食欲魔人日記 11年01月 第3週
1月10日 月曜日
「使わなきゃ!」とクーポン手にして津田沼へ〜
「豆狸」のわさびいなり・五目いなり
抹茶入り玄米茶

楽しかった連休前半、疲れて帰って屍のように眠りこけて、今朝起きたのは8時頃。
 
昨日、「朝御飯何か買って帰らなきゃ」と東京駅構内グランスタを歩いて買ってきた「豆狸」のおいなりさんで手早く朝御飯にした。
 
他のいなり寿司屋さんでもちょくちょく購入する「わさびいなり」がこのお店にもあったので私はこれと五目いなりを選択。「穴子いなり」などというのもあって、こちらもたいそう美味しそうだった。
 
わさびのじんわりくる辛さがたまらんなぁ美味しいなぁと思いながら熱いお茶を啜って、さて食べたら大量の洗濯物を片づけなきゃ、と、洗濯機を2回転。冬のお出かけは洗い物が大量に出るのよねぇ……。

津田沼 「ぐうの音」にて
 豚ちりりうどん
 キスとイカゲソの天丼(ミニ)
 アイスウーロン茶
 ……クーポン使用で1人700円♪

そういえば、手元に「買ったは良いけどまだ使っていない共同購入クーポン」が大量にあったりする。
 
共同購入クーポンといえば、お正月のおせち騒動で悪い方向に世間に知られるようになって、クーポンを掲載する店舗・企業側も、購入者側もそれぞれ勢いが無くなっちゃったなぁ……という感じ。
 
私自身もがっかりクーポンを掴んでしまった経験から買い控え気味……と言いつつ、インフルエンザ罹患中にamazonギフト券買ってみたり、スキーから帰って早々1/4にはこんなもの買ってみたり、ちょこちょことクーポンサイトをチェックしてはいるところ。
 
で、今日はお買い物がてら津田沼に行きましょうということで、以前KAUPONで購入した「「ぐうの音も出ないうどん」を召し上がれ!洗練空間で味わう絶品うどん+ミニ丼+ドリンク1,400円のセットが半額700円!」というクーポン使ってお昼にうどんをいただいてみることにした。津田沼駅前にあるビル内にある「ぐうの音」というお店。アニメイトが入っていることもあって、このビルには何度か訪れたことがあるけれど、レストランフロアを訪れた事はなかった。
 
白が基調のシンプルな内装の店内は清潔感があって良い感じ。洗面器のようなサイズの大きなどんぶりが特徴的で、さぬきうどんというわけでなく、そして関東風でもなく、関西風……のうどんなのかな、だしは透明ですっきりした味。麺もだしもちゃんと美味しくて、「あ、津田沼でこんなちゃんとしたうどんが食べられるなら嬉しいな、また来よう」と、新しいお店との出会いを喜べた嬉しいクーポンだった。内容にも大満足。
 
1枚700円で購入したクーポンは、このお店の名物の豚ちりりうどん(850円)とミニ丼(300円)、ソフトドリンク(250円)という内容の1400円相当のセットメニュー。うどんは選択できないけれど、ミニ丼は「ネギトロ丼」「キスとイカゲソの天丼」「豚ちりりの玉とじ丼」からの選択で、ソフトドリンクもウーロン茶やコーラ、オレンジジュースなどから選ぶことができる。
 
私が選んだのは天丼とアイスウーロン茶。
最初にドリンク(大きなグラスにたっぷり)が来て、その後に巨大な器に入ったうどん(温かいのか冷たいのか選べて、私は冷たいので)、そしてほどなく小どんぶりに盛られたミニ天丼もやってきた。メニューを見ると、うどんの替え玉は無料とのこと。1400円という元々の価格は妥当な感じだなという印象で、それが今回700円でいただけるのは嬉しい限り。幸せなランチタイムになった。
 
透明なおつゆは、ほんのりと柚子の香り。いりこだしではなく、ほんのりと甘さも感じるものだった。水菜や長ねぎがトッピングされている他、上にはこんもりと薄切りの豚バラ肉がヒラヒラと。
 
この豚バラ肉が美味しくないものだったら興醒めだけれど、これもまたちゃんと美味しい豚肉だったりして、
「あったかいのも食べてみる?」
「じゃあ冷たいのもどうぞ」
と、家族で交換しながら(挙げ句だんなは替え玉もいただいちゃいながら)の昼御飯。
 
ミニ天丼も、しっかりと大きな具が乗っていて、更に大葉の天ぷらのオマケまでついていて、これまた良い感じなのだった。
「ちらっと近場で美味しいうどん」が恋しくなった時にこれは良いかも。また来よう。

蔵王クリーミースプレッド(オレンジ)・リッツ
黒豆
ほうれん草の胡麻和え
酒蒸し白子のねぎぽん
厚揚げかまぼこ・「松露」の玉子焼き
お刺身(真鯛・中トロ・ブリ・アジ)
油揚げと長ねぎの味噌汁
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
日本酒(杜の蔵 須々許里 隧道熟成純米酒 10BY)

津田沼に、なかなか充実した魚屋があるんだよと聞いていたので、お買い物して帰ってきた。「角上生鮮市場」は、新潟に本店のある魚屋さんなのであるらしい。
 
まだ年明け早々ということでか、丸魚はあまり魅力的なものがなかったけれど、お刺身は新鮮プリプリなのが全体的にお手頃価格で、ブリの切り身も美味しそうだった。白子があるーこの厚揚げかまぼこも美味しそう!と、夕飯用にあれこれお買い物。
 
「玉子焼きがあるよ。……食べたい?」
と息子に声をかけたら、"安くて大きな大手メーカーの玉子焼き"と"高くて小さな「松露」の玉子焼き"が並んでいるところから全く迷うことなく松露のものを手にしていたのに苦笑いしてしまった。
 
夕飯は、その買ってきた魚介をあれこれ並べて御飯を炊いて。
 
お刺身は真鯛(どっさり入って380円だった)と、盛り合わせで買ってきた中トロとブリとアジ。見た目"薄めの厚揚げ"みたいな感じの厚揚げかまぼこは適当にカットして玉子焼きと共に盛りつける。白子は軽く酒蒸しにして、まだ温かいところに刻み万能葱とぽん酢をかけて。野菜がないなと、買ってきたほうれん草はちょっと甘めの胡麻和えにして、お味噌汁は油揚げと長ねぎで。
 
なんだか「ビールのアテ」というよりは「酒の肴」的な献立になったので、ビールを軽く飲んだ後は日本酒を少し。「須々許里(すすこり)」という、昭和10年醸造の純米酒の十年熟成古酒をいただいた。隧道(廃線になった旧国鉄のトンネル)で熟成させたものなのだそう。古酒らしい琥珀色がかった、ブランデーのような古酒特有の香りのある辛口のお酒は、でもまだもっともっと熟成させた方が更に美味しくなりそうな風味だった。
 
ついついたっぷり飲みたくなるところ、「でも食後に狩りするもんねー」「イビルジョー倒しに行くもんねー」と、ちょっと自重。

1月11日 火曜日
遅ればせながらガレット・デ・ロワ。王様だーれだ!?
ピザトースト
カフェオレ
ヨーグルトwith ハチミツリンゴ

今日の朝御飯は、ピザトースト。年末に揃えた材料(ピザソースとかピーマンとか)がまだ残っていたので、これ使っちゃえと、厚切り食パンを買ってきた。オーブンを余熱している間にパンにピザソース塗ってベーコンとピーマンと玉ねぎ散らして、ピザ用チーズもたっぷりと。チーズがしっかり溶けて野菜も柔らかくなるくらいに焼いたらできあがり。
 
食後のデザートはヨーグルト。先日渋温泉のモンハンイベントで買ってきた蜂蜜漬けリンゴを出して、それをかけながらいただく。ハチミツリンゴだったらヨーグルトだよねぇとプレーンヨーグルトを買ってきたら、良い感じにぴったりだった。

タラモサラダ
厚揚げかまぼこの炙り
「松露」の玉子焼き
ふろふき大根&鶏みそ
とり豆腐
菜飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
 
「Johan」のガレット・デ・ロワ
カフェオレ

そろそろ本格的に正月気分も抜いて平日モードに戻らなきゃ……と思いつつ、まだ何だか心の隅がふわふわしている感じ。それでも仕事がぽろぽろあるのでそれをこなしつつ、午後は鍋をいくつも出して台所とパソコンデスクを往復しながらのんびりと夕飯の仕込み。
 
今週もまだバタバタかなと「大地を守る会」の週一の野菜セットはお休みの状態。でも三浦大根と春菊を単品で注文しておいていた。
「三浦大根、どうやって食べたい?」
大根煮たのが一番好きなのは君だから、君のリクエストで調理するよ〜とだんなに聞いたら、すごい勢いで悩んだ末に
「……ふろふき大根かな」
と。
 
昨日のうちに材料をあらかた揃えて、今日のメインは「ふろふき大根」と「とり豆腐」。どちらも鰹だしがたっぷり必要だからねと、大根の下煮をする隣で大きな量手鍋にたっぷりの鰹だしをとった。いつもは無精して、最初からだしパックに鰹ぶしを入れてティーバッグ状にしたものを鍋に入れていたのだけれど、今日は鰹ぶしを片手でぐわっと掴んで鍋にふり入れる。道場六三郎にでもなった気分(古いね)。
 
薄口醤油と味醂と塩で調味して大根を煮て、小鍋で白味噌と田舎味噌、酒と味醂と鶏ひき肉を合わせて炊いて「鶏みそ」に。残りのだし汁はル・クルーゼに移して、こちらには湯通しした鶏肉と豆腐を入れて静かに炊いた。これも調味は薄口醤油と塩がベース。春菊は別鍋で茹でて刻んで取りおいておく。
 
で、「全部銘々皿だから……テーブルの中央が寂しいかなぁ」と、小さなタラモサラダ(じゃがいも茹でてバターとたらこペーストで和えてパセリを散らしただけ)を用意し、あとは昨夜も食べた厚揚げかまぼこと玉子焼きをカットして角皿に盛りつける。昨日は炙る余裕がなかったので冷蔵庫から出したままのを切ったけれど、厚揚げかまぼこは魚焼きグリルで両面をこんがりするまで炙ってから切ってみたら、香ばしさが際立ってとても良い感じに。
 
折良く今日もとても冷え込んだ一日だったものだから、煮物ベースの夕飯がとても温かで嬉しいものに。とり豆腐もふろふき大根も売れ行き好調だった。まぁ、ふろふき大根は三浦大根1本丸っと調理してしまったので、まだまだまだまだあるのだけど。
 
そして今日の夜のデザートは、ちょっと時期が過ぎてしまったけれど「ガレット・デ・ロワ」を。
 
フランスの焼き菓子で、本来は公現節(1月6日)に切り分けて食べる。中には「フェーヴ」と呼ばれる陶器のオブジェが入っていて、それを引き当てた人は金の王冠をかぶってその幸運を喜ぶ……といったもの。
 
公現節が何かも知らないけれど、この「フェーヴ」はどの店も趣向を凝らした可愛いものを用意しているのが楽しくて、アーモンド風味のそのパイ自体の味がとても好き。年が明けると「そっか、ガレット・デ・ロワの時期だ」とわくわくするのがここ数年の常なのだった……のだけれど、今年はすっかり忘れていた。気が付けばもう1/7、連休中はお出かけの予定も入れてしまったし今年はもう食べられないかなぁと嘆いていたら、案外あちこちの店で1月一杯とか、1月半ばまでとか扱いがあることがわかった。
 
だんなも
「銀座のお店とかだったら受け取って来られるし、予約しておいたら?」
と嬉しい事を言ってくれた。
 
それは嬉しいなぁ、どこがいいかな、ラデュレ?ピエールエルメ?ドンク?と、扱いのある店のデータを色々検索して検討して、結局選んだのはJohanのガレット・デ・ロワ。値段もそこそこお手頃で、ここのパイ類は外さずちゃんと美味しいからガレット・デ・ロワも外さないだろうなと期待できた。何よりJohanのロゴ入りの、パンがモチーフのフェーヴが毎年可愛い。確か1個くらいは持っていたはず。
 
上部のパイ生地部分はサックサク、パイ部分は僅かに塩気が効いていて、そして中に詰まったアーモンドクリーム(カスタードクリームのようにねっとりしたものではなくて、しっとりとしたケーキ的な食感の生地)は程良い甘さ。期待していたけど、その期待以上に美味しかった。8等分にカットできるようにパイに印がついていたので「3日かけて食べるの?」何て言いながらカットしたものの、結局1人2切れずつもぐもぐ。
 
で、件のフェーヴはだんなが2切れ目に選んだピースの中に入っていて、今年の王様はだんな!ということになったのだった。金色の紙でできた王冠をかぶっただんなに
「じゃあ王様、明日のゴミ出しお願いね」
と軽口叩いてみたりして。私はこの王様、全然当たらないのよねぇ。

1月12日 水曜日
2日目のふろふき大根。良い色になってまいりました〜。
「Johan」のコーンパン
ベーコンエッグ
カフェオレ

枠が決まっている(人数限定なのか個数限定なのかはわからないけれど)けれど、銀座三越の「Johan」の人気商品、コーンパンは予約が可能なのだそう。
 
「ガレット・デ・ロワ予約ついでにコーンパンも予約しといた♪」
と最高のグッジョブぶりを発揮してくれただんなが、昨日ガレット・デ・ロワと共にコーンパンも買ってきてくれたのだった。
 
Johanのコーンパンは美味しいよねぇ……ほんっと、美味しいよねぇ、と、オーブンで良い具合に温めて、ベーコンエッグも添えて。外側がバリッ、中がふわっもちもちっの、絶妙なコーンパンの味と香りを楽しんだ。

菜の花と温泉卵、トリュフ塩がけ
アジの塩焼き
ふろふき大根
とり豆腐
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)

鍋にたっぷり作ったふろふき大根、とり豆腐がまだたくさん残っている。
だから今日も和食だなぁ、今日はお魚にしようかなぁ……と、駅ビルの魚屋さんを見に行ってみた。鯖の塩焼きとかいいな、と思っていたのだけれど、あいにく鯖は良いのがなくて、あとは鰹のたたき用のサクとか、アオリイカとか。
 
イカと里芋の煮物にしようかなーと思いつつ、結局アジを買ってきた。1尾130円、4尾の1皿が450円。
家族は3人だから3尾で良いんだけど、と計算して、「でも残りの1尾が60円で買えるってことか……」と、じゃあ猫にあげたら喜ぶかしらと、4尾いただいてきた。
 
人間の料理を作る前に、アジの1尾を3枚おろしにして大きな骨除いてからざくざく切って猫用の皿に入れてやる。骨際の身もこそいでやったら、猫缶1缶分よりたっぷりな量になった。
 
面白いことに、りゃんりゃんは生魚にも生肉にはあまり興味を示さない(市販のキャットフードが至高らしい)のだけど、かすみさんは野良育ちだからかキャットフードよりもむしろ人間の食べ物(かまぼことか唐揚げの匂いにすごく反応する)が好きらしい。生魚も大好き。そもそも我が家に通うきっかけになったのは和牛の生肉をあげたからだったし、生肉も大好き。
 
マグロの中骨のスキ身なんかをやると大喜びなのでアジもどうかなと思ったら、思った以上の食い付きだった。
「……これ、食べて良いの?私の御飯なの?ホントに?」
という風に、器と私の顔を見比べてから、すごい勢いで食べはじめて、「なによりなにより」という感じ。
 
そして人間用のアジはシンプルに塩焼きにすることにした。
あと一皿何か欲しいぞということで、そろそろシーズン到来の菜の花を茹でることに。全体的にさっぱりした献立になりそうだったので、茹でた菜の花を皿に盛りつけた上から温泉卵を割り落とし、パルミジャーノ・レッジャーノを皮剥き器でスライスしてたっぷり散らす。更に上からトリュフ塩をふりかけ、これだけ洋風のお皿にしてしまった。
 
2日目のふろふき大根は、昨日より一段と飴色になりつつあって、大根の風味とだし汁がより馴染んだ感じになってきてますます良い感じ。太くて立派な大根だったので輪切りにしたのを更に縦半分に切ったけれど、それでも1つが充分な食べ応え。だしが傷まないようにまめに火を通す必要があるけれど、ふろふき大根は煮てから2日目3日目あたりが最高に美味しいかもしれないなー。

1月13日 木曜日
今日は洋風に。
うどん(あつあつ)
菜飯
麦茶

今日はうどんだー……とりあえずお湯沸かさなきゃ、茹でるのに時間がかかるし……と、でもなかなか起きられなかった今日の朝。
「今日の朝、うどんの予定だったよね」
と、だんなが先に布団から抜け出して、鍋を火にかけてくれていた。ありがとうございます……。
 
今日も気温が低くて、本来は「ひやひや」好きの私も、さすがに麺もつゆも冷たいうどんを食べる気にはなれなくて、「あつあつ」で。万能葱の用意もうっかり忘れていたので、長ねぎを刻んでパラッと散らした。
 
うどんの分量が2人分とちょっと少なめだったので、先日炊いた菜飯も出すことに。うどん屋らしくおにぎりにして出そうかと思いつつ、その前にうどんが茹で上がってしまったので普通に茶碗によそって分け合いつついただいた。
 
夏でも冬でも美味しいうどんは朝食のありがたい味方。

肉サラダ
きのこのクリームパスタ
角切り野菜のコンソメスープ
ビール(キリンラガー)

クリスマスで需要が伸びて、お正月でその需要が一気に下がり、先日からスーパーを覗くたびに赤札価格になった生クリームと目が合っていた。特に使い道は考えていないんだけどなぁ、でも半額なのは嬉しいなぁ、と、2パックばかり買ってきた。今日はそれを使ってクリームソースのパスタ。
 
エリンギ、しめじ、マッシュルームをざくざく切って、ローズマリーと共にバターとオリーブ油で炒める。パスタの茹で汁を加えて軽く煮てから生クリームを注いで煮詰めること数分。ゆで上げたパスタと和えつつおろしたパルミジャーノ・レッジャーノ、黒胡椒も加え混ぜたらできあがり。皿に盛ってから仕上げのチーズとパセリを飾る。
 
盛りつけてみると思った以上にサラサラとしたソースになってしまっていて(茹でたパスタに絡んだ水分でソースが薄まることを想定してなかった……)、これはもうちょっと煮詰めた方が良かったんだなぁ……と反省点も少なからずあるけれど、久しぶりのクリームパスタに息子が喜んでくれたので一安心。
 
生クリームたっぷりとはいえ肉っ気のないメインの料理なので、せめてもとスープとサラダは肉を使う。
 
スープは玉ねぎ、人参、ピーマンなどをたっぷり使ったベーコン入りのコンソメスープ、サラダは"サイゼリヤドレッシング"を使って、かなりそれらしい感じにできた「肉サラダ」。薄切り豚肉を焼肉のタレで炒めて、それをレタスとトマトがメインのサラダに乗せる。
 
「んでさ、パプリカパウダー仕上げにかけたらそれっぽい感じだよね」
と言いつつ、いつものサラダ皿ではなく大ぶりのシリアルボウルに1人分ずつサラダを盛ってテーブルに出したら、「そこまでせずとも」とだんなに笑われてしまった。
 
しかし鍋にはまだふろふき大根があるんだなー。明日からまた食べなきゃ。

1月14日 金曜日
息子がカツを買ってきてくれました
「Johan」のコーンパン
ハム&スクランブルエッグ
カフェオレ

まだ3個余ってた、と、今日の朝御飯は「Johan」のコーンパン。昨日のうちに買ってきたボローニャソーセージ風のハムを皿に敷いて、その上に牛乳多めにふわっと火を通したスクランブルエッグを乗せる。お供にカフェオレ。
 
果物とかヨーグルトとか用意すべきだった……と思いつつ、そこそこ充実した朝食を楽しんだ私の、朝方みた夢はやっぱり食べ物絡み。
 
夢の中で私は
「大変!1月も半ばになっちゃった!」
と何やら慌てていて、夢の中だというのに必死に計算して
「今年はもう食事できる回数1000を切っちゃったよね!ね!?」
と焦っている、という……(実際はまだ切ってない……わよね?)。
 
どうしましょー何食べましょーと、夢の中でまでそんな事を考えている自分が、覚醒してからほとほと嫌になりました。

「横浜くりこ庵」のたい焼き(クリーム)
牛乳

今日の夕飯献立予定は、残ったふろふき大根ととり豆腐、豚肉とニラがあるからそれで味噌味の炒め物でもして……という感じだった。けど、だんなから連絡があって「今日は遅くなりそう」と。
 
「んー……息子と2人でニラ炒めは分量が微妙だ(ニラ1束使ったら絶対余る、肉も半端に余る)からなぁ……」
もしトンカツ買ってきてくれたら夕飯カツ丼にしてもいいけど?と、学校から帰った息子に相談したら、
「じゃあお買い物行ってくるー!」
と自転車飛ばして駅ビルにお使いに行ってくれた。おお、カツ丼が良いのか。そんなにカツ丼が好きか。
 
ほどなくして「寒かったー」と鼻と頬を赤くして帰ってきた息子、私にお釣りを渡しながら
「駅ビルにさぁ、新しいたい焼き屋さんあるじゃん?」
僕もそれ気になっちゃって気になっちゃって……食べたかったー!とのこと。
 
「……だったら買ってくれば良かったのに。いや、勝手に買われたら怒るかもだけど、電話一本入れてくれればいいよ、って答えたのに」
「……携帯持っていくの忘れた」
「それは残念だったねぇ」
じゃあ今度にしましょ、と言いかけたら「じゃあもう一度お買い物行ってくるー!」と再び家を飛び出して行った。……お母さんの分はクリーム系で頼みますよー。
 
で、息子が買ってきてくれた「横浜くりこ庵」のたい焼きで、期せずしておやつを堪能。
 
私は定番の「クリーム」、息子は期間限定商品の「ストロベリーチーズクリーム」。適当に分けっこして食べたけれど、ストロベリーチーズクリームが笑っちゃうほど苺でチーズで甘くて面白かった。
息子がやたらとたい焼きたい焼き♪と喜んでいたので、また人形町に行った時にでも「柳屋」さんでたんまり買って来なきゃかなぁと思いながらもぐもぐ。でも、たい焼きって、持ち帰るより店頭で食べるのが一番美味しかったりするんだよねぇ。

ほうれん草の胡麻和え
ふろふき大根(まだラストじゃない)
カツ丼
とり豆腐(やっとこさラスト)
麦茶

というわけで、夕飯はカツ丼。やっとこさこれでラストのとり豆腐と、まだ2回分くらい余っているふろふき大根と、冷蔵庫に残っていたほうれん草の胡麻和え出して、すごく簡単に準備が終わってしまった。
 
カツ丼、2人分で卵3個だとやっぱり少し卵の量が物足りない感じで(1人2個は使うべきだった……)、でもまぁ良い感じにトロトロ半熟に固まって悪くないものに。
 
「息子さん息子さん、私、ハンターランク5のクエが、あと"クローベリング・タイム"だけなんですが……」
一緒に行っていただけませんでしょうか……と息子に声かけて、食後は2人でモンハン。前作より簡単になっちゃってつまらないとかボリューム足りないとか言われているみたいだけど、やっぱり楽しいんだなー。私アクションゲームはからっきし苦手なんだけどなー。

1月15日 土曜日
今日はクーポン使って焼肉食べ放題〜♪
控えめなピザトースト
カフェオレ

ピザトースト用にということで、スーパーで買ってきた大手メーカーの食パンがあと3枚。シンプルにバタートーストにして美味しいパンというわけでもないし、さてどうしましょうと冷蔵庫を見たら残りのピザ用ソースがあとほんの少しだけ。でも他の材料は揃っているしなと、半ば無理矢理ピザトーストにしてしまうことにした。
 
ピザソースを3等分にして薄く塗り、塩気が足りない分にと軽く塩ふって、その上にハムと玉ねぎとピーマン。チーズは心もち多め。トマトの味が控えめなものだから、なんとなく全体的に控えめな味のピザトーストができた。
 
……以前はカルフールあたりで500mlほどの大瓶に入ったトマトピューレが安く買えたので、それをピザソースとして使って(もちろん他の料理にもあれこれ使えるし)重宝していたのだけれど、最近それを見かけない。カルディだったら売ってるかなぁ見てくれば良かったなぁと思いながら、もぐもぐ。

冷凍海老ピラフ
スーパーの唐揚げ
麦茶

今日の夜はがっつり焼肉ディナーの予定なので、お昼御飯はごくごく軽く、手間のない感じで……ということで、午前中ちらっとお出かけしただんながスーパーに寄ってきてくれた。冷凍の海老ピラフを3人で分けて、「でもそれだけじゃちょっと物足りないかなー」というだんなの気遣いで唐揚げも1人2個。
 
「唐揚げって、ほんっと美味しいよねー」という話になって、
「でも世の中から唐揚げが消えるよりは餃子が消えるほうが悲しいな」
「うーん……私は唐揚げが消えるほうが悲しいけどな」
「だってさー考えてごらんよ。唐揚げ&ビールは最高だけど、餃子&ビールはもっと最高なんだよ!?」
「……いや、私はやっぱり餃子より唐揚げ……いや、でも世の中から消えて一番困るのは乳製品。牛乳とバターとチーズとヨーグルト」
「ぼくもぼくも!バターなくなったらたらこスパ食べられないじゃん!」
「乳製品はどうでもいいなぁ、やっぱ餃子でしょー」
いやいやいやいや……と、そんな下らないことで会話が何分も続くのだから、我が家は今日も平和。
 
冷凍海老ピラフも、いつものあの冷凍海老ピラフの味がして、「あ、けっこうこの味好きなんだわ、私」と再確認してみたりして。

千葉「すてきや」にて
 食べホーダイ 〜大満足コース100分 \2980
 飲みホーダイ90分 \1500
 ……が、クーポンで1人1980円。安かった……♪

午後は「PS3のアドホックパーティーをいっちょやってみましょう」と、モンハン仲間のだんなの友人と示し合わせてモンハンを通信プレイ。
 
我が家の3つのPSP−(無線LAN)−我が家のPS3−(インターネット)−友人宅PS3−(無線LAN)−友人のPSP
という感じで、「その場で4人集まって遊ぶ感覚」で普通にゲームすることができた。なんだこれめちゃめちゃ楽しいな〜。
 
夕方4時頃までさんざん遊んだ後、「じゃあねぇ〜」と友人とお別れして、バスに乗って焼肉屋さん「すてきや」に向かった。
 
このお店、以前は「焼肉やまと」という名前で、「そこそこの値段、清潔なお店でかなり美味しいお肉が食べられる」と重宝していたお店。不況の煽りをくらってか、1年ほど前に母体はそのまま、食べ放題がメインのお店に変わってしまった。単品メニューには、以前からの高級和牛肉も掲載されているけれど、全体的には「ずいぶん安っぽくなってしまったなぁ……」という印象。客層とか、メニューの感じとか、雰囲気とか。
 
で、食べ放題店になってから一度行った後で、KAUPONから「【ご好評につき再登場!】「すてきや」焼肉90品食べ放題(100分)+飲み放題(90分)のコース、合計4,480円が56%OFFの1,980円!」という共同購入クーポンが販売された。
 
どんな料理が出てくるかはわかっているし、「あの内容で食べ放題2980円だったら微妙なところだけど、飲み放題もつけて1980円なら、それは大変にお安い!」と、家族3人分クーポンを購入し、それを持ってのお出かけ。
 
各テーブルには、カラオケボックスにある端末のような注文用のタッチパネル端末が。最初の注文で食べ放題メニューのコースが登録されると、それからラストオーダーまでの70分、その端末から料理やドリンクの注文ができるようになる仕組み。
 
今回の対象メニューは、一番お安いコースに「厚切りカルビ」や「ネギ味噌やまとタン」「石焼きビビンバ」などのメニューが加わったもの。焼肉用の肉や野菜の他にキムチやナムル、息子の大好物の韓国海苔、ご飯ものやデザートまで食べ放題の対象なのはとても嬉しい。息子は早速韓国海苔とご飯をもらって、タンやロースを焼いてはもぐもぐ平らげている。
 
私とだんなも、ナムル盛りやキムチ盛り、刻みキャベツなどをつまみつつ
「肉は……やっぱりこれかなぁ」
「安いプランについていない方の肉食べた方が良いもんね」
と、厚切りカルビを塩やタレでひたすら注文。せっせと焼いてせっせと食べた。
 
端末で注文してから料理が出てくるのもさほど待たされることはなかったから、次々注文して食べていると1時間はあっという間。最後にビビンバとスープも貰い、シメに杏仁豆腐までいただく頃にはすっかりお腹一杯になった。
 
最後の最後、お会計の時に「マッコリは飲み放題に含まれていませんので別料金です」と請求されそうになったのだけれど、
「いや、クーポンに書いてありましたよ、飲み放題のところ」
ほらほらここに、と指摘して、追加代金はなし。これだけ食べて家族で6千円弱、たいそう満足な夕御飯なのだった。
 
ああ、でもね、やっぱり「安かろう悪かろう」で、以前の「やまと」に比べると明らかに肉のランクが落ちてしまったのが本当に残念。前はわざわざ足を向ける価値のあるお店だったけど、牛角などのチェーン店とさして変わらない印象のお店になってしまったから、もう「わざわざ行く」ことは少なくなっちゃうんだろうなぁ……。

1月16日 日曜日
唐揚げってさぁ……魔力があるよねぇ……(遠い目)
「サンジェルマン」のカルツォーネ
カフェオレ

昨日、たらふく焼肉を食べた後で
「明日の朝御飯、どうしよう……?」
と駅前歩いて、「サンジェルマン」でカルツォーネを買ってきた。お値段お手頃でしっかり美味しいカルツォーネは皆のお気に入り。
 
寒い朝(今日は予報通り、とんでもなく寒かった……)にちょうど良い温かい朝御飯になって何より、皆でハフハフ言いながら食べた。先週先々週と遊び歩いていたので、この週末はのんびり過ごす予定。でもお買い物には行かなくちゃ。

「テング酒場」の
 鶏の唐揚定食 \500

食材の買い物ついでにお昼御飯、と考えて、「ランチ営業しているらしいし、テング酒場行ってみる?」ということに。もつ煮豆腐がお気に入りで夜に何度も足を運んだことのあるチェーン居酒屋だけれど、ランチに来るのはこれが初めて、前前から気になっていたのだった。
 
肉系の揚げ物(唐揚げとかカツとか)と肉系の炒め物(豚肉とキャベツ炒めとか生姜焼きとか鶏肉のコチジャン炒めとか)が組み合わされた日替わりランチは580円、ご飯と味噌汁はお代わり無料。更に「唐揚げ定食」は500円、チキンカツカレーも500円、週末にこの価格で提供してくれているのはとても嬉しいことだ。
 
私は昨日あたりから、どうにも唐揚げが恋しくてたまらない気持ちになっていたので、迷わず唐揚げ定食を。息子はカレー、だんなは日替わり(今日は鶏肉のカレー煮と一口カツ)、ついでに単品でもつ煮豆腐も1つ頼んだ。
 
ごろごろと皿に盛られた唐揚げは6〜7個と、けっこうなボリューム。わかめの味噌汁(これがもう、笑っちゃうくらい「天狗」の味だったりして)とご飯と漬物がついてくる。唐揚げの横にはレタスのサラダとマヨネーズ。
 
だんなの皿にも一口カツが4つも乗っていたりして(1つもらった♪)かなりのボリューム。ご飯もたっぷりで、すっかりお腹一杯になってしまった。居酒屋のランチ営業、繁華街ではよく見るけれどこの界隈ではあまりこれまでなかったものなので、これから重宝しそう。

ふろふき大根(まだある……)
ひつまぶし
ビール(シルクヱビス)

お魚屋さんで鰻が1串500円の特売。これは良いねと、「久しぶりにひつまぶしにしよう!」と、3串買ってきた。ご飯3合炊いて、オーブンで温めた鰻を刻んで交互に大型ココットケースに盛りつけていく。タレも全体にたっぷりまぶしつけて、どどんと食卓に出した。
 
薬味はおろしわさびと刻み万能葱。あと何か足りない気がする……と思っていたら、息子が「海苔!海苔がないよ!」と気付いて出してくれた。3合もあるから余るくらいかなと思っていたのに、息子が「いただきます」直後からアクセル全開で食べる食べる食べる。私とだんなはビール飲み飲みふろふき大根をつついていたのに、みるみるうちに器の中が半分ほどになってしまった。次回からひつまぶしには4合炊けということなのかしら……(嫌だなぁ……)。
 
ともかくも、私たちもなんとか味わえたひつまぶし。ご飯に鰻とタレをまぶした「混ぜご飯」的なものを、最初はそのまま食べ、次には薬味を添えつつ食べ、最後はその薬味がけ鰻御飯にだし汁をかけて「鰻茶漬け」として食べる。ひつまぶしは小骨が多かったり小ぶりだったりする特売の鰻でも美味しく食べられるし、何より美味しい。鰻重に海苔と葱とわさびが欲しいとは思わないのだけれど、混ぜ御飯になった途端にそれらの薬味がたまらなくよく似合う。わさびを多めに溶いただし汁でいただくお茶漬けは、何十杯でもいけそうな勢いだ。……やっぱり次回から4合炊けということなのかしら……。