食欲魔人日記 11年08月 第2週
8月8日 月曜日
打ち合わせです。ええ、打ち合わせ。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「Delifrance」の
 塩グリルチキン \189
アイスカフェオレ

母体は「Vie de France」と同じところだけれど、Vie〜よりも美味しい印象があってけっこう気に入っている「Delifrance」というパン屋さん。なんでも「フランスを代表するベーカリー"ロンデパン"の技術を導入」したお店なのだそうだ。
 
週末のうちにいくつかパンを買ってきてあったので、それで朝御飯にした。
 
私とだんなは、平たいフォカッチャ生地に具材をトッピングして焼いた風の、分厚く小ぶりなピッツァのようなパン。鶏肉とブロッコリーが乗るそれは「塩グリルチキン」だそうで、表面にうっすら塗られたオリーブ油でサクサクと心地よい食感。期待以上に美味しかった。
 
今日は一日外回り。
 
出かける準備をしているところで届いた野菜セットは、
 人参3本・ズッキーニ1本・伏見唐辛子1袋・ミディトマト1袋・レタス1玉・空心菜1把・サラダほうれん草1把・長ねぎ3本
という充実内容。夏野菜たくさんで、良いね良いね。

池袋 「Bar De Rico」にて
 アヒージョ&生ビールセット
 ワカサギのエスカベッシュ
 フィッシュ&チップス
 大山鶏の塩焼き
 更に生ビール
 
秋葉原 「稲田屋」にて
 お刺身、玉子焼き、冷や奴
 稲田屋サラダ、ぶたポン、ざるそば
 酒蔵アイス
 ゲゲゲの焼酎(芋・ロック)とか、そば茶ハイとか
……などなど

今日は大変珍しいことに、広尾で打ち合わせ→池袋で打ち合わせ→最後は秋葉原で打ち合わせ、と、打ち合わせだらけの一日。打ち合わせの予定が入ること自体、私の仕事ではそう度々な事ではないのに、それが3件重なったのは初めてかもしれない。でもお馴染みのお客さん or "はじめまして"だけど友人紹介で友人同席の顔合わせ、という内容なのであまり緊張感もなく、必要書類だけしっかり鞄に詰め込んでお出かけした。
 
早めの簡単な昼御飯を家で済ませて午後イチの広尾に向かい、夕方に池袋。
約束まで1時間ほど余裕があったこともあって、息子の頼まれもののグッズを探しに東急ハンズに足を踏み入れたら、お目当ての品以外に掃除道具を買ってしまったり、巨大プッチンプリン手作りキットをうっかり見つけて買ってしまったりで、予定外の大荷物。「しかも歩き疲れちゃった……」と、よろよろしながら打ち合わせの2次会場へ向かった。
 
ここで話しましょうか、とお客さんと御一緒したのは一度ランチを御馳走になったスペインバル「Bar De Rico」。まだティータイムだからソフトドリンクもありますものね〜とか言いつつ席についたはずだったのだけど、座るなり「生ビールちょうだい。あなたも飲むでしょ?」と、お客さん。ええ、飲みますとも(あれ?)。
 
打ち合わせ2件目〜かんぱーい♪ おつまみも注文しちゃうと良いですよ、ここ安くて美味しいんですよとメニューを渡され、小腹が空いていたところだったものだから、お言葉に甘えて、お話しながらあれこれつまんできた。
 
エスカベッシュやフィッシュ&チップスの小皿料理は280円という激安価格。
なのにちゃんと手間がかかっていて、どれも美味しかった。
 
突き出しにと出てきたのは茄子のマリネと葉野菜を添えた酢漬けのイワシで、これも美味♪
 
生ビールとのセットメニューになっていたアヒージョは、ムール貝と海老とマッシュルームがオイル煮になっていて、添えられたバゲットを浸しながらいただくと、たいそうビールが進んでしまうのだった。
 
このお店、東池袋の駅改札を出てすぐのところのバルと姉妹店らしい。あちら店も前々から気になっていたところだったから、今度観劇する機会とかあったらあそこで昼御飯食べてみよう……と思いながら、なぜかビール2杯目を飲んでいる私たち。
 
打ち合わせもちゃんとしつつ、でも記憶に残った会話と言えば
(スキーの話していて)「蔵王良いですよ蔵王」
(海外旅行の話していて)「台湾良いですよ台湾」
(お酒の話していて)「こんどガチ飲みしましょう」
というものだったりして、「なんだか単に晩酌御一緒して御馳走になっちゃっただけ」みたいな気が無きにしも。
 
で、今度は夜7時に秋葉原。
 
秋葉原の打ち合わせもお食事処で、ということで、今度は和風居酒屋の「稲田屋」というお店に。
 
で、ここでもうっかり飲んでしまいながら(しかもゴチになってしまいながら)、お料理が出てくるまでと、ひととおり食べ終わってからの時間にばばばばばーっと話すべき事案を話し合い、食事中はほぼ趣味話。
 
今度は「まどかマギカが」「タイバニが」「昔のジャンプは」「"ゲーム好き"で、一般に通るのは(=話題に出して恥ずかしい気持ちにならないのは)ドラクエFFまでで、モンハンはボーダーでしょう」とかそんな感じで、"3次会"は"2次会"とは全く違うベクトルで、でもやっぱり盛り上がっていたのだった。
 
このお店は鳥取米子の蔵元「稲田本店」の直営居酒屋なのだそう。山陰の郷土料理があれこれ揃っていて、蕎麦料理、酒粕を使ったちょっと変わった料理などがメニューに並んでいた。分厚く切られたお刺身もボリュームたっぷりで美味しかったし、蕎麦を使ったサラダというのも面白い味わい。
 
最後にいただいた「酒蔵アイス」は酒粕たっぷり入りのオリジナルアイスだそうで、酔っぱらってしまいそうなほど(でも酔わないけどー)に濃厚な酒粕の香りが漂ってくる幸せなアイスだった。
 
なんだか今日1日で5日分くらいしゃべった感じだぞー、と思いながら電車に揺られて帰宅。打ち合わせの成果を活かしてお仕事がんばります。

8月9日 火曜日
豚肉と豆腐をコッテリめに煮てみました
卵サンド
アイスカフェオレ
葡萄(デラウェア)

昨日、仕事で広尾を歩いた時に見つけたパン屋さん「東京フロインドリーブ」でお買い物。
 
「あれ?こんなところにパン屋さんあったっけ?」と、これまで5回以上はこの道を通っていたはずなのに知らなかったそのパン屋さんは、たいそう老舗のお店だったのであるらしい。近年改装したようで、その店構えが気になって足を止めたのだった。
 
帰宅してから店名で調べたところ、「1924(大正13年)にドイツ出身のハインリッヒ・フロインドリーブ氏が創業したベーカリー『神戸フロインドリーブ』の姉妹店」なのだそう、広尾店のオープンは1970年、伝統的なドイツ菓子とパンを扱っているとのことだ。
 
確かに、いわゆるクリームパンとかロールパンとかとは無縁な感じの品揃えで、ミートパイ、チェリーパイ、焼き菓子あたりがとても美味しそう。でもお値段の方もかなりな感じで、「チェリーパイ買いたいけど……家族3個分買って900円というのはちょっと厳しい……」と、トレイを持ったまま逡巡してしまった。
 
結局、その後あちこち暑い中を動き回るわけだしということもふまえて、シンプルなパンを2種類購入。甘さをつけたパンなのだそうな「アインバック」と、「角サンドイッチ」という名前の食パン風のは断面10cm四方ほどの小型の食パン。
 
今朝はその「角サンドイッチ」を使って、卵サラダとレタスを挟んだサンドイッチにした。
 
既にスライスされているパンは、1枚1.5cmほどとけっこうな厚みがある。厚さ半分にスライスして具材を挟めば良かったのかもしれないけれど、断面積は小さいからそうしてしまうと食べ応えがなさそうだよなぁ、と、2枚でサンドしたらかなりなボリュームになってしまった。
 
パンは、「粉の味がすごく良い」とか、あまりそんな感じはなくて、素朴な、普通な美味しさはあるけれど、印象としては「普通」。いかにも美味しそうなチェリーパイをやはり買ってくるべきだったでしょうか……と思いながら、割と歯ごたえのあるパンをわっしわっしと噛み切った。
 
「昔ながらのドイツ菓子」風なものも売られていて、むしろそちらが気になったお店。そうそう、グラニュー糖がまぶされた、昔ながらの風の揚げドーナツ(あんドーナツみたいな)は、中にカシスジャムが詰めてあるのだそうだ。それがすごーく気になっていた私。次回買う時は揚げドーナツかな。

茹でとうもろこし
焼き野菜添え 豚肉と豆腐の辛み煮込み
キャベツと油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶

今日は一日お仕事お仕事。
 
買い物に行く余裕もなかった(し、外はたいそう暑くて家を出ようという気にもならなかった)ので、肉庫に残る半端な量の豚肉を前に、
「息子と2人分でこれ炒めても微妙に物足りない分量だわ……」
と、野菜加えて具沢山の炒め物か煮物にしようと思いたつ。
 
ちょうど手元に豆腐があるから豆腐メインの料理でも良いなと検索していたらケンタロウさんレシピの「豚肉と豆腐の辛み煮込み」を発見。揚げた茄子とズッキーニを添えるとのことで、それらもちょうど手元にあるところだし、と作ってみることにした。
 
ちょっと中華な味わいで、調味はオイスターソースや赤味噌が入る。赤味噌はむしろ甜麪醤の方がそれっぽい感じになるのではないかしらと、材料の砂糖や味醂を半量にして、赤味噌の分を甜麪醤に置き換えて作ってみた。最初に刻み葱や刻みにんにく、赤唐辛子(の代わりに香辣脆を使った)を炒めて、香りが出たら肉を炒めて、豆腐加えてざざっと木べらで崩してから甘じょっぱい煮汁で煮込んでいく。
 
煮る途中で黒胡麻を加える作り方だったので、その通りに加えたうえに、仕上げにも白髪葱と共に黒胡麻をパラッと散らして終わりにした。別フライパンで作っておいた茄子とズッキーニを添える。本来は「揚げて」とあったけれど、綺麗な焼き色がつく程度に薄く油を敷いて、ヘルシーに焼いて添えてみた。
 
「甜麪醤+にんにく生姜+唐辛子の辛さ」で、ちょっと麻婆豆腐に似た感じの煮物ができあがり、でも若干甘さが強めで汁っぽくもあるのでちょうど良い御飯のおかずに。
 
あとはゴメン!時間ないから適当に!と、茹でただけのとうもろこしと、適当にありもので作った味噌汁で夕御飯。
 
でもメインディッシュが「色々入って、なんか御馳走?」な雰囲気を醸し出してくれていたので、けっこう幸せな夕御飯だったりしたのだった。

8月10日 水曜日
なんと!息子が一人で料理を!(美味しかったし助かりましたー)
「東京フロインドリーブ」のアインバック
ハム&スクランブルエッグ
アイスカフェオレ
葡萄(デラウェア)

昨日も食べた広尾のパン屋さん、「東京フロインドリーブ」のパンで、今日も朝御飯。
 
今日はほんのり甘い「アインバック」というパンを食べてみた。
コッペパンを10本並べて両側からぎゅうと圧縮したような、ちょっと面白い形状をしている。1本だと物足りない分量だったので1人2本で。
 
バター多めにしてふわふわに作ったスクランブルエッグとハムを添えて、パンにはバターとジャムをつけつついただいた。「アンデルセン」のいちじくジャムは、淡い優しい甘さなので、パンやヨーグルトなどに添えるよりもチーズに添えて食べたい味わい。
 
果実自体はそれほど大好きというほどの果物ではないのだけれど、ドライいちじくやコンポートなどに加工するとたまらなく魅力的になるのが不思議ないちじく。いちじくジャムはあまり余所では見かけない存在なので、けっこう大事に食べている。

鶏肉と野菜のクリーム煮
御飯
麦茶

週明け納品予定のスケジュールを抱えている今日この頃、ここ3日が正念場というところ。
 
「がー!仕事!大変!」
息子さん息子さん、もしよろしければこれから3日間のお昼御飯係をしませんか?……と、けっこう軽い気持ちで「お昼御飯用意するのが面倒なのよね」と弱音を吐いたら、
「いいよ、やるよ!昼御飯は任せといて!」
と、たいそうな勢いで快諾を貰ってしまった。
 
最近料理してないからやってみるよ!と、やる気を見せてくれたので、
「じゃあ献立考えて、お肉とか買い置きあんまりないから必要な買い物あったらそれもやってくれる?お金は渡すからさ」
と言ったら、「やってみる!」とすごい楽しそう。
 
お母さんの使っているレシピデータベース見せて欲しいな、とのことで、じゃあデータコピーしてあげるよと息子のパソコンにもその自作レシピデータベースを入れてやった。……でも、データベースの方は不親切なレシピもたくさん入れてたりするから、初心者向けのお料理の本見た方が確実かもよー……?とアドバイスするも、「でもこのデータベース便利だし」と何やら調べ始めている。「豚薄切り肉と茄子を使ったレシピ」といったand検索ができるから便利なのよね。
 
で、献立を決めた息子、「鶏肉とか必要だから買ってくる!」とスーパーに走っていった。じゃあ一緒に牛乳と夕飯用の香菜も買ってきてくださいなー、とお使いもついでに頼んで、私の今日の家事は大変にらくちんな展開に。すごいな息子、頼もしいな。
 
息子が作ることにしたのは「鶏肉のクリーム煮」だそうな。レシピをちらっと見ると「ガラムマサラ:小さじ11/2」とか書いてある。「小麦粉:適量」「塩:適量」などとも書いてある。これは難易度高いんじゃないか?と、ハラハラなお母さん。
 
「適量」とか「適宜」とか「少々」とかって、料理を始めた頃は「で、どんだけなんだよ!」と毎回頭を抱えていた記憶がある。
 
計量カップなどを片手に台所で動き始めた息子。気にならないではないけれど、息子が動く気配を感じながらも「御飯できたよー」の声がかかるまで仕事していた。おかげさまで午前中みっちりお仕事できました。
 
御飯にかけると美味しいと思った!と、シリアルボウルに御飯を盛りつけて、その上に鶏肉やじゃがいもや人参、そしてトッピングに葉先を摘んだクレソンが。
 
レシピには「鶏肉とクレソン」までは載っていたのだけれど、じゃがいもや人参は確か材料に書かれていなかった。
「なんかね、鶏肉煮てたら、"鶏肉だけなの?"って心細くなってきたから、だから野菜入れた!」
だそうだ。調理中に一度「どういう野菜が似合うと思う?」と助言を求められたので、「きゅうりは止めときなさい」的な言葉を授けたけれど(あとじゃがいもの収納場所は教えておいた)、あとは自分で分量とか切り方とかを工夫して野菜も一緒に煮てくれた模様。
 
ほんのりカレーの風味が漂うクリーム煮は、タイ風のココナッツカレーの味わいにも似ていて、ちゃんと「御飯と一緒に食べて美味しいおかず」になっていた。
 
「シェフ、シェフ、カトラリーはスプーンだけで良いんですか?」
「うん、スプーンでどうぞ」
「……鶏肉が、けっこうでっかいんですが……?」
「そこは気合いで」
「気合い!?」
 
"シェフ席"(料理を作った人は、食事中に何かと立つ事もあるからと、コンロ際の席に座るのが常。つまり日常大体は私が座っている席)に座った息子はすごく満足気で、そして料理も美味しかった。
 
塩気だけがちょっと足りない感じだったから、
「塩はね、入れすぎたら取り返しつかないから、慎重になるくらいで良いんだよ」
最後はお皿の上からパラパラッてかければ大丈夫なんだからさ、などと話しつつ、
「でも料理によるけど、そうだなぁ……1人分で、"指3本でつまむくらいの塩"は入ってたりするかも、醤油味の煮物とかになるとまた別だけどね」
と、料理談議しながらのお昼御飯。
 
息子は、ひいばあちゃんに料理作ってあげたいんだって。一度レアチーズケーキを作って持っていった事があるけれど、「中学生の曾孫がその場で料理してくれた」ら、きっととても喜んでくれるだろうなぁ。がんばれ、息子。そして明日の昼御飯は「クリーム系は封印」ということで新たな境地に挑む予定。

ほうれん草とトマトのサラダ
肉骨茶
羽釜御飯
麦茶

夕飯は、買い置きのスペアリブを使って久しぶりに「肉骨茶(バクテー)」を。
 
賞味期限過ぎてしまっているけどまぁいいか、と使った「バクテーミックス」は、いつぞやの海外旅行でスーパーでみつけて買ってきたもの。「伝統」「福建」「四川」の3種類が出ているシリーズもので、手元には「伝統」と「福建」がある。今日は「福建」バージョンの方で。
 
自分で香辛料をあれこれ調合して作ってもきっとそれらしい肉骨茶が出来るのだろうけれど、麦茶パック状の袋に香辛料が詰め込まれた"素"を使うと、あとは肉とにんにくを加えて煮込むだけで簡単。いかにもな異国な味にできあがるのでアジア旅行に行くたびに、日本ではあまり買えないバクテーミックスを探しては買って帰ってきている。
 
で、「福建」「伝統」とも、「玉竹」「党参」「当归」「川芎」「杞子」「甘草」「桂皮」「八角」あたりが使われているそうで、異なるのはその分量のよう。あと「伝統」の方には「熱地」なるものが入っているのだそうな。「熱地」は「熱地黄」、「ゴマノハグサ科アカヤジオウの根を蒸して乾燥したもの」だそうで、もうさっぱり馴染みのない食材(というか、漢方)。
 
鍋にたっぷり湯を沸かし、麦茶パック様のそのスパイスミックスを入れて、軽く湯通ししたスペアリブ、薄皮剥いたにんにくを投入。アクを一通り取り除いたら1時間ほど煮込んでできあがり。煮込みすぎると煮崩れてしまうので、「適度に肉が柔らかくなりつつも、ちゃんと骨に肉がついていられるくらい」の煮込み具合で火を止めるのが肝心かな、と。
 
空心菜が手元にあるのでそれを炒めるのも良いかも……と思いつつ、でも今日のあまりの暑さに「熱い炒めものより冷たいサラダの方が恋しい」と、ほうれん草サラダに方向転換。サラダほうれん草をフルーツトマトと合わせ、ローステッドオニオンとベーコンビッツを散らし、ドレッシングは醤油味系にしようかと悩んだ結果ピエトロで。
 
さすが暑い国の食べ物、肉骨茶は冬よりむしろ夏に食べるのこそ似合う食べものだなぁと思う。「肉料理 兼 汁もの」というお手軽感覚も素晴らしい。肉を堪能した後に、残ったスープに御飯入れておじやにするのもまた最高に幸せ。
 
まだたっぷり残っているので明日も楽しめそうだわ〜。

8月11日 木曜日
今日も息子ががんばってくれました、の、ランチ。
パンあれこれ
トマト入りスクランブルエッグ
クレソン
アイスカフェオレ

今日も早起き、早出勤のだんなの朝御飯は肉骨茶。
 
肉骨茶の朝御飯も良いよねーと思いつつ、私と息子は昨夜食べたばかりなので私たちの朝御飯はパンで。半端に残っていたパンがあれこれあったので、全部トーストしてしまうことにした。
 
手元にトマトがけっこうな分量あったので、添えた卵料理はトマト入り。「トマト入りスクランブルエッグ」は、私の感覚では「洋食」ではなく「中華」な感じ。スパニッシュオムレツあたりにもトマトが入ったりするけれど、でもスクランブルエッグにトマトが入るのは「中華の家庭料理」の印象がある。
 
ざっくり大ぶりにトマトは事前に軽く塩して少量のおろしにんにくも加えておき、それを熱したフライパンに入れた直後に卵液も投入。ざっかざかと混ぜたら固まりきらないうちに盛りつける。味つけは塩胡椒と少量の鶏ガラスープ。色鮮やかなスクランブルエッグに、昨日息子が買ってきてくれたクレソンも添えた。
 
……あー、今日もうんざりするほど暑くなりそう。

息子特製 鶏とじゃがいものあんかけごはん
麦茶

今日も激!ジョブ!のわたくし。
 
息子はちゃんと今日もやる気で、「お昼は何にしようかなー」とレシピデータベースをぽちぽちと操っている。
「……でも、今日はほんっとーに暑いから、買い物には行きたくないんだよねー」
とか言っていて、手持ちの食材を使おうという方向で落ち着いたらしい。
 
これを作ることにしたよ!と、印刷していたレシピは「鶏とじゃがいものあんかけごはん」、野崎洋光さんレシピ。
 
野崎さんのレシピは、なんというか「筋が通っていて」美味しくできるものが多いけれど、多くの本は「料理を日常している人」を対象にしているようなところがあるから難易度は低くはない、と思う。
 
大丈夫かなぁ……と、昨日以上にハラハラしながら息子の気配を感じつつ仕事を続けていたのだけれど、台所からは
「湯通し、って何!?」
「天盛りって……何!?」
と、悲鳴のような声が聞こえてきていた。逐一声だけで返事を返しつつ、これは大変かもなぁと苦笑いしながらお昼を待った。
 
じゃがいもと鶏入りの御飯を炊いて、炊きあがった御飯にべっこう餡をかけるという料理。御飯を炊き始めたところで
「お母さん……なんかちょっと、書いてあることと違うことやっちゃった気がする……」
とヘルプを求めてきたので覗きに行ったら、お米の水加減を誤ってしまったらしい。
 
大丈夫大丈夫この状態からならリカバリーできるよと、沸騰したばかりの羽釜から水を抜いて、ついでに「べっこう餡のとろみつけ」は一緒にやった。片栗粉をダマにしないで綺麗にとろみをつけるというのも、経験しなきゃわからないことだよねぇ……「水溶き片栗粉でとろみをつける」と一文で言われても、ね。
 
ちょっとばかり、いつもよりは柔らかめに炊けてしまった御飯だったけれど、でも基本的な味つけはちゃんと計量してやってくれたものなので全く問題はなく、お米を炊く時にレシピ通りにちゃんと昆布も入れられていた。
 
鶏のだしが染みた御飯に醤油味の甘じょっぱい餡をかけて食べるのは、雑炊などとはまた違った感じの口当たりと味わい。データベースに入れたのは私だけれど、一度も作ったことのない料理だったので、「へぇ〜こういう料理もあるんだね」と新鮮な気持ちでいただいた。
 
今日の教訓は「レシピの文章は見落とさない」「調味料以外の分量もしっかり見る」ということだねぇ、などと話しながらもぐもぐ。
息子的には、「すごい頑張ったのに、なんか失敗した」というのが屈辱だったようだけれど、「いやいや、君、"食べられないほど美味しくない料理"の存在を、まだわかっちゃいないね?」という感じだ。美味しくない料理ってね……ほんっとーに美味しくないのよ……?

ハニー&ナッツクリームチーズ with クラッカー
空心菜のガーリック炒め
茄子とししとう、伏見唐辛子の揚げ浸し
肉骨茶
羽釜御飯
ビール(Corona)

今日も多分息子と2人の夕御飯、だったら買い物行かないで適当に済ませちゃえ肉骨茶もあるし、と思っていたら、今日は夕飯までに帰れるよとのだんなからの連絡。
 
朝にも食べただんなには申し訳ないけれど、肉骨茶は当初の予定通り出すことにして、あとはあれこれ野菜料理を中心に用意することにした。
 
たっぷりある茄子は、ししとうと伏見唐辛子と一緒に揚げ浸しに。醤油と味醂と砂糖と酢と香辣脆、あとはたっぷりの刻み葱と刻み生姜と刻みにんにく、という漬け汁の中に、揚げた茄子をどんどん漬けていく料理なのだけれど、この暑さの中で揚げ物は避けたい気分(カロリー的にも)だったので、多めの油で炒めては漬けていくという風にしてみた。
 
辛いものが恋しい気分だったので香辣脆多めの大人の味に。伏見唐辛子やししとうは、ものによっては「ヒー」となるほどの辛さが楽しめる感じになった。
 
空心菜は、前回作って気に入った、龍天門料理長、陳啓明さんの作り方でにんにく炒め。刻んでからあらかじめ湯通し(本式にはこの湯通しにさえ上質なスープを使うのであるらしい)した空心菜を、砂糖が案外多めに入る塩だれ(他にスープや醤油、老酒などが入る)で炒め絡める。こってりオイスターソース味も美味しいけれど、この作り方は「にんにく炒めなのに、なんかちょっと"上等な味"がする」印象があって、お気に入り。
 
あとは、香菜をしこたま散らした肉骨茶の肉をビールのアテにして、最後には肉骨茶のスープに御飯入れて雑炊風にして平らげた。
 
肉骨茶、たくさん煮たと思っていたのだけれど、2食食べたら綺麗に無くなってしまった。

8月12日 金曜日
今日の息子ランチはカルボナーラ♪(また作ってねー)
チーズトースト
アイスカフェオレ

今日も早起きのだんなを見送り(だんなは、昨日息子が作ってくれたあんかけごはんが朝御飯、御飯と餡それぞれ残しておいたのだった)、私は息子が起きるまで〜と、一仕事していた。
 
お盆週間になってさすがに部活もお休みになった息子は夏休み絶賛満喫中で、放っておいたら9時過ぎまで朝寝を満喫。ちょっと遅めの朝御飯は、簡単にチーズトーストとアイスカフェオレで。私がお腹空いちゃったものだから、スライスチーズではなくシュレッドチーズをふんだんに乗せてトーストした。

息子特製 スパゲティカルボナーラ
冷たいコーンスープ(レトルト)
麦茶

3日連続息子お手製ランチ、今日は最終日。
 
エスニックな御飯もの、和風な御飯ものときて、今日は初心に返って(?)パスタ料理をということにしたらしい。
「カルボナーラにしようと思うよ〜」
と、息子、買い物メモ持ってスーパーに行き、ベーコンや生クリームを買ってきた。
 
「どうせ買い物行くならさ、紙パックに入ったコーンスープも買ってこない?あれそのまま出せるし美味しいじゃん」
と提案して、スープも買ってきてもらった。君と私の2人でしか飲まないから小さなパックのがあったらそれで良いよと送り出したのだけど、
「1リットルのと500mlのとで70円しか違わなかった!だからでっかいの買ってきた!」
と、息子のチョイスは大パック。息子は「これでお代わりもできるよ〜」と御満悦だ。
 
カルボナーラは、以前玉緒さんに教えていただいたレシピを参考にしていたようだったのだけれど、チーズをおろしたりしている過程でうっかり生クリームを入れ忘れたらしい。しかも、「カルボナーラだったらたくさん食べたい♪」と、レシピの分量の半量で卵やチーズを揃えることにしたはずなのに、パスタの方は半量よりも若干(いや、おそらく"かなり")多く計量したらしい。
 
なので、できあがりはかなりあっさりしたカルボナーラになった。生クリームが入らない卵液は火の通りが早いから、いつも以上に"炒り卵"状になりがちで難しそう。でも、実は生クリームが入らないカルボナーラの方がむしろ本場イタリアの味なのだそうで、期せずして「本場イタリア風カルボナーラ」ということになったのだった。卵がちょっとポロポロしていて、「ベーコンと卵の、チーズ風味のスパゲティ」という感じ?
 
でも息子、いつの間にか、熱湯の入った大きなパスタ鍋を軽々持ち上げられるくらいに成長したんだなぁ……と感慨深い。ほんの数年前まで、炒め物を手伝ってもらっても「熱い!はねる!」とぎゃあぎゃあ騒いでいたはずなのに、鍋も包丁も憶せず使えるようになっていて何よりだ。
 
卓上でチーズと黒胡椒をばっさばさかけながらいただくと、「あ、うん、割とちゃんとカルボナーラじゃん」という感じになって、仕上げたボウルから取り分け皿に何度かお代わりしながら食べた昼御飯。
 
食後に
「あ、お皿とかなら下げとくし洗っとくから。お母さん仕事してなよ」
あとはやっとくから!と男前な顔で言われて、「いやーん、なにこのイケメン〜」と思いながらも口には出さずに「ありがと、あとよろしくね」と私は仕事に戻らせていただいたのだった。
 
「あとやっとくよ」というのは、だんなが良く言う台詞(それこそ週末のお昼を作ってくれた時とか)だったりして、「なんだか"ミニ父ちゃん"になってきたなぁ……」とニヤニヤしながらパソコン前に。

クレソンとトマトを添えた サーモンとレタスのバター蒸し
冷たいコーンスープ(レトルト)
羽釜御飯
麦茶

そうしてお仕事続けて、すっかり夕方。とりあえず私が出きる範囲内は全て仕上げて、報告して、燃え尽きた。
 
「……もう、宅配ピザとかでごまかしたい気分」
と、いつもだったらなってしまうところ、ここ数日は息子が頑張ってくれたしここはお母さんもちゃんと料理しなきゃと、昼の買い物で息子に買ってきて貰っていた鮭の切り身を調理することにした。
 
時間もあまりなく、このところ出番が増えつつあるシリコンスチーマーに登場いただくことに。
 
器の底にたっぷりレタスのちぎったのを敷いて(本当はキャベツやほうれん草あたりの方が似合うのだろうけど、手持ちのレタスで)、人参と玉ねぎのスライスも少々。その上に鮭を乗せて塩胡椒してからそれぞれの鮭の上にバターひとかけ乗せて、電子レンジで4分加熱。焼き色がつくような火の通り方ではないけれど、しっとり良い具合の蒸し焼きになった。クレソンとプチトマトを添えて食卓に出してから、醤油をちらっと垂らして「いただきます」。
 
あとは御飯と、昼の残りのコーンスープも出して、「……うん、宅配ピザよりこっちの方がずっと美味しい」と思いながら美味しくいただいた。火を通したレタスが、思いのほか良い具合。鮭の香りがついたバター醤油風味のレタスは、それだけでも御飯のおかずになりそうな味だった。

8月13日 土曜日
今日の晩御飯は「居酒屋リスペクトメニュー」な感じで。
自家製アメリカンワッフル
 ホイップクリーム・ハニー&ナッツクリームチーズ
 デラウェアのコンポート・いちじくジャム・マンゴージャム
 練乳・メープルシロップ
アイスカフェオレ

週末の今日、土曜の朝御飯は久しぶりにワッフルで。
 
だんなの帰宅は遅く(というか、朝)、息子も平日の疲れもあって爆睡、私一人が早起きしていて、9時を過ぎてすっかり空腹に。
「なんか作ろう!おいしいもの作ろう!」
と、「でも泡立て器の音とかうるさいから、せめて息子が起きてからにしようかな」と粉の計量などしていたところで幸い2人とも起きてきた。
 
卵白をメレンゲに泡立てて生地に加える、玉緒さんに教えていただいたアメリカンワッフルの生地を2単位分用意して、鮮度が今ひとつになってしまったデラウェアは皮を剥いてコンポートに。あとはワッフルメーカーにまかせて次々焼き上げていった。生クリームは息子が昨日スパゲティに入れなかった分が幸いにもあったのでそれを泡立てて。
 
「案外これも似合うと思うんだよね〜」
と、ハニー&ナッツのチーズも出してみたりして、あとはありものジャムやメープルシロップも卓上に並べて「お好きにどうぞ」と焼けたワッフルを次々皆の皿に分けていった。
 
我が家のcloerのワッフルメーカーは、10cm×20cmほどの長方形のワッフルが2枚同時に焼けるサイズ。
 
2単位分の生地だとそれが5回転半する感じで、焼けたワッフルは11枚。
 
さすがに一度では食べきれない分量だから、「とりあえず全部焼くだけ焼いてしまって、残りは冷蔵庫に入れておこう」と思っていたのだけれど、息子は
「食べるよ!全部食べるよ!」
とすごいやる気。さすがに焼いた全てを食べきることはできなかったけれど、結局、誰よりも大量に食べていたのが息子だった。
 
結局3枚残して、だんなは2枚、私が2枚半、息子が3枚半食べた計算になるらしい。ホイップクリーム+デラウェアコンポート+メープルシロップも美味しかったし、ハニー&ナッツチーズをホイップクリームと共に添えるのもアメリカンな感じでとても良い感じ。
 
表面がカリッと、中はふわんとなった焼きたてワッフルは他の何物にも代え難い美味しさ。暑さに負けず、また焼かなきゃな〜。

茹で枝豆
茄子とししとう、伏見唐辛子の揚げ浸し
冷や奴
ハムカツ・唐揚げ
サイコロステーキ
羽釜御飯
ビール(トップバリュ バーリアルラガー)
泡盛ロック(瑞泉 御酒)

あまりの暑さに買い物に出るにも出られず、そして調子に乗ってワッフル食べまくった私たちは、遅めの朝食だったこともあって「お昼御飯に何か食べよう」という気にもならず、「早めの夕御飯にすれば良いよね〜」という感じで家でごろごろ。今週はかなり必死に仕事した私、今日ばかりはここぞとばかりに休息しまくった。
 
夕方になってちょっと涼しくなった……いや、全然涼しくなってなかったけれど、ともかく「牛乳もラスト1本になっちゃった事だし」と、お買い物に。
 
「なんか、ビヤガーデンとか居酒屋とか行きたいけど、そういうところに行くのもめんどくさい」
と、
「では家で居酒屋的なメニューを食べることにしましょう」
「サイコロステーキしない!?大根おろし添えてさ、アレみたいな」
「ああ……良いですねぇ……」
などと話しながらあれこれお買い物してきた。
 
安売りの赤身のステーキ肉、大根、豆腐に枝豆、ついでにお肉屋でハムカツと唐揚げも。
 
サイコロステーキはにんにく醤油味。お皿の真ん中に大根おろし盛りつけて、周囲にサイコロステーキ盛って、醤油だれを大根おろしの上から回しかけて刻み万能葱散らしたら、なかなか良い感じに「天狗のサイコロステーキ」風。
 
「うん、なかなかそんな感じになったよね」
「スキレット熱してそこに盛りつけたらもっとそれっぽい感じになったかも!」
と、ニヤニヤしながら食卓に運んだ。
 
豆腐も美味しそうなのを買ってきたし、枝豆も「だだちゃ豆」だし、お肉屋のハムカツは厚くて好みな感じだし、シンプルながら御馳走感溢れた夕御飯。
 
ちなみにビールは「これ、美味しいかなぁ?」と試しに買ってきた、スーパーのプライベートブランドの「トップバリュ バーリアルラガービール」。
 
国産ビールのOEMかと思ったら全然知らない味がして、薄くはないけどなんだか後味があまり好みでない感じ。缶をよくよく見たら「原産国:韓国」とあって、「うーん」と唸ってしまったのだった。韓国ビール、あんまり美味しいと思ったことがないのよね……(中国の青島ビールはまだ悪くないのだけれど)。
 
飲み足りない私はビールの後、泡盛もいただいちゃったり。

8月14日 日曜日
銚子丸で〜♪お寿司〜♪
チーズトースト

アイスカフェオレ

今日は私も久しぶりに8時過ぎまで熟睡。
 
早めの昼御飯を予定しているので、朝御飯は軽くで良いねと食パンをオーブンに入れ、私と息子はチーズトースト、だんなはバタートーストで。桃も1個剥いた。
 
果物屋さんではそろそろ梨も棚に並ぶようになり、桃は今が盛りと値段も手頃。美味しいうちにたくさん食べたいねぇと、巨大な桃の籠盛り5個セットを昨日買ってきたのだった。まだちょっと固めだけれど甘さは充分だった桃、残りの4個を食べるのもとても楽しみ〜。

「銚子丸」にて
 炙りイワシ握り
 "赤い情熱"(中トロ、赤身、中落ち)
 アカサバ握り
 シマアジ握り
 "塩炙り三人衆"(マダイ、サーモン、エンガワ)
 イクラ軍艦
 つまみ玉子
 アジの骨せんべい
 ツナサラダアボカド手巻き
 生ビール
という感じで。

千葉に用事があったので皆でお出かけ。ついでにお昼を食べようということで、
「お寿司!お寿司食べたいです!」
お寿司お寿司と私が提案して、駅近くのお馴染み「銚子丸」に寄ってきた。
 
今日も盛況、12時にならないうちにカウンターはほぼ満席。続々とお客さんが入ってくる。
 
今の時期のキャンペーン商品は3貫セットものが多いようで、しかも魅力的なものが色々ある。座るなり注文したのはマグロ3貫セットの「赤い情熱」、途中でいただいたのは回転寿司ならではな感じの炙りもの3貫盛り「塩炙り三人衆」。
 
とろけるような口当たりのエンガワも、添加物の脂でネトネトしていない、ちゃんとマグロそのものの味のマグロ中落ち軍艦も素敵な味わい。
「玉子、ちょっと食べたくない?」
「食べたい食べたい」
と、一皿をだんなと半分こした玉子焼きも久しぶりな味で嬉しかった。
 
回転寿司「銚子丸」にて。アカサバ、だそうです。 面白かったのは「アカサバ」。
 
右の写真がそれで、マグロかカツオかという風な黒みがかった赤色の身で、脂の乗った良い味だったけれど、でもいわゆる「サバ」の味とは全然違っていた。
 
ビールがあらかた無くなったところで、レーンに揚げたての骨せんべいが回ってきたのを見つけてしまい、
「もっと早く欲しかった〜」
「ビール飲みながら食べたかったよね」
と言いつつ、でも1皿手に取り、ばりぼり食べる。お寿司屋で骨せんべい食べるというのも不思議な感じ。
 
で、シメに「なんかこう……これ、っていうのないかな……シメに相応しい感じの……」と悩みつつ、「ツナサラダアボカド手巻き」といういかにもな(回転寿司屋的な)メニューを注文。今日も満喫致しました。

茹で枝豆
ちくわチーズ
豚肉の生姜焼き どっさり千切りキャベツ
豚汁
羽釜御飯
ビール(トップバリュ バーリアルラガー)

夕飯には、夏だけれど、暑いけれど、そんな季節に食べるのもまた美味しい豚汁を作ることに。
 
豚バラ肉とごぼうと人参と大根、いつもの4種類の具を用意して(私は芋好きだけれど、豚汁に里芋やじゃがいもを入れるのは好きじゃない……)、調子に乗って刻みまくったら今回もけっこうな量の豚汁ができあがった。傷ませないようにマメに火を通さないとなー。
 
で、豚つながりでメインのおかずは豚肉の生姜焼き。しこたま千切りキャベツを用意して、肉を炒めた生姜だれを絡めながらいただくことに。あとは極力火を使わないものをということで、昨日茹でた残りの枝豆と、みんな大好き「ちくわチーズ」。
 
「ちくわチーズ」は、ちくわの穴にチーズを詰めるだけ、ただそれだけ。なのに妙に美味しくて、今回はチェダーチーズ詰めとプロセスチーズ詰めの2種類を用意したところ、チェダーチーズ詰めが不思議な美味しさで人気を博したのだった。最後に残った1切れを巡ってだんなと息子が争奪じゃんけんまでする始末。
 
テレビで野球観戦しながらの夕御飯は、阪神が3点リードの安定した勝ち試合の流れで、ご機嫌にビールも進むし御飯も進む。食後はご機嫌に試合の行く末を見守るだけだったはずなのに、9回表時点で8対1の大幅リードの展開から8対7へ詰め寄られる驚きの展開に。藤川球児が出てきてもなおも安心できないハラハラな流れで、最後は「やっと終わった……」と見ているだけで消耗するような薄氷の勝利で終わったのだった。
 
なんだかもう、食べたばかりの夕御飯の味も忘れてしまいそうな感じだった今日の夜。