麦茶
このところ、「朝うどん」を食べていない日が続いていたので、今日こそ!と気合いを入れて、昨夜のうちにだしパックは氷温室でしっかり冷やし、葱も揚げ玉も用意しておいた。麺もだしもキンキンに冷やした「ひやひや」が今日の朝御飯。
水道の水は、もうこの季節だと「ぬるま湯」くらいの温度なので、茹でたうどんは氷水でしっかり冷やして、このうえない「ひやっひや」な状態に。今日も朝からけっこうな気温で、そんな中で食べる冷たいうどんは最高に美味しかった。
ちなみにうどんは、「業務用」と袋にでかでか書かれたさぬきうどん。香川のアンテナショップで購入できるうどんはたいてい「2人前」相当のパックで、家族3人で使うには少々使いづらいのだけれど、この業務用は良い感じに3玉分という感じで重宝している。2ヶ月ほどの常温保存可能なのもポイント高い。
麦茶
息子は今日も部活。
昼前には帰ってくる予定だったので、
「お昼軽く食べて、で、夕方早めにお出かけして王将で餃子食べようか〜?」
なんて言っていたのだけれど、帰ってきた息子曰く
「海の日だからプール行ってくる!約束してきた!」
だそうで。
ありゃあ、そうなりましたか……と、手早く食べられるものをということで、昼御飯は冷凍庫に入っていた「和牛煮込みカレー」を温めて食べることにした。1つずつ密閉パックが不織布の袋に入れられた高級感溢れる冷凍カレーは、だんなが友達からいただいたもの。
レトルトカレーにはありえない感じの、肉がどっさり入ったカレーは和牛のすじ肉をたっぷり使ったものなのであるらしい。インドカレー寄りではない、いわゆる「日本のカレー」だけれど、よくあるレトルト臭さは皆無。じんわりと来る辛さも心地よいもので、素晴らしく美味しいカレーだった。
「うわ、なんだこれめちゃめちゃうまっ!」
「"レトルトカレーでいっか"という気分で食べちゃダメなカレーだったね……」
これは普通に「御馳走」だよね、と、びっくりしながら美味しくもぐもぐ。
煮込んだ肉のホロホロ加減も、そのたっぷり具合も、色々ツボなカレーだった。美味しうございました!
……で、午後は結局家でごろごろごろー。
茹でとうもろこし
豚肉の冷しゃぶ
(空心菜スプラウト・もやし・きゅうり・茗荷)
ごぼうとじゃがいも、ベーコンの味噌汁
韓国海苔
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
夕飯も結局外出は止めて、家でありものを食べようということに。
「冷しゃぶ食べたい」と材料を揃えていたところだったので、それを使って今日は冷しゃぶ。
茹でもやし、空心菜スプラウト、刻みきゅうりなどを平皿に盛り、そこに茹でてから常温まで冷ました豚薄切り肉を盛りつける。
刻み茗荷と炒り胡麻散らして、銘々皿にとってから胡麻だれを回しかけて食べるとたいそう幸せだ。個人的には「茗荷山盛り」が更に幸せ。
今日か明日に改めてお買い物行こうかと思っていたから汁の実がないのよねぇ……と、「ごぼうと人参はある」と冷蔵庫を見たものの、残念ながら大根が無いので豚汁は作れない。豚肉も冷しゃぶに全部回したいし……と考えて、「ごぼう・じゃがいも・ベーコン」の組み合わせにしてみた。
ベーコンの味噌汁は、思いのほか美味しいもの。あんまりコテコテの味噌味にせずに、味噌は若干少なめの量にしておいて、足りない塩気は塩で調整、さっぱりめの味噌汁にした。「じゃがいも・玉ねぎ・ベーコン」「キャベツ・ベーコン」、あと「もやし・ベーコン」あたりもきっと似合うはず。
おつまみにスモーク牛タン、かまぼこなども出したらなんとなく「週末の晩酌の食卓」的な雰囲気にまとまって、でも昨夜ほどの深酒はせずにのんびり夕御飯。
とろけるチーズパン
ミニクロワッサン
アイスカフェオレ
パイナップル
連休中に「POMPADOUR」で買ってきたパンで朝御飯。
ネーミングそのままに「とろけるチーズ」が入った「とろけるチーズパン」は、値段もそこそこお手頃でとても美味しい。常温で食べてもチーズがとろりと柔らかく、温めて食べるとなお一層とろんとろんになってとても良い感じ。
合わせて買ってきたほの甘いミニクロワッサンも出して、いよいよ息子の夏休み本番が始まった今日も、いつもと変わらず朝6時起きなのだった(=だんなサマータイム出勤、息子部活)。
日付が変わる頃に寝ると朝6時起床はちょっとばかりしんどいものがあって、午後になるとやたらと眠くなってしまうものの、涼しくて静かな午前中のうちに仕事が一気に片づけられるのは私にとっても嬉しいこと。
今日は絶賛台風接近中ということもあって一日外出の予定もなく、とても真面目に仕事してみた。ついうっかり仕事のBGMに「モンスターハンター狩猟音楽集」なんてものを選んでしまって、「いかんいかんこれはなんだか血がたぎって変な勢いがつく」と慌てて別のものに変えてみたり。
フルーツトマトとモッツァレラの冷たいパスタ
コーンスープ(インスタント)
麦茶
今日は息子と2人の夕御飯。
何やら手元にトマトがどっさりあるので、「トマトを食べましょう」をテーマに、冷たいパスタを用意した。カプレーゼ用にモッツァレラチーズも用意してあったので、それを使って「カプレーゼパスタ」的な感じで。
フルーツトマトは刻んでオリーブ油と塩とおろしにんにくで和えておいて、そこにちぎったモッツァレラとバジルをぽいぽいと加えて混ぜ合わせ、それを水で締めた細めのパスタに乗せるだけ。ちらっとオリーブ油を追加で垂らして黒胡椒がりごり挽いてからいただいた。
添えた葉野菜は息子の理科の課題なのであるらしい、水耕栽培のリーフレタス。
500mlのペットボトルで給水する仕組みで、数日に1回水を加える程度で勝手に育っていくらしい。「葉っぱ食べていいからね、4枚くらい残してくれればいいからね」と息子に言われていたのだけれど、1週間ほど放置している間にわっさわさに育ってしまっていた。早く食べてやらないと虫もついてしまうかしらと、下の方から葉をちぎってパスタの下に敷かせてもらった次第。
あとは茄子を刻みにんにくとオリーブ油でソテーした付け合わせと、スープは手抜きでインスタント。
肉っ気のない夕御飯だったけれど、オリーブ油とチーズで見た目以上にしっかり食べ応えがあって、カプレーゼ好き(というかモッツァレラ好き)の息子にも好評な模様だった。
牛乳
やたらと速度の遅い台風がじわじわと四国あたりを目指してきていた昨日、遠く離れた千葉ですらけっこうな荒天で「こりゃパンとか買いに外出するのは無理かなー」と、午後にパンを焼いてみた。
まだまだ手元にあるcuocaの食パンミックスから、今回は「しっとりチョコ食パンミックス」を選んで、パン焼き機でこねこね。発酵が終わってから取り出して小分けして丸め、丸めたついでに中に板チョコを1かけずつ詰め込んでみた。発酵を終えたら電気オーブンで10分ほど焼くだけ。
朝に食べる用に6個(家族人数×2)、あとは焼きたてのお味見用に私と息子用に2個、というつもりで8個焼いてみて、粗熱が取れたか取れないかのうちの1個ずつを早速息子と食べてみた。
生地自体はほとんど甘さがなく、ゆえに詰めたチョコの甘さが際立って感じられる感じのチョコパンに。ああ、市販のパンについている甘さって相当なものなんだなぁ……と、そんなところに感心しながら、なかなか上手に焼けたパンを堪能した。
朝食にも1人1個。
これは牛乳が似合うでしょう!と牛乳飲みながら、案外明るい空模様を眺めて「で、台風はどうなったのでしょう」と思う今日の朝。
シアントロ(=香菜)
タコス
フラワートルティーヤ
レタス・トマト・チーズ
タコミート・タコソース
ビーフファヒータ
ビール(Corona)
結局台風は、当初の予想よりは南に進路をずらしてくれて、時折スコールのような雨が数十分降る以外は強い風もなく、比較的平穏な一日に。雨雲レーダー見ながら「これから30分は少なくとも大丈夫そう!」と慌てて午前中のうちに買い物に行ったのだけれど、午後もおおむね曇り空。明日は楽しみにしていた外出なのだけれど、これなら問題なくお出かけできそうだ。
つい数日前に食べた気がするのだけれど、夕御飯はタコス。
連休中に美味しそうに熟れたアボカドがお手頃価格だったのでうっかり買ってきてしまい、「レタスもトマトもあるし……ってことはタコスかなぁ、やっぱり」と、作ってしまうことにした。
先日行ったメキシコ料理屋さんは美味しかったのだけれどあんまり肉っ気が多くなかったのと、香菜(メキシコではcilantro シラントロ、という名前になりますです)があまり使われていなかったのがちょっと物足りなかったので、今日は「肉と香菜」をふんだんに。
ついでにと、こちらの記事を参考にフラワートルティーヤも作ってみた。ごく薄く伸ばした生地を小ぶりに作っていったら、できあがった生地は12枚ほど。
シュレッドレタス敷いて、刻んだトマト散らして、タコミート乗せて、シュレッドチーズも乗せて、タコソースかけて、とどめに香菜散らして、で、巻いて食べるとうまー。
更に牛肉と赤パプリカと玉ねぎで「ファヒータ」も用意した。脂っけのないオージーのたたき用もも肉買ってきて、棒状にカットしたその肉と同じくらいのサイズにパプリカと玉ねぎカットして、炒めるだけ。
今回はワカモレも、タコミートも、ファヒータも、全部Old El Pasoのスパイスミックスを使ってしまった。
ファヒータミックスなどは日本では扱いがないから海外旅行でスーパーに立ち寄った時にみつけては買ってくるのだけれど、今日手にしたファヒータミックスとワカモレスパイスは、日本語どころか英語でも説明が書いてなくて(多分スペイン語オンリー)、「わけわからーん!」となりながら勘で調理。なんとなくそれらしきものができあがり、熟れたアボカドを使ったディップはたいそう美味しくできあがった。
大量に焼けたトルティーヤは息子が主にせっせと食べてくれ、私は3枚ばかり食べた後は、
「香菜食べよ、たっぷり食べよ」
と、香菜だけが入った器にタコソースかけてチーズ添えてビールのおつまみに。だんなが「肉も添えるといいよ、ほら、こうすると"肉味噌香菜"」とタコミートを出してきたので、またそれで美味しく香菜がいただけちゃったりしたのだった。
そんな私は「パクチーハウス東京」にいつか行ってみたいのだけれど(カクテルならぬ「パクテル」を飲みながら、ひたすらパクチー料理を食べる、という……)、そこまでアホみたいにパクチーを食べてくれそうな友人というのはそう多くないのでなかなか実行できずにいる次第……。
牧場の朝ヨーグルト いちご
アイスカフェオレ
限定メニューに弱い私。昨日買い物に行って「アンデルセン」を覗いたら、「夏期限定のカレーパン」が売られていた。
「半熟たまごのカレードーナツ」という名前で、
「半熟たまごとキーマカレーを包み、コーンフレークをまぶしてカリっと揚げました。挽肉たっぷりのキーマカレーに、とろ〜り半熟卵があわさってマイルドな味わいに。コーンフレークの食感も楽しい夏期限定のドーナツです。」
とのこと。
カレードーナツなの?カレーパンじゃないの?何が違うの?と思いながら買ってきてみた。「半熟たまご」は美味しそうな響きでどうにも危険、つい食い付いてしまう。
別に「ドーナツ」だからといって甘い、ということもなく、ちゃんと普通にカレーパン。ごわっと粗めのコーンフレークの衣が香ばしくて良い感じで、とろりと黄身がこぼれてきそうな半熟玉子の存在感も良い具合。
チキンカレーセット \580
ハーフタンドリーチキン&ドリンクセット \380
今日は一日お出かけ。
お昼到着を目指して、まず向かったのは下北沢。楽しみにしていた「海のモノ展10」が今日の昼から開催ということで、クラゲグッズお目当てに足を運んだ。
イラストにインテリアオブジェにアクセサリーに……と、色々な「海のモノ」に関した作品の展示販売をする毎年恒例の展覧会。さほど広くはない会場なのだけれど、並べられたものはどれも魅力的なものばかりで、私の大好きなクラゲグッズもたくさん出るということもあって楽しみにしているイベントだ。
一点ものが多いので、欲しいと思っても簡単には手が出せない素敵な品がいっぱい。
「作品の写真撮影しても良いですか?」
ブログに載せたいんです、とスタッフさんに尋ねたらどうぞどうぞということだったので、買えなかった品をあれこれ撮影させていただいた。
右はクラゲの照明器具。キラキラしていて実に綺麗。
綺麗……素敵……と壁に張りついて眺めてしまったのは、左のネックレス。
ミズクラゲを上から見た感じのと、横から見た感じのがあって、どちらにも繊細なレースのような飾りが施されている。
購入をものすごく悩んだのだけれど(ちなみに1点7000円ほど)、「いや、そもそも私、あんまりネックレスして歩かないじゃない……」と自重。
で、一番魅了されたのがこの「クラゲ香炉」。
頭(?)の部分がドーム型になっていて外すことができ、その中にお香を入れて炊けるようになっている。
買ってしまいたくて相当悩んだのだけれど、「どこに置けば良いんだろう」と悩んだ挙げ句に(玄関……というのもねぇ……)断念。飾り甲斐のある家に引っ越す機会がいつか来て、その時にまたこのオブジェに出会えたら買うことにしよう。
クラゲではないけれど、この「お魚ポーチ」もたいそう可愛らしかった。
会場にはクジラとかタコとかイカとかウミウシ(!)とか、とにかく海のモノがいっぱい。
今回は結局、照明器具と同じ作家さんの手による小ぶりのオブジェと、グラスリッツェンの酒器(柄はタコクラゲとミズクラゲ)、可愛い花柄の模様のついたクラゲピアスとネックレス、クラゲ型レターセットを買ってきた。
酒器買えて嬉しいなー。アクセサリーも可愛らしくて大満足。
満喫したところで、このあたりで昼御飯にしましょうかと、下北沢の駅に戻る方向にてくてく。そういえば近くに気になるパン屋さんもあったのでした、とパン屋さんに寄り道した後、雑貨袋とパン袋でそこそこの大荷物になりながら、来るまえの道すがら目星をつけておいたインドカレーのお店に行くことにした。
「NAN STATION」という、シンガポールあたりの食堂を彷彿とさせるカジュアルなインド料理屋さん。広く開いた入り口ドアの外に、ベンチっぽいテーブルセットなどもあったりして、開放的な良い空間。12時頃に通りかかった時にはちらちらとお客さんが入っていた。私が入ったタイミングでは、もうお客さんは残っておらず私だけ。
それでも食事しているとちらちらとお弁当を買って去っていく人がいたりして、「いいなぁーうちの地元にもこんなお店あれば嬉しいのにな〜」なんて思いながら一人ランチを堪能したのだった。(我が地元には「Shiba」というカレーの名店があるのだけれど、ここではナンは出してくれないのよね……←ナンが大好き)
ランチセットは600円前後というお手頃価格。数種類から選べるカレーにナン(かライス)がついてくる。それに加える形でサラダセットとかデザートセットなどが諸々あって、すっかり空腹だった私は「ハーフタンドリーチキン&ドリンクセット 280円」もつけてもらうことに。ドリンクをラッシーにすると更にプラス100円だそうで、でもマンゴーラッシー飲みたいなと、追加料金払ってマンゴーラッシーにしてもらった。
「ハーフタンドリーチキン」は、鶏手羽元部分。じんわり辛くていかにもな赤くテラッとした色合いで、焼きたてアツアツの鶏は期待以上の美味しさだった。
これはきっとカレーも美味しいな、ナンも楽しみだなーとわくわくして待つこと数分、出てきたのは巨大なナン。
わーいふかふかだーギーの香りもちゃんとする〜♪と、ナンをちぎってはカレーに浸して食べる。カレー、見た目に反して器の底に大量の鶏肉が沈んでいて、こちらもなかなか食べ応えがあった。上にちょこりと盛られていたのは刻み生姜。
このチキンカレーは3段階評価で2番目の辛さだったのだけれど、私でも普通に食べられるくらいのややマイルドめな味わい。でもちゃんとスパイシーで美味しいものだった。
モッツァレッラ入りガスパチョ
桃の冷たいパスタ
ほたてと生のりのクリームパスタ
平田牧場三元豚のスペアリブ
パイナップルとココナッツのパルフェ
スプマンテ・グラス赤ワイン
お茶(TWG/プーアール・アールグレイ)
午後は友人と落ち合ってゆるゆるカラオケなど楽しみつつ、夕方訪れたのは田中玉緒さんのスタジオ。
教室の空き時間等に玉緒さんが時々開催していらっしゃる「お家ダイニング」、私の古い友人が訪れることになって、「私も行くー」「私も私もー」と、急遽4人ばかり揃うことになったのだった。期せずして「昨秋に早稲田大学でナゾトキをしたメンバー」が揃うという面白い組み合わせ。
スプマンテを4人で1本空けて(てか、皆さん比較的アルコールに弱い方たちばかりだったんで「残ったらせりあちゃんが余さずいただきます」的な感じで)、私は更に赤ワインも1杯いただいてしまいつつ、同窓会のノリできゃあきゃあ賑やかに話しながら美味しい料理をいただいてきた。
レッスンはしっかり色々学べて帰れる「財産」があってそれもまた楽しいけれど、ただただ美味しいものをいただいて、「おもてなし」してもらって帰る(で、このダイニングに伺うと、いただいたお料理1品のレシピも最後にいただけるのです)のもまた幸せ。
居心地が良い空間で、美味しいものを口にして、気の置けない友人に囲まれて、という幸せな数時間を過ごしてきた。
スターターは、食欲をそそる役目にぴったりな「ガスパチョ」。
スープの中に小指の先ほどのモッツァレラチーズがころころと入っていて、チーズ好きな私はとても嬉しかった。
カプレーゼとかハンバーガーに挟まれたトマトは好きだけれど、「生のトマトそのまんま」とか「トマトジュース」になると、幼い頃のトマト嫌いが尾を引いて未だちょっとばかりの苦手意識がある私。
ガスパチョもカプレーゼ同様好物なものの、レシピによってはトマトの生臭さが前面に押し出されてしまっているものがあったり、逆に「キュウリやセロリ入れすぎ!」みたいな青臭さがあったり、過剰にタバスコが効いていたりするのがあって、なかなか難しいものだよなぁと思っていた。今日いただいたガスパチョは、塩気がちゃんと効いているのに爽やかな味わいでとても飲みやすい(食べやすい?)もの。
続く、前菜としての「冷たいパスタ」は、バジルのソースと桃を組み合わせた面白いもの。オリーブ油の旨味とジェノバペーストの塩気と桃の甘さは「生ハムメロン」に通じるような不思議で美味しい組み合わせ。甘くジューシーな桃がキリッと冷えた細いパスタによく似合っていた。
あまりこってりしていない、サラッとしたクリームソースのパスタは、帆立とエリンギ、生海苔の組み合わせ。
歯ごたえをちゃんと残したエリンギと、ふっくら柔らかな帆立、全体的に優しい味わいの(というか玉緒さんの料理自体、全体的に「丸くて優しい」)パスタだった。
私が作ったら、きっと「柚子胡椒入れちゃえ〜」と、「ガッツン」系に行ってしまうのだろうなぁ……と思いながらもぐもぐ。お洒落もそうだけれど、料理も「適度に引き算が出来る人」のセンスを真似するのは難しいことだ。
そしてメインディッシュは肉〜♪お肉〜♪
本日のメインゲストのはずだった友人姉妹はそれほど「肉!」という嗜好ではなかったはずなのに、後から「彼女たちが来るなら行きます!」と加わることになった私と友人A(=先日ロウリーズでダイヤモンドカットを食べきった女)は「肉!」「肉!」とやる気満々で、それもあってか先生が「普通の国産豚のも用意したのだけれど、やっぱりこちらを召し上がっていただきたい」と平田牧場の三元豚のスペアリブを用意してくださった。
ローズマリーの香りのポテトのガーリックソテーと、チーズを散らしたズッキーニのグリル、そして「タブーレ」を添えたスペアリブは迫力のサイズ。
スペアリブは「見た目はすごいけど、骨が多いから案外食べ応えがないよね?」という印象が強いのだけれど、今日のスペアリブは「恐れ入りました」というほどに肉付きが素晴らしいもの。しっとりジューシーで、醤油がちらっと入った甘じょっぱい味わいは「鰻の蒲焼きに通じるかも」との選択だったのだそう(そういえば今日は土用の丑の日!)。
帰宅してからtwitterを見たらタイムラインに「鰻」の文字が大量に踊っているのを見て、「そっかー皆鰻食べたのかー」と思いながらもそれほどに鰻への渇望を感じなかったのは、やっぱりそれに通じる味わいのものをたっぷり食べてきたせいだったのだと思う。
「あ、こちら添えてどうぞ」
香菜好きさんにね、と出していただいた香菜もどっさりスペアリブに添えつつ、"クスクス版のお米のサラダ"とでもいう感じの「タブーレ」の爽やかな酸味とプチプチした食感も良い口直し。
デザートは、セミフレッドに似た口当たりの「パイナップルとココナッツのパルフェ」。パイナップルやマンゴーの果肉も添えたトロピカルな味わいの冷たいデザートをいただいて、今玉緒さんイチオシの魅力的なお茶、TWGのプーアール・アールグレイを飲みつつ、ずーっとおしゃべり。
プーアル茶ベースにアールグレイの香りをつけた、「香りはアールグレイだけれど、プーアル独特の甘味がある」不思議な魅力のお茶だった。プーアル好きにはたまらない感じ。ごちそうさまでした!
美味しいもの沢山食べて、久しぶりの友人ともあれこれ話せて、大好きなクラゲものにもどっさり出会えて、ご機嫌で帰宅。
帰宅後テーブルに戦利品を並べてニヘラニヘラしていたのだった。
ゆで卵のフォカッチャ
ベシャメルチーズのフォカッチャ
アイスカフェオレ
葡萄(デラウェア)
昨日、下北沢で寄ってきたパン屋さんは「mixture」というところ。
駅からはちょっと離れたところ、静かな商店街の一角にカフェ併設のそのお店が看板を出していた。
「いらっしゃいませー、何かございましたらお気軽にお声かけくださいねー」
と、厨房から感じの良い声が届き、入り口近くに並ぶパンの棚をじっくり眺める。
なかなか凝った感じのピッツァ風のフォカッチャ生地のパンが1個150円前後とお手頃価格で、全体的にとってもとっても美味しそう。クリームパンもいいな、焼きそばパンやコロッケパンもある……コッペパンもなんだか美味しそうだ、とわくわくしながら、買うパンを選んだ。
結局、一日持ち歩くことになるしと数は抑えて、フォカッチャ系のを2種類。ベシャメルソースとチーズをトッピングしたフォカッチャを2つと、息子用にとゆで卵トッピングのものを。
ねちもちした心地よい食感の厚みのあるぺたりとしたパンの上にトッピングがあれこれ。今日も早くに家を出ただんなにはベシャメル〜1個を温めてあげ、私と息子は残った2種類を半分こしながらいただいた。
うん、いいなーいい店だなーと、学生時代から下北沢が大好きだった私は「やっぱり下北沢はいいよねぇ」なんて思いながら平らげた。
麦茶
「たくさん作っておいたからねー」
と、昨夜だんなが夕飯にと作ってくれていたミートソースが、まだ3〜4人分ばかりお鍋に入っている。
で、今朝、息子がニコニコしながら話しかけてくる。
「だからね、お母さん、お昼に食べるといいよ?」
「いいよ、って言われても、それって君も食べるってことじゃん。部活午前中だけでお昼帰ってくるんでしょ?」
「そうだよ?」
「……でも君は昨日の夕飯もミートソースだったんだよね?続いていいの?」
「いいよ?」
結局のところ息子君が食べたいわけだね?と聞くと「えへへへへー」とくねくねしていた。息子はミートソースが大好きだ。
「ん〜……じゃあ、趣向を変えてペンネとかにしようか」
「……えー」
「……ロングパスタが良い、と」
「うん」
でもちょっと違った風にしたいなぁ……ということで、パスタはロングにしたけれど、ソースは麺に事前に和えてしまうことにした。更に温泉卵とか乗せてみる。しかも香菜とか飾ってみる。昨夜食べたのとは、これでけっこう違った感じになったのではないかなと。
卵+香菜トッピングのミートソースはなかなか新鮮な感じで、パルメザンチーズをばさばさかけていただくのとはまた違った爽やかさ&こってりさ。あ、香菜似合うよ案外似合うよ、と、香菜つまんでぽいぽい乗せつついただいた。
スティックきゅうり
鶏肉とキャベツ、ゴーヤーの炒め物
小松菜の味噌汁
羽釜御飯
ビール(FOSTER'S)
例年に増して「緑のカーテン」に力を入れている今夏、5月下旬頃にゴーヤーの苗を2つプランターに植え付けた。
手抜きして、あまり土を足すこともせずに去年アサガオを育てたプランターにそのまま植えたくらいのものだったので、「ちゃんと育たなかったらゴメン」と思っていたのだけれど、暑さが本格的になってから猛烈な勢いで生長し始め、あっという間に天井の高さまで。……でも、やっとこさ花が咲き始めたと思ったら雄花ばかりで、雌花がなかなかついてくれずにやきもきしていた(※ゴーヤーは雌雄異花なんですなー)。
が、やっと色々「実を付ける態勢」が整ってくれたのか、ぼちぼち雌花がつきはじめ、本日最初の収穫を。長さ20cmほどのやや小ぶりな実だけれど、しっかりイボイボしてきたし、いい感じの艶やかな濃緑色になったので1つもいでみた。
で、手元の鶏肉あるし、あとはニラとかキャベツが半端な感じに残ってるな……と、レシピデータベースを見て「鶏肉とキャベツ、ゴーヤーの炒め物」を作ってみることに。枝元なほみさんレシピのこの料理は、まずは自家製の「塩だれ」を作るところから。材料からすると、「やみつき塩キャベツ」とかに使えそうな塩にんにくだれなので、使い勝手も良さそうだなと、たれの準備をした。
日本酒熱してアルコール分飛ばし、少量のゼラチン加えて、あとは塩と顆粒鶏ガラスープとおろしにんにくとおろし玉ねぎと胡麻油、黒胡椒……といった材料。鶏肉炒めてキャベツとゴーヤーも加え炒めて、最後にそのたれを大さじ数杯回しかけてざっかざかとあおったらできあがり……と、たれ作り以外は至極簡単な料理だった。
あっさり(でもこくのある)塩味で、これはなかなか良い感じ。それほど日照が良いとはいえないベランダだけれど、ゴーヤーは見事にニガニガしい感じに育ってくれていた。ゴーヤー、膨らみかけの実があといくつかあるし、雌花もベランダの天井近くにいくつか見てとれるから、またもりもり育ってくれると嬉しいなぁ。うちは家族皆、ニガニガ言いながらもゴーヤーをちゃんと食べてくれるのが有り難い。
この週末もお出かけ予定が色々あって外食が多くなりそうなので、せめてもと味噌汁に青菜を使ったりして、「なるべく、なるべく野菜多めに〜」としてみた夕御飯。きゅうりをちょっと工夫して出そうと思いつつ、結局一番好きな「スティックきゅうり+マヨ」にしてしまったのだった。なぜかきゅうりがたくさん手元にあるし、近いうちにまた冷や汁作ろうかな。
「mixture」のレーズンパン
アイスカフェオレ
桃
今日の土曜も息子は部活。
だんなも今日は早くに起きてきたので、「週末の朝」には早い時間に家族揃っての朝御飯になった。
そういえばこれが残ってたのでした、と自家製チョコパン出して、あとは下北沢のパン屋さん「mixture」で買ってきたレーズンパンをスライス。桃はリッチに2個剥いて3人で分けつついただいた。
「際立ってとっても美味しいレーズンパン」というほどの感動はないものの、レーズンざくざくの柔らかなレーズンパンは優しい美味しさ。「あ、やっぱりこのお店好きだわ〜」と思いながらもぐもぐ。桃もしっかり甘くて美味しかったのでなおのこと御満悦。
ナポリ風ピッツァ2種類
サウザンアイランドドレッシングサラダ
タブレ
スプマンテ
Wチョコレート・シフォンケーキ
コーヒー
息子とは部活の終わった午後〜夕方あたりに待ち合わせることにして、今日はだんなと2人でお出かけ。
息子不在これ幸いと、田中玉緒さんのお料理教室、「週末のおもてなしレッスン」にだんなと2人で参加してきた。今回のお題は「ナポリ風ピッツァ&シフォンケーキ」、ピッツァ生地作りの実習つき。
私が手作りピッツァ生地に挑戦し始めたのは、アメリカに住んでいた時。日本の電気オーブンではまずお目にかかれないくらいの高火力&大容量のオーブンがキッチンについていた事から、「これでピッツァ焼いたらきっと美味しい」と作り始めたところ、当時から交流のあった玉緒さんから御厚意でレシピをいただいたのだった。水と共にオリーブ油も生地に加える作りやすい分量で、とっても美味しく焼けたものだから、以来、日本に帰ってからも「うちのピザ」はずっと玉緒さんレシピのもの。水煮缶のトマトを使って作るピザソースも玉緒さんレシピ。
でも、文章でのレシピだけを見て作っていたから多分に自己流入っているところもあるし、「まぁ、こんな感じでいいのかな?」と勘で済ませている部分も多々。ちょうど今月ピッツァレッスンをしてくださるということで、「一度ちゃんと習っておこう」と楽しみにしていたのだった。で、「だんなも一緒に行こうよ」と誘って(小麦粉と戯れる楽しさに目覚めてくれたら生地作りを頼むこともできるだろうという狙いもあり)いざピッツァ作り。
ピッツァ作りは人気のテーマだったようで、実習形式のレッスンには若干多めの人数が集まって、先生のデモンストレーションを拝見してから私たちも1人1ボウル抱えて生地作り。
どうやら私は相当「固い」生地を作り続けていたようで、実際に習って作った生地は白玉団子の生地よりも更に柔らかめな印象の、艶やかなもの。自分の間違った水分量を自覚できたし、適度な発酵の程度も感覚的に理解することができた。
私もだんなも手の温度が高めこともあり、昼になって上がり始めた今日の気温の高さもあいまって、今日のもう一つのお題「シフォンケーキ」が焼き上がる前に生地の発酵が頃合いになってしまって、大変大変と急いで成形。
冷蔵庫で生地を休ませて発酵の速度を抑えたりしながら、でも美味しいピッツァがばっちりできあがった。
「自分のこねた生地」を「自分で成形」して、焼き上げてもらうので、オーブンシートの隅っこには自分の名前を入れて。
時間短縮のために(&下焼きの有無による違いを知るためにも)、実習の分は下焼きなしで仕上げたけれど、最初に焼き上げて試食させていただいた先生の「お手本」は下焼きありのもの。
具を乗せた部分も底面がカリッと焼き上がり、やっぱり数分でも下焼きをした方が香ばしく美味しくできる感じ。
でも下焼きなしでもその美味しさは充分感じられるもので、次々焼き上げられるピッツァはどれもとても美味しかった。
こちらは私が作った2枚目の方、きのことアーティチョーク、オリーブを散らしたもの。
トマトソースは無くても美味しいということだったけれど、うっすらとだけトマトソースを敷いてみた。
つい我が家では子供向けな感じに鶏照り焼きとかゆで卵といった方向のものを用意してしまうけれど、オリーブ&アーティチョークの大人っぽい組み合わせも最高。
食後は、コーヒーと共にシフォンケーキ。
「ここまでチョコを入れてもシフォンケーキとして膨らむものなのか」というギリギリなくらいまでたっぷりチョコが入っている風の、不思議なシフォンケーキが今回のドルチェ。
食感は確かにシフォンケーキなのだけれど、冷蔵庫でしっかり冷やしていただいたら「ガトーショコラっぽいけど、食感はふわふわだね?」みたいなことになりそうな、夏向けの軽いチョコケーキ風に仕上がっていた。密かに私たちの間でブーム到来中のパイナップルと、ホイップクリーム添え。
レッスンを終えた後は、合流した息子と一緒に家族3人で六本木へ移動。
今年もやってるんだな、機会があれば見に行こうかな、と思っていた六本木ヒルズ展望台フロアで開催中の「スカイアクアリウム」を見に行ってみた。
ちょうど先日「ポンパレ」で「【2011年7月31日まで】六本木ヒルズ展望台と水族館のコラボ♪空の世界と水の世界が融け合う天空の水族館「スカイアクアリウム2011」2名分チケットが半額の2,000円!」という共同購入クーポンが出ていたのをみつけ、ちょうど今日の外出に使える有効期限だなと、買っておいていたところ。
けっこうな枚数のクーポン(4000枚……)が売り切れて、しかも使える日程は2週間ほどとかなり短いものであったこともあってか、展望台フロアはけっこうな混雑ぶりだった。
魚たちが泳ぐ透明な水槽の向こうに東京タワーが見えたりするのは不思議で素敵な光景。
でも、昨年か一昨年かに見た時にも思ったのだけれど、この「スカイアクアリウム」は「水族館」というよりは「アート作品」な感じで、しかもアートが優先、みたいな匂いがあって、実のところ、心からは楽しめないというか「魚がなんだか可哀想」な気分になってしまうのだった。
目まぐるしく映像が切り替わっていくスクリーンが水槽に貼り付いている前で泳ぎ続けなければいけない魚たちには、それってとんでもないストレスじゃないのかなー、とかそのあたりが気になって仕方がなかった。極彩色に輝く水槽に入れられたクラゲたちも、なんだか微妙に窮屈そう。
で、ところでそのクラゲ水槽を前に、だんなと息子が
「これタコクラゲだよね」
「あれはブルージェリーフィッシュでしょ?」
と普通に言い当てていた事に笑ってしまった。今やだんなも息子も普通にクラゲ博士。
串揚げ9種盛り合わせ クーポン利用で \1290→\199
ばりうまキャベツ \294
チーズせんべい \315
若鶏の唐揚げ(お得盛) \750
ホッピー 2×\400
ホッピー(なか) 3×190
温州みかんサワー \390 → \195
コーラ \315
夕飯にとゆるゆる向かったのは日本橋。また共同購入クーポン使って(いや、7月8月に期限が来るのが色々あるのよ……)、夕飯は串揚げ。
東京駅界隈だったら外出ついでに帰りがけに寄って来られるし、異様に安いし良くない?と買ってみたのが「84%OFF【1,290円相当が199円】≪サクッサクの串揚げ全種盛合せ9本セット≫日本橋駅徒歩3分!昭和レトロな店内・平均単価2,500円とリーズナブルな串特急で楽しんじゃお♪」というクーポン。
お店はチェーン展開しているらしい、お手頃価格の居酒屋さん。日本橋の駅降りて1分ばかり歩いたビルの地下にお店はあった。
土曜の夜にお店はけっこうな賑わいを見せていて、でも同じような串揚げ盛り合わせがあちこちのテーブルに運ばれ続けていた事に苦笑い。1000枚売れたクーポンらしい(有効期限は3ヶ月)なので、それもやんぬるかな、という感じだ。
息子が苦手なものがあっても、まぁだんなと私で食べるから良いでしょう……と、3人分買ったクーポンでどどーんと出てきた、この串揚げの山!
「やっぱホッピーでしょ」
「だよね」
と、ホッピー飲み飲み(ついでに「中」=焼酎をお代わりしつつ)、たっぷりの串揚げをもぐもぐ。
やってきたのは
ささみ梅しそ・えび・肉詰め椎茸・豚バラ・黒はんぺん・イカ・レンコン・うずら玉子・玉ねぎ
の9本。
「ちゃんと全種類ある?」
「とりあえず自分の取り分をさ、自分の側に寄せてみたらどうだろう」
と、9種類の串を自分の方に寄せてみて、そのボリュームにまたびっくりした。すごいなー蓮根と玉ねぎ、でっかいなー。
結局息子は「ささみ梅しそだけ要らない」だそうで、それは私が美味しくいただいた。他は息子もしっかり平らげ、しかも
「唐揚げも食べたい」
「チーズせんべいも食べたい!」
と、(ほぼ予定通りな感じではあったけれど)すっかり宴会モード。
土日は「サワー半額デー」だそうで、ホッピー飲んだ後は私は「温州みかんサワー」に移行しつつ、自分の分の串揚げを食べきるころにはすっかり満腹に。本当は「肉巻きおにぎり」がメニューにあったからシメはそれだと狙っていたのだけれど、ちょっと無理だった。残念。
東京駅界隈には意外とお手頃価格の居酒屋がそこここにあったりするけれど、ここもその中のひとつ、という感じ。場所も覚えたし、肉巻きおにぎりがやっぱり気になるので、また来る機会を作りたいな、と。
じゃこ天・じゃこカツ
麦茶
今日の息子はたいそうな早起き。
友達たちとディズニーシーに行く約束をしたのだそうで、昨日のうちに買ったパンを持って(園内では食べられないので入園前にでも囓ると良いよ、と)起きるなり急ぎ着替えて出かけていった。予定では夜のショーまで見てから帰るということだけど……そんなに体力保つのかなーと、お母さんはちょっと心配。
じゃあ今日はだんなと2人のんびりいきましょうかねと、数時間後にのんびりめの朝御飯にした。
冷蔵麺のさぬきうどんを茹でて、香川直送のじゃこ天やじゃこカツを炙る。どちらも昨日新橋の「せとうち旬彩館」で買ってきたもので、「じゃこカツ」はじゃこ天をフライにした、メンチカツ状の面白いもの。炙ったじゃこ天、じゃこカツを冷たいうどんに乗せて食べると、なんとも素敵な口当たり。ここ数日涼しかったので、茹でたうどんを冷やすのも水道の流水で充分だった。今日もそれほどには暑くなりそうにはなくて一安心。
ビール(SPATEN Oktoberfestbier)
午前中のうちに買い物を済ませ、お昼はこれだ!と出したのは、昨日ピッツァレッスンで食べきれなくて持ち帰ってきたマルゲリータピッツァ。私が成形した分で、調子に乗ってたっぷりモッツァレラチーズを散らしたものだった。夕飯はビール飲み放題だし、お昼は軽くて良いねと1枚のピッツァを半分こ。
……で、夕飯にビール飲みに行くというのに、「ピッツァにはビールだよねー」と、昼にも飲んでいるダメな私たち……。
昨日のお昼に焼いたピッツァは、粗熱取れたところでラップして袋に入れていただいて持ち帰り、帰宅するなり冷蔵庫に入れておいた。今日改めて250度に余熱したオーブンで5分ほど焼いてみたら、チーズもちゃんと溶けて中までしっかりアツアツになり、ふわもちした耳の部分のふかふか食感もさほど損なわれることなく、上々な状態に。
今回のピッツァレッスンで、本当に多くのことを学べたので、近いうちに復習に励みたいところ……なのだけれど、そろそろ暑さもぶり返すようだし、電力不足が心配される平日の夕方にオーブンのスイッチを入れるのはなんとなく気が引ける。週末なら大丈夫かなーと、お出かけ予定のない週末予定を調べてみたり。
ピッツァのお供のビールは、日比谷のオクトーバーフェストの会場で買ってきた瓶ビール「SPATEN Oktoberfestbier」。麦とホップのしっかりとした味わいのビールで、かなり好みな感じのものだった。
シェフ手作り料理7品+英国ビール飲み放題
2×\4800 → 2×\1990
自家製コンビーフ with ハッシュポテト \730
手作り燻製盛り合わせ \1050
ピーチネクター
で、夕方。
息子が疲れちゃったとかなんとかで、予定よりは早い時間に帰ってきた。夕飯も食べて帰ってくるくらいの感じかなと思っていたので、
「じゃあお父さんとお母さんが行こうとしてた店に一緒に行ってくれる?帰ってきて早々悪いけど」
と、急遽息子も連れて、予約しておいたお店に「スミマセン1人増えちゃいます……中学生の子供なんですが」と連絡してから、お出かけ。快く「大丈夫ですよ〜」と言っていただけて一安心だ。
伺ったのは、本八幡にある「Gastro Pub ARROWS」という英国パブのお店。
ガストロパブ(=美食パブ)は、「本場英国ロンドンで"モダン・ブリティッシュ"という枠から生まれた、英国らしい素材を使い創意工夫を凝らし、イタリア、南仏料理のようにハーブを多用し、エスニックなどのエッセンスを取り入れた現代的な料理メニューを提供する【英国パブ】」なのだそう。美味しい御飯がたくさん出てくるパブなんて、「飲みます、食べます」の私やだんなのような飲んべえには嬉しい存在だ。
「美味しい生ビール出してくれるところの飲み放題つきの共同購入クーポンはあんまり外れがないよなぁ」と思っていて日々チェックしているのだけれど、先日「Shareee」で「とろける様なローストビーフに英国伝統のグラタン、極上のスモークサーモンなどボリューム満点≪シェフ手作り料理7品+英国ビール飲み放題≫が【1,990円】駅スグ♪」というクーポンの販売を見つけ、早速買ってみたのだった。
生ビール4種類を含めた2時間飲み放題にお料理7品がついて、通常価格4800円のところなんと1990円。
1パイントのビールはたいがい1000円近くするものだから、
「2パイント飲んだら元が取れちゃう感じだよね」
「それに料理も色々ついてくるみたい、最高〜!」
と、すごく楽しみにしていたのだった。
お店は本八幡の駅を降りて歩いて数分、「サイゼリヤ」1号店の跡地(「サイゼリヤ1号店教育記念館」という看板がかかっている)のすぐ近くにあった。
生ビールサーバーがたくさん並んだカウンターは、壮観で素敵な雰囲気。
カウンター席の他は低めのテーブル席が8人分、ハイスツールの狭めのテーブルが2卓あって、予約でテーブル席を空けておいてくれていた。ゆるゆるとお客さんも入ってきていて、「クーポン出さなくても普通に人気店なのでは?」という感じ。
今日の、飲み放題対象メニューの生ビールは、キリンラガー、ロンドンプライド、マーフィーズ、よなよなリアルエール、そして「STRONG BOW」(これはビールではなくアップルサイダー、フランスで言う"シードル")。
キリンラガーは飲まないで良いとして……と、よなよな→ロンドン〜→マーフィーズ→ストロング〜→ロンドン〜→ロンドン〜と、ハーフパイントずつ飲み続けて、3パイントがっつりいただいてきた。ああ幸せ。どれもとても美味しかった。マーフィーズとよなよなは若干高めの温度でいただいて、ロンドンプライドとストロングボウはキリッと冷やしてあって、どれもそれぞれ魅力的。
で、いただいた料理7種はこんな感じなのだった。
- シェフのおすすめサラダ
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季節の新鮮野菜を何種類も取り合わせた、具だくさんのサラダ。自家製ドレッシングが素材の味を引きたてます。
……と紹介されていたおすすめサラダ。
レタスベースで、カッテージチーズ(自家製らしい)やアボカド、トマトやクルトンがざくざく入った具沢山なサラダは、サウザンアイランド風のドレッシングが添えられていた。
- シェパーズパイ
- 2品目は「シェパーズパイ」。(写真は今日の一番上のもの)
「挽き肉とポテトのグラタン」とでも言う感じの食べ物で、基本は羊肉を使うものなのだそう。このお店のは自家製ハギス(ラム肉をベースに豚ハツ、豚レバーをミンチ状にし味付けした英国料理)を使った、ラム肉のみ使用のものより更に濃厚な味わいの、自慢料理の一つなのであるらしい。
でも、ハツやレバーの臭みのようなものは全くなくて、ホクホクしたお肉たっぷり濃厚グラタン、といった口当たり。息子が気に入ってえらいこと食べていた。
- スモークサーモン
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コースの1品ということで、軽めの分量(1人1切れ)のスモークサーモンもやってきた。
お店でコールドスモークした国産鮭なのだそうで、あまり燻製臭は強くない優しい味わい。ちょっと厚めに切られていて「良いぞ、良いぞ」という感じ。
- ローストビーフ
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ローストビーフも1人2切れと、軽めの分量。
バジルが添えられて、甘めのソースはとても食べやすい味わいのもの。
- フィッシュ・チキン&チップス
-
そしてこちらは、けっこうなボリュームの「フィッシュ・チキン&チップス」。
魚はキスのようで、1人1尾、フライドチキンも1人1個、そしてポテトはたんまりたくさん。
フライドチキンはほんのりカレーのような風味があって、スパイシー。卓上にはばっちりモルトビネガーも用意されていたので、魚フライにはビネガーばしゃばしゃかけつつ、自家製のタルタルソースも添えながらいただいた。
甘さのほとんどない、ちょっと大人っぽい味のタルタルソースがたいそう美味しくて、幸せ。
- 本日のショートパスタ(スモークサーモンとルッコラのペンネ)
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最後の「お食事」に相当するのか、デザート前に出てきた最後の料理のお皿がパスタ料理。
「本日のショートパスタ」は、スモークサーモンとルッコラのペンネだった。
玉ねぎやしめじなどもどっさり入っていて、散らされたたっぷりのルッコラが良い感じ。
- スイーツ(白葡萄のコンポートとバニラアイス)
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で、シメのデザートは、クラッカーの上にバニラアイスを乗せてチョコソースをかけたものと、「白葡萄のコンポート」。
シャキシャキした歯触りが残る白葡萄からはほんのり洋酒の香りが漂って、ほろ酔い加減の舌に気持ちが良いデザートだった。
最後にも「ちゃんと美味しいもの」が出てくるのって素敵だ。
……と、コースの料理はそんな感じだったのだけれど、2人分の料理を息子と一緒に3人で食べていたので、ほんのり物足りなくて2品ばかり途中で追加注文もしていたりした。
「これがいい、これ食べよう」
と、だんなが最初に選んだのが「自家製コンビーフ」。
「香味野菜とブイヨンでじっくりと煮込みほぐした自家製のコンビーフ」だそうで、それにレタスのサラダとハッシュドポテト、トマトのソースが添えられていた。
ほろほろにほぐれた肉はほのかにスパイシーで、じゅわっと染み出るような旨味があった。やだー美味しいわーと、息子がフライドポテトあたりに夢中になっている間にだんなともぐもぐ。
もう一つの追加注文が「燻製盛り合わせ」。
サーモンと卵、クリームチーズとカマンベールチーズ、そして鴨。
大粒のオリーブとイタリアンパセリが添えられていた。
ここのお店の燻製は若干軽めな感じで(熱の出ないコールドスモークだから、というのも多分にあるかと)、全体的に「ほんのり燻されました」という風味具合。
料理は全体的に、スパイスなどを使ってはいるものの、飲み屋料理にありがちな「しょっぱさ」はあまりない、優しい味わいのものが多かった。普通に訪れるとお酒の値段はそこそこしてしまうけれど(で、飲み放題プランというのは通常は4人からのパーティーメニューになっちゃうらしく)、食べ物メニューが色々揃っていて美味しいというのは嬉しいことだな〜。
と、1人2000円しないクーポン2枚使って、追加料理代と息子のドリンク代は現地支払いで3000円ほど。後で計算してみたら私一人で3750円分もお酒を飲んでいたらしく、恐縮しつつも破格値で美味しいお酒がたんまり飲めて幸せな夜なのだった。