大根と油揚げの味噌汁
冷茶
昨夜、我が夫は歌っていた。
「明日は〜♪御飯あっため、味噌汁あっため、牛丼♪1人1パック♪」
……え、朝から冷凍牛丼1人1パックなんですか?
「食べるぅ〜♪食べちゃう♪」
……私はヤだなぁ。
で、1パックの冷凍牛丼を家族で分け合って食べた今朝の御飯。茶碗に1膳の御飯にはこのくらいが丁度良い。
吉野家の店で食べるのとほとんど変わらない味がする、吉野家製冷凍牛丼。1ヶ月ほど前にネットオークションで業者から落札し、その後更に安い業者を見つけてだんながあれこれと買っていた為、我が家の冷凍庫のほとんどは「冷凍牛丼保存庫」としての機能を果たしている。ちょっと恥ずかしいし、かなり怪しい。
今なら我が家に来客が20人来ても、全員に牛丼をふるまえそうだ。いや、ふるまわないけど。
納豆
御飯
大根と油揚げの味噌汁
冷茶
私は、近所のスポーツジムの平日昼間会員になっていたりする。んが、12月も1月も、それどころか7月8月あたりから行っていない。月会費だけが着々と支払われ続けるまま、半年くも私の会員権は放置状態だった。それじゃ、いかん。さすがにいかん。もうすぐ春だし。
先週1週間、息子のおたふく風邪で謹慎生活を余儀なくされていたせいもあって、何だか無性に身体を動かしたい気分になっていたので、「ひっさしぶりに泳いでこよう〜」と久しぶりのジムに行ってみた。いきなりエアロビクスでもやった日には明後日あたりに身体がボキベキバキガキになってしまう予感がするので、とりあえず今日は水泳だけ。午前9時過ぎのガラガラのプールでのっぺりのっぺり1時間くらい泳いで帰ってきた。
本音を言えばビールでも傾けて、鶏の唐揚げでもガーッと食べたい気分の昼御飯。それをしたら、せっかく動いた消費分以上のカロリーが補完されてしまいそうだ。仕方ないので、御飯に納豆、おひたしに味噌汁。「粗食だ!」とバシッと決めて、久しぶりの一人飯。
春菊はちゃちゃちゃっと茹でて揉み海苔混ぜてかつおぶしぶっかけて、だし醤油かけただけ。納豆は刻みねぎ混ぜてタレ入れて混ぜただけ、御飯と味噌汁はあっためただけ。それだけだけど、器がいくつか目の前にあると"充実した食事"っぽく見えなくもない。
居間の窓際では、お義母さんから貰った苺の苗が着々と実をつけ続け(去年ベランダで育てたら、見事に鳥のエサになってしまったので今年は屋内栽培)、立派な根つきだった香菜も植木鉢に植えて育ててみている。香菜はここ数日になってもしゃもしゃと葉が出つつあるところ。これで我が家、「いつでも香菜料理」状態に一歩近づいた。ちょっと嬉しい。
あさりのガーリックパセリバター焼き
牛すじの煮込み
わかめと葱の味噌汁
金時御飯
ウィンターエール、冷茶
昨日、1パック100円という素敵な値段のあさりを2つ買ってきた。今日のおかずは、ガーリックパセリバター焼きのあさり。常温で柔らかくしたバターに刻みにんにくと刻みパセリを混ぜ込み、あさりに散らしてオーブンに入れるだけ。
一昨日から煮込んだトロトロの牛すじ煮込みには刻み万能葱と七味唐辛子を散らし、昨日の残りの刺身も出しちゃう。味噌汁は、簡単にわかめと葱。
準備は万端なのに、7時半を過ぎ、8時半も過ぎ、だんなはまだ帰らない。一度「まだかかるから先に食べてて〜」と連絡が入ったものの、
「あさりは作りたてじゃないと美味しくないから待ってるよー」
と待ち続け、結局家族揃っての夕食は9時半になった。ま、たまにはこういうこともある。
ビールを1缶傾けつつ、牛すじ煮込みとあさりで乾杯。トロントロンになりつつある牛すじ肉も、にんにく山盛りのあさりも、どちらもビールが美味しくなる肴だ。あさりの殻でにんにく風味のバターの汁をすくっては、身と一緒につるんと食べる。ひととおり呑み喰いしたあとは、金時御飯とわかめの味噌汁。
さつまいもを銀杏切りにして一緒に炊き込んださつまいも御飯はほの甘くて良い感じ。
わかめと葱の味噌汁
金時御飯
抹茶入り玄米茶
何だか久しぶりの、今日は出勤。とりあえず自宅でやれる作業はちまちまとやっていたけれど、行ったら行ったでやることは盛りだくさんな予感がして、気を引き締めて起床する。
昨日3合炊いておいたさつまいも御飯を温め、味噌汁温め、あとは目玉焼きと日本茶。これで卵焼きとか青菜のおひたしなんかがあればサイコーだけど、和食な朝御飯はとにかく洗い物が多いのが難点だ。鍋だのフライパンだの細々した茶碗や箸など、けっこう大変。
それでも、ほくほくの芋御飯とあったかい味噌汁は嬉しいし、美味しいのだ。
紅ずわいの蟹茶飯
サバの塩焼き
牛肉といんげんのオイスターソース炒め
春巻・かぼちゃの挟み揚げ
切り干し大根の煮物
筍ときくらえげのピリ辛炒め
胡麻和え
緑茶
出勤途中の立ち食い蕎麦屋さんには、毎日昼近くになるとお弁当がやってくる。蕎麦屋と同じ経営母体のお弁当屋さんから、わさわさと100食分ほどのお弁当がトラックに乗ってやってくるのだ。トラックのやってくるタイミングが、大体私の出勤時間と重なっている。いつもせわしなく弁当を袋詰めしているところに「すみませぇ〜ん」と声をかけて買っていくのが常だ。560円のお弁当は、いつも違った献立で野菜もたっぷり、なかなか美味しい。今日は昼間も忙しいだろうと予想して、これを買っていくことにした。
おかずと御飯がそれぞれ別容器に入った弁当だ。いざいざ、と発泡スチロールの御飯器を開けてみると、今日は蟹入りの炊き込み御飯だった。何だかすごく得した気分。おかずはちょいと薄味のオイスターソース炒めやサバの塩焼き、切り干し大根や筍、南瓜の揚げたものなどなど。この微妙な凝り具合がどこか給食じみていて、私はここのお弁当が大好きなのだ。ボリュームがちょっとばかりありすぎるのが難点といえば難点だけど。
弁当を買っていって良かった、と思うほどに今日は忙しかった。教授も会計のシメだ会議だとバッタバッタとしている。
「あ、あのですねあのですね、1つずつ片づけていかないと頭がぐちゃぐちゃなんです」
「はい、そうですね、とりあえず私はこれをやっちゃいま……」
「ああっ、ほら、こうしている間にも私の頭はぐちゃぐちゃと、ぐちゃぐちゃと……」
「あ……先生……」
先生、ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ言いながら外に行ってしまわれた。教授の頭の中身を反映しているのか、研究室は恐ろしいほど書籍やプリントが累々と山になっている。まさに"魔窟"。一度片づけようと山を移動しようとしたら、微妙なバランスを保っていた山が見事に崩れてしまい、それ以来私は魔窟には手をつけないようにしている。最近はキーボードを置く場所すら怪しくなってきている。とほほ。
今日はだんなの帰りが早く、私が帰宅し御飯の準備もままならないうちに全員が家に揃ってしまった。
「ラーメンでも喰いに行く?」
「らーめえぇぇぇん♪」
「ぼくも、ぼくもらーめんたべるよー」
と、家族でラーメン。駅の近くに「旨麺(ういめん)」という名前のラーメン屋がある。わざわざ電車乗ってまで食べに行くことはないだろうけど、近所にあるとかなり嬉しい、そんな感じのお店だ。小綺麗で、そこそこ美味しい。
ラーメンは、すべて「らあめん」と表記されている。毛筆っぽい手書き風文字があちこちに踊り、壁にはその文字で"あいだみつを風"ラーメン詩のようなものが。どこかウェスタンチックな木製カウンターの内装と共に、一見すると「この店はハズレじゃないか」と私もだんなも感じてしまったものだった。メニューの文字が"狙った手書き風"の店は、どこかハズレが多いという経験がある。なんとなく。
が、それに反して、この店のラーメンはなかなか美味しかったのだった。とんこつと醤油と担々麺風の3種から選べるスープでラーメンやチャーシュー麺が並び、それとは別に「熟成らあめん」なるものもある。私はそれに刻みチャーシューをトッピング。杏仁豆腐つきのセットにしてもらう。
醤油入りとんこつスープといった感じのスープに、太めの縮れ麺のラーメンがやってきた。チャーシュー数枚にメンマ、青菜、海苔、刻み葱がトッピングされている。更に細かく刻んだチャーシューと葱をピリ辛に胡麻油で絡めたものが、上にどばっと。
スープはこってりしすぎず、さっぱりすぎもせず、するっと飲める喉ごしの良いもの。ケダモノ臭さは全くない、上品なスープだ。私としては、ちょっと物足りない気もする。何しろとんこつスープは、冷めかけると表面に膜が張っちゃいそうな、換気扇から店の外にケダモノ臭がぷんぷんと匂ってきそうな、ちょっとばかり下品な風合いのギトギトのものが好きだったりするので。そこに葱をぶわーっとぶっかけて啜るのがもうサイコー。いかん、福岡に行きたくなってくる。
それはそれとして何枚もチャーシューが入るラーメンは、なかなか食べ応えもあるし身体もあったまるしで、食べ終わる頃には身体中に熱がまわってすっかり気持ち良くなってしまったのだった。デザートの杏仁豆腐はココナッツミルクの味がして、柔らかいのにツルリとした好みな食感。
今ひとつ物足りないなぁと思いつつ、でもまたきっと行ってしまうのだ。
帰ってから食べたものは、翠江堂のいちご大福。だんなが仕事の外出ついでに、八丁堀に寄って買ってきてくれたのだった。ここのいちご大福は、私もだんなも「世界一じゃないだろうか」と思うほど、美味しい。本気で美味しい。とてつもなく美味しい。家で食べても美味しいけど、一番美味しいのは、買った直後に食べること。隅田川のすぐそばの店なので、買った直後に川縁の遊歩道のベンチあたりで食べるのがサイコーだ。持ち歩けば持ち歩くほど苺から水分が出てしまうようで、皮が柔らかく崩れていってしまう。
皮は薄く薄く柔らかく、ふくふくとしたそれはとても滑らか。中のあんこはちょっとばかり薄い色のこしあんで、甘味さっぱり。薄い皮と薄いあんの中に大きな苺がごろりと1個、入っている。話によると、小さめの苺の時は2つ入ってるらしい。が、大体1個。この苺、どうやらシロップにでも浸したものか、それはそれは甘くてジューシーなのだ。噛みしめるとしかし中はしっかり生で、シャクッとした歯触りの後に中からジュースがじゅわじゅわと出てくる。ほんのり酸っぱくてしっかり甘くて、垂れてきそうな苺の汁をすすりながらあんこと皮の合体味を満喫するのだ。
かつて、「げー、苺にあんこぉ〜?」と今ひとつその良さがわからなかったいちご大福は、今や私の大好物に。ここのものを越えるいちご大福には、まだちょっと会えたことがない。
で、6個買ってきてくれたいちご大福、ぺろっと1人1個食べた後
「明日になったら不味くなっちゃうよ」
「美味しいうちに食べなきゃもったいないよ」
と何だかんだと理由をつけて、また1個ずつ食べてしまった。ラーメン喰った後に1人2個のいちご大福。
「あーあ、これで今日俺、いちご大福3個喰っちゃったよ」
とだんな。な、なんですと!?
チョコカスタードパイ
チョコファッション
カフェオレ
「ドーナツだもんなー、やっぱアメリカンコーヒーだよなー」
起きるなりコーヒーメーカーの前でもぞもぞとコーヒー豆をセットするだんな。いつも濃いめにいれているコーヒーを、何もドーナツだからと言ってアメリカンにする必要はないようが気がしないでもない。つい先日、テイクアウトしてきたアンナミラーズのパイにアメリカンコーヒーを合わせてみたら笑ってしまうほど似合ったもんだから、我が家では静かに「薄いコーヒー」が流行っているらしい今日この頃。
「薄いっ、薄いよ、このコーヒー」
「あー、そうそう、このファミレスチックな味が、なんとも」
「そう、この薄さが妙にドーナツに似合っちゃって……」
だから、別に薄いコーヒーは好きではないのである。
昨日買ってきたドーナツは、チョコカスタードパイにチョコファッション。意図せずチョコもの2つになってしまった。息子もチョコもの、だんなもチョコもの、全体的におやつのような朝御飯。
午前中、ちょいと調べたいことがあって開館直後の図書館に行ってみた。図書館は危険な場所だ。目当てのコーナーだけ見て帰るなんてことは絶対できない。料理本のコーナーを眺め、オカルトものの棚を覗き、海外紀行やインテリア、美術関係の棚もおさえ、好みの作家の棚もざっと舐める。最後は、どこにも分類できないような「0××」番台の棚を見る。今日も怪しい本を借りてきた。『いやげ物』(みうらじゅん メディアファクトリー)とか、サライムック『紳士の食卓』、何故かドールハウスの写真集まで。目当ての本もなんとかみつかった。限度いっぱいの10冊の本を借りて、わさわさと帰宅。10分で帰るつもりが、1時間以上も経っていた。とほほ。
で、自宅でお仕事。途中でやめたくなくなってしまったので、昼はざざざざっとコーンフレークをかきこむだけにした。いつのまにか台所に置かれていたコーンフレークは、なんでも新橋駅前で配られていた試供品を、だんなが貰ってきたものらしい。私以上にそういうものを手堅く貰ってくるだんなは、やはり私よりも主婦に向いているかもしれない。
「ほらほら、おみやげだよ」
と、会議で出てきたらしい小袋入りクリープまで持って帰ってくるし(そしてそれを私も嬉しそうに舐めるし)。
コーンフレークだけじゃ物足りない。シュガーコーティングされたコーンフレークには似合うだろうと、バナナをざくざく切って混ぜて喰う。当然牛乳もたっぷりかける。うーん、でもやっぱり物足りない。
ブロッコリーのにんにく炒め
目玉焼き乗せ焼き肉丼
サッポロ黒ラベル、アイスウーロン茶
苺 with 牛乳&コンデンスミルク
明後日から3日間、いよいよ香川旅行に行く予定。うどんを食べに行くのである。
「いや、だから何をしに行くのよ?」
と、友人やら親戚やらには言われる。
「いや、だから、うどんを食べに行くの」
「いやだからね、本当の目的は何なの?」
「だーかーらー!うどんをひたすら食べるためだけに行くの!!!」
……なかなか周囲は分かってくれない。当たり前か。往復1人2万円の航空運賃を払い、レンタカーまで借りた上に食べに行くのは1玉100円以下のうどんなのだから。
冷蔵庫の中身も整理しておかなければならない。「あー万能葱がちょっとヤバい」「ブロッコリーは食べなきゃなぁ」とあれこれ発掘してみて、今夜はビールでおかずをつまみ、晩酌の後に丼ものを作ることにしてみた。
冷蔵庫に残っていたパンチェッタ(←イタリア版ベーコン)を炒めて薄切りにんにくと一緒にブロッコリーを炒める。鍋に残った少量の牛すじ煮込みは温めて刻み万能葱を山盛りに。香ばしいにんにくの味も、ゼラチン質がぽよんぽよんの食感の牛すじ煮込みも素晴らしくビールと良く似合う。
そして、メインは「目玉焼き乗せ焼き肉丼」。確かケンタロウさんの本に載っていたレシピだ。
万能葱は刻んで豆板醤(は辛いのでXO醤で代用)とオイスターソース、胡麻油でざっと絡めておく。目玉焼きは半熟に焼き、薄切り豚肉は塩胡椒して胡麻油で香ばしく焼き、焼けたらおろしにんにくとおろし生姜、醤油と味醂と酒を合わせた調味料をガーッと加えて煮絡めたら御飯の上にぶっかける。適当に葱と卵を盛りつけてできあがり。
香ばしい肉とピリ辛の葱、黄身がトロンとした半熟卵が良く似合う。どうも半熟卵ぶっかけ飯は美味しくていけない。
香川の「行きたいうどん屋リスト」も着々とカウント中。食べ歩きした数を増やすことが目的じゃないので、前回行って美味しかったところは今回もきっちり行く予定。というか、外せない。
あたりや、宮武、山越、竹清、がもう、谷川、山下、山神、松家、中村、田村、松岡、などなど。「あー、コシのあるうどん」「あー、いりこだし」「あー、こっちは美味な天ぷらが」と、一見地味な店名の並びを見てはため息をついている。今度は何件行けるだろう。
コーンパン
チョココロネ
インスタントコンソメスープ
牛乳
今日は出勤日。しかもだんなは「朝番」だかで、いつもより1時間早く出勤しなきゃならんらしい。あらあら大変、と準備が楽な菓子パンを買ってきた。そのまま出すか、あっためてから出すか、それしかないから簡単だ。
「カップスープでも飲もうか」
と棚を漁り、JALのコンソメスープを発見、
「ジャルだジャルだ」
「ジャルのコンソメだ」
「これって美味しいんだよねー」
と言いつつ、だんなと二人でコンソメスープを啜る。まだ早いので息子は寝かせている。
コンソメスープは、飛行機の味がした(いや、鉄の味がしたとかじゃなく)。耳がぼわんぼわんする機上で配られる、紙コップ入りのスープの味だ。チープな味ではあるけど、妙に美味しい。いっそのこと、スープカップとかじゃなく紙コップで飲んだ方がもっと美味しいかもしれない。
てりやきチキンサンド
ティーブレッド
キャラメルカフェ ラージ
「今日は、なんか、食べ物買っていかない方がいいような気がするなぁ」
と若干の胸騒ぎを覚えつつ、それでも「昼は香川の美味しいうどん屋検索するんだもんね、研究室から出ないんだもんね」と、道中のエクセルシオールカフェでパンとコーヒーを買っていった。卵サンドとチキンサンドがセットになったてりやきチキンサンドと、粉砂糖をたっぷりまぶしたティーブレッド。かなり甘さが強いキャラメルカフェ。
で、案の定、
「お昼、一緒に行きませんか?」
と教授が声をかけてきた。1〜2ヶ月に1度くらいのお誘いに「あ"、やっぱきた」と思いつつ、「すんません、パン買っちゃって、パン買っちゃって」と断る。また愉快な話がいろいろ聞けるかと思ったのに(更に確実に手元にあるパンより美味しいものが食べられるわけで)、ちょっと残念。
ともあれ、ノートパソコンを前にしてぺけぺけとネットサーフィンしたりメール書いたりしつつ一人の昼御飯。うっすら雨模様の今日はかなり空気がぼやけていて、いつもはくっきりはっきり見える東京タワーが掠れて消えかかっている。甘辛味の鶏肉やレタスが挟まるサンドイッチに、輪切りのゆで卵や野菜が挟まるサンドイッチ。膝の上やら胸の上やらにバラバラと粉砂糖やらパイっぽいパン生地だとかが散らばっていって、食べにくいことこのうえないティーブレッド。大学は春休み中だから、そういえば周囲の飲食店も学食もかなり空いているはずだ(ていうか学食やってないという話も)。来週はうどん屋とか焼き肉屋とか行くことにしよう。
午後はメール転送設定だとかゼミWebページ作成の準備とか、ネットワーク絡みのことをちょこちょこと。んが、設定のやり方はわかっていても設定する内容そのものがわからない。大学内のイントラネットに転がっているらしいけど、そのアドレスがわからない。「おんやぁ〜?」と教授と2人で首をかしげて十数分後、教授がジーパン姿の青年というには無理があるけど中年と言うには申し訳ない風体の兄さんを連れてきた。お、ネットワーク関係の係の人かしらん。
「ここをこうしたくて……」
「ああ、それだったらここにマニュアルが」
「おお!なるほど、わかりました。あと、これとあれと……」
散々話を聞いた後、教授が「どうもありがとうね、A林君」と言った言葉で初めて気がついた。あなたはA林先生!……そういえばわたくし、学生時代に授業を受けておりました……ような記憶があるやなしや……(こらこらこら)
牛すね肉のコムタン風
御飯
サントリーのチューハイ、アイスウーロン茶
明日から3日間、家を開ける。しかし冷蔵庫内には牛すね肉の塊が600gほど詰まっていた。冷凍しちゃうのも何だかなぁ、ということで、帰宅してから2時間速攻でコムタンもどきにする。
一度肉をゆでこぼし、そこからたっぷりの湯でガンガン炊いていく。肉の他に入れるのは長ねぎの青いところと、塩だけ。鍋になみなみとはいった湯が、半量1/3量くらい、肉にひたひたになるくらいまでどんどん強火で炊いていく。煮詰まってきたら少しずつ湯を足しつつとにかく強火で炊くこと2時間、肉はいまひとつ煮込みが足りないけど、旨いスープになった。本当だったら10時間、いやせめて5時間くらいはこのまま煮ていきたいところだけど、今日のうちに食べなきゃいけないのでそれは断念。透明なスープを注ぎ、肉の塊をごろりと入れ、刻んだ葱をぶわーっとかけて、黒胡椒をこれでもかとガリガリ挽いて、いただきます。それだけじゃ物足りないと、だんなに焼き鳥を少し買ってきてもらった。チューハイ傾けながら焼き鳥つまんで、すね肉を囓る。
"どうも食べ物が当たりやすいから"と、食べ物ばかり懸賞に応募していたりする我が家だが、先日、サントリーのちっこい段ボール箱が届いた。中には缶チューハイ2種類が2缶ずつ。当選を感謝しつつ、ありがたく飲む。これまでビール一辺倒だったけど、カラッとしているチューハイも大好きなのだ。飲み屋な気分。
だだだーと食べて、だだだーと片づけて、だだだーと「どっちの料理ショー」も見て(そうとも、やっぱり豚しゃぶはサイイコーだとも)、いそいそ荷造り。
香川県讃岐うどんの旅2泊3日、明日は7時半の飛行機だ。ちなみに宿は、Web日記書き同士で知り合った某"おじさん"の勤める旅館だ。料理旅館なのに、素泊まりさせてくれて(←我ながらひどい)ありがとう、おじさん。(宿の宣伝しちゃってもいいのか悪いのか、本人に聞いてから固有名詞は挙げるってことで)