食欲魔人日記 11年06月 第5週
6月27日 月曜日
夕飯は皆で中華〜
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「ミスタードーナツ」の
 ホッとリング カスター
 焼きド ミルクレイズド
アイスカフェオレ

昨日、お出かけがえりに「明日の朝御飯、どうしよ?」と。
 
そういえばそういえば、ミスドに新しい商品がいっぱい増えたらしいよ〜?と試しに覗きに行ってみたら「100円セール」の嬉しいキャンペーン中で、あれこれ買って帰ってきた。
 
ホッとリング」は、ホットケーキ食感のドーナツ、なのだそう。カスタードのを選んで、あとは焼きドーナツ「焼きド」から、「ミルクレイズド」。
 
ミスドの商品、私は基本的にはクラシックなものが好きなので(オールドファッションシリーズが大好き……)、最近流行の「焼きドーナツ」とか(あと、巷で話題の「生ドーナツ」とか)にはさほど興味がなかったのだけれど、「ミルクレイズド」はすごく好みな味だった。乳製品好きの心を鷲掴みにされた。
 
「フィナンシェのような生地にアーモンドプードルを加えてオーブンで焼き、チーズ風味のミルクソースをコーティング」なのだそう。あんまりチーズという感じはしなかったけれど、これは好み。冷やして食べても美味しそう。
 
今日は、母と千葉の美術館へお出かけ。
 
待ち合わせは10時、急いで支度しなきゃ!ああでも今日は野菜が届く日!と慌ただしく準備していたら、幸いなことにいつもより早めの時間に野菜セットが届き、それらを冷蔵庫に片づけてからお出かけすることができた。
 
今週届いたものは
長芋250g・とうもろこし1本・グリーンセロリ1/2本・ズッキーニ1本・青葱1把・小松菜1把・スイスチャード1把
という内容。
 
いよいよとうもろこしの季節到来、先日ホテルで食べた「もろこし飯」がとーっても美味しかったので、真似して作ってみようかなぁ、なんて思っている。

千葉 ホキ美術館内 「イタリアンレストラン はなう」にて
 パスタランチコース \2100
 グラスワイン \600

「あ、あのね、私、今日も千葉に泊まることにしたわ」
「……へ?」
 
当初の予定では日曜に秋田に帰るはずだった母、「でもまだ行きたいところがあるのよ〜デパートに用事もあるし」と千葉駅近くに1泊宿を取ったのだけれど、デパートの用事を済ませるのに明日までかかってしまうことが判明したらしい。
 
「だからね、今日の夜もこっちいるから、良かったら夕飯一緒に食べましょう♪」
飽食の日々はまだ終わりを告げないようだった。母、タフだわぁ……。
 
で、待ち合わせて向かったのは、外房線土気(とけ)駅から車で5分ほどの距離にある「ホキ美術館」というところ。
 
「日本初の写実絵画専門美術館」なのだそうで、母はテレビで見て「一度行ってみたいわぁ」と思っていたのだそうだ。私は、同じ千葉市在住だというのに存在すら知らなかった。
 
千葉のホキ美術館。不思議なフォルムの建物。 斜面の土地に、地上1階地下2階の三層に作られた美術館は、とても不思議な外見。
 
右の写真は入り口から裏手に降りて眺めた1階&地下1階部分なのだけれど、ブーメランのような、カーブをつけた箱がズレながら重なったような構造の、前衛的な外観だ。
 
写実絵画を飾るために造られたもので、webサイトによると「大きさの異なる1枚1枚の絵画へ最適な距離を確保すること、壁面の目地、ピクチャーレールやワイヤーを排除し、鑑賞時の視界には目の前の絵画以外、鑑賞の妨げとなるものが入らないように徹底しています」なのだそうだ。
 
数十メートルの長い長い壁が続くような不思議な展示室で、そこここに設けられた開口部からは隣接する公園の緑がとても綺麗に見えるのが素敵。展示作品も面白いものが多く、「写真より写真らしい」感じの、カメラで撮った写真をphotoshopで加工して彩度と明度高めにして画面全体にシャープネスかけたらこんな感じ?……みたいな静物画などが並んでいた。展示数も多く、なかなか見応えのあった美術館。
 
嬉しいことにレストランも併設されていて、その「はなう」というイタリアンレストランは「アルポルト」の片岡護シェフプロデュース、なのだそう。
 
午前中の美術館訪問で、観賞後に千葉駅方面に帰ってから御飯というのも遅くなりそうだねと、レストラン入り口に飾られたメニューを「ほら、こんなメニューなんだって」と入館前に眺めていたら、
「ランチの御来店でしたら、こちらで事前にお名前を承ります」
と、お店の方が出ていらして、予約を受け付けてくれた。
 
住宅街と大きな公園に囲まれた静かな美術館、予約しないでも、それほど混雑しないのでは?との予想とうらはらに、開店後あっという間に満席になっていたレストラン。
 
予約の時間に再び訪れるとすんなり入店できたけれど、店頭では
「次のご案内は1時以降になってしまいます……」
と、多くのお客さんが入店を諦めたり、遅めのランチの予約を入れてもらったりと、なかなか賑やかなことになっていた。
 
ランチのメニューは「パスタランチコース」1種類のみで、苦手な食材は考慮してくれるけれど選択肢があるのはパスタだけ。前菜2皿とデザートまでついて2100円というのはお手頃価格だ。
 
ちょっとだけワイン飲もうか、と、グラスの白ワインを1杯ずついただいた。ワインリストは全部で15種類ほどというところで、どれもグラスで出してくれるのが嬉しい。

冷たい前菜3種盛り合わせ
千葉「ホキ美術館」併設の「はなう」でランチ、冷たい前菜〜 角皿に並んで出てきたのは、カレー風味のクリームソースで和えた帆立、一口サイズのカプレーゼ、そして「生ハムメロン」。
 
イタリア料理ではド定番の前菜「生ハムメロン」、定番すぎてレストランではそうそう出てこない存在で、実はあまり口にしたことがない。
 
北海道産の赤肉メロンに塩気のある生ハム。一口サイズのそれに、「おお、生ハムメロンだ〜♪」と喜んでしまった。
 
温かい前菜
千葉「ホキ美術館」併設の「はなう」でランチ、温かい前菜は鶏もものインボルティーニ イラストつきの可愛い皿に盛られてきた前菜2皿めは、「鶏肉のインボルティーニ」。
 
人参といんげんを巻いた「鶏肉のロール焼き」という風なもの("インボルティーニ"は、確か"包み込む"という意味だ)で、ミックスリーフのサラダも添えられていた。
 
卓上には温かなバゲットもやってきて、「うん、全体的にちゃんと美味しいね」「食べやすい味のが多いわよね」と、パスタを楽しみにしながらもぐもぐ。
 
本日のパスタ
千葉「ホキ美術館」併設の「はなう」でランチ、パスタは5種類から選べます 「本日のパスタ」は5種類からの選択で、私は唯一のショートパスタものだった「ペンネゴルゴンゾーラ」を。
 
注文時に
「こちら、スパゲッティではなくマカロニのような……短いパスタですが、よろしうございますか?」
と確認されてしまって、苦笑い。
 
「スパゲッティじゃないじゃない!」と怒るお客が多い、ということなのかな……?
 
母が選んだのは、これだけ追加料金が840円必要だった「ウニとトマトクリームソースのスパゲッティー」。
 
他の選択肢は「オリーブ・アンチョビ・ケッパーのトマトソース」「ボロネーゼ」「ブロッコリーとからすみのスパゲッティー」といったものだった。
 
惜しみなくチーズを使ったクリーミーなソースはとても美味しいものだったけど、でもちょっとソースの量が過剰な印象だったのが残念。ペンネにソースがまんべんなく絡むくらいでちょうど良いと思うの……。
 
デザート
千葉「ホキ美術館」併設の「はなう」でランチ、デザートもなかなかのボリューム 紅茶をいただきながらのデザートは、ティラミスと桃のジェラート。
 
ベリーのソースと粉糖、ミントの葉なども飾られて、なんというか「たっぷりと大きな器に仕込んで、あとはすくって盛りつけるだけ」な簡単な感じのものながら、量も味も満足な冷たいデザートでお食事はおしまいとなった。
 
ふう、おなかいっぱい。
 

千葉そごう内 「アフタヌーンティールーム」にて
 完熟マンゴーロール
 アイスチャイ

千葉駅まで戻ってくると、午後2時になろうというところ。
 
「私ね、午後4時にデパートのお店に、預けていたもの受け取りに行かなきゃいけないんだわ」
と母が言うので、じゃあそのくらいの時間まで御一緒しましょ、とデパートをぷらぷら。
 
「そういえば私、まだこっち来てスコーン食べてないわ」
とのことで、アフタヌーンティールームで軽くお茶してきた。いや、「軽く」にはならなかった。
 
私はスコーン食べるから、あんたも何か注文しなさい、との仰せで、私は完熟マンゴーロールを。この喫茶店ではKIHACHIのケーキを食べることができる。
 
「2種のマンゴーと爽やかなマンゴーオレンジクリーム、濃厚カスタードの組合せ」というロールケーキに、冷たいチャイつけてもらって、おしゃべりしながらケーキもぐもぐ。
 
マンゴーは先日来美味しいものを何かと口にしていた事もあって、このロールケーキのマンゴーは「うーん、繊維っぽいし甘さも薄いし、今ひとつ、かも……」という印象。単に私の口に合わないだけかと思うけど、正直なところ、KIHACHIのケーキはあんまり好みではないのだなぁ……と改めて思った。
 
でも、スパイスの小瓶がついて好みで添えることができるアイスチャイはとても美味。牛乳たっぷりの濃厚なお茶は、嬉しいことにお代わりのポットつき。ああ、シロップ入れたらますますカロリーが……とそんな事を一応気にしつつ、でもチャイはちょっと甘さをつけた方が美味しいなと思う。
 
で、夜にもう一度待ち合わせすることにして、私は一度帰宅。
 
仕事のメールがあれこれ入っていたので、きゃああああ、あと3時間〜!と慌てながらめっちゃ真面目に仕事した。帰ってきて良かった……。

千葉 「東天紅」にて
 三種冷菜の盛り合わせ \1800
 牛肉とピーマンの細切り炒め(青椒牛肉絲) \1800
 上海名菜 豚肉の柔らか煮(東坡扣肉) \2200
 中華蒸しパン(荷葉餅)2個 \300
 蟹と白菜のクリーム煮(奶油白菜) \1200
 コーンスープ \400
 海老蒸し餃子 \525
 東天紅特製肉焼売 2×\420
 五目焼きそば \1300
 五目炒飯 \1300
 杏仁豆腐 \450
 フルーツ杏仁豆腐 \600
 アイス杏仁豆腐 \600
 マンゴープリン \500
 一口生ビール \460
 青島ビール 2×\600
 五年紹興酒(グラス) \600
 竹葉青酒(グラス) 2×\400
 杏露酒(グラス) \500
 アップルマンゴージュース 2×\500
4人いるとあれこれ注文できて楽しいね〜。

……で、習い事を終えた息子と、仕事を終えただんなと、母と皆で落ち合って、夕御飯は千葉駅界隈で。
 
そういえば母が上京してから、まだ中華料理は食べてないんじゃない?ということで、駅に隣接したビル内にある東天紅に行くことにした。千葉そごうの中にはホテルオークラの中華料理店も入っていたりするけれど、そちらよりはこちらの東天紅の方がお値段手頃で、味の方も甲乙つけがたくちゃんと美味しい、と思う。大きな窓から夜景が良く見えるのも素敵。
 
4人もいればあれこれ注文できるもの。特にこのお店のアラカルト料理は若干量が軽めで2人で分けて食べてもほど良いくらいの分量だったので、品数多くあれこれ注文することができた。クラゲと蒸し鶏、きゅうりの紹興酒漬けの盛り合わせの三種冷菜にチンジャオルースー、トンポーロー。クリーム煮が欲しいねと蟹と白菜の煮物も追加して、点心をいくつか注文してから母リクエストの焼きそばと息子リクエストのチャーハンをそれぞれ1皿とって、皆で分けてお腹一杯、という感じ。
 
千葉「東天紅」にて、東坡扣肉と荷葉餅。 メニューには、嬉しいことに「中華蒸しパン」「中華風クレープ」、それと「レタス」といったものもあって、料理を好みで包んで食べられるようになっている。
 
息子が喜ぶかしらと、トンポーローに合わせて中華蒸しパンを2枚もらい、私も1/2枚ほどにちぎったものにトンポーロー挟んで食べてみた。
 
「それって何?どんな味なの?」
と母が言うので
「蒸しパンだよー」
「えーと、豚まんの皮みたいなやつ、だよ」
と皆で説明したところ、
「あんまり美味しそうじゃない……わねぇ?」
と。
 
ええーそんなことないよ豚まんの皮って超美味しいじゃん!と、否定する私たち。母はパンやお菓子を除いた「小麦粉料理」にはさほど興味がないようだけれど、そういえば我が家の人間は全体的に小麦粉ものが大好きね。
 
ドリンクメニューにはお馴染みの紹興酒などと並んで白酒もいくつか載っていたので、今日は初めて飲む「竹葉青酒」をいただいてみた。
 
度数45度、ロックにしたりはせず、ストレートでいただくのが一般的なのだそう。白酒に竹の若葉やその他ハーブ……というか漢方類を漬けたものだそうで、強くで独特の香りもあるけれど甘さもある(氷砂糖が入ってるのであるらしい)のでとても飲みやすい。漢方臭いというよりは竹の爽やかな香りの方が強く漂うので、「あらこの香り素敵、味も好み」と、その強い酒をうっかりお代わりしてしまって食後はすっかり良い気分。
 
以前、別のお店で「パンダロック」という酒を飲んだけど、それは「中国版カイピリーニャ」という感じの、竹の器にライムとシロップと白酒を合わせたものだったりした。竹葉青酒はそれともまた違う感じで、「中華料理と合わせる酒といえば紹興酒ってイメージだったけど、色々あるんだなぁ」と改めて思ったりしたのだった。

6月28日 火曜日
今回、母と最後の外食は星キラキラのフルーツケーキでした。
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「DONQ」の
 パリパリカレーパン
 アーモンドスティック
アイスカフェオレ

昨日買ってきた、「DONQ」のちょっと面白いカレーパンで朝御飯。
 
平べったい、「お焼き」のような外見の丸いカレーパンは「パリパリカレーパン」だそうで、片側に薄く溶かしてこんがり焼かれたチーズが張り付いている形。もう一度焼いてしまったらとろけて変な風になってしまうかしら……?と用心しながら温めてみた。
 
少々小ぶりのカレーパンだったので、これを1つ分け合って添えようかなと、揚げパンのような外見の「アーモンドスティック」も1つ。グラニュー糖がまぶされた、揚げドーナツのような揚げパンのような感じのパンだった。
 
DONQはJohanと同じ母体……というか、むしろJohanがDONQからの派生ブランドのような感じなのでDONQのパンも安定した幸せな美味しさ。
「まぁ、その分お値段も良いんだけどね……」
毎日買うにはちょっとしんどいけど、時々買って幸せを味わうお店。

千葉そごう内「山形牛焼肉 牛兵衛 草庵 」にて
 おすすめ焼き肉三種盛りランチ \2300
 山形牛一頭焼き肉ランチ \3500
 ランチビール 3×\?
を、2人で分け合ってもぐもぐ。

上京生活を楽しんだ母、今日午後の新幹線で秋田に帰るチケットを取ったらしい。千葉を出るのは午後3時近くで大丈夫だから、と、最後一緒に昼御飯をということになった。
 
時間があるなら日本橋とか東京とかのお店でもいいよ?……と言ったのだけれど、母も私も連日のお出かけで少々お疲れ気味。千葉にしましょう帰郷の大荷物で都心歩くのもしんどいし、と、千葉そごうで待ち合わせした。
 
毎度、「あ、今回○○をまだ食べてないわ!」(○○の中には、とんかつ、寿司、ピザ、焼肉といった文字が入ることが多いのであります)と言い出す事が多い母なので、「まだ食べてないのは何だったかな」と思い出して調べてから待ち合わせ場所に向かう。
 
豪華なフレンチも食べたし、フルーツ食べ放題に和食にステーキ、とんかつも食べたって言ってたし、スパゲティと中華は昨日食べた……。
「あと食べてないのって、ピザと焼肉くらいだよね……?」
でも今日も30度超えの暑さらしいし、この夏はデパート内もそれほど冷房効いてないし、そんな中にピザと焼肉の選択肢というのもヘビィよねぇ、と思いながら、それでも「うん、どっちも千葉そごう内に食べられるお店があるね」と確認しておいた。
 
……で、結局、案の定というか「そうね、焼肉食べてなかったわ!」という流れで焼肉屋さんに入店。ランチはお手頃価格の1500円ほどのセットメニューやビビンバセットなどもあったのだけれど、
「それじゃあゆっくり食べるって感じじゃないじゃない〜もっとちゃんと食べましょうよ」
と母が言い、昼からゴージャスなセットメニューをいただくことになった。
 
千葉そごうのレストランフロアにある焼肉屋さんは「山形牛焼肉 牛兵衛 草庵」。お値段もそれなりにするけれど、山形牛はサシたっぷりの文句ない肉質のが楽しめる。炭火ではないけれど清潔な無煙ロースターでストレスなく焼けるし、デザートメニューも色々揃っていて女性に優しい、嬉しいお店だ。
 
ゴージャスめなランチのセットメニューは「おすすめ焼き肉三種盛りランチ」と「山形牛一頭焼き肉ランチ」の2種類。
 
千葉そごう内「草庵」で山形牛ランチ〜♪ 「三種盛り」はカルビ・ロース・本日のおすすめ山形牛(今日はウチモモの肉だった)の3種類が3切れずつ。
 
「一頭焼き肉」はサーロイン・リブロース・カルビ・ロースの4種類が2切れずつ。三種〜より枚数が少ない代わりに一枚のサイズが大きめという印象だ。
 
それぞれきのこ(エリンギや舞茸)、かぼちゃ、人参、さつまいもの野菜つき。
更に、ライス(大盛無料)、わかめスープ、サラダ、小鉢(ぜんまいのナムル)、漬物(白菜キムチ)、デザート(杏仁豆腐)もついてくる。
 
やっぱりこっちの、お高い方のセットのカルビやサーロインは最高だね〜と、2つのセット皿の内容を母と全部半分こして比較しながら味わってみた。ことステーキやプライムリブに関しては「赤身最高!」と思うようになったけれど、レース模様のように繊細なサシの入った肉を焼いて食べるというのも格別な美味しさ。
 
うっかりビールも飲んでしまって、昼からなんとも贅沢なこと。

千葉そごう内「Berry cafe」にて
 双子座のタルト(マンゴー) \950
 アイスティー \680

ちょっと早めのランチを済ませ、「でもまだ電車まで時間あるわね」と、デパート内をぷらぷら。
 
あと1時間ほどで電車に乗らなきゃ、というところで、
「ここ、ここのフルーツたっぷりのケーキが美味しかったのよ〜」
と、デパート内のカフェで休憩した。
 
「Berry cafe」、フルーツぼばばーん!の迫力のタルト類♪Berry cafe」は、「カフェコムサ」の系列の、フルーツどっさりケーキ類が売りのお店。
 
Berry cafeの存在自体は知っていたけれど、そのお店が千葉そごう内にあるとは知らなかった。へえぇぇぇぇ、すごい綺麗なケーキばかりね!と、フロア中央に置かれたショーケースの中に目が釘付け。
 
今は「LOVE STAR」なる、「12星座に見立てた、12種類の旬のフルーツを使用したタルト」を販売中で、メニューには牡羊座牡牛座と星座の名前が並んでいる。
 
母はちゃんと自分の生まれ月の山羊座のタルト(ベリーと宇宙を旅したヨーグルト)を選んでいて、私は星座無視で(牡羊座はブラックベリーとハスカップ、という内容だった)双子座の「マンゴー」を。
 
他に、桃とメロンタルトの「蟹座」、いちじくタルトの「獅子座」、栗とバナナの「射手座」……と、美味しそうなものばかりがメニューに載っていた。しかしすごいボリュームだなー。
 
私のマンゴータルトは、クリームチーズがベースの味で、果肉下のクリームはサワークリームとコンデンスミルク入りだそう。星型クッキーに大小のアラザンが散らされて、お星様キラキラ状態だ。母のタルトも星型にくりぬかれたヨーグルトゼリーが盛られ、こちらも可愛らしい外見。
 
「はあぁぁぁぁ、明日からまた粗食の日々だわぁ……」
あんたたちは良いわねぇいつでもこういうの食べられるものねぇ、とこぼす母に
「いやいやいやいや、普段こんなの食べてないから。おとっときだから。ていうか私この店初めてだから」
と私も苦笑い。
 
でも確かに、「食べようと思えばいつでも食べられる」という状況と、「食べたくても食べようがない、お店がない」という状況はストレスのかかり具合が違うのだろうなぁ。また来てよ数か月後にまただんなが海外出張あるみたいだからさ、と、母を見送って帰宅した。

チーズ(ベルキューブ・ビストロ)
スティックきゅうり
小松菜の胡麻和え
玉こんにゃく
カツオのたたき 新玉ねぎスライス・刻み万能葱
豆腐とわかめの味噌汁
もろこし飯
ビール(FOSTER'S)

さて、やっと家で自炊の夕御飯!と、なんだかすごく久しぶりに包丁を握る気持ちになりながら、夕飯の支度。
 
ここしばらくの豪華食生活の反動もあって、今日のテーマは「超和食」。ここ数日「冷や奴食べた〜い、こんにゃくとか食べた〜い」と思っていたところだったので、豆腐は味噌汁にして、買い置きの玉こんにゃくも出すことにした。メインディッシュはカツオのたたき。
 
思いたって作ってみたのが「もろこし飯」。
 
先週末に、台場のホテル日航東京で和食ランチを堪能したときのシメの御飯が「もろこし飯」で、これがたいそう美味しかったので真似してみた。米に昆布と塩を加え、そこに生のとうもろこしの実をほぐして入れて炊けば良いのだろうな、と思いつつ、生のをほぐすのがちょっと大変そうだったので軽く蒸し煮したとうもろこしをほぐして混ぜて炊いてみた。
 
「大地を守る会」から届くとうもろこしが、昨年同様今年もすんばらしく美味しい。甘く濃厚で、ただ蒸し煮するだけでお菓子に匹敵するような美味しさで、それを混ぜ込んだ御飯の美味しさは期待以上の美味しさだった。グリンピース御飯や空豆御飯も美味しいけれど、これからの季節はもろこし飯もありだな、また作ろう……と思いながらたっぷりもぐもぐ。あんまり「粗食」にならなかった……。

6月29日 水曜日
菜の花のような……な、スティックブロッコリー。
「DONQ」のコーンパン
炒めソーセージ・目玉焼き
アイスカフェオレ

今朝は「DONQ」のコーンパン。
 
コーンパン1個ではさすがに物足りないのでソーセージ炒めて目玉焼き作ってみたり。食後にヨーグルトとアメリカンチェリーのコンポートも出すつもりで、それはうっかり忘れてしまった。……反省。
 
並ぶ必要があったわけでもない、売り場に普通に積まれていたDONQのコーンパンは、Johanの人気商品のコーンパンにとても良く似ている感じのもの。値段はJohanのものより若干高めだったかなー、と。

じゃがポックル
チーズ(テテ・ド・モア)
きゅうりとセロリのサラダ
スティックブロッコリーの蒸しもの
鶏もものオーブン焼き
豆腐とわかめの味噌汁
羽釜御飯
ビール(韓国・Hite)
 
ガリガリ君(梨味)

夕飯は、買い置きの鶏肉をなんとかしましょということで、しばし悩んで「オーブン焼き」に。
 
この季節の電力消費のピークは16時頃と聞くから、それを越した夜7時とかにオーブン使うのは大丈夫だよね……?と、「ガスコンロ使って部屋の気温をむやみに上げるよりは」とオーブン焼きを選択。「火そのものを使う」暖房効果は本当にすごくて、なのでそろそろガスコンロ使っての調理はしたくない心持ちになってきている今日この頃。
 
スティックブロッコリーはシリコンスチーマーで2分電子レンジにかけるだけ。見た目は菜の花のようなスティックブロッコリー、塩胡椒ふって削ったテテ・ド・モアを散らしてオリーブ油垂らし、鶏の塩焼きに添えてみた。
 
あとのおかずは火を使わないものにしようと、きゅうりとセロリを叩いて切ってマヨネーズと少量のお酢で和えたもの。チーズ出して、でも食卓が少し寂しげだったのでもらいものの「じゃがポックル」もビールのおつまみに出して、あとは御飯と味噌汁、お供にだんなの出張土産の韓国ビール(バドワイザーみたいに淡泊な味のビールだった)。
 
とにかく飽食続きだった私はお肉は2〜3切れにとどめておいてみたりして、「軽めに、軽〜めに……」と心中呪文のように呟きながら食事を終えた。
 
んでも、風呂上がりに「ガリガリ君梨味」とか食べちゃって、もう台無し、という……(でもガリガリ君梨味超美味しいよ!んもう大好き!)。

6月30日 木曜日
香菜てんこ盛り〜♪
「アンデルセン」の
 カレーパン1/2個
 エピ 少し
アイスカフェオレ
マンゴーヨーグルト

先日「GILT」という会員制の通販サイトでお安く買ったワッフルメーカーが我が家にやってきた。ちょうど朝御飯の算段をしていなかったことだしワッフル焼こうかなーどうしようかなーと思いつつも「暑くてやってられるかい」という気も少々。
 
昨夜のだんなの帰りが案外早かったこともあって、「すみません朝御飯買ってきてください」と、結局逃げの姿勢になってしまったのだった。ワッフルは〜……週末かな〜……。
 
1個ずつ色々な種類のパンを買ってきてくれただんな。カレーパンにエピ、ハムチーズに白パンにと、温めて食べた方が良さげなものが多かったので、全部軽く温めてみる。適当にナイフを入れて、色々な種類を食べられるようにした。私が選んだのはカレーパンとエピ。
 
デザートには、「マンゴーヨーグルト」。
埜庵のかき氷本に「かき氷のトッピングに最適」と載っていたもので、そのまま食べても美味しいらしいので昨夜のうちに作っておいてみた。手作り練乳を倍量のヨーグルトで伸ばし(というかヨーグルトに練乳で甘味をつけ、と言うべきか)、そこに適当にカットしたドライマンゴーを一晩漬け込んでおく。
 
漬けたからといってドライマンゴーがすっかり元のマンゴーに戻るわけではないけれど、しっとり柔らかくなったマンゴーはドライのをそのまま囓るのとはまた違った食感になっていてなかなか美味しかった。
 
マンゴー自体がヨーグルトに似合うフルーツなこともあって、これは簡単にできて美味しいデザート。練乳ヨーグルトはそのまま生のフルーツにかけても美味しそうだし、ドライパパイアや干しあんず、プルーンなどの他のドライフルーツとも相性がよさそうな感じ。

スイスチャードのウエスタンマリネード
牛肉のカレー煮、ココナッツ風味
ジャスミンライス
ビール(Corona)

昨夜パンを買ってきてくれただんな、帰りが遅めだなと思っていたら、パンを買うついでに駅ビルの肉屋八百屋あたりも覗いてきたらしい。
「今日ニクの日(=29日)だったじゃん?肉が安くてさー」
夕飯にでも使ってよ、と煮込み用のアメリカ牛やら薄切り豚肉やらを買ってきてくれたのだった。
 
じゃあ早速その牛肉を煮てみましょうかね〜……とレシピを探したのだけれど、「牛肉の煮込み料理」というのは大概がトマトと赤ワインがベースになってしまう。あとはオイスターソースや醤油が入る中華料理っぽいものか、ポトフのような塩味ベースのシンプルなものか。
 
どれも気分じゃないのよねぇ……と探していたら、数年前の『ELLE a table』に載っていたらしい「仔牛のカレー煮、ココナッツ風味」という料理をみつけた。ココナッツミルク風味の煮込みで仕上げに香菜添えて、というものだからてっきり東南アジア系の料理かと思いきや、「Salon du Cinema du Pantheon」というパリのレストランのレシピとのこと。
 
面白いなぁ、と、図書館や銀行に用事を済ませがてら、材料あれこれ買ってきて午後からのんびり煮込んでみた。でも、できあがりの到達点が今ひとつ想像できない(「カレー粉」を使うのだけど、カレー粉ってメーカーによって味が本当に様々だし……)ので、なんとなく手探り状態での煮込み作り。
 
肉を炒めて、玉ねぎも炒めて、カレー粉とトマト、にんにくや生姜を加えて煮込んでいく。最後に人参とココナッツミルクを加えて軽く火を通してできあがり。揚げ茄子を香菜を添える。……のだけど、これ、「煮込み料理」であって「カレーライス」ではない、はず。だけども私としては御飯を添えたい。タイ米とか添えたい。
 
果たして「御飯に合う味付け」にしちゃって良いものかどうか、どの程度「カレー」っぽくしてしまって良いものなのかどうか、そのあたりの方向が定まらぬままふらふらと煮込んで仕上げてみた次第。香菜も、本来こんなに乗せない想定だよねぇと思いつつ、私の皿には山盛りで。
 
あとは、手元にある「スイスチャード」(=ふだん草)を添えたいなと、グーグル先生にお伺いを立てて「イタリアンスイスチャードのウエスタンマリネード」を参考にサラダ風の小皿も用意した。幸い手元にはラディッシュもあるし、と、ぴったりめな副菜ができて大満足。
 
手持ちのレシピデータベースに今ひとつ入力されていない珍しい野菜などの調理法については、googleのレシピ検索が何かと便利(こんな感じ)で、「おお、そうやって食べればいいのか」と勉強になることがけっこうある。
 
書籍とは違って、料理研究家でも職業料理人でもない素人さんのレシピも多く含まれるので、その分「地雷」はあるけれど、そこは自己責任でなんとか、という事で……。
 
だんなの激ジョブも先日の出張を境に一段落した模様で、このところ毎日一緒に夕御飯を食べられるのも嬉しいところ。
ビールだビールだこういう料理ならCoronaだ♪と冷やしておいたビールを冷蔵庫から出して、今日はなんとなく異国の味な夕御飯になった。
 
今回使ったカレー粉がインデラ・カレーのだったものだから、割とはっきりとしたスパイシーな香りだし、辛さもそこそこ。でも、最終的にココナッツミルクなどでまろやかな味になって、食べやすい美味しい煮込みになってくれていた。香菜とも良く似合うし、トッピングした揚げ焼き茄子にも良く似合う。