食欲魔人日記 10年5月 第3週
5月17日 月曜日
紅生姜は吉野家製の、おうち牛丼。
「ホテルオークラ」の
 カレーパン
 クリームパン
アイスカフェオレ

銀座の松坂屋デパートには、けっこう大きなホテルオークラのショップがある。洋食系のお総菜類はじめパンも色々。オーブンも併設されて、店内で次々焼き上げているらしい。
 
かなり小ぶりながら、1個100円というお値打ち価格のカレーパンがあったものだから、1人1個買ってきた。それだけではちと物足りないかなと、チョコデニッシュやクリームパンもお買いあげ。
 
カレーパンは、じんわりとした辛さがある濃厚な味わいの、なかなか大人っぽい風なもの。上品にまぶされたざっくりとしたパン粉や、見事なきつね色の揚げ具合など、「さすが日本を代表するホテルの一つ」と思わせてくれるすごく良い感じのものだった。しかも1個100円。
 
クリームパンの方も、ぽってりと濃い味のクリームが素晴らしかった。
「あ!このクリームパン、すごく美味しい」
「ね、美味しいね」
と、クリームパンを選んだ私と息子が顔を見合わせて「これ、すごく美味しい」と、もぐもぐもぐ。近所のパン屋さんでは買うことができないレベルの美味しいクリームパンで、うっとりしてしまったのだった。
 
ホテルオークラも泊まってみたいと思いつつ、どんなに安いプランを探しても素泊まりでさえ「1室2万円」を下回ることはなくて、なかなか機会がない。もう10年くらい前に、「朝食ブッフェが素敵なんだってさ」と、母と2人で休日の朝、当時住んでいた勝ちどき方面から自転車で虎ノ門のそのホテルまで乗り付けて(隅田川を越え、築地から銀座、日比谷、皇居沿いから東京タワー方面へ、って感じで……めっちゃ遠かった……)朝御飯だけを食べに行ったのも懐かしい記憶。
 
そして今日は月曜日、野菜が届く日。
 
今日届いたものは
 白菜1/2玉 ・ ほうれん草1把 ・ ニラ1把 ・ トマト3個 ・ きゅうり2本 ・ ブロッコリー1個 ・ 夏みかん1個
といったもので、「この季節に白菜!?しかもでかい!」とちょっと驚く内容だった。トマトやきゅうりなどが入ってくると夏も間近かなという感じが。
 
夏みかんも嬉しいなー。食べたら皮乾かして、ベランダの鉢に置いてアブラムシ除けにしてみる予定。

茹でブロッコリーとスティック野菜
牛丼
にら玉汁
麦茶

週末に買ってきた牛ももの薄切り肉。ブロッコリーと中華風の炒め物にしようかな、とか、生のトマトと合わせてハヤシライス的なものにしようかな、と思いつつ、無難な「牛丼」に落ち着いてしまった。牛肉と玉ねぎを牛脂で炒め、そこに醤油や砂糖を加えていくすき焼き風の作り方で。使う牛脂を、冷凍庫に大事にとってある「熟成肉」のものにしたら、安い肉もやたらと香りが良くなった……気がする。
 
あとは今日届いた野菜を使いつつ、茹でたブロッコリーときゅうり、人参などでサラダにしたり、ニラは少量使ってかき玉汁にしたり。
 
きゅうりは食感も味も大好きな野菜だけれど、レンジで温めて食べるのが常のだんなのお弁当にはいまいち使えない。火を通すよりも生の方が圧倒的に美味しいしな、と、もっぱら私が好きなものだから「スティックにしてマヨつけて食べる」の一辺倒。もっと色々加工して食べたいと思いつつ、マヨネーズばかりとの組み合わせでゴメンよきゅうり。

5月18日 火曜日
ニラ!ねぎ!にんにく!って感じの
ハムエッグ
メープルバターブレッドのトースト
アイスカフェオレ

今朝はハムエッグとトースト。
 
野菜と共に昨日届けてもらったのは、お手頃価格販売中だった「メープルバターブレッド」という、ころりと丸い大きなパン。適当にスライスしてトーストして、その間にハムエッグの用意をする。ウィンナーが2本、ハムが1枚あるところだったので、息子とだんなはウィンナー&目玉焼き、私はハム&目玉焼き。
 
メープルシロップの色が加わったほんのり茶色いパンはくるみ入り。有塩バターをさっと塗ってトーストしたら香ばしくてなかなかのものだった。
 
今日は思いたって、朝一番で「谷津バラ園」にバラを見に。
ネットで確認できる開花情報によると、先週半ばは、4月の寒さ続きもあってか「開花率20%」と今ひとつの状況だったのだけれど、先週末はとても温かくなったしそろそろ良いかも?と出かけてみることに。せっかくだし、と、一眼レフカメラを替えレンズ込みで持っていって(重かった……)、堪能してきた。
 
9時を過ぎたばかりだというのに今日はたいそう蒸し暑く、昨日の暖かさもあいまってか、バラは想像以上の開花率。
入り口ではチケット係のおじちゃんが
「咲いたよ〜バラ、すご〜く見頃ですよ〜」
と、すごい笑顔で出迎えてくれた。
 
あまりの気温の急上昇ぶりに花も驚いたのか少しダレ気味な株もあったけれど、絶妙な開き加減の綺麗な蕾も多く、何しろ周囲の空気全てがバラの香り。強い日差しは首筋を焦がす勢いだったけれど、すーはーすーはー深呼吸しながら1時間ほどバラにまみれてきた。どこもかしこも酔っぱらってしまいそうなほどの芳香。
 
あいにくと、私の好きな青系のバラ、ブルーヘブンや、茶系のジュリア、テディーベア、ブラックティーあたりはまだ蕾が固くて1輪も咲いていなかったけれど、代わりに「これは綺麗だわー、好きだわー」という品種をいくつか見つけることができた。
 
特に記憶に残ったのは、綺麗なフリル状の花弁、薄い杏色の「コンテッサ」、そして、これもクリーム色がかったピンク色をした「薫乃」。あとは、青みがかった薄紫色「しのぶれど」という和風な色合いのバラが、名前通りのしっとりとした風情でとても綺麗だった。
 
バラは大好きな花だけれど、育てる側となると、私にとっては鬼門。虫はつきやすいし、病気にもなりやすいし、肥料や植え替え、切り戻しなどをきちんとやらないと翌年はろくな花をつけてくれないし。
 
去年の骨折時に世話を怠って枯らしてしまったのを機会に「もうバラは育てるの辞めよう」と思っていたのに、バラ園併設の売店ですごくお手頃価格な苗を発見。レジの前にさりげなく、目立たぬ感じにコンテナに詰められていたのは、茶系のミニバラ、コーヒーオベーションの苗500円、ころりと丸い花形のオレンジ〜クリーム色のグラデーションに咲くベビーロマンティカの鉢つき大苗はたったの1000円。
 
「お客さん、気がついた?これねぇ、今入荷したとこなの。これから外に並べるから、買うなら今がチャンスよ」
他の苗が2500円とかだからね、これはすごくお勧めよ、とレジに立っていたおばちゃんに勧められたこともあり、何よりどちらも私の好きな色合いのバラだったこともあって、思わず両方買ってしまった。
 
「1輪300円のバラを5本買ったと思えば、5回花が見られれば元が取れたということで……!!」とわけのわからない言い訳を自分にしてみたりして。
 
でも枯らしてしまうのはバラに申し訳ないし、今度はぬかりなくお世話してみようと思う。今年は茄子も育ててるから病害虫駆除には割と真剣に取り組んでいるところだし。

ニラと葱の和えそば
ガーリックさいころステーキ
麦茶

バラ園の後は、帰り道にパンだけ買って急ぎ帰宅。昼前には帰ってこられたので、午後は真面目にお仕事していた。
 
夕飯は、今日は麺類で。
昨日美味しいニラが届いたところで「ああー和え麺したい!」と思っていたので、今日決行することにした。
 
ニラを細かく刻む。長ねぎも同様に(分量は適当で)細かく刻む。
中華麺を茹であげたら塩胡椒、胡麻油を馴染ませ、器に盛ったらその上に葱とニラも盛りつける。最後に薄切りにしたにんにくを一人あたり大さじ1〜2くらいのサラダ油でもってじくじく揚げ焼きにして、こんがり良い色になったところで油もろともにんにくをかければできあがり。この油の熱でニラと葱が少ししんなりして辛さが少なくなるので、ジャッと回しかける感じで。
 
本当は、冷やし中華の麺のような、ごく普通の中華麺で作れば良いのだけれど、賞味期限を過ぎてしまった常温保存のちゃんぽん麺が手元にあったので、今日はこれを使ってみた。縮れのない、白っぽい麺での和えそばはちょっと不思議な食感ではあったけれど、似合わなくもないかな……という感じ。
 
息子は
「ニラのそば?」
と最初不安そうな顔になっていたけれど、
「ん?君、5歳とか6歳とかの頃、これ割と喜んで食べてたよ」
と伝えたら
「……あ、ニラ、細かく刻んであるんだ……じゃあ食べられるかも」
と、神妙な顔をしてツルツルと食べていた。「あ、案外いける」とか言いながら。
 
肉っ気のない麺料理だったこともあり、1人4〜5かけほどのサイコロステーキも添えた。元々だんなのお弁当用に買ったもので、6割ほどをだんなの弁当にと焼いて詰めたものの残り。塩だれが揉み込まれているタイプのガーリックステーキで、オージービーフの赤身肉だったけれど、これが案外と柔らかくてちゃんと味のある肉だった。

5月19日 水曜日
今日はミッドタウンのリッツカールトン東京でおひるごはんでした
「SAINT ETOILE」のツナパン
アイスマサラチャイ
ヨーグルト with 宮古島マンゴージャム

昨日、谷津の商店街の端っこにある「SAINT ETOILE」というパン屋さんで朝ごパンを買ってきてみた。
 
チェーン店のようで、値段はなかなか手頃、品揃えも豊富。奥には購入したパンを飲み物と共にいただけるスペースもあって、6年以上前、幼稚園児だった息子と一緒にバラを見に来た時にここでお昼御飯を食べた記憶がある。
 
朝御飯に選んだのは、ハムと共にツナペーストをトッピングしたツナパン。マンゴーのジャムを添えたヨーグルトと、あとはマサラチャイ。
 
昨日の午後、猛烈に「マサラチャイが飲みたい。冷たくで美味しいのが飲みたい……」と思いたって、アッサムティーを濃いめに淹れてみた。茶葉を煮出すようにしつつ、その中にコリアンダー、シナモン、クローブなどの手持ちのスパイスをパラパラと入れ、砂糖も加える。適当に冷ましてから、氷を満たしたグラスの半分ほどを満たし、残りを牛乳で満たしてみた。
 
これで思った以上に美味しいアイスマサラチャイができあがり、濃厚スパイス入り甘味つき紅茶液がけっこう余ったのだった。生姜とか入れても美味しいんだよなぁ、また作らなきゃ、と決意しつつ、紅茶液は冷蔵庫にしまっておいた。今朝はそれを出してもう一度マサラチャイを楽しんだという次第。
 
マサラチャイ、美味しくて幸せ。また恋しくなったら自作しなきゃ。

六本木 リッツカールトン東京内「45(フォーティーファイブ)」にて
 レディースランチ \5500
      パテ・ド・カンパーニュ、フォアグラムース、オレンジクーリ
      本日のスープ
      ラディッキオのリゾット、和牛頬肉の煮込み添え
      本日のメイン料理
      デザートブッフェ・アッサムティー
 シャンパン(The Ritz-Carlton Tokyo PRIVATE CUVEE)
 赤ワイン(Coteaux du Tricastin Ch. des ESTUBIERS 2005/ M. Chapiutier )

今日は友人たちと「セレブ会」。
「セレブごっこ会」というか「セレブっぽいことをしてみたい会」というか、普段はあまり行くことがない高級めのレストラン("普段行かない"という時点でそもそもセレブとは程遠いわけですが……)で、それなりにお手頃価格で食べられる平日ランチを満喫しようじゃないか(平日ランチしか手が出せないという時点で以下略)という集まり。
 
今日は総勢5人、あれこれ相談した結果、ミッドタウンにあるリッツカールトン東京の45階にあるモダンフレンチレストラン「45(フォーティーファイブ)」に行ってみることになったのだった。45階にあるからフォーティーファイブ。わかりやすい。
 
東京タワーが至近に臨める眺めの良いレストランで、5人ということで奥まった立派な席を用意してくださっていた。なんだか重役席のような重厚さ。これだけ広いテーブルで御飯を食べるというのも、あまりないことで、メニューを開く前からわくわくしてしまう。
 
2人席は2人席で、窓に向かって座れるソファに2人が並んでかけられるようになっていたりして、それぞれ居心地が良さそうだった。天井も程良く高くて開放感があり、フロア中央の前菜とデザートのブッフェ台もとても素敵な光景。
 
アラカルトメニュー、前菜やメインを1皿ずつプリフィクススタイルで選ぶコースの他、「シェフズテーブル」というコースは前菜とデザートがブッフェ形式。「女性のお客様のみのテーブル」で注文可能な「レディースランチ」はデザートがブッフェ形式。こちらは全体のポーションが軽めな代わりに、前菜・スープ・パスタかリゾット・メインディッシュ・デザート、といただける、品数はたっぷりの嬉しい内容だ。
 
やっぱりこれじゃない?これが幸せな感じじゃない?と、全員でレディースランチをいただいてきた。前菜は魚介かパテかの2択、パスタもリゾットかスパゲッティかの2択。メインディッシュは3択(日替わりメニューと鶏肉料理、魚料理)だ。
 
今日はとっても肉が食べたいのよ……と、私が選んだのは、全体的に肉肉しい選択肢になってしまった。5人もいるしねとボトルでシャンパンと赤ワインをいただいて、飲み終わる頃にはすっかり良い気分。たらふく食べました……。
オレンジのラインがちょっと前衛的なパテ・ド・カンパーニュ  
パテ・ド・カンパーニュは、オレンジ風味のソースが直線に敷かれて、ほんのりと前衛的な盛りつけ。
 
パテの上にはふわっふわのフォアグラムース、葉野菜のサラダと、丸く抜かれたブリオッシュ風のほの甘いパンも添えられている。
 
手前には粒マスタードのピュレ状のソースと、トリュフ風味のピュレ状ソース。パテだけで充分濃厚な(でもちゃんと上品な)味わいだったけれど、そこにフォアグラだのトリュフだのが加わって、初手からいきなり豪華な雰囲気。
 
続く「本日のスープ」は、びっくりするほど具沢山な、ベーコンなども入ってちょっと素朴な風にも感じられる野菜のスープ。キャベツや人参、玉ねぎなどがごろごろ入っていて、「トマト味ではないミネストローネ」みたいな感じ。卓上にはハードタイプのとバターの香りの柔らかなパンが3種やってきていて、添えられたのは風味の良い発酵バターだった。
 
赤ワインも加えつつ炊いたのだというリゾットは、ポーション軽めの食べやすいサイズ。中央にはどどーんとすごい存在感で、柔らかく煮られた和牛が乗せられ、その後ろにラディッキオ(赤紫色のチコリ)が1枚。きのこも入るリゾットはイタリア米を炊いたもので、日本米のもっちりねっちりした舌触りではないから、口当たりはあっさりと、ざくざくと口に運べてしまうもの。このリゾットのお肉が、正直なところメインディッシュの煮込みの牛肉よりも好みな味に感じられた。
 
ここまで、「前菜は私、パテで」「じゃあ私はもう1つのにします」と、2人対3人という風に別々のを選んでいた(で、ちょこっと交換して食べたりしていた)のだけれど、メインディッシュは全員揃って「本日のメイン料理でお願いします」と5人お揃い。グリルした季節の野菜(ブロッコリー、姫大根、姫人参、空豆)を添えた牛肉の煮込みで、割と濃厚めなこってり味のクリームのソースで仕上げられていた。見た目はさほどの量ではなかったけれど、「おおー、最後にこってり味のを持ってきたなー」という風な、がっつりと胃に溜まる口当たり。パン皿に残ったパンをソースにこてこて吸わせて食べてしまった。
 
私は乳製品が大好きだから割と歓迎だったけれど、フランス料理のメインでクリームソースの牛肉料理というのはちょっと意外で面白く感じた。
デザートのブッフェ台。なんて幸せな光景!  
で、そんながっつりコースの後に、ブッフェサービスのデザート。
 
ミニサイズのガラスの容器に固められたゼリーやパンナコッタ、マンゴープリンなどが並べられ、それらを盛るための取り皿は、ちょうどそのカップが4つぴっちりと乗せられるようなサイズの小ぶりの角皿。
 
他には、タルト類が2種、チョコレートケーキ、シフォンケーキ、ティラミス、ドラジェやダックワーズ、プチシュー、パパイヤや苺、メロンなどのフルーツ、そしてそして、チョコレートがたくさん!
 
あの、レストランで食後のコーヒーにそっと2かけばかり添えられてくるような、というか、チョコ専門店でうやうやしく「1個200円」とかで売られているようなあのトリュフだプラリネだというアレが、10種類ばかりも皿に並んでいる。
 
柚子にシャンパン、マロンに抹茶……ああ、どれも美味しそう……と悶えつつ、結局全種類はとても食べられずに、厳選に厳選のうえ、あれこれ盛ってきて食べた。結局、皿が小ぶりとはいえ3皿もデザート食べたのだから、我ながらあっぱれ。
 
1皿目はロールケーキと洋梨のタルト、マンゴープリン(ココナッツ風味でトロリと柔らか。タピオカも入ってた)、マロン風味のチョコレートにすみれ色のマカロン、ドラジェを2粒。
2皿目はマンゴーのソースとホイップクリームを添えた紅茶風味のシフォンケーキ、3皿目はパンナコッタとティラミス、苺数粒とチョコレート3つ。
 
食後の飲み物はコーヒー紅茶、紅茶は茶葉から選ぶことができて、ポットサービスの紅茶が嬉しかった。
 
高級ホテルでの食事は、良くも悪くも「優等生的」な感じがして、悶えるほどに最高に美味しい!……というのとはまたちょっと違うのだけれど、エントランスからわくわくする調度品や内装が楽しめたり、スマートなスタッフの所作に安心して食事を楽しめたり、人数がいても同じタイミングで料理を出して貰えたり、ブッフェ台が汚れていたりすることが一切なかったり……と、格別の安心感、充足感が味わえるなぁ、と毎回思う。
 
私は美味しいものが好き(美味しいものを食べさせてくれるお店が好き)だけれど、それと同じくらいホテルという場所も好きだったりするから、今日もたいそう楽しかった。ホテル飯、楽しいです。幸せ。

鶏の唐揚げ
生ハムサラダ
ビール(一番搾り)

昼食後はそのまま数人でカラオケに赴いて、3時間ばかり熱唱。帰宅は息子の習い事が終わる時間と重なった。
息子の「習い事終わったよー」の電話と、私の「駅についたよー」の連絡がちょうど同じタイミングだったので、駅ビルで待ち合わせて、夕飯を調達して帰ることにした。
 
「お母さんはね、お昼がたいそう重かったから夜はちょびっとで良いのです。……息子さんは何が食べたいですか?」
お寿司?いなり寿司屋さんもあるし、洋食のお総菜もあるよ〜、とあれこれ見て回って、息子はパスタ屋さんのテイクアウトパスタ(レンジで温めれば食べられるというもの)を。それだけだとちょと物足りない気がする、とのことで、唐揚げとサラダも少し買って帰った。
 
私の夕御飯は、その唐揚げを1つ2つと、生ハムサラダで。ブロッコリーやトマトがショートパスタと和えられてほんのりバジルの香り。生ハムが数枚トッピングされたそのサラダをおつまみにビールを飲んでおしまいにしておいた。
 
はー、今日はちょっと夢中になった……。

5月20日 木曜日
あっさりあっさり、肉も少なめ!
イングリッシュマフィンのソーセージエッグサンド
ヨーグルト with 宮古島マンゴージャム
アイスカフェオレ

最近、地元の「アンデルセン」で、イングリッシュマフィンの扱いが始まった。
あの平べったい、白っぽい、コーングリッツを表面にまぶしたイングリッシュマフィンは私の好きなパン。100円ちょっとという値段もなかなか手頃で、これは嬉しいわと昨日買ってきてみた。
 
ちょうど美味しいボローニャソーセージも買ってきたところだったので、それを軽く炙ってハムエッグ風にしてトーストしたイングリッシュマフィンに挟む。昨日と同じ感じでアイスカフェオレとヨーグルトつき。私がヨーグルトを器に取り分けていたら、息子が
「僕がわけるのにー」
と釈然としない顔をしている。
 
「なんで?私がやるからいいよ?」
「僕の分を大盛りに……」
「そうされたら嫌だから私がやってるんだってば」
「ありゃー……」
ありゃーじゃありません、と、それでも心持ち息子の分は大盛りで。私も大概好きだけど、息子も乳製品が大好きだ。
リンゴジャムとかマンゴージャムとか、各自好みのものを添えつつ。

カプレーゼ
白菜と鶏肉、油揚げのさっと煮
羽釜御飯
麦茶

今週、野菜の宅配にでっかい白菜が半玉入っていたので、なんとかしなきゃなと思っていたんである。
生で食べる(サラダにしても意外といける)のでは分量食べられないし、漬物にしても息子が喜ばないし。あとは炒め物とかなんだけど、これもそんなに大量に食べられないしなぁ……と、「できれば煮て食べたい」と思っていた。
 
でも、ここ最近は日中は半袖でも良いくらいの陽気続きだしなぁ、煮物というのもなんだかな……と考えあぐねていたところで、今日の雨。一日良い感じに(?)雨が降り続いて、ほど良い涼しさ。今こそ白菜を煮る時!とばかりに、鶏肉買ってきて、薄口醤油ベースであっさり味に炊いてみた。まずは鶏を煮て、ある程度火が入ったところで白菜の芯入れて、葉も入れて、最後に刻んだ油揚げを入れて、味付けは薄口醤油と塩と酒。
 
元々は「鶏と白菜と油揚げの鍋」という鍋料理レシピ(ケンタロウさんの)だったのだけれど、「具沢山の汁物兼メインのおかず」てな感じで良いやと、若干濃いめの味をつけて深鉢に盛った。油揚げの旨味がなんとも良い感じ。鶏と油揚げのだしで白菜が柔らかく、ほの甘く煮えた。
 
その煮物とは全く似合わないなと思いつつ、用意したのはカプレーゼ。
 
月曜に届いた、まだちょっと青くて固かったトマトがやっと美味しそうな風になってきたので、私的に一番好きな生トマトの食べ方であるところのカプレーゼに。スーパーで国産メーカーのモッツァレラチーズを買ってきた。
 
トマトは皮を湯剥きして種を抜いてざく切り。しっかりめの塩とおろしにんにくを和えておいて、塩分で染み出た果汁ごとちぎったモッツァレラチーズ、バジルの葉と和える。スライスされたトマトとチーズをミルフィーユの用に重ねて並べるものよりも見た目は悪くなるけれど、この作り方が好き。
 
「チーズちぎって和えてくれる?和えたら2つの容器に盛り分けてね」
と息子に手伝いをお願いしたら、ちゃっかり自分の皿だけチーズを多めによそっていた。
 
白菜どっさりの薄味の煮物をお代わりしつつ、良い感じに甘くなったトマトを使ったカプレーゼも美味しかった。

5月21日 金曜日
ほうれん草使ったパスタ料理にしたいなー……ということでこんな感じ。
うどん(ひやひや) 半熟卵・揚げ玉乗せ
麦茶

数ヶ月前にうっかり(?)本場高松でうどんを食べてしまったものだから、最近何かと「美味しいうどんが食べたい、ちゃんと美味しいうどんが食べたい」という欲望が盛り上がり中。そんな思いへの救世主が新橋駅前の「せとうち旬彩館」だったりして、先日も銀座にお出かけした時に冷蔵の生麺を買って帰ってきた。
 
小さなだし醤油パックで有名な鎌田醤油の「かけだし」もいつの間にか店に置かれるようになっていて、それも今回買ってきた。濃縮タイプではなく、そのままかければ良いタイプの、いかにもな色合いの香川のうどんだし。1人分ずつのパックになっていて使いやすい。これを冷やしてかければ簡単に「ひやひや」が堪能できる。
 
湯を沸かして茹でるのに時間がかかるので、いつもより15分ばかり早起きしてうどんを茹でた。茹で時間は12分くらい。2人前強の分量の麺が1パックになっていたので、2パック茹でてしまって全員で「ひやひや・大」という、がっつりめの朝御飯。
 
水で揉んで締めた冷たい麺に冷たいだしかけて、青葱かけて、あとは半熟卵と揚げ玉を添えつついただいた。
 
添えた半熟卵は、だんなが先日の出張で買ってきてくれたもの。
「なんかね、空港で温泉卵売ってた……箱入りの」
と、渡された箱の中には綺麗に1個ずつが包装された温泉卵。賞味期限は常温で2週間ほどだそうで、これは便利だわとうどんに乗せて食べてみる。いい感じに黄身が柔らかで美味しい。
 
鎌田醤油のだしも、悪くなかった。悪くなかったけど、「がもう」で買ってきただしの方がいかにもな感じで好みだったかも。

白菜と鶏肉、油揚げのさっと煮
ほうれん草とベーコンのクリームソースペンネ
アイスティー

明日は息子の学校の運動会。
「ん〜一応聞こうと思うけど、お弁当のリクエストある?」
「カツ丼とフルーツポンチ!」
「……そうだよねぇ……そう来るよねぇ……」
 
去年のお弁当にいたく喜ばれたから、今年も同じのを頼まれるかなと覚悟していたけれど、やはり。
 
カツ丼って、全然張り合いがないんだよ、"ちらし寿司と唐揚げ"みたいな"ハレの日的華やかさ"が無いじゃなーい……と思いつつ、でも、動いて疲れてのお弁当が「カツ丼」はとても魅力的だというのもよくわかる。
 
せめて今年はカツを自分で揚げるかなぁと思いながら、買いだしに行ってきた。……ら、肉屋でロースカツが特売だった。でかい豚カツが、1枚198円。
 
すみませんごめんなさい、私は易きに流れる事に致します……と、躊躇せず、その豚カツを購入。
フルーツポンチにはマンゴーとか入れたいなぁと果物屋を覗いたのだけれど、出始めの国産マンゴーは安くても1個980円という価格だったのでタイ産のペリカンマンゴーを使うことにした。あとはバナナに苺、その他諸々。
 
せめてもと、少しだけ野菜料理も用意することにして、その弁当の仕込みをぼちぼち始めながらの夕飯の準備。ほうれん草があったので、クリームソースのパスタにすると良いかなと、買い置きのベーコンを冷蔵庫から出しつつ、ペンネを茹でる。
 
ベーコンを炒めてざく切りにしたほうれん草も加えて炒め、塩をふったらパスタの茹で汁を少々。ほうれん草が柔らかくなったところで生クリームを注いで軽く煮詰め、最後にちらっとピザ用チーズを溶かしてコクを出した。ショートパスタの方がクリームソースが絡んで美味しいかなと思ったのでペンネを選んだのだけれど、なかなかばっちり、良い感じ。
 
昨夜に続いて「献立の組み合わせ的にどうよ」と思いつつ、白菜入りのスープを添える。一緒にたっぷり煮たはずの鶏肉は、本日のだんなのお弁当にあらかた詰めてしまっていたので、「油揚げと白菜の鶏風味スープ」という、かなり淡泊な感じになっていた。

5月22日 土曜日
運動会のお弁当のデザート。
「アンデルセン」の
 ミニチーズパン
 バナナブレッド数切れ
 エスカルゴ1/4切れ
アイスカフェオレ

今日は息子の運動会。登校はここ数週間と同様にいつもより30分早くに行かないとダメらしい。
お弁当作りもあるし、簡単に済ませられる朝食のがいいなぁと、軽くあっためるだけで食べられるミニサイズのチーズパンと、常温のまま食べて美味しかろう甘めのパンを適当に見繕って買っておいた。
 
レジャーシートに、保冷バッグ、カトラリーとワンウェイ容器と、そうそうプログラムとカメラと……と、荷物を散乱させながら、ちょっと慌ただしい朝御飯。
 
私は、バナナ入りのしっとりとしたパン(というか、もはやパウンドケーキ?)が大好きなのだけれど、家族はあんまりお好きではないようで、そのパンだけ売れ行きが不調。おいしいのになぁ〜。

運動会のお弁当!
 白菜ときゅうりの塩揉み
 ポテトサラダ
 かつ丼
 フルーツポンチ
 お茶

毎年加熱する、息子の学校の「場所とり競争」。
 
息子が入学した頃は、運動会開始の9時になるかならないかくらいの到着でも、それなりに良い場所(=トラックに面した最前列とはいかないまでも、そのすぐ後ろくらい)の場所を余裕で確保できたものだけれど、一昨年あたりから場所とりの加熱ぶりがちょっと過剰になってきた。どうも、相当朝早くから、シートを張る人が多いようで(張るだけ張って、人は運動会開始後にゆっくり来る)、ならばと我が家も朝6時からシート張り。……なのに、もう100組以上がシートを張りまくった後だったらしく、今日は過ごしやすい木陰のエリアの隅っこの方にようよう、という有様だった。年々の加熱ぶりはちょっとおそろしいほど。
 
息子は最高学年ということであれこれ係を任されているらしく、準備運動代わりのダンスで「お手本」係として皆の前で踊ってみたり、なかなか頼もしいことになっていた。組体操に騎馬戦に……と、運動会の花形的な種目も多い。かなり勝負色の強く、「1等賞」は金リボンを腕につけてくれるここの運動会、息子はだんなと参加した親子競技でめでたく2位になって、誇らしげに銀のリボンを腕につけて歩いていた。
 
お弁当は、去年とほとんど同じ感じの、「かつ丼&フルーツポンチ」。
去年のそれがいたく気に入ったようで「今年も同じのがいいな!」とリクエストされていたのだった。親子で食べるお弁当が、重箱入りのとかじゃなくて「かつ丼」というのが見た目的に寂しいなと思わなくもなかったけれど、確かに動いた後のガッツリ飯にはちょうど良いというか。確かに美味しいし幸せだ。
 
「カツ丼だけでいい!他のおかずは要らない!」などと息子は言っていたけれど、せめてこのくらいは、と添えた野菜料理は白菜ときゅうりの浅漬け風の塩揉みと、ポテトサラダ。
 
フルーツポンチは、今年はバナナと苺とタイ産マンゴー、缶詰のパインと桜桃。苺もマンゴーもがっかりな感じの薄い甘さだったので、色止めに全体にレモン汁をまぶした後、砂糖も適当に加えてタッパーに詰めて持っていった。現地で取り分け、上から三ツ矢サイダーを注いで食べる。今年もreisenthel社のピクニックバッグは大活躍で、サラダやフルーツ、飲み物はいい感じに冷えたままお昼まで保ってくれた。底に1個だけ入れた保冷剤が帰宅時まで溶けなかったほどの保温力。
 
「買って良かったわー、ほんと良かったわー」
「そもそも、ワインとハムとか詰めるためのバッグなんでしょ?ワインオープナーとかついてるし」
「冷たい日本酒とか焼酎詰めていくのもいいよねぇ……ロックアイスも入れてさ、で、唐墨とか詰めてピクニックに……」
子供たちの競技見ながらそんな話で盛り上がり、「そもそものバッグのコンセプト通りに、ワイン詰めて、あとはカプレーゼとかタコのマリネとか持って歩くのも幸せ……」とか、そんな感じに。結局、このバッグに酒を詰めたくて仕方のない私たち。

海浜幕張 「OUTBACK」にて
 コンボ・アペタイザー \1500
 アウトバック・スペシャル 200g \2200
     シーザーサラダ・コールスロー・ガーリックマッシュポテト
 生ビール(一番搾り) \680
 ビール(Corona) \730

晴天に恵まれた運動会も無事終わり、帰宅後は早々に入浴。
 
「……ビール」
「うん、ビール飲みたい」
「ビールが美味しく飲める御飯が食べたい」
焼肉?うーんなんかちょっと違くてね……飲み屋って感じでもなくて……とあれこれ考えているうちに「アウトバックはどうだ」という事になった。バスや電車を使わなければいけない距離だからちょっとめんどくさいけど、でも「フライドポテトとかオニオンフライとかつまみながらビール!そのあとステーキ!」という流れはたいそう魅惑的。
 
で、バス乗ってお出かけ、ちょっと早めの夕御飯を堪能してきた。
ビールのお供、大満足のアペタイザーコンボ。  
肉よりむしろ、おつまみ的なものが恋しいよねと頼んでみたのが「コンボアペタイザー」というプレート。
 
新しく登場したメニューのようで、人気の前菜の盛り合わせとのこと。チキンウィング(揚げ手羽元)、オージーチーズフライ(揚げ芋にチーズとベーコン)、フライドカラマリ(揚げイカ)、ポップコーンシュリンプ(揚げ小海老)という、揚げ物だらけの最高なビールのアテだ。
 
手羽が4本盛られているところを見ると、多分4人くらいで食べるのを前提としたものだと思う……。ま、まぁ、親子3人でつついていたので(息子は主にポテト担当だったけど)……。
 
中央には、チキン用のブルーチーズソースと、シュリンプ用のマヨネーズチリソース。スティックセロリも添えられていて、
「そうそうそう、バッファローウィングにはこのソースとセロリが添えられてきてさぁ……それがまぁ、好きじゃないんだけど」
美味しいとも思わないんだけど、でもなんか、この組み合わせが懐かしくて嬉しいんだよねぇ〜……と、だんながわけのわからない事を言いながらセロリをパリポリ食べている。私はセロリが割と好きだから、このセロリ+ブルーチーズディップ、たまらなく好きなんだけどなー。
 
チキンウィングは、一応「バッファローウィング」を想定したものだと思うけれど、でもどちらかというと「ただの、辛い鶏の唐揚げ」という感じだったのが少し残念。
 
バッファローウィングは、スパイスはまぶすけれど衣はつけない鶏(多くは手羽元)の素揚げに酸っぱ辛いソースを絡めたもの。最後にソースを絡めるからと、鶏はただ素揚げするところもある。で、ブルーチーズ風味のディップをつけながら食べる。多くはセロリのスティックが添えられる。こんな感じ。「酸っぱ辛い」というのがポイントで、ただ辛いだけのバッファローウィングはちょっとがっかりな感じ。
 
でも、そういえばHootersのバッファローウィングは衣つきのものだった(こんな感じ)だったから、OUTBACKのそれもひとつの正しい有り様なのかもしれなかった。あとは酸味、酸味があれば……!
 
ともあれ、これ以上なくアメリカ〜ンな、幸せな前菜プレートだった。イカも海老も「そうそう、こういうの、あるよね」という感じで、最初は一番搾りの生を貰ったのだけれど、次はコロナで。
 
そんな前菜の後だったから、ステーキは一番小ぶりのでいいや、と、200g(確かそれが一番小さなサイズ)のスタンダードなステーキセットを。セットのスープorサラダはシーザーサラダにして、付け合わせもコールスロー(とマッシュポテト)にしてみたけれど、「揚げ物と肉をがっつり食べました」という事実は変わらないわけで……入浴した後だというのに、顔をテッカテカさせながら帰宅したのだった。

5月23日 日曜日
ごわっと、ニラたっぷりラム肉炒め!
「カルフール」の
 コロッケサンド
 ワッフル
カフェオレ

「しょっぱい系のパンが食べたいよ」
と、昨日の夕方、幕張のカルフールをぷらぷら。
 
「おお!エビグラタンパンあった!」
と、だんなが嬉しそうに向かった棚には、ちょっと小ぶりのバンズのような丸いパン(カルフールの「バターロール」だそうで……でも、バターロールにしてはでっかいのよ、通常の2倍くらい)にコロッケが挟まってるような外見のものだった。似たような外見の「コロッケパン」も並んでいる。
 
じゃあこれでいいかな、と、私と息子の分がコロッケパン、だんなの分はエビグラタンパン。4個セットで安売りになっていたワッフル・原宿ドッグの甘いパンセットも1袋買って、これは適当につまむことにした。
 
昨日の疲れもあって、ちょっとのんびりめに寝た後の朝御飯。
今日は雨の一日で気温もけっこう低くてほんのり肌寒いくらい。久しぶりに温かい珈琲を用意した。温めて食べるとコロッケがほくほくしてなかなか良い感じ。

富士宮やきそば
麦茶

雨ですなぁ、買い物行きたいけどなかなか行けませんなぁ、と時折窓の外を見て空模様を確認しつつ、昼御飯はありもので。買い置きの「富士宮やきそば」の麺とソース、だし粉に肉かすを用意して、豚肉とキャベツもあるから丁度よいねと、だんながさっさかさーと炒めてくれた。
 
じっくり炒めてカリカリサクサクの食感になった肉かす(=富士宮やきそばに必須のアイテムで、豚の背脂やバラ肉からラードを絞った後の残りかす)が豚薄切り肉と共に麺に絡まって、それが何とも良い旨味。太めのもっちりとした麺も「そうそうこれこれ」という感じだった。さほど、町全体が「富士宮やきそば!」という感じではない富士宮だったけれど、また機会があったら行ってあれこれ食べてみたいかも。

スモークチーズ
スティックきゅうりと茹でブロッコリ
メバチマグロのお刺身
ラム肉とニラもやしのジンギスカン風
オニオンスープ(レトルト)
羽釜御飯
ビール(プレミアムモルツ)

結局雨は午後になっても降り止まず、でも夕飯の食材は買いに行かなきゃと、小雨降る中強引に自転車こいでスーパーに行って来た。
 
昨日カルフールで「3割引」の値札シールつきで売られていた厚切りの焼肉用ラム肉使って、夕飯のおかずはジンギスカン風炒めの予定。ニラ買ってもやし買って、鮮魚コーナーでなかなか美味しそうなメバチマグロのトロがあったのでそれも購入。あとは家のありものを適当に出して、「冷蔵庫内大処分市」みたいな献立になった。汁物は、「オニオンスープとか飲みたいなー」というだんなのリクエストで、買い置きの明治屋のレトルト(2倍濃縮のパウチパック)で。
 
ラム肉つつきながらだんなが言う事には、「また旭川のジンギスカン屋さん行きたいなー」と。
昨年訪れた、旭山動物園の帰りに寄った「成吉思汗大黒屋」のジンギスカンが、だんなが今まで食べたジンギスカンの中で一番忘れられない美味しさだったのだとか。
 
羊肉全体を含めてだったら、先月いただいたばかりの「乳飲み仔羊」の美味しさが格別なものだったけれど、あの美味しさの方向は「"ラム肉"が食べたくて食べる肉」というのとはちょっと違う。確かに旭川のあのラムは美味しかったなあぁぁぁ。また北海道行きたいなあぁぁぁ。
 
と北海道に思いを馳せつつ、今日やっていたことは「香港で携帯電話使うにはどうするのがいいんだろ」「レンタルじゃなく、いっそ買ってしまうというのは?」「それじゃSIMカード要るじゃん、どこで入手するのがいいんかな?」「てか、諸々でいくらくらいかかるんだろうねー?」と、もっぱら香港旅行のための通信事情調査だったりして。大体理解できました。NOKIA端末あたりを買ってしまうのが後々の旅行でも活用できるかな、と。