食欲魔人日記 07年01月 第3週
1月15日 月曜日
急遽「三下鍋」を煮る
磯辺焼き
抹茶入り玄米茶

朝御飯の事をな〜んにも考えずに帰宅した昨夜。冷凍御飯がちょびっと残ってるだけで、パンもないしうどんもないし、これは朝起きたらパン屋さんかドーナツ屋さんに自転車こいで買い出しに行くかな……と思っていた。が、救いの神は冷蔵庫の中に。お正月の切り餅がまだ少し残っている。

「磯辺焼きでいいですかー?お醤油と海苔のお餅」
という声に異論がどこからも出るはずもなく(なぜかみんな、このシンプルな餅が大好き……)、1人2枚の磯辺焼きで朝御飯。昨夜は皆で9時過ぎには寝ていたにいも関わらず、疲れがまだ抜けきっていないようで息子は眠そうな目をこすりながら登校していった。家族全員、全くケアせずに日差しの中スキーしてしまったので、うっすら色黒状態。

「vanilla beans」の
 ガレットショコラ
 サブレココ
紅茶

週末遊びまくった分、今日はせっせとお仕事。ここ最近、しょっちゅうCMで予告が流れている映画「マリー・アントワネット」を是非見に行きたいと思っていて(ゴテゴテしたあの時代のドレスを見るのが大好き、そしてやたら登場するのだというケーキの類も気になるところ)、公式ページをうっとり眺めていたらお菓子が食べたくなった。で、お昼御飯はお菓子数個。

年明けに福袋が買いたくて買いたくて、でも大混雑のデパートなどに出かける気力は全然なくて、そしてネットサーフィンしていて「じゃあこれ買ってみよう」と試しに申し込んでみたのがvanilla beansの「【送料0円福袋】楽天ランキング1位の1日で9000完売超人気ショーコラにふわふわやさしいチーズケーキいろいろ楽しめて全部でなんと34個も入って送料0円衝撃のポッキリ価格!!横浜スイーツ幸せ福袋【スイーツ年賀年始】」(多分これが品名……)という福袋。

ガレットショコラ2個
ガレットプレーン2個
フィナンシェアーモンド2個
フィナンシェショコラ2個
サブレココ7個
サブレショコラココ7個
ショーコラビター3個
ショーコララムレーズン2個
ショーコラエスプレッソ3個
フロマージュ2個
生チョコレート4粒 2袋

という内容で、送料込み3500円というのは通常価格のおよそ半額なのだそうだ。これだけ入ってその値段だったらちょっと嬉しい。美味しければラッキー、くらいの気持ちで買ったのだけれど、これがなかなかどうしてちゃんと美味しい焼き菓子ばかり。バターがしこたま入っていると感じられるガレットやフィナンシェ、ココナッツのサクサクとした食感が心地よいサブレココも好みな味だった。甘い物は好きだけれど、濃厚な味の焼き菓子は日にそう何個も食べられるものではなくて、夕食後に家族で食べてみたり、おやつに息子と1袋ずつ食べてみたりでゆっくり消費されている。

このお店の名物なのであるらしい「ショーコラ」のラムレーズン味は、バターサンドのような感じ。ビスケットよりも軽い食感のクッキー生地にレーズン入りのホワイトチョコレートクリームがサンドされていて、甘さも食感もとても好みだった。
今日のお昼にはダージリンティーを淹れて、ガレットショコラを1個とサブレココを1枚。

三下鍋
わかめと豆腐の味噌汁
宮崎地鶏の混ぜ御飯
麦茶

自家製ミートソースが冷蔵庫内に残してあるし、今日はベシャメルソースを自家製してラザーニェにでもしようかなと。焼いた鶏肉をトッピングしたサラダとコンソメスープでも用意すれば良いなと食材買って来たのだけれど、いまいちラザーニェという気分ではなくなってしまった。明日の夕御飯用に鱈も買ってきたので、今日はこちらを使ったものにしようかなと迷っているうちに、だんなから「今帰る」の連絡が。

スキーで頑張りすぎたか、スキー宿で一晩暖房の効いた部屋にいたせいか、それともどこかで貰ってきてしまったか、今日一日風邪気味ぽくてつらかっとのこと。
「今日はもう何も食べないで寝ようかなって感じだから、適当に君たちだけで御飯食べていいよー」
と言われたのだけれど、そういうわけにもいかないと、急遽ありもので「やさしい感じの夕御飯」を用意することにした。手っ取り早く栄養がとれるようにと、混ぜ御飯とお味噌汁、そして「三下鍋」という鶏のだしを効かせた根菜の煮物。鶏と大根と人参を戻した干し海老と一緒に老酒入りの鶏スープで煮込み、塩と砂糖で味をつけた煮物だ。すごく簡単で、でもシンプルながら深い味の煮物になるので、大根が美味しくなる冬になると恋しくなる料理のひとつ。

混ぜ御飯は、昨夏の宮崎旅行の際、お土産にと空港で買ったレトルトパックのもので、炊いた2合の御飯に混ぜるだけのもの(こんなの)。けっこうな値段の混ぜ御飯の素だったのですんごく美味しいかなと思ったのだけれど……案外普通の味だった。こだわりの地鶏を使っているらしいのだけれど、その肝心な肉からは調味料の味しかしなくて今ひとつ。

それでも、
「ん、夕御飯食べたらちょっと楽になった……かな?」
と言いつつ、だんなが寝床に向かって行ったので、とりあえずはひと安心。ラザーニェは明日か、それとも明後日か。

1月16日 火曜日
GALA湯沢ののおみやげバームクーヘンは中身までこんな感じ
ミルクブレッド
ココア

昨夜、だんなは一晩中苦しそうに唸っていて、風邪は今ひとつ良くなっていないようだった(というか、悪化している模様だった)。今日の朝も起きてこられず、息子と2人で朝御飯。週末に2日家を空けていただけなのに、室内がすっかり冷え切ってしまっていたようで、ストーブを消している夜間のうちに家中がしんしんと冷えていた。
「……うう、寒い……ココア飲む?今日はココアにしようか?」
と息子に声をかけ、久しぶりにココアの準備。

DEAN & DELUCAオリジナルココアをもっぱら愛用中なのだけれど、今日は友人がヨーロッパ旅行のお土産にくれたスイスのチョコレート屋さんLindtのココアを使ってみた。DEAN & DELUCAのよりかなり色が濃いめの、濃厚な味。いつも通りに砂糖と一緒に熱湯で練ってから熱い牛乳を注いだのだけれど、「ココア」というより「ホットチョコレート」に近いような深い味のココアになった。……おいしい〜。

リンツはLindor(リンドール)のビター味が大好物。1粒が大きい丸いやつじゃなくて、板チョコサイズの小さなものが大好きで時々無性に恋しくなる。……さて、そろそろバレンタインデーの事を考えなければいけない時期がやってきたのだけれど、今年はどうしよう。「私も一緒に食べるチョコ」という視点で、思いっきり真剣に選んでみようかな。ここは一発、今をときめくPIERRE MARCOLINIでしょうか。私としてはPIERRE HERMEのトリュフも捨てがたいものがあります。

モツ煮込み
三下鍋
わかめと豆腐の味噌汁
宮崎地鶏の混ぜ御飯
麦茶

だんな不調につき、家で療養中。
「……でも、チャーハン食べに太閤園に行くの?」
と聞けば、今日はさすがに無理だという。太閤園に行くのが無理なほどの風邪とは、いよいよ大変な風邪なのであるらしい。
「……じゃ、じゃあ、風邪でも食べられる料理ってことで、カレーとか?ナイルカレーのルーを買ってきてあげようか?」
その提案には、だんなの顔がぱあぁぁぁぁと輝いた。カレーはOKらしい。

で、カレーは夕御飯にすることにした。息子も一緒にカレーにして、ハンバーグとかゆで卵のトッピングをすれば良いではないかと。買い出しには午前中のうちに行ってきたけれど、お昼御飯は我が家にあったありもので適当に軽く済ませることにした。ちょうど2膳分くらい残っていた混ぜ御飯に、昨夜の煮物、冷蔵庫の中に残してあったモツ煮込みなどなど。昨日「あれ?あんまり美味しくない?」と思った混ぜ御飯は、今日になってみると味が馴染んだのか割と美味しくなっていた。

ハンバーグカレー ゆで卵乗せ
クラムチャウダー
葉野菜のサラダ
麦茶

GALA湯沢のバームクーヘン
コーヒー

我が町にあるカレー屋さん、「高円寺ナイルカレー」は、小さいけれど人気のお店。カレーメニューのテイクアウトも可能だけれど、「ルーのみ」の販売もしてくれる。容器代が実費で数十円必要なので「タッパーかお鍋を持参いただければ」と、鍋持参大歓迎なのだそうだ。で、昼頃に
「すみませぇん、ポークカレーのルーを3人前……近くで買い物してくるんで、また後で寄ります」
と、タッパー持って伺って、3人分のルーをいただいてきた。1人分、たったの400円だ。手間暇かけて作られた美味しいカレーのルー(豚肉ごろごろ♪)が1人前400円!スーパーでレトルトカレーとか買うのが嫌になる素敵な価格だ。すばらしい。

で、せっかくだからと、その店の人気メニューの「ハンバーグカレー」を真似して、分厚いハンバーグを作ってカレーに乗せる。ゆで卵もスライスして飾って、お店で食べるのと同じような外見にしてみた。体調不良の時くらい好物を作ってあげたいなと、スープはだんなが大好物のクラムチャウダーを。ベビー水菜とサラダ菜とリーフレタスを適当に混ぜたサラダも添えた。

チャウダーは、手元にあったチャウダーのルーを使ったので少しらくちんだったのだけれど、それでも酒蒸しした殻つきのあさりから殻を外して、蒸し汁を漉してスープに加えて……と、それなりの手間が。ハンバーグも作り御飯も炊いて、となると、カレーはあるものの作業の内容は「ハンバーグ定食作り」と変わらないことに気がつかされる。

「カレーなら食べられる」
と断言しただんなは、ついいつも通りにでっかいサイズで作ってしまったハンバーグも綺麗に食べてくれ、クラムチャウダーにも喜んでくれた模様。コーヒーでも飲むかい?と、食後に美味しいコーヒーを淹れてくれた。じゃあコーヒーのお供にと出したのは、ガーラ湯沢で買ってきたバームクーヘン。しっかりとガーラ湯沢模様の模様がついているバームクーヘンで、なかなか壮観だった。味はまぁ、普通のバームクーヘン。

1月17日 水曜日
ラザーニェ、息子が作ってくれました
チーズトースト
クラムチャウダー
カフェオレ
りんご

「今日は選択肢がいくつかあります。御飯とお味噌汁、んで、鰺の干物。昨夜のクラムチャウダーと、パン。もうひとつ、それら全てを無視して、あえて餅」
"あえて餅"って言ったらどういう顔をするかな?と、だんなの目にいたずらな光が一瞬浮かんだけれど、その口からは
「……クラムチャウダーだなぁ……」
という答えが。そんなにお好きですか、クラムチャウダー。

久しぶりにチーズトーストにしようかと言うとと、息子がおおいに喜んだ。俺も俺もとだんなも声をあげて、今日は親子3人チーズトースト。りんごも剥いて、だんなには美味しいコーヒー淹れてもらっての朝御飯。今回、初めてチャウダーのルーというのを買ってきてみたのだけれど(←本当はホワイトシチューのルーを買うつもりで、たまたま安売られていたそれを買ってきてみた……)、案外美味しいかも。魚のだしが効いているようなので、「コーンチャウダー」などを作るにしても魚介味になってしまいそうだけれど、使いようによっては簡単に色々楽しめると思う。

パエリア
紅茶

冷凍庫の中に、1人分ずつ小分けしておいたパエリアがまだ2包みばかり。それは昨年の秋にコストコで買ってきたもので、1000円もしなかったそのパエリアは本当に巨大だった。息子と2人で食べて全然なくならなくて、残りを小分けして冷凍しておいたのだ。長細い容器の長辺は、50cmくらいもあるんじゃないかと思われるボリュームだった。

「……まだある……」
と、気になっていたそれを1つ解凍して紅茶と共に。表面にこれでもかと黒オリーブが散らされたパエリアで、イカや貝、海老などもしっかり入っている。コストコで売られているものは何かと単位が大きくて、買い物をするとその後数ヶ月(もしかしたら1年以上も)「コストコで買った何か」が家の中に置かれることになるのだけれど、パエリアもそのひとつだったりした。

他には食器洗浄機用の洗剤(3kgくらいの巨大箱……)とか、衣類用洗剤(これもマツキヨとかで買ってくるサイズのほぼ倍……)とか、ジップロック(袋ものが100枚単位……)とか、我が家では毎日最低3〜4回は「コストコで買った何か」を今現在も愛用中。

葉野菜のサラダ
鶏肉の塩焼き
ラザーニェ
コーンスープ
スプマンテ

「たっだいまー!」
今日も元気に帰ってきた息子が、慌ただしくランドセルを置いた後、
「お願いがありまーす!」
と宣言した。
「今日の夕御飯は、ぼく一人で作りまーす!……だから、作り方を教えてくださーい!」
と。……えええ??

突然にそんなことを言われても、とも思ったのだけれど、今日の夕飯はラザーニェにしようかなと思っていた。それなら自家製ミートソースの残りが手元にあるし、ベシャメルソースを作るだけなら、横から手伝ってあげれば息子にもなんとかなるかも。

「全部ってことはさ、スープとかも作らなきゃいけないわけよ?作れる?」
「作るよ、コーンスープを作るよ!」
と、他の献立も一緒に考えて、息子がなんとか一人でやっていけそうなものを決めた。夕方、一緒に台所に立つ。息子の手が届かない材料や器具だけは私が出してやって、あとは口だけ出して手は出さないようにしてみた。

「まず、材料をはかっておきます。お鍋をハカリに乗せて、それから電源入れて……そうそう、そしたら、バターを30gになるように入れます」
「次はー……そっちのボウルをハカリに乗せて、んで、電源入れ直して、そしたら小麦粉を30gになるように入れます」
子供のやることなので、牛乳が飛び散ったりこれがあっち行ってあれがこっち行ってと、常以上に大変なことになる。

「で?この粉をバターに全部入れちゃうの?」
「まだ!まだです!次は牛乳を、このカップの400の目盛りまで入れてね」
「そしたら、牛乳を粉に入れちゃっていいの?」
「まだ!まだです!」

どんどん先に進もうとする息子を制して、動作のひとつひとつの意味を説明しながらベシャメルソースづくり。息子にはまだその作業の流れが意味するところなどはわからないかもしれないけれど、それでも粉とバターを丹念に馴染ませた後に冷たい牛乳を加え、混ぜながらゆっくり加熱してちゃんと綺麗なベシャメルソースが仕上がった。ラザーニェに仕立てていくのはさすがにちょっと手間なので私も一緒に手伝ってやり、あとはオーブンに入れるだけ。クリームコーン缶を使って、スープもできた。ミニサイズのスキレットをコンロにかけて、トングを使ってひっくり返しつつ、鶏の塩焼きも作った。

口は出したし、手も少しばかり出してしまったけれど、でも、息子が作ってくれた夕御飯。ラザーニェは美味しく焼き上がったし、スープも鶏の塩焼きもちゃんとできた。サラダも息子が盛りつけてくれた。

「塩をつまんで、パッパとふる」などということはまだまだ難しいようで、鶏肉には塩の塊がそこそここにあったし、スープもうっすら濃いめの味つけ。それでも、ベシャメルソースはちゃんとベシャメルソースだったし、美味しいラザーニャ。あと何年かしたら、
「いいよお母さんは風邪なんだから寝てなよ、僕が作ってあげるからさ」
なんて事態になったりするのかしら、と、お母さんは今からちょっとわくわくしている。息子よ、今日はどうもお疲れさまでした。(でもなぜ突然に今日だったんだろう……?)

1月18日 木曜日
近所の安焼き鳥屋に
海苔バタートースト
紅茶

残っている食パンを食べてしまわなきゃということで、私とだんなは「海苔バタートースト」。バタートーストに焼き海苔1枚乗せれば良いだけの、ただそれだけのものだ。でも何だか美味しい。息子には
「トーストならチーズ!チーズトースト!」
とのことなので、彼だけチーズトーストを用意してやった。でも、私とだんながパンに乗せている海苔が気になって仕方がない様子。

「……チーズと海苔は、相性悪い?」
ぼくには海苔がないのか……という風に呟いていたので、いや、いいんじゃない?チーズと海苔も悪くないと思うよ、と、息子にも海苔をサービスで2枚渡してやった。というわけで、家族全員、黒々としたトーストの朝御飯。

エースコック「豚とろ からしマヨネーズ焼きそば」
麦茶

正月明けからしばらく、「こんなに余裕があっていいのかなー」というほどに暇な日が続いていたのだけれど、いよいよ忙しくなってきた。今日は山のように仕事があって(そして多分明日も来週も……)、朝から必死でお仕事。昼もお仕事。結局夜までお仕事していた。

昼御飯は、「とにかく何か食べられるものを」と買い置きのカップラーメンを探してみる。多分だんなが買ってくれたものと思われる、「エースコック 豚とろ からしマヨネーズ焼きそば」が2個出てきた。多分1個は私用で1個はだんな用だ。2個あるということはそういうことだと思う。
「……1個食べちゃったら、怒るかなー?」
と、思いつつ、空腹に耐えかねて食べちゃうことにした。ソースの袋とふりかけの袋以外に、レトルトパックとマヨネーズパックがついてきて箱の中はなかなか大変なことになっている。どれを入れるの?どれも入れちゃダメなの?と説明文読みながら、湯を注いで湯を捨てて、あれこれ混ぜて、やっと食べることができた。

不器用な私にとって、昨今の「ジェット湯切り」とかいうネーミングの各社の工夫は本当に素晴らしい。学生の頃から、何度カップ焼きそばの麺を台所のシンクに落としてしまったことか。今の焼きそばはそういうことがまず起こらない親切設計。素晴らしいことだ。
カップ焼きそばそのものが久しぶりだけれど、今日食べたのは初めての味のもの。レトルトパックに入っていたのは豚バラの甘辛煮で、ベースは普通のソース焼きそばのようだけれど、添えられてくるのは辛子マヨネーズ。甘かったり辛かったりマヨネーズだったりと、色々大変なことになっている焼きそばだった。
「うっわぁ、すごいジャンク味……」
と、ある意味感動。お腹はちゃんといっぱいになった。良かった良かった。

「一の酉」にて
 豆腐サラダ・焼き茄子
 鶏煮込み・つくねのおろしポン酢和え
 焼き鳥(とりわさ・つくね・そり・銀杏・皮・ぼんじり・手羽先・にんにくま・首モツ)
 ねぎま塩丼
 生ビール
 焼酎ロック

昼御飯を色々と努力した甲斐なく、全然仕事が終わらない。夕方になってから
「ごめんなさい、ぜんっぜん御飯の支度とかできそうにない……」
とだんなに泣きついた。だんなが帰宅するぎりぎりの時間まで仕事を続け、駅近くの安焼鳥屋で落ち合って、今日は焼き鳥。
小皿料理をいくつか頼み、焼き鳥も色々注文。息子も一緒につくねやチーズ乗せの正肉、鶏うどんなどを注文して楽しんでいた。

この店、とにかく安くて(チェーンなのかな?と思ったらチェーンで、「養老乃瀧」グループ……そりゃ安いわね……)、焼き鳥は1本105円。それでも駅前の総菜屋さんで買ってくる焼き鳥よりは美味しいし、しかもそれよりも安い。ここ数年、私の中で密かなブームの「ぼんじり」(尾骨の周りの肉。つまりお尻の肉)がメニューにあるのが嬉しかった。皮とはまた違う、プリプリプルプルした食感が良い感じ。

ちゃんとレアな感じに火が通ったささみも食べ、最後にはモツらしい味の「首モツ」(食道の肉だそうで)や、香ばしさがたまらない「にんにくま」などもつつきつつ、シメに「ねぎま塩丼」。1本105円の「ねぎま」が4本乗っていて420円という、「御飯とか海苔の分、サービスされた価格なんだ……」というミニ丼だった。

冷蔵庫の中の「食べちゃわなきゃいけない鱈の切り身」の存在がすごく気になりつつも、ここ数日無性に食べたくなっていた焼き鳥が味わえて、満足。
仕事がんばろ……。

1月19日 金曜日
初挑戦のおかず。美味しかったです。
青鰺の干物
豆腐とわかめの味噌汁
御飯

買い置きの青鰺の干物が、冷凍庫内にまだまだ10尾単位で残っている。これを食べなきゃなとずっと気になっていたので、今日は起きるなり2尾の青鰺の干物をガスコンロのグリルに並べ、火をつけた。御飯と味噌汁で、久しぶりの和風の朝御飯。しまった、冷蔵庫の中に春菊もほうれん草も入っていたよ、おひたしにでもすれば良かった……と思い出したのは、鰺もすっかり焼き上がった後。それなりのサイズの鰺なので、2尾を3人で分けて食べた。

適度に身がしまっていて、でもしっかり脂の乗った干物はやっぱり美味しい。

「vanilla beans」の
 フィナンシェアーモンド
 サブレショコラココ
ミルクティー

今日も昨日に引き続き、朝からずーっとお仕事。100枚単位の写真のトリミングと縮小を繰り返して、かなり疲れた。自動処理できるところはしているのだけれど、どうしても「力仕事」的なところはある程度あるもので……終わらない。

昨日に増して時間がなかった昼御飯は、先日どっさり届いて未だにたくさんあるvanilla beansの焼き菓子から、フィナンシェとココナツ味サブレを1つずつ。フィナンシェはいかにもバターたっぷりという風な、ずっしりと重いもので、手にするとしっとりとしている。1個で充分食べ応えを感じるフィナンシェをつまんだ後、フィナンシェより幾分か甘さ控えめのサブレをつまむ。あと2時間もしたら息子が帰って来ちゃうわぁと思いながら、これだけは丁寧にちゃんと淹れた紅茶飲みつつ、飲み食いしながらお仕事。

ラスク・枝つき干しぶどう
鱈と白菜、ニラの中華風炒め
なめこの味噌汁
羽釜御飯
甘酒たくあん・悪魔の塩昆布
ビール(キリン一番搾り・一番搾り黒生のハーフ&ハーフ)

「ドゥリエール」のミルクレープ(ゼブラ)
カフェオレ

ここ数日来の懸案だった「鱈」を調理して食べちゃいましょうということで、ちょっと意表をついて中華炒めにしてみることに。

当初の予定は、生姜や葱を添えた「香り煮」か、もういっそ「たらちり」かなとも思っていたのだけれど、レシピを眺めているうちに炒め物の方が野菜をたっぷり摂れるかなと考えた。ケンタロウさんのレシピの「中華風炒め」は、白菜、ニラ、うずら卵と共に鱈を炒め合わせるというもの。

一口大に切った鱈に小麦粉はたいて両面焼きつけて中まで火を通しておき、刻み生姜、刻みにんにくなどと共に炒めた白菜やニラに、最後の方で合わせる。味つけは、オイスターソースと酒と塩胡椒。豆板醤と唐辛子も入るので、ちょっとピリ辛な炒め物になるらしい。レシピそのままで作ったら息子が涙目になりそうだったので、唐辛子は抜きにして豆板醤をかなり控えめに(でも入っているとわかるくらいに)入れてみた。その分塩味をはっきりとつけたのだけれど、これが簡単な割になかなかどうして良いおかずに。鱈の炒め物もというのも美味しいなぁと、改めて思った。

息子の音楽教室から帰ってきて慌ただしく準備した夕御飯だったので、あとはなめこの味噌汁と羽釜御飯、ありもののお総菜の数々だけ。息子にせがまれて今日買ってきたラスクと、クリスマス時期からまだなくならない枝つき干し葡萄をビールのアテに出し、あとは美味しいたくあんと、美味しい塩昆布。

「これ、"悪魔の塩昆布"です」
という言葉と共に渡された、いただきものの塩昆布は、大阪「神宗」(かんそう)のもの。私は元々塩昆布はさほど好きなものではないのだけれど、このお店の塩昆布だけは食べられる。というか、美味しい。素晴らしく美味しい。あまり塩っぽくなく、かといって甘ったるいわけでもなく、透き通るような山椒の香りにこっくりした旨味が箱一杯に染み渡っているような塩昆布で、宝物のように食べている。
メインのおかずは1種類だけの夕御飯だったけれど、なんだか「御飯のお供」が多くなっちゃって、結局家族全員御飯をお代わりしたのだった。

食後に、だんなが買ってきてくれたミルクレープ。「ゼブラ」は、クリームの他にチョコレートもサンドされたミルクレープで、プレーンなミルクレープとは違った美味しさがある。久しぶりにドゥリエールのケーキを口にできて、幸せな金曜の夜。

1月20日 土曜日
沖縄料理屋さんで中味イリチー。モツたっぷり。
「サンジェルマン」の
 コーンパン・コーンマヨパン
カフェオレ

「なんで私、コーン系のパン2種類も買ってるんだろう……」
朝、オーブントースターでパンを温めようとして、初めて気がついている私。そんなにコーンが恋しかったのかなぁと思いつつ、今日の朝御飯はコーンパンとコーンマヨパン。どっちも大好物だ。

御茶ノ水 「キッチンカロリー」にて
 チキンたつた鉄板焼 \820
 とん汁 \150

今日はお昼過ぎにお出かけ。だんなが午前中都内で用事があるそうで、昼過ぎに待ち合わせして一緒に昼御飯を、ということに。夜は夜で、新宿で飲む予定。

スキーの小物を少し買い足したいこともあって、神保町のスキー街近くが良いねと御茶ノ水で待ち合わせすることにした。御茶ノ水ならここでしょー、と、「キッチンカロリー」に向かう。前回に来たのはもう5年も前のこと、まだ3歳になっていなかった息子を連れて来た。初めて来たのは更にそれから数年前の事で、だんなに連れてきてもらったのだった。神保町は高校生の頃から足繁く通っていたのに、書泉ブックタワーのすぐ近くにこんな素敵な洋食屋さんがあったなんて、だんなが教えてくれるまで全然知らなかった。安くて良いお店。学生さんの懐にも(そして胃袋にも)きっと優しい。

このお店の名物は、なんと言っても「カロリー焼き」(こんなの)。牛肉と玉ねぎのガーリック醤油炒め、ワイン風味、という感じのもので、洋食のようでいてどこか和風の感じも漂う炒め物だ。この牛肉炒めがミックスベジタブル、太麺のスパゲティと一緒になっていて、それが「カロリー焼き」。「カロリー焼き」のみのメニューもあるけれど、そこに更にハンバーグはフライものが追加されたメニュー展開される。ライスがセットで650円〜900円ぐらい。とん汁は別注文で150円(当然つける)。明治大学が近くということもあって、やっぱり学生さんに人気らしい。

私は、チキン竜田とカロリー焼きがセットになった「チキンたつた鉄板焼」を、だんなはトンカツとカニクリームコロッケとカロリー焼きのセット「カツジャンボ鉄板焼」(\820)を、息子はチーズハンバーグとカニクリームコロッケ、フライドポテト、ミックスベジタブルが盛り合わせになった「チーズハンバーグステーキ」(\730)を。前回来た時は、息子にとん汁や御飯、おかずを自分の皿からせっせと分けてあげてたんだよねぇ……と少し感慨深くなりつつ、今回は1人1セット注文だ。

「はい!4名さま!……ちょっとお待ちくださいねぇ、今満席で!そこのドア、段差あるんで出られてその下で待っていてください!」
「おつぎ2名さま!そちらあいたんで、おまたせいたしました!はい、どうもありがとうございましたぁ!」
店内中に響き渡るフロアのおやじさんの声がとにかく大きくて、なんとなく急かされる気分にはなるものの、「昔懐かしい、学生街の洋食屋さん」然とした料理は幸せな味だった。ごろごろと3〜4切れ盛られたチキン竜田にカロリー焼き、そして上品なレストランの1人前くらいはあるかもしれないスパゲティ。それらをおかずに、白い御飯、具沢山のとん汁。

「カツジャンボが食べられなくなったら、もう年かな、って思うけど……」
うん、普通に食べられたよ、御飯大盛りでもいけたかなぁ、と、だんなは笑っている。ちなみにカツは、なかなかの大きさだ。息子はさすがにハンバーグとコロッケと御飯と麺の全てを食べきることは難しかった様子。最後、麺だけ手伝った。

この店に来ると、たいてい地下に通されることが多かったのだけれど、今日は1階の入り口ドア近くの席。前に来た時には地下で食べたんだよ、覚えてる?と息子に聞いたら首を左右にふって、
「すみません、地下、降りてみてもいいですか?」
と、店を出る時におやじさんに話しかけていた。

「いいよぉ!うん、下、気になるよなぁ!」
と頷かれ、地下を一周探検し、
「なんか、見覚えあるかもしれなかったよ?」
と戻ってきた。

ちーっちゃい店で、その店構えもこの10年は変わってないという感じなのだけれど、何だか良いのよねぇ。
どこかの批評で「わざわざ行くお店ではないけど、神保町で青春を過ごした人には懐かしいお店」とあって、確かにそんな感じ。若いうちに行っておきたい(いや、私もう若くないけどさ……)お店。息子が10年後くらいに
「ここさぁ、おやじに連れてきてもらったんだよ、まだあるんだなー」
なんて言いながら食べにきそうな、そんな感じ。

新宿 「ナビィとかまど」にて
 中味イリチー \735
 島豆腐厚揚げ \630
 すくがらす \315
 スーチカー \735
 パリパリティビチ \630
 フーイリチー \735
 泡盛カクテル(ちょんだら〜) \683
 泡盛1ショットセット(春雨・守禮・残波) \1000
 泡盛(咲元古酒ゴールド) \682
だらだら飲んできました
神保町では、現在「雪だるまフェア」開催中。スキー街から古書街のそこここに雪だるまが出没していて、人気投票をしていた。雪だるま眺めつつ、スキー用のネックウォーマー買ったり、予備の手袋を買ったり。嬬恋村から持ってきた雪で公園に雪遊び広場やソリ体験コーナーまでできていて、息子はそこで遊んでみたり。新宿に移動した後は、夕方早めの時間にナビィとかまどに移動して、今日は「泡盛をたっぷり飲みましょう」の夕御飯。食べ物はさほど取らず(息子には沖縄そば)、料理を少しずつ注文して、あとは泡盛をせっせと飲む。

最初に飲んだのは、オリジナルカクテルの「ちょんだら〜」。パッションフルーツジュースがベースの泡盛カクテルで、綺麗なオレンジ色をしていてほんのり甘い。次には1ショットの3種セット1000円の泡盛(リストに載った30種類くらいの中から好みのものを3種選ぶ)から、「春雨」「守禮」「残波」を。リストには、「オリジナルテイスティングチャート」なるものが載っていて、泡盛の味わいを縦軸「強い・華やか・複雑」(上)←→「控えめ・穏やか・シンプル」(下)、横軸「軽やか・爽やか・シャープ」(左)←→「濃い・熟している・複雑」(右)と分けてそれぞれの泡盛がそこにマッピングされている。「春雨」は第一象限(右上)にあたる「熟」の種類で、「守禮」は第二象限(左上)にあたる「薫」、「残波」は第三象限(左下)にあたる「爽」ということで、それぞれ別の傾向のものを選んでみた。ちなみに第四象限(右下)は「醇」だそうで。

「バナナのような香り」と紹介されていた「残波」は、確かにとても軽い感じ。フルーツの香りを感じる泡盛で、それに対する「春雨」「守禮」はとても重々しくどっしりと、深い味のもの。
「……でも、春雨と守禮の違いがいまいちよくわからない……ストレートだからかなぁ……」
などと言いつつ、料理のあれこれをつまんだ。何度か来ているお店なので、「なるべく食べたことのないものを食べてみようということで、いろいろと。

「中味イリチー」は、モツの炒めもの。椎茸と糸こんにゃく、そしてたっぷりのモツの塩味炒めだ。しっかりめに塩味がついていて、上から七味唐辛子がかけられている。固めの島豆腐の自家製厚揚げに、「すくがらす」は小魚(アイゴの稚魚)の塩漬け。体長ほんの3cmほどの平べったい銀色の小魚はかなり塩気が強くて、泡盛の良いアテになった。あとはスーチカー(塩漬け豚バラ肉)に、ちょっと不思議な「パリパリティビチ」(でーっかい"羽"つきの揚げティビチ。羽は、豚足のコラーゲンが溶けて広がってパリパリになったもの、みたい)と、シメに優しい味のフーイリチー(お麩と卵の炒め物、ランチョンミート入り)も食べた。

私たちにしては珍しく、麺ものも御飯ものも注文することなく、すっかり酔っぱらって御機嫌に帰宅。色々と実り多き1日だった。

1月21日 日曜日
ジンギスカン熱、盛り上がりて
ホットサンド(こんたまちー)
カフェオレ

昨日の夜、新宿で寄ったパン屋さん。
久しぶりにホットサンドが食べたいねと、売り場に並んでいたスライスされていない食パンを手にとって「スライスしていただけますか?サンドイッチ用に」とお願いしてみた。お店のおねぇさんは「どの位の厚さにしますか?耳は落としますか?」と聞いてくれたのだけれど、
「サンドイッチ用なので10枚切り……いや、できれば12枚切りの厚さにしてください。耳はつけたままで」
の答えに対して、「1.5斤の食パンを12枚にカット」してくれちゃって……中途半端に分厚いパンが手渡されてしまったのだった。「12枚に切って」じゃなくて「12枚切りの厚さにして」だったのだけれどなぁ……(だから1.5斤のパンだったら18枚になるはず……)。ちょっと悲しい。

「というわけで、ホットサンドにはちょっと分厚いわけですが」
「無理無理やっちゃいますかね……食べたいし……」
と、ちょっと無理めのホットサンド。具はいつもの「こんたまちー」(コンビーフ&卵&チーズ)だ。常以上に力をかけて、ホットサンドメーカーの蓋をぎゅうぎゅうと閉めた。めでたくも、無理めなパンが破れることもなく、具が端からあふれ出ることもなく、ホットサンドは美味しくできた。

「……つまりさ、1.5斤のパンを12枚に切ったってことは、いわゆる"8枚切り"のパンだったわけだよね」
「うん、それでもなんとかホットサンドには、なる、と」
「つまり、サンドイッチ用のパンが手に入らなかったら、無理無理8枚切りのでも良い、と」
「……うーん……」
それでもやっぱり、8枚切りのパンの厚さだと、すごくボリュームたっぷりな感のホットサンドになってしまう。やっぱり12枚切りくらいの厚さの方が嬉しいなぁ。

「ケンタッキーフライドチキン」にて
 オニオングラタンスープ
 フライドチキン
 ビスケット
発泡酒(ぐびなま)

家族で近所のスーパーにお買い物。
「あのねぇ……私、一昨日くらいから"ジンギスカン心"が芽生えちゃってしょうがないんですけど……」
とだんなに提案したところ、半ば苦笑いしながらも「じゃあ今日はジンギスカンにしましょうか?」と。幸い、冷凍庫には先日蟹と一緒にセットで買ったジンギスカン用のラム肉が300gほど入っている。最近はお肉屋さんのショーケースにも薄切りラム肉を見るようになってきていて、幸いそれも手頃な価格。追加でラムを買い、
「ついでにサムギョブサルしない?豚バラ焼いて、葉っぱにくるんで喰うの」
というだんなの提案のもと、薄切りバラ肉も購入。

あとさあとさ、おでんも恋しい……ほら、お義母さんから大根もらったばっかりだし……と、今度は練り物コーナーを見に行ったところ、折良くワゴンの冷蔵ケースで練り物バイキング開催中。色々種類もあり、なかなかお安くもあり、
「神様のお導き〜!」
「明日はおでんに決定!!」
と、明日の晩御飯まで決まってしまった。買い物籠の中身は、「いかにもなおでんの材料セット」と「いかにもなジンギスカンセット」。

昼御飯は、軽くでいいねと、ここしばらくじわじわと「なんか食べたい、なんか恋しい……」と思い続けていた、ケンタッキーフライドチキン。季節商品のオニオングラタンスープと、大好物のビスケット、そしてチキンを1つ。オニオングラタンスープはちゃんとオニオングラタンスープの味がして、何ヶ月ぶりかの(もしかしたら1年ぶりくらいかの)フライドチキンとビスケットも嬉しかったりした。相変わらずの味で、ほんとに時々「食べたくなるなる」な気持ちになる。一度食べれば「もう2ヶ月はいいや」という気分にはなるのだけれど。

……で、「フライドチキンにはビールでしょー!」と、そこがスーパーのフードコートであることを良いことに、スーパーで買った発泡酒持ち込んで、だんなと半分こ。それもすごく幸せだった。

ジンギスカン(ラム・もやし・キャベツ・にら)
レタス・サラダ菜
あがりラーメン
ビール(プライムタイム)

お買い物の後、だんなは1人慌ただしく義弟の家に向かっていった。数時間後に帰ってきた彼の手には、義弟が見つけて買ってきてくれたWii。あああ、買っちゃった、ついに買っちゃった、どうするの、どこに置くのー……と開けてみれば、本体は驚くほど小さい。無線ルーターくらいのサイズしかない。さっそく、併せて買った「はじめてのWii」に息子は夢中で、大人はというと「ファミリーコンピューター」「スーパーファミコン」時代のゲームをダウンロードして遊べる「バーチャルコンソール」が気になって仕方がない。「ゼルダの伝説」とか「アイスクライマー」とかできるんだなぁ……ちょっとやりたいなぁ……(でも仕事も山積みだしなぁ……)。

ともかくも夕御飯は「ジンギスカン心」を満喫させるべく、ジンギスカン。もやしは2袋、にらは2束、キャベツは1玉買ってきた。さぁ食えーって感じに野菜を大量に用意して、ホットプレートの中央で肉を焼きつつ、周囲で野菜を焼きつつ。だんな曰く、
「ジンギスカンと言ったら、ベルだよベルベル」
なのだそうで、ベル食品の「成吉思汗たれ」を買ってきた。以前他のメーカーのを買ってきたものよりも、甘さが少なくすっきりした味で良い感じ。野菜ももりもり食べられるねと、野菜もずいぶん平らげた。もやし2袋は食べきったし、にらは1束、キャベツは1/3玉くらい。最初に食べた味つきラム肉は、いわゆる「焼き肉用の肉」くらいの厚みのあるもので、追加に買ってきたのはしゃぶしゃぶにもできそうな薄切り肉。厚切りのも薄切りのも両方好きだけれど、今日食べたところでは薄切りの方が美味しかったかも。

シメにはジンギスカンチェーン「ヤマダモンゴル」を真似しての「あがりラーメン」。茹でた中華麺を、器に残ったジンギスカンだれをほうじ茶で薄めたものにつけて食べるというもので、これが不思議と美味しい。1人1玉は多かったので、親子3人で2玉を食べて夕御飯終了。うん、ジンギスカン良いよジンギスカン。もう大好き。