苺 with 練乳
カフェオレ
常温に放置プレイ状態だったバゲットが、いーい感じにカサカサになってきた。このカサカサになるのを期待しての常温放置プレイ状態(でもビニールには一応入れて、口はゆるめに留めていた)だったわけだけれど、
「よーし、フレンチトースト日和な感じになってきた!」
と、今朝はそれをフレンチトーストに。
乾燥したバゲットはえらいこと卵液を吸ってしまうから、牛乳多めにして卵を溶き、バター溶かしたフライパンでじっくりこんがり焼き上げた。焼き上がった後は美味しいバターをひとかけ乗せて、食卓へ。
「このバターってさ、有能?無能?」
は?ユウノウ?ムノウ?と反芻してハニワ顔になっていたら、
「……あれ?ノウじゃなかった。シオ、塩だった!」
と慌てている。ああ、有塩か無塩かを聞きたかったのか、とだんなと笑ってしまった。乗せたのは有塩バターで、んで有能か無能かだったらめっちゃ有能だと思うなー……。
簡単コールスローサラダ
ジンジャーエール
私の仕事は山盛りなれど、今の息子は春休み。
息子はなにやら真剣な顔で自分のパソコンに向かっていたので、静かなうちにと私も午前中に一気にお仕事などしてみる。うーん、今月一杯はちょっと忙しそうな感じ。4月頭にちょこっとお出かけするためにも(んで、美味しいもの食べるためにも!)がんばらなきゃ。
今日は本当は「大地を守る会」の野菜セットが届くはずで、そのつもりで私も野菜庫をずいぶん片づけていたのだけれど、今日届いたものはレトルトのカレーとか単品注文した新玉ねぎとか、ちょびっとだけ。あれぇ?と思って注文書を確認したら、うっかりしたことに私は先週「毎週配達登録のベジタSを1回お休み」の注文をしているつもりで「毎週配達登録を解除」の注文をしてしまっていた。あいやーしまったなー。
今週からまた野菜たんまり食べるつもりだったのにミスしちゃったよ……と、とりあえず手元に残っていた千切りキャベツを玉ねぎ、人参、きゅうりと共にレモンと塩、少しのマヨネーズで和えてコールスローサラダ。三越側の特売品だったレトルトカレー1人分を半分こして、代わりにシュレッドチーズをルウに沈めてミニチーズカレーにしてみた。
ああ、そろそろ「わーんまたセロリ来たー」「小松菜よ、久しぶりだな」という感じで頭抱えながら献立考えたいところだったのに。無念。
豆腐と刻みキャベツのサラダ
さやいんげんと油揚げの味噌汁
麦茶
息子が数日前から「カツ丼食べたいなー」と呟いている。だんなの帰りも今日は遅いと言うし、カツ丼、良いかも。
「君がとんかつ屋さんにお使い行ってくれるならカツ丼にしてあげてもいいけど。どうする?」
と聞いたら、「じゃあ買ってくる!」と鼻息荒くお使いに行ってくれた。小雨降るなか出かけていった息子はぐしょぬれになって帰ってきて、曰く
「なんか雪降ってきた!」
だそうで。
もう3月下旬だよ、雪じゃないでしょ……と外を見たら本当に雪が降っていてびっくりした。なんだか今年はいつにも増して変な天気が多いように思った冬。
とんかつ屋さんのカツだからご丁寧に刻みキャベツもついてきて、それは豆腐と盛ってプチトマトなど添えてサラダにしてしまうことにした。息子には胡麻ドレッシングを添えてやり、私の分には"桃ラー"を。さやいんげんと油揚げの味噌汁もちゃちゃっと用意して、カツ丼は大きなフライパンで2人分同時に作った。
カツ丼、ある程度煮汁を残して御飯にちゃんと汁が染みるような感じにしたいのだけれど、その塩梅が難しい。もたもたしているとカツがどんどん水分吸ってしまうので、玉ねぎ煮る→カツを乗せたらすぐに卵液流し入れる、くらいの流れでいかないと、卵に火が通る前に煮汁が消え去ってしまう。
今日は醤油や酒などの分量はそのままに(2人分で醤油大さじ2弱、酒大さじ11/2、砂糖大さじ1)、加えるだし汁をちょっと多めにしてカツに多少吸われても良いようにしてみた。卵はざっと白身を溶きすぎない程度に溶いて、半量流してフタして中火で30秒ほど待ってから残りを注いでフタして10秒。
「ざっとほぐす」とか、2回に分けてそうやって固める方法、あと味醂ではなく砂糖を使う調味料の配合などは、『LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。』(ほぼ日ブックス 飯島奈美/著 東京糸井重里事務所)に載っていた親子丼の作り方をちょっと参考にしてみた。
この本、ちょっといいなと思って図書館で借りようとしたら予約が30人以上も入っていて、「こりゃダメだー」と諦めて自分で買ってしまったもの。ハードカバーで、手順がおっそろしく丁寧に書かれていて、それゆえ1冊の収録料理はそれほど数多くなくて、「レシピ本」としては今ひとつ使い勝手が悪い。だけれど、写真も言葉の言い回しも、一つ一つが丁寧で美味しそうで、すごく良い感じなのだった。
で、できあがりは、御飯に染みる煮汁もちゃんと残り、卵も良い具合の半熟に。カツ丼の卵は溶かずに1個落としてしまうのも好きなのだけれど、あれはなかなか火が通らなくて、結果「煮汁が全然ない!」という事につながり、しかもカツはちょっとべっちょり……という風になるので、あれはいつも微妙に失敗してしまっていた。ゆる〜く溶いて、白身の形が残るような溶き卵にして固めるのは、とても良い感じだ。
うん、今日のカツ丼はなかなか上出来!と、本に感謝しながらカツ丼を平らげる。
「自分なりの工夫なんかもやめて、レシピそのままつくってみてください」
と前書きにあるのに、良いとこどりみたいな感じでホントすみません、と思いつつ、遠からぬ未来に載っているものを載っているとおりに作ってみようと思っている。
麦茶
週末の豚味噌鍋の残りスープで、豚味噌うどん。
今回は肉が食べきれなくて、
「どうする?全部入れちゃう?」
「半端に残っても困るし、入れちゃっていいんじゃない?」
と、最後にバサバサーッと食べきれなかった肉をスープに入れ、「あとで朝飯うどんにした時にこれは幸せだなぁ」と、火入れしながら食べるタイミングを伺っていたのだった。昨日の朝は味噌うどんという気分ではなかったので、今日の朝御飯に。
いつにも増して肉たっぷりの汁に、2玉のうどんを3人で分ける形で、軽めに1杯。
いっそ大根とかしめじとか入れて具沢山にしちゃえば良かったかしらと思いつつ、肉と共にスープに残っていたちょっとばかりの白菜と葱も味わいつつズルズルズー。
今日は1日私はお仕事。息子は習い事があったり、うっかり忘れ物をしちゃった友人宅に1人それを受け取りに行ったりで、息子も息子でなかなか忙しい1日になる予定。
新玉ねぎたっぷりサラダ
アイスカフェオレ
昼前にえいやっとお買い物に出て、夕御飯、昼御飯の食材諸々を買って帰ってきた。お昼御飯は手早く、パン屋さんで買ってきたコロッケサンド。
本当は、駅前の「marond」のコロッケで売ってるコロッケが美味しいのでその店のコロッケサンドの方が好みなのだけれど、そこまで足を伸ばす余裕がなかったのでスーパー併設のパン屋さんのコロッケサンドで妥協してみた。パニーニ風のパン生地にレタスとコロッケ、ちらりとソース。
ちょうど先日新玉ねぎが届いたところだったので、しこたまスライスしてレタスと混ぜ、プチトマトやきゅうりと合わせてサラダに。新玉ねぎと言えば、それをミキサーにかけて作るドレッシングを作ってみようと隨分前から思いつつ、今日もピエトロを使ってしまう私……。
サラダはどっさりできたので、夕食にも引き続き食べる予定。
新玉ねぎたっぷりサラダ
ほうれん草とコーンのにんにく塩炒め
アイスティー(マンゴー&ピーチ)
週末にだんなが「これ、あったら使う?」と買ってきてくれた和牛の切り落とし肉。肉じゃがみたいに醤油と味醂で煮るか、アスパラとかブロッコリーと炒め物にしても良いかも……と思いつつ、なんとなくハヤシライスが恋しくなっていたので、「作ったら明日のだんなのお弁当にもなるかしら?」と、今日もだんな不在の夕御飯、ハヤシライスにすることにした。
小林カツ代さんのレシピのハヤシライスは、「ほんとにこの調味料でうまくできるのかしら?」と思うほどに簡単で、でもなんとなく懐かしい味のものができるので重宝している。バターとサラダ油同量合わせて熱したところで牛肉と玉ねぎを炒め、小麦粉をまぶしつけたらトマトジュースと鶏ガラスープを溶いた湯を投入。ローリエ入れて、ケチャップとウスターソース、胡椒を入れたら中火で数十分煮込み、塩で味を調えてできあがり。
ケチャップやソースで調味すると、自分としてはなんとなく「料理した」気分になれなくて微妙に欲求不満が残ってしまう。まぁ、箱入りの市販のルウ使ったと思えばいいのか、と割り切って、最後にパラッとグリンピースを散らした。脇に、ほうれん草とコーンをにんにく風味の塩ふって炒めたものを添えて、昼にも食べたサラダもサラダボウルに。
「うん、このハヤシライス、トマトジュースとトマトケチャップとソースが入ってるよね、そういう味するよね」
と作った本人は工程全部見ているだけに、そう思ってしまうのだけれど、でもその味が「お母さんが作るハヤシライス」というイメージに大きく違わないものだなぁとも思う。デミグラスソースとは全く関係ない味ではあるのだけれど。
「あ!カレーだ!?違った、カレーのニセモノだ!」
息子は息子で大変に失礼な事を口走り、色々と「和牛ごめんなさい」という気分になってしまったハヤシライス。ちゃんと美味しいのに今回も色々不遇だったハヤシライス。
カフェオレ
昨日、昼御飯用のパンと一緒に買ってきたカレーパンが今日の朝御飯。
スーパー併設のパン屋さんのものだし、どうかなー?と思いながら、1個98円の均一価格セール中だったので思わず購入。やや小ぶりめの、ツルリとした感じのカレーパンだった。オーブンに長めに入れ、中まで温まったところをもぐもぐもぐ。お供にカフェオレ。
昨夜も帰りが遅くて、「お父さん出張終わったのに、また一緒に御飯食べられなくなっちゃったねぇ〜」と寂しそうだった息子。
今日は年度末の「離任式」で登校しなければならないそうで、だんなは自分の出勤時間まであと1時間はゆっくり寝ていられるタイミングだったけれど「一緒に朝御飯食べるよ」と起き出してきた。あれこれ話しながらもぐもぐもぐ。
カレーパンは、「98円なら、不服はないかな〜」という風の、ごくごく普通な感じのものだった。値段は手頃なのだけれど、今ひとつこう、パンに愛情が感じられないお店なんだよなぁ……いつもほんのり、ちょっとだけ不満が残るお店。
冷凍チャーハン
スティック野菜のサラダ
麦茶
息子のいない午前中、せっせとお仕事。午後もお仕事。今日はずっとお仕事……(ちょっとだけ現実逃避)。
「たっだいまー!」
と11時にならない頃に早々に帰ってきた息子、私がiPodで流していた曲を聞きつけて
「あ!"恋は戦争"だ!スカートひらり♪みせつけるのよ♪」
と一緒に歌い出している。私もつい一緒に歌ってしまって、午前中のお仕事これにて終了、それから十数分はカラオケタイム。
お昼御飯は、今日慌ただしくなることを予想して買ってきてあった冷凍チャーハンを炒めて、簡単に。551蓬莱の焼売もあったので、チャーハンの用意をする脇で蒸して添えた。蒸籠に入った焼売が食卓に出るだけで、なんとなく食卓が整った感じになる。手持ち野菜があんまりなくて、きゅうりと人参をスティックにしたものとプチトマトにマヨネーズ添えて簡単サラダ。
チャーハン、冷凍食品セール品でおっそろしく安かったのだけれど、思いのほかちゃんとした味で軽くびっくり。
「適当に、冷凍ピラフみたいなお昼御飯でいいかなぁ?」
とじっくり覗いてみたスーパーの冷凍食品のコーナーには、目移りするほど大量のチャーハンとピラフ、グラタンに冷凍のスパゲティ、と種類豊富にあれこれ並んでいた。カップラーメンとか冷凍食品とか、レトルトのものとか、時々じっくり棚を見ると知らない商品が大量に並んでいて、毎回自分が時代に取り残されているような気分になる。今日のはどこのだったかな、確かハウスのだったかな、と。
生ハムとプチトマト、ホワイトアスパラガスのスパゲティ
自家製スモークサーモン
ビール(シルクヱビス)
3月上旬からだんな不在の日々が続き、今週も忙しいということで遅い帰宅が続いていたので、無意識に食材を2人分しか買ってきていなかった。
冷蔵庫に鮭が2切れ、で、「今日は帰れるよ」と言われたもので、さてどうしようかなと。
鮭はパスタの具とか混ぜ御飯にしようかな、とあれこれ考え、「パスタ+スモークサーモン」という感じの献立にすることにした。冷蔵庫に茹でたホワイトアスパラの残りがあったので、パスタの具はアスパラと冷凍庫の生ハム切り落としで。ホワイトアスパラとスモークサーモンを両方パスタの具に……とも考えたのだけれど、だったら生クリームベースのソースにした方が美味しいような気がする。今日は生クリームを使う気分ではなかったので、スモークサーモンは単体でいただくことにした。
で、夕方になってからリルスモーキーをガチャガチャと組み立てて燻製の準備。
燻製器としても、調理器具としてもあまり安くはないスモーカーだったけれど、これが台所にあるおかげで「あ、今日は燻製しようかな」と簡単に思い立てるようになった。
庫内は150℃を越える状態になるので、基本「熱燻」。ベーコンのような保存食品を作るには、スモークウッドに火をつけて屋外で段ボールにでも入れて低温で長めの時間じっくりと……というような、もうちょっと大がかりな装置で「温燻」にする事が必要なのだそう。
なのでリルスモーキーを持っていても、作れるものと作れないものがはっきり別れることになるのだけれど、その燻製の香りはちゃんと本物。調理済みのスペアリブを最後にちょっと燻すとか、ゆで卵を燻すとか、遊び方はたくさんあると思う。
やってみると、案外お手入れも簡単(食材乗せる網と皿の間にアルミホイル敷いておくと、片づけが劇的に簡単になる)なのも有り難かった。
塩して20分くらいおいたサーモンをスモークすること30分。粗熱を取り香りを落ち着かせるために室温に数時間置き、食べ際にもう一度温めた。皿にスライス玉ねぎ、きゅうり、トマトなどありもの野菜を少し飾って盛りつける。
パスタは、夕方の番組でうっかり「"最近流行の食べるラー油"(←"桃ラー"以外に新商品続出だそうで)には色々な活用があるんですね〜」なんて特集をやっていて、"桃ラー"風ラー油入りのカルボナーラスパゲティを作っていた。確かにあれ、「アーリオ オーリオ ペペロンチーノ」のアーリオ(=にんにく)とペペロンチーノ(=唐辛子)の代用にはできるかも。オーリオ(=オリーブ油)は……違うだろ、と思うけど。そもそもカルボナーラにラー油的辛さって入ったっけ?という疑問もあったけれど、確かにそれは美味しそうだった。
「……というわけで、これにも使ってみちゃおうと思います」
と、アーリオオーリオペペロンチーノベースで作るつもりだったスパゲティ、フライパンに"桃ラー"を入れることから準備をはじめてみた。
フライパンに少量の"桃ラー"と共にオリーブ油も合わせて熱して、半割にしたプチトマトを加えて軽く炒める。パスタの茹で汁を加えて少し煮てからホワイトアスパラガス(既に火が通っている)、生ハムを加え、そして茹で上がったパスタを絡めてできあがり。手順は適当。
あんまり"桃ラー"入れると息子が嫌がる(どうも味よりもラー油の色に怯んでいるらしい)ので、手加減して軽めに入れたところ、できあがった料理はなんとも印象の薄い、掴みどころのない、何味だかよくわからない仕上がりになってしまった。
けっこう失敗。かなり失敗。「不味い」という感じではないけれど、「本日のスパゲッティ \800」といった感じでお店で出されたら、そのお店に再び行こうとは思わないかな、という感じ。その800円にモンドールとスモークサーモンもついてくるなら……また行ってもいいかな……って、お客さんに「あ、パスタは要らないです。モンドールとスモークサーモンがあれば」とか言われてしまいそう。
そもそも具のチョイスからしてちょっと失敗だったかなぁ、と反省を噛みしめつつ、ほろ苦いホワイトアスパラと、前回の鯖以上にしっかり燻製臭のついた鮭を美味しくいただいた。