(たまご・ツナマヨ・コーンマヨ)
カフェオレ
最近、ヤマザキの「ランチパック」に似た感じの他メーカー品を良く見るようになってきたなぁ、と思っていた。フジパンのスナックサンドとか、木村屋のふんわりサンドとか。
「……で、神戸屋にもこんなのあったんだねぇ」
と、週末スーパーの特売ワゴンで見つけたのが、「ラクふわパック」という品。
食パンではなく、イングリッシュマフィンのような表面にコーングリッツをまぶしたパン生地の間にツナや卵が挟んである品で、試しにと朝御飯用にいくつか買ってきてみた。そのワゴンにあったたまご・ツナマヨ・コーンマヨの3種類を籠に入れ、「これ3つだと足りなくない?」と、だんなと息子用にランチパックのハムカツも一緒に買った。
ランチパックよりもパンがボリュームある分、具が少ないように感じた「ラクふわパック」、でも味の方はまぁまぁ悪くない感じ。私はハムカツは要らないのよ〜と、1つを半分にしたコーンマヨとたまごを1切れずつ貰い、最後1切れ残ったツナマヨはだんなと更に半分こした。
食後に出そうと様子を見ていた黄桃2つ、今ひとつ甘い香りが漂ってこないので数日追熟させていたのだけれど、どうも変わらず今ひとつな具合だったので、まとめてコンポートにした。煮くずれないように、火を止めたり消したりを何度か繰り返してじわじわとシロップを染みこませ、美味しく煮えたところで冷蔵庫へ。
まんま「桃缶」みたいな味(いや、それより美味しい……はず!)になったので、風邪の良いお供になりそう。
今日は野菜が届く月曜日。今週の「ベジタS」は
小松菜1把・レタス1玉・茄子3本・蓮根1節・里芋1袋・ぶどうパック
という内容。
葡萄は、規格外のものを集めた数種類入りのもので、あれこれつまめるのが嬉しい。茄子に蓮根、里芋といったあたりが秋っぽいなぁと思いつつ、煮込み料理が楽しくなってきそうな品揃え。
麻婆豆腐
牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(ヱビス ザ・ホップ)
今日の夕御飯は、麻婆豆腐。
昨日、「蟹玉にしよう」と決める前に「麻婆豆腐も良いね」と話していたことから材料は昨日のうちに揃えてあった。いつもはだんなが作ってくれる麻婆豆腐、今日は私が用意ということで、「では明らかに"違う味"のレシピを探してみようかな」と、いくつかのレシピを見比べて『がんばらない!中華』(吉田勝彦 集英社 2003年)掲載のものを参考にすることに。豆板醤の量などを調整したけれど、ピリ辛の甘さ控えめ、大人っぽい味の麻婆豆腐になった。
最初に挽き肉を甜麪醤、醤油、酒で炒めつけるところから。炒めて一度除けておき、空になった中華鍋で今度は豆鼓、刻みにんにく、豆板醤(今日は香辣脆を使用)を炒め、そこに炒め挽き肉を戻し入れて、角切り豆腐を入れ、水、醤油、酒を注いで片栗粉でとじてできあがり。仕上げに刻み葱(長ねぎと万能葱両方)を散らし、花椒塩と一味唐辛子をふる。
だんなが作ってくれるいつもの麻婆豆腐は、甜麪醤が多めでオイスターソースも入っている。今日のは甜麪醤も入るけれどむしろ醤油の方が主張が強い感じで、なんだか御飯に似合う味。
野菜も一皿つけたいなと、蓮根を薄切りにして酢水にさらしたものをさっと茹で、すり胡麻とマヨネーズ、醤油ひと垂らしで和えたものを。マヨネーズを入れたところで「……もしかしてタラコ入れても似合うかも?」と、だんなの北欧出張土産のたらこペーストを少量、お味見兼ねて混ぜてみた。
たらこペースト、かの地では「朝食ブッフェに必ず用意されていた」というメジャーなものなのであるらしい。パンやクラッカーに塗って食べるのが普通の使い方だそうで、ゆで卵の上に絞ったりしても美味しそう。御飯やパスタにも似合うかなぁと思いながら、とりあえず味見〜と舐めてみたら、やっぱり日本のたらこのほぐし身とは違う風味。保存料等々、色々入っているのだろうけれど、酸味もあるし塩気も強め。「バターと和えてたらこスパ」よりも、「生クリームと合わせてペンネに和える」とかの方が美味しそうだなと思った。今日の蓮根には「言われてみるとたらこが入っている」くらいの量にしたので違和感もなく、旨味は感じられて悪くない感じに。
麦茶
今日の朝食はパンじゃなくてご飯が良いなぁと思っていて、で、息子と相談(だんなは朝ジム)して
「……お茶漬けどうだろ?」
と言ったら
「お茶漬けーーーーー!」
と、めっちゃ喜ばれた。
なぜそこまで喜ぶ……と苦笑いしながら器やお湯を準備して、やはりこれでしょ、の定番の「永谷園 さけ茶づけ」を出す。お湯入れすぎると薄くなっちゃうから気をつけなねーなどと言いながらご飯よそってお茶漬け海苔かけてお湯注いで、フーフー言いながら食べた。
そういえば外食でお茶漬け頼むことはあっても家で食べることはあんまりないものねぇ、と、息子の喜びぶりに納得しつつ、簡単な朝御飯。
茹で卵のたらこペースト添え
蓮根のアンチョビ炒め
オクラと豚肉のガーッと煮
京菜と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
手元にオクラとトマトがあって、ちょうどそれを使えるレシピが「オクラと豚肉のガーッと煮」。
今日の帰宅は遅くなる予定のだんなが「おかずは明日のお弁当にしてくれると嬉しいなー」とのことだったので、お弁当にも向くかなとこれを作ってみることにした。多分レシピのネーミングからして小林カツ代さんのレシピではないかな、と(確証なし)。
鍋に刻んだトマトとオクラを並べてその上に蓋するように豚薄切り肉を敷き詰め、上からケチャップをニョロニョロッと大さじ2ばかり。あとは塩胡椒……と、至極簡単な味付けで、10分ばかり蒸し煮する。味見してみたら思っていた以上に「ケチャップそのもの」の味だったけれど、普段の食事は醤油味醂味が続きがちだからこういうのも悪くはないかな、と。
あとは、小皿にちまちましたものを盛りたいなと、青菜(小松菜)のおひたし、半割にしたゆで卵にたらこペーストを絞ったもの、それと蓮根の炒め物を盛ってみる。
蓮根は、にんにくと唐辛子を入れたオリーブ油で炒め、最後に叩いたアンチョビと刻んだパセリを和えた。蓮根、使い勝手が今ひとつわかっていなかった時は「とにかく煮よう」という感じだったのだけれど、スライスして炒めたのがとても美味しいと気付いてからは、煮るよりむしろ焼いて食べることが多くなった。火を通しすぎない程度にシャキシャキした食感に茹でてサラダ風にするのも悪くない。
味噌汁も京菜入りで、良い感じに野菜多めの夕御飯。
週末は発散したい気持ちもあって「ガツンと肉だー!」という気持ちになるけれど、普段の食事はこんな感じがけっこう好きかも〜……と思うようになったのは、私も年を取ったということかしら。
梨
アイスカフェオレ
今日はホットドッグ、いつもは"もどき"のチリドッグだけれど、今日は多分、正真正銘のチリドッグ。先日煮た「チリビーンズのメキシカンプレート」の煮豆と肉が少量残っていたので、それをドッグパンの底に敷いてから炒めたウィンナーを乗せ、チーズをトッピングしてからオーブンで焼いた。
かなりしっかりとスパイシーな肉と豆がごろごろ入ったホットドッグで、朝から「がっつり」という感じ。
時間も手間もそれなりにかかるけれど、乾燥豆から煮た豆は缶詰を使うより美味しくて(でも缶詰を使った方が"いかにもな味"になるのも少なくないのだけど)、でも我が家に常備されているのは、なぜか「ひよこ豆」ばかり。白えんどう豆や赤えんどう豆も用意しておきたいところだけれど、あまりスーパーで安売りされる類のものではなかったりして、なかなか買えずにいたりする。
里芋とスルメイカの煮っ転がし
京菜と油揚げの味噌汁
ミニ豚丼
羽釜御飯
麦茶
今週頭に届いた野菜セットには、そろそろ季節の里芋が入ってきた。やっぱり煮て食べるのが美味しいかなぁ、そのまま煮るのもちょっとつまらないから挽き肉と合わせようかしら、と思っていたのだけれど、今日覗いた魚屋でスルメイカを安売りしていた。
イカと里芋も相性良いし、これにしよう!と1ぱい購入。魚をおろすのも嫌いではない(得意ではない……)けれど、イカをおろすのは魚よりも好き。胴から内臓引っこ抜いてー、目玉とクチバシ抜いてー、透明で綺麗な軟骨を抜いてー……と、なんというか楽しい。うっかり墨袋を潰しちゃって「うわちゃぁ!」となるのも楽しい。無事に墨袋を引き抜けるとなお楽しい。
今日はたったの1ぱいだし、墨や内蔵を使う料理をしたところで息子が嫌がるかなぁとそれらは捨てることにして、胴は輪切りに、ゲソは2〜3本ずつにほぐしておいた。皮を剥いて塩で揉んでぬめりを少なくした里芋とイカを熱しただし汁に入れ、醤油と砂糖と酒を加えて煮込んでいく。良い感じに煮詰まったところで追加の醤油と味醂を加えてテラッとさせたらできあがり。
息子は、学校給食で出た「イカ飯」が大嫌いで、以来イカ料理全体が苦手な模様。食感は独特かもしれないけれど、強いアクやクセがある食材ではないし美味しいんだけどなぁ……と思いながら、「おかずがイカと芋の煮転がし」だけではがっかりかしら、と、半端に残っていた豚薄切り肉でミニサイズの豚丼も仕立てることにした。
豚丼は簡単に、市販の「豚丼のたれ」(北海道で買ってきたもの)で炒めただけ。自家製の秋刀魚のコンフィを添えたサニーレタスのサラダは玉ねぎドレッシングを添えて、あまり手間をかけなかった割にそこそこ豪華な感じになった夕御飯になった。
こっくりと、柔らかく煮えたイカが期待以上に美味しくて、私はこれを大満喫。
「これ、何?そっか、イカかー」
と言いながら、私の分よりも軽めによそってやった里芋とイカを、息子はちゃんと平らげていた。「これは、まぁ、食べられる」とかなんとか言いながら。豚丼の手間の10倍くらい大変だったんだけどなぁ〜。息子にとっては多分豚丼の方が御馳走。
ハムエッグ
葡萄(ベリーA・シトロンネル・ウインク)
アイスカフェオレ
昨日パン屋さん「アンデルセン」で買い物したら、見慣れないコーンパンが棚に積まれていた。名前は「焦がし醤油のコーンロール」。コッペパンのような細長い形で、香ばしい焼き色がいかにも美味しそうだから買ってきてみた。軽くオーブンで温めて、お供にハムエッグと葡萄。
よく口にする、フランスパン生地風のコーンパンよりも、ねっちりもっちりした感じの生地は、醤油の味もほのかに漂ってほんのりと和風味。なかなか好みな味だった。
週頭に野菜セットに入ってきた「規格外ぶどうセット」は、黒っぽい「ベリーA」、緑色の「シトロンネル」、赤紫色の「ウインク」のパック。ベリーAの濃厚な甘さが良い感じで、「緑も旨いよ」「でもこっちは皮が剥きづらいね」などと話しながらたっぷり食べた。
里芋とスルメイカの煮っ転がし
レタスの沙茶醤煮
京菜と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
ビール(Ringnes)
煮込み用の牛肉を買ってきてあるので、今日はこれを料理しようかなと、氷温室からそれを出した。最初はだしと醤油の味付けで大根と煮込もうかと思ったのだけれど、取り出した肉はサシも入っていかにも美味しそう。でも筋っぽくもあるから、時間かけて煮込んだ方が柔らかく美味しくなるかもしれない……とあれこれ悩んで、「いっそカレー?」などとも思いつつ、以前一度作ったことのある「レタスの沙茶醤煮」にすることにした。
「レタスの〜」という料理名だけれど、メインは牛肉だ。牛肉を煮込んで、最後にそのタレで湯引きする感じにレタスに火を通して肉と共に盛りつける。
昼頃からのんびり煮込もうかなと、2時間煮て2時間火を止めて、また2時間煮て火を止めて……と、とろ火で煮詰めながら火を通してみたら、見事なまでのホロンホロンの美味しい煮えっぷり。さして手間もかからず、美味しいおかずができた。
味つけは醤油がベースで、そこに沙茶醤(サーチャージャン。魚介類がベースでにんにく、胡麻、香辛料などが入っている)と氷砂糖を加え、あとはスライスした生姜やシナモンスティック、赤唐辛子などが入る。肉の旨味も出た、トロトロに煮詰まったタレに4つ割りにしたレタスをさっとくぐらせると、色鮮やかになっていかにも美味しそうな感じになった。
昨夜の残りの煮っ転がしも出し、あとは茄子をスライスして油多めに敷いたスキレットで焼き、おろし醤油で。
セリーグの首位攻防戦が終盤を迎えている今日、阪神は今日がホーム戦の最終日。矢野さんの引退セレモニーもあるということで、居間に座して野球観戦しながらの夕御飯。
良い感じの勝ち試合な流れで、抑えの球児も出てきて「走者が出なかったら2アウトで矢野さん出てくるよねー」なんてほくほく見守っていたところ、連続四球の末の逆転3ランホームランを浴びるという悪夢のような展開になってしまい、「イヤアァァァ」「ギャアァァ」と食後のテーブルは悲鳴まみれ。来週にはこの狂乱のシーズンも終わりなんだなぁ。