
2日目のガンボ
グレープフルーツジュース・アイスカフェオレ
ライチ・アメリカンチェリー・さくらんぼ
今朝の朝御飯は、ホットドッグ。
我が家定番ホットドッグは、バターで炒めたキャベツにカレー粉で少しだけ風味づけしたものをドッグパンに挟み、フライパンで軽く炒めたソーセージを乗せ、ピザ用チーズをトッピングしてからオーブンで軽くチーズが溶けるまで焼いたもの。昔、晴海埠頭で週末にやってきていたワゴン車のホットドッグ屋さんの真似っこだ。炒めて柔らかになったバターカレー粉風味のキャベツが実に実にソーセージやパンやケチャップによく似合う。フライパンは必要だし材料の準備もあれこれ必要でちょいとめんどくさいけれど、パンにソーセージ挟むだけよりも断然美味しい。
グレープフルーツジュースを最初にコップに軽く一杯飲み干して、あとはコーヒー多めのカフェオレ飲みながらホットドッグをもぐもぐ。溶けたチーズに表面がパリッとなったパン、香ばしく焼けたソーセージにほのかに甘い柔らかいキャベツ。どこをどう囓っても美味しくて、私が1本のホットドッグ食べている間にだんなは2本食べていた。味がこなれてきた昨夜のガンボも食卓に出ているというのに、だんなは朝からよく食べる。
デザートは、ライチにアメリカンチェリー、そして息子が昨日おばあちゃん家からお土産にいただいてきた国産のさくらんぼ。
「国産だよ国産。買ったことないよー、すっごく高いんだよ、これで700円か1000円くらいしちゃうんだよ」
なんて言いながら、どのくらい味が違うんだろね?と2種類のさくらんぼを味見してみたりして。甘みも渋みも酸味も全体的に強めなアメリカンチェリーと、何しろ色が淡くてかわいらしい、ぽわぽわ優しい味のさくらんぼ。私はどちらも好きだった。息子はどうやら国産のがお好きみたいで……(生意気な奴め……)。
海苔ふりかけ御飯
茄子と牛肉の生姜煮
刻みキャベツの浅漬け
海苔巻き卵焼き
茹でとうもろこし
ちりめん山椒
麦茶
茄子は一口大に切り、牛肉と一緒に醤油と味醂と酒で甘辛く煮付けた。細切り生姜をどっさり混ぜてちょっとピリッとした煮物に。千切りキャベツは同じ大きさに切った人参、キュウリと合わせて昨日のうちから塩揉みして、昆布を混ぜておいてみた。味をみてマヨネーズか和風ドレッシングで和えようかなと思っていたのだけれど、塩気がちょうど良い具合だったのでそのまま漬物代わりに詰めてしまうことに。あとはうっすら醤油味の卵焼きと、彩りにとうもろこしを。御飯には深さ半分のところに醤油に浸した焼き海苔を埋め、ちりめん山椒を添えておいた。だんなには小袋入りの「のりたま」ふりかけをおまけして。
「……暑いよ……だんなの弁当、腐ったりしてないよねぇ……」
ちょっと心配に思いつつ、私のは大丈夫だなーと確認しながら一人弁当。全体的に濃いめの味にしようとは思っていたけれどちょっとばかり思っていたより更に濃いめに仕上がっていた。こりゃ御飯、1.5倍量くらいあっても美味しく食べられたかも……と思ってしまいつつ、私の今日のお弁当箱はとても小さくて、正直物足りない分量……。
ニラと南瓜と鶏肉のカレー風味炒め
2日目のガンボ
羽釜御飯
発泡酒(サントリー マグナムドライ)
「じゃあさ、ほうれん草、買ってきてくれる?200円あげるから、野菜についてる札見て探して、わからなかったらお店の人に聞いて買ってきてごらん」
とお願いしてみた。お財布持って意気揚揚と出かける息子。めでたく小松菜でもモロヘイヤでもなく、ほうれん草を買ってきてくれた。得意気に、外の誰か(近所のおばさんか、お友だちか)に
「あのねー、ぼくねー、ほうれんそう!かったんだよ!おつかい!」
と誇らしげに語っている声が聞こえて十数秒後に玄関のドアが開き、「かってきましたー!」と帰宅。
八百屋さんに行って、ほうれん草の場所がわからなかったからお店のお兄ちゃんに聞いて買ってきたのだそうだ。お店に来ていたおばちゃんたちに「おつかいなの?」「おつかいえらいねー」とさんざん話しかけられたらしくて、息子ますます得意気かつ満足気。
で、買ってきていただいたほうれん草は、余っていたガンボに合わせてアメリカンな感じのディップを作ることに。数株のほうれん草を細かく刻み、クリームチーズとパルメザンチーズ、牛乳とおろしにんにくと塩と少しのウスターソースを混ぜ合わせて火にかける。チーズが溶けてペースト状になり、ほうれん草が柔らかくなったらほうれん草ディップのできあがり。茹でた野菜をつけるのも良いし、トルティーヤチップを添えるのもとっても美味しい。……でも、ボーッと味付けしてたら塩気が強めになってしまった。
おかずは、これもガンボやほうれん草ディップと似合うようにと鶏肉のカレー風味炒め(でもニラ入り)。スライスしたかぼちゃを一度炒めておき、刻みにんにく、刻み生姜と一緒にコロコロサイズに切った鶏肉を炒める。ざく切りにしたニラを加え、炒めておいたかぼちゃを加え、味つけは酒と味醂と醤油とカレー粉。……これまた微妙に塩気が強くなってしまった。
外食すると、時々「なんかここのお店、塩気強いなー」とか「今日に限ってこのお店、塩が強いなー」とか思うことがある。人間疲れると(そして激しく汗をかくと)塩が恋しくなるみたいで、かなり気をつけて味をつけないと、これからの季節はつい味付けが塩辛くなっていってしまう。「あーもービールが恋しいなー」とか思いながら鍋ふってるとつい塩が心もち多めに入っちゃうみたいで、それを知ってからは外食で塩気強めの料理を口にしたときに
「あー、シェフが疲れてる、疲れてる……」
なんて苦笑いしながら思うようになった。いや、あんまり塩辛い料理出されても困るんだけど。
しまったなバテてんのかな塩加減失敗したなー……と思いつつ、でもまぁまぁそこそこ美味しかった夕御飯。2日目のガンボはすっかり味が馴染んじゃって最高に美味しくなっていた。外見はより一層グダグダしたものになっていたけど、ただのトマトスープじゃない、ちょっとばかり奥深い味が更に奥深くなっちゃってもう、そのまま飲んでも美味しいし御飯入れても美味しいしどうしてくれようか、という感じ。
「まだ残ってる残ってる〜♪俺、明日の朝喰ってくからね」
と、食後に鍋を覗いただんなはやけに嬉しそうだった。

アイスカフェオレ
今朝はだんなは朝ジムで早く出ていってしまったので、息子と2人、ちょびっと残っていたパンを食べての朝御飯。スライスしたらちょうど2切れずつくらいになったチョコブレッドを囓りながらアイスカフェオレをぐびぐびと。
うちの夏用アイスコーヒーは水出しで作られている。ピッチャーに冷水満たして、そこに「だしパック」に詰めたコーヒーの粉を入れて12時間くらいかけて抽出して作る。えぐみのないすっきりした軽い味のアイスコーヒーができて、甘みのないそれに1:1の割合で牛乳混ぜて飲むのが私は大好き。息子も真似して飲みたがるので、でも息子には1:5くらいの薄い薄いカフェオレ(もはやそれは「コーヒー牛乳」というか「コーヒー風味の牛乳」というか……)にしてやっている。私にとっても息子にとっても、カフェオレやコーヒー牛乳は甘くないものなのよね(でも、時々瓶入りコーヒー牛乳飲むとたまらなく美味しいんだこれが……)。
麦茶
お医者で「やっぱ、おたふく風邪ですね」とか言われることはないだろう……と思いつつ先日の血液検査の結果を聞きに行ったら「全然問題なかったですね」だそうで、めでたく健康体の保証をいただいた。はー、やれやれ。
で、じわじわ気温が上がっていく中チャリこいで、図書館行って区役所行って、その道すがらのコンビニで新製品マンゴプリンはないかなと探し歩いてみたりして、帰宅。本当は昼間際に出かけていって、区役所近くにある「びっくりドンキー」というハンバーグ屋さんにでも寄ってこようかなぁと思っていたのだけれど、一刻も早く帰宅してクーラーの効いた部屋に飛び込みたい欲望の方が勝っていたので速攻帰ってきた。途中のコンビニで「もうこれでいいやー」と買ったのは、冷やしたぬきそば。
コンビニのおそば、昔々のはすっかり固まっちゃってゴムみたいな食感かお団子みたいな食感だったりして少しも美味しいと思えなかったのだけれど、最近のは具がどっさり別添で用意されていたり麺の味や食感も向上しているようで、それなりに美味しくなってきたなぁと思う。
「揚げ玉揚げ玉♪」
と、添付の揚げ玉さらさらかけながら、家でひとごこち。……ああ、もう外出するのがイヤな季節になってきちゃったよ……。
刻み野菜の浅漬け風
茹でとうもろこし
玉子焼き
しじみの味噌汁
麦茶
で、今日はまぐろのサクを買ってきた。ちょっとスジもあるみたいだったけれどでっかいサクが700円くらい。ツルンと光った身のテリが美味しそうで、思わず買ってきてしまった。合わせてしじみもお味噌汁用に。息子の大好物の「お寿司屋さん風玉子焼き」も小さい塊のパックをひとつ。
やっぱりここはアツアツの御飯じゃなくて酢飯がいいよなー……あの、ちょっとぬるい御飯がいいなー……ということで、酢飯も作った。2合の米炊いて、酢に塩と砂糖加えて火にかけて溶かしたものを回しかけ、息子にうちわで扇いでもらいながらしゃもじでサッサと切り崩して酢飯作り。適当にスライスしたまぐろを揉み海苔、刻み万能葱と共に盛り合わせ、わさびを鮫皮おろしですりおろしたものを中央に添えた。簡単だけど、けっこうちゃんと本格な鉄火丼。
あとはちゃちゃっと作ったしじみの味噌汁と、冷蔵庫内に残っていた野菜やとうもろこし、そしておつまみにと玉子焼きもスライスして。だんなはちょっと遅いらしいので、息子と2人、ダイニングテーブルじゃなく涼しい居間に食器持っていって居間のテーブルで御飯にした。はー、外はまだまだ蒸し暑いけど家の中は天国だねー……なんて言いながらうまうまと食事を楽しんでいたら、突然の雷と大雨。なんかもう、すっかり夏という感じだわ。

自家製オニオンチーズパン
アイスカフェオレ
生ライチ・アメリカンチェリー・さくらんぼ
どうしようかなー無理矢理ホットドッグにしちゃおうかなー……とあれこれ考えて、卵サンドにしちゃうことにした。卵を茹でて刻んでマヨネーズと和えて、ドッグパンに挟んじゃう。それを1本3等分に切り分け、それじゃちと物足りないかなと、まだ少量余っていた自家製オニオンチーズパンをこんがりトーストして添えた。
あとはアイスカフェオレと、どっさりのフルーツ類。先日果物屋さんで「お、安い安い」と買ってきた1パック200円足らずだった生ライチは「大当たり」だったらしく、とってもとっても甘くて美味しい。
「うぉっ、ライチの後にチェリー食べるとすっぱー」
「あー、甘いからね、ライチ……」
なんて言いながら、季節の味を堪能した。
ライチもマンゴスチンも生のものがじゃんじゃん輸入されるようになって、トロピカルフルーツ好きの私はとっても嬉しい。じゃんじゃん輸入されるあまり、先日はカルフールでドリアンが山積みされて売られていたのにはめちゃめちゃびっくりしたけれど。……誰が買ったんだろう、あんな山になったドリアン……←ドリアンは確かに美味しいかもしれないけど、でもアレを家に買って帰ったら凶器だよねぇ……。
しじみの味噌汁
麦茶
な、何か食べてから行けば良かったな〜……と全力で後悔しながら、あと15分で2時になりますという頃合いに帰宅。お腹空いちゃって、しかも疲れてヘロヘロで、とにかく手早く食べられるものをということで、納豆御飯に昨夜の残りのしじみの味噌汁。あと1時間くらいで息子帰ってくるし、そしたらおやつの時間だしなと簡単に昼御飯を済ませた。納豆に刻み葱をしこたま混ぜて御飯に山盛り。
アイスティー
・キャラメルマドレーヌ
・ラズベリートッピングのフィナンシェ
・サワークリームとアプリコットのクグロフ
・ハートのチョコレートケーキ
・チーズと黒胡椒のクッキー
昨日の夜、届いた直後にマドレーヌ1個を息子と半分こして食べていたのだけれど、おやつに改めて全種類を少しずつスライスして小皿に盛りつけ、息子と2人でいただいた。
ちゃんとした材料でちゃんと作った(しかも高性能ガスオーブンで!)焼き菓子はどれもこれも美味しかった。Tさん、焼き型の増殖と共に菓子作りの腕も上がったらしい。菓子作りは料理作りと似ているようで似てなくて、料理はある程度取り戻しがきくのだけれど、菓子は不可能であることが多い。泡立てが足りなかったらアウトとか、ちょっと温度が高すぎたり低すぎたりしてもアウトとか、時間が足りなくても多くてもアウトとか。ちまちまとした失敗を繰り返すたびに「もういい、しばらくケーキ作らない……」とケーキ作りから遠ざかってしまう私としては、せっせと何種類も焼き菓子を作り続けるTさんの情熱が羨ましくもありただただすごいと思うところもあり。ともあれ、数日分のおやつをゲットー、わーいわーいありがとう。
しっとりと大人っぽい味のマドレーヌ、アーモンドの香りがしっかり漂うフィナンシェ、さっぱり味のクグロフ、濃厚だけれど重すぎないチョコケーキと、黒胡椒のピリッとした刺激のあるチーズ味の甘さ控えめクッキー、どれも美味しかった。
「これ、このクッキー、おいしいね」
「……え、黒胡椒入ってるよ、おとなっぽい味じゃない?」
「でも、チーズだし。これがいいなー」
息子にとっては「チーズ味」が他のどんな甘味よりをも凌駕する好みな味らしく、クッキーをもりもり食べていた。こらこら、それは私もお気に入りなんだってば。
コーン入りコンソメスープ
茹で野菜とレタスのサラダ
アイスティー
国産マンゴー 見切り品400円
「サバエ・シティーホテル」のマンゴプリン
まずは鍋にオリーブ油を熱し、にんにくを炒める。そこに適当にほぐしたきのこ類をどかどか加えて火を通し、コンソメスープを1カップくらい加えて強火で1/3量になるまで煮詰め、そこに生クリームを1/2カップほど加えて更に煮詰め、塩胡椒で味をつけて最後に削ったパルメザンチーズを少々。意味はないけど、「白っぽいきのこばっかり食べてみよう〜」と、エノキと舞茸、ブナピーとエリンギを買ってきてみたので、全体に白々としたちょっと怪しいパスタ料理に。
あとは、茹でたブロッコリーやきぬさや、いんげんを混ぜたレタスのサラダに、茹でたとうもろこしの実を入れたベーコン入りのコンソメスープ。なんだか肉っけのない夕飯になったけれど、パスタが思った以上にコッテリ味になったこともあって充実の夕御飯。クリーム味のスパゲティがめちゃめちゃ大好きな息子に異論のあろうはずもなかった。……いや、でもきのこのパスタには鶏肉くらいは入れるべきだったかなー……。
夕飯後のデザートは、国産マンゴー及び通販で買ったマンゴプリン。果物屋の見切り品コーナーにあった国産マンゴーは、美味しそうな真っ赤に熟れた宮崎産のもので400円。売り場には同じような国産マンゴーが1300円くらいで売られていたけれど、見切り品は端っこが少しだけ黒くなりかけていた。このくらい全然大丈夫でしょと買ってきたのだけれど、案の定、中はほんの1かけ分が黒くなっていた以外は問題なしの完熟マンゴー。しかも400円。とろけるように甘くて花のような香りがそこら中に広がって、今シーズン初の国産マンゴーの味をしみじみと楽しんだ。美味しい国産マンゴーは、もうそのままでどんなマンゴーデザートよりも美味しい……かもしれない。
こんなマンゴーと一緒に食べてしまったのでは何だか申し訳なかったなぁと思いつついただいたマンゴプリンは、福井県のホテル、サバエ・シティーホテルの「ホテルメイドの幻のマンゴーの王様プリン」。アルフォンソマンゴーのピュレをこれでもかと使った、ジュースを固めたようなプリンだった。マンゴー美味しくて、マンゴーデザートも美味しくて、ほんとにこれからは良い季節。

ベーコンエッグ
アイスカフェオレ
生ライチ・アメリカンチェリー・さくらんぼ
「うん、たまにはこういうのを買って帰ろう〜」
と1袋買ってきた。イングリッシュマフィンには、ベーコンエッグを挟むのがお気に入り。目玉焼きは半熟が好きだけれど、あまりトロトロの半熟に焼いてしまうと逆に食べづらくなってしまうので、こころもち固めの半熟具合になるように気を付けながらフライパンで目玉焼きを3個焼く。
イングリッシュマフィンは、だんなの好物。そして私の母の好物でもある。独身の頃は母がたまーに買ってくるのを朝御飯に食べていたのだけれど、結婚してすっかりイングリッシュマフィンの存在を忘れてしまった頃に
「あ、俺、これ好きなんだよねぇ」
というだんなの一言で、買うようになった。あの表面がザラザラしている感じとかが昔は嫌いだったのだけれど、今はそれが香ばしくてお気に入り。目玉焼きに黒胡椒をたっぷりかけてかぶりついた。
ちりめん山椒おにぎり
麦茶
1個はいかなごのくぎ煮おにぎり、もう1個はちりめん山椒おにぎり。どちらも小魚佃煮なわけだけれど、かたや生姜味、かたや山椒味で甘じょっぱさの具合もかなり違うのでそれぞれ美味しくいただいた。大きめグラスにたっぷり麦茶いれてきて、モニター睨みながらマウス動かしながら左手でむんずとおにぎり掴んで、お行儀の悪い昼御飯。一人の昼御飯だからこれがまだ許されるけれど、あと3週間もしたら息子は夏休み。ずっと息子が家にいるとなるとこうやって根を詰めて仕事するのも難しくなるんだなぁ……と切実に感じてしまいながら、6月最後のお昼御飯をもぐもぐと終えた。
茹でほうれん草
もやしと鶏ささみの和え物
わかめのスープ
麦茶
先日調律に来てくださった馴染みの調律師さんに「ハンマーの、ここのところの糸が切れかかってるんですよ」と指摘され、ならば修理をとお願いしていたのだ。購入して30年以上超過していた私のピアノ、そういえば調律以外には修理らしい修理もしていなかったなぁ……と、見せてもらったハンマーのところは確かに支え(?)の糸がブチブチとあちらこちらが切れていた。調律師さんが夕方やってきて、ピアノの中身の部分だけガコッと外して、ピアノとしばしのお別れ。数週間後に戻ってくるときには、摩耗したハンマーも削られてくるのでもっとクリアな綺麗な音色になっているのだそうだ。楽しみ楽しみ。ちなみに修理費5万円。ちと痛い。
そして、その調律師さんがやってくるのと同時に学校から帰ってきた我が息子。
「ただいまーっ!あのねあのね、今日はおかわり3回しましたー!」
おかわりしたらしい。しかも3回。
今日の給食の献立は「炒飯・ナムル・焼売・パイナップル」だそうで、そりゃもう息子の大好物だわよねぇ……と笑ってしまった。なんでも、炒飯の味は「ふつう」だったから、ナムルを2回おかわりして、焼売を1個おかわりしたのだとか。ぼくはほうれん草、大好きなんだよー……っと宣言して、けっこう大量に残っていたほうれん草のナムルをしこたま食べてきたらしい。
夕飯は、歯応えのある肉を食べたい気分だったので牛肉を中華旨煮にすることにした。牛肉はカレー用のすじとバラとももの一口大に切られたミックスパック。一度軽く下茹でし、それを生姜と共に醤油とオイスターソースと砂糖の味付けで煮込んでいく。風味づけに八角をほんのひとかけ入れると、一気に中華チックな香りが台所に広がった。八角風味の御飯を作るのは久しぶりだわ、とわくわくしながら1時間ほど煮込んでみた。煮汁がしっかり煮詰まったところで片栗粉でとろみづけ。
御飯にかけて美味しい旨煮にする予定だったので、平皿に御飯を盛りつけ旨煮をかけ、そこに野菜料理も2品。茹でただけのほうれん草と、もやしと鶏ささみの和え物を添えてワンプレートディッシュにしてみた。あとは、わかめのスープ。
鶏ささみを買ったのは久しぶりだったのだけれど、和え物にはやっぱりお似合い。茹でたもやしと茹でて裂いたささみを合わせ、酢と醤油と胡麻油でさささっと和えただけのそれを、息子は
「今日の夕ごはんで、これがいちばんおいしいね」
と断言した。ほうれん草に加えてもやしも好物ですか息子。もしかしてビビンバとかは超大好物でしたか息子。
私は、その和え物にラー油をタラーッと回しかけてピリ辛味にしていただいた。
……ところで、「旨煮」と打とうとすると「UMAに」になってしまう私の辞書。そんなに未確認動物とか巨大生物とか好きなんでしょうか私。