食欲魔人日記 07年02月 第2週
2月5日 月曜日
青い鳥はすぐ近くに……という感じの、酢豚。
ポンテケージョ ・ レーズンパン
カフェオレ
練乳いちごヨーグルト

週末に焼いたポンテケージョがあと数個。買い置きのレーズンパンの残りも少し。
「……なんか組み合わせとしてイマイチだけど、両方出しますか……」
と、オーブンで両方とも温めてテーブルに出してみた。食後にはスイーティーもあるし、賞味期限間近で半額になっていたプチダノンもあるし、と思っていたのだけれど、
「苺ヨーグルトがいいなぁ」
とだんな。
「ぼくも苺ヨーグルトがいいなぁ」
と息子。

結局、賞味期限はまだもうちょっと先の、「練乳いちごヨーグルト」がテーブルに出るに至った。パッケージが変わってやたらキュートになった150g入りのでかパックはさすがにちょっと分量多めなので、買うのはもっぱら80g入りの3パック入りのもの。家族揃って、練乳いちごヨーグルトが大好きなのであるらしい。

「太閤園」にて
 酢豚定食 \780

今日は今日のお昼御飯はどうしようかな、と考えはじめたところで、友人から「お昼一緒にどうですかー?」と嬉しい電話。行きます行きます喜んで、と、急いで身支度してお出かけした。茄子かな?カレーかな?と相談しつつ、結局地元の中華定食屋さん「太閤園」へ。我が家もだんなの実家も愛してやまないこのお店だけれど、友人もきっちり気に入ってくれているようで、時折「茄子ー!」と切迫したメールが来る。ここの茄子入りの炒め物は、どれもこれも危険なほどに美味しい。危険なのはきっと油(店内に置いてある缶のラベルからすると、高級白絞油なのであるらしい)の分量だ。

私も茄子系の炒め物も良いんだけどなー、今日は酢豚な気分かな、と、酢豚定食を注文してみた。ごろっと大きな豚肉にシャキシャキしたたっぷりの玉ねぎ、ピーマン、にんじん、そしてなぜかキュウリ。パイナップルは入っておらず、ケチャップの甘みがほんのり漂う、でもちゃんと酢の味が適度に利いた酢豚で、揚げ肉の衣もカリカリとした食感が残っている。

なかなか好みの味の酢豚ってないんだよなぁ、別に黒酢とか使ってなくて良くて、高級な食材でなくても良くて、普通に美味しい普通な酢豚……と、長年思っていたのだけれど、「幸せの青い鳥はすぐ近くにいたのです」というほどに好みな味の美味しい酢豚。しかも御飯とスープと漬物つきの定食で780円という嬉しい価格。玉ねぎが、「これ以下の火の通し具合だと辛さが残るんですよね」という絶妙の火の入り方で、それもすごく気に入っている。

レタスと玉ねぎのサラダ
茄子のバジル炒め
スペアリブ バーベキュー
ピリッと辛い海苔のクリームソーススパゲティ
しめじと葱のスープ
ビール(よなよなエール)

カフェオレ

近所のスーパーで安売りされていたのを買ってきた、スペアリブのブロック肉。骨6本分ほどの割合小さな塊で、でもブロックなのが嬉しくて「やっぱりこれはバーベキュー味でしょう」と。

柔らかく火を通したい、で、皿に乗せてオーブンに入れて「下側がべちょべちょ」になるのも悲しい、と色々考えて、夕方から時間をかけて仕込みしてみた。中華鍋で肉を蒸すこと2時間、そしてバーベキューソース(ハインツの)を塗って、魚焼き用のグリルでじわじわ焼くこと約15分。中までほろほろに火が通り、表面は適度にバリッと焼き目がついた、我ながら見事なバーベキュースペアリブができた。

で、パスタも恋しいところだったので、海苔入りのクリームソーススパゲティ。焼き海苔を湯で溶いたところに生クリームを加えて軽く煮詰め、塩と柚子胡椒で調味したシンプルなソースは、海苔と柚子胡椒という組み合わせで和風味の、でも濃厚なスパゲティ。息子も食べることだしと柚子胡椒は心持ち控えめにして、代わりに塩味はぼやけないようにしっかりとつけてみた。慌ただしく茄子の炒めやしめじのスープ、サラダも準備して、今日の夕飯は「なんだか御馳走」という品揃えになった。

塩加減以外は失敗しようがないクリームソーススパゲティは相変わらず美味しかったけれど、なんといっても今日の御馳走はスペアリブ。2時間じっくり蒸しただけあって、骨からスルリと身が外れるほど柔らかな肉にバーベキューソースも程良く染みて、「わざわざリブ屋とか行かなくても、これならもう大丈夫〜」と思えるほどのものだった。
……でもこの作り方だと、蒸すのにも焼くのにも分量の限界が近いところにあるので、いっぱい作るのはなかなか大変そう。フルサイズの16本のスペアリブバーベキューを焼いてビール片手に楽しみたいところ。

2月6日 火曜日
白子に呼ばれました。
ミニパイ(ソーセージ・チーズ)
カフェオレ

昨日、スーパー併設のパン屋さんで売られていた、10個300円のミニパイ。2口分ほどのサイズのミニパイ、具はソーセージとチーズの2種類があって、よりどり10個の札がついていた。朝御飯にちょっと良いかも?と、ソーセージとチーズをそれぞれ5個ずつ購入。朝ジムに向かうだんなには昨夜のうちに
「10個あるから、好きなように食べてっていいよ、3個でも4個でも」
と伝えてある。

で、私と息子もそのミニパイで朝御飯。それぞれ1個ずつ、合計4個のミニパイを軽くオーブンで温めて、だんなが用意していってくれたコーヒー飲みつつ美味しくつまんだ。かなりちっちゃいパイだったので、午前10時には腹ぺこに。

納豆御飯
きんぴらごぼう
麦茶

お昼は一人で納豆御飯。昨日立ち寄ったスーパーでは、冷蔵コーナーの一角がびっくりするほど納豆だらけで、しかも大変にお安かった。
「……こんなに沢山の種類の納豆見たことないよー……」
というほど多種多様な納豆パックがあって(青じそ入り、とかいう面白いものまで)、しばらくうっとりと眺めた後に
「……でも安いものの方が嬉しいな」
と、馴染みのメーカーのものを手に取ろうとして、「いやいや、でも家に3パックセットのを2つも買ってきてあるじゃない」と諦めた。私の中で(そしてきっと息子の中でも)納豆ブームが到来中。

せっかく手軽に買えるようになったことだし、さっさと食べてまた買ってこようと、お昼御飯は納豆御飯。ちょっと古くなったごぼうが冷蔵庫に入っていたのが気になっていたので、少しばかりのきんぴらごぼうも作って御飯に添えた。私一人が食べるきんぴらごぼうなので、赤唐辛子もしっかり入れて、ついでに少しばかりラー油も垂らしてピリ辛味にしてみたり。

「銚子丸」にて
 白子博多明太焼き
 あんきもポン酢
 おつまみ中トロ
 つまみ玉子
 寒の宴劇団セット
 寒ブリ
 さば棒寿司
 なめろう軍艦
 いくら軍艦
 白子軍艦
 鯖握り
 とろサーモン塩あぶり握り
 あぶり中トロ握り
 あら汁
 ビール、日本酒(冷や)
などなど

本日の夕飯は、ブリの照り焼き予定。純和風の夕御飯にしようと豆腐なども買ってきてあったのだけれど、だんなからの連絡で
「おゆきさん!今、銚子丸、白子フェアやってる!」
と。一も二もなくそれに釣られ、行っちゃう行っちゃう今日行っちゃう?と盛り上がってしまった。ちょうどここ1週間ばかり、「お寿司食べたいなぁ……」と思っていたところだったので、渡りに船というか渡りに白子というか。ブラボー白子!と舞い上がりながら、仕事帰りのだんなと合流して最寄りの銚子丸に行ってきた。

期間限定ものの「寒の宴劇団セット」は中トロ、寒平目、ぼたん海老、"北の贈り物"(ウニ・イクラ・蟹肉)、生帆立の5貫盛りで880円。生鯖があったり、ねっとり美味しいなめろうがあったり、白子がさすがに美味しかったりと、今日はずいぶん色々食べた。いつにも増して赤皿(ややお高い)とか紺皿(けっこうお高い)を食べてしまって、家族でお会計9千円弱というなかなかな成績になった。ここ1年ほどで、めっきり皿数が食べられなくなって「御飯、そんなにいらないのよね」と最初におつまみを数品取るようになった。

写真は「白子博多明太焼き」。
「あ、そうか、白子も明太子も、どっちも鱈だよね」
だんながぽろりと呟いて、あ、そうかそうだよねぇと煮える白子を眺める。卓上には固形燃料つきのミニコンロが置かれ、明太子とマヨネーズ風味のソース、葱のかかった小鍋がぐつぐつ言っていた。この季節ならではの甘くてプリプリのムチムチの白子はすんばらしく美味しい。
「これ食べて、白子ポン酢食べて白子軍艦も注文するのはさすがにやりすぎ?」
とだんなに問うてみると激しい勢いで頷かれた。確かに、さすがにそれはやりすぎだねと、明太焼きを平らげた後、あれこれ食べて最後の方に白子軍艦を注文するにとどめてみる。

「すみません、今ちょうど白子の準備しているところで。5分少々お時間いただいても良いですか?」
とのことで、ちょっと遅めに出てきた白子は、
「お待たせしました、お詫びに、ちょっと盛り良くしておきましたんで」
と、素敵な盛りの良さ。最初と最後に白子という風の、なんともリッチな夕御飯だった。

2月7日 水曜日
ブリはやっぱり、照り焼きにするのが好き
ホットサンド(あっさり味ハムタマチー)
カフェオレ
プチダノン

最近巡り合わせが悪くて、スーパーで見かけなかったり、パン屋で頼んだら「まだパンが熱いので」と断られたり、あるいは12枚切りでと頼んだのに8枚切りの厚さに切られたのが渡されたりと、不安続きの感があった「サンドイッチ用の食パン」。今回、スーパー隣接のパン屋さんに午後寄ってみたところ、快く1斤のパンを12枚にカットしてくれた。やっぱりホットサンドにはこの厚さが良いのよねと、久しぶりにサンドイッチ用の食パンが入手できて嬉しい私。

けれど昨夜食べ過ぎた感がまだ胃に残っていて、コンビーフとかマヨネーズとか、そういう具はちょっと要らないなという気分。ハムがある、卵もある、チーズも常備してある、ということで、今日はあっさり味のハム&卵&チーズにしてみることにした。卵はゆで卵のマヨネーズ和えではなく、塩味のスクランブルエッグに。ハムはスライスされたそのままを挟み、あとはピザ用チーズをあっさりめにトッピング。

あっさり味のホットサンドも悪くないねと言いつつも、 「やっぱりホットサンドって、コンビーフとかマヨネーズとか、ああいう味のものが似合うのねぇ……」
と、やっぱり密かに思ってしまう。チーズをもっと、どっさり詰めると良いのかしら。

ブリの照り焼き ほうれん草添え
豚肉とじゃがいものシャキシャキ炒め
冷や奴(ジョニ男)
豆腐とわかめの味噌汁
羽釜御飯
発泡酒(DraftOne)
ほうじ茶

今日のお昼はかなり久しぶりのスポーツジムへ。昨月の前半は、鍋を落とした爪先がずっと痛くて体重をうかつにかけられなかった……ということがあるけれど、ここ数週間は明らかに怠慢。だんなにも「最近行ってなくない?」とありがたきツッコミをいただいてしまったので、そうだよねそろそろ行かなきゃねと出かけてみた。……あまりに久しぶりすぎて、疲れすぎて食欲も沸かず、昼御飯はスルー。燃え尽きた。

お腹空いた、いやそれ以前に身体痛い……と、よろよろしながら用意した今日の夕御飯は、かなり和風な献立。本当は昨日の夕飯に想定されていたブリは想定どおりに照り焼きにして、茹でたほうれん草を添える。安売りされていたので思わず買ってきてしまった「ジョニ男」なるお豆腐は「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」の姉妹品、これは冷や奴に。メインのおかずがブリ照りだけだとちょっと寂しいなぁと急遽用意したのは、半端に残っていた豚肉を細切りじゃがいもと一緒に塩とにんにく、少しの醤油の味つけで炒め合わせたシャキシャキ炒め。ブリと豚肉に同時に火を入れていたところでだんなが帰ってきた。

「風に吹かれて〜」も不思議な豆腐だったけれど、初めて食べた「ジョニ男」もまた不思議な豆腐。生クリームが入っているかのようなねっとりとした口当たりと柔らかさ、ほのかに感じる甘みは、「豆腐」だと思って食べると「な、なんだこれ!?」という感じ。この食感や味が嫌いな人がいるのも頷けるし、我が家での冷や奴を全部ジョニーシリーズに変えるつもりも全然ないのだけれど、時々食べると新鮮で楽しいかな、と。

なんでも「2007バレンタイン」商品として、「ジョニ男スゥイーツ はちみつ付」なるものも出ているらしい。ハートマークが並ぶ、派手なピンクのパッケージで、これが豆腐コーナーに置かれていたらさぞ人目を引くだろうなと思う。ちなみに、この「ジョニ男」のパッケージの裏に添える調味料例として「わさび醤油」「麺つゆ+マスタード」といったものと共に「はちみつ」「きな粉+黒蜜」「メープルシロップ」という記述があって、もう「ジョニ男」からして何だかすごいのだった。

今日はお味噌汁も豆腐入りだったのだけれど、こちらはごくごく普通の絹ごし豆腐。息子の大好きなわかめも多めに入れてみた。

2月8日 木曜日
ロコモコ。目玉焼きは必須。
納豆・焼き海苔
青鰺の干物
豆腐とわかめの味噌汁
御飯
抹茶入り玄米茶

今朝は久しぶりに和風朝食。味噌汁と御飯、鰺の干物。そして納豆、焼き海苔。どれもこれも御飯の進みそうなおかずで、お代わりしたくなる気持ちをぐっとこらえて「魚、魚、納豆、御飯(半口)、味噌汁、魚、納豆、御飯(半口)、焼き海苔、御飯(半口)……」と、心持ち御飯を少なめに口に運んだりしながらおかずを楽しむ。

ちょっと前まで「冷凍庫の中、干物だらけじゃん!」というほどに干物だらけだったのだけれど、じわじわと食べ進んで残りも少なくなってきた。脂のしっかり乗った、炙るとコンロの中でパチパチ激しく爆ぜるくらいの良い感じの鰺で、本当に美味しい。こないだニラと和え物にしてみたのだけれど、これも美味しかった。パスタの具とかにしても良いかもしれない。

小豆入り蒸しパン
オニオンスープ(インスタント)

今日は見事に体中筋肉痛。津田沼にビーズ探しに出かけようかと思っていたけれど全然無理で、どころか近所に買い物に行くのも「よっこらしょ」という感じ。買い物に行かなければ今日の夕飯は作れないので、がんばってスーパーに行って来た。自転車こいでる頭の中は、どういうわけか「オニオングラタンスープ」一色で、ケンタッキーフライドチキンにオニオングラタンスープあったなぁまだ売ってるかなぁ、とか、いっそファミレスとか行った方がまだ美味しいかなぁとか、欲望がうずまくうずまく。結局、スーパーのレトルトコーナーにあったフリーズドライのインスタントオニオンスープを買ってきてしまった。

一緒に買ってきたのは、小豆入りの蒸しパン。なぜ和風の蒸しパンとオニオンスープ?と自分の選択を軽く後悔しつつ、でもどちらも美味しくて幸せだった。
仕事もなくゲームもできない(←筋肉痛でWii Sportsなんて全然無理……)ので、今日は一日ビーズと戯れてみたり。こういう感じのが好きで、"ビーズじゃらじゃら"というより"金属じゃらじゃら"系のアクセサリーを作りたくて、奮闘中。9ピンとかTピンとか、ペンチで曲げるのがすごく楽しかったりして。

クリームチーズ&干し葡萄
酢油キャベツ with 自家製マヨネーズ
きのこどっさりミネストローネ
ロコモコ 目玉焼き乗せ
ビール(よなよなエール)

今日はロコモコだ!と、昼頃にひき肉買って帰ってきたのだけれど、ちょうどその頃だんなはメガマックに挑戦していたのであるらしい。
「メガマック食べたよ。ただの肉っぽいビッグマックって感じだった」
などという報告メールが昼休みのだんなから届いて、「うわー、ひき肉買って来ちゃったよー」と頭を抱える私。どうしましょう、ロコモコを考えていたんですが、いや、いいんじゃないんですかロコモコで。味違うし。……などと慌ただしくメールを往復させて、初志貫徹で今日はロコモコ。ドミグラスソース必須、目玉焼き必須。

「ハンバーグ乗せ御飯」なる、とても肉肉しい感じの"ロコモコ"なので、せめてもと添え物は野菜どっさり。トマト味のスープが恋しいな、そいでもってきのこも無性に食べたい感じなんだなと思っていたところだったので、きのこを大量に入れたミネストローネを作ってみる。エリンギとしめじとえのきがそれぞれ1パックずつ入り、あとは玉ねぎとにんじんとピーマン、ベーコン。トマトの水煮缶を1缶入れて作ったので大鍋にたっぷりできた。あとは、日本橋の洋食屋さん「たいめいけん」名物の「酢油キャベツ」。要するにドレッシング味のコールスローなのだけれど、そのほのかに甘い感じとか油の馴染み具合などが良いバランスだと思う。以前どこかでレシピを見てからというもの、時折作っているサラダだ。

玉ねぎは薄切り、にんじんは細切りにして軽く塩で揉んでいく。刻んだキャベツも合わせ、味付けはキャベツ1/2個に対して塩小さじ1(塩揉み分も合わせて)、砂糖大さじ1、酢大さじ4、サラダ油大さじ6。全部を合わせて、皿1枚分ほどの軽い重石をかけて冷蔵庫で30分〜1時間くらい冷やせば食べ頃、とあった。それなりに塩味がついたサラダだし、軽く重石をすることもあってか、どこか和風の浅漬けのような感じもある。今日は心もち塩味を控えめにして、自家製マヨネーズを脇に添えてみた。

で、できあがったロコモコ。ドミグラスソースは、ハンバーグが焼けた後のスキレットに湯を加えて顆粒タイプのインスタントドミグラスソースを適当に加えて煮詰めた簡単なもの。別フライパンで焼いていた目玉焼きもトッピングして、サラダも盛りつけて……と、バタバタしている間にだんなは息子のお茶や私たち用のビールを用意しておいてくれていた。

今日は、特に肉肉しい感じのハンバーグが恋しかったので、玉ねぎ抜きの調味料を加えただけのひき肉をこねて作ってみた。代わりに玉ねぎはスープとサラダに大量に入っている。やっぱり玉ねぎを加えたものより幾分硬めに焼き上がってしまって、「……やっぱり玉ねぎはちゃんと入っていた方が良いわ」と思いつつ、大変に食べ応えのある夕御飯となった。

食後はカフェオレ飲んでチョコベビーを軽くつまみつつ、「大手メーカーのチョコ菓子で好きなものは何か」についてだんなと語り合う。私はチョコベビーとコーヒービートがとっても好きで、他者の追随を許さぬ孤高の位置に「マクビティミルクチョコレートビスケット」がある。だんなはアーモンドチョコとコーヒービートとマーブルチョコが並んで大好物らしい。
「で、ロッテチョコパイはどのへんにあるわけよ」
などと、大盛り上がり。

2月9日 金曜日
初めて食べた美味しいモンブランは、面白いフォルムでした
牛乳パン、ミニチーズパイ
カフェオレ

「北海道なんとか」とか「なんとか牧場」などというネーミングに弱い私は、昨日スーパーで
「なんとか牧場の牛乳パン」
なる商品が特売コーナーワゴンに積まれていて、手にとってしまったのだった。

スキー場の売店で売られている牛乳パン(しかもなぜか巨大)が私は大好きで、スキーに行くたびに「あああ、牛乳パン……」と思っているのは秘密。何もここでパンを買うことないじゃないかと、結局ミルクケーキを買って帰ってくるのも秘密。ここはスキー場ではないので、おおっぴらに堂堂と牛乳パンを買っている私だった。美味しいよね牛乳パン。

「"なんとか牧場"につられて買った牛乳パンが、朝御飯にあるからね」とだんなに伝えたところ、「あ、これ、この牧場、社員旅行で行ったとこだよ」とだんなが感慨深そうにしている。バターとミルクたっぷりという風の、いかにもなふわふわとしたパンが美味しかった。あとは、数個残っていたミニパイ、チーズ入りのを温めてつまんでみる。

ロールパン
ミネストローネ
酢油キャベツ with マヨネーズ
アイスティー

今日の夜はだんな飲み会。だったら一緒に夕食摂って、どちらかの家でWii大会しませんか?と、Wii仲間の友人に声をかけてみた。
御飯も家で食べちゃいましょか、そうだ、高円寺ナイルカレーのカレーはお子さんも美味しいと言って食べていたのでは??と、お店からルー買ってきて、御飯炊いて、我が家で食べるのはどうでしょうねと話し合う。昨夜のスープもサラダもたくさん作ったので、息子の音楽教室の往復で慌ただしい夕方でもそれなら支度が簡単にできるかなと。

ではでは、ルーを買いに行きましょう……と、お昼頃にチャリこいでカレー屋さんに。いつもなら当然空いているはずの時間なのに、店頭に「CLOSE」の看板が出ているのが離れたところから見えたので、不思議に思いつつ自転車を店頭に向けて走らせる。そこには
「1/28をもって閉店させていただきました」
の文字が書かれた白い紙が無情にもヒラヒラしていたのだった。

つい数週間前にルーを買いに行った時(だんなが風邪をひいていて、"高円寺ナイルカレーなら食べられる"とのことで……)にはそんな素振りは少しも感じさせなかったお店。そのほんの10日後くらいに閉店してしまっていたとは本当にびっくりでがっかりで、お店の前でしばらく呆然と立ちすくんでしまった。ドアノブに「電気使用のお知らせ」みたいな、新入居者に宛てたような、引っ越しした時に目にするようなビニール袋入りのパンフレットがぶら下がっていて、それが一段ともの悲しい。

私よりもずっとこのお店のカレーを気に入っていただろうだんなに伝えなきゃ、それと友人にも「今日どうしましょう、カレーが買えません」と連絡しなきゃ、あとはあとは……と、頭が真っ白になりながら帰宅。だんなからは私以上に涙にくれたメールが届き、友人とは話し合いの結果「じゃあ今日は私の家に」と友人宅にお邪魔させていただくことに。

では昼御飯には昨夜の残りを食べちゃいましょう、と、サラダとミネストローネ、そして冷凍庫に数個残っていたロールパンを解凍したもの。昨夜作ったばかりの段階では少し酸味が残っていたミネストローネはすっかり柔らかい味に。酢油キャベツも味が馴染んで美味しくなっていた。あああ、それにしてもナイルカレー、ほんとにショック。

友人宅で
 水菜と三つ葉のおひたし
 マカロニサラダ
 ポークソテーと千切りキャベツ
 野菜ときのこの具沢山味噌汁
 御飯
 お茶

「ドルチア」のモンブラン
コーヒー・紅茶

夕方、息子の音楽教室へ。「終わったらバスに乗ってお友達の家に行くからね、何かお土産持っていこう」と話しながら千葉駅構内を歩いていたところ、「ドルチア」の文字が視界の隅に入って立ち止まり、数歩後ずさってその看板を見上げなおした。

Dolcia」(ドルチア)は、市川に本店のある洋菓子屋さん。チョコレートが有名で、JALやANAなどのファーストクラスの機内食にも採用されているチョコレートなのだとか。仲の良い友人が
「ゴディバのチョコは好みじゃないけれど、ドルチアのチョコは本当に美味しい」
と絶賛していて、チョコはその友人からいただいて食べたことがある。強い香料の香りもしない、優しい味の、でもちゃんと個性のあるチョコレートで確かに美味しかった。

そしてつい最近、懇意にしているイラストレーターさんから「このお店にイメージイラストを飾らせてもらえることになったんですよ」と教えていただいたお店が、まさにDolcia。モンブランも美味しいらしいということを知って、ずっと気になっていたお店だった。特にモンブランが食べたいなぁと。

そして、千葉駅構内で「……あ、ドルチア」と呟く私の前に、まさにそのモンブランが。おそらく期間限定の出店で、でも冷蔵ケースの中には名物モンブランがずら〜りとたっぷり並んでいた。
「ください、ください、モンブラン……えーと、6個ください!」
とお店の人に声をかけ、速攻でお土産決定。気に入ってくれるかなぁ、美味しいと評判だけど、私自身は味は知らないわけだし……と、戦々恐々友人宅に伺って手渡したところ、友人からは
「あ!ドルチアだぁ!懐かしいなぁ。すっかり御無沙汰だけど、昔そのお店の近くに用事があることがあって、けっこう買ってたよ」
と嬉しい言葉。ドルチア大人気。ドルチア万歳。

我が家がお邪魔するなり、子供たちは早速にぎやかに遊びはじめ、夕食もそこそこといった風に平らげると、ひたすら一緒に遊びまくっている。私と友人もWiiテニスなど子供たちと一緒に楽しみつつ、のんびりおしゃべりしたりお茶飲んだり。

突然の話だったのに、食卓には食べ物がいっぱい。「我が家では、このぐらいの料理は"鍋"と呼びます」と言うほどの具沢山のお味噌汁(肉団子、白菜、長ねぎ、白滝、きのこなどなど)に、分厚く大きなポークソテー、たっぷりの千切りキャベツと、輪をかけてたっぷりのマカロニサラダ、大根おろしを添えた水菜と三つ葉のおひたし、御飯。我が家のマカロニは、茹でたマカロニに刻み玉ねぎときゅうり、人参あたりを混ぜるのが常なのだけれど、今日御馳走になったものはハムとゆで卵がたっぷり。こくがあってとても美味しかった。
「このマカロニ、美味しいねぇ〜」
と、息子がお代わりいただきながらもりもり食べている。我が家のマカロニサラダも、今度からハムと卵を入れることにしよう。

デザートのモンブランは、写真のようにちょっと不思議な形状。マロンペーストを薄いクレープ状に伸ばし、スポンジ部とクリーム部をそのペーストでふんわりくるんだようなものだった。土台のスポンジはクリームと層状になっていて、よく見るとロールケーキ。上のクリームはバニラビーンズの覗く柔らかいホイップクリームで(こちらのページによるとカスタードクリームと生クリームを同量ずつ合わせているのだそうで)、濃厚だけれど軽さも感じるものだった。マロンペーストもとても上質な味。おいしいねおいしいねぇ〜とうっとりしながら紅茶と一緒にいただいて、すっかり遊び疲れた息子と帰宅。楽しい金曜日の夜でした。

2月10日 土曜日
久しぶりのプライムリブ。満喫しました。
ホットサンド (コンビーフ&チーズ)
ミネストローネ
酢油キャベツ with マヨネーズ
カフェオレ

三連休初日の今日は、家族皆ぐーぐーと盛大に朝寝坊。
「……そだ、今週は幕張にお買い物行こうって話だったんだっけ」
「今日行こうか?朝御飯食べた後」

もうすっかり昼御飯て感じだけどねと、今日も大変に温かい中ベランダで花の世話をする私と、台所の窓のところから声をかけるだんなで話し合い。で、御飯どうする?と声をかけてきただんなに
「サンドイッチ用のパンがあるよ。ホットサンドで良くない?」
と答える。
そっか、うん、それはいいねぇとだんなが静かになり、花の水やりを済ませた私が台所に戻ってみると、既にコーヒーメーカーに粉がセットされている。ホットサンドメーカーも電源につながれ、そしてだんなはサンドイッチ用のパンにぺたくたとマーガリンを塗っているところだった。コンビーフ缶まで、既に発掘されて食卓に置かれている。

すごっっ仕事はやっっ、とびっくりしながら、私も食器を出したりサラダを出したり。ミネストローネと酢油キャベツを出したら、食卓がけっこう華やかになった。
今日のホットサンドの具は、だんなのリクエストでコンビーフ&チーズ。だんなの分が心もちコンビーフ多めで、私と息子の分は心もちチーズが多め。それにしても、今日は(今日も)暖かい。昼間は上着が要らないほどの暖かさで、とても2月中旬とは思えない陽気だった。

海浜幕張 「OUTBACK」にて
 自家製プライムリブセット(オリジナル・プライムリブ) 340g \2,719
 ビール(フォスター) 2×\700

各店でクリアランスセール中の幕張アウトレットモールであれこれお買い物。最近の息子はやたらとズボンに穴を開けて帰ってくるので、「もう無事なズボンが1本もない……」というのがお買い物の主な目的だったのだけれど、首尾良くお気に入りのブランドのもの(←その店のは生地が二重になってて、息子曰く"中がモカモカして気持ちいい"のだそうで)が1本1000円でセール品になっていて何本かまとめてお買いあげ。ついでに新しい靴や、私たちの服も買って複数の袋をぶらさげつつ、とどめとばかりにカルフールで食材買って荷物は大変なことに。

「……すっかり疲れました……」
「なんかもう、"今すぐビール!"って感じですかね?」
「ステーキ、行っちゃいますかね?」
行っちゃいましょう行っちゃいましょうと止める者もおらず、そのままカルフール近くのOUTBACKに吸い込まれて、早めの夕御飯ということになった。

折しも、「フォスター飲んでくじを引こう」のキャンペーン開催中。なのでビールはオーストラリアのフォスターを飲みつつ、私は久しぶりのプライムリブセット、だんなはリブアイステーキのセット。私が340gでだんなのが310gだったため、何切れかだんなにお裾分けして手伝ってもらった。

「プライムリブ」とは、「低温でじっくりと焼き上げた厚切りローストビーフ」とOUTBACK公式ページで紹介されている。1人分にカットした後、更に火を通したりすることもあるけれど、「オリジナルプライムリブ」は、カットされたままの状態で出てくるので写真のような一見「生肉?」のような色合いのものがやってくる。選べるつけあわせはポテトとコーンサラダにしてもらい、更にスープかサラダもついてくる。今日のスープはクリームベジタブルスープということだったので、スープを選んだ。あとは食べ放題のほのかに甘い黒パンもむしゃむしゃと。

だんなは圧倒的に「ステーキ」(しかも"リブアイ")が好みだということだけれど、私はステーキより「プライムリブ」の方に僅かに軍配が揚がる感じ。久しぶりの厚切りローストビーフは、しっかりとした赤身の肉に適度な噛み応えがあり、久しぶりに肉食獣になった気分を味あわせてくれた。

フォスターキャンペーンでひいたくじは、ビール4本で4枚のくじ、当たりは1枚。おつまみのナチョスが当たり、息子が嬉しそうにバリバリ食べていた。キッズメニューのスパゲティを食べ、ナチョスも6割方平らげ、パンはお代わりする勢いで食べ、「そろそろ君は大人サイズのステーキとか注文した方が良いのでは?」という食べっぷりだった。

2月11日 日曜日
今日は水炊き。キャベツが美味しいです……♪
「カルフール」の
 ソーセージパン
 パリパリチーズ
ミネストローネ
酢油キャベツ
カフェオレ

「明日の朝御飯……どんなの食べたい?」
昨日、カルフールで買い物中に息子にそう声をかけると、あたりを見渡した後、パン売り場の店頭に息子は歩いて行ったのだった。
「これ!これにしよう!」
と指さされたのは、バゲットの中央に長いソーセージが1本巻かれた「ソーセージパン」、そして、ナンのような薄焼きパンの上にチーズがトッピングされた「パリパリチーズ」。明らかにどちらも1人分の大きさではなくて、皆で適当に分けて食べようということになった。

そして、まだ残っていたミネストローネと酢油キャベツで朝御飯。スープの類が、作った翌日が美味しいのはよくよく知っているけれど、酢油キャベツも翌日の方が美味しかった。さすがに今日ともなると葉がくたびれた風になってきてしまっていたけれど、でもまだまだ美味しい。マヨネーズ味やドレッシング味のコールスローとはまた違う「酢油キャベツ」は、ちょっとばかりくせになってしまう美味しさだ。

「吉野家」の
 牛丼(並)
 半熟玉子
冷茶

今日はだんな、ジムにお出かけ。私は午前中から半日かけて水炊きのスープ作り(作り方はこんな感じ)。先日、お肉屋さんで冷凍の鶏ガラをたくさん売っていたのでまとめ買いしてきた5把分のガラを使って、今日1回分の水炊きスープを作るのだ。我が家最大級の寸胴鍋(多分30リットルくらい入る)に水張ってガラ入れて一度茹でこぼし、洗ったガラを改めて強火でゴンゴン炊いていく。

ジムに行く前にお昼御飯にしないとね、と、だんなが買ってきてくれたのは「毎日昼どき限定販売」中の、吉野家の牛丼。私は並と半熟玉子。
「……あ、味、けっこう昔のと変わらない感じになってきた?」
「そうそう、鍋の中がすっかり馴染んだみたいでさぁ、もう懐かしいあのまんまの味!」
良かったねぇ、良かったよぉ、と、ちょっと久しぶりの牛丼が嬉しい私。私より頻繁に牛丼を口にしているだろうだんなは、なぜか私よりも嬉しそうだったりした。

そしてスープ作り続行。
以前、ちょっと手を抜いて、アクひきをさほど熱心にしないでスープを作ったところ、その手抜きそのままにえぐみのあるスープができてしまったので、今日はもう偏執狂的なまでのアクとりを心がける。最初のアクが大量発生するところはひたすら張りついてアクをすくい、その後も10分、15分おきぐらいに鍋を覗いてはアクすくい。強火で炊いているので水の減りも早く、湯を足しつつ最終的には6時間ほどかけて2リットルほどのスープになるところまで煮詰めていく。

食べるための骨付き鶏の下茹でをした茹で汁(日本酒、昆布、塩入り)もスープに加えられ、炊き始めて2時間すると骨の継ぎ目を砕くことができるようになり、4時間もすると骨全体を細かく砕くことができるようになる。時々長めの木べらで骨をゴンゴン鍋底に打ち付けて骨を砕いていくと、最後にできるのはコラーゲンたっぷりの白濁スープ。「とんこつラーメン」のスープをそのまま鶏ガラスープに置き換えたような、とろんとコクのあるスープができる。砕いてすぐに漉してしまうと生臭さが少々残る感じがしたので、砕き切ってからもあと1時間ほど煮詰めていったのが良いのかもしれなかった。今日のスープは、神がかった素晴らしい出来!

細かく砕かれた骨やら何やらが大量に入ったスープなのでこれを丁寧に漉して別鍋に入れて、夕方までの大仕事がやっと終わった。途中(序盤で)、うっかりして左手の親指にちょっと派手な火傷を作ってしまい、
「キャー!だんな、アクすくいちょっと代わっててぇ〜!」
と雄叫びをあげたり、その後ずっと保冷剤を指に巻いて作業してたりと色々あったのだけれど、めでたくスープは完成。疲れ果てて布団に転がっているところで、午後盛大に運動してきただんなが帰ってきた。

「おかあさんね、寝ちゃった」
「あー……火傷するとね、すごく疲れるんだよ、寝かせといてあげな」
「んー」
なんて会話が聞こえてきて、達成感に身をゆだねつつ腑抜けになる私。だんな、キャベツ買ってきてくれてありがとー。

スティックきゅうり with 自家製マヨネーズ
水炊き(骨つき鶏肉・キャベツ・芹・蕪・豆腐・しゃぶしゃぶ餅・うどん)
ビール(よなよなエール)
泡盛(瑞泉・御酒(うさき))

そして、水炊き。骨つきぶつ切り肉の他は、キャベツと芹、蕪、豆腐、そしてしゃぶしゃぶ餅とうどん。本当は春菊がレシピの材料にあったのだけれど
「春菊……だったら芹の方が美味しくない?」
「うん、芹美味しいよねぇ」
ということで、芹を入れることになった。大根も悪くないけれど、蕪のホコホコした感じは水炊きにとてもよく似合うものだと思う。というわけで、蕪も2個。

最初に、鍋に張ったスープに肉だけを入れ、野菜は入れずに(スープが野菜から出る水で薄まっちゃうから)スープと肉を堪能する。
「……うわ!うま!なんじゃこりゃ!」
「今回は、ほんっとーに良く出来たねぇ……」
私とだんなは心底うっとりしながらスープと肉を堪能したのだけれど、息子はというと、このスープの美味しさを今ひとつわかってくれていない感じ。
「……豚味噌鍋じゃ、ないんだ?お肉……骨がついてるから食べにくいねぇ……」
と、「美味しいんだけど、でも豚味噌鍋がいいなぁ……」という様子だった。ごめんね、今日は何がなんでも水炊きをしたかったんだよ。

水炊きに入れるキャベツは美味しい。スープにもキャベツにも砂糖をふってなんかいないのに、「どーしてこんなに甘くなっちゃうの??」と不思議に思うほどに、スープに入れたキャベツは甘く美味しいものになる。良く煮えた芯のあたりなど、「肉要らない、その芯ちょうだい」と言いたくなるほどに美味しい。鶏の旨味がキャベツの隅々にまで染み渡って、ほろんと柔らかく火が通ったキャベツ。

「……水炊きの極意は"煮え芯"だよね」
「煮え芯最強だよね」
煮え芯どこだ、あ、鍋のそのへんにあったよ、おおあったよ煮え芯。と、煮え芯大人気。1kg買った骨つき鶏は食べきらなかったけれど、1/2玉分切ったキャベツは綺麗になくなったのだった。