カフェオレ
角切りリンゴ入りヨーグルト
今日は息子、学校行事でお弁当が必要とのこと。
「月曜からお弁当作りだなんてヤだなぁ……」
とボヤいていると、だんなが横で「じゃあ俺の分も一緒に作ってよ♪」と。最初からそのつもりで作ってしまえば1人分も2人分も手間は同じ、と、昨日献立を考えて材料を揃えておいた。
今回のお弁当の中身は回鍋肉風の豚薄切り肉とキャベツとピーマンの炒め物、さつまいものレモン煮、玉こんにゃく。息子の弁当箱には"うさぎりんご"も入れておいてみた。
りんごが半端に残ったので朝御飯にと刻んでおいて(色が悪くなるから塩水に漬けておいて)、オーブン余熱して朝御飯はバタートースト。
りんごはプレーンヨーグルトと合わせ、上から渋温泉で買ってきたリンゴ入りのハチミツもかける。シャキシャキしたリンゴも入ったヨーグルトはなかなか美味しかった。
そして1月も半ばながら、やっと野菜セットの宅配を再開した今日。あの「たくさん届いたなー!どうやって食べようかな」と悩むのが楽しくて(でもお芋は少ないほうがありがたい……あと小松菜も少ないほうがありがたい……)、ちょっとわくわくしながら届くのを待っていた。
今日の「ベジタS」は、
里芋5個・三浦大根1/2本・キャベツ1玉・スティックブロッコリー1束・あさつき1束・水菜1把・パセリ1束
という内容。きたきた里芋来ちゃった……と頭抱えつつ、「スティックブロッコリー」はちょっと変わった感じで面白い。キャベツと水菜は鍋に使うかなぁと、考えながらお仕事お仕事。
玉こんにゃく
さつまいものレモン煮
豚肉の生姜焼き・千切りキャベツ
ふろふき大根(ラスト〜)
豚汁
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
昨日買ったキャベツに加えて(野菜セットで届く危険を考えて1/4玉しか買っていなかったけど)今日届いたキャベツもあるので、少し食べてしまわなきゃと、「千切りキャベツを添えて美味しいおかず」が今日のテーマ。週末に薄切り豚肉を買ってきたところだったので、安直ながら生姜焼きにすることにした。
いつもは下味をつけていない肉を炒め、最後に醤油や味醂、おろし生姜などを絡めて仕上げている生姜焼き、今日はちょっと趣向を変えて、事前に揉み込んでおく形にしてみた。ボウルに調味料を入れて肉を漬けておき、ぎゅっと絞ってからスキレットで焼いていく。……でもやっぱり少なからず水分が含まれている肉なので、いつものと比べると「炒め煮」風になってしまった。味はしみしみで確かに美味しいけど、やっぱりいつもの「焼いてから絡める」形の方が私は好きかな。
あとはお弁当の残りの玉こんにゃくとさつまいも、それと鍋に最後に残ったふろふき大根も出したら充実した食卓に。生姜焼きにしようと決めたところで
「……肉、少し取り分けて豚汁にしようかな」
材料も揃っているし、と思いたって、汁ものは豚汁にしておいた。
そんな感じで「生姜焼き定食、小鉢つき」的な感じになった夕御飯。
生姜焼きも豚汁も家族の好物、たんまり用意した千切りキャベツもほとんどなくなった。生姜焼きの焼き汁と熱が染みたしんなりしたキャベツが美味しいなー美味しいなーとせっせとお代わり。
豚汁
麦茶
昨夜作った豚汁、
「火曜の朝、だんながジムに行くなら朝御飯に食べていけるだろうしなー……」
という理由もあって用意したもの。
卵かけご飯と豚汁って感じで食べていけば良いよーと夕飯食べながら伝えたら、息子がそれを聞いて
「いいなぁ!卵かけご飯いいなぁ!」
とか言っている。君のその朝御飯が良いならそうすればいいじゃん、と、私と息子も今日の朝御飯はそんな感じで。
息子は、「白いご飯と味噌汁の朝御飯だったらパンの朝御飯が嬉しい」と以前言っていた。
だからてっきり息子も「和朝食<洋朝食」派なのかと合点していたら、「和朝食<洋朝食<<<<<卵かけご飯」と、洋朝食のはるか上に「卵かけご飯」が君臨しているのだった。そこまで好きか、卵かけご飯。
確かに美味しいけどね、炭水化物と蛋白質でパーフェクトフードって感じだけどね、と久しぶりの卵かけご飯を食べる隣で、息子が「至福」という顔をしていた。そっか、じゃあまた豚汁たんまり作るかね。で、朝御飯に卵かけご飯。
あさつきたっぷり皮蛋豆腐
鶏肉とスティックブロッコリー、エリンギの中華炒め
豚汁
羽釜御飯
ビール(シルクヱビス)
息子作のおまんじゅう
抹茶入り玄米茶
昨日届いた野菜と手持ちの肉を使って、さて夕飯はどうしましょうと考える。醤油味醂味にも少し飽きてきたので、今日は中華かなーと中華料理のレシピを探していて、「鶏肉とアスパラの中華炒め」のレシピを見つけた。オイスターソースと鶏ガラスープ、紹興酒と醤油などで味付けする、青椒肉絲の味付け的な炒め物。
そのレシピでは鶏肉の他にアスパラと椎茸を使うとあったのだけど、
「アスパラの代わりにスティックブロッコリーはアリかしら……んでもって、椎茸の代わりにエリンギもアリかしら……」
なんだか全然違う味になりそうだけど(椎茸の香りは重要かなと思いつつ……)、まぁ全然似合わないというわけではないよね?と、作ってみることにした。
鶏もも肉は細切りにして片栗粉と塩胡椒を揉み込んでおき、あらかじめ9分通り炒めておく。スティックブロッコリーとエリンギも湯通し。そして最後に中華鍋で一気に炒め合わせて調味料回しかけてあおってできあがり。一つの鍋を使い回して一気に最後まで持っていく中華料理の炒め物の醍醐味を久しぶりに楽しめた。和風の煮物なども楽しみはあるけれど、中華鍋をわっせわっせとふるう調理は「料理してるぞー」という気分が盛り上がってたいそう楽しい。
メインの料理が中華なので、添えるのも中華寄りにしようと、皮蛋豆腐を。
醤油と酢、砂糖と胡麻油を合わせたタレを用意しておき、ざっくり刻んだ豆腐に皮蛋添えて、上から刻んだあさつきをてんこ盛り。「あさつきが届いたところだから食べちゃおう」という気分だったのだけれど、これがなかなか良い感じだった。
……で、材料を適当に組み合わせた炒め物の方も「最初からこういう料理だったんです」という味にまとまってくれて一安心。確かに椎茸のあの独特な香りが加わった方がよりそれらしい出来上がりになったのだろうけれど、充分美味しくいただけた。ちょっとだけ多めに効かせた生姜の香りが悪くない。
そして食後には、息子が学校から持ち帰った手作りのお饅頭。学校で調理実習があったのだそうで、
「1人3個できたのね?でその場で1個は食べちゃったから」
だから残り2個はお父さんとお母さんで食べてね?と渡された。蒸して作った温泉まんじゅう風のあんこ入りのおまんじゅう、形はほんのりいびつだったけれど、でも美味しかった。蒸したては最高に美味しかったんだろうなぁ。
カップスープ(コーンクリーム)
カフェオレ
りんご
今日も寒い。今日に限ったことではないけどやっぱり寒い。
「コーヒーも飲みたいけど、カップスープも恋しい……」
と、お湯を沸かしてカップスープの用意をした。私と息子はコーンクリーム、だんなはオニオンコンソメ。
りんごもあるからりんごも食べてね〜と、チーズトーストと共に出した。
「卵も添えようかと思ったんだけど、なんか最近卵が全然お安くないしさぁ」
とぼやいたら、
「……でも、それでも1個20円くらいじゃん」
じゃんじゃん使っちゃえばいいよ、とだんな。
確かに、「前は1パック120円とか98円とかでも買えたのに、今の卵は安くても1パック180円くらい〜」と嘆いているものの、肉や魚に比べれば全然安いわけで、卵の50円100円を嘆いて控えていてもしょうがない気がしないでもない。でも卵全然お安くならない卵の価格を眺めるたびに「まだかーまだこの価格なのかー」と暗澹たる気持ちになっている私。こういう時に限ってプリンとか焼きたくなる。
ビーフシチュー
バターライス
赤ワイン(ARTESA Cabernet Sauvignon Napa Valley '98)
今日は週後半の食材を買いに、他の用事も済ませがてら午前中におでかけ。初めて訪れたベーグル屋さんでベーグル買ったり、スーパーじっくり眺めてみたり、大荷物抱えて帰宅した。
今日は買い置きの煮込み用牛肉を食べちゃおうということで、ビーフシチュー。
当初は大根と共に和風の味付けで煮ようかしらと思っていたのだけれど、和食な気分ではなくなってしまったので「やっぱりここはビーフシチューかな」と。
で、大手メーカーのシチュールーをスーパーで見たものの、
「カレーはともかく、シチューってルーを使うとなんか安っぽい薄っぺらい味になっちゃうんだよねぇ……」
と思い直して、トマトピューレやフォンドヴォーを買って自分でイチから作ることにした。
煮込みに時間がかかるので、午後早々からシチューの仕込み。
以前作って美味しかった「マルディグラ」(銀座のガッツリ系肉料理屋さん。行きたい行きたいと思いつつ未だ行ったことがない……)のレシピで再び作ることにした。
一口大にカットした牛肉は、塩胡椒、強力粉をまぶしてから焼きつける。玉ねぎ、人参、セロリ、にんにくはフードプロセッサーでピュレ状に粉砕。で、煮込み用の鍋でブラウンルー作り。バターと強力粉、グラニュー糖でじっくりこんがり良い色に炒めていく。ブラウンルーができたら野菜と肉とマッシュルームを入れ、フォンドヴォーとトマトピューレと赤ワインを入れて、ハーブも少々、あとはひたすら煮込んでいく。
マルディグラのレシピは、「アクも旨味のうち、ひかない」というものが多く、このシチューのレシピもアクはひいちゃダメ、とのこと。鍋に蓋はせずに水分を飛ばしつつ、そして適宜水分を足しながら4時間ほどかけて煮込めば幸せな味のビーフシチューのできあがり。
このシチューは野菜がごろごろ入るものではないので(ごろごろしているのは肉とマッシュルームだけ)、じゃがいもを別茹でにして添えた。あとはサラダ。玉ねぎとレタスとトマトで適当な感じに用意した。ご飯はちょっと工夫してバターライス。バターで玉ねぎ炒めて米も炒めてコンソメで炊いていくピラフ風。
今回、シチュー用に「買い置きのワイン使っちゃえ、なんか良さげなやつ使っちゃえ♪」と食料庫にあった赤ワインを使ってみたので、それを引き続き夕飯にいただいてしまった。「ARTESA」と書かれたシンプルなエチケットのワインはカリフォルニアワイン、ナパバレーのもの。開けてみてから気付いたけど、なんと「1998」と記されていた。かなりテキトーな環境下で保存されていた、お世辞にも「ヴィンテージワイン」とは言えないシロモノだったけど、あらやだこれ美味しいワインだった、と思いながらクイクイいただきつつボトルを空に。
美味しいワインを使った甲斐あってかシチューもとても美味しく煮えてくれて、息子はさっそくバターライスをシチューと絡めてハヤシライス風にして楽しんでいた。
クロテッドクリーム・アンズジャム・ミックスフルーツジャム
ミルクティー
先週末、賞味期限間近の見切り品クロテッドクリームをみつけた。
「安い……でも、買ってどうする私……」
スコーン焼けばいいじゃん?と、一緒にいただんなが言い、それもそうだなぁと、クロテッドクリームを籠に。そういえばジャムもないじゃない、と、アヲハタのアンズジャムと「3種のミックスジャム」(イチゴとリンゴとブドウのミックス、だそうな)も買ってきた。
できれば、生地は前日に用意しておいて「朝は焼くだけ」の状態にしておきたかったのだけれど、膨らまなくなったりしても嫌だなぁと、ちょっと早起きして朝に仕込んで焼くことにした。粉とバターを計量だけして起きるなり粉をこねこね。
スコーンのレシピは、リンボウ先生のイギリスのエッセイ本に書かれていたものをいつもお手本にしている。常温に戻したバターを指先を使って粉に混ぜ込んでいくのだけど
「スコンは人間の指先によってしか作り得ないというこの当たり前の真実をよく心に刻んでおくように。」
って、先生、なんか今回上手くいきませんでした。
モタモタしていたつもりはなかったのだけれど、オーブンの設定温度(本には190℃とあったけど、小型オーブンなので最初は220℃設定くらいにしておくべきだったか)がいかんかったのか、のした生地の厚さがちょっと薄すぎたものか、今ひとつ綺麗に膨らまずにいわゆる「オオカミの口」がムガーッと開くこともなく、「なんか、分厚いクッキー状のもの」ができあがってしまったのだった。
それでも、美味しいクロテッドクリームと甘さ控えめのジャムをこてこてつけて食べるのは久しぶりな感覚でちょっとわくわく。いつもはコーヒーの準備をするところ、ミルクティーをたっぷり用意して飲みながらいただいた。
ピーマンの肉詰め
たらこスパゲッティ
ビール(サッポロ黒ラベル)
数日前、息子に「最近食べてないし、ピーマンの肉詰めが食べたいなぁ!」 とリクエストされた。
じゃあ今週中のどこかで出すよと約束して、献立考えていたら「あー、たらこスパしようと思ってたらこも買ってきてあったんだった」 と思い出す。昨日はビーフシチュー、明日は水炊き、と煮物系献立を考えていたので、これはたらこスパと肉詰めピーマンを同じ日に出すしかないな、という結論に。
幸い、たらこスパはパスタの茹で鍋があれば他に炒めるためのフライパンなどは要らない料理だし、肉詰めピーマンも準備だけしておけば後は焼くだけだし、並行に準備できるでしょう……と、その組み合わせでいくことにした。
たらこスパには野菜が全然登場しないので、せめてもと水菜のサラダを用意。ちりめんじゃこを酢と醤油、サラダ油やすり胡麻と和えておいて、ざく切りにした水菜を加え和えて作る簡単なサラダ。
ピーマンの個数(4個)に対して300g強のひき肉はちょっと多かったみたいで、苦心しながら肉おおめのムチムチした肉詰めを準備して、それをスキレットで焼きつけながらパスタを茹でた。
息子さんちょっと手伝ってくださいよ今日たらこスパなんだけどさ、と息子に声をかけたら
「たらこスパー!?」
とすっ飛んできて、僕の役割心得ましたとばかりにたらこをほぐしてパスタ皿に均等に分けるところを担当してくれた。
息子にとっては大好物が2品揃ったご馳走の夕御飯。私もたらこスパと肉詰めピーマンは大好きなので、かなり幸せな夕御飯だ(でも昨日のビーフシチューも明日の水炊きも甲乙付けがたく好物なので、私にとっては「ご馳走続き」という感じ)。 バターとタラコ、そしてソース味のひき肉料理、、と、「ごろっと巨大なピーマン」を除けば子供の大好きだろう味の組み合わせ。息子には「ごろっと巨大なピーマン」含めて好物なのだそうで、今日の夕飯はずっと目がハートになっていた。
ベーグルロール(ソーセージ)
カフェオレ
ちょっと前から気になっていたお店がある。
「ユトリパンコヤ*ブランブラン」という、ちょっと変わった名前のパン屋さん。地元稲毛の、駅近くの大型スーパーの裏手にあるらしい。扱うのは天然酵母を使ったベーグルで、店頭売りもしているけれどどちらかと言えば通信販売をメイン。店頭販売は週に3日、曜日を決めて販売しているのだそうだ。
ネットサーフィンしていてたまたま存在を見つけ、「へぇ……あのあたりにそんなお店があったんだ」と、機会があれば買ってみようとタイミングを伺っていた。ちょうど水曜に買い物で外出したので、ついでにとお買い物。ごろっと大きな「チーズン」(チーズ+レーズン、らしい)ベーグルを3つと、ウィンナーロールの生地をベーグルにしたようなベーグルロールを買ってきてみた。
ベーグル買ったは良いけど昨日はスコーンを焼いてしまったので、冷蔵庫に入れておいたベーグルロールを今朝オーブンで中まで温めていただいてみる。
全体的に素朴な風合いのベーグルで、お店もベーグルの印象と同じく「ほっこり・ふわふわ・のんびり」な感じだったのが面白い。そういう"ほっこり系ショップ"は私のツボとはちょっと違っていたりするのだけど、でも清潔なカウンターにぎっしり美味しそうなベーグルが並んでいるのはとても素敵な光景だった。
カウンターの上には、抹茶生地を練りこんだあんぱん(もちろんこの生地もベーグル生地なのであるらしい)とか、お昼間際だったこともあってかコロッケサンド(これももちろんベーグル)もあったりして。
ネチモチしたベーグル特有の食感も楽しめる、粉の味を感じるベーグルロールはちゃんと美味しかったので、明日食べる予定の「チーズン」も楽しみ。1個200円強という価格は駅前にあるチェーンパン屋と比べて「安くはない」という感覚だけど、それらの店ではベーグルは扱っているようでなかったりするので、これから重宝しそう。
(骨付き鶏もも・キャベツ・人参・大根・豆腐・しゃぶしゃぶ餅・フォー)
日本酒(神亀 上槽中汲 純米酒)
キャベツが届いたよ、鍋にでもするかねぇ……と話していたら、だんなが「じゃあ水炊き?」と。
水炊きはすごく手間がかかるんだよ、すごく大変なんだよ、でも確かに食べたい気がする……と、金曜の今日、いっちょ頑張って水炊きを作ってみることにした。
何が大変って、スープ作りが大変。
お店で食べる水炊きも色々味に違いがあるけれど、我が家で水炊きと言えば「濃厚こってり白濁スープ」。鶏ガラを強火でガンガン数時間煮出して煮詰めて、骨がモロモロになったところでガンガン砕いてスープを白濁させるというもの。時間もかかるし手間もかかる。これでもかと出てくるアクを丁寧にひいて、最後はシノワでガラを漉す。少なくとも3時間、今日は6時間くらい炊いていたから、本気でやると一日仕事になってしまう。
でもこれが美味しいんだよねぇ幸せなんだよねぇと、モンハン片手に
「火山で採掘終わったらアクひこう」
「とりあえずこのクエのドスバギィ倒したら鍋見に行こう」
と、仕込み始めた午前中はコンロの前に椅子置いてゲームしながら鍋の面倒をみていた。午後からは20分おきくらいに水を足したりアクをひいたりしながら水分量を少なくしていく。
そうして出来た、水炊き1回分の濃厚白濁スープ。
今回使ったガラは5羽分、30リットルくらい入る巨大な寸胴鍋で仕込みはじめ、最後は鍋の高さ1/5くらいまで煮詰まったところでできあがり。丁寧に漉して別の鍋にスープを溜めた。
具は骨付きのぶつぎり肉と、キャベツがメイン。あとは人参と大根と豆腐、しゃぶしゃぶ用の餅。
これまでは冷凍うどんを入れるのが常だったのだけど、なんだかうどんという気分でもないなぁ……中華麺?と色々考えているところで、乾麺のフォーが残っているのを見つけ、
「……フォーでも似合うんじゃない?美味しいんじゃない?」
と、フォーを茹でておいてみた。5分ほど茹でて水にさらして水気を切ったものを一口大ずつくるくる丸めて角皿に盛っておく。適当にスープ皿にその麺を取って、スープ注いで塩胡椒して葱散らして食べると美味しいかな、と思ったけれど、思ったとおり幸せな味になった。
最初はスープに肉を入れただけの状態で、濃厚に煮詰まったスープと鶏の味を楽しんで、続いて野菜や豆腐を投入。刻んだあさつきかけたりポン酢かけたり、「あんがいこれが似合う気がする……」とトリュフ塩をかける暴挙に出たり(いや、これが美味しかったんだ……特に肉にかけると)、スープも具もそれぞれ堪能。
白菜を美味しく食べられる鍋は豚味噌鍋と扁炉(ピェンロー)だけど、キャベツを美味しく食べる鍋といったらやっぱりこれよね、と、3/4玉ほどあったキャベツを次々入れては食べていく。旨味たっぷりのスープを含んだ、火の通った甘いキャベツの美味しいこと美味しいこと。せっせと食べまくったけれど、さすがに大ぶりキャベツの3/4玉はちょっと多かった。
「残ったのはどうしよう……雑炊??」
「いや、なんかそれももったいない気が」
スープもまだたんまりあるし、いっそもう一回水炊きかなぁ、肉追加して……と思いを馳せつつ、でも日本酒4合瓶は今日も軽やかに空になった。
今日のお酒は神亀の純米酒、上槽中汲。「そうそう、これが神亀の味〜」とうっとりする、米の甘さと後味のすっきりさを併せ持ったお酒はやっぱり好みなものだった。ここ数年、「醸し人九平次が最高に好み〜♪」と思っていたけど、やっぱり神亀も美味しいなと改めて思った(あと菊姫も好き……蔵王にスキーに行くたびにちょいちょい飲んだり買ったりするので秀凰も馴染み深く、好きな味)。
「まだ俺、狩りの途中だしさ、日本酒は半分くらいにしとかない?」
とだんなが言った頃には、「え?でももうボトルに1/5くらいしか残ってないよ?」という状況になっていて、そしてすっかり良い気分。
冬は鍋が最高だね、んでそれと一緒にいただく日本酒も最高だよねぇ……。
カフェオレ
今日はお出かけ。お昼も外で食べようという予定なので、身支度しながら簡単にありものをつまむことにした。
「お菓子あるよ、バームクーヘンとか」
と、お正月に親戚から貰ったお菓子の箱から1つずつ包装されたミニバームクーヘンやチーズタルトを出して、皆でもぐもぐ。
私が選んだのはチョコレート味のバームクーヘン。
お弁当(葱油鶏) \650
台南担仔麺 \300
今日の最初の目的地はお台場だったので、「じゃあゆりかもめに乗る前にお昼御飯かな」と汐留界隈で何か良さげなところはないかしらとお出かけ前に検索。
カレタ汐留は何かと混むけど、隣の汐留シティーセンターは案外穴場だったりするよねー……と調べていたら、「台湾担仔麺」がフードコートに入っていることがわかった。
フードコートだからそれぞれ好きなもの注文することもできるしね、と、行ってみることに。
和風のお店があったりシチュー屋があったりオムライスにタコライスに、と、良い感じに選択肢のあるフードコートで、座り心地の良いソファ席に場所をとってから各自お店を物色しに行った。
私とだんなは2人してお目当ての担仔麺屋、息子はフロアをぐるぐる歩いた結果「ドミグラスソースのオムライスがいいな!」と。
持ち帰りも可能なお弁当類が店頭に積まれていて、「ご飯は要らないけど、でもおかずは食べたいし、担仔麺も外せない……」と悩んだ結果、お弁当+担仔麺というガッツリ昼御飯になってしまった。担仔麺、スープ代わりになるくらいのサイズかなと思ったら、海老乗ってるし卵も乗ってるし麺もたっぷり、大変にお腹一杯になることに……。
おかずは6種類くらい用意されていて、豚の角煮(魯肉)や東坡肉、麻婆豆腐や油淋鶏などなど。私は大好物の「葱油鶏」(蒸し鶏の葱ソースかけ)を選んだ。ご飯の横には高菜漬け、他にはポテトサラダやブロッコリー、ほんのりピリ辛味の高菜と人参とひき肉の炒め物、焼き鮭やプチトマトなどなどが詰められている充実した内容のお弁当は650円で、会社勤めしていた頃に近場で売られていたとしたら頻繁に買って食べたろうなぁ……と思える嬉しいものだった。
水道橋に同じ名前のお店があるのだけれど、やっぱり姉妹店なのだそうで、水道橋店でランチ営業をしなくなった代わりにこちらで営業することにしたのだとか。
甘じょっぱい肉味噌が乗った担仔麺も幸せに美味しかった。
福正宗 酒歳時記 純米大吟醸 \500
みそチーズ \300
最初の目的地は日本科学未来館。事前申込で参加できる実験教室があって、理科好きの息子にはぴったりだと毎月あれこれ参加申込をしてみている。倍率は低くはないみたいで4回に3回は外れているような具合だけれど、今回幸い当選して、「ロボット楽しく作っておいで〜」と息子を送り出した。
ワークショップを終えた息子と六本木で待ち合わせることにして、私とだんなは一足先に六本木に移動。ミッドタウン内にあるKONAMIショップで新川洋司展開催中ということで、メタルギアのイラスト諸々を堪能。スネイクかっこいいよスネイク。
まだ時間があるなら、ミッドタウンの雑貨屋さんも見たいよ、とだんなと2人ぷらぷらと歩き始めると、地階のレストランフロアに「福光屋」をみつけた。「黒帯」などで有名な金沢の老舗酒蔵のアンテナショップで、洒落た瓶に入った日本酒や果実酒、お酒をベースにした化粧品なども売られている。店舗の奥には小さな立ち飲みスペースも。
「ちょっと飲んでく?」
「うんうん、ちょっとだけねー」
とメニューを開いて、私は季節限定提供らしい「福正宗 酒歳時記 純米大吟醸」を。
60ml入る大ぶりのお猪口に注いでくれて1杯500円。1つ300円の酒肴もあれこれ用意されていて、エメンタールチーズの味噌漬けをいただいてみた。
店内の冷蔵ケースには味噌漬けの豆腐とかかぶら漬けとか佃煮などなど、日本酒を愉しめそうな肴が他にもたくさん。綺麗な琥珀色の30年もの古酒などもあり、とても楽しい空間だった。キリッサラッとしたお酒もとても良い感じ。
KAUPON プラン
焼き立てピッツァ(クアトロフォルマッジ)
焼き立てピッツァ(シーフード)
葉っぱサラダ
ベルギー風フライドポテト
フィッシュ&チップス
ソーセージ
自家製ピクルス
スペイン産黒オリーブ
ビール(飲み放題♪)
そして夕方、友人親子、ワークショップを終えた息子と落ち合って、KAUPONのクーポン持って六本木ヒルズ裏手にあるビアレストラン「アウグスビアクラブ」で夕御飯。
昨年末に使ったのと同じクーポンだけれど、ちょっと多めに買ってしまっていたのでビール好きの友人誘って行くことにしたのだった。選べるピッツァとお馴染みのフライドポテトやソーセージなどのコースメニューと、美味しいビールの飲み放題。
まだ夕食には早い時間だったけれど店内はけっこうな混雑で、夕食時にはほぼ満席という盛況ぶりだった。
「マデューロ美味しいよ」
「私はやっぱりスノーブロンシュかなぁ」
と、今日も飲む飲む。
チーズたっぷりボリュームたっぷりの「葉っぱサラダ」と、ピッツァは友人のお子さんリクエストの「シーフード」と、うちの息子リクエストの「クワトロフォルマッジ」。
持参クーポンは4枚で人数には足りなかったので、スペシャルマルゲリータピッツァなども追加注文しながら、皆おおいに食べておおいに飲んだ。
私が好きなビールは、なんといっても「スノーブロンシュ」。
オレンジとコリアンダーが香る、爽やかだけどスパイシー、すっきりしているけどちゃんとコクがあり後味も良い白ビールらしい白ビール。揚げ物に合うかと言えば微妙なのだけど(フィッシュ&チップスといただくならマデューロとかアウグスビールの方が似合うとは思う)、今日はこの白ビールを2杯ばかりいただいた。他の種類もあらかたいただいて、料理もたっぷりだったから、酔っぱらう以前に「も、もう一杯で何も口に入れられません……」という状況に。
でもでも、デザート食べたいよ、これだけ人数いたらデザートピッツァくらい食べられるよね?と頼んだのが、リンゴとシナモンとカスタードのデザートピッツァ。
上からシロップをかけた「アップルパイ」的な(いや、「アップルパン」?)デザート、生地はモチモチ、ほんのりだけ火が入ったリンゴはシャクシャク、甘いカスタードクリームも下にしっかり仕込まれていて、「なんじゃこりゃめちゃめちゃ美味しい〜♪」と、皿はあっという間に空になった。
「デザート?……うーん、お腹一杯だから要らない」
とか言っていた息子もしっかり手を伸ばして「うまー♪」とか言っている。
友人親子、私たちにそそのかされた事もあってか、モンハンを始めたらしい。友人息子さんはうちの息子よりも年下なせいもあってか友人にモンハン仲間も少ないようで、
「一緒にやろ!みんなで一緒に!」
とリクエストされてコーヒーショップで数クエ御一緒してからお開きにした。
たいそう楽しかったみたいで、「明日また会いたい!遊びたい!」と熱烈なラブコールを貰い、また遊ぼうね、良かったら遊びに来てね、とお別れ。
ベーグル(チーズン)
カフェオレ
先日お買い物してきた、地元のベーグル屋さんのベーグルで朝御飯。
今日は私、すっかり朝寝を満喫していて(しまくっていて)、目覚めたら10時を過ぎようというところだった。
気がついたらとうにだんなも息子も起きていて、洗濯機は回っているわ食器洗浄機の中身も片づけられてるわ、コーヒーメーカーは良い香りを漂わせているわオーブンも余熱してあるわで「あらあら、まあまあ」な状況。
「朝の仕事」がおおむね終わっているわ、と、
「ではおやすみなさい……」
と再び布団に倒れようとしたら「こらこら」「起きなさい」と双方からツッコミをいただいた。いやぁ、良く寝たなぁ。
ベーグル「チーズン」は、生地にチーズとレーズンが練り込まれているのかと思いきや、シート状に広げた生地いバラバラッとチーズとレーズンを散らしてそれを巻いてドーナツ型に成形しました……みたいな感じのもの。ベーグルの真ん中に、帯状にレーズンとチーズがみっちり詰まった層が出来ていて、ちょっとびっくりした。
これ、全体に練り込まれている方が美味しいような気がするんだけどなぁ……と思いながらもぐもぐ。でも生地自体の味は悪くないし、もう何種類かこのお店でベーグル買ってみようかなぁと思っている。
缶チューハイ(カルピスサワー・ドライ)
今日は午後から、だんなの友人と通信プレイ(=アドホック・パーティー)でモンハンしましょ!という予定になっているらしい。
「じゃあ昼はすごーく簡単な感じでいいんじゃない?」
具体的にはスーパーで駅弁特売とかしている感じだったら鱒の押し寿司買ってくるとかそんな風なノリで……と、やる気の無さを全面に押し出していた私だけれど、だんなは反面けっこうやる気で
「うーん……スパゲティくらいなら手間じゃないよ、ボンゴレとか食べたいなぁ」
とのこと。朝食後スーパーを覗きに行ってきた。
で、日曜の昼間っから"まーさ"が降臨(もとい、発動)して、ざっかざかとボンゴレビアンコを作ってくれた。貝がそれほど好みでない息子のために
「こうした方が食べやすいかなーって思って」
と、ご丁寧に殻を全部取り外すまーさの気遣い。
アサリのパスタは久しぶり。……というか、魚介のパスタ自体(たらこスパを除いて)久しぶりな感じ。にんにくが程良く効いた、塩加減もばっちりな出来映えで、急ぎツルツルと堪能した後は数時間狩りして遊んでみたりして。
水炊きの残り(スープ代わり)
ビール(シルクヱビス)
で、昼間に、今度は私の友人から「今夜お暇だったら狩りしませんかー?」と、これまたモンハンのお誘い。やるやる喜んで♪と、じゃあ早めにお風呂も済ませちゃおう食事もちらっと早めにしよう、と夕方一段落したところで蟹の殻を剥き始めた。
今日の夕御飯は天津飯。年末の安く売られていたタイミングで冷凍の蟹足パックを買ってきてあったので、それを解凍して「満を持して」という感じで蟹玉に。
「お昼はイタリアンだから"まーさ"だよね……夜は"まーさん"?"麻さん"だっけ?」
「違うよ、"馬さん"で"まーさん"」
そっか馬さんかーまーさも馬さんも大活躍だね今日は、と、殻剥きは私も一緒にバリバリがんばる。2はい分以上は詰まっていたパックだったのでけっこう剥きごたえがあったし、ほぐした蟹の身も中ボウルにたっぷり一杯。
これは豪勢な蟹玉になるねぇ、と、おかわり分まで出来てしまったたっぷり蟹玉に息子は大喜び。酢醤油あんの味もばっちりで、「御馳走」感溢れる夕御飯だった。スープ代わりにと、水炊きの残り。キャベツがざくざく大量に入っているので「水炊きの残り」というよりは「キャベツの白湯スープ煮」のような感じ。
そして食後に、今度は私の友人と示し合わせてまた狩り……と、大変ダメな日曜日の過ごし方(でも幸せ)。