食欲魔人日記 11年05月 第1週
5月1日 日曜日
夕飯は麻婆豆腐とシュウマイ♪
「木村屋總本店」の
 あんバター
 チーズクリームあんぱん
牛乳

連休中の銀座木村屋總本店はたいそうな混雑っぷりだった。
 
でも、
「あ……あんバター売ってる」
「あんバターは良いよねぇ」
「僕もあんバター好き」
と、混雑する売り場に突入して、あんバターを人数分と、あんぱんコーナーから1人1つのあんぱんを。私と息子は「チーズクリームまん」を選んだ。
 
売り場の更に奥には、「木村屋」のイメージとはちょっと離れた感じの、フォカッチャやイングリッシュマフィン、クロワッサンなどの販売コーナーもあり、これは翌々日の朝御飯とかにでも大丈夫かなと、そちらの売り場のパンも数個購入。
 
ともあれ、今日の朝御飯はあんぱん。息子は一日友達と遊ぶ約束をしているのだそうで、えらいこと早起きして先に朝御飯を済ませていた。息子を見送ってから私とだんな2人でとった、のんびりとした朝御飯。
 
みんな大好き「あんバター」は、ソフトフランパンの生地で粒あんをくるみ、てっぺんにホイップバターを詰めたもの。焼き上げた後にパンの上部に穴を開けてバターを詰めているので、パンにかぶりつくとその穴からバターがにょろりと出てきてしまうのもご愛嬌だ。
 
いつものあんぱんよりも歯ごたえのある生地で、その生地が少ししょっぱくて、ボリュームたっぷり。ホイップバターの香りとコクがあんこと異様に似合っていて、たいそう危険な美味しさのパンなのだった。あんこなのに!バターって!ダメだろう!……と思いつつ、美味しくて仕方がないという。
 
お供に牛乳。

だんな特製 とんこつ醤油ラーメン 二郎風
麦茶

息子は出かけたけれど、私たちは
「まぁ、のんびりしましょー」
「でも牛乳とかは買いに行かないと」
と、「基本、部屋でごろごろ」の一日。
 
お昼はラーメンにしない?とんこつラーメン、もやし乗せてさ……と、だんなが算段してラーメンを用意してくれた。
 
「にんにく刻んでトッピングするんだよ♪」
「にんにくだったら、刻まないでもおろしにんにくあるよ?そっちのがラーメンだったら簡単……」
「いや!おろしにんにく使ったら!"二郎"じゃないんだよ!」
「え?なに、二郎のラーメンなの?今日のラーメンの目指すところはそこなの?」
 
苦笑いしながら座して待っていたら、本当にそんな感じのラーメンが出てきて笑ってしまった。いや、私、「二郎」行ったことないんですけども。
 
お肉屋さんで買ってきた煮豚を厚切りにしてたっぷり乗せて、その上にキャベツを混ぜた茹でもやし(キャベツが入るところがポイントらしい)を乗せ、更に上から刻みにんにくバラッとかけて「いただきます」。
 
「……にんにくって、卓上においてあるもんなの?」
「いや、オプションなの、オプションには他に野菜とか油とか濃い口とかがあってね」
「うん、わかった」
わかった、と言っているのに、
「濃い口は、濃い口って言っちゃダメなんだよ"カラメ"って言うんだよ」
わかったってば。
 
注文するのに「ヤサイマシマシニンニクアブラカラメ」などという呪文を覚えなければいけないらしいラーメン屋「二郎」は、私は未踏のお店。だんなは大好きらしく、しょっちゅう食べに行っている。
 
ラーメン自体は普通にスーパーで売られているものだから、「これが二郎の味」というわけではなかろうけど、でももやしがどっさり乗ったラーメンは、美味しかった。もやしは味噌ラーメンにも似合うけど醤油にもとんこつにも、塩にも似合う万能幸せお手軽トッピングだ。

自家製シュウマイ
だんな特製 麻婆豆腐
豆ごはん
ビール(赤坂ビール ミュンヘン)

息子も帰ってきての夕御飯は、私のリクエストで「麻婆豆腐」ということに。
 
1人豆腐1/3丁というのはちょっと悲しいから豆腐は2丁にしましょう、と2丁買ってきたら肉の多さもあいまって、だんなが作ってくれた麻婆豆腐はすごくたっぷりな分量になった。
 
「なんか、麻婆豆腐って、シュウマイつけたくなる感じじゃない?」
ということで、シュウマイも作る。
 
干し貝柱をお湯で戻して、季節だしとグリンピースも茹でて、豚ひき肉とこねこね。具の感じも、包み方も、シュウマイは餃子と大きく異なって、それぞれ楽しさがある。包むのはまだ相変わらず「上手い」とは言えないレベルだけれど、でも何回か作っているうちに少しはサマになってきた……かなぁ……。
 
で、今が旬のグリンピースはたいそう美味しそうな感じに炊けて、それをトッピングしたら
「でか!グリンピースでか!」
という状態に。しかもやたらと豆の風味が良くて主張が強く、「シュウマイのトッピングに使うのに限っては、小粒の冷凍のグリンピースとかで充分なのかもねぇ」と苦笑いすることになった。
 
豆は豆でたいそう美味しいので、茹でて残った豆については、私が豆御飯にして美味しくいただく。ここ数年、年々豆が美味しいなと感じるようになってきたけれど、旬の空豆、枝豆、グリンピースを茹でて味わう美味しさは格別だと思っている。最後は、御飯よりむしろ豆が多いのでは、なんてバランスにしてしまいながらグリンピースを堪能した。
 
お供のビールは、1週間ほど前にだんなが見つけて買ってきてくれた赤坂ビールミュンヘン
ホッピーを製造販売している「ホッピービバレッジ」が造っているビールなのだそうで、他にも「深大寺ビール」「日本橋ビール」といった種類もあるのであるらしい。赤坂ビールは「黒ホッピー開発の技術を生かした、オリジナルダークビール」とのことで、コクと旨味のある美味しいものだった。

5月2日 月曜日
ビーフシチューを煮たのでした
「木村屋總本店」のマフィン
アイスカフェオレ

木村屋總本店で買ってきたマフィンは、「イングリッシュマフィン」という名前ではなかったけれど、見た目はイングリッシュマフィンそのもの、みたいなものだった。美味しそうだなと3個買ってきたそれで朝御飯。
 
だんなは朝ジムにと、一人それを焼いて食べて行ったので、息子と2人の朝御飯は「んー……卵とか焼かなくてもいいかな?」と、普通にトーストしたそのマフィンにバター塗りつついただいた。
 
連休の谷間、今日は普通に大人はお仕事、子供は学校。

チーズいろいろ
「RF1」の30品目のサラダ
ビーフシチュー
羽釜御飯
赤ワイン(Del Palio Primitivo Salento 2003)

週末に銀座の「ハナマサ」で買ってきた、巨大サイズのアメリカ牛のブロック。これはやっぱりビーフシチューにすべきでしょう、と、午前中から時間をかけてのんびりビーフシチューの仕込みをした。ビーフシチューのレシピといったらこれだ、の、銀座の肉料理屋さん「マルディグラ」のレシピを見ながら玉ねぎやセロリの準備をした。
 
肉は一口大に切って塩胡椒して強力粉まぶしてから全面焼きつける。
玉ねぎと人参、セロリとにんにくはフードプロセッサーでピュレにしておいて、煮込み鍋ではブラウンルー作り。バターと小麦粉と砂糖でブラウンルーを作ってから野菜のピュレを絡めて肉、マッシュルームと共に煮込んでいく。使うのはフォンドヴォー(今回は顆粒タイプのを湯に溶いて使用)、赤ワイン、トマトピュレ。
 
わかりやすい材料を使ってわかりやすい手順で作っていくビーフシチューだけれど、何日もかける必要がなく、4時間ほどもあれば充分に美味しいシチューが煮えるのが嬉しいレシピ。今日はブラウンルーに気合い入れて火を入れすぎたか、大人っぽい味寄りに仕上がってしまったので最後少量の蜂蜜とケチャップを加えて少し甘味を足してみた。本当はポートワインを沸騰させてアルコール分飛ばしたのを入れたりするほうが、"らしい甘さ"がついたのかなぁ、と思いつつ、蜂蜜とケチャップ。
 
このレシピのビーフシチュー、最大の問題は、野菜のピュレが多いために鍋底がすごく焦げ付きやすいということ。前回の教訓を生かさずに、今日もうっかりル・クルーゼを使ってしまったところ、たいそうこびりついてしまったので、次回からはテフロン加工の両手鍋を使うようにしよう。
 
煮込みに使った赤ワインは、食料庫から引っ張り出した「Del Palio Primitivo Salento 2003」。イタリア、プーリアのワインで、多分カジュアルな価格のワインだったのでは……と思う(コルクが合成樹脂製だし)。すぐに飲むつもりで買ったのだと思うけど、何かの表紙に食料庫の奥にいっちゃったようで、期せずして「8年常温熟成」の状態に。お酢になっていたらどうしましょうというところが心配だったものの、「なんか……味の薄いワインだね?」という感じで、普通に飲める状態だった。でも、もっと早く飲んであげるべきだった風な味だった気がする……(ワインゴメン)。
 
シチューにマッシュポテトと、手持ちの小松菜を茹でたものを添えて。もう少し野菜っぽいものが欲しいなと、帰宅途中のだんなに連絡してサラダを買ってきてもらった。シチューに使った残りのワイン飲み飲み、シチューをいただく夕御飯。
 
息子はというと、例によって
「これに御飯入れたら美味しいかなー?」
と、早速「ビーフシチュー丼」(いや、もはや「ビーフシチューリゾット」みたいな……)にして食べている。私とだんなは酒のつまみに軽く1杯いただいて、御飯と食べる感じでもう軽く1杯。1kg近くある牛ブロックだったので、たっぷり食べてもまだ残っている。連休中のお昼御飯にハヤシライス風にして食べる感じかなー。

5月3日 火曜日
阪神タイガース戦観戦して、勝利の美酒は大阪風の串揚げ屋さんで
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「木村屋總本店」のコーンフォカッチャ
アイスカフェオレ
ヨーグルト

ゴールデンウィークの3連休の初日の朝御飯は、あなどれぬ美味しさの木村屋總本店のパン。
銀座の本店の奥まったところでひっそりとした風に売られていたフォカッチャはトマトとコーンの2種類があってどちらも美味しそうだった。どちらも気になってしまいつつ、買ってきたのはコーンフォカッチャ。
 
温めてかぶりつくと、とうもろこしと粉の香りが漂ってきてとても良い感じ。
今日はお出かけ、野球観戦!

水道橋「ゴーゴーカレー」にて
 ロースカツカレー(エコノミー) \650

なんかね、ゴーゴーカレーが食べたい……ココイチではダメだ、ゴーゴーなんだ……と悶えていたら、
「じゃあ野球見に行く前に食べて行こう、水道橋にお店あるし?」
と、だんなが調べてくれた。
 
金沢カレーのお店、ゴーゴーカレーは、「どろっと濃い、黒っぽいルー」「フォークで食べる」「刻みキャベツが添えられる」「ロースカツを乗せるのが定番」といった特色があって、
「カツたたまらん……キャベツも良いし、なにしろルーの味が好みなんだわー」
と、私の中で人気急上昇中ののお店なのだった。
 
食券制のお店のシステムにももう慣れたので、普通に一人で食べに行ける。地元の自転車圏内にあったりでもしたら週に一度は行ってるかもしれない、そのくらいお気に入り。
 
ゴーゴーカレーの定番、エコノミーサイズの「ロースカツカレー」 私はいつもの定番、ロースカツカレーのエコノミーサイズ。
 
1つ軽めの「ヘルシー」にしようかとも思っていたのだけれど、電車に乗って移動しているうちにすっかりお腹が空いてしまい結局普通盛りの「エコノミー」で。だんなは大盛りの「ビジネス」、息子は「ヘルシー」で。
 
この、黒くドロッとしたカレーに刻みキャベツがたいそう似合う。無料でお代わりをくれるので、早々に
「キャベツおかわりくださーい」
と告げたら、この店ではカレーのその皿にごわっとキャベツをよそってくれるのだった。店によってはソースポットに入れてくれたりもしてくれるのだけれど、食べかけのカツの上に、それを埋もれさせる勢いで盛られたキャベツに笑ってしまった。いや、キャベツの大盛り、嬉しいです。
 
で、スナック菓子などをいくつか買って、いざ東京ドームへ。
 
だんながうきうきとチケットを取っていた今日の野球のチケットは、東京ドーム初戦の、巨人vs阪神戦。震災からの電力不足の流れでドームでの試合ができずにいて、節電モードでのドーム初戦だ。そして阪神の関東初戦でもあるそうで、だんなはたいそう楽しみにしていた。
 
昼食が早くに済んでしまったので、スタメン発表のみならず練習風景からのんびり眺めることになったのだけれど、先日落球に対する誤審があった脇谷へのブーイングがものすごかった。
 
試合前の練習の時点で、彼が出てくるや否や球場全体に響き渡るブーイングが響きわたり、スタメン発表時にもブーイング。試合中も打席に立ったりするたびに猛烈なブーイング。誤審自体、そういうことはゼロではないから仕方がないことではあるけれど、その後に「捕りましたよ。(中略)VTR?テレビの映りが悪いんじゃないですか」なんて言ってしまったのがマズかったんだろうなぁ……もっと大人な、ダルビッシュみたいなコメントを出していればここまで酷くはならなかったのだろうけどもなぁ……。
 
で、節電ということで幾分照明を落とし気味のドームは、でも言われなければ気付かない程度の充分な明るさ。よくよく見上げれば「あ、確かに客席のあのあたりはちょっと暗いかもね?」という程度。見下ろす限りでは、グランドは特に暗く見える風ではなかった。
 
で、試合の方は、(阪神ファンにとっては)こんな爽快なのもそうそうないというような展開。
まさかの金本ホームランから始まって、「1イニング3者連続本塁打」なんて記録も出つつ、7対3の勝利で終わった。好投していた阪神のピッチャー能見が、まさかの巨人側投手東野にホームラン打たれてしまっりしたのは、「BIG MAC TWIN ARCH」を鑑みて「まぁ、ビッグマック券持って帰ってよ」という能見からのプレゼントだったのかしらと苦笑い。

新宿 「豊勝」にて
 キャベツ
 串揚(サーモンタルタル) 3×\130→\65
 串揚(重勝) 2×\130→\65
 串揚(茄子) 2×\130→\65
 串揚(鶏葱) 2×\130→\65
 串揚(穴子) 2×\130→\65
 串揚(豚玉ジンジャー) 2×\130→\65
 串揚(じゃがいもチーズ) \180→\90
 串揚(チーズうずら) 2×\180→\90
 串揚(厚切りベーコン) 3×\180→\90
 串揚(豊勝チーズ) 3×\180→\90
 串揚(生ハムチーズ) \180→\90
 串揚(ピーマンの肉詰) 3×\280→\140
 じゃがバター \380→\190
 モツ鍋 \500→\250
 ホッピーセット 2×\450
 ホッピー(外) 4×\200
 ラムネ 2×\250
 
新宿「COLD STONE CREAMERY」にて
 ストロベリーショートケーキセレナーデ (Love It/カップ) \550
 オレオ(R)オーバーロード(Like It/ストロベリーワッフルボール) \600
 
はー、ちょっと夢中になったー。

で、夕食はこれだ!と、以前買ったクーポン握って新宿に移動、大阪風の串揚げを堪能してきた。
 
アルタの裏側あたりにある「豊勝」というお店のクーポンは、共同購入クーポンサイト「#GETON」で「カラッと揚がった「アグー豚メンチ串」はジューシーで絶品。『お会計時にご利用頂ける全フードメニュー50%OFFのご優待券を300円でご提供』」というもの。
 
「この、販売価格300円のクーポンを1枚持っていれば、2名様分、フードメニューのお会計を50%OFFにしますよ」という面白いものだった。最初から決まったコースでなく、クーポン代に数千円前払いする必要がないので気楽に購入できて良い感じ。家族3人で使えるようにクーポン2枚買っておいた。
 
味噌が添えられた、お代わり無料のキャベツをぼりんぼりん食べながら、ホッピー頼んで、オーダーシートに記入して注文する串揚げを次々注文。
 
店名の「豊勝」は、薄くたたいた豚肉のカツで、チーズを巻いた「豊勝チーズ」といったものもある。元々1串が130円あるいは180円とお手頃価格なものが多く(アグー豚メンチなど、限られたものだけ1本280円)、たいそう色々注文してお酒もお代わりして、お会計は5000円を切る感じで済んで大満足だった。
 
タルタルソースがたっぷり小皿に盛られて別に添えられてきた「サーモンタルタル」も良かったし、巨大な穴子も良い感じ。茄子や肉詰めピーマンも美味しかった。
 
新宿「豊勝」のモツ鍋。豆腐とキャベツが入った塩味でした。 串揚げ以外のメニューはおにぎりとかサラダ類とか、あまり種類は豊富ではなく、その中から「モツ鍋」を頼んでみた。
 
これに限っては、「うーん、これが250円だったら文句はないけど、でも500円で出てきたらがっかりだったかしら……」という印象。豆腐や大根、人参、キャベツがたっぷり入っていたのは良かったけれど、それにしてはモツの分量が物足りない。もっとモツがざくざく入っていたら嬉しかったんだけどなぁ。
 
「さて、そして手元にはコールドストーンの1000円券があるのです」
と、食後に駅ビルに移動して、ビル内のコールドストーンでアイスクリームのデザートを。
 
こちらも共同購入クーポン、GROUPONで買った「70%OFF【300円】コールド・ストーン・クリーマリー≪1,000円分のギフトカード≫日本を元気にするハッピーアイスクリーム!!」。お値段が張るのでなかなか食べられないコールドストーンが堪能できるねと、だんなと2人、購入してみた。
 
息子は一人で「オレオ(R)オーバーロード」、私とだんなは2人で分けるつもりで、キャンペーン価格だった Love it サイズの「ストロベリーショートケーキセレナーデ」。スイートクリームアイスクリームに苺の果肉とスポンジケーキ、ホイップクリームを加えてざっくざく混ぜ込んだアイスは、相変わらずのリッチな味。お高いけど、面白いし美味しいしコールドストーンはお気に入り。
 
今日の出がけ前、ほんのり不調を感じていた体の具合が、蒸し暑いドーム球場で汗かいて観戦したり、その後土砂降りの雨に濡れたりしているうちに悪化の一途。喉は痛いし鼻水は出るし体はだるいしでがっかりな体調になってしまったけれど、でもたいそう楽しい一日だった。

5月4日 水曜日
半熟卵を添えて、ビーフシチュー丼。
「中村屋」のピロシキ
「Johan」のチョコブレッド
アイスカフェオレ
ヨーグルト

昨日、新宿出たついでに「中村屋」で買ってきたピロシキで朝御飯。
 
中村屋といえばむしろ「カレーパン」ではあるのだけれど、たまには良いかなと、notカレー味でピロシキを選択して買ってきた。
 
「ピロシキって……何?」
と売り場前でハテナマークを顔に出している息子に
「うーん……カレー味じゃないカレーパンって感じのもの」
と説明したら、わからないようなわかるような顔をして
「じゃあ僕もそれ食べる」
と。
 
実際今日食べてみて
「ほんとだ、カレー味じゃないけどカレーパンっぽいや」
と納得してくれた。
 
挽き肉メインで刻んだゆで卵も入り、あとは春雨や玉ねぎといった具がトゥルトゥルした食感の具になって揚げパンの中に包まれている。パンが美味しいのか具が美味しいのか、きっと両方美味しいのだろう中村屋のカレーパンとピロシキは、懐かしいような味で本当に美味しいと思う。
 
そうそうこんなのも余っていたんですよ……と、Johanのチョコブレッドもスライスして出してもぐもぐ。

「サイゼリヤ」にて
 マルゲリータピザ \399
 ドリンクバー \199

今日はどうにも不調な一日。痛いとか動けないとかいうつらさではないけれど、「鼻がずーっと詰まっている」というのはどうにもやっかいな事。頭がボーッとするし食べ物の匂いがわからないから味もよくわからない感じになってしまうしで、大変にダメダメな一日だった。
 
それでもお買い物には行きたいし、他の用事もあるしでお昼頃にお出かけし、お昼は簡単に「サイゼリヤ」で済ませることに。不調ゆえビールも止めて、ソフトドリンク飲みながらマルゲリータピザをつまんで終わりにした。肉サラダ食べたいけど、それは夜に家で作れば良いかしらねと、帰りがけに「サイゼリヤドレッシング」を買うのも忘れずに。
 
連休ど真ん中のサイゼリヤはガラガラでもなく、かといって大混雑でもなく、といったお客の入り。
 
399円という驚きの値段のピザは、その値段を思うと充分満足できるもの。ちゃんとチーズがぴよーんと伸びるのよねと思いながら平らげた。

チーズ(テテ・ド・モア)
肉サラダ
半熟卵添え ビーフシチュー
羽釜御飯
ビール(Corona)

夕飯も、あまり手間のない感じで残っていたビーフシチュー使って「ビーフシチュー丼」。味が若干(いや、かなり?)違うけど、ノリとしてはハヤシライス。半熟に茹でたゆで卵を添えて、あとは「肉サラダ」を用意した。
 
薄切りの豚肉を炒めて焼肉のタレを少量絡めたものをレタスベースのサラダにトッピングして、サイゼリヤドレッシング(か、サウザンアイランドドレッシング)をかければ「肉サラダ」。お店で食べるのと大きく違わない感じのものが簡単に家で食べられるので、最近のお気に入りだ。いかにもな味のドレッシングも気に入ってしまって、我が家に常備されるように……。
 
不調と言いつつしっかりコロナビールは冷蔵庫から出し、きっちりライムも添えて、そのおつまみにとチーズも出して飲み食いしているうちにちょっと元気になってきた。

5月5日 木曜日
今日は家焼肉〜。(これはハラミ〜)
ホットドッグ
アイスカフェオレ
ヨーグルトかけパイナップル

休日なれど、今日は早起き。
 
いよいよ本格的に部活が始まった息子の「午前練」だそうで、「いつも通りに起きて学校行くから」と。こりゃ大変だねぇと、いつもの時間に目覚まし時計かけて、朝御飯の支度をした。今日の朝御飯はホットドッグ。
 
ちょうどキャベツも残っているしということで材料を揃えたホットドッグ、いつも通りに千切りキャベツをバターとカレー粉で炒めるところから始める。ドッグパンにキャベツ詰めて炒めたソーセージ乗せて、シュレッドチーズも散らしたらオーブンで数分。
 
ケチャップ絞って食べるといつもの美味しさでうっとり。
 
食後には、カット済みのを買ってきたパイナップルにヨーグルトかけて。
先日生のパイナップルの果実1個をカットして食べたのはたいそう甘くて美味しかったのだけれど、今回のカット済みパインは、前回のものほどいは感動的な甘さはなくて、「うーんやっぱり果実1個買ってくるのが良いってことなのかしら……?」と悩んでみる。パイナップル1個買ってしまうと平らげるのはなかなか大変だ。

だんな特製 味噌ラーメン
麦茶

「息子、何時頃帰ってくるって?」
「学校12時半に出るとかなんとか言っていたけど」
そりゃ遅いねぇ大変だねぇ、お腹空いたねぇ……と、家で待機の私とだんなは昼過ぎてなんとなくお腹空いちゃってうろうろ。今日のお昼は味噌ラーメン!と、献立は決まっていて、だんなが着々と準備を進めているところでお疲れの息子も帰ってきた。
 
私とだんなは味噌ラーメン、息子は醤油ラーメン。どんぶりに入れる濃縮スープだけを各自好みなものにして、あとはお揃いで炒めた挽き肉ともやしを乗せ、お肉屋で買った煮豚も乗せ、焼き海苔も添える。
 
茹でたもやしでも炒めたもやしでも、とにかく「もやし」が乗ったラーメンの美味しさは格別で、
「もやし、美味しいよねー」
「宝くじとか当たってすごい金持ちになったとしても、普通にもやしは食べるよねー」
「普通に"今日もやし19円じゃん!買わなきゃ!"とかってうきうきして買い物するよねー」
「で、1袋65円だと買うのを躊躇したりするんだ、億万長者なのに」
などとくだらない事を話しながらもぐもぐ。

ほうれん草のナムル・もやしのナムル
サンチュ・韓国海苔
焼肉(和牛カルビ・ハラミ・ピーマン・茄子・玉ねぎ・長ねぎ・にんにくオイル焼き)
ガーリックライス
ビール(Corona)

昨日うっかりお肉屋さんで美味しそうな和牛カルビと目が合っちゃったものだから、今日は焼肉!
 
ハラミが400gで500円というお安さで、これも案外美味しそうに見えたものだから、ハラミとカルビを一緒に数百グラムずつ買ってきた。ナムルもしよう、あと茄子は外せない……と、野菜を買いすぎないように注意しながらもあれこれ買い込んできた。
 
我が家には秘密兵器の「煙とうなかぁ〜」があって、ホットプレートよりもこちらの方が断然美味しく焼けはするのだけれど、
「でも今日はにんにくオイル焼きも食べたい……」
「あとガーリックライスも食べたい……」
この2つばかりは秘密兵器では食べられないのです(にんにくオイル焼きはできなくはないけど、それやっちゃうと肉焼くスペースが激減するので……)、と、今日はホットプレートを出すことに。
 
ハラミの方はおろしにんにくと葱、焼肉のたれをあらかじめ揉み込んでおき、サシのたっぷり入ったカルビの方はタレを使ったり塩胡椒で食べたりトリュフ塩かけたり好きな感じに焼いて食べた。
 
いつもだったら南瓜や人参も加えたいところ、焼き野菜が若干少なめだった代わりにとナムルはたっぷりほうれん草ともやしを用意。サンチュに焼いた肉乗せて、もやしナムル乗せてサンチュ味噌ちょいと乗せて巻いて食べたりするのもすごく美味しい。
 
焼肉と言えば、ここ数日巷を騒がせているニュースは「チェーン焼肉店で腸菅出血性大腸菌O111感染により4人が死亡20人以上が重症、感染源はユッケと思われ、感染者は100人近くに及ぶ」というもの。生肉おっそろしいなぁという思いを新たにしつつ、ユッケ大好きで家でも作って食べたことがある(我が家最寄りのお肉屋でそこそこの価格の和牛薄切り肉買ってきて、その日のうちに叩いて食べた)我が身としては、けっこう危険な橋を渡ってしまっていたのかしらと背筋も寒くなる。
 
ただ、「ユッケ」を始め、レバ刺しやセンマイ刺しなどの生肉メニューは焼肉屋さんで供される品としてあまりに一般的ではあるし、私自身ユッケが大好きだから、これが全面的に食べられなくなってしまったりするのもちょっと悲しいなと思う。
 
……で、自分なりに調べてみた。一応厚生労働省サイトやwikipediaなどをソースにしているけれど、「明らかにここ違ってる」というのがありましたらご指摘ください。

  • O157、O111といった腸管出血性大腸菌は、牛の糞便などに普通に入っている菌。ブロック肉の内部に含まれることはない。食肉加工の段階で枝肉の表面に付着してしまった時、その肉の表面で増殖していく。
     
  • O157、O111に限らず、多くの細菌は10℃以下で増殖スピードが遅くなり、-15℃下では増殖が停止する。だけれど冷凍状態で細菌が死滅するわけではない。
     
  • 熱には弱い。ハンバーグなどのひき肉調理の場合は「中心温度を75.1℃以上に加熱する」(75℃で1分以上の加熱推奨)ことで、仮に汚染された肉であっても感染は防げる。野菜の場合は熱湯で5秒湯通しするのも有効。ブロック肉の場合は「肉の内部には菌はいない」ので、内部はレアでも大丈夫。
     
  • 「100個程度」という少数の菌が体内に入るだけで発症し感染症・食中毒をおこす。
     
  • 感染者の便から二次感染が起こりえるが、上記「少数の菌で発症」の理由から二次感染の危険度が高い。
     
  • 感染した場合3〜8日程の潜伏期の後に水様便で発病(感染はしても発病しない者もいる)。その後、激しい腹痛と血便に移行したら「出血性大腸炎」が疑われる。躊躇せず速やかにお医者へ行くべき。
     
  • お腹を下して「食中毒か?」と心当たりがある時には下痢止め薬は飲まない方が良い(毒素を体外に排出しにくくなる場合がある)。
     

……と、そんな感じ?
 
家でどうしてもユッケ食べたかったら、ブロック肉を信頼できるお店で買ってきて、消毒した包丁で全面トリミング("汚染面と密着した汚れたまな板"に"トリミングした綺麗な肉面"をつけたら台無しなので注意)して、切り落とした部分は加熱して食べて、内部の"綺麗な肉"をユッケとして食べれば大丈夫……という理屈にはなる。
 
でも、そこまでして食べるよりは、1皿800円とか1000円とか出してお店でユッケ食べる方がらくちんだし精神衛生上良いよねとも思うし、そこまで「生肉」にこだわらなくとも、肉の表面焼きつけただけの、中がレアな「牛のたたき」食べるのでも私は満足できるかなとも思う。
 
あまりにも連日ユッケユッケ報道しているから、なんとなくユッケが恋しくなっているところではあるのだけれど、今日はユッケ抜きで、とろける脂のカルビを堪能した。シメには、だんなが作ってくれたガーリックチャーハン。脂を落としながらカリッとするまで焼いた肉がごろごろ入っていて幸せだ〜。

5月6日 金曜日
息子はタコスよりもずーっとコレが好きなのだそうです
うどん(ひやひや)
芋天
麦茶

今日から毎日、平日は6時起きだ。これまでは6時半起きだった。
 
「部活、本格的に始まったから毎日朝練あるからね。あと基本、土曜日も練習あるから」
もう君、朝は勝手に起きて勝手に食べて行くと良いよ……と言いたいけど、でもそれもなんだか可哀想な気がして、なるべくがんばって起きることにする。中学生って大変だなぁ……。
 
今日の朝御飯は、うどん。袋を見たら「20分茹でよ」とあって、大変大変間に合うかしらと慌てて鍋を火にかけた。昨日のうちにだんながスーパーで天ぷらを見繕ってきてくれていたので、芋天も温めて添える。冷たいうどんに冷たいだしがいよいよ美味しい季節になってきた。
 
で、「朝から天ぷら!」と思いつつ、冷たいだしに浸しつつかぶりつく芋天がすごく美味しいジレンマ。

タコライス
麦茶

今日、本当は"おひとりさまカラオケ"に行く気満々だったのだけれど、まだ体調が本調子ではないようで、「予行練習〜♪」と家で一曲歌ったら咳き込んでしまって「こりゃダメだ」と。結局一日家でおとなしくしていた。
 
外出したら、そのついでにお総菜でも買ってこようと思っていた、だんな不在の今日の夜。でも冷蔵庫に合い挽き肉残ってるし野菜もある程度あるし、どうしようかな、簡単にパスタにでも……と思っていた夕方に息子が帰ってきて、「何かおつかいある?スーパー行かなきゃなんだけど」と。
 
「学校で、あれとこれ買ってこいってさー。100円ショップにもあるからって言われたから行ってくる」
「あー……じゃあ、ついでにトマト買ってきてよ1個。バラ売りのやつ」
それがあったらタコライスが用意できるんだけど、夕飯それでどうだろう?と言ったら、息子が「タコライス!トマト買ってくる!」と鼻息荒く出かけてくれた。本日の夕飯、めでたく決定。
 
挽き肉とタコスパイスでほんのりスパイシーな炒め肉作って、レタス刻んでトマトも刻んでシュレッドチーズを用意したら、あとは御飯を炊くだけ。ワンプレートディッシュで野菜もそれなりに摂れるし彩りも綺麗なお手軽料理は、息子曰く
「僕、タコスよりも断然タコライスが好き!」
だそう。私はどちらかというと、「普通にタコス食べて、タコミートが残った翌日にタコライス」という感じでいるので、最初からタコライスというのはちょっと違和感がある。でもタコスよりも食べやすいしお腹一杯になるからタコライスは夕御飯向きかも。
 
「自分で盛る!」
と、器持って羽釜に突進した息子に「食べきれるだけよそいなよ、お代わりすればいいんだからね」と注意しながら、私は私の分を美しく盛りつける。
 
見た目は悪くなるけど、御飯と肉の間にチーズを挟むように敷くと、御飯と肉の熱でチーズが溶けて良い感じ。御飯の周りにレタス敷いて、てっぺんに盛ったトマトの上にお飾り程度にチーズ置いて、そして「大盛り」になっている息子の皿を呆れながら見る私。
 
息子はこの皿、ほんとに食べられるのかしら〜?と思いつつ「いただきます」と手を合わせたら、私とさほど変わりない早さで「大盛りタコライス」を平らげた息子は、「やっぱりお代わり〜♪」と、残ったタコミートとレタスとトマトを全部さらっていく勢いでお代わりも平らげた。
 
まぁ御飯だし、丼ものみたいなものだし、わからないでもないけど、「タコライスをがつがつ食べる人」というのは新鮮な映像だなぁと思いながら見ていた私。

5月7日 土曜日
なんとも豪華な週末です
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
簡単ホットドッグ
アイスカフェオレ

お昼前に出かけるし、若干早めの昼御飯になりそうだしということで、朝御飯は手持ちの材料で簡単ホットドッグを作った。
 
ソーセージ炒めて、残っていたドッグパンに挟んで、チーズ散らしてオーブンで焼くだけ。いつものカレー風味の炒めキャベツを抜きにすると、我が家的にはなんとなく物足りない印象のホットドッグになる。添えたのは、いよいよ本腰入れて作り始めた水出しのアイスコーヒーで作ったカフェオレ。
 
まだ何も用意していないよ、大変大変……と、着替えやら何やらの用意をして、1泊分の荷物抱えて都内に出発。

水道橋「餃子の王将」にて
 チャーハンセット \903

今日の最初の目的地は東京ドーム。
 
先日野球観戦で赴いた時に、その時は店頭に行列ができていた「餃子の王将」でお昼御飯にすることにした。今日は大人数が集まる野球の開催はないので水道橋も人影は若干少なめ(でも競馬はやってるからWINS目当てのお客さんがたくさんいる感じ?)、お昼時の王将にも待たずに入店することができた。
 
チェーン店ながら、その店によって独自のセットメニューがあったりするのが面白い王将、この店には「水道橋定食」なる735円のお得なメニューがあったりする。内容は天津飯・油淋鶏・サラダ・スープ・杏仁豆腐。
 
だんなはそれを選び、
「でも私はチャーハン食べたいのよねぇ……」
と、「チャーハンセット」にした。こちらは903円でチャーハン、餃子、鶏の唐揚、サラダ、スープのセットメニュー。息子は醤油ラーメンと半チャーハン、餃子のセットメニューにしていた。
 
「餃子の王将」のチャーハンセット。普通に「御馳走」なんです。 適当に皆で分け合いながら食べたお昼御飯。
 
チャーハンに餃子に唐揚げが並ぶトレイの上は、「普通に御馳走」な光景でちょっとわくわく。
 
高級さや上品さはカケラもないけれど、でも疲れてお腹が空いたときにこれが出てきたら下手な高級料理よりずっとずっと嬉しく美味しい、そんな組み合わせだ。
 
ビールが欲しくなる内容ではあったけれど、この直後に控えているのが「頭と体の運動イベント」だったのでお酒は無しで。
 
……で、午後1時半からの回に家族で挑戦してきたのが、リアル脱出ゲーム東京リアル脱出ゲーム vol.8 あるドームからの脱出」。
 
初めて「リアル脱出ゲーム」なるものを知ってイベントに参加したのが、ちょうど去年のゴールデンウィーク。あの時はお台場のちっちゃいイベントスペースでちまちま謎を解いていたのに、その秋にはよみうりランドを走り回ることになり、年末には明治神宮球場が舞台。今回も再びスタジアム、今度は東京ドームということで……球場は大変なんだよ、上下移動がやたらと多くて……と涙目になりながら、今回も体力勝負といわんばかりに東京ドーム内部を右往左往してきた。
 
今回は、本当に悔しい感じで、「時間切れです」の宣言の後ほんの数十秒で全ての謎が解けたというところで幕切れになった。
 
かつてなくギリギリの脱出失敗だったのだけれど、「自力で全ての謎は解けた」事で、悔しい気持ちの反面、満足な気持ちもたくさん。前回の明治神宮ではからっきし冴えなかった私も今回のナゾトキにはおおいに貢献できたし、息子もここ一番のナゾトキに最高のヒントを導き出してくれて、私と息子は案外ご機嫌だったりした。
 
今度こそすっきり成功させて「成功者の皆さんです」の中に混ざりたいところ。あの快感を味わいたいがために、また次のイベントにも参加してしまうのだろうなぁ……。

六本木 グランドハイアット東京 クラブラウンジのカクテルタイムにて
 バーニャカウダ・温野菜
 揚げシュウマイ・鴨の燻製・魚介のマリネ
 オニオンスープ
 チーズいろいろ
 干し葡萄、干しパパイア、干し杏
 プチフール
 ロゼスパークリングワインとか、シャンパンとか
 
六本木 「August Beer Club」にて
 いろいろ野菜のスティック \450
 ベルギー風フライドポテトサワークリームソース添え(S) \500
 ピッツァ カルボナーラ \1000
 ビール(スノーブロンシュ)Pint 無料
 ビール(マデューロ)Regular \650
 ビール(マデューロ)Pint 無料
 コカコーラ 無料

で、今日は東京にお泊まり。
 
つい1ヶ月ほど前に泊まったグランドハイアット東京、故あって「次回お越しの際にはスイートルームにグレードアップを」ということになった。今回、今日明日に都心での予定を入れようかと考えていたところだったので、「では5月7日に宿泊できたりする?」と訊ねてみたところ、めでたく予約が取れることに。
 
数週間前、めでたく手元に届いたのは予約確認のメールで、フツーのお部屋のフツーのレートの宿泊金額明細の欄の近くに「GRAND EXEC KING」の文字が添えられていた。あらまあ大変、なんか「えぐぜくてぃぶ」とかいう文字が見えるような気がする!と、webサイトの客室案内のページを見てわくわくしていた。
 
……ら、チェックインの時に「お部屋空いておりましたのでもう1つ上のお部屋を御用意致しました」と。
 
グランドハイアット東京の「ディプロマットスイート」なるお部屋。 私たちが足を踏み入れたのは「ディプロマット スイート」というお部屋だそう。
 
んまぁ、広かった。うっとりだった。リビングの窓からは東京タワーと遙かビルの遠くにはレインボーブリッジも小さく見える。
 
ドアを入ると目の前に照明に浮かび上がるオブジェ。廊下と表現するには広い空間が右手に3mばかり伸びていて、その左右にバーセットとリビングルーム用のお手洗いがある。
 
趣味の良い応接セットと、ソファの背につく形で巨大なライティングテーブル、リビングのテーブルの上にはウェルカムフルーツのでっかい苺が6個並んでいた。
 
ディプロマットスイート。……うーん、広い…… スライド式の扉つきの間仕切りのような壁で区切られたベッドルームに、ダンスできそうな広々としたバスルーム。
 
ベッドまわりの調度品など、前回泊まったグランドルーム(一番お安い部屋)と共通のもので、ほのかに和風な感じもある洗練されたものだ。
 
ホテルのお部屋に案内されると、とりあえず全ての引き出しを開けて中を確認して、あとアメニティの品揃えをチェックせずにはいられない私だけど、このお部屋は引き出し多すぎで「一体誰がこのお部屋の引き出しを全部使いこなせるのかしら」と思ってしまうほどだった。
 
ちなみにアメニティはイギリスのオーガニックコスメブランド「REN」のもの。
 
うーん、こりゃ広いねーすごいねーと、でもやり始めた事は、ライティングデスクのパソコン用のコンセントに持参の延長ケーブル刺して電源ケーブル繋いでPSP起動して、「モンハン」。こんな立派な部屋で、
「夕方まで狩りしましょ」
「何狩る?」
「あー、私まだセカンドキャラで終わってない大連続あるんだけど」
と、それ家で普通にやってることだよね?今やる必要ないものだよね?というものだったりするのだった。
 
すご〜く立派なオーディオセットなんかもあったのだけど、お愛想程度にさらっと触るだけの、「いまいちスイートルームの設備を使い切れていないお客さま」な私たち。
 
そして夕方になって、クラブラウンジにお出かけ。
 
スイートルームと、クラブフロアに宿泊のお客は、「クラブラウンジ」でアメリカンブレックファストや日中のお茶、そして夕方のカクテルタイムを無料で楽しむことができる。なんといっても幸せなのはカクテルタイム、お酒飲み放題で夕食前の軽食が楽しめる。「軽食」といっても、パンからデザートまで揃っているので、その気になれば「これで夕御飯おしまい」にすることもできそうな品揃えだった。
 
飲み物はシャンパンにロゼのスパークリングワイン、赤ワイン白ワイン、ビール各種にスピリッツ類、ソフトドリンクにフルーツジュースとひと通り揃っている。
 
グランドハイアット東京、クラブラウンジのカクテルタイム 食べ物は、お酒のおつまみになりそうなものが色々。
 
揚げシュウマイに生ハム、鴨の燻製、魚介のマリネにサーモンロール、ソテーした季節の野菜。あれこれ揃った生野菜のスティックには、胡麻ベースのディップやアボカドディップなどが用意されていた。とっても美味しいオニオンスープ、といったものも。
 
夕飯前だけどチーズチーズ♪シャンパンとチーズ♪と、用意されていたチーズ(ウォッシュタイプのとカマンベール、青カビはロックフォール、あとミモレットの4種)を皿に盛り、脇にあった干し葡萄と干しパパイア、干し杏なども持ってきて、それをつまみつまみお酒も進む。
 
ロビーフロアのレストランのお料理らしいそれぞれは、生ハムのお皿が空になったところで鴨の燻製に変わったり、海老の辛めのマリネのお皿の次にはタコのマリネが出てきたりと、次々入れ替わっていくので見ていて飽きない感じだった。
 
さりげなくケーキも数種類あって、それらは競争率が高めな感じ。用意された品はあっという間に消えていき、最後はクッキーなどの焼き菓子が置かれるだけになっていた。白いメレンゲのお菓子とマンゴーのタルトをいただくことができて御満悦。
 
さぞかしセレブな空間かと思いきや案外そうでもなく、週末ということもあってか小さなお子さん連れのお客さんも数組いてクラブラウンジはなかなかに賑やかで盛況だった。
 
次々とお客さんがやってきてラウンジはほぼ満席の状態が続いていたので、ささっと食べて戻りましょうかと、1時間しないうちにお部屋に一度帰還。息子はそれほどラウンジで食べ物を口にしていなくて、
「アウグスには行かないの?ピザ食べたいなー」
とのことだったので、お部屋で少し休んでからホテルから徒歩数十秒の「August Beer Club」に行ってきた。
 
ちょうど、先月から「メルマガ会員様向けの新サービス、クラブパスの配布」が始まったところだったので、それをいただきたかった、というのも目的のひとつ。
 
クラブパスは、メールマガジンのコピーを提示することで貰えるカードで、これをお店で見せればあれこれ優待が受けられる。時期によってポテトが無料だったり金額の割引だったり色々だけれど、今日は嬉しいことに「お気に入りのビール1パイントサービス」。だんなも私も(そして息子のソフトドリンクも)最初の1杯を無料でいただけてしまった。しかも1パイント。たっぷりだ。
 
大人たちはあれこれつまんだ後だったこともあり(私はさっきスパークリングワインとシャンパン、合わせて3杯飲んでいたし)、あまり盛大に飲み食いしたい空腹具合でもなくて、ちらっとピッツァいただいておつまみの野菜やポテトをいただいたくらいで終わってしまったので、1パイントのビールは「お会計から半額オフ」くらいの嬉しい特典という結果に。
 
アウグスビアクラブ。ピッツァがうまーです♪ 私は一番のお気に入りのスノーブロンシュ、だんなも一番のお気に入りのマデューロをいただいて、お代わりでマデューロのレギュラーを1杯。お代わりマデューロは私は2口分くらい横から分けてもらった。
 
オレンジとコリアンダーの香りがするいかにもな白ビール、輸入ものはやっぱり値が張りがちで、それに負けず劣らず美味しい国産のものをアンテナショップということで生のを美味しく安くいただけるのが本当に嬉しいこのお店。今日のスノーブロンシュも最高に美味しかった。
 
でもちょっと飲み過ぎた。へろんへろんな感じで、広々としたお風呂を堪能した後は早々にベッドにダウン。

5月8日 日曜日
飲茶オーダーブッフェ行きました〜。しあわせ〜!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
六本木 グランドハイアット東京「THE FRENCH KITCHEN」にて
 朝食ブッフェ

今日の朝御飯、本当はクラブラウンジでコンチネンタルブレックファストがいただける事になっているのだけれど、節電絡みということでかラウンジでの朝食サービスは現在お休み中とのこと。
「代わりに、どうぞフレンチキッチンにお越しください」
とのことで、7時頃に起きた私たちは、ゆる〜い格好で2階のレストランに向かった。
 
クラブラウンジと同様コンチネンタルの縛りがあるのかしら、卵料理とかはいただいちゃダメなのかしらん?と思っていたら、全部いただいても良いみたい。期せずして、豪華な朝食をいただけることになってしまった。そういえば、ランチで利用したのは何回かあるけれど、ここで朝食いただくのは初めてだったかも。
 
グランドハイアット東京「THE FRENCH KITCHEN」のあさごはん。 圧倒されるのが、中央のコーナーに並べられた種類豊富なパンの数々。
 
クグロフ型で焼かれたケーキ風の甘いパンや、チョコブレッド風なもの、クロワッサンにバターロールにテーブルロール、ハードタイプのもの、と、その積まれた分量にも圧倒される。
 
お昼にがっつり食べる予定だし、そんなに食べないようにしなきゃ……と自重しつつ、でも美味しそうなパン・オ・ショコラがどうしても食べたくてそれを1ついただいた。
 
サラダコーナーにはリーフレタスがメインの葉野菜と、プチトマトなどが並び、美しく並べられた「茄子のマリネ」の皿も。数種類のチーズとドライフルーツやナッツの類は昨夜も見た感じのものだけれど、朝御飯の場らしくフルーツ入りのクリームチーズなど、チーズの種類は違ったものになっていた。
 
あとはフルーツ、ヨーグルト、種類豊富なシリアル、ハムやスモークサーモンなどのコールドミート、調理台のところには骨つきの巨大なハムのカットサービス。
 
オムレツをはじめとする卵料理とワッフル、フレンチトーストはお願いすればその場で焼いてテーブルまで持ってきてもらえる。御飯や味噌汁はなく、あとはお粥が用意されているくらい。
 
カットサービスつきの厚切りハムがたいそう美味しかった〜 フレンチトーストは外せません……と、2枚焼いてください、とお願いしてから、野菜とお肉を食べて待つ。
 
あれこれ揃ったジュース類からは、最近(個人的に)脚光を浴びているパイナップルジュースを選び、あとは葉野菜、茄子のマリネ、生ハムとスモークサーモン そして手切りハム。じんわり温かいハムは、脂がとろけるような食感で、ちらっとケチャップつけながらいただいた。
 
息子は好物のハムとチーズ入りのオムレツを、だんなはマッシュルームオニオンのオムレツを焼いてもらって、「それも美味しそう……」と思いながら卵は自重。
 
その都度焼いてくれるフレンチトーストも美味しいのです で、オムレツ食べない分、フレンチトーストをたっぷり堪能した。
 
2枚ください、とお願いすると、こんな感じに焼いてきてくれる。
 
なんの変哲もないフレンチトーストに見えるけれど、中までしっかり卵液が染みていて、表面はところどころサクッとクリスピー、中はしっとりふんわりと焼き上がっていてこれがとっても良い感じ。
 
バターとシロップ(あとシナモン)の良い香りがするフレンチトーストを、今日は思うさま堪能できた。前回お昼に来た時は息子が食べていて、それを脇から一口だけもらったのだけれど、すごく美味しくて「次に来たらこれをしっかり食べるんだ〜」と思っていたのだ。
 
最後にフルーツコーナーからパイナップル、オレンジ、グレープフルーツ、苺、ブルーベリーなどなどを盛りつけてきて、軽くヨーグルトと蜂蜜をかけたものを貰ってきて、ミルクティーお代わりして、ごちそうさま。

六本木 グランドハイアット東京「CHINAROOM」にて
 ゴールデンウィーク限定 飲茶オーダーブッフェ \4500

朝食後は、だんなと息子は2人でプールへ。私はまだ風邪が治りかけなので水遊びは止めておくよと、音楽聴きながらだだっぴろいソファの部屋で雑誌読んだりごろごろしたりしていた。
 
こんな素敵な部屋、3泊くらいできたらかなりのんびり過ごせそうだけれど、1泊なんてあっという間。夢のような時間も過ぎ去って、ルームキーをホテルに返してから友人と落ち合い、ホテルでお昼御飯摂ってから帰ってきた。
 
この週末にグランドハイアットに泊まろうと思った理由のひとつが、「CHINAROOM」でゴールデンウィーク期間に開催されていた「飲茶オーダーブッフェ」。注文して持ってきてもらうスタイルの食べ放題で、1人4500円と、なかなかのお値打ち価格。このお店の料理が美味しいのは知っているので、安心して楽しみに予約を入れてあった。飲茶飲茶♪食べ放題食べ放題♪
 
最初に「小前菜」「カービングサービスの北京ダック」「本日の点心シェフ特製 限定飲茶三種盛り合わせ」が全員分出てきて、それをいただいてから、計30種類の飲茶メニュー・スープ・四大中華料理・デザートが好きなだけ食べられるという内容で、ただし制限時間は2時間。1時間半でラストオーダーと、あまりのんびりではないところが残念だ。
 
……で、時間制限の存在に反して出てくるタイミングはややのんびりめ、単品メニューも1単位がかなり少ないものだから、「すごーく食べたぞ、お腹いっぱいになったぞ」という感覚にはなりにくい、お上品な食べ放題だったりした。……それでも最後の最後に呆れるほどのデザートを平らげて、皆に若干呆れられていたわたくし……。
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、これは小前菜 まずは前菜、揚げワンタンの皮を散らしたサラダ仕立てのサーモンはあっさり味。
 
しそや茗荷などの日本の薬味野菜がたっぷり使われていて、軽い酸味はとても食欲をそそるものになっていた。
 
卓上には自家製の食べるラー油、黒酢、XO醤の小皿が出ていて、
「点心全てお味がついていますが、お好みでどうぞ」
とのこと。
 
おつまみに、にんにく風味のナッツも出てきていた。
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、可愛いサイズの北京ダック クリスピーな食感が嬉しい北京ダックは、こんなお上品な感じで。
 
ガラスの小皿にちょこんと乗せられた可愛いサイズの北京ダックで、でもパリッパリのダックの皮の食感はお見事!と感動的なもの。
 
このところ、北京ダックと言えばこんな感じなのがデフォルトとなりつつあったので、久々に味わう高級な味の北京ダックだった。
 
肉も食べるスタイルの北京ダックの方が好みではあるけれど、肉つきの方は皮がここまではクリスピーな食感にはなっていないので、これは良いなぁと、揚げ雲呑の皮も入る心地よい食感になった中華風クレープをおつまみ感覚でもぐもぐ。
 
「本日の点心シェフ特製 限定飲茶三種盛り合わせ」は、ウニの乗った小龍包、鶏と軟骨入りの餃子、蟹肉入り焼売……だったと思う。小ぶりの蒸籠が1人1個、小龍包は専用のミニレンゲのようなスプーンに乗せられている。餃子や焼売の土台には薄く切った人参の土台でなんだか可愛らしい。
 
全体的に、点心は「定番のものから一歩手間を加えました」といったものが中心で、新鮮な味わいのものが多かった。大根餅や小龍包などの「基本の点心」もしっかり美味しくて、大満足。
 
点心は、ひととおり全部いただいてみた。
 
選択肢は
・キャベツと豚肉の棒餃子
・小龍包
・蟹の卵のせ焼売
・海老と黄ニラ入り湯葉包み蒸し
・青菜入りふかひれコラーゲン蒸し餃子
・松阪牛の台湾タロイモコロッケ 赤ワインソース
・香港式チヂミ
・“オリジナル食べるラー油”入りイカ墨のカレーまんじゅう
・焼き大根餅
・鶏の手羽先香港式パリパリ香り揚げ
・もち豚とにんにくの芽入り北京式水餃子 バーベキュー醤油ソース
 
といったもの。
 
右上の写真が、
手前:九皇鮮竹捲(海老と黄ニラ入り湯葉包み蒸し)
左奥:蟹黄焼売(蟹の卵のせ焼売)
右奥:碧緑魚翅餃(青菜入りふかひれコラーゲン蒸し餃子)
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、脆皮鳳翅と生煎蘿白糕 右の写真は、
手前:脆皮鳳翅(鶏の手羽先香港式パリパリ香り揚げ)
奥:生煎蘿白糕(焼き大根餅)
 
ほのかにスパイスの香り漂う手羽先もパリッパリでたいそう美味しかったし、あとは「もち豚とにんにくの芽入り北京式水餃子 バーベキュー醤油ソース」がとても面白かった。皮はやや厚めでモチモチとしていて、旨味たっぷりのあんが詰まっている。幾分あっさりめの「バーベキュー醤油ソース」に浸しながら食べるのだけれど、下品になりかねない方向の味なのにそれでもやっぱり上品な味だったりした。
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、ふかひれスープ♪ スープは2種類、「干し貝柱入り五目ふかひれスープ」と「蟹肉入りコーンスープ」。
 
息子から一口もらったコーンスープも濃厚で良かったけれど、小さな碗にやってきたふかひれスープもとても美味しかった。
 
スープの色自体はやや濃く見えるけれど味はあっさり、でも旨味はたっぷり、という感じ。
 
で、あとは「四大中国料理」がいろいろ。さすがに全種類は食べきれなかったけど、半分くらいは食べた……かな……?
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、「臘味油菜炒魷魚」 右のは「臘味油菜炒魷魚」(アオリイカと中国ソーセージの季節野菜炒め)、北京料理だそう。
 
イカとキクラゲ、濃厚な味の中国ソーセージ、そして「季節野菜」は意表を突いてキュウリ。
 
塩味ベースの上品な味の炒め物だけれど、ソーセージの味の濃厚さがはっきりくっきり際立っていた。写真の量で2人分だから、1人分はかなり少なめ。
 
息子は「これ食べたいなー」と、「本日のおすすめの一品」の、チャーシューと卵の炒め物を頼んでいた。オムレツの上にチャーシューが乗った風な感じの可愛らしい外見のもの。
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、一品料理あれこれ〜 そして、「本日の築地からの海鮮料理」(写真手前)は鯛の蒸しもの、左奥が「紅椒辣炒蝦仁」(芝海老の特製チリソース・四川料理)、右奥が「沙律蝦仁皇」(芝海老のマヨネーズ炒め・広東料理)。
 
そろそろお腹一杯になってきて「1人分ずつで良いです……」と頼んだら、海老料理は「海老1個」ずつやってきたものだから「しまった……2人分ずつにすべきだった?」と苦笑い。
 
どれもちょっとずついただいたけど、巨大な海老は巨大すぎるくらいのたいそうなサイズで、しっかり食べ応えがあった。普段、マヨネーズ炒めはあまり選択肢に入らない(嫌いじゃないけれど、他に好きなものが色々あるので優先順位は低くなりがち……)こともあって、まろ〜んとした卵と酢の甘酸っぱい味が新鮮で記憶に残った。
 
他には
・国産中国野菜の青菜炒め(上海)
・国産牛バラ肉と季節野菜の四川式しゃぶしゃぶ(四川)
・チャイナルーム海南チキン特製ソース添え(広東)
・国産豚肉団子の特製甘酢ソース(北京)
・四川式チャイナルーム酸味辛いスープ麺(四川)
・蟹肉とレタスのチャーハン(上海)
といったものが選択肢にあったのだった。
 
青菜炒めやしゃぶしゃぶ、肉団子あたりが食べられなかったなぁ……残念……。
 
そしてデザート!
 
グランドハイアット東京「CHINAROOM」のオーダーブッフェ、壮観なデザートたち 「私、マンゴプリンと杏仁豆腐ね、あとタルトと揚げ団子も食べる」
「ぼくはマンゴプリンとタルトとパウンドケーキ食べる」
残りの大人たちが少々げんなり顔でいるというのに、ここでアクセル全開の私と息子。ずいぶん色々食べた。
 
・本日の特製デザート(龍井茶のパウンドケーキ)
・季節のチャイナルームフルーツタルト(オレンジ)
・五目揚げ団子
・タピオカのココナッツミルク抹茶アイスクリーム添え
・季節のフルーツ入り杏仁豆腐
・チャイナルームマンゴープリン
 
といった品揃えで、パウンドケーキやタルトがあるのが面白い。ケーキよりも幾分「蒸しパン」とか「カステラ」に近い、しっとりとした口当たりの焼き菓子の生地だった。
 
色々美味しかったけれど、なんといっても格別だったのはマンゴープリンと杏仁豆腐。
 
細かなマンゴーのピュレがたっぷり混ぜ込まれたプリンは滑らかな食感で甘さと酸っぱさのバランスが格別。ぶっちゃけ、香港のグランドハイアットホテルの「港灣壹號(One Harbour Road)」のマンゴープリンはあまり強い印象は残っていないのだけれど、それを継承しているのであるらしいこのマンゴープリンはめっちゃ美味しかった。いいわーこのマンゴープリンはいいわー、と、おかわり。
 
杏仁豆腐もねちもちした食感、ほんのり乳脂肪のミルクっぽさを感じる口当たりが心地よくて、シロップの甘さと豆腐のちょっと淡い甘さの対比が素敵。これもおかわり。
 
すっかり満足してお会計の手続きをしたら、お店から赤いカーネーションを一輪いただいた。そういえば今日はちょうど母の日で、カーネーションプレゼントのキャンペーンをしていたのだそう。可愛いお土産を嬉しく思いながら、
「じゃあ帰りましょうか、留守番の猫たちも心配だし」
と、ゆるゆると帰宅した。お腹一杯で夕飯の事とか考えられないなー……。

「金陵」の叉焼・焼肉
だんな特製 空心菜炒め
牛肉とわかめの韓国風スープ
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)

夕方に差しかかったあたりの時間に帰宅した途端、へなへなと動けなくなる私。なんか足が痛いんだよ、一体何したっけか……と記憶を辿れば、昨日、東京ドームを上に下に左に右にとかけずり回っていたのを思い出した。おおそうか、それの筋肉痛か!(ダメじゃん……)
 
ともかく疲れたのですもう動きたくないのです……と脱力していたら、だんなと息子が2人でお買い物に行ってくれた。夕飯についても色々考えてきてくれて(のみならず明日の朝御飯にも思いを馳せてくれていた!神!)、
「夕飯、叉焼とかはあるからー、これ炒めようと思います!」
と、空心菜を手にして帰ってきた。スープの材料も。
 
結局、今日の夕飯は座して動かず、お皿を出したくらいでほとんど何もせずに冷えたビールにありつく幸せに預かったのだった。
 
塩とにんにくが効いた空心菜の炒め物に、だんなが金曜に横浜で買ってきてくれていた「金陵」の叉焼と焼肉(皮つき豚バラ肉のロースト)。息子が大好物の牛肉入りのスープと炊きたて御飯。
 
もういい、何も食べたくない、と数時間前まで思っていたはずなのに、「あらやだ叉焼美味しい」「豚バラも美味しい」と、ビールと共についつい箸が進んでしまった。せめてもと、白い御飯を食べるところは控えめに。