卵御飯
わかめと花麩の味噌汁
昨夜のコロッケが2個だけ残っていて、それを皆で分けつつ朝御飯。大ぶりのコロッケが1個と、それより2回りほど小さなコロッケが1個だったので、大きな方を半分にして刻みキャベツと共に盛りつけた。
「……で、誰がどれを食べるのかな?」
順当にいけば、家長の"お父さん"かコロッケ大好きな子供の口に、大きなコロッケ(=半分にされていないコロッケ)がいくはずだったのだけれど、
「僕、ちっちゃい方のコロッケでいいよー」
「うん、俺もこっちのちっちゃい方でいいよー」
と、「お母さんどうぞー」「お母さんどうぞー」と、優しい夫と息子が譲ってくれてしまって、私がありがたくいただくことになった。
翌朝になっても、自家製コロッケはたまらなく美味しい。美味しいなー幸せだなーと思いつつ、週末に買ってきた卵で卵御飯も。
旬の江戸前劇団セット(づけ中とろ、スズキ、車海老、穴子、江戸前コハダ、小柱、玉子焼)
とろ中おち軍艦
イクラアボカド軍艦
ハマチ握り
うま塩とろサーモン炙り
あら汁
昨夜友人から連絡があって、「突然だけど、明日コストコに行こうと思うのー」と、メール。一緒に行く?と声をかけてくれた友人と、今日はコストコに御一緒させてもらうことにした。どうせだったらお昼も一緒にと、回転寿司の銚子丸で。
平日ランチはあら汁が無料になるこのお店、今日もブリやら鮭やらが入っている具沢山な味噌汁を堪能しつつ、まず最初に7貫セットの「旬の江戸前劇団セット」なるものを頼んでみた。づけの中トロに穴子にコハダ、他あれこれと嬉しい組み合わせのセットで、これでなかなかお腹一杯に。「ただいま出来たてですっ!」と皿を直接配っていたハマチも貰い、アボカドピュレとイクラが両方乗った不思議な感じの軍艦もつまんでみたりと、今日も色々楽しんでみた。
いつの間にかメニューには「クジラのスジ煮」とか「マグロのユッケ風」といったような、酒の肴的一品料理がまた増えていて、これは夜にだんな誘って飲みに来なきゃなぁと思った次第。
サーモンとほうれん草のクリームソースリングイネ
キャベツのカレー風味スープ
ビール(琥珀ヱビス)
久しぶりのコストコでのお買い物はたいそう楽しくて、誘ってくれた友人よりも私の方が鼻息荒く買い物してしまった次第。
そうそう、衣類乾燥機用のバウンスシートが無くなりそうだし、大箱入りの食器洗浄機の洗剤も買っておきたいし、三つ折りA4サイズの封筒があらまぁ安いわと、いつもの生鮮品に加えてあれもこれもと色々買ってきてしまった。
なんでも最近バラエティ番組でコストコが紹介された(絶賛された?)のだそうで、これまでは平日はさほどの混雑ではなかった記憶があるのだけれど、今日はまたかなりの混雑ぶり。核家族が少なくないだろう昨今、「安いは安いけど、こんなにあってももてあましちゃう」的なサイズのものも多いこのお店、でも着実に個人のお客さんは増加の一途を辿っているように見える。
36個入りのコーンブレッドは友人と半分こ、1切れ2kgくらいありそうな巨大なサーモンの切り身も友人と半分こ、あとは豚スペアリブとか、分厚いUSビーフのステーキ肉とか、それと、すっかりハマッてしまった「シュリンプシトラスサラダ」も1パック買ってきた。一体これはどんなパーティー料理ですかといった風の、ものっすごくサイズのサラダなのだけれど、甘いマンゴー果肉と茹でた海老、レタスとスライスした紫玉ねぎ、そして柑橘系の酸味が感じられるマヨネーズドレッシングがセットになって1198円。全体的に味のバランスが良くて、家族3人で食べるにはいかにも分量の多いサラダではあるのだけれど、つい買ってきてしまうのだった。今日は買わなかったけれど、パエリアあたりもけっこう美味しくて好き。鶏肉入りのシーザーサラダも一度は試してみたいなと思っている(でも、こちらの海老サラダの方を買ってきてしまう……)。
かくして今日の夕御飯は、巨大な鮭の切り身をスライスしてほうれん草と共に具にしたクリームソースのリングイネと、その巨大サラダ、そしてほんのりカレー粉で風味をつけたキャベツのスープということに。
当然ながら今日だけでは食べきれないサイズのサーモンなので、残り2/3量ほどはきっちりラップして氷温室に保存することにして、お刺身で食べられるサーモンなのでごく軽く火を通すだけにしてクリームソースと絡めてみる。呆れるほどの量のサラダも、1/3量ほど残して、せっせと皆で平らげた。
ミルクティー
コストコで売られているオリジナル商品の、密かな好物がコーンパン。コーングリッツをまぶした粉粉した手のひらサイズのパンは、でも1袋の単位が36個となかなか大変な事になっている。
「半分こ、する?」
「うん、するする」
と、友人と半分こして買ってきた。何度か1人で買ったこともあるけれど、しばらく冷凍庫にコーンパンが詰め込まれ続けることになって、なかなか大変な事になった。本当、他の皆さんはこの手のものをどうやって保存しているのだろう。今回私は、冷凍ワッフルも買いたいと思っていたのだけれど、我が家の冷凍庫の現状を鑑みて到底無理だと思い至った。蟹とか入りっぱなしなのよね……。
今日のだんなは早めの出勤とのことで、慌ただしい朝御飯は、温めたコーンパンとミルクティーだけという組み合わせになった。
私の方も眠くて卵料理などは用意できず。相変わらず好きな感じの粉っぽさだなぁ、コーン味が嬉しいなぁと思いながらもぐもぐもぐ。
ビーフファヒータ・タコミート・レタス・トマト・シュレッドチーズ・タコソース
ハードタイプのフラワートルティーヤ・自家製のソフトタイプフラワートルティーヤ
ビール(Corona)
今日の夕飯は、タコス。
夕飯にひたすらタコス(及びファヒータ)を何個も食べ続けるというのは、本場メキシコの人から見るとあるいは不思議な食卓なのかもしれないけれど、諸々の具を大量に用意して、「よーし今度はチーズを大盛りだー」と好き勝手に食べるのが大変に楽しい。
ハードタイプのタコシェルは市販のものがあるけれど、ソフトタイプのものは我が家近くではあまり見かけることがなく、どうせだったらと自家製にすることにした。小麦粉と塩とサラダ油を混ぜ合わせ、湯を加えて練って寝かせて小さな団子に切り分け、伸ばして焼くだけ。コーングリッツを加えるとまたちょっと違った感じになるのだろうなと思いつつ(市販の生地にも、小麦粉が主材料のフラワートルティーヤと、コーン粉が主材料のコーントルティーヤがありますです)、息子も一緒にやりたいと言うので、シンプルに扱い易い薄力粉を用意することにした。
日本でも、近所のスーパーでごく普通に売られているOLD EL PASOのタコス材料だけれど、ファヒータシーズニング(こんなの)はどうにも見つからない。牛肉(もしくは鶏肉など)を玉ねぎ、ピーマンなどの野菜と共に炒め合わせた、要するに「肉野菜炒め」なのだけれど、スパイシーなのにどこか懐かしいような味のする炒め物で、かつてアメリカに住んでいた時におおいにお世話になっていた。いかにもアメリカンな肉料理も美味しかったけれど、魚介メニューが豊富で、かつ懐かしい味のするファヒータが食べられるメキシコ料理屋さんは何かと重宝していた。
……で、だんなが先日の海外出張の折に、
「あった!現地のスーパー覗いたらあった!ファヒータミックス!」
と、「お土産のメインはコレですか?」というほどのたっぷりのファヒータミックスをお土産に買ってきてくれたのだった。それがずっと台所の目立つところに置いてあったので、「近々タコスやりましょう、ファヒータやりましょう」と盛り上がった結果の今日の夕御飯。
いつもの、ひき肉で作ったタコミートと刻みレタスと刻みトマト。シュレッドチーズは、コストコで昨日買ってきたレッドチェダーのシュレッドだ。あとは牛肉を使ったファヒータと、自家製皮が12枚、市販のハードシェルが10個。
以前何度か作った時は、自家製皮をようよう全部食べきるか食べきれないかという感じで、だから今回もあえて粉の分量を増やしたりはしなかったのだけれど、今日は息子が食べた。大変に食べた。自分も一緒に伸ばして焼いた楽しさもあってか、自家製皮ばかりを、出来上がり総量の半量くらいは一人で食べていた。
息子ならずとも、粉の香りが漂う焼きたてのトルティーヤはとても美味しい。「そうそうこの味」といった感じの炒め物の売れ行きも好調で、けっこうな量あったはずだったのに綺麗になくなってしまった。ひき肉とレタスとトマトの具のタコスはソフトタイプよりハードタイプの生地の方がしっくり来るような気がするけれど、ファヒータはどちらに挟んでもすごく美味しいと思う。……今度は皮、12枚じゃなくて16枚とか20枚とか焼かなきゃいけないかもしれない。
キャベツのカレー風味スープ
麦茶
「今日の夕御飯は何かな?」
と、毎晩台所を覗きに来る(そして、時にはそのまま手伝ったりする)息子。
昨夜、「タコスだよー」と肉を炒めながら答えたら、
「……タコライスじゃないのか……タコスなのか……」
と妙にがっかりされてしまった。うん、夕飯はタコスだよ。肉が残ったら次の朝にタコライスにするんだよ。
息子はどうもタコスよりタコライスの方がお気に入りのようで、「今から帰るよ」電話をくれただんなにまで
「今日の夕御飯はタコスです!タコライスじゃないから、御飯はなしです!」
とか報告していた。それほどまでにタコライスが好きなのなら、たまにはタコスではなくタコライスを最初っから用意してあげようかしら。
温めた御飯の上にシュレッドチーズ、その上に温めたタコミート……と、「チーズをとろけさせましょう」という順で具を積み上げ、残りのレタスやトマトは各自適当に。
「これをー!混ぜ〜て食べます!」
と、だんなは楽しそうに混ぜ始め、息子もそれに倣って色鮮やかなタコライスの朝御飯。そういえば息子、「タコライスはビビンバみたいだよねー」とも言っていたっけ。
鮭とレタスの胡麻マヨ丼
わかめの味噌汁
麦茶
今日はだんなが飲み会で、息子と2人の夕御飯。
コストコで買ってきた鮭の切り身を食べてしまわないとなと考え、サラダ風の「胡麻マヨ丼」(確かケンタロウさんのレシピ本に載っていたもの)を作ってみることにした。サッと茹でた鮭と手でちぎったレタスを、すり胡麻とマヨネーズ、醤油とレモン汁と胡麻油などのタレで和えて御飯に盛るというもので、作ってしまってから「あ、海老のサラダも残ってたんじゃん」ということに気付くという展開に。サラダもレタスメイン、丼にもレタスと、全体的にレタスレタスした夕御飯になってしまった。しかも海老サラダのドレッシングはマヨネーズ味。ますます丼の味と重なってしまった。不覚。
「ごめんなさいすみません、御飯もレタスで、脇のサラダもレタスになっちゃった……」
とテーブルに並べたのだけれど、「マヨネーズは僕、大好きだから」と息子にフォローをいただきつつ、あとはわかめの味噌汁で。
なんとなく気になっていたレシピなので試しにと作ってみたほんのりマヨネーズ味の丼は、案外、茹でて水で締めた中華麺にトッピングしても美味しいかもといった印象だった。アツアツの御飯より、寿司飯のように常温くらいに冷ました御飯の方が似合いそう。マヨネーズ味のおにぎりとか、私はすごく好きなのだけれど、確かにあの手のもアツアツ御飯じゃない方が似合うかなと思うのだった。要するに、炊きたて御飯にこの具はちょっとばかり似合わなかったかなという、そういうお話……。
炒めサラミと目玉焼き
カフェオレ
今日は春分の日で休日。映画でも見に行こうかという話になっていたのだけれど、朝から冷たい雨が降り続いている。気温もぐっと低めで、これはお出かけって感じじゃないねぇと、のんびり朝御飯の仕度をした。最後に少しだけ残っていたサラミを炒めて目玉焼きと共に。あとはコストコで買ってきたコーンパンをたくさん温めて食卓に出した。
結局、今日は一日どこにも出かけずに家に居ることにして、遅めの朝御飯を食べた後は家族でモンスターハンター三昧。
これまで「撃退」(ある程度弱らせて、敵を撤退させる)ことしかできなかった"ラオシャンロン亜種"なる敵を討ち取ることができたり、鹿のような優しげな体型をしているくせにやたらと強かった"上位キリン"を制限時間残り50秒ほどのギリギリの時間で倒したり、きゃあきゃあわあわあと家の中で大騒ぎな一日。各自操るゲームのキャラクターには個人の性格がこれでもかと反映されるもので、だんなは「攻撃にはリスクがつきものー!」と言いつつ特攻を繰り返し、私は無理はせずに最善の機を狙いつつ狙いすぎて見逃してしまったり、息子は息子で遠くの方で「たいへん、たいへーん!」とバタバタしていたり。
ほうれん草のバターソテー
マッシュドポテト
ビーフステーキ
オニオンスープ
羽釜御飯
ビール(Corona)
今日は朝御飯が遅かったので特にこれという昼御飯は食べなかったこともあり、少し早めの夕御飯。コストコで先日買ってきた、ごっついステーキ肉(USA産)を焼いて食べることにした。ステーキを焼くのはだんなが担当してくれて、私はマッシュドポテトを作ったりスープを用意したり。買い置きの炒め玉ねぎの真空パックが手元にあったので、簡単にこれをチキンブイヨンで伸ばしてオニオンスープにした。器によそってからとろけるタイプのスライスチーズをトッピングして、オニオングラタンスープ風に。
なんでもだんな、先日の出張の折に、ビストロですんごく美味しいマッシュドポテトを食べてきたのだそう。
「これがね……きっとおそろしい程のバターが入ってるんだろうなっていうほどバターの香りがするものでね……」
などと言っていたので、私も「おそろしい程のバター」を入れてマッシュドポテトを作ってみた。でも甘かった。私はまだ最後の踏み込みが1〜2歩足りなかったようで、バターの香りはするけれど「バター臭ぷんぷん」という状態にはとてもならず。ふわふわで滑らかで……という話だったので、温めた牛乳を加えてちょっと緩めな感じにしてみた。本当はこれも生クリームを使った方がそれっぽくなるのだろうけれど、この分量のじゃがいもに対してこの分量のバターと、加えて生クリームも……と想像すると、想像するだけでおそろしい。
色々と踏み込みが甘い感じのマッシュドポテトになったけれど、それでもいつも我が家で作るものよりはずっとリッチな味になった。すりおろしにんにくを加えて、ほんのりガーリック風味。
サラダもできた、添え物もできたー、と私が一段落したところで、だんながいよいよスキレットを持ち出して分厚いステーキ肉を3枚同時に焼いてくれた。呆れるほど大きな発泡スチロールのケースに納められていたその肉は、確か3枚で1kg弱という分量だった気がする。「1枚1ポンドない!だから大丈夫!」とわけのわからない理屈で「だから余裕で食べられる!」と買ってきてみたのだけれど、さすがに息子は1人で300gクラスのステーキを食べきることはできず(しゃぶしゃぶとかならまた別として、塊の肉っていうのは見た目の迫力が……)、私も自分の分1枚食べるのでお腹いっぱい。だんなが息子の残した分を引き受けて、家族全員お腹一杯になってしまった。
「俺の実力っていうか……ほとんどスキレットの力というか……」
と、だんなは控えめな事を言っていたけれど、今日のステーキの焼け具合も素晴らしく良い状態だった。適度に赤味を帯びた肉の断面は、でも赤い肉汁が滴るということもなく、好みな感じのミディアムレア。いつも通りの「バター醤油」のタレで、最後は皿に残ったソースを御飯に絡めて食べてしまった。
「すばらしい!今日のだんなも肉と対話ができている!」
とおおいに褒め称えながら、米国産ならではの赤身のしっかりとした味わいの肉を噛み締めた。脂のあまりない、「サシ」なんて何それ状態の肉なのだけれど、固くもないしパサパサという事も全くないし、そうそうステーキとして食べるならやっぱりこういうお肉が良いよねという理想のステーキ肉だった。肉を食べ終わったところで、撮り置きのビデオ見たり、またゲームの続きを皆でしたり。
牛乳
だんなは元気に朝ジムに。私と息子はいつも通りの時間に起きて、いつも通りの朝御飯……と思っていたのだけれど、うっかり寝過ごしてしまった。目覚まし時計が鳴ったと思った瞬間に叩き止めたらしい息子はそのまま爆睡しているようだったし、私も今日はなかなか起きられずぐだぐだと。結局「あと15分で登校です」という時間にバタバタしながらの朝御飯になってしまった。息子はコーンフレークと牛乳、私は軽く温めたコーンパンと牛乳。お湯を沸かす暇すらなかった……というか、熱いものをゆっくり口にする暇がなかったというか。
慌ただしく登校していった息子を見送って、改めて中国茶など淹れつつ一息。真冬は寒くて布団から抜けられないし、春は春で無性に眠くて布団から抜けられないしで、よろしくない。では、いつならすっきり起きられるのかと。
冷や奴 \157
餃子 2×\210
春巻 \315
肉と玉子の炒りつけ \525
鶏の唐揚 \525
東京ラーメンセット \924
焼きめし \420
生ビール 4×\283
あ、今日はなんだか外で食べたい気分……と、無性にムラムラしてしまって、「お外で食べませんか?」と、息子の音楽教室が終わってからだんなに一報入れておいた。
「外で食べるの?何か買って帰るの?」
「んー……お父さんの連絡待ち……」
「食べるなら、"壁の穴"がいいなぁ!」
かべのあーな、かべのあーな、と「壁の穴」コールをし始めた息子に
「いや、焼き鳥とかさ、刺身とかさ……あるいは"王将"とかさ……」
と呟いたら、息子のコールがその瞬間に「おうしょう!おうしょう!」に変化した。そ、そんなに好きでしたか王将。
数十分ほどデパートの中をぷらぷらしているうちに「今から帰るよ」とだんなからの連絡があり、結局息子の熱烈なるリクエストも出たことにより、「餃子の王将」で夕御飯。金曜日の今日、金曜だというのに「生ビール200円引き」と大変豪気な割引フェアをやっているお店だったものだから、生ビールをくいくいお代わりしつつ、好きなものを好きなように食べてきた。唐揚げとか、肉と玉子の炒め物とか春巻とかチャーハンとかそして餃子とか、全体的にテーブルが茶色っぽかったり黄色っぽかったりという事に。
息子はこのお店のラーメンと半チャーハンのセットがいたくお気に入りで、「僕の好物のラーメンとチャーハンが両方いっぺんに食べられる!」という事がものすごいツボらしい。肝心の餃子の方にはあまり情熱がないようで、そちらは私とだんながせっせと食べていた。
だんなが良く
「王将は普通に"御馳走"だよ?」
と言っているけれど、それもわからなくない……というか、普通にちゃんと美味しいのだ、ここの餃子。しかも一皿6個入り210円。あ、ヤバイ、焼きたて超美味しい……と、いつにも増してパリパリじゅわじゅわな感のある焼きたて餃子がやってきたのが嬉しかった。今日は何だかもの凄いお客の入りで、店頭には常に数組のお客さんが待っているという状態。最初に頼んだ餃子がやってきたのは1杯目のビールがほぼ空になってからという頃合いだったけれど、その分焼きたてのアツアツの幸せな状態のものが口にできたのだから、ちょっと幸せ。
シメ、チャーハンの大盛頼んで2人でつつく?というだんなに、
「大盛りにするくらいなら餃子もう1皿食べたい」
と主張した私。どうやら私は単に餃子が恋しかったのであるらしい。
クロワッサン
カフェオレ
昨夜、空腹時に買ってきたパンあれこれ。初めて買うお店だったのだけれど、息子が「メロンパンだー!」と棚を見て喜んでいたので、試しにそこで買ってきてみた。夕方、というよりすっかり「夜」な時間帯だったこともあってか、選択肢はあまり多くなく、マヨネーズとコーンをトッピングしたパンと、そのツナ版のパンを1個ずつトレイに乗せた。息子はメロンパン。それと、美味しそうだなと、「バターをたっぷり練り込みました」などと宣伝文句のついていた四角い形のクロワッサンも買ってきてみた。適当に温めるものは温めて食卓に出してみる。
確かにクロワッサンはバターたっぷりという感じだったけれど、でもあまり「バターの旨味」を感じることができず、単にベタベタしたパンといったちょっと残念な味。他のパンも、決して不味くはないのだけれど、あまり印象に残らない味でもあって、色々と残念な感じだった。ついあれこれ買ってきてしまって、うっかりお腹一杯に。
海鮮チヂミ \1200
チャンジャ巻 \600
生ビール(中) \500
今日は映画を見に家族でお出かけ。本当は木曜の休日に行こうと話していたのだけれど、冷たい雨とあまりの寒さに断念して今日に延期した、ONE PIECEの春の映画「エピソード オブ チョッパー」を見に海浜幕張の映画館に行って来た。
先日一人で映画を見に来た時に、海浜幕張駅前に2つ大きなショッピングビルが建設中だったのは見ていたのだけれど、そのうち1つが先日オープンしたばかりらしい。映画の前売り券を午後の回のチケットと交換してもらった後で「とりあえず御飯でも食べようか」とその新しいビルをぷらぷらしてみた。
ちょっと気になるホルモン焼き屋さんがランチ営業しているのを見て「ランチセットとかあるのかな?」と覗いてみたりしつつ(ランチ営業はしていたけれど、ランチセットなどはなかったのだった、残念)、入ってみたのは韓国家庭料理屋さんの「チェゴヤ」というお店。チヂミが美味しそう、ビビンバとかもあるみたいだから息子も大丈夫そう、と、入ってみた。既に7割方の席が埋まっていたお店だったけれど、席に案内されて十数分後にお昼時になったこともあって店はあっという間に行列つきの混雑に。
朝食にどっしりと重いパンを食べてしまったのであまり食欲沸かないねと話しつつ、息子はビビンバ、だんなはコムタンクッパ。私は息子のビビンバを少し分けてもらいつつ、「チャンジャ巻」なるチャンジャ(鱈の内臓のキムチ)をトッピングした海苔巻きをつついてみる。あとは、各種揃っていたチヂミメニューから「海鮮チヂミ」を。なんでもこのお店の「カキ焼き海鮮チヂミ」なるものは「どっちの料理ショー」で紹介された事があるのだとか。
やってきたのは、ピザのように放射状にカットされた丸いチヂミ。適度に粉っぽく卵っぽく、「ニラチヂミ」などが別メニューにあるせいもあってか、あまり野菜は入っておらず、イカとか海老とかアサリなどの魚介あれこれがトッピングされていた。チヂミというと、なんとなく「四角くカットされている」というイメージがあるので、このピザ風の扇形カットにはちょっとばかり違和感。モチモチとした、しっとりとした口当たりのチヂミで、でももう少し裏側がパリッと香ばしく焼かれている方が好みな私は、「美味しいけど……こんなものかな?」という印象があった。
でも、チャンジャがたっぷりトッピングされたチャンジャ巻は悪くなかったし(というかビールにたまらなく似合って危険だった)、だんなのを味見させてもらったコムタンクッパはとても好みな味。清潔感のある店内も悪くなかったし、今日は食べなかったけれど、サンチュや葱、味噌や唐辛子がセットになった「豚三枚肉セット」、それにボッサムやトッポギなど気になるメニューがまだ色々あったので、今度は夜にでも来てゆっくりあれこれ楽しみたいと思うお店だった。焼肉屋さんではない「韓国料理」を食べられるところ、このへんにはあまりないのだ。
(牛カルビ・豚・モツ・茄子・南瓜・アスパラガス・玉ねぎ・長ねぎ・サンチュ・にんにくオイル焼)
ガーリックライス
ビール(サッポロ BEER FINE)
で、午後は映画見て、ゲームセンター覗いたりカルフールをぷらぷらしたりして、のんびりと夕方遅くなってから帰宅した。
「あのエピソードはさ、ずるいよね」
「あれ映画化しちゃうのは、ずるいよね」
「そもそも、大谷育江の声がずるいよね」
ずるいよずるいよ、あれは泣いちゃうよ……と、ONE PIECEの原作でも屈指の「泣かせるエピソード」の映画化に、そこそこ混雑していた館内はクライマックスシーンでそこら中から鼻を啜る音が聞こえてきていたりした。私もちょっとヤバかった。そしてゾロの出番は少なかった(がっかり……)。
「なんだか今日は、とても取れる気がしたんだー」
と、昼食後に立ち寄った同ビル内のゲームセンターで一抱えもありそうな巨大なカピバラさんぬいぐるみをUFOキャッチャーで取っただんな。映画観賞後は、映画のノリを引きずってかチョッパーのぬいぐるみとかチョッパーの帽子型クッションまで次々と取ってしまい、夕飯の買い物を前にして不自然なほどの大荷物に。私が化粧室に行っている間に
「お父さんが取ってくれたー!200円で!」
と、上半身がすっかり隠れるほどの巨大なカピバラさんを抱えた息子が駆け寄ってきた時は、どうしようかと思った。主に「どこに置くんだ、これ」と思った。
そんな大荷物を抱えつつ、夕飯どうしようとカルフールでお買い物。美味しそうな国産牛カルビのパックを見て
「……焼肉いいなぁ……」
と思っていたのだけれど、その近くにあった美味しそうなホルモンのミニパックを見たら、いよいよ止まらなくなってしまった。
「……でも、ついこないだステーキ食べなかったっけ?」
「……じゃあ、焼肉の肉はなるべく控えめにして、野菜多くすれば……」
などとあれこれ話し合い、売り場のあちこちでブラウン運動を繰り広げながら、結局今日の夕飯は「おうちで焼肉」。茄子と南瓜、アスパラガスに玉ねぎ長ねぎをたくさん用意して、サンチュも2パック。忘れちゃいけない「にんにくオイル焼き」もちゃんと用意して、ビール飲み飲み色々焼いて色々食べた。
用意したのは、牛カルビと豚カルビ、ホルモン2種(センマイとシマチョウ)。とりあえず、ホルモン塩で食べて、その後牛肉と豚肉かねー……と、私とだんながのんびりホルモンをつつき始めた隣で、息子が牛肉と豚肉を食べる食べる食べる。
あとでガーリックライス作るよと言っても、
「うん、御飯……いいや、いらないや」
と、ひたすら肉を自分で焼いてはバクバクと食べている。いつのまにか我が子もすっかり肉食いになってしまっていたようで、「お肉全然食べたがらなくて、ブロッコリーとかトマトばかりが大好きで大丈夫かしらこの人」と思っていた時期があったのが嘘のようだ。今は「少しは野菜も食べなさーい!」と注意しなければ南瓜もアスパラも食べようとしない。ある意味正しい子供の姿と言うか、何と言うか。
サーモンの塩焼き
目玉焼き
苺 with コンデンスミルクと牛乳
カフェオレ
明日の朝御飯どうしましょう、なんだかパンが続いているしねぇ……などと話しながら昨日の夕方カルフールを歩いていて、パン売り場の試食コーナーで立ち止まった息子が何やらもぐもぐと口にしている。
「これ!これ美味しいよお母さん!」
と騒いでいるので私も一口。「バターコッペ」という品名の、一見フランスパンの形の長さ20cmほどのそのパンは、フランスパンにはないしっとりと柔らかい口当たりの美味しいパンだった。「バターコッペ」という品名そのままみたいな、バターの香りのする柔らかいパン。
けっこう美味しいね、安いしね、と、結局それを買ってきた。スライスして大きな皿に盛り、皆で手を出せるようにしつつ、あとは目玉焼きとサーモンのソテー。茹でて冷蔵しておいたサーモンの切り身の残りを、もう一度フライパンで焼きつけて塩胡椒しただけのものに目玉焼きを添えた。ドライバジルでも振ろうかと思ったのだけれど、単に塩味。
それと、どんどんお手頃価格になりつつある苺も1パックテーブルに。いよいよ「2パック500円」といった値段を普通に見かけるようになって嬉しい限りの苺に、コンデンスミルクと牛乳添えて、ぎゅうぎゅう潰しながら食べた。「苺を美味しく食べる」方法としては、なんか違うような気がしないでもないのだけれど、苺の味がこれでもかと広がった牛乳を飲むのがとても好き。息子も同様らしく、苦心しながら苺スプーンを操っていた。
桜海老のかき揚げ
麦茶
このところ、休みの日にお友達から「一緒にあそぼ?」の電話をよく貰っている息子。今日の午前中も「誘われたから遊びに行ってくる!」と家を飛び出して行ったので、その隙にだんなと2人近所に買い物に行ってきた。
今日の夕飯は、「冷凍庫内の蟹をなんとかしちゃいましょう」ということで、天津飯予定。ずいぶん前に買った立派なタラバガニの半身分の足をなかなか食べられずにいたので、今朝思い立って冷凍庫から出しておいた。それじゃあ卵も買わなきゃ、牛乳ももう無いし……と、予定では簡単な買い物のはずだったのだけれど、近所のスーパーが日曜市ということで大変に色々と安かった。トイレットペーパー安いよ、きのこも安い、魚介もけっこう良い感じ……と、自転車2台に溢れそうなほどのお買い物。
「お、キンメ1尾680円じゃん。大きめサイズなら780円だって」
「……キンメ!!」
大好物の金目鯛、けっこうなサイズのものがその値段とあって、鮮魚コーナーの発泡スチロール箱ににじり寄る私に
「天津飯、別に今日でなくてもいいし、金目鯛の煮付けにすれば?」
と、だんな。
「いやいやいやいや、それはダメでしょう、蟹は裏切れないでしょう、そこは裏切っちゃダメだよ」
それは蟹に失礼です……と、夕飯の天津飯遂行は強硬に主張しつつ、でも結局金目鯛も買ってきた。帰ってから鱗落としてワタ抜いて、全体に軽く塩してキッチンペーパーでくるんで冷蔵庫にしまっておいた。明日煮付けて食べるんだー。
お昼御飯は、2玉分だけ残っていた「はりやのざるうどん」があったので、それを茹でつつ、スーパーで買ってきた天ぷら添えて。3人で2玉のうどんをさらっと食べて、あとはスーパーで買ってきた桜海老のかき揚げと。
だんな特製 牛肉とわかめの韓国風スープ
ビール(青島)
長ねぎはある?今日もけっこう安いけど。そうそう、あと牛肉も買わないといけないじゃん、スープに入れるやつ、……と、今日のスーパーでは、どちらかというと私の方が「日曜日には荷物持ちしか脳のないお父さん」的な存在だった。うきうきとスーパーを歩くだんなの後ろをカート押しつつ、私はポケーとしながら歩いていた。だんなが実にいきいきとしている。週末が楽しいのか買い物が楽しいのか料理が楽しいのか、きっと全部が楽しいのだろう、多分。
昼御飯のうどんの準備もしてくれていただんなは、そのままエンジンがかかりっぱなしになっちゃったようで、
「6時!そろそろ夕御飯の準備しようかねー」
と、さっさと立ち上がって食洗機内の食器を片付け始めた。おお、今日のだんなもまぶしすぎる。実に爽やかに「やーる気なしなし♪せりあちゃーん♪」とか歌っている。いやいや、やる気あるよ全然無いってことはないよ、大丈夫だよ……と、蟹の殻剥きは私も一緒に。でもそれ以外は結局だんなが全て用意してくれた。
普段でも具沢山な事が多い我が家の蟹玉だけれど、今回はまた、「蟹の隙間に卵」というほどに蟹蟹した壮大な蟹玉だった。そこら中から蟹肉が透けて見えて、筍と葱もたっぷり入っているはずなのに、全体的に「蟹」の味。ほんのり酢が香るくらいの、酸味少なめの醤油あんをかけて食べる天津飯は相変わらず絶品だった。
「うう……やっぱり天津飯は、もう外では食べられない……」
「うん、王将の1万倍くらい入ってるよね」
「いや、ゼロに何を掛けてもゼロじゃない?」
「いやいや、入ってるよ、蟹。たまーに。少しだけ」
それでも、王将の蟹玉もけっこう好きなんだけどね……などと話しつつ、お代わりまでしてしまいながら天津飯を堪能した。