食欲魔人日記 06年12月 第5週
12月25日 月曜日
久しぶりのカルボナーラは、ちと失敗
「Krispy Kreme Doughnuts」のオリジナルグレーズド 1個
カフェオレ

「2個ですかー、3個ですかー?」
「ぼく3個ー!」
「わ、私1個でいいよ……」
何の個数かというと、ドーナツの個数。2ダース買ったKrispy Kreme Doughnutsのオリジナルグレーズドは、まだまだ残っているのだった。

ここ数日の暴飲暴食で、胃もかなりお疲れの私は、ドーナツは1個で。クリスピークリームドーナツの焼きたての美味しさは「電子レンジで8秒加熱すれば蘇る」のだそうで、昨日も今日もそうやって食べてみた。確かに表面のコーティングが柔らかく溶けてドーナツもほのかに温かくなるけれど、でもやっぱりお店で食べた、出来たてほやほやのあの味が一番美味しい。
早く、もう少し気軽に買える状況になると良いなぁ。

カップラーメン(GooTa 雲呑タンメン)
麦茶

朝から少々喉が痛くて、ほんのりと風邪気味。立ち上がるのも「よっこらしょー」という気分なのは、体がだるいのではなくて胃袋がだるいのだと思う。ここ数日、ちょっと良いものを色々食べ過ぎたね、と。

昼御飯はパンを焼いて軽めのサンドイッチ(ハムときゅうりとか、チーズサンドとか)にでもしようかと思ったのだけれど、台所の籠に詰めっぱなしだったカップラーメンとも目が合った。
息子を呼んで、
「パンを焼いてサンドイッチにするのと、このカップラーメン食べるのと、どっちが良いですかー?」
と聞いてみる。「赤いきつね」を見せたところ、「これ!」で即決。じゃあ私は何にしよう、と、買い置きのカップ麺を見繕って「GooTa 雲呑タンメン」を出してみた。

「お母さんのは、カップラーメンじゃないねぇ?」
「ワンタン入ってるんだよね、でもお蕎麦もちゃんと入ってるよ」
息子と一緒に添付の顆粒調味料を出したりしながら、こっちは4分、君のは5分だねとカップ麺の準備。
昨夜に
「なんと今年は!比内鶏の丸焼きですよー!」
と告げた時の息子の「ばんざーい!」と、今日の
「カップ麺食べますか?」
と聞いたときの息子の「わーい!カップめーん!」という喜びの声を比較すると、どうも後者の方がより喜びが多きかったような気がしないではないのだけれど、あまり気にしないことにする。ワンタンが7つも8つも入っていた雲呑タンメンはとても食べ応えがありました。案外とあっさり味。

ローストチキンの残り(肉&ガーリックピラフ)
スパゲッティカルボナーラ
きのこと根菜入りの鶏スープ
リーフサラダ
缶チューハイ(ジンジャードライ)

クリスマスケーキ
カフェオレ

昨夜オーブン焼きにした比内鶏。比内鶏の骨を捨てるのはいかにもしのびないので、今日の午後から大鍋でぐつぐつとスープを煮出してみた。白濁スープの水炊きにするにはガラの分量が物足りないけれど、それでも美味しいスープがたっぷり取れた。
「これなら2番だしも取れるかもー」
と、夕飯用のスープを取り分けてから、更に水を足してガラを炊いてみる。……クリームシチューのベースにでもしようかしら。

比内鶏スープには玉ねぎとにんじんとブナピーを入れて具沢山な"食べるスープ"にし、あとは昨夜の残りの肉と、チキンのお腹に詰めたガーリックピラフ、リーフサラダの残りも少々。今日の夕飯は心もち軽めにしようと、あとはスパゲティを茹でるだけにした。ケーキ用に準備していた生クリームの残りを使って、チーズ少なめクリーム多めのクリーミーなカルボナーラに。火の通し加減を今日は少々失敗してしまって、理想よりもちょっと固めの炒り卵状の固まってしまったのがちょっと残念。体調が万全ではないからと、今日のお酒は軽めにして、さらさらっとした夕御飯にした。でもだんなと息子のパスタ皿は大盛りよ。

12月26日 火曜日
ランチ寿司にカニ!!
「Johan」のアーモンドチョコブレッド
牛乳

明日の息子は超早起き。これから数日、忙しい日々を送る予定になっている息子なので、今日のところはたっぷりと眠らせてやることにした。一緒に摂った、ちょっと遅めの朝御飯は「Johan」のアーモンドチョコブレッドを数枚スライスしたものと、冷ったい牛乳。

「銚子丸」にて
 豪華3カン(ぼたん海老・活あわび・中とろ)
 人気のかに3カン(生たらば・本ずわい・かにみそ軍艦)
 すじこ
 ブリ
 炙り中トロ
 お茶

週末に一緒にホテルブッフェに行った友人、息子にとくれたプレゼントの袋の中に娘さんの帽子が入っていて、うっかりそのまま持って帰ってきてしまった。どうしましょう、お返ししなきゃ〜……と相談の末、本日一緒に遊ぶことに。ついでにコストコ行く?とお誘いいただいて、今日は家遊び&一緒にランチ&コストコでお買い物という盛りだくさんな内容になった。

お昼御飯は、子供たちも大喜び(そしてお母さんたちも大喜び)だということで、銚子丸。平日のお昼は、あら汁が無料ということもあって、心持ち軽めに済ませてみた。……でも、皿数が少なかっただけで、選んだ皿の内容はかなり豪華。年末年始キャンペーンの「3カン盛り」の中から、カニ盛りとか豪華盛りを選び、ピカピカ光る皿を何枚かいただいてしまった。

身がぷるんぷるんに光っている、ボリュームたっぷりのたらが蟹とずわい蟹に、大好物の蟹味噌軍艦。大ぶりのぼたん海老に、プリプリしたあわび、そして大好物の中トロ。最初にそんなものをいただいてしまって、早々に胃袋に満足感が広がってきたので、あとはレーンに流れてきたものとか、お勧めされたものとかを何皿かつまむ。

年末とはいえ平日なのに、昼過ぎのお店は大混雑。
私たちも数分店頭で待つことになったのだけれど、大雨の中お客さんは続々とやってきている。息子は最後にマンゴープリンまで食べて満足気だ。

サーモンを乗せたリーフレタスのサラダ
鶏の唐揚げ
比内鶏スープのクリームシチュー
羽釜御飯
ビール(よなよなエール)

午後は、コストコでたくさんお買い物。アメリカ牛がいよいよ本格的に冷蔵ケースに並びはじめていて、焼き肉用のスライスとかステーキ肉とか、あとはお弁当用の鶏肉(最小単位が"2kg"でびっくり!)とか、色々買ってきた。ここ以外ではなかなか見つからない、衣類乾燥機用のシート用の柔軟剤とかも。

明日から息子は3泊4日でスキー合宿に行くということで、朝用とお昼用の2食分、お弁当を持っていかなければならない。定番の鶏の唐揚げ?それともたまにはハンバーグとか?と息子に聞いたら
「鶏の唐揚げはぜ〜ったい!入れてね!」
なる熱烈な返答があったので、今日のうちに鶏は揚げてしまうことにして、夕御飯のおかずの一品にもしてしまうことにした。

何しろ2kgもある鶏肉なので、これを少し使って何かしようと、比内地鶏のガラでとったスープはクリームシチューにすることに。鶏肉をここで2枚使い、唐揚げに2枚使い、残りはラップして氷温室に入れることにしたのだけれど、それでも4枚残った。すごいね2kg鶏肉パック。

いつも通りに友人と半分こして買うことにした、巨大なサーモンのサクは、スライスしてサラダ仕立てに。お弁当の準備をしながらの夕飯の支度だったけれど、シチューも美味しく煮え、唐揚げも揚げたて。サンドイッチの仕込みは食後にまわすことにして、出来たての料理をあれこれ並べてささやかな「合宿行ってらっしゃい」夕食になった。

台所をちょこちょこ覗きに来ていた息子は
「わぁ!唐揚げだ!」
「こっちはシチューだ!!」
「生クリームと苺!……これは、サンドイッチ??」
ぼくの好きなものばかりだぁ……と、クリスマスの献立よりもよほど嬉しそうな表情。「ローストチキン」は息子にとってあまり御馳走じゃないのねぇ……と苦笑いしてしあみつつ、シチューをたっぷりよそってやった。

12月27日 水曜日
このお店に来たらぜ〜ったい、これ!!
サンドイッチ(卵・苺クリーム)
カフェオレ

今日は朝5時起き。朝御飯用のお弁当と昼御飯用のお弁当をそれぞれ包んで息子のリュックに入れてやり、水筒に麦茶。まだ眠そうな息子にスキージャケットを着せてリュック持たせ、息子は元気にスキー合宿に出発していった。……しかし、昨日からの温かい雨に加え、今日は都心は20℃になるという気温らしい。ただでさえ雪不足が心配されている今年の冬だけれど、果たしてスキー場に雪はあるのだろうか。がんばって練習してきてねー。

で、私とだんなの朝御飯、昼御飯も息子とお揃い。息子を見送ってきただんなの帰宅を待ってから、かなり早めの朝御飯を一緒に摂った。
サンドイッチは、いつもの卵サラダ(ゆで卵をマヨネーズで和えただけ〜)と、息子の一番の好物の苺クリーム。固く泡立てた生クリームとスライスした苺をサンドしたフルーツサンド。温かい季節には持たせられないホイップクリームのサンドイッチも、今この季節なら大丈夫だろうということで、奮発してちょっと多めに包んであげた。

「……今頃息子も食べてるかな?」
「……まだじゃない?」
なんて言いつつ、だんなと2人でサンドイッチをもぐもぐもぐ。

おうちで弁当
 鶏の唐揚げ
 コロッケ・メンチカツ
 海苔巻き卵焼き
 プチトマト・茹でブロッコリー
 "ごはんですよ"添え御飯
 苺
麦茶

静かな年末の1日。クリスマスツリーを片づけたりしなければいけないのだけれど、風邪が全快とも言い難い体調だったので、家で大人しく仕事したりゲームしたり。お昼御飯、一人お弁当箱に詰めたおかずをこたつに持ってきて、御飯は冷凍庫のをチンして茶碗に盛りつけた。

息子は半年くらい前から、「ごはんですよおにぎり」に夢中になっている。今回も
「おにぎり、全部"ごはんですよ"にしてね?全部ね?」
と跳ねていたので、リクエストにお応えしてごはんですよおにぎり。だんなも真似して、ごはんですよを御飯の中央に多めに詰めた御飯にして、私も真似っこして家で"ごはんですよ"。甘い海苔の佃煮は、確かにおにぎりにするとすごく美味しいと思う。

おかずはいつも通りの、唐揚げをメインに、卵焼きとか息子の好物の野菜とか。コロッケは準備が間に合いそうになかったので、コロッケ屋さんのものを昨夜だんなに買ってきてもらい、適当に切って家族皆の弁当箱に1切れずつ入れてみた。
模様が綺麗なので、ついいつも作ってしまう、海苔の渦巻き模様の卵焼きも、「ぼくの好きなぐるぐる卵焼きだー!」と息子が喜んでくれたので、これまたいつも通り。
……そろそろスキー場に着く頃かな?

津田沼 「しちりん」にて
 本日の一品(ナゲット)
 水菜のおひたし
 牛ユッケ
 ナムル
 3点盛り(シロ・ハツ・カシラ・キムチ)
 ハラミ
 2点盛り(テッポー・ピートロ)
 にんにくのオイル焼き×2
 ねぎユッケ丼
 ホッピー白・黒
 焼酎いろいろ
だんなと2人で飲んだくれ〜

息子のいない、数日の夜。せっかくだから子供連れじゃ行けないところに行ってみる?と、明日の夜は天ぷら屋さんに予約を入れてある。そして今日も
「……飲む?」
「飲みに行っちゃう?」
と、夜、津田沼で待ち合わせてお気に入りのお店しちりんに。いつもは家族でお座敷のテーブル席なのだけれど、今日は2人ということでカウンターに並んでホルモンをつつくことになった。目の前には、壁に貼られたたくさんのメニュー。カウンターの向こうの一段低いところに七輪が置かれ、良い雰囲気だ。

まずはホッピー、あと、にんにくのオイル焼き2つね、それとユッケと……あとおひたし??と、座って早々に最初の注文をし、何食べようかこれ食べようかと並んでメニューを眺める。目の前に置かれた七輪の上、こちらから手が届きにくい奥側の方に、にんにくが詰められた小さな鉄鍋が2つ並べられた。自分で焼くこともできるけれど、「焼いてください」とお願いすれば、お店の人が面倒を見てくれる。絶妙の焼き具合になるまで、カウンターを通る店員さんたちが目を配ってくれて鍋の世話をしてくれるのだ。

自分で焼いてたら、今くらいのタイミングで引き上げちゃうよねぇ?なんて話していたら、目の前でにんにくをクルクルとひっくり返していてくれた店長さんが
「このくらいで引き上げちゃうとねぇ、どうしても辛みが出ちゃうんですよ。もうちょっと、ね」
と。ちなみに「オイル」は「マーガリン」なのだと教えてくれた。バターを使うと焦げてしまってダメなのだそうだ。

焼き上がった黄金色の柔らかいホコホコのにんにくは、楊枝を使って小皿に引き上げられて、軽く塩がふられてテーブルへ。鍋の中に残った少量のオイルには卵を1個ずつ割り落とし、黄身をつついて軽くかき混ぜて「卵焼き」に。周囲がすっかり固まった頃にくるりとひっくり返し、醤油を2垂らしほどしてから鍋のまま最後にテーブルにやってくる。注文してから卵に辿り着くまでおよそ1時間。その間にホルモン焼いて焼酎も飲んで、だんなと2人すっかり良い気分になった。

2点盛り、3点盛りで少しずつ食べたホルモンは、シロ(大腸)、ハツ(心臓)、カシラ(コメカミ)、テッポー(直腸)、ハラミ(横隔膜)などなど。今日は全部「塩」にしてもらって、何の味付けもないシンプルな塩焼きにした。「シロ」の美味しさは言うまでもないことだったけれど、今回改めて美味しかったのが「テッポー」。どちらも腸なのでモチモチクニュクニュした食感は似た感じではあるのだけれど、テッポーの厚みのある甘く柔らかな味はたまらなかった。

最後はフルサイズの「ねぎユッケ丼」を1つ取って、だんなと半分こ。隨分色々食べた気がしたけれど、お会計は8000円を少し出たくらいだった。息子がいないと安いねぇ、静かだしね、と、帰り道のコンビニでアイスクリームを買って帰宅。

12月28日 木曜日
天茶!もうもう大好き〜♪
チョコデニッシュ、クリームパン
カフェオレ

全体的に甘ったるい朝御飯は、昨夜すっかり酔っぱらって津田沼駅を歩いていて、
「明日の朝ごパンが、無いよー」
と言いつつ、閉店間近のパン屋さんで買ってきたもの。購入当時はどうやら「食後のデザート」が恋しい気分だったようで、「チョコパンとクリームパン」という選択になってしまったらしい。今朝になってみて「……せめてツナ味とかコーン味とか、しょっぱい系のを1つ入れておこうよ私……」と思った次第……。

息子のいない朝はやっぱりとても静かで、のんびりめに起きてのんびりめに朝御飯を食べる私たちも「静かだねぇ」「息子はがんばってるかねぇ」と、ほんのりと、もの寂しい感じ。チョコデニッシュのチョコは、理想より少しばかり足りない感じで、そしてクリームパンは「黒糖クリームパン」なる、生地が見事に褐色な色合いの面白いものだった。

クリームシチュー
ロールパン
紅茶

年末ということでお仕事もほとんどなく、のんびりとした静かな日中。夕方から外出の予定で早めの晩御飯をだんなと一緒に摂ることになっているので、昼御飯は早め軽めに済ますことにした。シチューの残りとロールパンの残りを紅茶を一緒に、ごくごく軽く。何だかすっかりお腹が空いて、シチューを山盛にしたかったりお代わりしたりしたかっりしたところをぐぐっとこらえて、軽めにしてみた。

今回のシチュー、比内地鶏の骨から取ったスープを使ったということもあって、ちょっと薄めにルーを溶いたのだけれど、それがなかなかサラリとして良い感じ。

銀座 「近藤」にて
 楓コース
 追加:百合根、茗荷、さつまいも
 生ビール
 日本酒(ぬる燗)

息子のいない数日間、せっかくだから「息子連れではなかなか行けない料理店に食べに行こうじゃないか」ということで、予約したのが銀座の天ぷら屋さん「近藤」。もう何年も前に来て以来で、かつて銀座の路地を入った奥にひっそりとあったお店は、新しいビルの9階に移転していた。エレベーターを降りれば、お店は「近藤」1軒だけで、目の前にすぐに暖簾。入ってすぐにお店のご主人が立つ揚げ場があり、廊下の向こうにお弟子さんが立つ揚げ場がある。今回は、お弟子さん側の奥の席でコースをいただいてきた。かなりギリギリの予約だったこともあり、27日は既に予約でいっぱい、28日の夕方早めの時間だったら席が残っていますよと言われたのだった。

最初にビール、その後はずっとぬる燗をいただきつつ、真ん中の価格のコース料理と、他に追加で百合根、茗荷、さつまいもを揚げてもらってすっかりお腹一杯に。コースは最初にもずく、お刺身盛り合わせ(サヨリ、サザエ、あんきも)、銀杏入りのしんじょのあんかけが出てきて、そして揚げ物。記憶が定かでないけれど、確か
海老の頭(2尾分)、海老(2尾)、アスパラ、椎茸、くわい、キス、蓮根、ふきのとう、ペコリス、メゴチ、穴子
という流れだったと思う。最後は「かき揚げと御飯とお味噌汁」「天丼とお味噌汁」「天茶」のうちのどれかを好みで選び、そして最後に果物(洋梨と苺)。追加注文したこともあり、息子もいないしとお酒がついつい進んでしまったこともあり、お店を出る時には大変にお腹が一杯になってしまった。

カウンターからは、天ぷらが仕上がっていく様がよく見える。かなりゆるめの卵液に、時折バサバサっと小麦粉を混ぜつつ、サラリとしていながらも粉っぽい衣を準備して次々揚げていくのだけれど、以前と変わらない軽めのカラッとした衣がとても美味しい。軽く揚げているように見えるのに火が通るべき野菜にはしっかりと火が通っていて、具材の違いによる仕上がりの違いが存分に味わえた。卓上の盆には生姜を添えた大根おろしと天つゆ、すだちと粗塩。甘めの天つゆも美味しいけれど、でも基本的には「塩だけで食べる」が一番美味しくて、塩ばかりがついつい減っていく。お酒も進んだ。

プリップリの海老も柔らかい食感のキスも、旨味のあるメゴチも、そしてカラッと揚がった脂たっぷりの穴子も美味しかったけれど、「野菜って美味しいなぁ」と、何を囓っても思わされた野菜たちが何と言っても格別。私の中ではさほど「大好き」とまでいかないはずの蓮根が実に甘くてポクポクしていて美味しかったり、ほのかに苦みを感じるふきのとうが絶品だったり。野菜籠の中に入っていてどうにも気になってしょうがなくて揚げてもらった茗荷もあの独特の風味がそのまま残る揚げ具合だった。

そして後半、最後の方で出てきた「さつまいも(別名"丸十"←薩摩藩主島津家の家紋が"丸に十"だったことから、さつまいもの別名になったのだとか)」。
コースには含まれていないので別に頼まなければいけない(そして時間がかかるので最初のうちに伝えておかなければならない)さつまいもは、直径10cm、高さ15cmくらいはありそうな見事なサイズ。その丸太のようなさつまいもを時間をかけつつじっくり中まで揚げていき、最後に2人用に半分に割ってそれぞれの皿に置いてくれた。1人で1個はとても食べきれない見事なボリュームの品で、黄金色のお芋は表面に近い方も中央の方もどこも全く同じ風に火が通っていて、口の中でほろりと崩れていく食感がたまらない。もうここまでで隨分お腹もいっぱいになってきていたのだけれど、惜しむように平らげた。

シメは大好物の「天茶」。だんなも私も天茶。私とだんなの席の間に、だしの入った急須が置かれ、そして目の前にどんぶりに入った軽い分量の御飯と海老と小柱のかき揚げ。丸く可愛いらしい感じに作られたかき揚げで、御飯と同じくらいの分量に見える。好みの分量にだしを注ぎ、別小皿に添えられたわさびを添えつつ、かき揚げを崩して御飯と一緒に口の中へ。ああ、なんでこう、お茶漬けというものはこんなに美味しいのでしょう神様。だし吸って少し柔らかくなったかき揚げも、かき揚げの味が溶けただしを含んだ御飯も、何をどう食べても美味しくて、最後の最後でぐにゃんぐにゃんに幸せになった。ああいいなぁ天ぷら。久しぶりだったよ天ぷら。

最後に甘い洋梨と苺のデザートをいただいて、最後に「天かす、いただけませんか?」とお願いしてみた。丹念に揚げ鍋からすくわれていた天かすは当然ながらとても美味しそうで、蕎麦に添えて食べたりしたいなと。快く分けてもらった天かすは、プラスチックパックに懐紙が敷かれた中に綺麗に包まれていた。なんと、ただの天かすではなく、中にはかき揚げを作る時に除けられていた海老とか葱とかが入っている。
「……あ、海老だ」
「……いっぱい……入ってるね」
と、たらふく天ぷらを食べた後だというのに、まだほんのりあったかい天かすの包みの端っこを開けて、海老を囓りつつイルミネーションキラキラの銀座を歩く。

銀座 「ガルリカフェ ドゥ」にて
 ミルフィーユ
 紅茶(アッサム)

夕方早めの食事だったので、町はまだまだ「これから夕御飯時ですよー」という感じ。
「食後にお茶でもー」
と、以前何度か入ったことのあるガルリカフェでお茶をした。調子に乗ってケーキも頼んでしまいつつ、「美味しかったー天ぷら美味しかったー」と、だんなとおしゃべり。私はミルフィーユ、だんなは苺ショートを頼んで、お互いケーキを奪い合いつつひと休みした。

東京駅へ向かって帰る途中、国際フォーラムでは折しものだめフェスティバルなるものが開催中。

「イルミネーションが綺麗だよー」と歩いていただけだったはずなのにふらふらと地階のイベント会場に引き寄せられ、そこで数時間遊んでしまうことになった。無料体験可能な「太鼓の達人」で遊んだり、エレクトーンコーナーで「プリごろ太マーチ」を弾いてみたり(ブースのおねぇさんが伴奏をつけてくれたので、初見でメロディーだけ弾かせてもらった)、電子バイオリンの体験コーナーに行ってみたり。

「これは私には絶対無理そう」と私は早々に行列から外れてしまったのだけれど、だんなは果敢に「トランペット体験」を試みていた。教えてくれるのは、ドラマ版のだめをその大学で撮影していたのだという、音大の学生さんたち。きちんと「吹き方」から教えてくれるのだけれど、最初の「プー」すらなかなか難しい様子で、金管楽器はとても難しいものなのだなぁと改めて知ることになった。ピアノはきちんと弾けるようになるまでは大変だけれど、「そもそも音が出ない」ということはまずないから、他の楽器の「まずドレミを出すことが難しい」という事は殊更に大変そうに見える。

ここのところすっかりおさぼり気味だったけれど、またちゃんとピアノを練習したいなぁと思いながら、帰宅。

12月29日 金曜日
鶏肉のフォー、揚げ春巻セット。
「ミスタードーナツ」のD-ポップ
クリームシチュー(ラスト)
カフェオレ

今日の朝御飯は、昨夜買ってきたミスドのドーナツ1つ、そして鍋に残った最後のシチュー。コーヒー淹れて、青空の下お洗濯も済ませ、今日からだんなは冬休み。

今日も「息子はがんばってるかなぁ」と話しつつ、今日ものんびりとした朝御飯。

千葉そごう内 「ベトナミーズセランド」にて
 鶏肉のフォー

先日購入した太鼓の達人があまりにも楽しくて、「前に出たソフトも欲しいなぁ」と千葉にお出かけ。首尾良く旧作を購入し、ついでにゲームセンターの「太鼓の達人」でも遊びつつ、夕飯の食材や年越し蕎麦に添えるわさびなんかも買いたいねと千葉そごうに移動した。

お昼御飯は、地下のフードコートで軽く。「セラドン」という名前のベトナム麺屋さんが気になるなぁと先日から思っていたのだけれど、よくよく店名を見ればベトナミーズセランドだということが本日判明。フォーは牛肉のと鶏肉のがあり、他にはベトナム風の角煮丼とかベトナムスタイルのスープカレーなどがある。このブースで売られているドリンクは全てタピオカ入りという念の入りようだ。

で、私は小さな揚げ春巻が2つついた鶏肉のフォーのセットを。だんなは隣の「日本蕎麦とわっぱ飯」のお店でちくわ天とざるそばを注文していた。

ベトナムにはまだ行ったことがないし、ベトナム料理屋さんというのも数えるほどしか行っていないのでどういったものが本場の味であるのか私にはわからないのだけれど、とても上品な味のフォー。化学調味料臭さもあまり感じず、かといって鶏肉の濃厚な存在感を感じるということもなく、添えられた香菜の香りも何だか上品。以前どこかで食べた、生のままのモヤシとか香菜、バジル、ミントなどの香味野菜をぐわーっと麺の上に乗せて食べたフォーがすごく美味しかった記憶があって、なんとなくそれが私にとっての「理想のフォー」のようなものになっている。それに比べると本当にお上品なフォーだったけれど、上にはしっかりフライドガーリックがトッピングされていたのだった。このにんにく臭が良い感じ。

おうちで焼き肉
 やみつき塩キャベツ
 USAビーフ、かぼちゃ、にんじん、玉ねぎ、長ねぎ
 にんにくのオイル焼き
 ガーリックピラフ
 ビール(キリン樽生)
 ほうじ茶

冷蔵庫の中には、先日コストコで見つけて買ってきた焼き肉用のアメリカ牛が。息子が不在だというのにうっかり買ってきてしまって、
「……息子のいない時に焼き肉ってのも、なんだか悪い気もするけど」
「でも食べちゃわなきゃいけないしね」
と、だんなと2人でこっそり焼き肉。焼き肉するなら焼き茄子も食べたいよねと外出ついでにいくつかの八百屋さんをデパ地下などで覗いてきたのだけれど、どういうわけか全体的に茄子が高め。ほんの2〜3本のパックで300円近い値がついていて、茄子を買うのは断念した。代わりに安かったかぼちゃたっぷり。玉ねぎや長ねぎもたっぷり。

「オウ、チアーキ!キャベツの準備してクダサーイ!」
「オウ、ワッカリマーシタ!そっちのチアーキはホットプレート出してクダサーイ!」
「オウ、今ニンニクやってマース!」
どういうわけか夫婦2人でシュトレーゼマンになってしまって、シュトレーゼマン2人で食事の支度。オウ、チアーキがどこにもイマセーン。

……で、今回は「しちりん」にインスパイアされて、ホットプレートの上で「にんにくのオイル焼き」にもチャレンジ。お店のそれは、特製の南部鉄器だという直径10cmほどの蓋つきの鉄鍋が使われていたのだけれど、似たものなら我が家にもあるよねとミニミニスキレット(こんなの)を出してきてホットプレートの上に置いてみる。「しちりん」の店長さんに聞いてきたとおり、器にマーガリン入れて、薄皮剥いたにんにくもその中に。

これが案外とちゃんと美味しく「にんにくのオイル焼き」になってくれて、上下を返しながらのんびり火を通したにんにくは、辛さの全くない栗のような甘くホコホコしたものに仕上がってくれた。シメは当然これだよねとにんにくを取り去った後のスキレットに卵を割り落とし、「しちりん」と同じように卵焼きも作ってみる。これがまたちゃんと美味しくできちゃって、ビールが進んで肉も進んで大変なことになってしまった。

肉はあまりサシのない赤身のものだったけれど、筋ばっていたりカスカスだったりすることのない、しっとりと柔らかな、でもちゃんとある程度の歯ごたえもある美味しいもの。確か100g300円ちょっとの価格だったけれど、大満足な味だった。調子に乗ってビールを飲んでしまい、今日買ってきたばかりの1500mlの樽生があっさりと空になってしまって、だんなと顔を見合わせて苦笑い。

12月30日 土曜日
煮豚が美味しく煮えました♪
「田吾作」のおいなりさん(釜揚げ・五目)
抹茶入り玄米茶

おいなりさんが食べたい気分だねぇと、昨日、おいなりさんのお店で朝食用に1人2個のおいなりさんをお買いあげ。だんなも私も、釜揚げいなりと五目いなりを1個ずつ選んでみた。釜揚げいなりはちょっとしっとり濡れた感じのおいなりさんで、サイズ大きめ。五目いなりが、いわゆる普通な感じのおいなりさん。

おいなりさんって、すごく美味しいけど位置づけが「お弁当」だから、なかなか家で作る気持ちにならないんだよねぇ……朝御飯でも夕御飯でもない、って感じなんだよねぇ……などと言いながらもぐもぐ。今日も冬らしい、カラッと晴れた冷たい風の一日になりそうで、早速お布団など干してみる。

油そば
麦茶

冬休みを満喫すべく、今日は朝から夜まで家でだらだらごろごろと。ここしばらく、鴨居や窓など細かい部分の掃除は少しずつ進めていたので、特に「今日が大掃除だ!」ということもなく、こたつに足突っ込んで録り置きのビデオを眺めたり、買い置きの本を読んだり。

お昼御飯は、冷凍庫に数玉残っていた東京麺珍亭の油そばを茹でて食べた。肉も玉子も入れない、トッピングはメンマと海苔だけのシンプル油そば。最初からラー油が混ぜられているタレが、じわ〜っと辛くてそれが麺にしっかりと絡みついて良い感じ。

チーズ、クラコット
だんな特製 煮豚
サーモンのお刺身
黒ホッピー

稲毛 「旨麺」にて
 鶏旨麺

今日は息子がスキー合宿から帰ってくる。バスの中で軽食が出るらしいけれど、解散は夜も8時を過ぎてから。何も食べずに待っているのもちとつらいねと、夕方早めの時間に、だんなと2人晩酌してみる。焼酎を黒ホッピーで割ったものを用意して、だんなが午後から煮ていてくれた煮豚、サーモンのお刺身、クリスマス頃からちびちび食べているチーズ類(ブリー、モンドール)などを出して肴に。

あと数時間で息子も帰ってくるねぇ、静かな数日もこれで終わりかぁ……と、ちょっと感慨深いものを感じつつ、
「やっぱり、こたつで飲むべきだった?」
「ダイニングテーブルだと、なんというか"ダメ感"があんまりないよね?」

もっとダメな感じで飲む方が良かったかしらねぇと、ヘラヘラ笑いながらのささやかな飲み会。うっかり豚バラブロックが3本も冷蔵庫に入りっぱなりだったので、全部まとめてだんなが煮豚にしてくれたのだけれど、これが実に良い煮え具合。これで1本の半分がなくなっちゃったよー、などと言いつつ、だんながスライスしてくれたのは良い感じに厚め。

そして、やーっと帰ってきた息子。スポーツジムの前でだんなと2人待っていると、大荷物のインストラクターと子供たちが階段をよろよろと上がってきた。今回のスキー合宿はたいそう寒かったようで、連日の大雪に加え気温はマイナス10度を下回ることもあったとか。それでも雪不足にスキーができないということもなく、大病大怪我をする子もおらず、皆元気に帰ってきた。バスの中でパンが2個出たそうだけれど、
「あったかいラーメンでも食べて帰る?」
と聞けば
「食べて帰る!!」
とのこと。駅近くの「旨麺」に寄って、息子は大好物の醤油ラーメン、私は初挑戦の鶏煮込み麺、だんなは排骨麺をそれぞれいただいた。

小さな土鍋に、濃いめの味のとんこつスープが入れられ、それで太麺を煮込んだラーメンは、「煮込みうどん」というよりも「雑炊」に似た外見と歯ごたえ。具は青梗菜と、一口大の鶏肉が何切れかというシンプルな麺だった。

スキー合宿は大変に楽しかったようで、そして息子は昨シーズンの「緑バッジ」に続いて、今度は「黄バッジ」を検定でもらってきたようだ。前回の合宿で仲良くなった他支店のお友達とも再会できたそうで、
「今日のお昼御飯はね、焼きそば!夕御飯はハンバーグとか、唐揚げとか、フライドポテトとか……カレーも出たよ!」
と、ラーメン食べながら嬉しそうに報告してくれた。でも、風邪なのかおしゃべりのしすぎなのか、息子の声はガラガラ。ラーメンを食べて「食後のデザート〜♪」とアイスクリームをコンビニで買って、帰ってお風呂入ってそれを食べた後、布団に入ってものの数秒で息子は爆睡し始めたのだった。この年末の数日間は親子共々充実した日々だったようで。早いもので明日はもう大晦日だ。

12月31日 日曜日
2006年最後の昼御飯はマッケンチーズでした
チョコレートパンケーキ
 ホイップクリームと苺添え
カフェオレ

先日、大川雅子さんのカフェで購入してきた「シナモンチョコレートパンケーキミックス」。1/2袋分の粉に卵1個と牛乳125mlを混ぜて焼くだけのパンケーキミックスで、粉にはチョコチップもたくさん混ぜ込まれている。生クリームも半端に残っているし、苺の残りもあるしで、パンケーキを焼いてそれらを添えてみることにした。

割としっかりめにシナモンが香るパンケーキはチョコの風味も濃厚な食べ応えのあるもの。生地自体はさほどボリュームが出るものではなく、おそらくはプレーンなタイプのものと同様に薄く軽く焼き上がる感じのものだった。甘さ控えめに固めに泡立てたホイップクリームをたっぷり添え、苺もパンケーキの上に綺麗に並べてみる。

息子のスキー合宿疲れもあるだろうと、今日は一日全く外出予定はなし。今ひとつ大晦日という実感が沸かないまま、一日ゆっくり過ごす予定だ。

マッケンチーズ
葡萄ジュース

「息子、合宿おつかれさま」のねぎらいも込めて、お昼御飯は彼最大の好物のマッケンチーズ。先日のリサーチによると、
「醤油ラーメンよりもマッケンチーズが好き」なのだそうで、醤油ラーメンはクリームのスパゲティ、ピザなどと共にマッケンチーズの下位に同程度で位置しているものなのであるらしかった。

「お母さん、最近全然作ってくれないよねぇ?」
と合宿前にリクエストされたこともあり、昼になるのを待ってベシャメルソースの仕込みからはじめる。少量のベシャメルソースをゆるめに作って、そこにレッドチェダーチーズを皮剥き器でスライスしながら入れて溶かせばソースのできあがり。あとは茹でたマカロニ(ペンネでもリガトーニでもショートパスタならたいてい似合うけれど、でも小さめサイズのマカロニの方がそれっぽい)と和え、ソースが冷えないうちに急いでテーブルへ。

だんなが準備を手伝ってくれたこともあって、今回のソースはかなり良い出来映え。お代わりもできるようにマカロニを多めに茹でておいたのだけれど、まだまだ疲れが取れないらしい息子は今ひとつ食欲が好調ではない様子。いつもよりちょっと少ない量のパスタを平らげて「お腹一杯になっちゃった」と、お友達と外に遊びに行ってしまったのだった。

まぐろのたたき・煮豚
常夜鍋(豚肉・ちぢみほうれん草)

かしわ天
ざる蕎麦

日本酒(真澄 吟醸 家伝手造り/宮坂醸造)

あまりにも大晦日気分が盛り上がらず、
「……紅白見ながら年越し蕎麦啜れば、さすがに大晦日感が盛り上がるかな?」
「早めにお酒飲みながら肴つまみますかねぇ……」
と、早めに"第一回夕御飯"の準備。美味しそうなちぢみほうれん草を昨日買ってきたので、それを使って軽く常夜鍋にすることにした。あとは煮豚を切ったものと、まぐろのたたきを少しずつ。ごわっと固めの歯触りのちぢみほうれん草は、でも火を通すとものすごく甘くなり、歯触りも優しいものになる。いつも通り胡麻だれにつけつつ、日本酒酌み交わして本日第一回目の夕飯終了。

で、"第二回目"は午後10時頃から。コストコで買ってきた鶏肉のあまりがあと4枚。2枚はお雑煮用の澄まし汁に使い、残りの2枚を天ぷらにしてざる蕎麦に添えた。卓上にわさびと刻み葱も並べ、冷たいお蕎麦と揚げたての鶏肉で、やっと大晦日感が高まってきた気分。
「紅白歌合戦、桜塚やっくんも出るんだよねー」
何が見たいってそれが見たいよねぇ……と言いつつ鶏肉を揚げていたら、まさにその作業中にやっくん登場。あまりテレビ画面を見ることができず、背後彼方に「がっかりだよっ!」のあの声を聞いた。うん、私もがっかり……。

今年のかしわ天は、卵入りのしっかりとした衣にしたのだけれど、ちょっとふわふわしたフリッター状のものになってしまった。パリッとした小麦粉と水だけの軽めの衣の方が良かったかなぁと思いつつ、テレビでは「ゆく年くる年」も始まった模様。やっとやっと、「ああ、2006年もあと少しだわ」という気分になってきた。

明日はのんびり近所に初詣に行って、だんなの実家いにご挨拶、という予定。なのに今日の夕方、うっかり左足の親指の先におひつを落っことしてしまって、盛大に爪の下が内出血している模様。さっきベランダでサンダル履いたら痛いの痛くないのって悲鳴が出そうになった。こんな情けない怪我で2006年を終えるなんて、これこそ本当に「がっかりだよっ」という気分……とほほ。