ワッフル
アイスカフェオレ
ベルギー風の甘いワッフル焼きたい焼きたいと思いつつ、息子の朝練登校に間に合うように朝焼くのはとてつもなく大変なことで、んで、結局我慢できずに市販のワッフルを買ってきてしまった今日の朝御飯。たまたま覗いたスーパーで、Pascoのワッフルが安売りされていたのだった。
ワッフル1つじゃ朝御飯には足らないかなと、一緒に買ってきた「チーズロール」という小ぶりのチーズ風味ロールパン添えて、簡単な朝御飯。
表面が溶けた砂糖でベタベタして、中の生地にもところどころジャリッとした砂糖の食感を感じるワッフルは、こういう濃厚な甘さになってしまうと明らかに「朝御飯」というより「おやつ」寄りな食べ物になってしまうのだけれど、でもこういうワッフルも大好き。ちらっと温めて食べたワッフルはちゃんと美味しかったけれど、でも自分で焼いて食べたらきっともっと美味しいはずー……と思いながらもぐもぐ。
豚肉使って「変わりステーキ丼」
冷製コーンスープ
麦茶
今日はのんびりめの金曜日。
だんなも飲み会だというし、息子は習い事で遅めの夕御飯、簡単に済ませる感じでいいかな〜とのんびり構えていたら、6時過ぎに帰ってきた息子曰く、
「明日一日部活だって〜。だからお弁当要るんだ」
とのこと。
えええええ、この時間になってから「明日弁当必要」とか、そゆこと言う〜!?と脱力する私。
息子が連絡を溜め込んでいたというわけでなく、毎月1日(=今日)に渡される「今月の部活予定表」にその旨書いてあったとのこと。予定表、もっと早く配ろうよ……せめて前月の最終週の頭とか……と、学校に対してぼやきつつ、まぁ葉野菜もいくつかあるし副菜は色々用意できそうだけど、と、
「じゃあごめんだけどさ、習い事の帰りにお肉屋寄って肉……いや、コロッケとかカツとかでもいいんだけど、なんかコレっていうの買ってきてよ」
その時間なら特売やってるだろうからとんかつとかも安いからさー!と息子を習い事に送り出した。
夕飯の支度は、とうもろこしを茹でることから。茹で上がったら弁当用を取り分けて、残った実はほぐしてスープに加工。コンソメで煮て牛乳入れて、ハンドミキサーで粉砕してから冷蔵庫に入れておいて、冷たいコーンスープでいただくことにした。
冷蔵庫に残っていた小松菜はとりあえず火を通してしまおうと、シリコンスチーマーでチン。メインのおかず(というか、丼)が胡麻味なのでおひたしにして添えることにし、お弁当は代わりに胡麻和えかなーと思いながらこれも取り分けておいた。
で、メインの丼は、野崎洋光さんレシピの「変わりステーキ丼」を参考に、牛肉ではなく豚肉でこれを作ってみることに。調味料と具材の組み合わせが、「豚肉にしてもけっこう美味しくできるかも」と、手持ちの長芋を使う料理だったこともあって挑戦してみた。
薄切り肉をしゃぶしゃぶの要領で火を通し、角切りにした長芋と刻み葱と合わせ、練り胡麻ベースのタレで和えてから御飯に盛りつける。ラー油をかけつつ食べるそうで、ラー油の辛味と旨味が入ることで完成する料理、という感じの味わいだった。私は長芋が好き(あと胡麻だれの味もラー油も好き)だから、「あ、これはなかなか……好きな感じ……」と思いながら食べたのだけれど、息子はちょっとばかり釈然としない表情。長芋の食感は好みが別れるところだろうから、長芋が苦手な人にはあんまり嬉しい料理ではなかったかも……。
ジンジャーシロップ入り牛乳
今朝のわたくしは、軽〜く(ええ、「軽〜く」)お怒り状態だった。
昨夜飲み会だっただんなは終電の時間になっても帰って来ず、連絡もなく、
「連絡もなしに朝帰りだと〜?……コロシマス……」
と思いながらうとうとしていたところ、だんな、午前3時に帰宅。
終電逃してしまったからその後に出るバス(←電車乗り遅れた人用の救済交通手段として主要ターミナルとかから出ているらしい。もちろん電車乗って帰るより割高)に乗って帰ってきたのだそうだ。
「今日もノロけて来ちゃった〜♪」
「ノロけるくらいなら、ちゃんと電車に乗って帰ってきなさい」
「……はい……。でも、でもね、"朝まで飲むぞ"って流れだったけど俺は帰る!って言って頑張って帰ってきたんだよ……?」
「朝帰りだったらこんなもんじゃなく怒ってます。ともかく終電乗れなかった時点で連絡くらいは入れてください」
「……はい……」
まんじりともせずに午前3時まで起きていたものだから、そんなわけで、今朝7時に起きるのはちょっとつらかった。急ぎ息子の弁当を用意して、息子に朝御飯も用意して、午前7時半。
息子には牛肉のココナツミルク煮をシチュー代わりに出して、チーズロール2個と、食後にマンゴーヨーグルトを。私の分は、まぁ父ちゃんもいずれ起きてくるだろうし……と、お相伴程度に、残ったチーズロール1個と牛乳1杯。牛乳には自家製のジンジャーエール用シロップをちらっと垂らした。
ほぼ日刊イトイ新聞で、以前しょうがシロップの作り方を見て、「そっかーあれって自分でも作れるんだ」と思ってはいたのだけれど、実際に作ってみたのは今年が初めて。呆れるほど安かった見切り品の新生姜をみつけたのがきっかけで、今回は他サイトでの作り方も参考にしつつ、スライスせずにすりおろして生姜シロップを作ってみたのだった。スパイス控えめのちょっと優しい味の生姜シロップが無事できあがり、密かに愛用している今日この頃。
普通に炭酸水で割ってジンジャーエールというのも悪くないけれど、ミルクティーに入れてマサラチャイ風にしたり、冷たい牛乳にちらっと入れるのもすごく美味しい。特に牛乳に入れて飲むのが気に入ってしまい、「確かこういう味の牛乳プリンが香港にあるよね……?」と思いながらついついぐいぐい飲んでしまう。暑い季節に生姜の辛さはよく似合うし、500mlのペットボトル1本半くらいの分量できあがったシロップも、きっと遠からず無くなってしまうんだろうなぁ。
チキンセット \1490
マサラチャイ(アイス) \300
結局だんなが起きてきたのは10時になろうという頃で、引き続き「私は怒っています、怒っているのです」アピールをしつつ、
「だから美味しいもの食べたいです。御馳走しなさい」
と。
「美味しいもの食べたら〜3割くらい許す〜」
と言っていたら
「せめて5割にしてください……」
と苦笑いされた。
息子は弁当持参で一日学校だし、ではだんなに御馳走いただくにあたっては、息子があまり行きたがらないお店を……ということで、地元のネパールカレーの人気店「Shiba」に久しぶりに行くことにした。いわゆる「インドカレー」ともまたちょっと違っていて、でも東銀座の「ナイルレストラン」と似た方向のムルギランチが楽しめたりもする嬉しいお店。
名物メニューは「サービスターリ」、飲み物もついてきて1200円というお手頃価格(以前は1000円ちょっきりという更にお手頃価格だった)もあって、お店の人気メニューだ。
数種類から選べるカレーの他にベジタブルカレー、ダール(豆)スープ、青菜のサグ(ペースト状の煮物)、あとはサフランライスとアチャール(漬物)がやってくる。
カレーやサグの器をサフランライスの盛られたトレイから一度除けて、カレーもサグもスープも、全部まとめて御飯のところにバシャバシャーッとぶっかけて混ぜながらいただくのがお作法。
このお店のカレーはかなり水っぽいシャバシャバした粘度なので、雑炊かクッパかという水気たっぷりの御飯になってしまうのだけど、それがなんとも美味しい。多少の体調不良なら吹っ飛ぶ美味しさ。
だんなはこのサービスターリにして、でも私は「うーん……カレーをちゃんと食べたい……あと肉も食べたい」と、「チキンセット」を頼むことにした。5段階の辛さ表示でちょうど真ん中の「中辛」だけれど、私でも無理なく食べられる自然な辛さ。いつかマトンカレーも食べたいのだけれど、こちらは辛さが5段階の端っこ位置の「辛口」なのでなかなか挑戦できないでいるところ。
チキンセットは、肉がごろごろ入ったチキンカレーと、別添でベジタブルカレー、ダールスープもやってくる。そしてごろごろと6切れほどのスパイシーな「チキンソテイ」。サフランライスにアチャールと、カチュンパー(玉ねぎのスパイシーなサラダが添えられていたのでこれの事かな)も。
久しぶりのShibaのカレーは、今日もたいそう美味しかった。
全体的にクローブが強めに香り、カレーの種類によってはほのかなほろ苦さも感じたりするのだけれど、それもまた良し、という感じ。チキンカレーにもベジタブルカレーやダールスープがついてくるので、結果的にはサービスターリと同じように全部御飯にかけてシャバシャバにしながらいただいちゃうのだった。豆スープの甘味とベジタブルカレーの酸味が良い具合に混ざり合って、これまたうまー。
「……満足しました……」
と、食後に甘いマサラチャイをくいくい飲んで、幸せランチ終了。ミルクたっぷりでシナモンや生姜が香る、このマサラチャイも美味しいのよねぇ……。テイクアウトの500円弁当もあるらしいから、今度一人の平日御飯にこれ買ってみようかと。
焼き茄子のおろし醤油
マグロの山かけ
静岡おでん(レトルト)
冷や汁
麦飯
日本酒(醸し人九平次 件の山田 純米吟醸 生原酒)
昼食後、スーパーをぷらぷら。
シーズン到来の茗荷がお手頃価格だったのを見て、
「あー、冷や汁食べたい……」
と呟いたら、だんなが「冷や汁、いいねぇ」と。
でも材料なんにも家にないんだよね、と、青じそときゅうりと豆腐を次々籠に入れつつ
「……あと長芋食べちゃわなきゃなんだよね」
「じゃあマグロ買ってく?」
「そうねぇ……でも冷や汁作っちゃったら、とろろ御飯と両立はできないか……」
「いいじゃんマグロでとろろ食べれば。で、九平次飲めば」
「!!!!」
それいい!すごくいい!と盛り上がって、そんな感じ(=九平次を美味しく飲む感じ)の夕御飯。
冷や汁は、水に味噌溶いて作っちゃうちょっと乱暴な作り方もあるけれど(こんな感じに)、私としては、ちゃんとだしとって、熱いだし汁に味噌溶いて、余裕があったら鯵焼いてほぐしたのも入れて、それから冷やす作り方の方が気分良く美味しく食べられる感じがする。
今日も買い物から帰ってきて早々だしの準備をして時間をかけて仕込んでおいた。今日は干物の鯵を焼いてほぐして入れたので、けっこう濃厚めな食べ応えのある冷や汁に。
あとはマグロの山かけと、茄子料理ではこれが一番好きかもしれない……の、焼き茄子のおろし醤油添え。1個の茄子を4枚にスライスして両面をこんがり焼いて(油適当に敷いた方が美味しく焼けるけど、敷かないなら敷かないでも美味しい)、大根おろしに醤油ピャーッとかけたのを巻きながら食べる。
大根おろしは、鬼おろし(こんなの)でおろしたのが最強に美味しい。鬼おろし、場所ふさぎな道具だし、大根おろす以外の何の用途も持たないけれど、これを手にした日から「大根おろしってこんなに美味しいものだったのかー」と思うようになった。辛さ控えめの大根だったら、御飯に乗せて醤油かけて食べるのでも美味しいぐらい。
半端に残っていたかまぼこも出して、「んー……あとちょっと、なんか食卓が物足りない感じ……?」と、買い置きのレトルト静岡おでんも出してしまうことにした。確か野菜の宅配と一緒に少し前に買っておいたもので、練り物やゆで卵、大根、こんにゃく、牛すじなどなど一通りのものが詰まっていた。黒はんぺんも。
ああ、なんか「夏の夕御飯」って感じだ、幸せだー!と、美味しい日本酒くいくい飲みつつの茄子やマグロはたいそう美味しかった。シメの冷や汁は更に美味しかった。
冷たい味噌汁に、きゅうりと豆腐と胡麻、あとは薬味に青じそと茗荷。
私は青じそがそれほど好きではないけれど、全く入れないのも物足りないのよね……と、青じそパラッと入れて、でも茗荷はどさっと入れて食べるのが好き。
いっちばん最初に作った頃は「これ、つめたいみそしる……?」と不安げな顔をしてつつくように食べていた息子も、ここ数年は冷や汁が大好物になってしまって、真冬のさなかに
「そういえばお母さん、最近冷や汁作ってくれないよねぇ?」
などと言い出して「だって、あれ、夏の食べ物ですもの……」と私を脱力させるまでになった。
我が家で「家族全員が好きな食べ物」は色々ある(豚汁とか餃子とか天津飯とか豚味噌鍋とか……)けれど、冷や汁も間違いなくその一つだと思う。
半分酔っぱらった頭で、
「天国に定食屋さんがあったらさー冷や汁は絶対メニューに載ってるよねー……」
と力説する私。
あとさぁ、カツ丼とプライムリブも載ってなかったら暴れていいよねー?なんて言っていたら
「じゃあゴーゴーカレーのメジャーと、デンジャーステーキも載ってないと」
「えー、じゃあ崎陽軒の焼売も載せてあげてよー」
と、だんなと息子も参戦してきた。
天国の定食屋さん、なんだかとても肉肉しいメニューが揃ってしまいそうな模様。
アメリカンチェリーコンポート&3種のミックスジャム
びわコンポート&あんずのジャム
ホイップクリーム・メープルシロップ
アイスカフェオレ
数日前に我が家にやってきた、cloerのワッフルメーカー。
当初、ワッフルメーカーを買うならVitantonioのがプレート入れ替えでいろいろ遊べるから便利かなぁと思っていたのだけれど、小売価格1万円弱のcloerのワッフルメーカーが送料込み3000円ちょっとで購入できる機会が先日訪れてしまったので「えーい、こっちにしちゃえー」と買ってしまったのだった。買ったは良いけど、しまう場所がないのよねぇ……どうしよう。
ともあれ我が家にやってきた新品ワッフルメーカー、さっそく使ってみましょうかと、アメリカンワッフルを焼いてみた。このところずっと田中玉緒さんの教室で教わった配合で焼いていたのだけれど、今日は本間節子さんのワッフル本(書名もまんま『ワッフル』だ)に載っていた配合を参考に。
ワッフルトースターを手に入れてから、どうせだったらアメリカンタイプだけでなく、リエージュタイプとブリュッセルタイプも自在に作れるようになりたいなぁと、図書館で様々なワッフルレシピ本を借りてきて読んでいるところで、そのうちの一冊がその本だった。配合は人によって本当に様々で、パンケーキ同様ワッフルの世界もなかなか奥深い。
だけど、ベーキングパウダーではなくドライイーストを使って「発酵」の工程が加わるとやっぱり途端にめんどくさくなってしまう。朝ちょっと早めに起きて、家族が起きる朝食に合わせて焼き上げるというのはなかなか困難な事なのだなぁ……と、9時近くまで朝寝を満喫してしまった私は結局ベーキングパウダー使用の、しかもあまり泡立てたりする必要もない簡単な作り方を選んでしまうのだった。反省。
ちなみに、それぞれのタイプの違いは
- リエージュタイプ
- ドライイーストを使い、パン生地状の重めの生地を2次発酵後に焼き上げたモチモチ食感のワッフル。表面にざらめをまぶして、ジャリッとした食感を出すものも。マネケンのワッフルがこのタイプ。
- ブリュッセルタイプ
- ドライイーストを使うが、生地はパンケーキ生地に似たトロトロしたもの。1次発酵後に焼き上げる。仕上がりはリエージュタイプよりふわふわしていて、フルーツやホイップクリームなどを添えて食べるのが一般的。
- アメリカンタイプ
- ドライイーストではなくベーキングパウダーを用いた、配合としてはワッフルよりむしろパンケーキに近い感じのもの。ブリュッセルタイプよりむしろ詰まった感じの生地になるらしい。パンケーキ感覚でメープルシロップやホイップクリーム、フルーツなどを添えて食べる。パンケーキ同様、卵料理を添えたりも。
といった違いがあるそうで、我が家の食べ方からすると、やっぱりアメリカンタイプがお似合いという気もする。
用意したのは、まだ残っている自家製コンポートの枇杷とアメリカンチェリー。枇杷にはあんずジャム、アメリカンチェリーには同じ色合いのアヲハタの「3種のジャム」(イチゴとリンゴとブドウのジャム)を添えられるよう一緒に出して、あとはホイップクリームとメープルシロップも用意した。
さすがのワッフル専用機、数分の余熱の完了後は、ものの数分でワッフルが次々見事に焼き上がっていき、これはなかなか壮観で、何よりらくちん。今回の配合は玉緒さんのものよりかなり砂糖が多めで、あれこれ添えて食べるよりもむしろ「素喰い」が幸せな感じだった。クリームやフルーツ添えるなら、もうちょっと砂糖控えめな方がバランスが良かったかも……と、甘さ控えめなコンポートにしておいて良かったわ、と思いながらもぐもぐいただいた。
レシピの分量は卵1個に砂糖60g、小麦粉120gという単位だったので「これは……3人分だとちょっと物足りないかしら??」と倍量の生地を用意。とりあえず全部焼いてしまって、食べきれない分は冷凍しておけば良いやと思っていたのだけれど、誰よりも息子が焼きたてワッフルに御執心で、私も一緒になって食べてしまった甲斐あって(?)、用意した生地は全部胃袋に消えていったのだった。だんなは私たちよりはちょっと早めに戦線離脱。
他のワッフル本もあれこれ借りてきているので、他の配合のアメリカンワッフルも試してみたいし、チョコ入りやシナモン入りなども作ってみたいし、何より私はリエージュタイプが大好きなので、遠からず挑戦しなければ。平日の昼間に焼いて、一人で焼きたてを「素喰い」するのが野望。
自家製ジンジャーエール
そういえば一緒にボーリング行こうって言っていたのでしたーと、お昼前にだんなと息子は連れだってボーリング場に。私は一人のんびり家で昨日の日記などつけていたりした。
お昼簡単に買ってくるよとのことで、「ケンタのサンド……」とリクエストしたら、「それいいね」と家族全員ローストチキンサンド。そういえば今日は「創業記念企画 各店先着200ピース限定1ピース100円」なんてイベントがあったのだそうで、100円チキンの枠はとうに無くなっていたのだけれど、お店はかなりの混雑だったそうだ。
クーポン持っていればポテトが50円で買えたりもしたみたいだったけれど、ここはストイックに(?)サンドのみ。
なんでか美味しいんだよねぇ好きなんだよねぇ、このバーベキュー味がたまらん!……と、密かにお気に入りのローストチキンサンドをもぐもぐ。揚げ鶏ではなく焼き鶏な分、カロリーは控えめ……かなぁ、とか一瞬思うけど、そういうことは考えないことにした。
牛ハツ刺身 \390
黒毛牛タン 2×\390
和牛特上ロース \390
和牛特上カルビ \390
和牛壺漬カルビ \390
和牛上ロース 2×\390
和牛上カルビ \390
厚切り牛ハラミ 2×\390
国産黒毛牛ハラミ \390
牛ホルモン \390
ソーセージ盛合せ \390
サンチュ \390
石焼コーンバター \390
冷麺 \390
コムタンクッパ \490
コーラ \290
生ビール 6× \390
テーブルチャージ 2×\390
リミッター解除!って感じで食べました……
なんとなく、「日曜は焼き肉」ということに。
(確か、昨日の朝のお怒りモードでの私が「この怒りは焼肉をもって償わないとなりません!」とかなんとか言っていた記憶が……)
バスで行くちょっとめんどくさい距離に「一度も行ったことがない、食べ放題がメインの焼肉屋」があって、そちらも気になるけれど、「値段はそれなりに張るけどちゃんと美味しい山形牛焼肉の店(千葉そごう内、こないだ母と私が行ったところ)」も捨てがたい。
どうしましょう、と悩んでいたら、
「なんか、駅の近くに変な店できてる……」
と、だんなが「焼肉 一番星」なるお店を見つけてしまった。
焼肉全品390円、ドリンク全品290円。んまぁ、怪しい。
ここは昔「牛角」があったところ。
オープン当初の牛角は、店長さんがすごく頑張っていたようで、お店はいつも清潔だし接客の感じも良く、味もなんだかすごく美味しく感じられて私たちは一時期足繁く通っていた。……が、店長さんが変わった途端にお店全体がギトギトした感じになって店員さんもなんだかやる気無く、チェーンのはずなのに味も格段に悪くなってしまった。なんだかイマイチなお店になっちゃったねー、と言っているうちに我が町から牛角が消えてしまったのはそれからものの数ヶ月後のこと。
その後のこの場所はなんだか迷走気味で、不味くはないけれどやたらとお高いホルモン焼き屋が入ったりしていたのだけれど、今年の頭くらいにこの焼肉屋さんがオープンしたのであるらしい。ダメもとで、素敵な店だったら嬉しいし、と行ってみることにしたのだった。
早めの時間の入店だったせいもあってか、退店するちょっと前までお客は私たちだけ。つい数日前に就任したのだという店長さんがすごく愛想良くて、
「今日のオススメは、ハツ刺しですね〜、あと、鶏のせせりも良いですよっ!」
「このロースはね、生でもいけるくらいです。サッとね、本当にサッと炙るくらいですごく美味しく食べられますから」
と、何かと席に来てくれてはあれこれおしゃべりして去っていく。
さすがにユッケやレバ刺しはメニューになかったけれど、表面を軽く湯がいたハツ刺しは、ではいただいてみましょうかと頼んでみた。ハツ刺し食べたのはこれが初めてかもしれなかったけれど、これがすんばらしく美味しかった。
おろし生姜と、九州の甘口醤油をつけつついただくハツは、臭みも全然なくて弾力のある「いかにも筋肉です」という独特の歯ごたえが魅力的。
以前別のお店で食べたレバ刺しと比べても全然血生臭さがなく、ほのかな甘さも感じた。
鮮度の悪いホルモンはしまりがなくなってドロ〜ンとした感じになってしまうものだけれど、キュッと締まってツヤツヤしていて390円というお値段なのに5切れ6切ればかり大ぶりにカットされたものが盛られていて、「安かろう悪かろう」くらいにあまり期待せずに入店してきて私たちは良い方向に裏切られて「あ、これはなかなか良いお店だわ」、と。
お肉も全品390円で、ただし「和牛特上ロース」「和牛特上カルビ」「和牛壺漬カルビ」の3品に限っては「1日10皿 / 2名様1皿」という限定メニュー。なのでこれは1皿ずついただいて、あとは上ロースだ上カルビだハラミだホルモンだと思うさま注文した。
「和牛特上」はさすがの霜降り肉で、1皿5枚ほど盛られてくる。なかなかの厚切りっぷりなのでこれで390円はお値打ちだ。「上」のカルビとロースも普通にちゃんと美味しかったものだから、「リミッター解除!」とばかりにしっかり食べてきてしまった。
シメに冷麺(これも390円……安いだけあって具はキムチと水菜とゆで卵といった感じで少なめだったけど)もしっかりいただき、「テーブルチャージ」が取られる代わりのサービスデザートのアイスクリームも味わって、お会計は1万円をちょっと越えたあたり。だんなも私もビール3杯ずつ飲んでいるし、今日は息子もたいそう食べて家族全員「今日は相当食べました」という満腹具合だったから、この界隈じゃかなりお手頃価格な焼肉屋さんだと思う。
「駅の近くに○○ってあるじゃないですか。あそこがけっこう混んでたから、"あそこより旨くして安くすれば絶対お客さん来てくれるよ!"って頑張ったんスよねぇ〜」
と豪快な店長が言っていたけど、間違いなく○○より美味しかったし安かった。
地元の美味しい焼肉屋さんの選択肢がまた一つ増えたのは何より。また食べに行かなくちゃ。