とトリュフというのはめちゃめちゃ相性が良いらしい。こってりしていて濃厚なトリュフの香りがして、「もう、いや〜ん」と二人してテーブルでくねくねする。

比内鶏と下仁田葱のパスタは、バジルソースだった。刻みバジルのソースがたっぷり絡む、緑色が綺麗なパスタだ。これも葱の甘さが美味しいパスタ。悪くない。とっっても悪くないんだけど、いかんせんトリュフパスタが美味しすぎる。


「Pesce del Giorno」、魚料理。「お魚丸ごとアクアパッツァ又はお好みの調理法で」とある。
無論、アクアパッツァを食べねばならない。アクアパッツァが美味しくて大好きで、とうとう店名にまでしてしまった程の日高さんなのだから、その店に来たらアクアパッツァは外しちゃいけない。多分他の調理法も不味いはずはないのだが、でもやっぱりアクアパッツァの美味しさは秀でているような気がする。
今日のお魚は、「ほうぼう」。

「全体的に量が多いので、魚は輪切りにしてちょっと少な目にさせていただこうかと思います」
と当初メニュー決めの時に、K氏より申し出があったのだが、これには2人して首をぶんぶんと振って
「うんにゃ、我らは大食いなので、気にせずに魚丸ごとでいっちゃってください」
とリクエストしたものだ。
すみません、本当に大食いなんです。そりゃもう呆れるほど。
体長25cm程のいかつい顔のほうぼう丸ごと1匹がやってきた。周囲にはドライトマトとオリーブ、アサリがたっぷりちりばめられている。

料理名、「アクアパッツァ」は「狂い水」「気狂い水」の意味である。何をか懸念してか、「風変わりな水」と訳している妙なグルメガイドブックを見たことがあるが、「気狂い水」で良いのである。魚をオリーブ油でソテーした、そのフライパンに水を入れて、その水の狂ったように飛び跳ねる様が由来だとされている。そう本で読んだし、聞いたこともある。

だが、そのアクアパッツァを器用に切り分けつつ話すマネージャーのK氏によると、別の由来もあるのだそうな。彼が昨年夏にイタリアに赴いた時の現地の人の話である。
アクアパッツァは漁師の料理なのだそうである。船の上で、釣った魚で料理をする。船にあるのは、日本の梅干しにも似た位置づけの保存食、オリーブやケッパーばかりである。それを用い、海の水を使って魚を煮る。船はグラグラと揺れ、漁師も鍋も一緒に揺れて、そりゃもうグラングランである。その「漁師も鍋も、中の水もグラングラン」の様子から「アクア・パッツァ」になったと。
「現地の人が言うから、そういう由来が本当なのかも知れないですねぇ」
と皿を出しつつ、K氏は締めくくった。

魚半身と、顔の頬肉つきの骨が皿に乗っている。ドライトマトの甘さとオリーブの香り、ケッパーの塩気とあさりの風味と、色々混ざり合って複雑な様相を呈している料理だ。んが、根底にあるのは、「こうすると魚が美味しい」というもののようで、こんがりしていて中はほくほくな魚が、この料理では本当にえも言われぬ美味しさになってしまう。
「美味しいねぇ」
「……美味しい、よおぉぉぉ」
「どうしよう、私ダメになっちゃいそうだ」
「あ、やっぱり?僕もダメになっちゃいそうだ」
と店の片隅でダメになっている者がここにいる。
魚1匹、ぺろりと平らげる。腹7分目、くらいかな。ほほほ。


「Piatto di Carne」肉料理。
本来は「和牛肉のマルサラ酒煮込み」がコースの内容だったはずだけど、「牛の頬肉とポルチーニ茸の煮込み」になっている。
そのココロは黒トリュフ。これを思い切りかけて食べるために、トリュフに合う肉料理になったのであった。
さほど量の無い肉の塊と、たっぷりのポルチーニ。上にはこれでもかと最後のトリュフがかけられている。炒め玉ねぎがたっぷり入ったようなソースでホロホロになるまで煮込まれた頬肉は、口に入れるととろんと溶けていく。
そして、横にはポルチーニ。乾燥ポルチーニを食べた時は特に感慨も無かったのだが、これは生を使ったらしい。松茸とは違う、独特な香りがある"イタリアの松茸"的きのこだ。鼻に"もや〜ん"と残るような、抜ける匂いを持っている。ポルチーニとトリュフ。んでもってとろける牛肉。
腹8分目。いやーん、すごくシアワセ。


「Dolce e Caffe」。デザートと、コーヒー。
「私はこのお店のパンナコッタが大好きなのです」
と以前言っておいてはいたのだった。やっぱり好みは好みと伝えると、いつか良い事があるかな、と思っていた。ら。
「ドルチェは、スペシャリテをご用意しました」
などと言って、出てきたのは特製パンナコッタ。
皿の中央に、小ぶりなプリン型で固めたパンナコッタ。周囲には苺がたっぷり入ったソースが敷かれている。ほわんと漂う、洋酒の香り。う、嬉しい。嬉しすぎる。私のパンナコッタ。ええ、もう、誰にも渡しませんとも。

しかし、だんなもだんなでやっぱり「スペシャリテ」だったのであった。こちらは特製シュークリーム。やや褐色のカスタードクリームがたっっっぷり詰まったさくさくのシュークリームだ。私のも旨いが、だんなのもめっちゃ旨そうである。先ほどの「渡しませんとも」の決意はどこへやら、結局交換して食べているのである。シュークリームなんて、出てきたのを初めて見たぞ。メニューにはないぞ。何か悔しいぞ。しかもめっちゃ旨いぞー。 やっぱりデザートは重要である。骨の随まで美味しいもので満たされて、エスプレッソを飲んでも空中にほえほえと漂っている気分である。

そろそろ息子が退屈になって騒ぎ出した。
迷惑にならないうちに出ようとすると、
「日高シェフがこちらに向かってますので、宜しければもう少々お待ちください」
とカモミールのハーブティが出てきた。

へ?「向かってる」?とだんなと顔を見合わせる。どうやら日高さんは、麻布と青山の店を移動しているらしかった。恐縮しつつ、しばし待つ。
数分待って、最後にまたテーブルに来てくれた日高さんと少々話して、店を後にする。
日高さん、子供が好きらしい。子供連れであるこちらに話を合わせてくれているのかと一瞬勘ぐったが、どうやら本当に子煩悩らしい。
「うちもねぇ、子供が小さい頃、自分の店に連れてきたりしたんですよ。でも、いかんですね。ちょろちょろちょろちょろして、じっとしてませんから」
と苦笑していた。

「尊敬してやまない日高さんのお店の常連になって、日高さんとお近づきになっちゃいたいんだもんね作戦」
は今回、成功した模様だった。
もっともっと仲良くなって、もっともっと美味しいものを教えてもらうのだ。それにはやっぱり、月に1度は少なくとも行かなければなぁ。
というわけで、来月きっとまた行くのです。

1/23 (日)
冷やしたぬきうどん
抹茶入り玄米茶

昨日の寒いなか、チャリこいだり夕方また出かけたりした所為か、だんなが風邪気味になってしまったらしい。
で、
「つめたいうどんが、たべたい」
とか言うもんだから、季節にそぐわない冷やしうどんを作ることになる。

どうせ冷やしうどんにするなら、やっぱりキンキンに冷やさなければならない。
蕎麦猪口は冷凍庫で冷やしておき、つゆも氷を入れておく。茹でたての麺は水でキュッと引き締めて、買い置きしてあった揚げ玉を添える。

こうしてみると、真冬の冷やしうどんも悪くなかった。
あ、海苔と胡麻もたっぷり添えよう。

ドミノピザの
 チェダーミルフィーユピザ
 和風チキン
 ポテト
 サラダ
コカコーラ

朝食が午前10時過ぎ。こちゃこちゃと家事をやり、急に思い立ってティラミスなどを作っていたら、2時を回ってしまっていた。
かくして、今日も手抜きにピザ昼食。生地の間に薄いチーズ層が挟まった、ミルフィーユピザを注文。
これが、んもう、濃ゆくて重くて腹にたまって、ちょっと疲れながら食べきる。そろそろピザも飽きてきた……。

厚揚げの葱おかか挟み焼き
小龍包 (冷凍もん)
白菜の味噌汁
御飯
ビール

自家製ティラミス
エスプレッソ

午後7時。腹がすかない。
しょーがないので、家族全員先に風呂を済ませ、午後8時からのテレビを見ながらのんびりビールを空ける。気分はもろ、「晩酌」という感じだ。

冷蔵庫の中から厚揚げを取り出し、斜めに切って更に袋状に切込を入れる。中身は葱おかか。長ねぎを薄切りにして、おかかをたっぷり、醤油で和える。これを詰めて、焼き網でちりりと焼く。中まであったまった頃には、表面がこんがりとステキな歯ごたえになっている。
これを、風呂上がりのビールと共にいただく。くーっ!最高じゃん。

で、これだけじゃ足りなさそうだと、だんなが冷凍小龍包を持ち出した。先日スーパーの冷凍もんコーナーで面白がって買ってきたものだ。レンジでチン。
だが……何だか化学合成の味ばかりする、"なんじゃこりゃ"なシロモノだった。小龍包の真価たるスープの部分も、"スープじゃなくて、ラードなんです"という感じだし。何だかネトネトして気持ち悪い。大外れ。

デザートは、昼間作った自家製ティラミス。雪印の"マスカルポーネ"と、以前Sちゃんにいただいていたフィンガービスケットを使用。冷蔵庫で残っていた生クリームを使い、後は卵が1個。すごく簡単。