食欲魔人日記 05年11月 第1週
11月1日 火曜日
お安いタラをパン粉焼きに
鶏肉とマカロニのクリーム煮
バタロール
牛乳 with ミルメーク(コーヒー味)

昨夜の鶏肉のクリーム煮、火曜の朝はジムに向かうだんなにも残しておいてあげたいなぁと多めに作ったのだけれど、ちと多く作りすぎた。
「なんでこんなに」というほど余ったので、私も息子も朝御飯に少し食べることに。パンを添えましょねーと、バターロールを温めて、中央でパカンと割ってバターを間に挟んで食べた。

「のむのはミルメーク?ミルメークのむ?ぼく、バナナがいいなー」
私の返事を聞かないでごそごそとミルメークの袋を漁りはじめた息子は、バナナ味のミルメークを手にして
「おかーさんはココアかなー?コーヒーかなー?」
と聞いてくる。で、私はコーヒー味、息子はバナナ味のミルメークを傍らに、あったかいクリーム煮とパンという給食のような組み合わせの朝御飯。

……ほー、今日の息子の給食の献立は
肉まん・カレーうどん・うずらの卵・和え物・バナナ・牛乳
とな。いいなー(主にカレーうどんがいいなー)。

卵御飯 サンマのコンフィ乗せ
ほうれん草の胡麻和え
麦茶

今日は一日真面目にお仕事。昼御飯はあまり余裕がなく、
「サンマのコンフィでいいやー」
と、冷凍御飯をチンしてほうれん草を茹でただけの簡単な準備をした。

オイルサーディンを刻み葱と一緒に御飯に乗せて醤油をちらっと垂らして食べるのが美味しいから、サンマのコンフィでもいけるはずー……と、軽くほぐして骨を取る。卵御飯でも似合うはずー……と、卵御飯にサンマ乗せて葱乗せて、醤油をちろっとかけた。甘めの味の青菜が恋しかったので砂糖でほんのり甘みをつけたほうれん草の胡麻和えと。

思った以上に美味しくできたサンマのコンフィは本当に重宝。
ローズマリーとにんにくの風味のオイル漬けサンマは、思ったとおり卵御飯にお似合いだった。クタクタに煮えたにんにくのかけらがサンマにくっついてて、その味がめちゃめちゃ幸せ。

タラのパン粉焼き アンチョビクリームソース
鶏肉とマカロニのクリーム煮
はちみつパンのスキレット焼き
梅酒のソーダ割り

今日は魚介を食べようと、安売りのタラを買ってきた。残ったクリーム煮と似合うおかずは何だろうと考えて、ケンタロウさんレシピのパン粉焼きを試してみることに。パン粉に刻みにんにくと刻んだバジル、塩とオリーブ油を混ぜたものをタラの表面に乗せてオーブン焼き。こんがり焼けたら刻んだアンチョビとおろしにんにくと生クリームを合わせたソースをかけて食べる。オーブンでタラを焼くついでに、輪切りにしたズッキーニも焼いてみる。

このおかずだったら白い御飯よりはパンが良いかなと、冷凍してあった自家製パンを焼いて添えることにした。オーブンがタラでふさがっていたので一口大にゴロゴロ切ったパンはスキレットで全面に焼き色をつけるように焼いてみた。

加熱するとモロモロと崩れる淡白な味のタラは、好きな魚のひとつ。一番好きな調理法が「フィッシュ&チップス」というのが我ながらいかがなものかと思うけれど、モルトビネガーかけて食べるタラのフライは本当に美味しい。
今日のパン粉焼きも、バジルの香りが漂う香ばしいパン粉がなかなかだった。アンチョビのソースも良い感じ。

11月2日 水曜日
自家製ピッツァ。野菜多め。
鶏肉とマカロニのクリーム煮
バターロール
アイスカフェオレ

一昨日作った「鶏肉とマカロニのクリーム煮」は局地的大盛況だった。さすがに3日続けて食べるのはどうよと思っていたのに、昨日の夜、それが入ったガラスボウルを眺めた息子が
「こんなにあるんだったらー、明日のあさごはんにも食べられるね!」
うーふーふーふーふー、とドラえもんのような声で笑っている。

「夕御飯にも食べたのに、また明日の朝これでもいいの?」
と一応確認してみたところ「もちろん!」だそうで。で、私一人がちょっと食傷気味な状態で(だんなは昨日の朝、今日の朝と口にしていて御機嫌)、鶏肉とマカロニのクリーム煮を食べた。次作るときはじゃがいも3個とか使わない分量で作ることにしよう。

マリービスケット
自家製ヨーグルト with あんずジャム

今週は仕事も落ち着いていることもあって、今日もジム。BODYPUMPに出て、うらー!うぉりゃー!と17kgのバーベルかついでスクワット100回くらいして、14kgのバーベルを背中と肩の筋肉使って振り上げ、9kgのバーベルを上腕二頭筋だけ使ってひたすら上下に動かしたりした。相当筋力ついてきたはずなんだけど、なんでだんなのようにマッチョにならないのかなー(注:マッチョになりたいというわけではありません)。

私の通うスポーツジム、好みのプログラムは昼飯時に集中しているのだけれど、昼御飯を食べてからジムに行くとどうにも体が重い。スタミナ切れ以前に体がだるくてイヤ〜な汗が出てくるので、最近は朝御飯を食べただけの状態でジムに行くようにしている。でも、食べなきゃ食べないで60分プログラムの最後の方でスタミナ切れてふらふらになるし、どうしたものだか。

今日も見事に最後ふらふらになって、空腹が一線を越えて「お腹空いたけど食べたいもの特にない……」という状態になって帰宅した。マリービスケット3枚入りの小袋が1つ家にあったので、もうこれでいいやと。ヨーグルトに「甘さ控えめ」というか「甘くない」あんずジャム混ぜて添え、ジムに持っていった水(コントレックス)がボトルに余ったのでそれ飲みながら食べた。……なんだかドラッグストアで売っているダイエットフードみたいな組み合わせ……。

自家製ピッツァ
 4種のチーズのピッツァ
 鶏照り焼きとほうれん草
 カプリチョーザ
ビール(モルツ)

先週デパートの北海道物産展で買ってきたモッツァレラチーズ。そろそろ食べてしまいたいし、息子もちょっと前から
「ピザ食べたいなー」
と言っていたので、今日はピッツァ作成。パン焼き用の強力粉にセモリナ粉を混ぜ、ぬるま湯と塩とドライイーストとオリーブ油を混ぜたものを流し入れて混ぜ混ぜこねこね。一応だんなも一緒に食べられるだけの生地を用意したのだけれど、やっぱり今日も激ジョブで帰ってこられないそうで。生地は1/3ほどを使うことにして、残りは冷蔵しておいた。

ルッコラにほうれん草にパプリカにマッシュルーム、ゆで卵と照り焼きにした鶏と、アンチョビ、オリーブ、バジルにトマト。刻んだトマトにオリーブ油を少し垂らして塩をふり、バジルの葉とローリエを混ぜてペースト状になるまで煮込んだトマトソースも用意した。
「なにか、手伝うよー」
と近寄ってきた息子は茹で卵の殻剥きとスライスを手伝ってくれたけれど、何より大変なお手伝いをしてくれた。「ゴルゴンゾーラチーズ」を買うおつかい。

うっかり買い忘れてしまって、夕方ジムに行く息子に
「ゴルゴンゾーラチーズ、買ってきてくれる?駅ビルにあるあのお店に行ってね、ゴルゴンゾーラがなかったら、他の青カビチーズはありますか?ってお店の人に聞くんだよ」
メモを持たせて1000円渡して、
「お菓子1個買ってきていいから、好きなもの。ただし、チーズとお菓子で1000円しかないからね、計算するんだよ」
と伝えて送り出したのだった。
息子はおつかいが大好き。でも、ほうれん草や大根は普段見慣れてるから簡単だろうけど、ゴルゴンゾーラチーズはちょっと難しかったかなぁ……と、内心ハラハラしながら待っていた。

「ただいまぁ!大変だったよ!」
帰ってきた息子はちゃんと指定したスーパーのビニール袋を持っていて、中には837円のゴルゴンゾーラが入っていた。500円か、高くてもせいぜい700円くらいで買えるかなと思っていたけれど、案外ゴルゴンゾーラは高かったらしい。それでも安い塊を必死に探してくれたみたいで、
「んとね、このチーズだったらね、100円と少しあまったからね、このキャンディー買えた!買えないのも、あったんだよ」
と、ヨーグルト味のキャンディーを1袋買ってきた。どうやってお買い物したのかと思ったら、お店に入って早々に店員さんとっつかまえて
「ごるごんぞーらちーずっていうの、くださぁい!」
と伝えたそうだ。

そんな息子のお手伝いがあってできた、今日のピッツァ。
「ぼくも、ぼくも盛りつけするー!」
「……チーズからいきますか、さっそく」
「次はね、これー!」
「多い!多いよ、ほうれん草多い!あふれてるー!」
きゃあきゃあ言いながら色々盛りつけたピッツァ、出来上がりの見栄えがなかなか大変なものになったものもあったけれど、全部しっかり美味しかった。

最初の1枚はモッツァレラ、チェダー、パルミジャーノ、ゴルゴンゾーラを使った4種のチーズのピッツァ、次はほうれん草と照り焼きチキンとトマトを乗せたの、最後にゆで卵やマッシュルーム、パプリカなどを適当に散らした「カプリチョーザ」。親子2人で食べきれるように直径20cm弱の可愛いサイズのピザを3枚焼いて、1枚目と2枚目はきっちり半分こ、残り1枚は息子が1切れ私が3切れ。ピザにはやっぱりビールでしょう!と、ロング缶のビール1缶飲み干しながら、焼いては食べ、焼いては食べた。自家製ピッツァは旨いね。

11月3日 木曜日
最近育てているベビーリーフ。これから摘んでピッツァに乗せます
自家製ピッツァ
 マルゲリータ(トマトソース・モッツァレラチーズ・バジル)
 テリヤキ(鶏照り焼き・ゆで卵・マッシュルーム・チーズ)
 カプリチョーザ(ゆで卵・パプリカ・マッシュルーム・ルッコラ・モッツァレラチーズ)
コカコーラ

昨夜、結局だんなは食べられなかった自家製ピッツァ。生地も材料もまだまだ余っているので、休日の今日のブランチに続きを食べることにした。生地、本当は昨日のうちに全部成形して冷凍しておけば良かったのだけれど、冷凍庫にそこまでの余裕がなかったので仕方なく冷蔵庫に塊のまま保存。冷蔵庫だったら発酵も止まって大丈夫だろうと思っていたのだけれど、今朝起きて確認した生地は昨夜の1.5倍くらいに膨らんでいた。

「うっひゃー……でかくなっちゃったよおい……」
と、その膨張しまくった生地を手に取り、でもこねて空気を抜いていくと昨夜とそうかわりない具合の生地に戻ったので、安心してピザ生地を6枚成形。さすがに全ては食べきれなくて、余ったものは成形したまま冷凍しておくことにした。

さすがに朝からビールはまずかろうということで(夜にたらふく飲む約束が入ったし)、コーラを添えることにした。ピッツァにはやっぱりコーラかビールなのよね〜(←イタリア風のピッツァを作るくせに、このへんの感覚がアメリカン……)。
「ねぇね息子さん。おつかいに行ってくれませんか?」
「……えー」
「今日はおとうさんがお金あげるからさ、好きなお菓子1個買ってきていいから」
「おねがいしますよー、息子〜」
「じゃあ、行ってくるー」
だんなは起き抜けで、私はピザの準備に忙しく、昨日に続いて今日も息子におつかいを頼んでしまった。500mlのペット2本でいいよと伝えたコーラ、息子は「でっかいの買ってきたよー」と1.5リットルのを買ってきてくれた。うん、その判断はけっこう正しいと思う。正しかった。

最初の1枚はシンプルなマルゲリータ。自家製トマトソースを敷き、北海道のモッツァレラチーズをトッピングし、更にスライストマトとバジルを乗せて、オーブンへ。チーズがぴよーんと伸びるピッツァが焼き上がり、みんなでつつきながら次の1枚の準備をする。

マルゲリータの次は、照り焼きチキンベースのもの。ルッコラやほうれん草、ベビーリーフなどの野菜も焼き上がり後にトッピングしつつ、家族皆でせっせと食べた。最後はありものの材料をたくさん散らしたカプリチョーザ風。

残った生地はどうしよう。先日我が家に届いたピザ屋の広告には「デザートピッツァ、苺&クリーム」というのが載っていて、苺を甘く煮たものとカスタードクリームがトッピングされ、別添で冷たいホイップクリームが添えられてくるのでお好きに絞ってどうぞ〜……などという感じのものだった。……そういうのも案外悪くないかなとも思うのだけれど、ちょっと怖い。

「マダムボンボニエール」のシュークリーム
カフェオレ

今日の午後は、だんなの実家にお邪魔することになっている。結婚した義弟がパソコンのお下がりをお義母さんたちに置いていったのだけれど、それをちゃんと使えるように設定しなおしてあげなきゃいけない。
「だったらついでに夕飯も食べて行きなさいよ〜揚げ物するし」
と声をかけていただいたので、御馳走になりに行くことになったのだった。

んが、御馳走になるのは良いけれども、明日は息子の遠足。お弁当の仕込みを今日のうちにある程度やっておこうと思っていたのだけれど、お義母さんが揚げ物なさるなら一緒に鶏の唐揚げも作ってもらっちゃおうと、計算高い嫁は鶏肉を買って下味つけて持って行っちゃうことにした。あとは、いなり寿司の材料と、野菜。材料買いにいかなきゃねと、だんなと2人でお買い物に行ってきた。

「……ピザ食べたしー、夜までそれでいいかな?時間早かったからお腹空いちゃう?」
「んー……軽く食べる?」
「カステラでも買って帰る?」
「いいねぇカステラ。……いや、カステラよりシュークリーム喰いたいな、美味しいやつ。美味しそうなの」
シュークリーム分が足りなかったらしいだんなが、シュークリームシュークリーム言い出したので、買い物ついでに「マダムボンボニエール」という洋菓子屋さんで生クリームたっぷりのシュークリームを買って帰った。

帰宅して、いなり寿司用の油揚げが美味しく煮える香りが広がる中、コーヒー淹れてシュークリーム。濃厚なたっぷりのカスタードクリームを凌駕する、うず高く盛られたホイップクリームが迫力のシュークリームはほんのり洋酒の香りで美味しかった。それじゃー、そろそろパソコン設定にお出かけしましょうかー。

だんなの実家にて
 牡蠣フライ・海老フライ・ヒレカツ・鶏唐揚げ
 刻みキャベツ・レタスとトマトとブロッコリーにサラダ
 ホッケの塩焼き・チャンジャ・大根の葉の漬物・チーズ
 などなど
 ビール・日本酒

次々と子供達が巣立っていき最後に残った義妹も多忙とあって、一緒に晩酌する相手がいなくなっちゃって寂しそうなお義父さん。だんなと共に、その嫁の私が「けっこういけるクチ」だと把握してからは、お邪魔するたび毎回楽しそうに酒の準備をして待っていてくれている。

だんなが着々とフォーマットしシステムを入れ直すのを眺めつつ、海老の殻剥きなどのお手伝いもしつつ、気がつくとお義父さんがピンクのチェックのエプロンをひらひらさせてホッケの干物を焼いたりしていた。で、そんなファンシーなお義父さんと一緒に酒を飲み飲み。パソコンの設定がなかなか終わらなくて食事しながら何度もパソコンを覗きに行くだんなをよそに、お義父さんと私でひたすら日本酒酌み交わしていた。3時間もだらだらと飲み食いし続け、気がつけば1升瓶が7割方空になっていた。

お義母さんが次々揚げてくれたのは、牡蠣に海老に豚ヒレ肉。最後の私が持っていった鶏肉も揚げてくれ、普段はまず買わない(高いから……)でっかい海老の海老フライや今シーズン初の牡蠣フライを堪能しまくった。
「明日、息子の遠足なんですよー」
と伝えたら
「あら、じゃあ唐揚げ以外のおかずも持って帰りなさい、サラダもあるし」
と、明日茹でなきゃと思っていたブロッコリー含めてあれこれタッパーに詰めてもらい、明日のお弁当はすごく簡単に済むことになってしまった。
良かった、良かったよー、もう私、へろんへろんに酔っちゃって、もー。明日の早起きがとってもつらそう。

11月4日 金曜日
牡蠣を肴にビール飲む
自家製ラッシー

「痛飲」とまではいかないけれど、隨分と飲んでしまった昨夜。飲み相手がお義父さんだったというのが何だか不思議だ。

……で、今日は息子の遠足で、朝5時半起きで米を炊き、卵を焼く。ごくごく微量に二日酔いな感じで、油揚げの甘い匂いにクラクラしながらいなり寿司を包んだ。今回のお弁当のリクエストは、「かっぱ巻きといなり寿司」。
「んとね、こないだね、○○くんのお弁当が海苔巻きだったの!あれ、いいなぁ〜」
と言われ、どんな巻物だったかと聞けば「キュウリだけ」だそうで。かっぱ巻き1本作るのはちと手間だったので、それは昨日1本だけお寿司屋さんで買ってきた。せめていなり寿司はと、だしと醤油と砂糖と味醂でじっくり含め煮した油揚げを。

「……で?御飯ものはかっぱ巻きとおいなりさんとして、おかずは何が良いの?」
私としては、ハンバーグとか唐揚げとかコロッケとか、こう、いかにもな「子供が好きな弁当おかず」な答えを期待したのだけれど、息子の答えは
「やさい」。

「……へ?野菜?」
「うん、野菜。ブロッコリーとか、トマトとか」
「……うん、入れるよ、入れたげるけどさー、なんか、肉とか魚とかで恋しいものはないの?」
「ブロッコリーがあればいい」
「ええ〜?……」

数日前にそんな会話があったのだけれど、結局おかずがブロッコリーとトマトだけじゃあんまりだというので鶏の唐揚げと卵焼きを詰めることは承諾を得た。そういう次第で、昨夜だんなの実家で、夕飯のおかずの揚げ物ついでに弁当用の唐揚げも揚げてもらってきた。鶏肉3枚も持っていったので、半分ほどはその場で食べ、残りを持ち帰り。いくつかは今日の義妹の弁当にもなったらしい。

かっぱ巻きといなり寿司、唐揚げ(と、ついでに一口サイズの海老フライとヒレカツも)、海苔を巻いた渦巻模様の醤油味の卵焼き、茹でたブロッコリーとプチトマトにマヨネーズを添えたもの。そしてデザートにみかん1個。水筒に麦茶をたっぷり満たして持たしてやり、元気にリュックサックしょって出かけて行った息子を見送った。

……で、朝御飯は、息子は今日も元気に「カリカリ食べるー!」と山盛りのコーンフレークを嬉しそうに平らげ、私は小さなボウルにヨーグルトと冷水とはちみつを入れて小さな泡立て器でシャカシャカと混ぜ合わせ、自家製ラッシーをコップに1杯。

いなり寿司
揚げ物(鶏唐・海老フライ・とんかつ)
茹でブロッコリーとプチトマト
海苔巻き玉子焼き
麦茶

今日は午前中に、光ケーブルの屋内工事の人がやってくる予定。10時頃と聞いていたので準備万端待ちかまえていたのだけれど、11時になっても現れず。まだかなまだかなーと待つこと計1時間半、11時半を過ぎようという頃にやっと工事の人がやってきた。シュルシュルと黒いケーブルが我が家の居間まで通されて、午後2時頃にめでたく光ケーブルが我が家に開通。

7月にADSLの接続の具合が徐々に妙になっていき、8月下旬で全くつながらなくなり、9月10月は泣きながら一般回線のダイヤルアップでつなぐ日々。調べたいなと思う些細な事が即座に調べられないのは本当につらかった。ああ、光ブラボー。早い、早いよどのページ見ても一瞬で繋がるよ。アンチウィルスの定義ファイルのダウンロードが異様な速さで終了するよ。

まさか、工事の兄ちゃんが家の中をうろうろする中で一人飯を食べるわけにもいかず、光だ光だ嬉しいなと思いながらも昼食にありつけたのは兄ちゃんが帰っていった午後2時過ぎ。とりあえず早い回線が嬉しくて、
「まぁ〜、早い〜♪………………。きゃー、やっぱり早い〜♪………………」
と、いなり寿司や唐揚げを片手に持って、パソコンまわりをうろうろするという大変に行儀の悪いことになった。お弁当の残りがたっぷりあったのが、これ幸い。

うちの唐揚げは、ケンタロウさんレシピの"竜田揚げ"然とした唐揚げなのだけれど、これがとても好みな味。醤油と酒と胡麻油とおろし生姜とおろしにんにくを揉み込んでおき、揚げる前に片栗粉をまぶす。お義母さんにも好評で、お弁当に持っていった義妹も「美味しかったー」と言ってくれて、自分のレシピでもないのにほんのり鼻高々。

だんなの実家にて
 サンマのお刺身、自家製酢締めアジ
 牡蠣のベーコン巻き
 野菜炒め
 御飯・大根の葉と油揚げの味噌汁
 ビール・日本酒
 りんご

上気した顔で遠足から笑顔で帰ってきた息子と一緒に音楽教室に行き、その足で昨日に引き続きだんなの実家へ。昨日だんなが途中まで終わらせていたパソコンの設定を引き継いで、今日は私がメール送受信の設定したり諸々のソフトをインストールしたり。めでたく2時間ほどで作業が完了して、今日も夕飯を御馳走になってきてしまった。

今日はどっさりのサンマのお刺身、自家製の酢締めのアジ。牡蠣のベーコン巻き炒めと、ニラとキャベツなどの豚肉入り野菜炒め。
「昨日はさ、おねぇのペースに合わせて飲んだら、いやたいそう飲んじゃったよ」
とお義父さんが言い、
「いやいや、飲んだ量は私の方が少なかったですよ、私がおとさんのペースに合わせてたんです」
と私が言い、風邪気味のお義父さんと「今日は控えましょうね」と確認しあって今日はゆるめに飲酒した。

遠足帰りの息子は今日も食欲爆発で、御飯を3膳平らげ、野菜炒めももりもりと小皿によそった山盛を腹に詰め、大きな椀入りの味噌汁も綺麗に飲み干して「おいしかったー!」と手を合わせて"じいじ"と"ばあば"から喝采を浴びていた。どうも息子、また最近ベジタリアンチックな傾向が……。

11月5日 土曜日
お義母さんのビーフシチュー。ほんっっっとーに、おいしい。
いなり寿司・富山の鱒寿司
鶏の唐揚げ・海老フライ・茹でブロッコリー
抹茶入り玄米茶

昨日も日付が変わってから帰ってきただんな。このところ休日出勤こそないものの、仕事のある日は連日5時間以上の残業をし続けているだんなはさすがにお疲れの様子。本当は今日は有明ビッグサイトで開催中の実りのフェスティバルに行こうかねーと言っていたのだけれど、明日も外出の予定があるので今日はのんびり家で過ごすことにした。地方の美味がこれでもかと集まる楽しいイベントらしいのでかなり気になっていたのだけれど、かなりな混雑にもなるらしいので今回は見送り〜。有明じゃなくて幕張開催だと近くて良かったのにね。

朝御飯は、富山の鱒寿司、そして息子のお弁当に詰めてやった残りのいなり寿司。だんなの同僚(以前アメリカに一緒に留学していたIさん)がお土産に本場の鱒の寿司をくれたので、これも合うねといなり寿司と一緒にテーブルに出す。お弁当の残りの唐揚げや海老フライも温め、あっついお茶いただきながら和風の朝食。

ケーキをカットするようにプラスチック製のナイフでざくざくと放射線状に切り分ける鱒の寿司は、最初のそのあたりからわくわくする楽しい食べ物だ。酢締めの味が好きで、押し寿司がそもそも好きなので鱒の寿司は大好物。みっちり凝縮したほんのり冷たい御飯に、平らになった薄い鱒の切り身を一緒に口に入れて「う〜、幸せ〜」とか言いながら食事を終えた。

そうそう、昨夜、パンジーの生産農家「かしま園」からパンジーとビオラが計12株届いた。地植えのパンジーはどっしりと安定した形の株でとても良い感じ。去年は種から育ててみたのだけれどベランダの日照ではちと難しかったので、今回は苗を買うことにしたのだった。以前から育ててみたかったブルー系の「YTT」(Yesterday Today Tomorrow と日毎に色が白・薄青・青と変わっていく面白いビオラ)、そして名前買いしてしまった「プリン」と「イチゴショート」。

いかにも美味しそうな卵色とカラメル色をしたパンジーと、ピンクがかった赤に白い模様が美しく入るパンジーに、とりあえずうっとり。
「色のバランスめちゃめちゃだけど、まぁいいわー」
と適当に植木鉢に植え付けた。ほんと、カラメル色が絶妙で素晴らしいです。この冬、ベランダにはプリンとイチゴショート。この調子で「にがうり」とか「らふてぇ」とか「ジンギスカン」といったパンジーも輩出してもらいたいものです。「バナナチョコパフェ」とか。

「モスバーガー」にて
 スパイシーモスバーガー
 オニポテセット(オニポテ&山ぶどうスカッシュ)
 フローズンケーキバー(ベイクドチーズ)

のんびり過ごすことになった土曜日、しかも今日はお義母さんから
「ビーフシチュー作ったから、取りに来なさい。夕飯にどうぞ?」
と連絡があって、夕飯のメインディッシュも確定した。せめてサラダでも添えようねと野菜を買いに外出。

「モスにでも行こうか」
「そうだね、お母さん、モスがいいねぇ」
「……お父さんはナイルカレーでもいいなぁ……」
「モスだよねー」
「だよねー」
「じゃあ多数決!……って、するまでもないか……」

私と息子が強硬にモスバーガーを主張するなか、だんなは一人「高円寺ナイルカレー」が懐かしかった様子。
「あ、でもきっと、もうクラムチャウダー出てるよ、モスバーガー」
と言ったら、その途端に顔がぱああああああと輝いた。だんな、カレーへの誘惑が打ち崩されるほどにクラムチャウダーが好きらしい。

だんなはモスバーガーとクラムチャウダー、息子もモスバーガーでオニポテセット、私はスパイシーモスバーガー。全員が「モスバーガー」シリーズで、「モスバーガーのモスバーガー」を堪能する運びとなった。店名を冠するバーガーだけあって、玉ねぎたっぷりのミートソースと厚切りトマトはハンバーガーに素晴らしくよく似合う。袋に残ったソースはポテトの端っこでかき集めて舐める。だんなはクラムチャウダーに添えられたスプーンをすくって食べていたけれど、私は毎回ポテトを使ってうりゃうりゃと。食事中の話題は「モスバーガーにいかにスプーンが必要か」というものだった。

お義母さんのビーフシチュー
サンマのコンフィ パルメザンチーズがけ
ほうれん草のサラダ
羽釜御飯
ビール(超長期熟成エビス)

明日からしばらく旅行に行くお義父さんとお義母さん。食材処理を兼ねて作ったのだそうで、数日かけて作られたたっぷりのビーフシチューをお裾分けしてくれた。昨日の夕方にお邪魔したときは、
「まだね、まだちょっとできないんだけどね〜」
と、4〜5個分ほどはあると思われた薄切り玉ねぎをオニオングラタンスープにする勢いで茶色に炒めまくって鍋に加えていた。

お義母さんのビーフシチューは本当に本当に美味しい。
だんなを始め義弟や義妹は「これがビーフシチューの味だ」と育てられたから、給食や外食などでケチャップに似た味のするサラサラとしたスープのようなビーフシチューを口にした時にはびっくりしてしまったのだそうだ。ワインの味が漂い、でも渋くなくてほのかに甘いビーフシチューは、「できあがりましたよー」という時には肉の7割方がもうとろけてしまっている。とろりと濃厚で、玉ねぎもじゃがいもも入っていないビーフシチューは、大人な味だけれど、うちの息子も綺麗に平らげた。

「これは……カレー?カレーの匂いじゃないねぇ」
と昨日鍋を覗き込んで呟いた息子は、「ビーフシチューだよ」と言ってもいまいち納得していない様子。シチューと言えば「白いもの」だという意識があるみたいで、
「これはビーフシチューで、こういう色のシチューなんだよ、白じゃなくて」
と教えてやっと納得したみたいだった。

シチューと共にお義母さんが茹でたじゃがいもを持たせてくれたので、それを自分で適当にシチューに添えつつ。ルッコラに自家製サンマのコンフィを乗せ、パルミジャーノ・レッジャーノをスライサーで削ったものを軽くかけて黒胡椒をガリガリ挽いたものも用意。サラダ用の柔らかいほうれん草の葉には薄切り玉ねぎとにんじん、マッシュルームにパプリカにゆで卵にとピザの具の余り次々混ぜて「気まぐれサラダ」にした。

ビーフシチューが美味しくて、だんなも私も少しずつおかわり。あー、美味しかったー。

11月6日 日曜日
本日は「白トリュフの会」也〜
「ミスタードーナツ」の
 エンゼルクリーム
 ポン・デ・リング
カフェオレ

10月を過ぎると、巷のレストランから「黒トリュフ入荷しました〜」という声が聞こえてくるようになる。この季節はトリュフの季節。香りが格段に良いと言われている白トリュフも、今が旬。

2年前、そうと決めずにレストランに行って、その場で「白トリュフ1個買い」を決意して、あらゆる料理に白トリュフをかけたディナーを堪能しちゃったのが全ての始まりで、それがあんまり楽しかった私たちはお誘いする人を増やして去年は正式に「白トリュフ1個買いするから料理組み立ててね、よろしくね」とお願いし、そしていよいよ今年も「白トリュフの会」を開催するに至っちゃったのだった。

今回のメンバーは、2年前から御一緒しているMさん夫妻、去年から御一緒しているFさん夫妻、(←だんなさん達と我が家の夫が高校時代の同期生で昔からの仲良し)、そして今年声をかけて「行きます〜」と言ってくれた私のお友だちのrinanaさん。そして我が家3人の計8人だ。Mさん家の赤ちゃんがお留守番ということで、うちの息子もだんなの実家あたりで留守番していてもらおうかと思ったのだけれど、
「お母さんとお父さんだけコジマ行くなんてずるい!ぼくも行く!」
だそうで……。幸い今日は子供客もけっこういて、グループ客も多く客席は全体的に賑やか。私たちも大人数でわいわいとやれて、とても楽しい会になったのだった。

ともかくまずは朝御飯。ちと古くなったサンドイッチ用のパンでフレンチトーストでもしようかなと思ったのだけれど、
「ドーナツでも食べる?」
のだんなの案に賛成し、100円均一セール中だったミスドへだんなに買い出しに行っていただいた。朝ちょっと早めの時間ということで品揃えはあまりよろしくなかったようで、私の分はエンゼルクリームとポン・デ・リング。もっちもっちした歯触りのポン・デ・リングは相変わらずの美味しさだ。大好き。

「Cucina Tokionese Cozima」にて、白トリュフの会
 突き出しの小皿
       タラのペーストのクロスティーニ
     サロマ湖の牡蠣のフリット
     にんにくとパプリカのスープ
     アンチョビとオリーブのペーストを包んだパイ
 アンガスビーフのカルパッチョ
 海老とかぼちゃのスープ フォアグラソテー添え
 カルボナーラスパゲティ
 あいなめのパリパリ焼き 黒トリュフ入りじゃがいものピュレとマントヴァーナソースで
 ホロホロ鳥のグリル ポルチーニ入りのリゾット添え マルサラ酒ソース
 チーズ(モンドール)
 りんごのパイ シナモンジェラート添え
 ハーブティー
   スプマンテ
   白ワイン(トカイ・フリウラーノ)
   赤ワイン(バローロ '95)

ランチ会場の「Cucina Tokionese Cozima」に向かう前に、今日まで丸の内エリア(と銀座エリア)で開催中の東京ファーマーズマーケットに寄り道を。主なイベントは講演会とか料理教室などであるらしいけれど、各地方や企業のブースがあちこちに出て販売や展示を行っているらしい。

知り合いがその関係者で、「来てくださったら展示品の果物とか差し上げますよ〜」と言ってくださったので、お言葉に甘えて他のブース見がてら某県のブースにお邪魔してきた。
「ああ、ああ、話は聞いていますよ〜」
と、ブースの責任者の方から展示品の一部であるみかんと柿を大変な量分けていただいてしまい、ついでに近くの他県ブースで試食販売していた野菜が実に美味しかったのでルッコラを2束買い、「一体どこの買い出しに行ってきましたか」という状態でレストランに向かう。みかんも柿も、そしてルッコラも実にピチピチツヤツヤでとてもとても美味しそう。京人参とかでっかい白菜とか、これから予定がなければ買いたいものもあれこれ沢山あったのだけれど、そこはぐっと我慢して表参道に移動した。

で、だらだらと3時間半にも渡る豪華ランチ。今回は、
「すごく下品かもしれませんが、どの料理にも白トリュフがかかっているのが食べたいんです〜、で、料理と白トリュフと、お酒込みでこのくらいの値段を目安に……組み立てていただけますか?」
と全ておまかせする形で料理を組んでいただいた。

すごかったすごかった。どの料理出てきても白トリュフの匂いぷんぷん。人数分の皿をずらっとテーブル脇のワゴンに並べて、目の前でシュッシュッシュッと白トリュフを削ってもらうのだけれど、その度にフロア中にトリュフの濃厚な芳香 が広がっていく。前菜からドルチェまで、リクエスト通りに下品なまでに白トリュフ尽くしのコースになった。

突き出しの小皿には、タラのペーストを乗せたクロスティーニ(とその上に白トリュフ)、サロマ湖で採れた牡蠣のフリット、ショットグラスににんにくとパプリカの一口スープ(スペインの家庭料理なのだそうで)、そしてアンチョビとオリーブのペーストを巻き込んだ一口パイ。
「これから色々出てきますよ〜」という期待感をこれでもかと高まらせるような感じの一口サイズのそれらをつつきながらスプマンテを舐め舐め。むちっと弾力のある牡蠣のフリットが絶品だった。

さらっとひと削りしただけのトリュフが添えられた突き出しに続き、いよいよトリュフがどばーどばーっと添えられた本番料理に。塩胡椒とハーブで10日マリネしたアンガスビーフに美味しい野菜をどっさり添えたサラダ仕立てのカルパッチョに、白トリュフをどばー。素材の味を活かすように、綺麗に層を分けて盛りつけられた海老とかぼちゃの滑らかなスープの中央、こんがり焼いたフォアグラを乗せた上から白トリュフをどばー。卵の黄身の味がしっかりとする濃厚なカルボナーラスパゲティにたっぷりの白トリュフをどばー。

「ひと削り、300円くらいですねぇ〜」
トリュフを手にしてシュッシュと削りまくるシェフKさんの言葉に
「ひぇ……」
「300円……」
「おそろしい……」
「ああ、あんなにかけて……これでこの皿2100円アップって感じ?」
「あはは、耳の奥からチャリーンチャリーンって小銭の音がするよ」

と冷や汗垂らしながら、「ま、年1回のお祭りですから」と開き直ってトリュフをもぐもぐ。トリュフなんてそんなに美味しいもんじゃないと思っていた数年前。これだけしっかりと、しかもワインを合わせていただくトリュフは、甘いわ良い香りだわ香ばしいわで、アルコールの酔いとは違う酔いで頭がボーッとしてきてしまう。すっかり良い気分になってきた。

ランチということでワインも軽くグラスで数杯いただきつつ、続く魚料理と肉料理は、これまたトリュフにお似合いのものばかり。こんがり焼いたあいなめの切り身の下には黒トリュフ入りのじゃがいもの柔らかなピュレ。魚に添えられた黒いソースはケッパーがベースになったさっぱり味。そしてまた魚を隠すように白トリュフがゴーリゴーリ……。

最後のお肉は軽めの量の、でも旬の生ポルチーニを使った香りの良いリゾットを敷いたホロホロ鳥のグリル。マルサラ酒ベースの甘いソースが周囲に敷かれ、そしてまたそれを覆うような白トリュフ。なんというか、全体に気合い入りまくりのものすっごいコース料理だった。

10月になって解禁したということで、いよいよ出始めた冬のチーズ「モンドール」を最後にスプーン1杯いただいて(さすがにこれはトリュフ抜き)、シメのドルチェは紅玉りんごのあつあつのパイにシナモンジェラートをトッピングし、これでもかと白トリュフを削ったもの。
「はい、これで最後です。パーッと削っちゃいましょう〜」
と、目の前でシャーリシャーリと最後のかけらのトリュフを綺麗に削り終え、大小のかけらがヒラヒラとするトリュフ風味のドルチェで胃袋の上までトリュフがいっぱい。

最後には吐く息までがトリュフの香りになったような状態になって、小雨が降り始めた中お開きになった。お店のランチ時間めいっぱい使い切ってしまっただらだらランチ、美味しくて楽しくて幸せで、胃袋でトリュフが熱持って体が発熱してくる感じ。
海老とかぼちゃとフォアグラとトリュフという、一見奇妙な組み合わせのスープがとんでもなく美味しかったのが今日一番の驚きだった。。ホロホロ鳥もむっちりした肉にトリュフが似合ってこれも幸せ〜。また来年も開催しましょう。ぜひぜひ。

「キムチでやせる」の焼きそば
「福臨門魚翅海鮮酒家」の豚肉のカリカリ焼き・大根餅
ビール(モルツ)

「YOKU MOKU」のパンプキンパイ
カフェオレ

お腹一杯の状態でふらふらと帰宅。表参道のYOKU MOKUでちょうど月替わりパイ(今月はパンプキンパイ)が焼き上がった時間だったので寄り道して買い物をし、東京駅で乗り換えるついでに、
「あー……丸ビル寄ったらミートパイ買えるよ?」
とユーハイムのミートパイ買って、福臨門のお総菜ちょっとだけ買って、帰路についた。胃袋も手荷物も美味しいものだらけ。

なにしろ3時頃まで飲み食いしていたので、夕飯は軽めでいいやと「キムチでやせる」の焼きそばを炒めて軽めに。福臨門の大根餅と皮目をカリッと焼いた豚バラ肉の甘辛味の焼き物をビールの肴に添えて、軽く飲んで軽く食べた。

食後に「やっぱり今日中に食べるべきかしら」とパンプキンパイ。ヨックモックは各地のデパ地下に数あれど、表参道のお店はデニッシュなども置かれていて、午後3時に焼き上がる月替わりの焼き菓子が美味しいんですよーと聞いていた。今回試しに買ってみたら、これが美味し〜い。

小豆入りの甘いかぼちゃのペーストがパリパリのパイ生地でくるまれていて、上質な材料と手抜きのない手間が感じられる。奇をてらっていないどこか懐かしい感じの味が素敵。あんなに昼に御馳走食べて、夜にパンプキンパイはないだろうと思いつつ(しかも明日の朝はミートパイとチョコデニッシュ……かなりポイズン……)、明日からはちょっと身も欲も節制して生きて行こうと思います。散財したしねぇ。

ところで……今、久しぶりに「キムチでやせる」のページを確認したら、牛すじの煮込みをかけた「ぼっかけ焼きそば」なんつー品が……。これは旨そう、すっごく旨そう……(さっそく購入手続き←節制はどこいった)。