麦茶
冷蔵庫には、まだ少し冷や汁の残りが。「月曜の朝に食べていくんだー」とだんながわくわくしていたので、朝食に出すことにした。豆腐もきゅうりもどっさり入ってるけど、肝心の汁気があまり残ってなくて、お茶漬けよりもリゾットに近いような御飯の具合に……。美味しかったのでそのあたりは気にせず食べることにする。
茗荷が好きな私は、青じそは控えめにして茗荷はしこたま、たっぷりと添える。
田舎味噌を使って作った冷や汁は、常のものより赤茶けた色をしていて、常のものよりほんのり渋い味。これはやっぱり麦味噌の方が良いんだなぁと思いつつ、夏も近いことだし近日中に麦味噌を購入する予定。
そして今日は野菜が届く日。2週頼まなかったので久しぶりの感がある「ベジタS」(\1400)は、
大根1本・人参3本・ごぼう30cm長さ5本・サニーレタス1株・グリーンアスパラガス5本・小松菜1束・水菜1束
という内容だった。……ま、また小松菜……。パトラッシュ、ぼくもう小松菜見飽きてきたよ……。
ブリの韓国風照り焼き
大根と油揚げの煮物
根菜とソーセージのスープ
羽釜御飯
麦茶
「また小松菜!」とか嘆きつつ、反面、毎週何が届くのか楽しみにしているフシもある今日この頃。昨日、安売りしていたブリの切り身を買ってきてしまっていたので、今日の夕飯はブリ予定。手持ちの肉や魚を中心に、届いた野菜を使って何をどうしようかなと考えていくのはなかなか楽しいものがある。
昨日のナムルが少量残っていたので、ブリはそれに合わせて韓国風の照り焼きにすることにした。醤油や味醂、味噌やにんにく、辛味調味料で漬け込んだちょっとピリ辛のブリ照りで、本来はコチュジャンや豆板醤を使うものらしい。手元にまだ「香辣脆」が残っていたので、それを使うことにした。刻み葱もたっぷり入り、すり胡麻も入るので、匂いも見た目も確かにこれは韓国風。
届いたばかりの大根は1/2本分ほどを、葉の部分も使いつつ油揚げと共にこっくり味の煮物にした。大根は更に5cm分ほど切り分けて、人参、ごぼう、蕪と共にコンソメ味の根菜スープに。全体的に肉っ気のない今日の献立だったので、燻製ソーセージも加えて一緒に煮込む。あともう一つ、水菜と豆腐をサラダにしようと思ったのだけれど、既にけっこうなボリュームのある夕御飯になりそうな状態になったので、サラダは翌日以降に持ち越すことにした。
「……お母さん、これ、けっこう辛い……」
「……ごめん、辛いのちょっと入れすぎたかな……」
ブリ照りは息子に「辛い」とダメ出しされたけど、後味にじわっとくる辛さだったから、それほどにはきついものではなかったと思う。香辣脆ははっきりした、いかにも唐辛子の辛さの調味料なので、なかなか思い切って料理に使えずにいる。私一人が味わう分ならと焼売などに添えたりするけれど、煮物や炒め物に使ってしまうのは後戻りできなくなる(=家族が火を噴くことになる)ので、なかなか難しい。
で、スープにソーセージを入れたのは正解だったらしい。息子がおかわりしてせっせと食べてくれた。山盛りの大根や蕪も一緒に食べていたようで、何より。
ミルクフランス
コーンマヨパン
アイスカフェオレ
昨日ちらりとパン屋さん「サンジェルマン」を覗いてきたら、今まではなかったはずのミルクフランス風のパンがあった。ソフトタイプのフランスパン生地に、中央に切り込み入れて半透明の白いクリームが絞られている。名前は「ミルクフランス」ではなかったけど、これはきっとミルクフランスと遠くないものに違いない、と、試しに1本買ってきてみた。そこそこのサイズのパンだったので家族で均等に。
あとは、コーンマヨパンを息子と半分こ、だんなにはウィンナーロールを1つ。
ミルクフランス風のパンは、期待通りにちゃんとミルクフランスっぽいものだった。練乳っぽさが少し物足りない感じで、脂っこさが強めのクリームだったのがちょっと残念。
「アンデルセンのとどっちが好み?」
「うーん……アンデルセンかなぁ……」
「やっぱり?お母さんも同じ感想かなぁ……」
と息子と話しながらもぐもぐ。だんなは相変わらず午前様がえりなので、ぎりぎりまで起こさないでいた。
午前中は一ヶ月ぶりの病院。
レントゲン撮って、足を見せて、
「ん〜……もう、どこを折ったかもレントゲンで見えないくらいに回復してますね。回復、かなり早いですねぇ」
と、お医者に褒められ(?)た。足首も問題なくよく動くようになってますね、と。
「手術のタイミングから言うと、あと1回見せに来てもらうくらいが普通ですが、どうします?また来たいですか?」
「いえ……来たくはない、です……」
「ですよねぇ。でしたら、もう終わりにしましょう。もう来なくても大丈夫ですよ」
ちょっと奇妙なやりとりの結果(担当医だった先生は、なんともとぼけた感じの人だった……)、「もう来なくてOK」のお墨付きをいただけて、帰宅。私の足には物々しいボルトやらプレートやらが埋め込まれたままだけど、それは外したくなったら1年以内にその旨申し出てください、だそうだ。外す手術は1年後以降も可能ではあるけれど、時間が経ちすぎると外しにくくなるのだそうで。また切ったり貼ったりはできれば遠慮したいところで(ましてや、その手術でまた入院が待っていると思うと!)、さてどうしよう。
溶かし燻製バターと醤油だれ・バーニャカウダソース・マヨネーズ・わさび
根菜とソーセージのスープ
羽釜御飯
麦茶
先日買った短角牛のすね肉が美味しかったので、今回はブロックのもも肉を買ってみた。ブロックと言ってもサイズは300gほどなので、「ローストビーフ」というよりは「たたき」で食べるという感じのサイズ。夕飯の数時間前に冷蔵庫から出し、焼く30分ほど前に岩塩と粗挽き黒胡椒とおろしにんにくを全面にすりこみ、で、スキレットで焼いてみた。上下左右裏表、全面に焼き色がつくようにジュージュー焼いて、弱火に落として全体で5分ほど焼いたら、なかなか良い感じのロゼ色の肉に。
あれこれ野菜を添えて食べようと思っていたので、ちぎったサニーレタス、スティックに切ったきゅうりと人参と大根、茹でたアスパラ、スプラウトを用意した。溶かした燻製塩バターに醤油を合わせたたれやマヨネーズやわさび、あとは市販のバーニャカウダソースなどを添えて、野菜で肉を巻くもよし、バター醤油絡めて御飯の上に乗せるも良し、という風に好き勝手に食べられるように。本当はもう少し薄めに切る予定だったのに、少し焦って厚めになってしまったのはご愛嬌……。
もも肉ということも多分にあるけれど、やはりみっしりと身の詰まった、歯ごたえのある肉だった。固いわけではなく、味わいのある美味しい肉だと思う。
届いたその日なら、ブロック肉あたりをドカドカ叩いてユッケにしても食べられそうかも。
バーニャカウダソースは、キューピーのもの。輸入品などではなく、国内の大手メーカーが発売するようになったとは!と、スーパーでみつけてちょっと驚き、試しに買ってきてみた。たっぷり入って300円ほど、ちゃんとにんにくとアンチョビの風味があり、かなりマイルドな感じで扱いやすい。基本通りに温めて使うのはもちろん、冷たいままスティック野菜のディップのようにしても似合う味だった。サニーレタスに牛たたきを乗せ、バーニャカウダソースを添えてスティック野菜を巻きつつ食べるのがとても美味しい。
明日は、この牛たたきをスライスして表面を軽く炙ってからだんなのお弁当にしようと思うのだけど、大丈夫かなー。冷蔵庫も使えるらしいから生野菜やバーニャカウダソースも詰めて持たせてみようと考えているけど、失敗したらごめんなさい、ということで……。
お弁当は単調になりがちだから、可能な範囲であれこれ遊んでみたいと思っている。
チョップドハムのグリル&目玉焼き
根菜とソーセージのスープ
アイスカフェオレ
昨日、お肉屋で安売りされていたチョップドハムのスライスを買ってきてみた。ちゃんとしたハム屋さんのものでもなく、値段からして添加物があれこれ入ってるものに間違いないという風だったけれど、でもそういうのが恋しくなる時がある(赤いハムを使ったハムカツとかね……)。
久しぶりに目玉焼き用のセルクル状の型を取りだし、焼いたハムの上に型を乗せて丸い目玉焼きを焼いてみた。どっさり作った根菜のスープがまだ残っているので、それも朝食に。パンはあっさりめにコーンパンを1人1個、オーブンで軽く温めた。
サラミのように、肉(脂?)の粒が見てとれる感じのハムだった「チョップドハム」とは何ぞや、と思って調べたら
プレスハムの規格より肉塊が小さく、つなぎの割合が多い商品というものだったらしい。むしろ肉塊が小さいのか……と思いつつも、でも両面こんがり焼いた厚切りのハムは案外ちゃんと美味しかった。
ベランダでは現在ニョキニョキと茄子とトマトとズッキーニが成長中。
茄子とズッキーニにはいよいよ花もつきはじめたけど、ズッキーニの方は雌雄別花のため、雄花だけor雌花だけが咲いていても実にはならない。どうも見たところ、雄花ばっかりなんだなぁ……早く収穫して食べてみたい。
ちなみにズッキーニは、受粉からたったの5日ほどで収穫できるのだとか。株の中央、地面からそそり立つように結実するのも想像していたのとはずいぶん違う外見で(茄子みたいに育つのだと思ってた……)、ズッキーニはかぼちゃの仲間だと知ってはいても、少し違和感。
鶏もも肉のモッツァレラ焼き きのこ添え
根菜とソーセージのスープ カレー風味
羽釜御飯
アイスティー(アールグレイ)
先日の野菜宅配で、お手頃価格だった国産のモッツァレラチーズを購入してみた。ちょっと小ぶりながらずしっと重く、「詰まってます」という感じのチーズ。自家製ピッツァでもしようかなと思って買ったものだったけれど、どうもそういう気分でもなくなってしまい、鶏もも肉のグリルに乗せることにした。
スキレットをカンカンに熱して薄くオリーブ油をひき、鶏もも肉を両面こんがりと、皮目をパリッと焼きつつ、脇で塩胡椒したエリンギとしめじと椎茸を鶏から染み出る脂を絡ませながら焼く。鶏肉に火が通ったら皮を上側にして、その上にモッツァレラチーズをかぶせるように置いたらチーズが溶けるまで蓋をして熱すればできあがり。水菜のサラダ、御飯と共にワンプレートディッシュにした。息子は「焼き鳥屋さんのチーズ焼きみたいだ!」と大喜びだ。
さすがにそろそろ飽きてきたスープは、もう残り少なくこれが最後だったので、カレー粉ふってプチトマトも加え、カレートマト味スープに調味しなおして出してみた。お供は、プーアル茶の代わりに作ってみたアイスアールグレイティー。
今日は朝から働き通し。やっと休めたよ〜……と、息子とおしゃべりしながらのんびり夕食を摂った。鶏肉はカットせずに出したので、息子にもフォークとナイフを操ってがんばってもらう。鶏肉を切るのは、ちょっと難易度高いよね。
かにパン
アイスカフェオレ
先日、野菜と一緒に宅配で頼んでみたのが、冷凍の「横須賀海軍カリーパン」。近所のパン屋さんで見るカレーパンの2/3ほどの大きさでやや小ぶり、説明書きによると1個あたり1分ほど電子レンジにかけてその後数分トーストすると美味しく食べられるらしい。カレーパン1個ではちょっと心許ないかなと思い、昨日買い物ついでに見つけた「かにぱん」も買ってきた。
「これ!これが、かにぱんです。美味しいんだよ」
息子に見せたら「わ!カニだ!」と予想通りの反応を見せてくれて、その後に「……でも、味は普通のパンだね……?」と、訝しげな顔。なんてことないフツーのパンだけど、ほのかに甘くて、私はこれがなんとも好きなんだなぁ。小学生の頃によく食べていたものだから、「思い出の味」というやつだ。
カレーパンの方は、「すんごく美味しい!」という感じでもなく、割とスタンダードな風のカレーパンというものだった。ターメリックが多めなのか、カレー部分からはわずかに苦さを感じる。冷凍保存のパンなどがあると、インフルエンザ流行で外出を控えめに……などという事態になった時に便利かなと思って今回試してみたのだけれど、冷凍パンはけっこう場所をとるし、保存食としてはあまり向いていないような気がする。むしろ強力粉やイーストのストックに励んで家でパンを焼けば良いのではないかと思い至った。……またマフィンとか焼きたいわ。
豚肉と卵のナンプラー風煮込み 小松菜添え
羽釜御飯
麦茶
今日も一日お仕事お仕事夕方までお仕事。
心と時間に余裕がないときは、どうしても日常の家事が楽な方に楽な方にと流されがちで、昨日もワンプレートディッシュだったというのも今日も似た感じになってしまった。写真を撮ってから「昨日と同じじゃん!」と気がついて猛省。
元々、ナムプラー味の煮込みにしたいなと思って買ってきていた豚バラのブロック肉は、予定通りにナムプラー煮。ナムプラーや醤油や砂糖、おろしにんにくを、一口大に切った肉に揉み込んでしばらく置き、そこに水を注いでことこと煮込むという調理法。途中からゆで卵も加えて煮卵にした。甘じょっぱい煮汁は青菜にも合うので、茹でた小松菜添えつつ、御飯にも染みるように煮汁をかける。角煮に比べると煮る時間は少なくて済むし、しっかり味も染みるしでお気に入りの料理のひとつだ。
あとは、生湯葉を使った水菜の和えもの。参考にしたレシピでは水菜と共に湯葉も煮て作る料理だったけれど、あまりに柔らかくプルプルの湯葉だったので、火を通した水菜と絡めてそのまま皿に盛った。薄口醤油と味醂でやや濃いめの味に調味しただし汁で水菜を煮、その汁も少し混ぜつつ水菜と湯葉を軽く和えて皿に盛る。ナムプラー煮は甘さが控えめだったので、その分こちらはちょっと甘めで。
「ごめん……金曜の締め切り終わったら、ちょっと楽になると思うからさー」
お皿の数が少なくてスミマセン、と恐縮しながらテーブルに。ごろっと大きな肉と卵で、見た目以上にちゃんと食べ応えがあった。湯葉の和えものも、ちょっと面白い風味で良い感じ。
豆腐は好きだけれど、湯葉の方はというとあまり食べつけない食材だったりして、豆乳と共に機会をみつけてあれこれ調理してみようかなと思っているところ。
アイスカフェオレ
昨日、息子に「習い事の帰りに明日用のパン買ってきてよ、1人1個。なんでもいいから」とお願いしたら、「サンジェルマン」のミルクフランス風のを3本買ってきた。……君はほんとにミルクフランスが好きなんだねぇ……。
先日は、お試しにと1本を3等分して家族で囓ったこのミルクフランス的なパン。パンにわずかに塩気を感じ、クリームが練乳っぽいというよりは脂っこいという感じで、改めて「アンデルセンの方のが好きだ」と思い至った。コーヒー多めで苦めにしたアイスコーヒーをぐびぐび。
サニーレタスのビビンバ風
麦茶
明日は、予定では息子の学校の運動会。でも明日の天気予報は芳しくなく、何より昨日今日と降り続いた雨でグラウンドは大変なコンディションになっていることだろう。どうするのかなぁ……と思いつつも一応弁当の材料を買ってきたのだけれど、「グラウンドのコンディションがあまりに悪いので、天候に関わらず運動会は日曜日に延期します」の旨のプリントを持って息子が帰ってきた。
今週はずっと頭を使う仕事をしていて、今日で一応一段落。気が抜けてしまって、今日の夕飯は(いや、今日の夕飯も)少々の手抜きになった。
たんまり残るサニーレタスを使ってしまいたいなと、たまたま焼き肉用のオージービーフがスーパーで安かったことも幸いして、ケンタロウさんレシピの「アジア風ビビンバ」を作ってみることにした。
ざくざく切ったリーフレタスは胡麻油と炒り胡麻、塩で和えてナムル風にしておく。牛肉は胡麻油で焼きつけて、オイスターソースと豆板醤(香辣脆で代用)、醤油と砂糖、おろしにんにく、おろし生姜で調味する。炊きたて御飯の上にリーフレタスを盛り、その上に炒めた肉と生卵の黄身を盛りつけ、一味唐辛子(糸唐辛子があったので代用)をふってできあがり……というもの。
本当は、更に上に香菜が盛られるはずで(だからこそ"アジア風"ビビンバという名前にもなったのだろうし……)、ちゃんとそのために香菜も買ってきていたというのに盛りつけるのを忘れてしまったという体たらく。ああ、あまり安くなかったのに……何か別のものに使って美味しく食べることにしよう。香菜乗せたら、もっとめっちゃ美味しかっただろうになぁ……。
この手の料理にするときは、肉炒めは市販の「焼き肉のたれ」で済ませてしまうことも多いけれど、ちゃんと用意した自家製のたれは甘さもコクもちょうど良かった。オイスターソースと砂糖と辛味調味料(あと、にんにく生姜)で、サンバルソースのような良い感じの味になっていた。レタスをざくざく混ぜて御飯を食べるのはタコライスを思い出させるところもあって、かなり好みな感じの丼だった。タコライス寄りに、もういっそトマトとか乗せちゃっても美味しいかもしれない。
カフェオレ
今日はすっかり運動会があるつもりで買い物を済ませていたから、朝御飯は「手早く食べられるもの、弁当の用意があるから手間がかからないもの」を念頭に、ランチパックを買ってきていた。……が、運動会は延期になって今日は普通の土曜日。でも総菜パンの類を明日に持ち越すのも嫌だなと、食べてしまうことにした。
ランチパックは甘い系の「レアチーズ風味&ホイップ」、しょっぱい系の「味わいチーズ」。……全然気付かないで買ってきたけど、両方チーズ味だ。あと1袋、ランチパックではなく、フジパンから出ている「スナックサンド」という名称のランチパックそっくりさん商品の「焼きそば」も買ってきてみた。こちらはランチパックの1/2ほどの大きさのミニサンドが3つ入った、より軽い感じのランチパック風サンドイッチ。
「焼きそば」の文字を見て、息子がさっそく手を伸ばし、だんなも手を伸ばし、私はいらないわー、と、私が食べたのはランチパック2種類を1切れずつ。いかにもな植物性ホイップの味がする「レアチーズ風味&ホイップ」は、本当にレアチーズ"風味"という味で、あんまりチーズっぽくはなかった。「味わいチーズ」の方は、普通に美味しいランチパック、という感じ。
数ヶ月に一度か、もしかすると1ヶ月に一度くらい、すごい勢いで新商品が出続けているものだからランチパックの存在はスーパーに買い物に行くとついつい気になってしまう。食べてしまうと、「あ、こんなもんか」と思ったりするのだけど。
アイスカフェオレ
先日、国内出張に行っただんなが、乗り換え駅の名古屋でヨコイのあんかけソースと太麺のパスタをどっさり買ってきてくれた。なんと麺は8袋、3.6kgも。
それを見ていたら無性にあんかけスパが恋しくなってムラムラときてしまい、
「昼御飯はあんかけスパが食べたいです」
とリクエストして、だんなに用意してもらった。
ありものの材料をあれこれ出して、今日は「ミラカン」(ミラネーズカントリー=ベーコン、ハム、ウインナー、マッシュルーム、ピーマン、オニオン)風に。マッシュルームはなかったので、ウィンナーとピーマンと玉ねぎを炒めたものを麺の上にトッピングし、レトルトのソースをぐるっとかける。上からソースをかけるのではなく、麺の山が島状になるように周囲にぐるりとソースを敷くようにかけるのが正しいあり方だ。
トマトのようでトマトでなく、カレーソースのような色合いでいてカレーっぽさはカケラもなく、ミートソースのような肉っぽさからもまた遠い、トロンポヨンと強みのとろみのついたねっちりとしたソース。胡椒の辛さが案外と強く、後味にじわっと辛さがやってくるのが面白い。麺も麺で、2.2mmの極太麺(普通のスパゲティは1.6mm前後、レストランでよく使われるスパゲッティーニは1.2〜1.3mm)をアルデンテ通り越して中までしっかり茹でた後に水にさらして締め、更にそれをバターで炒めるという不思議な工程を経て使われる。何から何まで、何がどうしたらこうなっちゃうのか、大変に独特で面白いパスタ料理だ。んもう大好き。
食卓の隣の窓を開けっ放しでいるのに、うっかりそこそこの大きな声で「そうそうこれこれー!」なんて口にしてしまいつつ、久しぶりのこの味に感動しながら平らげた。このところ食べるパスタの分量も少なめになってきていたというのに、ヨコイだったら山盛り一杯食べられそう。
チェダーチーズ味プレッツェル
大根と油揚げの煮物
だんな特製 家常豆腐
豚汁
羽釜御飯
ビール(プレミアムモルツ)
麦茶
午前中はパラパラと冷たい雨が降っていたけれど、午後には止んだのでだんなと2人スーパーにお買い物。焼き肉用の牛肉が安く、「これだ!」「これか!?」と手に取ったところで、「いやいや、焼き肉は明日の運動会後のお疲れさまディナーということで」という事で落ち着いた。お弁当も大変に肉肉しいものを予定しているし、では今日の夕御飯はせめて野菜たっぷり、あっさり味のものにしませんかと「家常豆腐(チャージャンドウフ)」(=厚揚げと野菜の煮物)にすることに。厚揚げの他の具は適当に、椎茸と人参と筍、白菜と小松菜。
家常豆腐用に買ってきた豚肉はそこそこの分量があったし、冷蔵庫には美味しいごぼうや大根もまだ余ってるしで、豚汁も作ることにした。ごぼうたっぷり、大根もたっぷり人参もたっぷり(……肉もたっぷり)。
あとはビールの肴が少々足りないかなと、チェダーチーズ味のパウダーがまぶされた風のプレッツェルを少しと、リッツを添えた蔵王クリーミースプレッド、ストロベリー味。先日食べたバニラ味もたいそう美味しかったけど、息子にはこちらのストロベリー味の方がツボらしい。かなり甘めで、苺の存在感が強く感じられ、でもちゃんとクリームチーズ。柔らかめでふわふわとした食感もまた心地よいもので、酒の肴というよりはお菓子に近いものだとは思うけど、確かにこのシリーズは癖になる味だ。私は素直な味のバニラの方が好み。今度はラ・フランス味とかさくらんぼ味、しょっぱい系のガーリック入りのものなんかも買ってみたいなと思う。
私はレシピを確認しないと自己流の味ではなかなか調味できないのだけど、だんなは今日も何も見ずに「うん、こんな感じでしょ」と家常豆腐をさらっと作ってくれた。醤油の味はやや薄めな分、塩加減はばっちりな厚揚げの煮物は、まごうかたなき「中華味」。八宝菜といい青椒牛肉絲といい、だんなは本当に「なんか、とにかく中華味」という風の炒め物、煮物がとても上手だ。私は「なんか、とにかく和風の煮物」だったらいかようにも作れるのだけど、中華はまだ「自分の手の内にはない」という感じ。野菜たっぷり、人参や小松菜で彩りも綺麗な家常豆腐は美味しかった。
アイスカフェオレ
朝御飯用にと昨日買ってきたのは、イングリッシュマフィン。当初、ハムエッグでも用意して挟んで朝食にする予定だったのだけど、「そういえば、お昼御飯に卵大量に使うじゃない……」と今朝になってから思い出し、シンプルめにチーズサンドにしてしまった。半割にして薄くバターを塗ったイングリッシュマフィンにスライスチーズを乗せて軽くトーストしただけ。
天候は今ひとつすっきりしないながらも、ぎりぎり大丈夫そうな感じで、今日は息子の運動会。息子を送り出してから急ぎお弁当の準備をして、だんなと一緒に学校に向かった。
カツ丼
人参とツナのサラダ
大根と大根葉のサラダ
国産マンゴー入りフルーツポンチ
冷や冷や麦茶
息子の学校は、割合と「勝負色」が強い運動会。赤白青の組別に点数をつけて競い、「昨年の優勝は○組でした」と優勝旗の返還から運動会が始まる。高学年になった息子は、いよいよ「騎馬戦」とか「組体操」とかの運動会の花形競技が種目に加わって、ずいぶん気合いを入れていた。誘導やらスタート合図やら競技準備やらの係活動も本番になったらしく、「僕、この競技とこの競技に係で出るからね、できれば見てね」と事前に教わった。
例年通りの木陰に場所をとって、だんなと2人まったりしながらも、息子の活躍を見にグラウンドに近寄ったり、写真を撮りに行ったり。心配だった天気も青空が見えるほどになり、肌寒かったら困るしと長袖を着てきたことを後悔するほどの暖かさになってきた。冷たいお茶や料理をあれこれ持ってきたので、そういうものが美味しく食べられる気温になったのはとても嬉しい。
今回の弁当準備はとっても簡単だった。
1週間ほど前に
「運動会用のお弁当は、リクエストある?おまかせで、当日までの秘密にしておいた方がいい?」
と息子に聞いたら、数秒考えて「カツ丼!」と。いなり寿司とかおにぎりとか鶏の唐揚げとか、「重箱に詰めていく系」の弁当のリクエストを想定していたから、ちょっと驚いた。カツ丼かぁ……あまり行楽っぽくないけど、でも運動会の日にカツ丼というのもなんだか幸せな感じ。陶器製のどんぶりを持っていくのは骨だから、100円ショップで丼ものタイプの蓋つきワンウェイ容器を探して買ってきた。
カツは下手に私が揚げるよりも、とんかつ屋さんのを買った方がよろしかろうと、外で買ってきたロースカツ。カツ丼自体はとても簡単だから、せめてもとサラダとデザートを用意した。酢醤油風味の大根のシャキシャキ食感のサラダと、粒マスタード入りの、ちょっと大人な味のツナ入り人参サラダ。そしてデザートにフルーツポンチ。
フルーツポンチは、奮発して「西村フルーツ」の缶詰を買ってきた。国産のりんごと白桃、黄桃、みかん、さくらんぼのシロップ漬けを小さく切ってタッパーに入れ、そこに生の苺とメロン、マンゴーを切ったものも加えて混ぜる。マンゴーはたまたま、鹿児島産のミニサイズ(と言っても1個がアボカドくらいの大きさがあったから、そんなに小さくもない)のが3個入って1000円の見切り品扱いになっていたもの。いかにも完熟っぽい外見で、黒い点がちらほら出てきていたので割引価格になっていた。こんなに美味しそうなのがたったの1000円!と買ってきたそれを奮発してたっぷり混ぜる。色止めのために、全体をレモン汁で和えておき、そのまま持っていった。食べ際に冷たい三ツ矢サイダーを注いでから「はい、デザート」と。
保冷剤も使ったし、ペットボトルに入れた麦茶を前日から凍らせておいたりと、とにかく「サラダとフルーツポンチは冷たく美味しく食べたい」と苦心した甲斐あって、カツ丼含めてどれもこれも美味しい弁当だった。例年の手間と比べて半分どころか1/3ほどの簡単な内容だったけれど、息子の満足度はかなりのものだったらしく、フルーツポンチは3回ほどお代わりしながら食べていた。国産マンゴーの美味しさのおかげでか、「学校のフルーツポンチより、こっちのが美味しい!」とお褒めの言葉。
今回初めて使ってみた秘密兵器(とはちょっと大袈裟だけど)は、reisenthel(ライゼンタール)社のピクニックバッグ。以前、恵比寿の「WINE MARKET PARTY」で見つけて一目惚れして買ってきたものだ。
保冷機能つきの大型バッグで、商品コンセプトは「ワイン持って大人のピクニックへ」という感じのもの。ワインボトルが3本入る区分けつきで、正方形に近いほどの大きなマチは収納力たっぷり。手前に収納部分があり、2枚の木製カッティングボード、五徳ナイフのような栓抜きやボトルオープナーのツール、ナイフとフォーク2本ずつが入っている。ワイン入れてグラス入れてハムやチーズやパン詰めてお出かけするのにぴったりな感じのものだ。
今回、凍らせたペットボトルやソーダ入りのペットボトル、フルーツやサラダを持っていかなければいけないので引っ張り出してみたら、これがなかなかのもの。保冷効果は思った以上に素晴らしく、ペットボトルの氷がなかなか溶けずにむしろ困ってしまうことになった。保冷剤を1つつけただけのフルーツも、食べ際までキンキン。当然ながら、まだほんのり温かかったカツ丼は別袋を用意しなければならなかったけど、でもこのピクニックバッグはこれからも色々使えそうだ。
午後になって黒い雲が押し寄せつつある中、急ぎ足風味で競技は続き、なんとか天気が崩れないうちに運動会は終わった。息子が帰ってくると同時に小雨になり、10分も経たないうちに雷まじりの土砂降りに。無事に運動会が終わって良かった良かった。
タン塩、オージービーフ、和牛
かぼちゃ、茄子、人参、ピーマン、椎茸
長ねぎ、玉ねぎ、サンチュ、スティックきゅうり
にんにくオイル焼き
塩オイスターソース焼きそば
ビール(キリン樽生一番搾り)
昨日、手頃な価格の焼き肉用の牛肉をみつけた。焼き肉だったら運動会の日の夕食の方がふさわしいでしょう、と、野菜あれこれ用意して、牛タンなんかも用意して、今日は焼き肉!
「僕も何か手伝うよー」
と、今日一番のお疲れの息子がそう言ってくれたので、野菜の準備をお願いする。茄子やピーマンを切ってくれ、「きゅうりも食べたいから、切っていい?」と自分からきゅうりスティックも用意してくれた。うん、隨分色々できるようになってきたなー……まだちょっと、あぶなっかしくて不安だけどなー……。
レモン&黒胡椒で牛タン食べたり、次々野菜を焼いて次々食べたり。なにしろ今日のビールはキリン樽生一番搾りだったものだから、
「生ビール生ビール♪」
「おかわりおかわり♪」
と、何度も席を立ってはビールをおかわり。焼き肉屋さんでの焼き肉もらくちんだし汚れないしメニューは豊富だしで楽しいけれど、家での焼き肉もまた格別。