最近私も微妙に寝不足なのか、深夜帰宅するだんなを待つことはおろか、帰ってきた時に目を覚まして「おかえり」の一言を言うこともできなくなってきていて(=爆睡したまま起きられない)ちょっと悲しい。こうなったらテーブルにお手紙出しておくとかしないと、と思いつつ、昨夜は
「味噌汁残ってるし、御飯もお釜に入ってるよ、昨日のおかずもちょっとだけ余ってる」
だから朝御飯にどうぞー……と伝えることができなかったのだった。今朝私が覚醒した時には、朝ジムに向かうだんなは既に買い置きのドッグパンを食べていたところだった。
私と息子は昨夜御飯と味噌汁だったし……と、朝御飯はちょっと久しぶりにコーンフレーク。私は南国フルーツ入りのフルーツグラノーラにした。
牛乳かけてパリパリカリカリ食べていると、「私が食べる餌の音と同じ音がしているわね?」とばかりに、足下にやってきているかすみさんがこちらを見上げて興味深げに鳴きかけてきて、今日もどうにもこうにも人間の食卓が気になって仕方がないらしい。
昔飼っていた猫もその気があったけれど、彼女の「何作ってるのー」「何食べてるのー」「何冷蔵庫から出してるのー」「何買ってきたのー」の好奇心はかなりのもので、実際少しばかり味見させてみると生野菜以外はたいてい食べてしまうから恐れ入る。塩気や香辛料を気にしなくて良ければもう少しあれこれあげられるのだけれど、猫さんは猫さん。人間と全く同じものを食事としてあげるわけにはいかないので、興味深げにニャンニャン鳴いてくる彼女に「これはダメー」「あれもダメー」と言い続けるしかないのが苦しいところ。
海南鶏飯(揚げ) \850
今日は私、一人でおでかけ。数ヶ月前に案内を見て「これ見たいなぁ」とネットでチケットをおさえてしまった、赤坂ACTシアターで公演中の「かもめ」を見に、すごく久しぶりの赤坂駅に向かった。2時からの公演なので直前に昼御飯にすれば良いかなととりあえず赤坂に向かい、駅に直結したショッピングモールでお昼御飯。気になるお店はいくつかあったけれど、あまり時間的余裕もなくて、すぐに食べられそうなところにしようと海南鶏飯に入った。ちょうど鶏肉料理が恋しかったところだし、何より海南飯は大好物だ。
海南飯と言えば、普通は茹でた鶏肉(あるいは蒸した鶏肉)が出てくるのだけれど、このお店には茹で鶏の他に「揚げ鶏」の選択肢もある。今日は揚げ鶏のセットにしてみた。鶏肉に異国の味の3色のソース、鶏スープで炊いた御飯と鶏スープという、鶏肉好きにはこれ以上ない幸せな定食は、今日のもとても幸せな内容だった。このお店、水道橋に本店があって、そこに2度ほど行ったことがあったと思う。大好きな「台南担仔麺」も同じ系列だ。
表面がサクサクとした揚げたての鶏肉に、醤油だれとチリソース、おろし生姜だれが添えられている。最初はお上品に鶏肉を各たれにちょいとつけて食べていたのだけれど、途中から面倒くさくなって肉の上に3種類のたれをかけてまぶして食べてしまった。実際、たれは3種類全部かけて混ぜるように食べる(そしてたれの絡んだ肉を御飯に乗せつつ食べる)のが美味しいと思う。
香りの良いタイ米と、ほのかににんにく風味のスープも堪能して、急ぎ劇場へ。
「かもめ」は……一言で言えば「難解」だった。
「舞台初共演の藤原竜也と鹿賀丈史」というミーハーな理由で惹かれた演劇だったのだけれど、ロシアの作家チェーホフの戯曲ということで、憂鬱で冷たく湿っていて……という空気が全編を覆い、少しばかり笑いがこぼれるシーンもあったけれど、ある意味梅雨の季節にぴったりなどよーんずどーんとした演劇だった。役者さんたちは言うまでもなく達者な方たちばかりで、鹿賀丈史の生の存在感には圧倒されるばかり。藤原竜也も大変美しうございました。女優陣も素晴らしかった。
ただ、あまりにセリフ回しが早くて聞き取り難いところがいくつもあったのが残念。そのセリフの聞き取りにくさ、セリフ自体の多さが「難解」につながってしまったので、ちゃんと事前に元の戯曲を読んでくれば良かったなと思った。前衛的な舞台装置は私はかなり好みで、役者の服装も揃えて「全体的にベージュ」とか「モノクロ写真のように」などと絵画のように美しく決まったシーンがいくつもあったのが素敵。
ベーコンとコーンのクリームソースフェットチーネ
ビール(Corona)
「WEST」のショートケーキ
アイスカフェオレ
マチネの観劇を楽しんだり都心で豪華めランチを堪能できるようになったのも、息子が普通に夕方まで留守番してくれるようになったから。観劇のチケット提示で5%OFFとのことだったので、帰り際、赤坂Biz内の「WEST」でショートケーキを買って帰った。リーフパイが美味しい銀座の老舗ケーキ屋さんのWEST、すごく美味しそうなシュークリームと目があって思わず立ち寄ってしまったのだけれど、ショーケースをよくよく眺めて「やっぱりショートケーキだな」と。
帰り道に夏のバーゲンセールに突入していたアクセサリーショップでピアス数個を衝動買いしてしまいつつ(学生時代にあけたピアスホールが今も生きていたと数ヶ月前に判明……夏場に一度傷ついた感じになって、怖くなって以来10年放置プレイだったのに)、帰宅はちょうど、習い事から帰ってきた息子と同時くらい。もう7時も間近という時間帯だったので、急ぎ夕御飯にした。
「最近僕、全然お手伝いしてないから、やることある?ていうかやること作って?」
と息子が申し出てくれて、そういえば最近一緒に料理してなかったよねと一緒に料理。簡単にパスタにしようと思っていたので、どうせならと息子が好きな具だけ使うことにした。
塊のベーコンを適当にざくざく切って炒め、生クリームとコーンのホール缶を入れて軽く煮詰め、茹でたフェットチーネに絡めるだけ。サラダはロメインレタスをちぎって、あとはスライスオニオンと刻みきゅうりとプチトマト。息子がベーコン炒め担当してくれたりレタスをちぎってくれたりと活躍してくれた。
「このスパゲティ、かすみちゃん食べるかな?」
「こないだペンネも食べたしねぇ……食べると思うよ、クリームのソースなら」
と、茹でたのを一度水で洗って塩気を落としたフェットチーネと、塩気をつける前に取り分けたソースで「猫用パスタ」も少し用意。猫缶より何より「猫まっしぐら」という感じでそのパスタにむしゃぶりついてきたのにびっくりしつつ、腹ぺこの私と息子もフェットチーネをがつがつ食べた。
四角い形の苺たっぷり、スタンダードな形状のショートケーキも食後に食べて、さてだんなの分も買ってきたは良いけれど、今日中にだんなの口に入れることができるのかしら(11時現在、「今日中は無理」という結論が出ました)。
ベーコンとコーンのクリームソースフェットチーネ
アイスカフェオレ
何度か経験して学んでいたはずだったのに、うっかり忘れてしまっていた。
「フェットチーネは、すごーく膨らむ」ということを。
昨夜茹でたパスタは250g。若干多いかなと思ったけれど残すにしても50gなどという半端な分量になりそうで、いいや茹でちゃえ食べちゃえと1つの包み全部茹でてしまったのだった。これがもう、膨らむ膨らむ。普通に4人前ほどのパスタになってしまって、
「そうだよ……フェットチーネって、膨れるんだったよ……」
と気付いて愕然としていた私。「大盛りパスタだ!」と喜んでいた息子。
結局私と息子(と、少し猫さん)の力をもってしてもパスタはなくならなくて、朝御飯に持ち越しということになってしまったのだった。昨日赤坂の駅ビルで買ってきたパンがあるのだけれど、それも半ばそっちのけな感じで、家族で「余りフェットチーネ」をつつく。パンは至極小ぶりなクロックムッシュと、「半月型ピッツァ」のカルツォーネ。他にもチョコデニッシュや巨大なメロンパンもあったのだけれど、それは明日以降に持ち越しということになった。
「Delifrance」という店名のとおり、昨日買ってきたパン屋さんにはデニッシュ類やバゲットが多く売られていた。なのに巨大なメロンパンが目立つところに置かれていたのが面白かった。切り口からチーズがとろけてきそうなカルツォーネは香ばしくて良い感じ。
回鍋肉
夏野菜の味噌汁
羽釜御飯
今日は一日お仕事お仕事。いい加減、フレーム使いのwebデザインから脱却しなければとあがきつつ、最近はスタイルシートと必死に親密な関係を築こうとしているところ。このサイトも、長らくえんえんとフレームを使い続けている(使いまくり続けている)ので、なんとかしたいと思っている……けど、自分のサイトの改築はいつになることやら。せめてこの日記のデザインだけでも今年中に変えたいなと思いつつ、でもブログ化はしたくなくて、どうしたものか。
一日モニターを眺め続けて、気がつけばもう夕方6時。肉を茹でておこうと思ったのにもうこんな時間じゃんと、慌てて鍋を火にかけた。今日の献立は回鍋肉。
豚バラ肉の塊を生姜、葱の青い部分と一緒に1時間ほど煮込んでからスライスし、キャベツとピーマンも湯通ししておき、最後に甜麪醤やオイスターソース、醤油などを合わせたタレと炒め絡めてできあがり。ほぼこの料理のためだけに存在している甜麪醤は、でも着々と減っているのでそれだけ我が家は回鍋肉が好きだということかもしれない。
塊肉を茹でてスライスして作るのが最高に美味しい回鍋肉。大きな肉だったので茹で終わったところを角切りにして明日のスープの具にするつもりで除けておいた。切った肉の一部はかすみさんにもお裾分け。
ここでうっかりした事に、「緑のピーマン、1個も残ってないじゃん」と、大変な事に気がついてしまった。回鍋肉のメインは豚肉、そしてキャベツ。でもピーマンがないとどうにも締まらないわけで、買いに行かなきゃダメかなと冷蔵庫を漁ったら、買い置きの赤ピーマンが出てきた。肉厚のパプリカではない、赤ピーマン。緑ピーマンほどの苦みはないけれど、ぎりぎり代用できるかなと赤ピーマンを使ってそのまま回鍋肉を作ってしまった。やっぱり彩り的に、あの濃い緑色がないと寂しい感もあるけれど、なんとか回鍋肉の完成。
今日は息子が「ヘキサゴン見ながら御飯にしたい!"羞恥心"が出るんだよ!」と騒いでいて、久しぶりに居間に移動しての夕御飯になった。
我が家でほとんど目にしたことはないのだけれど、学校できっちり"羞恥心"は流行っているらしく、息子もしょっちゅうかの歌を口ずさんでいる。
「新曲だー新曲だよ、ほら!」
と息子は大喜びしていたけれど、このグループのどのへんが良いのか、私は未だ良くわからず(髭男爵はけっこう好きだったりして)。
回鍋肉の使った肉はそう多くなかったはずだったのだけれど、いざ炒めてみるとキャベツよりピーマンより「肉が主役」という風のものになった。味つけはいつものとおり、周富徳に感謝の念をささげつつ、甜麪醤より醤油が多い辛さ控えめな日本風の味。
アイスカフェオレ
昨夜は珍しく、かなり早い時間(といっても10時近く)に帰ってきただんな。
「今日は早く帰れたぞー!」の言葉の後、帰宅早々
「で、奥さん。Gキリン狩りに行かない?」
と、狩りのお誘いをいただいて、息子が寝た後、2人でモンハン。
巷にはこんなトラブルもあったりするらしいけれど、我が家は平和なことで、
「俺、眠り武器で行ってみようかなぁ」
「じゃあ爆弾持ってくよ、材料込みで」
「ペイントボール要る?」
「起爆用に必要なんじゃない?」
と、やいやい話しつつめでたく15分ほどで討伐完了。「おかげでエロ装備が1つできましたー!」とだんなが喜んでいた(キリンの材料を使った防具はやけに色っぽいデザインなんですな……)。
そんなこんなで、昨日も若干夜更かし気味で、今日も朝からあくびが止まらない。半分寝ぼけながら
「パンでいいかね……パンでいいね……」
他のは要らないね……と、どうしようもなく簡単な朝御飯になってしまった。一昨日買ってきたチョコデニッシュは、チョコの分量も多めで悪くない。でも、けっこう値段が張るパンだった気がするんだけど、その値段の高さの分の恩恵はあまり感じられないな……と思いつつもぐもぐ。
ホットドッグの材料も揃えてあるのだけれど、なんだかんだでなかなかホットドッグの出番が訪れない。
簡単ハヤシライス
水菜と豚肉のかき玉汁
銀座カクテル(グァバ)
「○○はどうなりました?」「はい、今やってますー」
という蕎麦屋の出前状態で、今日もお仕事。冷蔵庫の中には、半端に余っていた牛薄切り肉とか焼肉用の牛肉などがあって、それをなんとかしたいなと簡単に夕飯を用意することにした。
つきましては、君にお買い物をお願いしたいと思います、と、息子にメモを持たせて習い事帰りにスーパーに寄ってきてもらう。頼んだのは「ドミグラスソースの缶詰」と「トマトジュース」。どちらも息子の目の前で買ったことはなく、野菜などに比べると若干難易度高めなおつかいだった。ちなみにおつかいの報酬は「お釣りの範囲内、300円未満のお菓子1つ買ってよし」というもの。トマトジュースはミニ缶ね、ほらこのふりかけの缶くらいのサイズだからね、あとドミグラスソースの缶詰はこのサイズで多分こんなパッケージだから、と伝えておいたら、見事正解の品を買ってきてくれた。
できあがった料理を見て
「カレーだー!」
と喜ぶ息子に
「いや、カレーだったら君にあれこれ買ってきてもらったものの意味がないじゃん」
これはハヤシライスと言います、ドミグラスソースとトマトジュースで簡単に作りましたー、と息子に説明しながら盛りつける。玉ねぎをサラダ油とバターで炒め、牛肉も炒め、そこにドミグラスソースとトマトジュース、1/2カップほどの水を加えて軽く煮込むだけ。塩胡椒と醤油とウスターソース、ケチャップを適当に加えてそれっぽい味に整えればできあがりだ。カレーより簡単かもしれないハヤシライス。
昨夜の茹で豚のスープは、刻んだ茹で豚と水菜を合わせ、卵を溶いてかき玉汁に。フライドガーリックとフライドオニオンをトッピングしたロメインレタスのサラダには牛角のシーザーサラダドレッシングをかけた。適当に使いきりやすいサイズで値段も安価、このドレッシングはけっこう好みな味がする。同じく牛角の韓国ドレッシングもお気に入り。韓国〜は、実際のところ、叙々苑のものの方が美味しいと思うのだけれど、値段やサイズの兼ね合いで牛角のを買うようになってしまってけっこう長いこと経っている。あれこれドレッシングを常備しているけれど、息子はというと「ピエトロ」一辺倒なのだった。ミックスリーフを使おうがロメインレタスを用意しようが、息子はひたすら「ピエトロ」以外を使おうとしない。
今日は一日仕事がんばったぞー!と銀座カクテル1缶あけつつ、短時間で作った割には肉に程良く味が染みたハヤシライスを堪能した。
「カレーじゃなくて残念だった?」
と聞けば
「いや、美味しい!これすっごい好き!」
だそうで、ハヤシライスの面目躍如。
今日のかすみさん、やけに食が細かった。朝昼晩と来たものの、いつもの半量くらいしか食べずに去ってしまい、「お腹の具合でも悪いのかしら?」と少し心配。このところ毎朝けっこうな風邪声で現れるのでワクチン摂取も現在様子見の状況なのだけれど、食事の量に関しては単に「別宅」ができただけ(いや、我が家がそもそも「別宅」なのか)なのかも?
朝ジムに向かうだんなは早起き。息子も一緒に早起き。猫もとうにやってきていて、私だけ一向に起きられなかった金曜の朝。
「お母さん、朝ですよー」
「……ねむいです……」
「朝御飯は、コーンフレークでいいですか?」
「いいです……」
寝ぼけながら息子の言葉に返事していたら、息子がいつのまにか朝食の用意をしてくれていた。おおすごいな息子、ティファールの電気ケトルのCMに出てくる男の子みたいだな!(例えが長いな!)
シリアルボウル2つには息子の分のコーンフレークと、私の分のフルーツグラノーラがよそわれている。御丁寧に牛乳までかけてくれて、「用意できたよー」と声をかけられた私は、ただ移動して座しただけという大変にダメな感じになってしまった。……しかし、多い、多いよ息子。フルーツグラノーラが、めっちゃ多いよ。そこそこのサイズのシリアルボウルから溢れそうな勢いだよ。
「こりゃまた……ずいぶんたっぷりよそってくれたねぇ」
「うん、いつも僕、このくらい食べるからさ」
「そっかー……」
私はこの半分くらいで良かったなーと思いつつ、でもよそってくれたフルーツグラノーラをがんばって食べた。シリアル食べてお腹いっぱいになってしまったのは初めてだった。息子、コーンフレークといえどもこれだけがっつり食べて登校するなら、そりゃ昼まで空腹は感じないだろうなと少し感心。
生ハムとチーズのピッツァ \609
バターコーン \294
鶏の唐揚げ和風ソース \336
串焼5点盛り \756
讃岐風うどん \399
ビール(ビアブラウン中) \515
麦焼酎ロック \410
お子さまドリンクバー \105
今日はおっそろしく暑かった。我が家のベランダは存外涼しいのか、気がつけばかすみさんが日差しの影になる位置にボヘーッと伸びている。その見事な体の伸ばしっぷりからも「夏は間近?」という感じ。夏の猫は(あと冬場のストーブ前の猫とかも)ぐにゃんぐにゃんに柔らかくなる。猫ならずとも、人間も伸びて冷たい床に転がっていたいほどの蒸し暑さ。
今日は買い物に行かないと夕飯の食材も無かったのだけれど、暑さと忙しさで買い物を断念。
「夕飯は外行こ、本屋と郵便局も寄りたいし」
私はビール飲みたいから、ビール出る店ならどこでもいいよ何食べたい?と息子と話しながら駅前に向かっていたら
「じゃあ、あったかいうどん」
と。
「……今日、暑いよねぇ……?」
「暑いね」
「なのにあったかいうどんなんだ……?」
「うん、あったかいうどんが食べたい」
私、冷やし中華とかって感じだったんだけど、あったかいうどんなんですね……としばし考えて、「天狗」には確かあったかいうどんのメニューがあったなと思い出した。天狗どうかね、天狗久しぶりでいいね、と買い物済ませた後2人で天狗に向かった。
「僕、讃岐風うどんとバターコーン、あと生ハムのピッツァお母さんと半分こしない?あ、あと鶏の唐揚げ!」
ちょっと待って私まだビール以外に頼みたいもの決めてないよといううちに、息子がすらすらとそんな事を言っていて、まぁいいですそんな感じで……と、それらを注文。ビール飲み飲みそれらを食べて、御飯ものや麺類を頼むくらいなら焼き鳥とお酒の方が歓迎だわと、最後に私は焼き鳥セットと焼酎1杯。
すぐ近くに先日「テング酒場」がオープンしたばかりだけれど、客層がかぶることもないのか、こちらの天狗は以前と変わらずの盛況っぷり。おかずあれこれに「御飯セット」がつけられるので、アルコール抜きで食事だけをしにくる人もけっこう多く、雰囲気は居酒屋とファミレスの中間のような感じになっている。店内もファミレス並に明るいし。
メニューは以前と変わらずかと思ったけれど、バターコーンはいつのまにかベーコンの薄切りが混ぜられるようになっていて(その分バターの量が減ったような気がする)、唐揚げは4切れと微妙に少なめな分量に変わっていた。食材の価格が高騰の一途を辿っているけれど、やっぱり外食メニューにも影響はしっかり出ているよう。
デザート頼むんだったら、帰りがけにコンビニ寄ってアイス買わない?風呂上がりにアイス食べた方がきっと幸せだよと、息子がうどんを食べ終わったところで店を出て、適当にお腹も膨れたし冷たいビールも飲めたしで夜になっても蒸し暑い空気の中、のんびり帰ってきたのだった。
ちなみに買ってきたアイスクリームはハーゲンダッツのクリスピーサンド カスタードプディング。ハーゲンダッツは目下「クレームブリュレ」を神を崇め奉っているのだけれど、カスタードプディングは捨てがたい美味しさ。
グレープフルーツジュース
材料だけ揃えておいて、なかなか実現できなかったホットドッグ。今日こそはと、起きるなりキャベツを刻みはじめてみた。バターで炒めてカレー粉で風味をつけた炒めキャベツをソーセージと一緒にドッグパンに挟み、チーズを乗せてオーブンで軽く焼いたタイプも、いつもの我が家のホットドッグ。ザラークラウト乗せたり、粒マスタードを添えたりのホットドッグももちろん大好きなのだけれど、この「炒めキャベツ&チーズ」を越える味はなかなか無いなと思っている。
使ったソーセージは、カルフールで売られていた、Johnsonvilleの。このソーセージのパッケージを見ると条件反射的に「あ、ホットドッグしなきゃ」と思ってしまうのはなんとかしたい。
冷たいミネストローネ
白身魚のカルパッチョ
フォアグラとトリッパ、豚足のテリーヌ 水なすのサラダ添え
トリッパのスパゲッティ アラビアータ
新鮮なホルモンと自家製ソーセージのグリル
パンプディング好きなだけ
ビール(バス・ペールエール)
エスプレッソ
以前と変わらず、サイト更新のお手伝いをさせていただいている Cucina Tokionese Cozima。1週間ほど前に「この情報、掲載してください」と依頼されたのが「イングリッシュビールフェアー」。「バス・ペールエールとさまざまなお肉や新鮮な内臓を使ったメニューを特別にご用意」とのことで、掲載の作業を終えた直後にだんなに連絡して「このフェア、行かない?行きたくない?」とお伺い。ホルモン大好きなだんなが食いつかないわけがなく、じゃあ週末に行きましょうとさっそく予約しておいたのだった。
今日のCozimaはいつにも増して大盛況。大人数の食事会が数グループと、他の席も全て埋まっている状態で、厨房も大変に忙しそうだった。
「おまかせで、とにかくホルモンがっつりで!」
とお願いしたコースは、本当に笑ってしまうほどにひたすらホルモン尽くし。前菜だけだんなと種類を別にしてもらい、私は豚足のテリーヌ、だんなは「仔牛のリードヴォーの温製サラダ」。息子はというと、いつものとおり「クリームソースのスパゲッティ大盛り」。ワインはいただかず、ひたすらバス・ペールエールをお代わりしながらの、夏らしい蒸し暑い陽気に似合ったランチになった。
デミタスカップに入れられた突き出しのミネストローネは、あまりトマトトマトしていないさっぱりとした味。角切りにされた夏野菜がたくさん入り、風味の良いオリーブ油の香りが感じられて、塩味も若干強めの食欲をそそるものだった。続いて白身魚のカルパッチョが出た後は、ひたすらにホルモン料理の嵐だった。
瑞々しい茄子のサラダが添えられた豚足のテリーヌは、塊のフォアグラがそこかしこに混ぜられてとてもゴージャスな味わい。トマトソースを添えたり香菜を添えたりというアレンジが多かったこれまでのこのお店の料理の中では驚くほどシンプルな外見で、これが素晴らしくツボに入る美味しさのものだった。テリーヌというとねっとりと滑らかな口当たりのものが多いように思うけれど、具材の歯ごたえがしっかりと残るテリーヌで、普通に「肉料理」を食べている印象。だんなの選んだリードヴォーは、葉野菜たっぷりの温かいサラダ仕立て。交換しながら食べたのだけれど、こちらも味わい深い美味しい前菜だった。
きゃあー、と歓声を挙げてしまったパスタ料理のアラビアータは、こちらもトリッパがたっぷり。大ぶりに切られたトリッパは、ほとんど臭みもなくひたすら柔らかくて良い感じ。トリッパとトマトソースが似合うのは知っていたけれど、具沢山のパスタソースにしてパスタに絡めるのもとても素敵だった。
で、メインディッシュは「新鮮なホルモンと自家製ソーセージのグリル」……という料理名だったはずなのだけれど、やってきた皿は笑ってしまうほど豪華な盛り。私もだんなも大食らいな事を加味してくれたものであるらしく、
「色々盛りつけしました」
とスタッフが笑顔で説明してくれた内容は、トリッパとフォアグラと豚のカシラ、あと牛肉と羊肉、そしてスパイスが香る自家製ソーセージといったものだった。一言で言えば「まぁ、なんて下品」なのだけれど、それが最上の誉め言葉というか。スタッフ曰く、シェフが実に楽しそうに肉あれこれを焼いていたのだそうだ。中央には葉野菜のサラダと、肉にはさっぱりとした香草のソースが添えられている。
「うわ、こっちのトリッパも美味しい……」
「牛肉も美味しいよ」
「てか、このフォアグラ!フォアグラ!」
だんなと2人、大騒ぎしながらメインディッシュを平らげた。常には出てこないこんなメインディッシュ、「今日はお祭り」という感じ。
「今日はお祭り」はデザートにも反映されていて、
「今日のデザートは、パンプディングです。たっくさんありますので、"お好きなだけ"どうぞ!」
お代わりもOKです!と、巨大な陶器製のバットがテーブルにやってきたのだった。
パスタをたらふく食べて「アイスも、もういらない……」とか言っていた息子も「あ、プリンなら僕も食べたい」とたっぷりよそってもらい、私もだんなが呆れるほど(だんなの頼んだ1.5倍量ほど)のパンプディングを盛りつけてもらって、それはそれは幸せなデザートタイム。自家製のカラメルソースは苦さ強めの大人な味で、とろりとした絶妙の固まり具合のパンプディングはシンプルな懐かしい味がするものだった。
ホルモン大好きなんです、ぜひぜひまたやってくださーい、と感謝しつつお店を後に。なんでもホルモン料理のフェアは「牡蠣とシャンパン」などのわかりやすいフェアと異なりお客さんの動向が今ひとつ読めないのだけれど、一定の層には熱烈に歓迎されてしまう、ちょっとマニアックな傾向のものなのだとか。マニアックですみません、牡蠣には見向きもしないのにすみません、と、確か前回に「今度はイベリコ豚でミラノ風カツレツ作ってくださーい」とか言っていたはずなのに、胃袋はモツ(とペールエールとパンプディング)で満たされて帰ってきたのだった。
茹で枝豆
卵豆腐
駅ビルで買ったお寿司色々
ビール(キリン ブラウマイスター)
ランチ後は、秋葉原を少しばかりぷらぷらしてから帰宅。
そろそろ一人で電車に乗ったりということが増えてきた息子に、ちと早いけれど携帯電話を持たせた方が良いんじゃないかということで、契約してきた。息子、数年前から「自分の携帯が欲しい欲しい」とずっと言っていて、まだ早いまだ早いと反対され続けてきたので、喜びもひとしおらしい。早速かすみちゃんの姿を撮影して待ち受け画面にしようとしているけど、こちらに顔を向けてくれずにお尻しか撮れず、四苦八苦している。猫のお尻の画像の待ち受け画面なんて、それってどうよという感じだ。
やや遅めな時間にゆっくり食べたランチだったので、夕方になっても今ひとつお腹がすかず。でもなんかビール飲みたいね、昼にたくさん飲んだ気もするけどねと、冷たいビールと魚屋さんで売られているお寿司数パックを買って帰ってきた。簡単に枝豆茹でて、卵豆腐盛って、買い置きのチーズなど出して今シーズン初に電源を入れたクーラーの効いた居間で夕御飯。今日は普通に30度を超える、真夏のような一日だった。
魚屋さんには、鮪の血合いの部分をパック詰めにしたものがたっぷり入って150円で売られていて、それが夕方の値引きで半額になっていた。
猫缶1つ分で4食分ほどの鮪が入っているという状態だったので、かすみさん用にそれを一つお買いあげ。今日食べられるくらいの分は生のまま軽くたたいてやって、あとは湯通ししてほぐしてタッパーに詰めた。「クリームソースのパスタより、猫まっしぐら」という挙動を見せてくれて、ああやっぱりこの子はちゃんと猫だった、とある意味一安心。
ハヤシソースがけオムレツ
アイスカフェオレ
冷凍庫の中に、少しばかり残っていた「コストコ」のコーンパン。鍋の中には、これまた半端な量が残っていたハヤシライスのソース。
「パンあっためてー……ハヤシソースはオムレツにかけると良い感じかも?」
と、そんな感じの朝御飯にすることにした。
オムレツにしようと決めたところで、「じゃあ、オムレツは俺担当」とばかりにだんなが台所にやってきて、さっさかさーとオムレツを作ってくれた。卵料理をすると息子がえらい勢いで食べてしまうので、使った卵は5個。巨大なオムレツは良い具合に半熟に焼き上がり、残ったハヤシソースをかけたら立派な一品料理風になった。できあがったそれを見ていて「あ、こんな感じでオムライスにして昼御飯にしても良かったかも」と思ったのだけれど、今日のところはコーンパン片手にたっぷりのオムレツのハヤシソースがけ。週末にしか料理ができないだんななのに、それでも私よりオムレツが上手だというのがちょっと悔しいわぁと思ってしまいつつ、息子に負けないくらいのオムレツを堪能した。
「松岡」のうどん ひやひや
稲荷寿司
麦茶
昨日外出ついでに寄ってきたのがせとうち旬彩館。香川と愛媛のアンテナショップで、讃岐うどんの品揃えが豊富だ。冷蔵麺も常温保存の麺もあれこれあって、悩んだ結果、先日買って美味しかった「はりやのざるうどん」を2袋と、同シリーズの「松岡のさぬきうどん」2袋を共に買ってきてみた。
今日も1日蒸し暑く、さっそく冷たいうどんを食べようじゃないかと午前中のうちにお買い物に。スーパーで夕飯の食材を購入しがてら、うどんに合わせるちくわの磯辺揚げを買ってきた。
昨夜の稲荷寿司などが少量残っていたので「うどんにぴったり!」とこれも取り出し、「天ぷら、うどん、稲荷寿司」という、とてもそれらしい組み合わせの昼御飯になった。
「松岡」は、「宮武ファミリー」の一角を担うお店。「宮武」を筆頭に「やまうち」「あたりや」など数店があり、でも「松岡」のうどんは食べたことがないかも……と思っていたら、食べたことがあった。げそ天食べてた。しかもその次の次に向かった店は「はりや」だった。「はりや」の記憶はかなり鮮烈に残っているのだけれど、この日は「山越」に「田村」にと訪れていたので「松岡」の印象はいまいち強く残らなかったのであるらしい。6年前のこの日、7軒のお店でうどんを啜っていたようだけれど、今はもう7軒はさすがにちょっと無理じゃないかなと思う。でもまた高松にうどん食べに行きたいな。
ともかくも、千葉からではそう簡単に高松に行くことはできないので、新宿の麺通団に行ったり、旬彩館でお買い物してきたりしているのだった。
しっかりとコシのある、強い弾力のうどんは「そうそうこんな感じ」と思えるものだった。だしはもっともっともっといりこ臭くても良いのではという感じだったけれど、冷たいだしの冷たいうどん、刻み万能葱をたっぷり散らすと幸せな味。
茹で枝豆
ロメインレタスのサラダ
だんな特製 麻婆豆腐
牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(キリン・ザ・ゴールド)
「麻婆豆腐が食べたい!」と盛り上がり、夕御飯は麻婆豆腐。今日はスーパーで1kg880円というお値打ち価格のオージービーフがあって、それを使って韓国風のスープも用意した。肉を炒める頃から、夕飯目当てにやってきていたかすみさんが「おすそわけくださーい!」と大騒ぎ。
朝食に続いて(いや、お昼のうどんを茹でてくれたのもだんなだった……)、だんなが麻婆豆腐作りを担当。昨日茹でた枝豆を出し、ロメインレタスのサラダの準備をし、合間に明日のお弁当の仕込みもしつつ、あまりの蒸し暑さに居間のテーブルに料理を並べる準備をした。台所と居間を移動する私の後を猫さんがニャアニャア鳴きながらついてきて、気分はリアルオトモアイルー(しかもなつき度5)という感じ。そのうち巨大なモンスターと戦うことがあったら、猫が爆弾抱えて援護してくれるといいなと妄想しつつ、そんなことしてくれなくてもかすみさんは充分すぎるほど可愛いのだった。
今日の夕飯でお裾分けできるものといったらスープに入れた牛肉くらいしかないので、昨日湯通ししてタッパーに入れておいたマグロのほぐし身をあげてみる。食事中ずっと横で鳴かれるよりはと早めにあげたら、すぐさま完食。お代わりを要求されたので、「さすがに君、それは食べ過ぎだ」と、御飯を少し混ぜて増量した"まぐろ丼"をあげたら、それも完食。食卓のメニューがどうにも気になるらしいので、スープと肉をごく少量取り分けてやったらえらい勢いで餌皿を舐めていた。
今日の麻婆豆腐は、甜麪醤多めのほんのり甘口麻婆豆腐。辛みづけに台湾で買ってきたXO醤を混ぜたそうで、後味にほんのり台湾臭さ(八角、シナモンやクローブの混ざった、要するに五香粉的な香り)が漂う絶妙な味になった。肉肉しい麻婆豆腐はいつにも増して御飯に似合う味で、最後には「麻婆丼」にして思わず御飯をおかわり。