食欲魔人日記 06年11月 第4週
11月20日 月曜日
画像ブレブレだけど、イタリアン餃子……
味噌おじや
麦茶

昨夜の豚味噌鍋の残りスープが土鍋にたっぷり。パンの買い置きもあったのだけれど、ここはいつも通りに「味噌おじや」にしてしまうことにした。スープが多めなので御飯も多め、ついでに刻んだ豚肉と溶き卵も加えてみる。「味噌おじや」はいまいち食べ応えがないのが常なのだけれど、今日はなんだかボリュームたっぷり。おかわり分までできてしまったので、だんなも私もおかわりしてせっせと食べた。上からは刻み万能葱をばらっとかける。

フレンチトースト
カリカリベーコン
ホットミルク

お医者で「やっぱりおたふくじゃなかったですね、細菌性の腫れでした」とお墨付きをもらえた息子は、今日から無事に登校。元気に家を出ていった。

クリスマスまであと1ヶ月……ということで、レストラン業界はクリスマスの案内に大わらわ。「明後日までに載せてくださーい」「これもお願いしまーす」と、続々と仕事の資料が届きつつあって、しかも急ぎのものばかり。でも昨日は大豪遊してきたことだし運動はしたいなぁと、ジムで少しだけ動いてきた。BODYPUMPの45分クラスと、水泳15分ほど。帰ってからちょっと遅めの昼御飯にした。

数枚残っていたベーコンをフライパンでカリカリに焼きつつ、隣のフライパンで今日は甘くないフレンチトーストを。卵に牛乳入れただけのものに残っていたフランスパンを浸して、こんがり焼いたところをそのまま食べる。砂糖やはちみつは抜きのフレンチトーストに、ホットミルクだけはほんのり甘くしてみたりして。
今日も寒い寒い……とストーブつけつつ午後もお仕事。

稲毛 「SERAI」にて
 ゴボウの唐揚げ \458
 さつまいもバター \362
 やわらか豚串 2×\362
 チーズの天ぷら \458
 イタリアン餃子 \552
 地鶏の石皿焼き \648
 オムライス \648
 どろ焼きそば \619
 豆腐のお茶漬け(ひや) \476
 飲み放題プラン \1,000/人
   ビール(ハーフ&ハーフ)
   カクテル(カシスグレープフルーツ)
   カクテル(カシスオレンジ)
   ウーロン茶
などなど

「今日遅くなりそう」「あ、やっぱ帰れることになった」と、だんなのお仕事が二転三転。
「親子3人なら鮭の胡麻焼きをメインにした和風夕食」「息子と2人だったら、残った生クリーム使って塩鮭のクリームソーススパゲティ」と考えていたのだけれど、「さぁスパゲティ茹でるかー」という頃合いに「やっぱ帰る」と連絡があって、私の頭の中の段取りとかやる気とかがグダグダに崩れて戻らんようになってしまった。
「ああ〜……お外に食べに行く……?」
と、結局外飯。手元に「1000円で飲み放題」の割引券があったSERAIという無国籍料理屋に行くことにした。多分私は二度目か三度目。母と息子と3人で来たこともある。

せっかく飲み放題だしということで、ビール飲んだりカクテル飲んだり、ずいぶんあれこれ大量に飲んでしまいながら、料理もあれこれ頼んでしまった。基本は小皿料理なので、6切れほどの「チーズ天ぷら」とかココットケースに軽く盛られた「さつまいもバター」(バター風味のさつまいものフライドポテト)とか、「ゴボウの唐揚げ」だとかはあっというまに無くなってしまう。この店一番の名物だという「やわらか豚串」は、タレ味と塩葱味を1本ずつもらってだんなと半分こしてみた。

面白かったのは「イタリアン餃子」。ピザ生地に餃子の具を混ぜてパリパリに薄焼きにしたものの上にラー油と胡麻油で和えた薄切り玉ねぎがトッピングされている。
「玉ねぎは……からいね……」
と、玉ねぎを丁寧に避けつつも「イタリアン餃子」を気に入ったらしい息子、次々と手を伸ばしている。

「飲み放題」という文字につられて、ついつい飲み過ぎてしまった私たち。
「ぜ〜んぜん酔ってないじょー」
「うん、ぜ〜んぜんだじょー」
と、小雨降る中1本の傘にぎっちり3人で固まって入って帰宅したのだった。風呂にも入らず就寝……。

11月21日 火曜日
黒キャベツは甘くて美味し
「アンデルセン」のリンゴのパン
ヨーグルトwithスライスバナナ
カフェオレ

だんな、朝から具合が悪そう。
「二日酔いかもー……気持ち悪い……」
でも、腹も痛いんだよね、と、トイレと蜜月関係を築いている。朝ジムに行く日だけれど、そんな具合で行けるはずもなく、朝御飯も食べずによろよろとだんなは出勤していった。

私と息子はしっかり元気。買い置きのパンを適当に温め、カフェオレとヨーグルトを傍らにもりもりと食べる。ヨーグルトには薄切りにしたバナナをトッピングして蜂蜜をうっすらとかけてから食卓に出してみた。

南青山 「CORTESIA」にて
   鴨肉のサラダ仕立てバルサミコ風味
   鰯の薫製のスパゲッティーニ
   ホウボウのトマトソースリングイネ
   津南豚のロースト カボロネーロのソース
   ドルチェ盛り合わせ
   エスプレッソ

今日は遊びの予定。お友達たち(初対面の方も1人)と一緒に、南青山のCORTESIA(コルテージア)というイタリア料理屋さんでランチ会だ。シェフはプーリア料理がお得意な方。お任せで、前菜からドルチェまでのしっかりしたコースをいただいてきた。最後のドルチェのボリュームもしっかりとした、とても食べ応えのあるランチで心も胃袋もいっぱいに。いろんなお話をしつつ、結局3時間くらいもお店にいたような気がする。

前菜は鴨、パスタは魚介、メインは豚肉という流れで、最初はバルサミコ酢のソースがかけられた鴨肉のサラダ。色鮮やかな黄色いプチトマトが添えられた葉野菜たっぷりの前菜で、見た目よりもさっぱりとした印象の前菜に続いてはパスタはちょっとこっくりめ。薫製臭が強めに漂う鰯の身を和えたアーリオオーリオベースのスパゲッティーニと、良い塩梅にピリッと唐辛子が利いた濃厚なトマトソースにはホウボウが具として使われていた。

一番印象的だったのは、メインディッシュの豚。新潟の津南豚を赤ワイン煮にしてからローストしたものがスライスされ、上からは渋い色の野菜の煮込みがかけられている。イタリアで(ことにプーリア州で?)良く使われているのだという「カボロネーロ」とは(カボロcavolo=キャベツ、ネーロnero=黒)で、黒キャベツのこと。ちりめんキャベツに似たごわごわとした葉のキャベツで、生では繊維っぽいけれど煮るとちりめんキャベツ同様、柔らかく甘くなる。肉と同じ赤ワインソースで煮たキャベツなので、肉との相性もとても良かった。優しい味の豆の添え物も良い感じ。

豪華なドルチェの盛り合わせは、フロマージュブランのムースと白ワインのゼリー、フランボワーズのソルベと小さな焼き菓子をカクテルグラスの美しく盛ったものと、クリームとマチェドニアを添えた「トルタ パラディーソ」(天国のケーキ)。素敵な名前のケーキは、バターの風味が濃厚なみっちりとしたスポンジケーキ。上から軽く粉糖がかかっていて、これをつまみつつおしゃべりの内容もあっちへ行ったりこっちへ戻ったり、とても賑やかな食事会だった。最後のこの甘いもののボリュームがなんとも幸せ〜。

……で、何やかやとお買い物してしまったりなどして、大荷物で帰宅。めちゃめちゃ美味しそうな(いや、実際美味しい)オリーブ油や見た目からして美しい洋梨のモスタルダなどを入手してきたのだった。クリスマスの時期が来たらあれこれ試してみよう。

鮭茶漬け
麦茶

……で、帰ってみると、「全然具合が良くならない」と、だんなが早々に帰宅。朝も昼も何も食べずにいたそうで、夜も「すんごく軽くでいい……」と。私も昼に豪遊したことだしと、鮭を炙ってお茶漬けにしてさらりと食べることにする。

「お茶漬けにでもしよっか」
と呟いたところで、実は一番喜んでいたのは一番元気ものの息子で、
「いろいろ入れるよー、いっぱい入れるよー」
と、ほぐし身の鮭と胡麻とおかかとお茶漬け海苔を好きなようにトッピングして楽しそうにお茶漬け準備をしていた。さすがに息子もお茶漬けだけというわけにはいかないので、息子にはコロッケ屋さんのコロッケをつける。

千葉そごうには「鮭専門店」なる面白い店があって、ひたすらに○○産の鮭、××産の鮭……と鮭ばかりが店頭に並んでいるのだけれど、そこで「これは美味しいですよぅ!」と勧められて買ってきたチリ産の鮭は美味しかった。ちょっと強めに塩がきいているのだけれど、グリルで炙ると脂が滴り落ちてくるほど。皮目もパリッと焼いて、皮のところは私がいただいた。

11月22日 水曜日
ああすじぽん、愛しのすじぽん
「アンデルセン」の抹茶小豆蒸しパン
牛乳withミルメーク(コーヒー)
バナナ

だんなはまだまだ不調。二日酔いと思って眺めていたけれど……これはもしかして、食あたり……???
「もうダメ、今日は休んで病院行く」
と息もたえだえなだんなは朝御飯は食べられず、私は息子と一緒に買い置きパンを。なかなか美味しくて気に入っている「アンデルセン」の中華蒸しパンシリーズの中から、今回は抹茶小豆蒸しパンを買ってきてみている。電子レンジで軽くあっためて、旅行前の食材処分ということで牛乳とかバナナとかも食卓に。息子はメロンパンにメロン味のミルメークという、幸せそうな組み合わせにしていた。

お客様宅にて
 チーズピッツァ
 レタスとトマトのサラダ
 茹でブロッコリーとカリフラワー
 青菜の揚げ玉入り和え物
 緑豆の甘煮
 紅茶いろいろ

体調不良のだんなを置いていくのは少々気がひけたけれど、今日は私お仕事。しかも初めての人との大切な打ち合わせ。午後には帰ってくるよー……と出かけた打ち合わせだったけれど、2時間ほどのつもりが4時間になってしまって、帰りはすっかり夕方になってしまったのだった。

初めてのお客さまは、スリランカのウバ茶の卸しの業者さん。ごく簡単で良いからホームページ作ってください、しかも至急で、という依頼で、今日はともかくもお話を聞きましょうということで向かってみる。緊張しつつ社長さんの事務所兼御自宅で打ち合わせすること1時間ほど、
「お昼、準備するから食べていってくださーい」
と、奥様が手早くあれこれ用意してくれて、すっかり御馳走になってしまった。

紅茶の業者さんなものだから、滞在中にいただいたのはプレーンのウバ茶とアールグレイ、バニラティーにアップルティーと多種多彩。バニラティーもアールグレイもとても香りが良くて、殊にバニラはエッセンスではなくスパイスの上質なものを砕いて茶葉に混ぜ込んでいるとか。で、それらのお茶をいただきつつ、野菜たっぷりのお昼御飯。奥様がお料理大好きな方で、オリーブ油や調味料、食材の話でおおいに盛り上がってしまった。

揚げ玉と青菜を和えていた調味料がとても不思議な味で、ほのかな酸味があるのにお酢でもなくリンゴ酢やバルサミコなどの類でもなく、
「……この不思議な酸味は何ですか?」
と聞いてみたところ、銀座三河屋煎酒というものなのだそうだ。酸味の正体は、梅。「日本酒に梅干しと花がつおをいれ、ことことと煮詰めた調味料」なのだそうで、白身魚や冷や奴、おひたしなどにおっそろしく良く似合うんですよーと教えていただいた。わかめとか和えて食べたら美味しそう。だんなは梅干し嫌いだから酷かもしれないけれど、今度母が来た時にでも買ってきてみようかしら。

……で、初対面のだんな様奥様と楽しい昼御飯を過ごした後、帰り際には
「これ!この玄米美味しいんです!どうぞ試してみて?」
と玄米いただいてみたり、卵いただいてみたり、かぼちゃいただいてみたり、「おばあちゃん家に行って来ました」的大荷物になって帰宅。玄米なのに無洗米という面白いお米で、それは早速今日炊いてみるつもり。

すじぽん
常夜鍋(豚肉・ほうれん草)
葱と茹で鮭の和え物
玄米御飯
焼酎(黒瀬)
麦茶

「不二家」のシュークリーム
アイスティー

明日から、2泊3日の旅行の予定。冷蔵庫内に残る薄切り豚と鮭の切り身1切れをどうにかしてしまわなければということで、小さな常夜鍋を準備することにした。胡麻だれで食べるほうれん草と豚肉は、「それだったら俺も少し食べられそう」とだんなも一緒に食卓に。いただいてきた玄米も炊いてみて、鮭は茹でて刻み葱と共に胡麻油と塩で和えることにした。あとは大鍋にまだ残る「牛筋の煮込み」も私は少しいただくことにして、それの残りは冷蔵庫に行ってもらうことにする。

私の帰宅はちょっと遅めだったし、帰ったら帰ったで仕事も山だったしでバタバタな夕御飯だったのだけれど、でも美味しい玄米と美味しい牛すじと、美味しいその他諸々のおかげで大変に助かった。玄米、これまで白米2合に対して玄米1合くらいに混ぜて炊くことはあったのだけれど、「全部玄米」というのはこれが初めて。白米ほどもっちもっちしておらず、粒がポロポロと独立した感じの玄米は、でもちゃんとふっくら炊けて柔らかだった。独特の旨味があって、とても美味しい。

「留守番ごくろうさま!」ということで、買ってきたシュークリームは1人1個平らげて、今日は早々に皆布団にもぐっていった。
私は……まだ仕事が終わらない……。

11月23日 木曜日
ロマンスカーに乗って♪
ロマンスカー車内にて
 銀座大増 秋の味覚弁当
 日本茶

今日は早起き。息子の学校、今週金曜は学校都合で休校ということになっていて、この週末は4連休だ。手元に箱根小涌園の「特別割引券」なるものがあったので、せっかくだしと、これを使って温泉に行くことにした。既にロマンスカーのチケットも抑えてある。今はロマンスカー、オンラインで席の予約ができるのだそうで、事前にそれを知った私たちは発売日の朝に予約ページにアクセスして、首尾良く「先頭車両、一番前の展望席」を往復おさえてみたのだった。ちなみに行きが一番古いタイプの「LSE」で、帰りが一番新しいタイプの「VSE」だ。息子大喜び、だんなも大喜び、私も密かにとってもわくわく。

朝早めのロマンスカーだったので、起きるなり身支度して家を出発、新宿駅でお弁当を買って車内で朝御飯にすることにした。息子は崎陽軒のチャーハン弁当、まだ胃腸の調子が完全ではないだんなはサンドイッチとクラムチャウダー、そして私はちょっと豪華な「銀座大増 秋の味覚弁当」を。初めてのロマンスカー先頭車両で「席ひろーい、窓でかーい」と歓声あげつつ、列車が発車して少ししてからお弁当を食べた。

「秋の味覚」ということで、茶飯の上には錦糸卵と銀杏、栗が乗ったお弁当。玉子焼き、ゼンマイの煮物、鮭の塩焼き、唐揚げ、わさび菜のおひたし、高野豆腐とお麩と人参の炊き合わせ、椎茸、里芋、甘いくるみの和え物……といった感じの内容だ。
「ぜんぶ、ぜんぶ食べたら、デザート食べていい??」
と息子は、チャーハン弁当を全部一人で綺麗に平らげた後、車内販売でオレンジシャーベットを注文してそれも平らげていた。500円というゴージャス価格のオレンジシャーベットは、オレンジの果実をくりぬいて皮にシャーベットを詰めた大きなもの。……ロマンスカーって、こういうところが(こういう商品があるところが)とってもステキ。

そして先頭車最前列は本当に楽しかった。リアル「電車でGO!」という感じ。線路の真上からの光景がこんなに楽しいとは思わなかった。

箱根彫刻の森美術館内「箱根飲茶楼」にて
 海老蒸し餃子 \500
 小龍包 \500
 焼き餃子 \500
 かに海鮮チャーハン \1,500
 フカヒレ焼きそば \1,280
 マンゴープリン \450
 ウーロン茶 \300
をみんなで

箱根湯本駅から登山鉄道に乗り換えて、「彫刻の森」駅に向かう。まだチェックインの時間には早すぎるねということで、今にも雨が降り出しそうな天候を気にしつつも箱根彫刻の森美術館に寄り道することにした。箱根も、この美術館も、そして今回泊まるホテルも、息子が3歳になったばかりの頃に連れてきたことがある。当時はジャングルジムなどで遊ばせようとしても「こわ〜い」と後込みしてしまい、楽しそうにしていたのは「ユネッサン」くらいだったのだけれど、9歳の息子は色々とバージョンアップしていた。今回はどこに連れて行っても、何をしてもすんごく楽しそう。

「この電車はね、スイッチバックという動き方をして、山に登っていくんだよ」
と説明すれば、運転席の方や窓の外を眺めては「ほえー」と感心し、彫刻の森に放牧(放牧?)したら、もう戻ってこないような感じ。結局、午前中だけの時間つぶしで寄るはずだった彫刻の森は、午後3時頃まで堪能することになってしまった。

「しゃぼん玉のお城」も「ネットのお城」も息子くらいの年齢の子供たちにとって最高の遊具施設で、「遊んでおいでー」と手を放すたびに汗びっしょりになるまで1時間ほども遊びまくっている。大人は大人で「ほっとふっと」なる足湯場を堪能し(100円タオルが脇で売られているので足が濡れても大丈夫〜)、今回は芸術作品をほとんど見ることなく、園内を散策して終わってしまった。

かなり遅めになってしまったお昼御飯は、結局園内にあった箱根飲茶楼という中華料理店で。チャーハンは作りたてでパラパラ、具も蟹や海老などがごろごろ入っていて豪華だったけれど、焼きそばの方は「何時間前に焼きつけたかわからない麺、大量に作り置きしておいた粘度高すぎなあん」といった組み合わせでちょっと悲しかった。小龍包や餃子も普通の味。
それでも、試しにと注文してみた「マンゴープリン」はすごく美味しく、ハート形のスタンダードな形状にたっぷりのエバミルク。ネチモチしたミルクぽい食感と果肉の混ざり具合、カスタードパウダーでの風味づけなど、かなり良い感じの香港チックなマンゴプリンだった。ミュージアムショップをひやかしつつ、今回の宿に移動。

盛りというにはまだ少し早い感じだったけれど、あちこちの紅葉の木々もとても綺麗。

箱根小涌園ユネッサン内「迎賓館よし鳥」にて
 油酢 \735
 厚焼き玉子 \472
 串焼き(はさみ焼き) 2×\210
 串焼き(とりかわ) 2×\157
 串焼き(つくね) 3×\210
 串焼き(ぼんちり) 2×\210
 串焼き(うずら玉子) 3×\157
 ちびっ子そば \840
 鳥雑炊 \525
 日本酒(箱根山吟辛) \735
 日本酒(曽我の誉 吟醸酒) \840
 梅酒(瓶底たまり梅酒) \630
なんとなく宴会。

チェックイン後は特にどこへも出かけず、近くのコンビニにお茶を調達しに行ったり、夕方早々に大浴場を堪能しに行ったり。日が暮れてから冷たい雨が降り出して、夕飯は遠出せずに近くで済ませることにした。

前回も行った記憶がある「よし鳥」というお店で、焼き鳥つまみつつ日本酒を酌み交わし、最後は雑炊をだんなと半分こ。息子は子供用お蕎麦のセットと玉子焼き、焼き鳥も何本か食べていた。

文化財建造物の建物(養蚕農家の庄屋屋敷だったのだそうで)は天井が高く赴きがあって、10人がけほどの大テーブルについてのんびりとあれこれつつく。だんなは未だ本調子ではないようで、食べたものも常に比べるとかなりあっさりめの分量だ。

面白かったのは「油酢」。蒸し鶏の上にこれでもかと大量の白髪葱を乗せて「胡麻油+ポン酢」といった風のたれ(ドレッシング)をかけてある。山盛りの葱の食感がとても良くて、お酒にもけっこう似合うものだから箸が進みまくってしまった。塩焼きの「ぼんちり」とか「皮」も堪能し、鳥スープの雑炊でさっぱりと締めてホテルに帰還。もう一度温泉に浸かってから早々に就寝したのだった。明日はユネッサンで一日温泉の予定。

11月24日 金曜日
息子の体調を心配しつつ、夜ラーメン
箱根ホテル小涌園にて朝食ブッフェ
 鶏肉入り中華粥(with油葱・香菜)
 レタスのサラダ、コーン、プチトマト
 グリルドポテト、ベーコン、焼き鮭、炒り鳥、温泉卵
 ミネストローネ、コーンスープ
 マンゴーソースがけヨーグルト、フルーツポンチ
 牛乳、オレンジジュース、煎茶

朝6時、まだちょっと暗いうちから目が覚めてしまって、一人活動を始めていたところ、息子も起き出してきた。今回利用の宿泊プランには朝食ブッフェがついていたので、だんなが起きるのを待って朝食用レストランに。

昨夜大浴場に行った時から思っていたけれど、外国人客がまた一層増えている感のある小涌園ホテル。中国人も韓国人も、そして欧米人も案外多い。大浴場の「日本式風呂の入り方」なんて説明文も中国語、ハングル、英語の3種類で書かれていたりして、昔以上に国際色が豊かになっていた。

……そんなわけで朝食ブッフェも中華粥があったり、キムチがあったり。帆立入りの粥と鶏肉入りの粥の前にはちゃんと香菜が用意されていて、中華粥好きの私とだんなは、ついついそれを朝御飯にしてしまった。ミネストローネなどのスープも何種類かあって、それも持ってきてしまったのでなんだかバランスの悪い朝御飯。温泉で作った「黒ちゃん玉子」なる温泉玉子もしっかり食べた。

粥は……あんまり美味しくなかった。"だし"の味(干し貝柱のだしとか、鶏肉のだしとか……)の味がほとんどせずに、塩気も全くない。日本風の粥に、無理矢理具を入れたような感じでなんだか違和感。香菜や胡麻油漬けの葱なども散らしているのにいまいち風味が感じられず、
「……明日は洋風の朝御飯にしよう、パン食べて」
と誓ったのだった。

箱根小涌園ユネッサン内「リオンドォール」にて
 ランチブッフェ(プラン内ランチ)
 生ビール(中)

珈琲牛乳

そして今日は一日たっぷりユネッサンで遊びまくる。手元の割引チケットには宿泊割引券と共にユネッサン割引プラン券もついていて、それによると「ユネッサン+森の湯入湯、ブッフェランチつきで3000円(子供2000円)」なのだそうで、通常価格5800円相当の内容らしい。お昼御飯も食べられて3000円は嬉しいねと、このプランで一日楽しむことに。

5年前には怖がってしまって一度もウォータースライダーを試せなかった息子、今年は試しに一度皆で滑ってみたところ、たいそう楽しかったらしい。
「はまる……」
「楽しい……」
「やめられない……」
と呟いては、何度も何度も何度も何度も乗り場の階段を上ってはウォータースライダーで遊んでいた。一日3回ボジョレーヌーボー投入のイベントがあるワイン風呂とか、同様にコーヒー投入イベントがあるコーヒー風呂とか、日本酒風呂とか日本茶風呂とか炭風呂とか、今回も隅々までもれなく楽しんでみた。死海風呂とか、やけに生臭い牛乳風呂とか。

楽しかったのはドクターフィッシュ風呂。37度くらいのお湯の中でも生きていられるというコイ科の魚に人間の皮膚の古い角質を食べてもらうというお風呂で、足だけをその風呂につけて数分それを試すことができる。プールの中には1000匹の体長5cmほどのその魚。足を入れた途端に20匹ほどがウヨウヨと寄ってきて、かかととか指の股とかを「あ、いや、やめて、そんな」と悶えたくなるような触感を与えつつコショコショと魚が吸い付いてくる。これが、予想以上に楽しかった。大人気のイベントなので、一日3回の開催時間には長蛇の列ができていて、早めに並んだ私たちも20分ほどは待っていたと思うけれど、
「楽しかったー」
「魚、かわいかったね」
「たくさん寄ってきたね」
と、家族全員大興奮。

お昼御飯は、水着のままで入れるブッフェレストランで。「握り寿司と焼きたてステーキが食べ放題」というふれこみで、その2つのブースは大変な人気。次々取り替えられる寿司桶の中には、コハダと玉子しか見あたらないような感じで、タイミングよく取り替え直後に遭遇できた寿司桶の中にはイカとかタコとか海老などが並んでいた。……そんなに必死に食べなければいけないお寿司というわけでもなくて、お寿司は軽く1個ずつくらいつまむことにする。

美味しかったのは、次々焼かれていく「焼きたてステーキ」。一口分にカットされたそれを5切れほどもらってきて、上からは洋風ガーリックソースを添えて食べる。あとは、ありきたりな味のミートボールとかビーフシチューとか唐揚げとか。お湯に浸かりすぎてとにかく喉が乾いてしまって生中を軽く飲み干してしまった。

デザートはミニサイズのロールケーキや一口サイズのシュークリーム、ライチやオレンジ。
しっかり食べてまた午後もお風呂やプールで遊び、息子はといえば、ひたすらにウォータースライダー。最初こそだんなもつきあって一緒に滑ってあげていたのだけれど、途中からはウォータースライダーの出発地点すぐそばの風呂に首までつかって息子の動向を眺めつつお父さんとお母さんはお疲れ状態。息子だけが最後まで一人で全力で遊び倒していたのだった。

箱根ホテル小涌園内「せせらぎ亭」にて
 黒ちゃん玉子 \200
 メンマ \300
 チャーシュー \500
 ラーメン \700
 味噌チャーシューラーメン \900
 缶ビール 3×\400
を、だんなと半分こ

ここ数年で驚くほどの体力を見せつけはじめていた息子だけれど、午後3時を過ぎて「そろそろホテルの部屋に帰る?」と声をかけたら、実にあっさりと「うん、お部屋帰る」と素直な返事。部屋に帰るなり、「つかれちゃった……」と、ベッドに倒れて本気で眠りはじめてしまった。一度目を覚ますも、「なんか、熱っぽい」と呟いて、確かに体はやけにぽかぽかと温かく、そしてそのまままた就寝。

「……よっぽど疲れたんですね」
「疲れて熱まで出しますか……」
とだんなと2人で驚きつつ、「これはもう明日の朝まで眠り続けるでありましょう」「熱は疲れが取れると同時にすっかり下がるでしょう」と判断して、息子の様子を見ながら交代でお風呂に入る。

夕飯は、息子がもうすっかり熟睡状態になったところでホテル内の小さなラーメンショップで簡単に済ませることにした。「大浴場から出てすぐのところ」、という絶妙なロケーションにあるラーメン屋さんで、夜8時半から深夜まで営業している。何の変哲もない風のセルフサービス式のラーメン屋さんで、チャーシューとメンマの小皿をつまみに缶ビールを酌み交わし、一杯の醤油ラーメン(だんなは味噌チャーシュー麺)で夕御飯。宴会料理を食べて、最後にひとっ風呂浴びたところにラーメン屋があるものだから、夜遅くなるとけっこう混雑するらしい。

ちょっと薄味な、何の変哲もないラーメンで、トッピングはチャーシュー1枚、メンマと刻み葱と海苔とワカメ。だんなの方にはもやし入り。
実は5年前にやってきたときから「浴場の前にあるラーメン屋」の存在をだんなはずっと気にしていたのだそうで、「野望が叶った♪」とだんなはとても嬉しそうだった。夜には息子の熱もすっかり下がって一安心。

11月25日 土曜日
湯煙の中の黒玉子
箱根ホテル小涌園にて朝食ブッフェ
 クロワッサン、ミルクパン
 レタスのサラダ、コーン、プチトマト
 グリルドポテト、ベーコン、温泉卵
 コーンスープ
 ストロベリーソースがけヨーグルト、ライチ、オレンジ
 牛乳、グレープフルーツジュース、コーヒー

朝7時、私が目を覚まして「息子は大丈夫かな?」と彼のベッドを覗き込んだところ、息子の目がパチーッと大きく開いた。
「……あのね、熱っぽくなくなった。元気になったっぽい」
両目には「充電完了」の文字が浮かんでいるような感じで、一晩寝て寝て寝まくって、熱を出したほどの疲れは綺麗になくなったらしい。元気にだんなと朝風呂に出かけていった。私も最後の入浴を楽しみに大浴場に向かい、部屋に帰ってきてからコンビニで買っておいたコーヒー牛乳を飲む。

今日の朝御飯もホテルのブッフェ朝食で、今日はスープとパンの組み合わせにしようと、洋食っぽい組み合わせに。ブッフェ台にはスクランブルエッグもあったのだけれど、ここはやっぱり温泉卵で。山盛りのサラダとフルーツと、今日もあれこれいただいた。息子はすっかり完全回復で、コーンフレークや焼き海苔を添えた御飯を昨夜の分もたっぷりと食べていた。

箱根 大沸谷にて
 黒玉子2個

ロマンスカー車内にて
 お弁当(わっぱ飯・焼き鳥三昧)半分
 とんかつ弁当 半分
 チーズちくわ
 缶ビール、お茶

今日は雲一つない、突き抜けるような良い天気。あまりの快晴っぷりに
大沸谷に行ってみる?」
と、ホテルをチェックアウトしてからバスで強羅に向かい、そこからケーブルカーとロープウェイで大沸谷に。

君は3歳の頃にもここに来てるんだよ?覚えてる?……覚えてないかー……と息子と話しつつ、リニューアルされて綺麗になったゴンドラに乗って(かつては9人着席の13人乗りだったのだけれど、全員着席できる18人乗りになった、窓のガラスも大きくなった)、湯煙ふきあがる白茶けた山肌を眺めつつ、大沸谷に。山道てくてく歩いて「玉子茶屋」に向かい、おきまりの「黒たまご」を買って皆で食べた。

玉子茶屋のすぐ脇では、今まさに玉子を茹でているところで、柵の向こうには籠に詰まった大量の黒玉子が見える。手にしたゆで卵はほんのりとまだ温かかった。
紅葉時期の晴れた土曜日ということで、箱根はけっこうな混雑。大沸谷に向かうケーブルカーはけっこうな行列で、1時間ほど大沸谷を散策した後は一気に箱根湯本まで戻ってきたのだった。

午後2時過ぎの新宿行きロマンスカー、遅めのお昼御飯を車内で食べることにして、箱根湯本駅でお弁当やビールを買い込んだ。おつまみに「チーズちくわ」なども。新型ロマンスカーVSEの先頭車両の一番前に乗り込んで、行きの車両よりも更に窓が大きく、席が広く快適な車内で、景色を眺めつつのお弁当。箱根湯本駅近くのお土産屋さんで買った焼き鳥を乗せたわっぱ飯は、その場で蒸籠に入れて温めてくれたもので、つくねや鶏もも肉、焼いた葱などがトッピングされている。あとは駅の売店で買ったとんかつ弁当、息子は鶏飯弁当。わっぱ飯ととんかつ弁当はだんなと半分こして食べた。

箱根旅行、楽しかったねぇ〜。

天ぷらそば(いかかき揚げ)
麦茶

帰宅は午後5時過ぎ。昼御飯がかなり遅かったこともあって、夕飯は軽めにお蕎麦。
「天ぷら蕎麦、する?だったら俺、天ぷら買ってきてあげるよー」
と、だんなは帰宅後にお買い物に行って、しかも夕飯の準備までしてくれた。

私は荷物の整理とか、溜まっていた仕事を少しばかり片づけたりしていて、気がつけば、だんながお風呂の用意をして
「はい、あったかいうちにお風呂おあがんなさい」
とか言ってるし、
「お蕎麦できたよー」
と呼んでくれるし、だんなはいつも以上に輝いていた。輝きまくっていた。ちなみに天ぷらはイカかき揚げだ。

11月26日 日曜日
お義父さん家で、宴会。白子白子♪
黒玉子
チーズかまぼこ
塩鮭と葱の和え物
いぶりがっこ
青菜の茄子の味噌汁
羽釜御飯
抹茶入り玄米茶

旅行帰宅の翌朝。昨夜たいしたお買い物もしてこなかったので、さて、朝御飯はどうしようかと。すっかり固くなったフランスパンとかはあるけれど、今日はフレンチトーストという気分ではなく、ホットケーキなどという気分でもなく。

「ご飯炊いてさ、味噌汁インスタントの用意して、昨日の黒玉子とチーカマで朝御飯はどうよ?」
と、だんなからリクエストいただき、確かにほかほかご飯が恋しいねぇと急ぎ飯炊きの準備をする。おかずに野菜がないなと、味噌汁も急ぎ青菜と茄子を具に、具沢山めなものを用意した。あとは箱根の戦利品をあれこれと。卵とチーカマを出し、冷蔵庫内に残っていた鮭と葱の和え物も出した。

つい最近、お気に入りのへんこで「味ごま」なる胡麻ふりかけを購入したのだけれど、これが香ばしくてなんとも良い具合。
「白ごまに京風うどんだしの旨味を含ませて、鉄鍋で焦がさないようじっくり丁寧に炒り上げました。」
という説明通りに、じわっと甘辛い味がする炒り胡麻と海苔のふりかけで、さらさらっとご飯にかけてみたところ箸が進みすぎて大変に困ったことになった。

「モスバーガー」の
 テリヤキチキンサンド
 オニポテ
自家製ストロベリーシェイク

今日は午後からだんなの実家に行く予定。私が以前使っていたデスクトップパソコンをお義父さんたちにあげることになって、その入れ替え作業に向かう予定。義弟親子も集合することになり、夜は賑やかなことになりそうだ。

朝から洗濯機を回し、乾燥機を回しまくり、つい"お片づけ"スイッチが入ってしまって家中の掃除なども始めてしまって午前中はバタバタと過ぎていく。
昼を過ぎたところで、
「昼御飯……ちょっくらモスに行って買ってこようか?」
と、だんながひょいひょいとお買い物に出てくれた。
「ぼく!ストロベリーシェイクが飲みたい!」
という息子には、じゃあ家で作ってあげるよと自家製のを用意する。幸い、今年の5月頃に大量買いして冷凍庫に突っ込んでおいた苺がまだ2包みくらい残っているのだ。

さっぱりめのシェイクにしたいなと、凍らせた苺を牛乳と共にミキサーで粉砕し、あとは1/2カップほど残っていたアイスクリームを加えて練乳大さじ2ほどで味をつけただけの3人分のシェイク。市販のものに比べればさっぱりとした甘さだし、何より変な苺香料臭さがないのでとても美味しくできあがる。親子3人分たっぷり楽しめる分量のシェイクを作って待っていたところ、だんながハンバーガーの袋を抱えて戻ってきた。私の分はテリヤキチキンサンドとオニポテ。

「テリヤキチキンサンドが、私は大好きなわけよ。……で、でもそうすると、組み合わせ的にモスチキン一緒に頼むのも変じゃない?そのへんが悩みどころなのよー」
と、私はオニオンリングなどをつまんでいたわけだけれど、息子とだんなはモスチキンを1人1本ずつ囓っている。だんなから一口分けてもらったモスチキンは相変わらず美味しかった。この生姜醤油味がたまらんのよね。

だんなの実家で
 キムチ
 白子ポン酢
 ふろふき大根
 鰺の昆布締め
 秋刀魚の生姜煮
 鶏の唐揚げ
 青菜と油揚げの煮浸し
 筍御飯・はまぐりのお吸い物
 日本酒(菊水の辛口)
 りんご

そして午後、だんなの実家でパソコンのセッティング。旧マシンとLANで繋いで、古いマシンからデータをコピーして……と、だんなと2人でパソコン設置部屋でごそごそと作業する。なんだかんだですっかり夕飯時になってしまい、
「夕飯あがっていきなさい。お酒のおかずも色々あるから」
とお義母さんに誘われ、お義父さんはお義父さんでうきうきと「日本酒か?ん?焼酎か?」といった感じで、結局夕飯はゴチになってきた。

お義母さん手製の鰺の昆布締めに、秋刀魚の生姜煮。そして「飲みの席」には柚子胡椒を添えた白子ポン酢。ちなみにお義母さんと義弟夫婦が「非飲みの席」で、お義父さんと私たち夫婦、そして義妹が「飲みの席」。多分私は、この場で1、2を争う(誰と争うかと言えばお義父さん……)お酒好きなのだと思う。「菊水の辛口」なる飲みやすい日本酒をいただいてしまったものだから、ついつい杯が進んでしまった。

プリプリした白子がとっても美味しくて、揚げたての鶏の唐揚げなどもしっかりいただきつつ、更にはシメの炊き込み御飯までお代わりしてしまいつつ、最後の方は
「今さ、夕方、"女王の教室"の再放送やってるのよ。で、今頃それ見てハマッちゃってね、息子への説教がすっかり真矢口調になっちゃうんだよー」
「"イメージできる?"とか?」
「そうそう"いいかげん目覚めなさい"とか、無表情で説教する」
「……こわっ」
「いかんよねー……」
なんて話を義妹とぐだぐだしていた私だった。ここ最近、だんなの実家で常に酔っぱらっているな私……。