食欲魔人日記 11年08月 第3週
8月15日 月曜日
本日のゆうごはん〜。
「Johan」の
 じゃがいもとチーズのパン
 クリームチーズデニッシュ
 チョコブレッド
 ……を少しずつ。
アイスカフェオレ

せっかく千葉に来たのだからと、昨日、用事が終わった後に千葉三越の地下食料品売り場でお買い物してきた。
 
千葉三越の生鮮品コーナーは素晴らしく、殊に野菜は地元のスーパーや八百屋を覗くのよりも安くて良いものが揃っている。昨日もニラが3束50円(!)とか、なかなかすごい事になっていた。ニラは買わなかったけれど、300gほどで150円という格安の新生姜を籠に入れたり、その他あれこれ買ってきた。
 
で、パン屋さん「Johan」も覗いてきた。
 
息子好物のチョコブレッドを買い、その他にもちょこちょこ買い物。今日の朝御飯は、チョコブレッドを薄くスライスして、チーズのパンとポテトのパンを息子と半分こしていただいくことに。
 
クリームチーズベースのペーストが絞られたデニッシュも、ポテトとシュレッドチーズをトッピングしたパンも、どちらも幸せな美味しさ。「やっぱりJohanのパンは美味しい……♪」とうっとりしながら色々な味を楽しめた朝。
 
今日は月曜、野菜の届く日。
 
今日届いたのは
 
大根1品・カリフラワー1株・ミニかぼちゃ1個・トマト2個・とうもろこし1本・紫ししとう1袋・おかひじき1袋・青じそ1袋
 
という内容だった。紫ししとうは、その名のとおり紫色をした不思議なししとう。茄子のような暗めの色だから最初はミニ茄子かと思ってしまった。残念ながら、紫アスパラ同様火を通すと緑色になってしまうそうだけれど、美味しいししとうなのであるそうな。

チーズ(テテ・ド・モア)
茹でとうもろこし
キャベツとスパゲティのサラダ
がんもと挽き肉の煮物
カリフラワーとゴーヤーと鶏肉の塩炒め
豚汁
羽釜御飯
ビール(Corona)

今日も一日真面目にお仕事。息子も部活のないこの期間に一気に宿題を終わらせなければならないそうで、割と真剣に勉強したり自由研究の課題に取り組んだりしていた。
 
テレビのワイドショーは「夏休み、皆さんいかがお過ごしですか」なんて言葉で始まったりしていて、「ああ、世間はお盆休みというやつなのか」と思いながら、だんな含めていつも同様(いや、いつも以上かも)に黙々と仕事や勉強に取り組む私たち。我が家の夏休みは来週〜。早く来て来週〜。
 
今日は夕方になってだんなが「今日は帰れそう」と連絡があって、急ぎビールを冷凍庫に突っ込んで、夕飯の品数を1品増やしてだんなの帰宅を待つことに。
 
とうもろこし茹でて、スパゲティのサラダも支度。茹でた麺を適当にハサミで短くカットして、刻みキャベツ、ベーコン、茹で卵と共にマヨネーズで和える。プチトマト添えて冷蔵庫に入れておいた。
 
いんげん入りのがんもどきは、豚ひき肉と一緒に醤油味醂味で炊き合わせ。炊きあげる直前に伏見唐辛子と紫ししとうを鍋に加えた。
 
ここまでが予定の献立で、だんなが帰ってくるならもう1品必要かなと、鶏肉を炒めることに。
鶏を炒めて、ゴーヤー(←自家製♪)とカリフラワーを加えて更に炒め、最後は自家製塩だれ(枝元なほみさんレシピ)で調味。
 
よく雑誌の特集で「このたれがあれば、保存できて色々使えて便利!」的なものを見るけれど、作ってみると案外使わなかったり、「確かにこの食材には似合うけど、あの食材には似合わない」と用途が微妙に限られたりして「これは重宝!」と心から思うものはそれほど多くない。去年の夏の『ELLE a table』で紹介されていた、枝元なほみさんの「料理の味がぴしっ!と決まる 塩だれ、塩ぽん酢で、夏の料理がレベルアップ!」という特集は、塩ぽん酢の方も美味しそうだったし、一度作ってみた塩だれもかなり好みな味で「ささっと炒め物」の時にたいそう活躍してくれているのだった。
 
あとは豚汁と羽釜御飯で完璧!と、帰ってきただんなを出迎え、冷凍庫からビールを出すと、これが「あらやだ、エクストラコールドビールって、こうすれば家で飲めるじゃないの」と思ってしまえるほどの、お腹が凍りそうなほどの見事な冷え具合。これでもかとキンッキンに冷えたコロナはたいそう美味しかった。
 
……で、美味しく夕飯をいただいたのだけれど、すっかり料理を平らげて食器を台所に片づけているところで、だんなから
「これ……サラダ……出し忘れたの?」
と、衝撃の一言。冷蔵庫に、せっかく作ったスパゲティサラダが入りっぱなしだった……。
 
「あああ〜!そうだよ、なんか足りないと思って……思ってなかったー!全然忘れてたー!」
"私、何か忘れてる"とか思っていればまだ救いがあった(ような気がする)のに、食べている最中かけらもサラダの存在に思いを馳せていなくて、そんな自分にびっくり。ああもう、せっかく作ったのになぁ。
 
私のその嘆きを目の当たりにしただんなと息子もびっくりで、
「思ってなかったのかよ!」
「一本取られたよ!」
と、上手いこと合いの手を入れてくれたのだった。ヒーハー!

8月16日 火曜日
和風ラビゴットソース、ですって。
「Johan」の
 コーンパン
 チョコブレッド
炒めウィンナ&目玉焼き
アイスカフェオレ
宮崎産マンゴー

今日の朝御飯は昨日に引き続き「Johan」のパン、今日はコーンパンの大サイズを半分と、チョコブレッド1切れで。
 
ソーセージ炒めて目玉焼き添えて、食後には美味幸せな「宮崎産マンゴー」♪
 
このマンゴーは千葉三越で買ってきたもので、ひっそりと見切り品としてワゴンに入れられていたもの。けっこう大きなサイズなのに元々の値札が1000円とお手頃価格だったもの。それが更に、黒斑点が出たということで600円になっていた。表面の黒い斑点は果肉には全く影響なく、むしろ熟れ熟れの食べ頃状態。家族3人で1個食べてもけっこうな食べ応えがある嬉しいボリュームだった。
 
国産マンゴー……私が買うのって9割方見切り品よねー……と今更自覚してみたり。

スパゲッティサラダ
がんもと挽き肉の煮物
豚しゃぶの和風ラビゴットソース
豚汁
羽釜御飯
ビール(Hite)

今日もだんな、早く帰りて家で夕御飯。
息子は遅め時間の習い事なので、息子の帰りを待ちながら夕飯の下ごしらえをおおむね終わらせて(あとは野菜焼くだけ!)、私もお風呂に入ってしまったりしていた。
 
今日のおかずは「豚しゃぶの和風ラビゴットソース」。多分初めて作る料理……と思ったら違った。5年前の夏にも一度作っていたらしい。当時の私も「ラビゴットとは何ぞや」と調べた跡が残っていた(で、綺麗さっぱり忘れている私、と……)。
 
「ラビゴットソース」とは、野菜入り(香味野菜入り)のフレンチドレッシングの事なのだとか。ハーブ類やパセリや玉ねぎ、生姜、にんにくなどなど色々なものが使われ、肉にも魚にも添えられるソースなのだそうで。「和風ラビゴットソース」ということで、レシピのそれは茗荷としそが使われ、調味料に醤油などが使われているのだった。(以上、5年前の日記からの引用)
 
ということで、青じそと茗荷、きゅうりとトマトを刻んで合わせ、そこに酢と醤油と砂糖とサラダ油の合わせ調味料を加え和えて冷しゃぶに添えて食べるという料理。ちょうど昨日青じそがたんまり届いたところだったので、青じそものを食べたい気分なのだった。
 
今回はレシピのとおり、厚切りにした蓮根を両面香ばしく焼いて肉に添え、ついでにズッキーニの輪切りも焼いて添える。肉の脇にはゆがいたおかひじきも添えて、野菜をたんまり食べられるようにした。
 
昨日の残りのがんもと挽き肉の煮物も出し、昨日出せなかった可哀想なスパゲッティサラダを今度こそテーブルへ。
 
「しそだぁ……」
今日は銘々皿で、問答無用に各々の皿に野菜と肉を盛りつけて出したところ、香味野菜が苦手な息子が「茗荷まで入ってる……」と嘆きの声を挙げていた。
 
香味野菜、美味しいんだけどなぁ。私は青じそがそれほど得意ではないのだけれど、でもこの料理から青じそを抜いたらちょっとつまらないことになると思う。ほのかに甘さのある酢醤油ベースのたれも、ポン酢とはまた違ったさっぱりさがあって美味しかった。

8月17日 水曜日
新宿ハルクの地下、面白い空間でした。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Johan」のチョコブレッド
アイスカフェオレ

今日の朝御飯は、残ったチョコブレッドを全部スライスして息子ともふもふ食べる。
 
美味しい……のだけれど、今日も朝からがっつりと蒸し暑く、そんな空気の中でのチョコ味のパンはやっぱりちょっと胃に重い感じ。早く秋が来ないかなぁと思いながら、今日はお出かけ、外出の準備。

池袋 「もうやんカレー」にて
 カレーランチビュッフェ \1000

今日はマチネの観劇予定。夕方にはだんなと待ち合わせて夕御飯を一緒にする約束をして、息子と2人、午前中に家を出た。
 
「一人で行くのちょっと勇気が必要だからさ、お昼はカレー屋さんにしない?気になってる店があるんだよ」
と、息子が一緒なのをこれ幸いと、お昼御飯は初めて訪れる「もうやんカレー」を目指してみた。
 
新宿や渋谷にも店舗がある「もうやんカレー」。「ゴーゴーカレーがお好きなら、せりあさん、きっともうやんカレーもお好きですよ」とこの日記を読んでくださっている方が教えてくれて、以来「いつか行くぞ」と思っていたお店だ。
 
池袋店のランチは1000円のブッフェ式。うどんが美味しいらしい、とか、女性と子供にはドリンクバーが無料でついてくるらしい、とか、あれこれ下調べしてから臨んでみた。場所は東急ハンズのすぐ裏手。
 
「もうやんカレー」に来ましたよ〜 地階にあるお店は、何やらハワイアンな雰囲気。天井に巨大な亀の甲羅が飾られたりしている。
 
壁際にカウンター席と、あとは4人がけテーブルがたくさん。テーブル間隔は狭めで、お客さんが増えるとかなり窮屈な感じになる。
 
お店に入るなり青く大きな平皿を渡されて、「食べ放題です、お皿はこれ1枚でお願いします」と告げられた。
 
いざ!と、まずはブッフェ台左隅にある巨大な炊飯器から御飯を盛りつけ、2種類のカレー(豚バラ煮込みカレーとビーフカレー)を適当によそい、あとはトッピングや添え物を心ゆくまで盛りつける。
 
「もうやんカレー」、カレー自体も美味しいけど、うどんが地味にぐっとくる美味しさ。 鶏肉の味噌炒め、キャベツとトマトのサラダ、もやしのナムルにキムチに春雨サラダ、スティック野菜。
 
私は取らなかったけれど、ごろりと大きなふかしじゃが芋、なんてものもある。
 
あとは「もうやんおうどん」と、奇妙なところでは「クラムチャウダー粥」(!)なんてものも。薬味にと辣韮とコーン、刻みオクラなどもあった。
 
ホットコーヒーとアイスとホット両方のルイボスティーは全員飲み放題。女性と子供はディスペンサーのジンジャーエールやカルピス、グレープフルーツジュースなども飲み放題。
 
肉の他は野菜の塊の入らないカレーは、でもしっかり野菜の味が感じられる優しい味わい。ちゃんとカレーの味だけれど、さほど辛くなく(辛いのが好きな人にと、別途「激辛20辛ソース」なるカレーもよそうことができる)、さほどスパイシーという感じもない。辛くない!美味しい!お肉ごろごろ!と、息子も気に入った様子だ。
 
で、「もうやんおうどん」も地味にぐっとくる美味しさだった。
 
カレー味ではなく、焼きうどんという感じでもない、「茹でたうどんに醤油絡めました」みたいなものなのに、妙に美味しい。カレーという食べ物はただでさえ後でお腹の中で膨れて大変な事になるというのに、うっかりうどんまでしっかり食べてしまったから、その後2時間くらい私は大変に満腹になってしまって苦しむことになってしまったのだった。
 
コーンをばさーっと混ぜて食べるカレーも幸せだったし、何気に野菜もあれこれ食べられるのが嬉しいところ。
 
「チーズカレーって、美味しそうだよねぇ」
「私は豚足カレーってのを食べてみたいんだけどね」
あんなのもあるよ、回鍋肉カレー!と、壁に貼られた写真入りメニューを眺めて、「また来ようね」「今度はランチじゃない時も来たいね」と話しながらお店を後に。12時過ぎてお店は大変な繁盛ぶりで、狭い階段にお客さんが何組も並んでいた。
 
で、午後は観劇、演劇集団キャラメルボックス2011サマーツアーの「降りそそぐ百万粒の雨さえも」を見てきた。
 
実のところ、以前ほど熱心に劇場に足を運んでいない今日この頃。「リアル脱出ゲーム」の方に夢中になってしまっているというのもあるし、キャラメルボックスのこの数年の定番の「小説原作の舞台化」にはあまり魅力を感じなくなってしまったというのもある。
 
昔の脚本の再演なら見たいものもあるのだけれど、新作はここ数年「キャラメル観劇史上五指に入るほど好き」と思えるほどの作品には出会えず、消化不良を感じていたりもした。
 
……で、この夏の演目も見るのは止めようかなと思っていたのだけれど、「風を継ぐ者」の完結編なのだと聞いて、これは大変、と見に行くことに。新選組が物語の中心になる時代劇もので、「風を継ぐ者」はそれこそ五指に入る、私の好きな演目なのだった。
 
土方歳三を上川隆也が演じた初演版も、主役の迅助を細見大輔が演じた再演版も、どちらも生で見たうえでDVDまで買って台詞覚えるくらいまで何度も見た。劇中曲を聞けば「あのシーンだ」と思い出せるくらい。上川隆也の殺陣が猛烈に格好良くてねぇ……。
 
そんな思い入れのある作品の後日談ということで、かなり色々楽しめた。前作を知らなくてもわかるようにはなっていたけれど、でもクライマックスシーンで「風を継ぐ者」でも出てきたあの曲、あのシーンが出てきて「それは……ずるい……ヤバい……」とその演出に鳥肌が立った。立ったんだけど……でもお話は、「風を継ぐ者」を越えきれないかなー……という思いも少々。綺麗にまとまってはいるのだけれど、若手の主役を脇でベテランがビシッと締めてて安心して見ていられたのだけれど……うーん。

新宿 「オリーブ+オリーブ」にて
 乾杯セット \750
 野菜スティック アリオリソース \450
 本日のアヒージョ(小海老) \480
 イベリコ豚の生ハム盛り合わせ \980
 ピッツァ フロマージュミスト \980
 サングリアオレンジ \580
 シードル ドライ \550
などなど

で、夕方、だんなと新宿で落ち合って、飲み〜♪
 
そういえば8月下旬に使用期限が来てしまうのでした、というポンパレのクーポン「【新宿駅直結!】サングリア、ワイン、カクテル充実☆サク飲みイタリアンバル♪全日ご利用OK!ドリンク代に使える3,000円分のチケットを60%オフの1,200円で!!!」が手元にあったのを思い出して、これを使って飲みに行くことに。
 
予約不要で週末もランチタイムもいつでも使えて、場所は新宿駅に隣接していて、で、ドリンク代3000円分のクーポンが1200円というのは嬉しくない?と買ってみた(もとい、だんなが買ってくれた)クーポン。
 
お店はカフェ&バー「オリーブ+オリーブ」で、小田急ハルクの地下の「食堂酒場ハル★チカ」というところに入っているお店なのだった。
 
ハルクの地下にこんな空間があったんだねぇ、とびっくりするような場所に階段が伸びていて、フードコートのようでフードコートと違う、不思議な空間が広がっている。
 
ラーメン屋さんや居酒屋などなど、店舗の境界が曖昧で通路にもテーブルが並んでいるような雑多な雰囲気。これで、たとえば「A店のテーブルについているけど、隣のB店のラーメン買ってきて食べてもいい」などという融通がきけばもっと楽しめるのに、残念ながらそれはできないようになっているのだった。
 
新宿のハルチカで。息子がもりもり食べていたチーズピザ。 平日の夕方限定の「乾杯セット」をいただくことに。
 
グラスビールとピンチート(巨大なピンチョス、みたいな?)3本のセットで750円はなかなかにお値打ちだ。
 
今日の一番上の写真がそれで、衣をまぶしてオーブン焼きにした風の小海老と砂肝、トマトソースをまぶしたチョリソーとアスパラ、レモンとトマトを添えたイワシのグリル。そして葉野菜、という感じ。
 
私は昼のカレーがまだ胃に残ってる感じで、「だから食事はそんなに要らないけど、でも喉が乾いてたまらないのよね」と、ビールを早々に飲み干した後はサングリアのブラッドオレンジジュース割りいただいて、シードルもいただいて。
 
イタリア料理屋さんのようなスペインバルのような……なお店の料理だったので、良いとこどりな感じでアヒージョいただいたり息子はピッツァ注文したり、好き勝手な感じにだらだらと早い時間の夕飯を楽しんだ。
 
はー、明日からまた仕事がんばろう。

8月18日 木曜日
むりやりチャーハン。
「POMPADOUR」の
 ミルクフランス1/2本
 一口ウィンナーロール
アイスカフェオレ

昨日、小田急ハルク内のパン屋さん「POMPADOUR」で買ってきたパンが今日の朝御飯。
 
「アンデルセン」のものとは違う、わしっと歯ごたえのあるフランスパンを使った「ミルクフランス」は息子と2人で半分こ、あとは、大きな紙コップに8個ほど詰められて売られていた一口サイズのウィンナーロールも数個ずつ。
 
POMPADOURのミルクフランスは、詰められたクリームが私が以前作った自家製のものによく似ていて、これもなかなか好きな味だった。
 
今日明日は必死にお仕事、息子も自由研究のまとめが佳境で、静かにパソコンや机に向かう私たち。

スティックきゅうり with マヨネーズ
苦肉の策チャーハン
豚汁
麦茶

昼御飯もテキトーに済ませ、夕御飯の献立を頭の中で考えながらの午後仕事。
 
鶏肉が1枚残ってたはず。それを照り焼きっぽくして、炒めたししとう添えて、ついでに茹でたおかひじき添えて、すり胡麻たっぷりまぶして丼にすれば良いかなぁと考えた。
 
で、仕事を終えての6時半、冷凍御飯をチンして、おかひじき茹でて、ししとうも熱したフライパンに入れて、そうして「さぁ鶏肉出そうか」と冷蔵庫の肉庫を見たら……鶏肉、無い……。
 
あれ?えええ?鶏肉1枚残ってなかった?残ってないのか、食べちゃったのかな、他に肉は!?と探したら、少量の挽き肉がぺしょっと出てきた。1人分のハンバーグにも満たない量で、おかずのメインにはなりようがない感じ。
 
今から煮物とかする気分でもないし、おかひじきもししとうも火を入れちゃったし、どうしましょう……としばし呆然としながら考えて、
「いいや、全部入れてチャーハンにしちゃおう」
と決断した。
 
挽き肉を炒め、下ごしらえ済ませたししとうとおかひじきもざくざく刻んで加え炒め、溶き卵も加えてざっかざかかき混ぜつつ御飯投入。塩胡椒、醤油で適当に調味してせっせと炒めたら、これはこれでなかなか美味しそうな「焼き飯」ができあがった。そこそこボリュームもあるし、割とちゃんと「肉入ってます」的な感じにもなったし、ししとうとおかひじきの存在も、思いのほか似合わなくもない。
 
予想外の展開に軽く消耗しつつ、きゅうり出したり豚汁温めたり(やっとそろそろ鍋が空……ちょっと大量に作りすぎたかしら……)、なんとか夕食の体裁を整えた。チャーハンが目も当てられないシロモノになってしまったら、最寄りのスーパーに総菜買いに行こうと覚悟をしていたけれど、なんとかなって良かった。
 
色はかなり地味めなチャーハンだったけれど、
「ん!ちゃんと美味しいよ!」
と息子も言ってくれて一安心。

8月19日 金曜日
息子に買い出し頼んだらお子様ランチ風になりました
トースト

アイスカフェオレ

「えーと……昨夜、"謎チャーハン"を作りまして……ちょっと余ったので食べていく?」
と、だんなにも昨夜の謎料理を出してみた今日の朝。「美味しいじゃん!」ともぐもぐ食べてくれた。おそまつさまでした……。
 
私と息子はパン食をということで、トーストを。軽めあっさりなのが食べたい気分だったので、バターも塗らない「素トースト」にした。食後には、巨大な桃。
 
先週末に買った「糖度保証」の桃、大きくて色も良くて香りも上々だったけれど、買った翌日にはまだ固くて皮も綺麗に剥けなかった。
もうちょっと熟してから食べたいなと、水分が飛びすぎないように袋に入れて常温に置いておいたところ、昨日あたりから食べ頃になったらしく最高に良い香りが周囲に漂い始めたところ。なので今朝、だんなに剥いて、息子にも剥いて、私はその両方のお相伴にあずかってたんまり桃を口にした次第だ。
 
でも、
「うーん……香りは最高だから、君はもうちょっと甘くなると思っていたよ」
甘いは甘いのだけれど、10、いや、12くらい期待していたのに8くらいの甘さだった……のような感じ。
 
君はもっとやればできると思うんだよ……などと桃に訴えてしまいつつ、まだ残る2個は明日の朝食べる予定。

息子が買ってきてくれました
 トマトソーススパゲティと煮込みハンバーグ
 ミニメンチカツ、蟹クリームコロッケ
茹でカリフラワー
ちぎりキャベツのサラダ
羽釜御飯
麦茶

来週は待ちに待った、我が家の夏休み。
 
だんなの方も予定の休みを問題なく取るために連日激ジョブで、私の方もそれに合わせて取り組んでいる仕事に目鼻をつけておきたいと昨日今日が正念場。
 
仕事に疲れると、腹まるだしで寝ているりゃんりゃんの元に駆け寄って腹の白い毛皮にすがるのが日常だというのに、昨日今日はろくにすがれないほどパソコンに向かい続けていた。3時頃に「お前、ここんとこ昼寝しないじゃいかよー」とばかりにりゃんりゃんが膝に手をかけて話しかけてきたけれど、昼寝も明日以降に持ち越しだ。
 
今日は夕飯も息子に用意してもらおうかしらという状況だったのだけれど、夕方習い事がある息子に夕飯を作らせるのも酷だわねと、
「習い事行ったついでにさ、駅ビルかデパートで夕飯買ってきてよ。お弁当でもいいし、御飯はすぐ炊けるからおかずだけでも良いし」
と、息子に頼んで、お総菜を見繕ってきてもらうことに。
 
コロッケでも焼き鳥でも中華弁当みたいなのでもなんでも良いよと伝えておいたら、トマトソースと煮込みハンバーグのお弁当を買ってきてくれた。
「それだけじゃ、なんだか物足りないかなって思ってさ」
と、小さめサイズのメンチカツと蟹クリームコロッケも1個ずつ。野菜がないのが息子らしいねと、御飯炊くついでにカリフラワーを茹でておかずに添えることにした。ついでに、ちぎったキャベツを胡瓜と合わせて和風胡麻ドレッシングをかけたサラダも。
 
おかずを一皿に盛ると、なんだかお子さまランチのよう。
私は「わーい、お子さまランチだ〜♪」と嬉しくなってしまったのだけど、息子は「……そっか、お子さまランチみたいだったか……」と少々不満気だったのが面白い。いいじゃんねぇ、お子さまランチ。
 
明日は美味しいもの食べるぞー。

8月20日 土曜日
脱出の打ち上げに台南担仔麺♪
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ベーコン入りスクランブルエッグ
トースト・自家製ワッフル

アイスカフェオレ

今日はお出かけ、7時起床。
 
お昼前に大イベントを控えているので(んで、その後打ち上げ)、イベント中にお腹が空いてしまわないようにと、がっつり朝御飯を食べてから出かけることにした。
 
卵4個使って、ベーコンざくざく入ったスクランブルエッグを用意して、トーストに添える。更に、3枚冷凍してあった自家製ワッフルも温め直して添えることにした。桃も2個剥いちゃう。
 
いつもの朝御飯の倍くらいのボリュームで、いつもはほんのり食べ応えのない分量のスクランブルエッグも今日はたっぷり。家で朝食に卵料理を用意するたびに思うけれど、ホテルの朝食で出してもらうあの美味しいスクランブルエッグやオムレツは、1人あたり3個かそれ以上の卵が使われていたりするのだなぁ……と、今日も改めて思ってしまった。
 
温め直しでも、自家製ワッフルはしみじみくるほど美味しくて。もっとせっせと焼かなくちゃなぁ。

新宿 「台南担仔麺」にて
 冷筍 \480
 香菜(香菜の肉みそがけ) \550
 豆菜(茹でもやしの肉みそがけ) \550
 筍干(スンコァー・台湾メンマと角煮) \750
 菜頭糕 (大根餅) \550
 水餃子 \?
 三鮮茄子(海鮮茄子炒め) \950
 炒豆苗 \1000
 油飯(台湾おこわ) \450
 三鮮鍋巴(海鮮あんかけおこわ) \950
 特製炒飯(腸詰め入り 元裏メニュー) \1200
 担仔麺 4×\200
 杏仁豆花 2×\420
 愛玉冰 \390
 仙草 \420
 台湾かき氷(紅豆) \650
 生ビールとかお茶とかジュースとか
人数いるとあれこれ食べられてすごい楽しい……♪

本日最初の目的地は東新宿。
 
スタジアムだのホールだの、広々とした場所からの脱出が続いていたSCRAPの「リアル脱出ゲーム」。この夏、新宿にあるマンション1部屋を借り切っての「密室型リアル脱出ゲーム 第一弾 謎の部屋からの脱出」が始まったということで、チケット取って我が家3人+友人夫妻の5人で一緒に挑戦しようということになったのだった。
 
週末は2時間おきくらいに開始時間が設定されていて、参加者は1回11人。11人グループを作っての参加でない場合は、見知らぬ人たちと一緒に謎を解くことになる。今回は私たち5人+女性4人グループ+中学生の男の子とお父さんというメンバーで謎に挑戦してきた。
 
同じ仕掛けを使っての開催がまだまだ続くのでネタバレはできないけれど、これがもう、いつも以上に楽しかったし、イベント会場ではない常設型の会場という持ち味を活かして、謎もかなり凝ったものになっていた。オフィシャルサイトの説明に

アジトオブスクラップは、SCRAPが初めて創る常設のリアル脱出ルームです。大きな会場で開催する時の「触らない動かさない」は、ここではあてはまりません。いっぱい触ってあれこれ動かして、たくさんの謎を見つけてください。この会場でしか解けない謎、そして今までに味わったことない極上のエンターテイメントをご用意してお待ちしております。

とあったけれど、もう触りまくって動かしまくってきた。……で、脱出できなかった。
 
かなりイイ線までいけたのだけれど、例に漏れず「時間が足りなかった」、という感じ。
 
リアル脱出ゲームは、そもそも、ブラウザゲームの「脱出ゲーム」(私が一番好きなサイトはNeutral)から端を発しているのだけれど、その基本に戻った風な「部屋の探索」ができるのは予想以上に楽しくて、
「あった!あったよ!」
「解けた!これ解けた!」
と、部屋のそこここで歓声が挙がったり、
「あとコレが揃えばアレがああなるんじゃない?」
「このアイテムって何を意味してるんだろうね?」
と、皆して頭を抱えたり。
 
私もアレをアレすることに貢献したし、息子もばっちりソレをソレすることに気付いてくれ、だんなは難しい謎を1つ完璧に解いてみせたりで、我が家はそれぞれ貢献できた……と思いたい。ああ、でもやっぱり脱出できませんでした。謎解きは難しい。
 
頭使うとお腹すくよね、もうお腹ぺこぺこ〜と話しながら、会場からてくてく歩いて西武新宿駅方面へ戻り、お気に入りのお店「台湾担仔麺」で打ち上げ兼反省会を。
 
一応人数もいるしと予約して向かったのだけれど、大テーブルでは中国語で賑やかにおしゃべりする団体のお客さんが飲み食いしていて、お店は想像以上の大混雑。ただでさえ異国情緒溢れたお店が、まんま「台湾の担仔麺屋さん」な風になっていた。お店一角の大テーブルを空けておいてくれていて、そこが私たちの席。
 
……で、5人揃うとさすがに色々食べられるものであれ食べたいこれ食べたいと色々注文して楽しんできた。「これは外せない」と、我が家はつい毎回同じようなメニューを注文してしまうところ、普段は口にしないおこげとか海鮮炒めを口にできて、しかもどれも幸せに美味しかった。
 
新宿「台南担仔麺」にて、香菜と筍干。筍干、旨いのよこれが〜! 我が家的にはこれが外せないのです、と、写真の手前が肉みそがけ香菜の、品名もそのまま「香菜」。
 
写真の奥は「筍干」(スンコァー)。豚の角煮と台湾メンマを盛り合わせたもので、メンマなんてそう熱心に食べたいものではないはずなのに、ここのこれは来るたびに恋しくなる美味しさ。角煮の煮汁が染みた甘じょっぱいメンマはシャキシャキポクポクした歯触りで、「筍の煮物」というのともちょっと違う風。
 
お腹空いたから、と、息子が早々に注文していたのは「特製炒飯」。
 
腸詰めがたっぷり入るほの甘い炒飯は、メニューによると元々「裏メニュー」だったのだとか。刻みきゅうりが入っている面白い炒飯だった。もちろん美味しい。
 
新宿「台南担仔麺」にて、これも外せない美味しさ「豆菜」 もやし好きのだんなが欠かさず頼むのが、この「豆菜」。
 
もやしとニラを担仔麺用の茹で籠に詰めて茹でて、その形のまま皿に盛りつけた風のこんもりとした愉快な形。上に肉みそがトッピングされている。
 
「つまり、香菜といい、豆菜といい、肉みそ付いてればなんでも幸せという結論でよろしいか?」
などと軽口たたきつつ、わしわしとこうした野菜料理も食べられるのがこのお店の嬉しいところ。
 
新宿「台南担仔麺」にて台湾直輸入の「冷筍」。うまー♪ そして今回、なんといっても美味しかったのが「冷筍」。
 
"生たけのこ"、なのだそう。  
食感的に生ではなくて水煮くらいはしているのだろうなと思われたのだけれど、これが素晴らしく美味しかった。台湾直輸入の数量限定メニューなのだとか。
 
乱切りにされた筍がマヨネーズ風のクリームソースに和えられている。いわゆるマヨネーズほどには酸味なくて、ほんのり甘味があってクリーミー。7〜8月が旬なのだという台湾の筍は「梨のような甘さと瑞々しさ」と他のサイトで評されているのを見たけれど、本当にそんな感じなのだった。
 
シャキシャキしていてほんのり甘く、あの筍特有のえぐみや苦さが全く無い。
良いものを食べられました……♪
 
新宿「台南担仔麺」にて、デザートあれこれ。杏仁豆腐と愛玉子。 デザートもしっかり、各自それぞれ杏仁豆腐や愛玉子、仙草ゼリーなどを。
 
練乳の味がする杏仁豆腐も独特で好きなのだけれど、息子が頼んだ「台湾かき氷」も楽しく美味しいものだった。
 
分量たっぷりで、2人で真面目に取り組んで食べてちょうど良いくらい。練乳がたっぷりまぶされ、小豆を甘く煮たもの("粒あん"というほどには煮込まれていない)がたっぷりトッピングされていた。
 
もちろん担仔麺もいただいた(しかも煮卵まで乗せてもらった)し、デザートもがっつり食べたおかげで、すっかり満腹。
 
夕方の予定までまだまだ時間があるので、友人たちと別れてから我が家はカラオケボックスに寄り道した後、次なる目的地は横浜〜。
湘南新宿ラインに乗ると、新宿横浜間がたったの30分な事に驚愕した。

ハマスタで
 「崎陽軒」のシウマイ
 「ほんのり屋」の
     おつまみセット(唐揚げ・ポテト・枝豆)
     海老天むすび
 ビールとかチューハイとか

というわけで、午後6時からハマスタで野球観戦、横浜ベイスターズvs阪神タイガース。
 
お昼にがっつり食べた後だったので、適当につまめるものがあれば良いよねと、関内駅前の「ほんのり屋」でおつまみセット買っておにぎり買って、あとは崎陽軒の売店でシウマイ1箱を購入。
 
息子は「ハマスタ来たなら絶対これを買わないと!」と、買って貰った「シウマイ弁当」を満面の笑みで抱え込んでいた。息子は崎陽軒が大好きだ。
 
ハマスタ名物「みかん氷」。缶詰のみかん山盛り!美味しいのです♪ 「あとね、ハマスタと言ったらこれ。外せない」
と、試合途中に息子がいそいそ買いに行っていたのが、ハマスタ名物「みかん氷」。
 
今日は一日小雨降る中のちょっと肌寒い試合観戦だったというのに、旨い旨いと幸せそうに食べていた。
 
私も食べたかったのだけれど、肌寒さと雨の強さに購入は断念……一口だけ息子から分けてもらった。
 
試合の方は、「辛くも勝てた」というハラハラな展開。
 
阪神が先制したはずなのに、そしてそのままリードし続けていたはずなのに、横浜の攻撃では各回漏れなく進塁されているような感じでなんだかもう「常にピンチです」という心持ち。
 
試合開始と同時くらいに降り始めた雨も、「このくらいなら降ってない」から、雨合羽着込まなければちょっと無理なくらいの本降りになり、いよいよ本降りになりつつあった後半は息子を屋根下に退避させていたりした。
 
でも、ブラゼルの通算100号ホームランを拝むことができたし、桧山も球児も出てきたし、チャンスマーチが流れなかったことを除けば「全部盛り」みたいな試合内容で、「勝てて良かったー良かったねー」「楽しかったね」と、疲労の中ご機嫌での帰宅となった。
 
野球観戦だけじゃなくて、今日一日が「全部盛り」のようだった一日。

8月21日 日曜日
ニッチな調理器具「GYOZAVAT」の出番です。
卵かけ御飯
インスタント味噌汁(長ねぎ)
麦茶

泥のように疲れて帰宅した昨夜、寝たのは私たちも息子も日付が変わってから。
 
だけども今朝は息子の習い事を振り替えで入れてしまっていたので、皆でがんばって早起きして息子を送り出した。1枚食パンが残っていたのでチーズトーストにしたそれは息子の朝御飯に。
 
「……俺たちはどうしましょう……」
「うーん、パンももう無いしねぇ」
パンケーキでも焼きましょうか?でもなんか違う感じだよね、と、残った2人で色々算段。
 
野球観戦をしながらの昨夜の夕食は、「おつまみとビール」くらいのものだったのでたいそう腹ぺこだったこともあり、冷凍御飯をチンして卵かけ御飯にすることにした。味噌汁を用意するのもなんだか面倒だしと、買い置きのインスタント味噌汁を引っ張り出す。
 
小どんぶりに御飯よそって、小碗に卵割り落として醤油垂らしてかき混ぜて、御飯にかけて混ぜて、
「ここで、これも乗せちゃう〜」
と、"桃ラー"(=「桃屋」の"辛そうで辛くない少し辛いラー油")乗せて食べるとたいそう幸せな朝御飯。
 
ところで今、「桃ラー」でgoogle検索したら、一番上にちゃんと「商品詳細:辛そうで辛くない少し辛いラー油|桃屋」のオフィシャルページが出てきてびっくりよ。

「肉匠 なか田」の和牛煮込みカレー
温泉卵
ジンジャーミルク

今日はもう、一日役立たずだった私。平日の寝不足と疲れと昨日の一日遊びで何だか色々使い果たして、今日は一日シカバネと化していた。予定ではこのところ手抜き続きだった家中の掃除をしようと思っていたけれど、ムーリー全然ムーリー。掃除は明日〜。
 
「手間はかけたくない、雨降ってるから出かけたくもない、でも美味しいもの食べたい」
と、割と無茶目なお昼御飯への希望は、割とあっさりと「冷凍カレー」で実現できた。
 
だんなの友人が「美味しいから食べてみて」と先日贈ってくれた「肉匠 なか田」の和牛煮込みカレーがちょうどあと3袋余っていたのでそれを食べることに。
 
「御飯なら炊きますよ〜」
なんだったら卵も茹でますよ、温泉卵も作っちゃいますよ〜と、だんながさっさか動いてくれて、昼御飯の支度を整えてくれた。息子はゆで卵添え、私とだんなは温泉卵添え。
 
肉がトロットロになるくらいに煮込まれたカレーは、いわゆる「レトルト臭さ」のようなものが全くなくて、外食でいただくような(しかも高級店でいただくような)幸せな美味しさ。温泉卵をぽちょんと割り落として絡めると、一層まろ〜んとした口当たりになって幸せだった。
 
お供に、最近密かなマイブームのジンジャーミルク。
新生姜から作った濃厚なジンジャーシロップを、炭酸で割れば普通にジンジャーエールになるところ、牛乳に垂らして飲む。香港で食べた生姜風味のプリンを思い出させる味わいで、甘いのにじんわり辛く、そのギャップが妙に癖になる。
 
午前中はがんばって起きていたけれど、美味しいお昼御飯を食べたら途端に電池が切れてしまい、午後は爆睡。

だんな特製
 茹で和えもやし
 焼き餃子
 牛肉とわかめのスープ
羽釜御飯
ビール(BARREAL・サッポロ黒ラベル)

りゃんりゃんと一緒に昼寝を満喫し終わってみると、洗濯物は取り込まれてるし、買い物も済んでいるしで、お母さんの出る幕無し。夕飯も、私は餃子を包んだくらいで、ほとんどだんなが作ってくれた。ますますお母さんの出る幕無し。
 
餃子包みに活躍するのはその名も「GYOZAVAT」という名前の専用バット。普通のバットでも代用可能ではあるけれど、うっとりするほど綺麗に餃子が並べられるこのバットが可愛くて仕方がない。高さもぴったりで、ちょっとレトロな風合いがまたたまらない。餃子以外には、パンの二次発酵などでもちょこちょこ使ったりしているところ。
 
今日の餃子は60個弱、全部焼いて全部食べた。
 
添えた茹でもやしは、「行きつけの居酒屋で、こんな感じでもやし出てくるんだよ」と、だんなが胡麻油と醤油で和えてくれたもの。もやしをわっしわしと合間に頬張りつつ、焼きたての餃子をつまむ。皮はサクサク、あんはジューシー、今日も焼き餃子は最高に美味しかった。
 
餃子って美味しいよねー、御馳走だよねー。