食欲魔人日記 06年9月 第4週
9月18日 月曜日
食べてきましたよ〜
コーンパン
ベーコンエッグ
玉ねぎどっさり入りレタスのサラダ
カスピ海ヨーグルト
アイスカフェオレ

朝起きて愛用のノートパソコンを起動したら、大変なことに。
「ウィルスがシステムファイルに張り付いてます、駆除できません、アクセスもできません」というエラーがえんえんとデスクトップに表示され続け、いかんともしがたいことになってしまっていた。ウィルス名がわかったのでデスクトップマシンで調べたところ、トロイの木馬型のやつをどこかで私は触ってしまっていたのであるらしい。なかなか厄介なウィルスで、駆除できたと思ってもどこかに残っている可能性が高いとのこと。ここしばらくシステムが不安定気味だったこともあって、一度ノートをフォーマットしなおすことにした。1日作業だ。いや、2〜3日はかかるかも。

今日は午前10時頃まではすごい大雨だったものの、それから後は「台風一過」的なイヤ〜な感じの蒸し暑さ。
「残ってるパン適当にあっためて食べよう……コーンパンあったし」
と、ありもので適当に朝御飯にした。昨日はあまりに野菜を摂れなかったので、せめてもと薄切り玉ねぎをどっさり混ぜたサラダを用意する。薄切りピーマンもしっかり混ぜた。あとはベーコンエッグと、数ヶ月ぶりにまた作り出したカスピ海ヨーグルト。

独特の伸びるような粘りのあるヨーグルトは酸味の少ない優しい味。ほんの少し蜂蜜やジャムを添えるだけでもその甘さがはっきり感じられるので、私はけっこう気に入っている。久しぶりの自家製ヨーグルトは息子にも嬉しかったようで、「おかわり、おかわり、スタミナスタミナ」とか言いながらヨーグルトをおかわりしていた。

「吉野家」にて
 牛丼(並)
 玉子

今日は吉野家の牛丼が1日だけ復活する日。午前中ちらりと近所の倉庫の食料品バーゲンセールを覗きに行ったときに通りかかった吉野家の店頭は、もう大変な行列で、
「……後で食べにくるの?」
「どうするかなぁ」
と、だんなはなんだかやる気なさげに見えた。あれ、あんまり嬉しくないのかな?と思っていたところ、午後2時を過ぎたころに
「さ、そろそろ買い物しに行かない?あと吉野家も」
と今度は目をきらきらさせている。半端な時間に向かった吉野家は、テイクアウトの窓口の行列こそそれなりにあったものの、店内で食べる分にはほとんど待たずに入れる状態になっていた。私と息子は並、だんなは大盛。オレンジ色の手ぬぐい(牛丼イラストと「吉野家」「牛丼」の文字入り……派手……)も3つもらって、店内であの懐かしいどんぶりを手に懐かしい味の牛丼を食べた。

だんなの「午前中のやる気なさげ」は、単に「開店直後の今行ってもなぁ、タレの味がこなれてないしなぁ」ということだったのであるらしい。嬉しそうに大盛りの牛丼を誰よりも早く平らげただんなは
「うん、この味、うん、うん」
といたく満足げだった。私は、ここしばらく何回か口にしていた、「このお店の牛丼そっくりに作れる秘密の調味料」の味がとても好きで、しかも和牛の薄切りなどを使って作ることが多いこともあって、「行列に並んだりしてまで吉野家の牛丼食べるのと、家であの"それっぽい"のを食べるのと、どちらが良いかと言われたら、私は後者の方が良いかもしれない」と思っている。今日久しぶりに吉野家の牛丼を食べて、ああそうこんな味だったなぁと思いつつ、でもあの家牛丼も旨いじゃないかと。

でも、学生時代から本当の本当にこの店の牛丼を愛してやまなかっただんなは
「うん、やはりこれが本物」
なのだそうで、今日食べたこの味は本当の本当に嬉しいものだったのであるらしい。良かったねぇ。

ひつまぶし
ほうれん草のおひたし
ビール(Corona)

夕飯は、「白菜と鶏団子の煮物」にしようか「鰹のたたき」にしようかあれこれ考えつつ、「そういえば冷蔵庫の中にずっと鰻の蒲焼きが入りっぱなしだよ」ということで、ひつまぶしに決定。先日アメ横に行った時にマグロのサクのおまけのような感じで「えーい、これもつけちゃえー」と無理矢理渡された感のある鰻の蒲焼き2尾分。おまけでつけてくれるようなものだけあって、いかにも中国産のような感じの固そうな鰻だ。鰻丼にして食べるにはちと厳しい感じの鰻だったので、これはもうひつまぶしにするしかないかなと。

ひつまぶしには大量に葱をかけるけど野菜はそれだけだしねぇと、ほうれん草のおひたしを添えてもりもりほうれん草つつきながら、阪神戦観戦しながら、ひつまぶし。甲子園球場での阪神vsヤクルト戦は取ったり取られたりの気の休まる暇のない試合で、お茶漬けのだしを注ぎに席を立つのにも気が急いてしまうハラハラな展開。同点で延長戦にもつれこみ、最後はヤクルト側のエラーでサヨナラ勝ちという結果になった。

9月19日 火曜日
かーつおー かーつおー たーっぷりー かーつおー
「アンデルセン」のミルクフランス1/2個
アイスカフェオレ

そろそろ米の飯の朝御飯も恋しくなってきていたのだけれど、今日は火曜日でだんなの朝ジムの日。朝早くに起きてジムに向かうだんなの朝御飯には、前の晩から具沢山のスープか煮物などを用意しておくか、あとは簡単に食べられるパンなどの方が嬉しいみたい。
「じゃあ、パン買うか」
「あ、サンドイッチ用も買わない?そろそろホットサンドがおいしい季節だよ」
それは良いねそれは良いねと、昨日「アンデルセン」で適当にパンをいくつか買ってきた。「これ、1本はいらない……半分くらいでちょうど良いんだけど」とだんなが呟いたミルクフランスは、じゃあ私が残り食べてあげるよと1本お買いあげ。

だんなも私も密かに大好きな「ミルクフランス」は、柔らかめのフランスパン生地のドッグパンにミルククリームを挟んだもの。カスタードクリームのように卵の濃厚さがないミルククリームは、練乳のようなラクトアイスのようなミルキーのような懐かしい味がする。だんながジムに行った後、息子と2人で起き出してパン袋を確認したところ、ミルクフランス1/2本とともに、ハムチーズパンも半分残されていた。

なんでもこのミルククリームは、無塩バターと練乳と砂糖で作ることができるらしい。そうか、そんな簡単な材料であの美味しいモノが。

「アンデルセン」のハムチーズパン1/2個
紅茶

今日は一日、必死でお仕事。ブログデザインは楽しいけれど思うようにいかない部分も多々あって、あーでもないこーでもないとタグをいじくりまわすことがメインの一日となってしまった。お客さまお使いのパソコンがMacなものだから「ここ、こう見えてるんですけど??」「えええ?そういう意図はないんですが」と、2歩進んで3歩下がったりそして4歩進んだりという、一足一足確認するような展開に。

お昼御飯は、パスタか炒飯でも作ろうかと予定していたのだけれど、半分残ったハムチーズパンの存在が気になってしょうがなかったのでこれを食べてしまうことにした。オーブンで表面がカリッとなるくらいに焼いてからダージリンの紅茶と一緒に。ついこの間LUPICIAで「ルピシア・マサラ」なるスパイスミックスを買ったばかりなので煮出し紅茶にするのも良いかなと思いつつ、今日のところはさっぱり味の紅茶が恋しかったのでミルク砂糖抜きのブラックで。

お気に入りのインドカレー店(いや、あれはネパールカレー店?)のマサラティーが、ものっすごく強く生姜が香るもので、なのにさっぱりと後味がよくてほのかに甘く、絶妙なバランスのおいしさ。だからついついルピシア・マサラもジンジャー味を選んでみたのだけれど、さてあんな味にできるのかどうか。

カツオのたたき
自家製いくら
彩ひじき
いんげんと油揚げの味噌汁
羽釜御飯
ビール(キリン樽生 ブラウマイスター)
梨(豊水)・葡萄(巨峰)

お義母さんたちの風邪ひきで流れてしまった先週末の宴会。決行されていたら「彩ひじき」を作って持っていこうと思っていたので、材料が台所に並べっぱなし。宴会は流れたけど久しぶりに作ってみるかなと思い立って、夕方からいそいそとひじきを戻し、切り干し大根を戻し、人参や蓮根を使って具沢山のひじき煮作りの準備を始めた。

そして、お義母さんから電話。「週末の宴会用にたーっくさんビーフシチュー作っちゃったんだけど、もらいにこない?」と。結局、帰宅しただんなに貰いに行ってもらうことにして、ではお返しにとできあがったばかりの「彩ひじき」を持っていってもらった。今晩の献立にビーフシチューはちと似合わないけれど、明日の朝にでもさっそくいただくことにしよう。

今日のメインディッシュはカツオのたたき。薄切り玉ねぎを2個分、小山のように積み上げてカツオを盛りつけ、刻み万能葱をしこたまかけて、別皿に薄切りにんにくと茗荷を添える。「彩ひじき」はひじきと切り干し大根、大豆と人参、蓮根、じゃがいも、ベーコン(今日はソーセージで代用)、ブロッコリーが入っている。その昔々にデパ地下のサラダ屋さん「R1/F」で売られていた企画ものサラダで、おいしいなぁおいしいなぁと思っているうちに『サラダなら、まかせなさい!』(世界文化社 )という本になったもの。自分で作ってみたらお店の味とほとんど同じものができて重宝している。じゃがいもやベーコンの入るひじき煮なので子供にも馴染みやすい味らしい。今日の息子も
「カツオも、お刺身だからぼく大好きなんだけど、でもこの煮物の方がおいしいなぁ」
だそうで。

デザートには梨と葡萄で、いかにもな秋の味。

9月20日 水曜日
今日は友人とちょっとリッチなランチ、イベリコ豚を食べました
お義母さんのビーフシチュー
バタートースト
カスピ海ヨーグルト
アイスティー

昨夜は献立の構成上、「他の料理 と合わないね」と食べられなかったお義母さん手製のビーフシチュー。大きな大きな牛かたまり肉を使って作られるらしいこのビーフシチューは、でも皆の口に入る頃には煮込まれて煮込まれて肉の繊維がホロホロになった状態になっている。今日私たちの目の前にあるのも、やっぱりそんな感じに肉が良い感じに煮崩れたビーフシチューなのだった。

赤ワインの風味がかすかに感じられ、でも少しもアルコール臭くない、甘さは少ない大人な味のビーフシチュー。スープ皿によそって、サンドイッチ用のパンをバタートーストにしたものを添えて食卓に並べてみた。ここ毎日のように仕込んでいるカスピ海ヨーグルトも少しずつ分け合って食べて、しっかりめの朝御飯。

つくば 「ASH」にて
 ランチコース \1600
     自家製鴨のスモークと季節の果実、バルサミコのエッセンス
     スペイン産イベリコ豚トロのグリエ、パルミジャーノ風味(+840円)
     本日のデザート盛合せ(+200円)
     エスプレッソ

今日は友人たちと、つくばで一日遊ぶ予定。都内から車を出してくれるという友人に御一緒させていただいて、つくば在住の友人おすすめのお店で一緒にランチを楽しんだ。向かったお店は、フレンチレストランのASH(アッシュ)。若々しい、やる気に満ちたマスターががんばっているお店なのだそうで、良い感じにすっきりとした店内は、でもあちらこちらにこだわりが見える内装だった。4人がけテーブル1つと2人がけテーブル3つ、あとはカウンター席が6つほどの小さなお店だ。

ランチセットもいろいろあったのだけれど、今日はプリフィクススタイルのコース料理を注文してみることに。前菜とメインディッシュ1皿が選べるランチコースは1600円、メインディッシュでお魚もお肉両方食べると2850円になる。本日のデザートを「盛り合わせ」にするとプラス200円。他にもこの料理はプラス500円、この料理はプラス1000円といろいろ選択肢があって、結局私はメインディッシュにちょっとお高めなイベリコ豚を選択することにしたのだった。

全体的に、嫌みにならない程度に程良く、しっかりと味のついた料理がでてきた。半端にうすらぼんやりとした味付けの料理は私はあまり好きではないので、とても好みな味つけだ。バルサミコやスパイス、パンに添えられたオリーブ油などはそえぞれきちんと存在感があるもので、でもそれに負けない素材の美味しさもあって、とてもお得な気分を味わえるランチだった。素敵なお店に連れていってくれた友人に感謝感謝。

前菜の「自家製鴨のスモークと季節の果実」は葉野菜たっぷり。甘い甘いいちじくが添えられていて、ドレッシングで和えられた肉や野菜に香りの良いバルサミコ酢がぽつぽつと散らされるようにかけられている。前菜からしてなかなかのボリュームだったのだけれど、続いてやってきたメインディッシュのイベリコ豚のボリュームに更にびっくり。東京のお店だったら3〜4切れ盛りつけられていたら充分だろうという感じのイベリコ豚、6切れも7切れも8切れも豪勢に盛りつけられている。1切れのサイズもとってもでっかい。小松菜とブロッコリー、イタリアンパセリ、オクラ、トマトが彩り良く添えられていて、香ばしくこんがり焼かれた表面に反して中はとても柔らかくて肉汁たっぷり。ほんのわずか、うっすらバラ色に色づいている肉の断面がいかにも美味しそうで、実際とっても美味しかった。

調子に乗って頼んだ「デザート盛り合わせ」は、ヨーグルトのセミフレッドとアプリコットのタルト、チョコレートケーキ、かぼちゃのプリンが少しずつ盛られたもの。素朴な味ながらどれにもしっかり手がかけられていて、特にしっとりした歯触りの甘さ控えめチョコレートケーキが美味しかった。ちょっと不思議な風味のセミフレッドも良い感じ。

ラム肉とニラ、もやしの炒め物
スティック野菜と松田のマヨネーズ
いんげんと油揚げの味噌汁(昨夜の残り)
卵御飯
ビール(キリン樽生 ブラウマイスター)

午後は友人に案内してもらいつつ、デパートの雑貨屋さんを眺め歩いてハロウィン用のかぼちゃの飾りを買ってみたり、筑波ハムの切り落としベーコンやソーセージ、少量パックのハムや味噌味モツ煮込みなどを買ってみる。前回のつくば散策でも同じお店で少しばかりお買い物して帰ったのだけれど、どれも美味しかったのだ。このハムでホットサンド作ったら美味しいかなーと。

更には友人たちお気に入りのお肉屋さんに寄りつつ(皮付き豚バラブロックに牛ほほ肉に、美味しそうなすじ肉に……)、地物野菜を扱うお店で最後のお買い物。ついつい「うみたて卵」などを買ってしまい、しかも1パックの卵お買いあげで初産み卵が5個もついてきた。でっかいビニール袋にどっさり入ったバジルの葉は1袋105円。すっかり小山のようになったお土産を抱えて帰宅する頃には、すっかり日も暮れていた。

留守番して私の帰宅を待っていてくれた息子にお礼を言いつつ、洗濯物畳んで仕事のメールをチェックしていたところでだんなも帰宅。ありもので御飯を作ろうと、買ってきたばかりのラム肉をもやしとニラで炒めることにして、買ってきたばかりの卵は御飯にかけて食べてみることに。更に買ってきたばかりのにんじんもきゅうりと一緒にスティックにしてマヨネーズを添えた。
「ごめーんだんな、ラム肉の炒め、作ってくれる?」
とメインおかずの作成はだんなにお願いして、私はその他の諸々の準備。買ってきたばかりの人参が実に実に美味しそうで、切るそばから人参の良い香りが漂ってくる。

ラム肉炒めは醤油味醂味。分厚い肉は適度な歯ごたえもあり、しっかりと羊の匂いが感じられた。豚とニラも似合うけれど、羊とニラもすばらしく良く似合う。新鮮な卵を使った卵御飯も、いつもに比べて格段に美味しくて、今日は最初から最後まで御馳走感溢れまくりの一日だった。

9月21日 木曜日
ついに「あんきも」の文字をメニューに見ました。ブラヴォー♪
はちみつ添えワッフル
かりかりベーコン
自家製ラッシー

昨日友人がお土産に持たせてくれたワッフルで朝御飯。いつもいつもカスピ海ヨーグルトを添えるというのも芸がないなと、
「ラッシー飲みますかー?」
とだんなと息子に聞いてみたところ、大喜びな返事が返ってきた。酸味の少ないヨーグルトだから甘みもさほどいらないなぁと思いつつ、ヨーグルトに2倍量くらいの水を加えてレモンを絞り、蜂蜜で甘さをつける。ワッフルはオーブンで温めて、昨日買ってきたつくばのハム屋さんのベーコンは薄切りにしてカリカリに焼いた。お義母さんから貰った梨を剥いてみたら、これがびっくりするほど大きくて家族3人で1個を食べきれなかったくらい。

今日は朝から美味しいものだらけで幸せだなぁと思いながらほのかに甘いワッフルを、私は蜂蜜抜きで食べていたのだけれど、息子は1つ1つの凹凸にちびちびと蜂蜜を少しずつ垂らして楽しそうに食べていた。我が家では蜂蜜消費がやたらと多くて、メープルシロップの出番がほとんどなかったりする。メープルシロップのサラサラした食感の甘さも私は大好きなのだけれども、なぜか食卓にはいつも蜂蜜。

ビーフシチュー
御飯
アイスウーロン茶

息子の学校は10月に1学期が終わり、2学期が始まる。その間には1週間弱の秋休み期間があって、夏休みの始まりと終わりが実にあっけなく過ぎ去る代わりに(給食終了の翌々日から夏休みが始まり、夏休み終了後は翌々日から給食開始、という感じなので本当にあっけない)、秋休みの前後はきちんとそれらしく短縮授業が続くようになる。来週のカレンダーからぽちぽちと「短縮授業」の文字が書かれていて、だから仕事はあまりはかどりそうにない。今週は本腰入れてがんばらなきゃと、ここ数日は必死でパソコンに向かっているのだった。秋休みに旅行する予定もあることだし。母も遊びにきてきっと数週間豪遊することにもなりそうだし。

昼御飯は、お義母さん手製のビーフシチューに火を入れがてら、軽く1杯スープカップによそって食べることに。冷凍御飯をチンしてシチューを絡めつつ、ハヤシライスのような感じでいただいた。

ビーフシチューかけ御飯はビーフシチューかけ御飯以外の何者でもなくて、それは「ハヤシライス」とは似て非なるものなのだけれど、だんなの実家ではこの「おかあさんが作ったビーフシチューをかけた御飯の味」がハヤシライスという位置づけなのであるらしい。肉肉していて濃厚で、ちょっと大人な味のビーフシチューは御飯にもすばらしく良く似合うのだ。おかわりしたくなったけど、ぐっと我慢。

「銚子丸」にて
 あんきもポン酢
 秋まつり劇団セット
 ねぎとろ納豆軍艦
 サワラ握り
 タカベ握り
 生鮭の西京握り
 キスのづけ炙り握り
 穴子握り
 生ビール
などなど。いっぱい食べたよ……

我が家の食材がピンチだ。肉も野菜もしこたまあるのに、よりによってお米がない。
いつもいつもお米を買っている秋田の花咲農園は9/30が新米の初出荷だということで、「発送できる状態になったらすーぐに送ってくださぁぁぁぁい」とお願いしてはあるのだけれど、残りあと10日。近所のスーパーでお米買うのもなぁとしばし考え、
「お米がなければお寿司を食べに行けばいいじゃないの」
ということになってしまった。いや、米云々は単なる理由づけで、単に銚子丸に行きたかっただけなのだ多分。

で、仕事帰りのだんなと千葉で待ち合わせてお気に入りのいつもの回転寿司屋へ。待ち合わせの時間より少し早めに出て、千葉のデパ地下のお米専門店で手頃な価格だった山形産こしひかりの玄米を2kgだけ精米してもらってきた。ついでに上階の雑貨屋さんでハロウィングッズなど眺めつつ、だんなが帰ってくる時間を見計らってお店に向かう。

今日もいろいろ、1皿をだんなと半分こしたりしながらいろんなものを食べてきた。本当は「カマトロの握り」が入っている本まぐろ3貫を食べたかったのだけれど、残念ながら売り切れ。なめろうは今はお休み中で10月になってからとのこと。ビールの肴にイワシの唐揚げも貰いたかったのだけれど、これも品切れ。夜にはいろいろと品切れになりがちな銚子丸だ。やっぱり週末のお昼、開店早々くらいにお店に行くのが一番幸せなのかもしれない。土曜日の昼ならランチサービスであら汁も無料でついてくるし。

品切れもいろいろだったけれど、何より嬉しかったのはメニューに「あんきも」の文字がとうとう登場したこと。
軍艦などもあったのだけれど、おつまみでもらってビール飲み飲みだんなと半分こした。ほわっと甘くて、とろけるようで、濃厚で、毎日食べたいような味ではないのだけれど、口にできたらその後3日くらいは幸せ……ってくらいに私はあんきもが大好き。昨冬に友人に漁港に連れて行ってもらって買ってきたあんきもは本当に美味しかったなぁと思い出しつつ、今シーズン初あんきもを堪能した。

5貫盛りの「秋まつり劇団セット」は中トロ、秋刀魚、ぼたん海老、戻りカツオ、とろサーモンいくらのせという組み合わせ。つい最近変わったらしい秋の新メニューには、「炙り」ものがたくさん載っていて、キスの炙りとか鮭の炙りとか、あと何の魚だかわからないけれどもともかく炙られた何かだとか、今日も香ばしくとろんと柔らかい炙りものメニューを大堪能。思いの外美味しかったのが
「できたてです〜、どうぞご希望の方はおっしゃってくださーい」
とカウンターの中からお皿乗せたトレイを抱えてアピールされてしまった「生鮭の西京握り」だった。甘い味噌が中央にぽとりと乗せられた鮭は、これまた表面が炙られていて柔らかいわ香ばしいは甘いわとろとろだわで、非常に良い感じ。

今日は家族3人で25皿食べて、かなりお腹いっぱいになって店を後にしたのだった。ああ、今度はなめろうと、マグロのカマトロ握りを。ぜひ。

9月22日 金曜日
時々ナムプラー味が無性に恋しくなります
「BAGEL&BAGEL」のシナモンレーズンベーグル
カスピ海ヨーグルトwithブルーベリージャム
牛乳withミルメーク(コーヒー味)

昨夜たらふく寿司食っての帰り道。
「ベーグル買わない?ベーグル」
だんなもいつのまにかベーグルがたいそう好物になってしまったようで、そんな事を告げられて私はちょっと驚いた。サンドイッチ用のパンとか、お義母さんのビーフシチューとかもあるけどなー……と思いつつ、確かにベーグルは食べたいかもと思ってデパ地下のBAGEL & BAGELでお買い物。月代わりの「Monthly Bagel」、今月は「エスプレッソ&チョコ」なる、素晴らしくだんな好みの感のある品だった。

私は、甘いベーグルは食べたい気分じゃなくて、さりとてペッパーとかチーズという気分でもなくて……と、「シナモンレーズン」を。息子は「フルーツ入りのは、全然ないねぇ」とプレーンベーグルを選んでいた。

半割にしたベーグルをオーブンで焼いて、チーズとかはいらないかね?と話しながら結局チーズもバターも抜きの「素ベーグル」をもぐもぐと。思いの外シナモンの風味が強かったベーグルの味に「あ、アップルパイ食べたいかも」と余計な食欲を刺激されてしまいつつ、更には「いやいや、アップルパイ以前に今の季節はモンブランだろう」ともっと余計な欲望も沸き上がらせてしまいつつ、でも素ベーグル。ベーグル美味しいね。また自分で作りたいけど、でーっかい仕事が片づくまではちょっと無理そう……。

パエリア
アイスウーロン茶

今関わっているでーっかい仕事は、7月中旬からやっている仕事。いよいよ大詰めになってきたのだけれど、「美しいモノ」に果てしなくこだわりのあるお客さんなので、ロゴひとつ、背景の色ひとつ決めるのも1つ確認しては先に進んで、もう少し進めてはやっぱり戻って……と、なかなか大変。少し前には、「これで良いですね?」と念押ししてから作ったメニューロゴ画像30個ほどが「あ、やっぱりフォント変えたいです」とのお申し出で全部リテイクになったりした。なかなかな難産ではあるのだけれど、その分、お客さんに愛着持ってもらえるサイトになるといいなぁ。……がんばろう。

……という感じの最近の仕事状況で、今日はジムにも行けずにずっとお仕事。昼御飯は1人前ずつラップにくるんで冷凍しておいていたコストコのパエリアを解凍して食べることにした。そうだわ昨日録画しておいたスカパーの番組流しながら食べると良いわと再生し始めたのは、NATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELの「アウトブレイク:病原発生と感染ルート」。食事時には避けたようがよろしんじゃないでしょうかという番組だったのだけれど、楽しく閲覧しながらパエリアをもぐもぐ食べた。毎週1話で全6回で、初回の今回の放映は「天然痘」。よりによってビジュアル的に最も過酷な部類に入るだろう再現ドラマをじっくり見つつ、それでも気にせずパエリアもぐもぐ。主に動物もの(特に深海魚ものとか)目当てで視聴しているチャンネルだけれど、ドキュメンタリー系の放送もとても興味深くて、私はNATIONAL GEOGRAPHIC CHANNELが大好き。そしてパエリアにはソーセージやアサリやイカや鶏肉がごろごろ混ぜ込まれていて、これまた大好き。

鶏肉とバジルの炒めかけ御飯 目玉焼き乗せ
貝割れ大根とレタスのサラダ
椎茸のスープ
ビール(キリンラガー)

数日前、つくばの八百屋さんで買ってきた小山のようなバジルの葉。農家の畑の隅っこで自生しているバジルを適当に摘んできました……という感じの袋詰めのそれは、枝の先の2節分くらいを摘んだもので、でもかなりの虫食い。ああ、ずいぶん穴だらけの葉っぱだなぁというのは買う時にも承知していて、それでもおそらく手のひらいっぱいくらいの使える葉はありそうで、それで105円だったので買ってきてみたのだった。あまり放置しておいても変色してきてしまいそうだしと、今日炒めて食べてしまうことに。バジル炒めと言えば、ナムプラーと一緒に海老とか鶏肉を炒めるタイ風のおかずがよろしかろうな、と。

甘辛味の、いかにもなタイ風の炒め物は、ナムプラーと砂糖、そして「シーユー・ダム」という大豆を原料にした甘い調味料があれば良いらしいけれど、我が家には「シーユー・ダム」はないので、ナムプラーと砂糖と醤油(で、砂糖は心もち多めにして調整)で作ることに。あ、オイスターソース少し入れたらもっとそれっぽくなったかもしれない。

中華鍋でにんにく炒めて、そこにぶつ切りの鶏もも肉と鶏ひき肉を入れてせっせと炒め、赤パプリカも加えて更に炒め、鶏がらスープを溶いた湯1/2カップほどを加えて少々煮込む。そこにナムプラーと砂糖と醤油を次々に入れていき、さてそろそろ食べますよーという頃にバジルの葉をぐわっと混ぜて、できあがり。御飯に汁ごとかけて、目玉焼きなど添えると良い感じ。

今日は一応それっぽくタイ米も用意して、あとは貝割れ大根を混ぜたサラダと、しこたま大量に椎茸を入れたコンソメスープ。久しぶりにカラッとした風味のナムプラー炒めが食べられてとても満足だった。

9月23日 土曜日
今日はみんなでちらし寿司
卵とチーズのホットサンド
お義母さんのビーフシチュー
レタスのサラダ
アイスカフェオレ

ここ数週間でぐっと秋らしい涼しさが感じられるようになって、恋しかったホットサンドを今日やっと作成。当初の予定では我が家の超定番の具「こんたまちー」(コンビーフ&卵&チーズ)を考えていたのだけれど、そういえばビーフシチューの残りもあるねと、それも食卓に出すことにした。ゆえにホットサンドの具からはコンビーフを除けることにして、今日の具は卵とチーズ。茹でた卵をマヨネーズで和え、ピザ用チーズと一緒にサンドする、シンプルながらこれまたなかなか美味しいホットサンドだ。コンビーフがなくなった分、ほんのりチーズは増量してみた。

だんなの実家で
 ローストビーフ サラダ添え
 秋刀魚の塩焼き
 ちらし寿司
 あさりの吸い物
 お漬物いろいろ
 ビール

だんなの実家に義弟夫婦が赤ちゃんを連れて遊びに来るとのことで、我が家もだんなの実家に伺うことに。お義母さんが、大きな飯台にたっぷりのちらし寿司の用意をして待っていてくれた。お義父さんはグリルの前でいそいそと立ち動きつつ
「ん、ビール飲むか?ビール」
と秋刀魚を焼いていてくれて、私がお手伝いをしたのはちらし寿司の上に具をトッピングしたことくらい。ビール飲むならお肉も出してあげるわね、とお義母さんがローストビーフまで出してくれた。昼からすっごい御馳走だ。

人数いるからね、いろんな具を用意できたのよ〜……というちらし寿司は、ホタテに海老にアジにマグロ、穴子、玉子にイクラなどなどが乗っている。御飯が見えないほどに具が乗った"ばらちらし"で、魚介の下にはたっぷりのきゅうりと海苔も隠れている。息子が大喜びでわしわしと食べ、私とだんなももちろんたっぷりいただいた。

生後1ヶ月半の姪っ子は、まだまだ小さくて泣き声もまだフヤフヤと頼りない感じ。うちの息子をかなり可愛がってくれている義弟だけれど、自分の娘には輪をかけてメロメロになっていて、そこがまた今日の見所だったりした。お父さんというものは娘が産まれるとそうなっちゃうものなのかしらねぇ。

そして、すっかり腹一杯になった夕方、だんなの実家を辞して後楽園に。今日の夜は野球観戦なのだ。

「万葉軒」の菜の花弁当
ビール・杏露酒ソーダ

なんだかすっかりお腹一杯だね、でも夜に何も食べないというのもねぇ……と夕飯に考えたのが、千葉の駅弁屋さん、「万葉軒」の菜の花弁当。ずいぶん昔から販売されているという(だんなが覚えているだけで、30年近く前から存在しているらしい)二色丼弁当で、菜の花をイメージした卵そぼろとほのかに甘い肉そぼろが御飯に敷き詰められている。添えられているのはアサリの佃煮串と紅生姜、3種類のお漬物。千葉駅でこのお弁当を買い込み、電車に揺られて水道橋を目指した。

だんながチケットを取ってくれた時は、「さすがにそろそろ優勝チームも決まって消化試合になっていてもおかしくないなぁ」という状況だったようだけれど、まだまだセリーグの優勝の行方はわからないことになっている今日この頃。このところ阪神は全く負けてなくて、中日はどうも調子が悪いらしい。すわ逆転優勝もアリアリじゃあないかということで、大変に盛り上がっている阪神ファンの皆様なのだった。各選手の応援歌もばっちり歌えて六甲おろし(←だんな曰く「国歌」なのだそうで……)も3番まで覚えてしまった私も、端から見るときっと立派な阪神ファンだ。

「……いつ頃お弁当食べますかね?」
「うーん、スタメン発表が終わって国歌斉唱した後くらいじゃないですか?」
「そうですか……」
と、ビール飲み飲みスタメン発表を待ち、本日1回目の六甲おろしを歌ったところで弁当の箱を開けた。私とだんなが菜の花弁当、息子はいなり寿司弁当。食べやすいようにスプーンが添えられている菜の花弁当は、ちょうど片手の手のひらに乗るくらいのサイズなので球場の席で食べるにもちょうど良い具合だった。そぼろ御飯をあらかた食べて、アサリの串にかぶりついていたところで試合が始まり、実にあっけなく巨人に先制点を取られてしまった。あらあら大変大変と急いでお弁当食べ終えて、2回表からメガホン握りしめて応援しまくり、結果は11対2でタイガースの勝ち。
つい応援に熱が入りすぎて喉がガラガラになってしまいながら、足取り軽く帰宅した。この夏、ドームでの応援の帰り道は「しょぼーん」となっていたばかりだったから、勝ち試合の帰り道はなんて楽しいんだろうねと話しつつ。

9月24日 日曜日
ン年ぶりかくらいのフレッシュネスバーガーでした
「東京麺珍亭本舗」の油そば
麦茶

数日前、家にどっさり届いた12玉の油そばセット。ここ最近お気に入りの東京麺珍亭本舗でキャンペーンをしていたそうで、だんなが一気に12玉買ってくれちゃったのだった。麺の他にスープと海苔とメンマがセットになっていて、それとは別に半熟卵も6個注文したらしい。
「……どうするのよー、冷蔵庫、あんまり余裕ないんだよー」
と呟きつつ、届いた麺の半分を冷凍庫に移動させて「でも早く食べよう、冷凍庫も余裕ないし」と思っていたのだった。

そういうわけで、今日の第一食は油そば。昨夜の夕御飯が軽かったのですっかり腹ぺこで目を覚ました遅めの朝御飯、
「油そばで、いっか?」
「いんでね?」
などと言いつつお湯を沸かし始める。手元にあった豚バラ薄切り肉を軽く茹でて麺とともにタレで和え、あとは半熟卵とメンマと海苔と刻み葱。「汁なし麺」とも「油和え麺」とも違う「油そば」は、ほんのりラー油の辛みが漂う濃厚な熱い醤油だれを水気を切った熱い麺に絡めて食べるもの。以前から「油そば」が好きだっただんなは、通販で購入可能な、なかなか美味しいこのお店の油そばがとにかく気に入ってしまったようだった。ラー油とお酢を加えて目先を変えるのも良いし、卵でマイルドになった味も良い感じ。

しっかり食べてから、今日は息子の出場するコンサートにお出かけだ。

「フレッシュネスバーガー」にて
 クラシックチーズバーガー \530
 ジンジャープロテクター \320

息子の通う音楽教室、「みんなで歌を作らない?」と先生が提案したのが数ヶ月前で、それからぽちぽちと歌詞を作り、それに合わせて曲を作り、1つの歌を完成させた。初めての「作曲」に息子もとまどいつつも、でも1週間に4小節ずつくらい作っていったのがト長調の「みんなの歌」。教室の仲間と一緒に今日、オリジナル曲発表のコンサートで歌うことになったのだった。小学校高学年、中学生の演奏が主なので息子の出番は最初の方。ガッチガチに緊張しながらも大きな声できちんと歌い、あとは先輩たちの演奏を聞いて帰ってきた。

男の子はいかにも男の子が好きそうな曲を作るし、エレクトーンはエレクトーンならではの効果が満載の曲に仕上がっているし、ピアノはピアノ曲らしい変奏曲が続いたりで、短い時間ながらとても楽しいコンサート。トリの中学生の女の子の曲が、おっそろしくプロはだしで鳥肌が立つほど上手かった。曲の出来映えも本人のテクニックも「げ、これで中学生!?本当に?」と驚くほど。息子も触発されたようで「ぼくがんばる!次もがんばる!」とやる気に溢れた様子だった。

コンサートが終わると、もう昼御飯時はとうに過ぎている。でも夕飯まで何も食べないのもちょっとつらいねと、フレッシュネスバーガーに寄ってきた。

数年ぶりのフレッシュネスバーガー。都内で会社員をしていた頃は、お昼御飯に足繁く通っていたお店だった。300円ほどのハンバーガーはどれも美味しいけれどいまいちサイズが小ぶりで、ドリンクの値段は少々高めという印象。「高いけど、ちっこいけど、でも美味しいから好き〜」と思っていたお店だった。

久しぶりに訪れてみると、メニューには「クラシックバーガー」なるものが増えている。値段は500円くらいするけれど、でもいかにもなアメリカンな感じのバーガーなのであるらしい。だんなも私もクラシックチーズバーガーにしてもらうことにして、選んだ飲み物は自家製ジンジャーエール「ジンジャープロテクター」。グラスの底に生姜の千切りが沈んでいるような、しっかりと辛いジンジャーエールを飲みつつ、厚切りチェダーチーズがとても嬉しいチーズバーガーを堪能した。

バンズの間には、バンズの直径よりもちょっと大きめくらいのハンバーグが。チーズの上には玉ねぎとトマトとピクルスとレタスが積まれ、
「こちら添えつつお召し上がりください〜」
と、テーブルにはケチャップとマスタードがやってきた。ごろっと大きなフライドポテトも相変わらずで、息子はマンゴーとパッションフルーツが入ったトロピカルスムージーを幸せそうに飲んでいる。

で、久しぶりのフレッシュネスバーガー、500円バーガーはその値段だけあってすごく食べ応えがあった。そうそうそうそう、アメリカのハンバーガーってこんな感じだった……と思いつつ、肉がアツアツのハンバーガーを平らげた。帰宅してネットで調べたところ、こんな誕生秘話が。ルーツはテネシー州のハンバーガー屋さんにあったのだと知って、ちょっと嬉しい私だった。

豚肉の雲白肉風 茹でほうれん草ときゅうり添え
彩ひじき
羽釜御飯
ビール(Corona)

お昼御飯が遅めで、しかもしっかりしたチーズバーガーを食べてしまったので、夕飯はビール飲みつつ軽く済ませる感じで。先日作った「彩ひじき」がまだ残っていたので食卓に出し、あとは薄切り豚肉をさっと茹でて雲白肉風のたれを添えて食べることにした。ほうれん草食べたいねと、今日も250円くらいだったのだけれどほうれん草を1束買い、あとはこちらは安かったきゅうりを細切りにしてたっぷり添える。

雲白肉のたれは、醤油と酢と砂糖とXO醤、ごま油とラー油、刻み生姜と刻みにんにくと刻み葱を合わせて作る。辛みの効いた甘酢だれのような感じなのだけれど、甘さは控えめ。酢も隠し味程度。息子用は辛み成分と薬味が抜きのマイルドなたれを用意してやって、それらを好きなように添えつつテレビで野球観戦しながら遅めの夕飯をのんびりと。

今日の朝御飯と夕御飯に使った豚肉は、先日つくばのお肉屋さんで買ってきたものなのだけれど、このお店の豚肉はなぜかすんごく美味しい。友人が「美味しいのよー、牛も美味しいし豚も美味しい」と教えてくれたお店なのだけれど、近所に1軒欲しい感じだ。