食欲魔人日記 10年12月 第1週
12月1日 水曜日
ものすごく久しぶりにフレッシュネスバーガー
イングリッシュマフィンのハムエッグサンド
カフェオレ

今日はこれだ!と、イングリッシュマフィンのトーストサンド。
 
半割にしてチーズ散らしたマフィンをオーブンで焼いている間に、半熟に目玉焼きも焼いて、ペッパーシンケンをスライス。このハムは炒めたりしない方が美味しい気がするなと、焼けてとろけたチーズと卵の間に挟んでその熱でやわやわと冷たい脂の部分を柔らかくした。
 
今日はモンスターハンターポータブル 3rdの発売日。
前作の発売時は発売当日にきっと買えるよとタカをくくってなかなか大変な事になってしまったので、今回はメーカーの公式通販で予約受付が始まったのと同時に速攻家族分予約を入れておいた。もちろん発売日の今日、午前中に届くように指定を入れてある。
 
「あああ……でも、配達会社は佐川なんだって……ちゃんと届くのかなぁ……」
今まで佐川さんには幾度となく時間指定を無視されてきたので、「私……お昼過ぎには家出なきゃなんだけど……」とやきもきしながら荷物の到着を待つ。浮き足立ってしまって、家の前に来る車の音が聞こえる洗面台付近に陣取って、早々と化粧してしまいながら待つこと1時間ほど、無事に10時過ぎに荷物は届いたのだった。よっしゃー!と、最低限の設定だけ終わらせて、PSP持って、今日はお出かけ。

池袋 「FRESHNESS BURGER」にて
 ランチコンボ(ポテト付き) \640
     フレッシュネスバーガー
     フライドポテト
     アイスティー

先日見た 10days Limited Version に続いて、昨日からが東京の本公演だった演劇集団キャラメルボックスサンタクロースが歌ってくれた」のマチネを見に。
 
すっかり芸能人の劇団員の上川隆也、「本当にたまにしかキャラメルのお芝居には出なく(出られなく)なっちゃったね」という感じだったのだけれど、いよいよ退団という運びになったらしい。そして既に8年前に退団していた近江谷太朗、昔から今も看板役者の西川浩幸と3人で、以前もこのキャストで取り組んだ「サンタクロースが歌ってくれた」を上演しましょうという今回の企画。言い出しっぺは上川隆也だったのだそうで、それもまた面白い。
 
私は初演こそ見られなかったけれど再演も再々演も舞台を見ていて、それと主要キャストが同じ舞台を再び見ることができるとは……と、とにかく楽しみにしていて、チケットも今日1人で見る分と、千秋楽に近い日程で家族3人で見に行く分と、チケットを買っていたりするのだった。
 
あまり時間もなく、慌ただしく済ませたお昼御飯は、サンシャインシティ近くのFRESHNESS BURGERでランチコンビを。
 
かぼちゃ入りのほの甘いバンズを使った、注文してから作られる野菜多めのハンバーガーは、方向としてはモスバーガーに近い感じのハンバーガー屋さん。オニオンリングがまだそれほどメジャーではなかった(モスバーガーのメニューにもなかった)時代から、メニューにオニオンリングがあるのも魅力的だった。ケチャップやマスタード、各種ソース類が置かれた棚がフロアに用意されているのも面白くて、一時期すごい勢いで通っていた。でもここ数年はご無沙汰だったお店。
 
ランチコンボの対象になる、「本日のバーガー」はスタンダードな「フレッシュネスバーガー」。
ハンバーグに絡むのはたっぷりのミートソース、そして厚切りトマトの下にはマヨネーズ。レタスや玉ねぎは無し、というフレッシュネスバーガーは、バンズもほの甘くミートソースも優しい味。コンボにせずに、好きなバーガーとシェイクとかレモネードとか組み合わせれば良かったかなぁ……と思いつつ、ほのかに苦味のある濃いめのアイスティーをぐいぐい飲んだ。ポテトは皮つきのくし形切りのもの。
 
で、午後2時からのマチネ公演を楽しんできた。
 
隆也と太朗の「どこまでが素でどこから演技なんだか」わからなくなってくる掛け合い漫才とか、これも13年前の再々演と同じ配役だった「奥様」も懐かしくてたまらないものがあった。良かったなぁ楽しかったなぁ次に見に行くのも楽しみ。

小松菜のナムル
スライスきゅうりともやし・チャーシューの和え物(昨夜の残り)
メンチカツ・牛肉コロッケ
おでんの残り(ファイナル!)
羽釜御飯
ビール(琥珀ヱビス)

観劇後は池袋のユニクロを覗いてモンハンコラボTシャツを求めに行ったのだけど、
「当店、向かいがトイザラスということもございましてか、朝からお客様がいっぱいいらして……」
と、XSやSなどの小さなサイズ以外は、お目当ての柄の商品は多くが品切れ中。豚(プーギー)柄のTシャツだけ買って、あとはパンやお総菜を買って足早に帰宅した。
 
帰宅は7時近くになっちゃうかなと、買ってきたのがお肉屋さんのメンチカツと牛肉コロッケ。
 
「今から帰るよ」電話をくれただんなに
「カツ買ってきたよ。あとはなんと!おでんがあります!」
と告げたら、ノリを合わせて
「おでん!それはなんと予想だにしてなかったよ!」
と言ってくれ、これが3日目でめでたく鍋も空になったおでんファイナルも堪能した。
 
今回のおでんは、三浦大根がとにかく美味しく煮えた。筋っぽさは皆無で、煮ても煮ても苦味も出ず、「うん、よく煮た大根って美味しいものだなぁ」としみじみ。
おでんのメインの鍋と別に煮ていた牛すじも同時になくなり、コンロの上がやっとすっきりしたのだった。

12月2日 木曜日
肉じゃが……じゃなくて、やっぱりこれはシチューだと思う。
「MAISON KAYSER」のクロワッサン
カップスープ(コーン)
カフェオレ

サンシャインシティには、パン屋さん「MAISON KAYSER」がある。
 
なんというか、「がしっ」としているパンを多く売っているお店。久しぶりにここのパンも悪くないなと、ハードタイプの丸っこいパンを2種類と、クロワッサンを買ってきた。今日の朝御飯はクロワッサン。
 
このところやたらと卵を食べ続けな感があったので、あんまり目玉焼きとかオムレツという気分でもないんだよなぁ、と、カップスープを出すことにした。私と息子はコーンで、コーンの甘ったるいのがあまり好きではないだんなはきのこのポタージュを。
 
そろそろスーパーなどでも「カップスープの季節ですよー」と言わんばかりに色々なスープが売られていて、「おおー、インスタントなのにミネストローネなんかもあるんだー」「このオニオンスープは美味しいのかなぁ」と、いちいち気になっている私。
買ったところで数週間に一度食べるかどうかくらいの頻度なのだけど、買い置きしておきたいアイテムの一つだったりする。
 
で、メゾンカイザーのクロワッサンはやっぱりどこか「がしっばりっ」とした歯触りがして、メゾンカイザーのパンらしいなぁと思ったのだった。

小岩井の「焼いておいしいチーズ&ベーコン」
スティックきゅうり
RF1の「30品目サラダ」
イタリア風肉じゃが
羽釜御飯
ビール(サッポロ冬物語)

仕事もそれなりにあるけれど、でも今日はそれなりの量しかなくて、ここぞとばかりに空いた時間はずーーーーーっとモンハンしていた。
 
今作はこのように一緒に狩りをしてくれる猫を2匹連れ歩くことができるのだけれど、猫の名前を変更できたり、好みの毛色の猫と契約したりできるようになった。さっそく白猫2匹、「りゃんりゃん」と「かすみさん」と名前をつけて連れ歩くことにした。りゃんりゃんは勇敢に大型モンスターに立ち向かう性格、かすみさんは平和主義者の戦闘をしないタイプ。ゲーム内でニャーニャー言いながらプレイヤーの「Seria」を追いかけて戦ったりハチミツ掘ったりしている猫たち。……いかん、可愛すぎる。
 
夕飯は、買い置きの煮込み用の牛肉ブロックを今こそ調理する時!と、ありものの野菜で作れる料理が何かないかなと調べ、日良実さんレシピの「イタリア風肉じゃが」を作ってみることにした。
 
最初に一口大に切って塩胡椒した牛肉を全面焼きつけ、一度その肉は皿に除けておいてからざく切りにした玉ねぎを炒める。肉を戻し入れ、白ワインをざっとふってアルコール分を飛ばしたらトマトの水煮缶を加え、蓋をして弱火で煮込むこと1時間くらい。それからじゃがいも入れて更に10分火を通してできあがり……といった感じ。
 
……でもこれ、「肉じゃが」じゃなくて「トマト煮」だよね?
と苦笑いしながら作ってみた料理は、やっぱりどこから見ても「肉じゃが」というより(確かに肉とじゃがだけども……)「じゃがいも入り牛肉のトマト煮」といった風なものなのだった。
 
まあいいや、美味しいならいいや、と、あとは冷蔵庫内をさらって、スティックきゅうりと「焼いておいしいチーズ&ベーコン」を出すことに。本当は葉野菜が恋しかったのだけれどこれという野菜が手元になくて、だんなに頼んでRF1のサラダを1つ買ってきてもらった。
 
RF1のサラダは相変わらずちょっとばかり贅沢な価格だけれど、でも自宅で「30品目のサラダ」を作ることは相当に難しい。作るのは良いけど、半端な量の材料が多種類必要だから、じゃあこれから3日分以上あるからたっぷり食べ続けてね♪という風な事になってしまいそう。どこのデパ地下を覗いてもそこそこ売れているみたいだし、今日も「あ、このサラダあって良かった」と思ったのだった。

12月3日 金曜日
ゴーゴーカレー、禁断のチーズ!
「MAISON KAYSER」の
 栗のパン
 さつまいものパン
ミルクティー

昨日に続き今朝も「MAISON KAYSER」のパンで朝食。
 
今日も卵な気分ではなく、「パンだけで良いかなぁ」と、ごろりとした「栗のパン」「さつまいものパン」を適当にスライスしてオーブンで温めた。
 
「くりと、さつまいもです」
とだんなに出したら
「また、子供とおなごが好きそうなものを……」
と苦笑いされたけど、ぽくぽくとしたほの甘い栗が入っている栗パンはなかなか美味しくて、「お、これは良いね」という感じ。
 
今日は楽しみなイベントがあって、それに確実に行くためにだんなは休みをもらった。私も昼前に家を出て、一つ用事を済ませてから現地で皆と待ち合わせすることに。
 
でも、今日は朝から大嵐。台風もかくやという強い風と大雨で、午前中に雨は止むと言うけれどはたして本当に大丈夫なのかしら〜と思いながらお出かけの準備。

新宿 「ゴーゴーカレー」にて
 ロースカツカレー(エコノミー) \650
 チーズトッピング \200

だんなも都内に用事があり、でも方向は別なのでお昼も一緒には食べられないねと別行動。
ゴーゴーカレー食べていくかなぁ」
なんて言っていたから、いいなぁゴーゴーカレー、私もゴーゴーしてこよう、と、新宿店に行くことにした。
 
新宿店は「新宿総本店」。記念すべき一号店は、ヨドバシカメラにほど近い、雑居ビルの地下にあった。カウンターの感じも食券の販売機も、すでに1回体験しているので、「憶することなーし」と淡々と食券を買って席に向かう。細長い店内はカウンター席のみで、そしてお客さんは全員男性。あらまぁ女性がいないわぁと思いながら食券出して、カレーを待った。
 
注文が入るたびに「カツカレー!ヘルシーですっ!」なんて声がカウンターの向こうに飛び交うのだけど、男性もヘルシー(=小盛り)を食べる人が多いというのに私はちゃっかりエコノミー(=普通盛り)。しかも今日は禁断のチーズトッピングつき。すみませんなんか一人でゴージャスにしちゃってすみません、と、圧倒的にカツカレーの注文ばかりが多い中、シュレッドチーズがパラパラ散らされたカツカレーを堪能してきた。
 
やっぱり好きだわ、美味しいわゴーゴーカレー。あの焦げ茶色のどろっとしたルーも、刻みキャベツも、薄っぺらいカツも、色々とツボ。
「よぉし、今日はチーズカレー食べるぞぉ〜」
と私が息巻いていた頃、だんなは「メジャーカレー」(=ロースカツ、チキンカツ、エビフライ、ウィンナー2本、ゆで卵がトッピング。御飯はビジネスクラス)を10分弱で平らげていたのであるらしかった。
 
ちなみに、
「ヘルシー」がファミレスのカレー1人前相当
「エコノミー」が牛丼大盛り相当
「ビジネスクラス」はエコノミー+コンビニおにぎり1個分
「ファーストクラス」はビジネス+更にコンビニおにぎり1個分
相当の御飯の量、なんですって。わ、私次からはヘルシーにしようかしら。
 
で、午後は、TOKUPOのクーポン「☆☆うっとりするほどの美しい指先に仕上げます☆☆ラメグラorカラグララメorフレンチ?通常9,000円がなんと【3,200円】!!しっかりハンドマッサージまで♪確実にネイルレベルUPします!!」使って、初めてのネイルサロンで初めてのジェルネイル体験。
 
TOKUPOと言えば、先日大変な地雷を引き当ててしまったのを思い出すけれど、今日はさすがに「このプランのネイルは片手分ですので」なんてこともなく、事前に支払ったクーポン代だけでツヤツヤピカピカの爪を手に入れることができた。ジェルネイルは一度やってみたいとずっと思っていたけれど、安いところを探しても5000円くらいはしてしまうところが多かったので、3200円というのは本当に嬉しいお値段。なんとなくやり方もわかったので、(UVライトは既に持っていることだし)次回は自分でもなんとかできる……かもしれない。

稲毛 「太閤園」にて
 青椒肉絲定食 \850
 餃子 \350
 瓶ビール \600

そして今日のメインイベント、東京ディズニーランドを目指して東京駅から京葉線へ。
 
1ヶ月ほど前に書留で届いた、ディズニーランドのチケット引換券は「JCBマジカルスペシャルナイト」というJCBの貸し切りイベントのもの。今日の夜7時半から10時半というたった3時間の貸し切りだけど、招待状は1万枚だか1万5千枚だかという規模らしく、空いている幸せな環境でランドを楽しめるというものなのであるらしかった。ちゃんとパレードもあるし花火も上がる。
 
今年の夏は結局花火を見る機会がなかったから、それもあって行こう行こうね♪と楽しみにしていたのだった。息子は普通に学校があるので、「学校終わったら一人で舞浜まで来られる?来る?」と乗り換えルートなどを相談。大丈夫そうだねと、現地集合することになった。開園の時間まではイクスピアリに地ビールのお店があるみたいだからそこで過ごそうか、と、情報収集もばっちり。
 
が、午後2時半、東京駅京葉線ホームはちょっと異様な雰囲気になっていた。
「この電車が出ましたら、その後しばらくは電車がありません〜」
とアナウンスがあり、既にけっこうな混雑の車両が1つ止まっているのみ。2時40分発車らしいけど、でもすぐに「午後3時発車予定です」とアナウンスが切り替わる。電光掲示板で、次の車両の出発は3時40分、なんて表示がついている。……あれ?京葉線って10分に1本くらい走ってなかったっけ……?なにこの「1時間に1本」体制は、と、とりあえず発車が近づくその車両に乗ってみた。あれよあれよと大混雑になり、ゆるゆると走り出した列車は、「強風のため徐行運転を行います」とのこと。舞浜に到着するまで、通常15分ちょっとしかかからないはずなのに40分かかった。
 
朝からの強風が相変わらず止まないらしく、でもそこまでのんびり徐行することないじゃない……と舞浜に降りたら、あまりの風の強さにびっくりした。体重のある私は「飛ばされる」なんてことはないけど、ベビーカーを押せなくて困るお母さんとか、手をつないだ子供がまともに歩けなくてしゃがみこんだりだとか、そのくらいの強風っぷり。まとめた髪があっというまにバサバサと落ちていく。
 
これは大変……と、でもまぁ電車は動いているし、ディズニーランドも営業はしているみたいだし、と、そのまま皆の到着を待つことにした。
 
だんなは数十分後に無事合流でき、でも息子の方は
「今、稲毛海岸で電車に乗るところだけど、京葉線が全然来ないよ?(´・ω・`)」
とメールが入る。本数少ないからね、待っていたら来るだろうからそれ乗ってのんびりおいで、なんて言っていたら
「アナウンスで"強風のため運休です、復旧の見通しは現在たっておりません"って流れたよ……?」
と、最悪の事態になってしまった。
 
確かに舞浜の方も、電車が止まってしまったようで駅に人が溢れつつある。こりゃダメだ、ディズニーランドに入ったとしても、これじゃあ夜10時半にまともに帰れる状況になっているかどうかちょっとわからないぞ、ということで、息子にはそのまま家に帰るように指示を出して、私たちもディズニーは諦めて帰宅することにした。……でも、電車が止まってるんだよねぇ。
 
最寄りの東西線浦安駅に向かうバス停も数百人単位で行列ができていて、駅は「これからディズニーランドに来る人、これから帰る人」でごった返し。タクシーの乗り場も当然大混雑。これは大変……と、
「そうだ、ホテル行こう。そっちの方がタクシーはつかまりやすいはず」
風を防ぐ屋根と壁もあることだし!と、たまたま駅前に止まった某ホテルの無料シャトルに乗り込んで、某ホテルを目指した。
 
ホテルのベルデスクに「タクシー乗りたいんですが」と伝え、呼んでもらうもどこも出払っていてみつからず。これはお時間かかるかもしれません……とホテルの方に曇り顔をされ、ではラウンジでお酒でも飲みながら待ってますとビール貰って待つこと十数分。ホテルまでお客を乗せてきたタクシーをそのまま捕まえておいてくれ、首尾良く舞浜を脱出できた……はずだった。
 
あいにく道路も大渋滞。予想以上にお金も時間もかかり、這々の体で到着した総武線の駅もダイヤが乱れまくりの混雑しまくり。「こんなぎゅうぎゅう詰めの電車は乗ったことがありません」くらいの勢いの満員電車に詰め込まれて、なんとか地元駅まで帰ってきたのは午後8時近くだった。舞浜で「これはダメだ、帰ろう」と決めてから3時間も経っていた。
 
息子の方も、大混乱の京葉線の駅をSuicaの精算済ませて抜け出し、これまた大混雑のバスに揺られ、しかも途中土砂降りの通り雨にも見舞われて、こちらも散々だったらしい。一度は帰宅していた息子を駅まで呼んで、どこかで夕御飯食べて帰ろうということになった。
 
いやもう大変だったよね……と、馴染みの中華定食屋さん「太閤園」に赴いて、私は青椒肉絲定食を。餃子は皆で分け、ビール大瓶1本貰ってだんなと乾杯。
 
ピーマンと筍、豚肉の細切りが同量くらいずつ、シャキシャキと炒められた青椒肉絲は染み渡る美味しさだった。日中は半袖が恋しくなるくらいに蒸した1日、混雑する電車は、混雑しているとはいえこの12月に冷房をかけるくらいだったのに、夜には一気に寒くなった。
「まぁでも、電車が半端に動いちゃって息子が知らない駅で運休になったりしないで良かったよね」
「まぁ、花火が見たかったんだけど、この風じゃあどっちにしても花火は中止だったろうしね」
でもなぁ、クリスマスピカピカのディズニーランドはちょっと見たかったんだよなぁ……としょんぼりしながらいただいたあったかい夕御飯。

12月4日 土曜日
きりたんぽ鍋♪
「marond」の
 ワイン&カスタードデニッシュ
 きなこ揚げパン(1/3個)
 ハム&ツナサンド(1切れ)
カフェオレ
みかん

昨日、疲れに疲れて地元駅前のパン屋さんで「そうだ……明日の朝ごパン買わないと……」とお買い物。
 
一見苺ジャムなのだけど、ワイン入りのジャム?とクリームを乗せた小ぶりのデニッシュと、それだけじゃちょっと物足りないかなと、閉店前の赤札がついていたサンドイッチ1パックときなこ揚げパンも1つトレイに。その2つは皆で分けて食べましょうとテーブルの中央に出したら、人一倍大きなパン(=まるごとりんご)を選んでいた息子が速攻手を伸ばしていた。
 
最近朝食後のフルーツがないのは、朝食後に限らずおやつや何やらにみかんを食べまくっているから。
 
原農園さんのみかんが美味しいのはわかる。すっごくわかるけど、今日はこっちを食べてください」
と、先日oisixのセットで届いた佐賀県産のみかんを「さあ、喰え」とテーブルに出した。
 
ちょっと小ぶりながら、oisixのみかんもちゃんと美味しい。酸味が少なく甘さ強めでとってもジューシー。でも食べ比べてしまうと、やっぱり原農園のものの方がなんというか「味が濃い」。困った、原農園のがやっぱり美味しい、5kgと言わず10kgくらい買っておくべきだったかしら……ともぐもぐ。

「宝華」の宝そば
麦茶

先週に続き、チャーシューを食べきってしまわないとねということでお昼御飯は通販で購入した「宝華」の油そば「宝そば」を。
 
サイトの仕上がり写真に「なると」もトッピングされているのを前回知って、
「そうか、なるとが必要だ!」
「貝割れ大根と、あとなると買ってこなきゃ!」
と、あんまりお安くなかったなるとを買ってきた。茹でて水切りした麺を、醤油だれを入れたどんぶりに盛り、貝割れ大根とメンマとチャーシュー、なると、あとは半熟茹で卵も盛りつけた。
 
出来立てのをそのまま食べても、なんとも絶妙な「和え麺」風のこの宝そば、途中からお酢とラー油を加えて食べるのも楽しみの一つで、今日は千鳥酢と友人お手製のラー油を絡めてみることに。
 
「おおお、このラー油のじんわりした旨さが!」
「千鳥酢もいいよね、このとんがっていない酸味がたまらんね」
と、感動しながらツルツル食べた。
 
お店に食べに行きたいのだけど、お店があるのは東小金井でちょっと(いや、かなり)遠い。「新宿行ったついでに寄ろうか」という距離でもなくて、なかなか行くに行けないところ。

きりたんぽ鍋
 (きりたんぽ・比内鶏・糸こんにゃく・芹・舞茸・ごぼう・長ねぎ)
日本酒(醸し人九平次 純米吟醸 山田錦)

午前中、秋田からきりたんぽ鍋セットが届いたので、今日の夜は早速きりたんぽ鍋。
 
秋田の母が毎年送ってくれるのは無限堂というお店のもので、嬉しいことにささがきごぼうも糸こんにゃくも舞茸も、全ての材料がセットになっていて、あとは自宅で調理するだけというセット。もちろんお肉は比内地鶏で、レバーや砂肝などの内臓肉もついてくる。本当は、「きんかん」(鶏の卵巣)なんかも入れたりするのだけど、これはレバーなどよりも人の好みが別れるところだからか、きんかんは無し。
 
で、比内地鶏の分量だと「ちょっと肉が物足りないかもね」と、スーパーで銘柄鶏を追加用に買ってきた。芹もたくさんあるほうが美味しいよねと芹も追加で1束。
 
土鍋を火にかけて、濃縮スープを同量の水と共に入れ、沸騰したらささがきごぼうと鶏肉を入れて炊いていく。火が通ったら適当に裂いた舞茸と糸こんにゃくも加え、斜め切りにした長ねぎ、きりたんぽも加えたら、最後に芹を添えてできあがり。
 
きりたんぽはものの数分でぐずぐずに煮えてしまうので、適当なタイミングでさっさと食べないとただの「おじや」になってしまう。だから、実際に鍋をするときは鍋セットのこんな見本みたいにニョキニョキと大量にきりたんぽを入れることはまずないのだった。「1〜2本入れとく?」「うん、入れておいて〜」と、他のあれこれを食べながらちょびちょび入れつつ食べるのだ。
 
……で、息子は、きりたんぽ鍋は好きだけど、火が通りすぎてぐずぐずになったきりたんぽはあまり好きではないとのこと。じゃあ焼きおにぎりみたいにしてあげようか?と、きりたんぽを数本魚焼きグリルで上下転がしながら炙って、最後に味噌(豚味噌鍋用の味噌)軽く塗って更に炙ったものを出してみた。これがほんとに「味噌焼きおにぎり」のようで、香ばしくて良い感じ。
 
大人たちは、お供に日本酒、九平次の山田錦。先日飲んだ同じ純米吟醸の「雄町」(山田錦も雄町も、どちらも酒米の品種名)と比べると酸が弱めでまろ〜んと丸い味、雄町よりも好みな味だった。この九平次は4合瓶1本1500円前後だそう、そんなお手頃価格でこんなに美味しくていいのか!という幸せな味だった。ぺろっと4合瓶空になっちゃった……。
 
芹に舞茸、香りの強い「そうそう秋田の鍋の香りってこんな香り」というのを久しぶりに感じられて幸せだった夕御飯。甘さ強め醤油色強めのだしで炊く、その味もいかにもな感じ。
 
そうそう、芹は「根まで鍋に入れる」ことが多いきりたんぽ鍋。私はずっと関東暮らしで、芹でも小松菜でもほうれん草でも「根まで使う」のはやっぱり馴染みがないもので落としてしまったのだけれど、根も香りが良くてシャキシャキしていてとても美味しいものなのだとか。そういえばタイ料理などでも「パクチーは根まで使いましょう」というのがあるし、多分同じ感覚なんだなぁ。今度は芹の根も入れてみようかな、と。

12月5日 日曜日
今日はひたすら怠惰な感じにしよう、ということで
うどん(釜たま)
麦茶

昨日、うっかり買ってきたばかりの卵のいくつかにヒビを入れてしまっていたので、「これは早く食べなきゃ」と、昨日のお昼の油そばに茹でて使った。まだ数個ヒビ卵が残っていたので、ならばと今朝は「釜たま」に。
 
どんぶりに卵を割り落としてはぐし、茹でたてのうどんを入れてざっと絡める。だし醤油をぽたりぽたりと落として葱散らしてできあがり。
 
今日はだんな、一日お出かけだそうで、
「じゃあ私たちはのんびりしようか」
「一日ゲームだ!」
と、私と息子の2人は「今日は大変ダメな感じの一日にしよう」ということに。具体的にはずっとゲーム。ずっとモンハン。

「ドミノ・ピザ」の
 クワトロ・ジャイアント M
 山盛りポテト(ネット注文特典)
午後の紅茶 アップル・ヌーヴォー スパークリング

本当に一日、ダメな感じで過ごした日曜日。
モンハン発売後最初の週末だし、似たような感じで過ごした人たちはきっと少なくないはず。多いはず。具体的には数千人単位で存在していたはず。多分。
 
そう自分に言い訳しながら、夕飯について息子と2人、思いを馳せる(昼御飯は、これまたものすごくどうでもいい感じのもので済ませた……)。
「んとね、きりたんぽ鍋がまだ微妙に残っているからそれを吸物代わりにして、豚丼にでもしよっか。もっとやる気無くレトルトカレーとか、あとピザを注文するとかでも良いけど……」
「その中だったらピザがいいなぁ!」
「……やっぱり?」
 
ピザかーそっかーそういえばドミノでONE PIECEキャンペーンとかやってなかったっけ?とwebサイトをチェックするも、ピザに450円足すとポテトと一緒にクリアファイルがついてくる、といった風なもので今ひとつ魅力的じゃない。
 
「原作絵じゃないもんなぁ……アニメ絵だもんなぁ……」
と、端から見たらキモチワルイだろうこだわりを抱きつつ、いいや、普通の注文にしよう、と、そのままドミノサイトから4種の味が楽しめる「クワトロ・ジャイアント」を注文した。ネット注文でポテトもセットでついてきた。
 
「クワトロ・ジャイアント」はチキテリ・マヨじゃが・ガーリックマスター・ドミノデラックスの4種の組み合わせなのだそう。
これはホワイトソースかなーと思ってかぶりつくと思い切りマヨネーズだったり、うっかりガーリック味とチキン照り焼きを残してしまって味がこってりギトギト系な組み合わせを続けて食べることになったり、やる気のないディナーは全体的にやる気のない感じで進んだ。うーん、山盛りポテトも本当に山盛りだ。
 
お供に、スーパーで新発売だった「午後の紅茶 アップル・ヌーヴォー スパークリング」を息子と半分こ。
午後の紅茶でリンゴでスパークリングなんて美味しそう!と思ったのだけど、思っていた以上に「紅茶ー!リンゴー!スパークリングー!」とそれぞれの主張が強い飲み物で、息子と2人して「うわぁ!」とちょっとびっくりした。美味しくないわけじゃなかったけど、ちょっとびっくりした。
 
そんな感じの夕御飯。