食欲魔人日記 11年06月 第1週
6月1日 水曜日
「IKEA」と言えばミートボール!
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
そば粉のガレット(チーズベーコンエッグ)
アイスカフェオレ

ここしばらく、毎日のように終電近くで帰ってきていた激ジョブのだんな。
 
今日はお休みを貰えたそうで、息子は息子で中間テスト前の部活休止期間に突入中、いつもよりのんびりな朝になった。何しろ久しぶりに「0655」を見ずに寝こけていたくらい。
 
それでも息子の登校時間までけっこう余裕があったので、朝御飯にガレット焼いてみることにした。先日ワッフルと一緒に田中玉緒さんの教室で習ってきた「そば粉のガレット」は甘さのないクレープで、フチを中央に向かって四角く折り畳むのが正式な(?)お作法。
 
中に詰めるのはハムとかチーズとか目玉焼きが一般的みたいで、あの「窓から卵の黄身が覗けてる」風なものが作りたいなと、今日は卵包みにすることにした。
 
クレープを焼くのと並行に、別フライパンでベーコン炒めて卵割って、卵がちょっと焼けてきたところでシュレッドチーズ散らして蓋して数分。本当はクレープ生地の上で卵も焼いてしまうようだけれど、クレープ生地がカリカリになってしまうのもちょっと嫌だなと別焼きで。
 
そば粉のガレットに挑戦。香ばしくてうまーでした。 皿の上で適当に盛り合わせて、四辺をぱたんぱたんと内側に折り込んだら、なかなかそれっぽいものができあがった。
 
まぁまず登校する息子が食べれば良いよと息子の分を出してやって次のクレープを焼き始めたところ、
 
「あ!クレープだ!クレープだよね?」
 
クレープだったらこうやって食べないとね!と、フォークとナイフを綺麗に並べてやっているというのに、両手でわっしとガレット鷲掴んで「あむー」とかぶりついている息子。
 
えええええ、そうやって食べるの?食べちゃうの……?と唖然とする私をよそに、満足そうに食べ終えて「ん!美味しかった!」とか言ってるのだった。息子の分は、もういっそ手で食べられるようにくるくる巻いてやった方が良かったか、と苦笑い。
 
そば粉独特の良い香りが漂う素朴な風合いのクレープ生地に、卵やベーコンのコクのある具は良く似合う。レッスンで習ったのはラタトゥイユを添えるものだったので、これもズッキーニや茄子が手元にあるうちに作ってみないと。

船橋「IKEA」にて
 レディースセット \499
     ボロネーゼペンネ
     サラダ
     ドリンクバー
 ミートボール(15個) \679
 サーモンマリネ \399
 ライス \149
 チーズケーキ \299
 ドリンクバー (会員特典で無料)

今日君が休みなら、平日だし「IKEA」に行ってみる?ということで、だんなとお出かけ。
 
どうせ行くならミートボール食べて帰ってきたいし、そうすると週末だったら息子も一緒に来てもらいたいけど、でも息子にとってはつまらない場所かもしれないし……と、平日のうちにさくっと行ってしまうことに。
 
私は母と一度か二度来たことがあるけれど、だんなは初めて。
なんかね、「これを部屋ごとください!」って言いたくなる感じなんだよ〜などと話しながら、ぐるりと店内一周してきた。
 
日本の部屋の狭さに似合う感じのソファベッドやロフトタイプのベッドなどもたくさんあるし、お手頃価格のソファやテーブルもたくさん。
「あー、こういうの、ここに来ればあるんだねぇ」
「通販で買ったりするのと値段変わらないしこっちの方がお洒落かも」
と、特に家具を見に来たわけではないのだけれど、いいねいいねとあちこち見て歩いた。
 
引き出し式で使用時にダブルベッドのサイズにできるトランドルデイベッドとか、それをアルコーヴ風に囲んだ棚のセットとかがたいそうツボで、
「いいなぁ……リビングルームにこんなのあったら、お客さん呼んで"ここで寝てね♪"とかできるんだけど」
と広がる妄想。
 
……で、「ソファは買えないけど、これなら」と、ついついお手頃価格のタオル買ったりキッチンツール買ったり、紙袋1つ分ほど、ちょこちょこお買い物をしたのだった。
 
お昼はそのまま、建物内2階のセルフサービス式レストランで。
 
階下の食品売り場で、冷凍になったミートボールやスモークサーモン、そのまま同じ商品を買えるようになっているIKEAのレストランは、ゆえに商品のプロモーションも兼ねていることもあってかお値段もお手頃。
 
やっぱりミートボール食べないとねと、2人で分けて食べようねと15個の大盛量のミートボールをもらって、あとはレディースセットということで割引価格だったボロネーゼソースをかけたペンネ(セルフサービスで盛るサラダとドリンクバーつき)を。ちゃっかりスモークサーモンとチーズケーキも貰ってきて、2人であれこれ分けながらいただいた。
 
安くて美味しい「IKEA」のフードコート。 ペンネに和えたわけではなく、上からどばーっとソースをかけたミートソースは、上からばさっと無造作に大量の粉チーズもかかっていて、
 
「……アメリカのフードコートとかでさ、よくこういうの食べた気がするよ……」
 
と苦笑い。ペンネも茹でおきのクタクタなもので、更に苦笑い。
 
あ、でも、アメリカのそういうソースはやたらトマトトマトしていて酸味が強い(そのうえ変な甘さがあったりもする)ものが多かったけれど、これはちゃんとお肉たっぷりの「ミートソース」で美味しかった。
 
ミートボールにはクリームソースがかけられていて、ごろりと大ぶりのポテトが3個とリンゴンベリーのジャムが添えられている。「スウェーデンの定番料理」なのだそう。
 
優しい味のリンゴンベリーのジャムも好みな味で、それをコテコテつけながら食べるミートボールも美味しい。「ジャムと肉」というのは不思議な組み合わせにも思えるけれど、ターキーにクランベリーのソースつけて食べるのと、多分似たような感覚なんだな。
 
ドリンクバーでソーダやら紅茶やら貰って飲みながらランチを楽しんだ後、階下の食料品売り場でもあれこれ買い物してから帰宅。
 
ドッグパンと冷凍ソーセージ、フライドオニオンとチョップドピクルスの「ホットドッグセット」がセール価格だったうえに「スライスチーズもプレゼント」というキャンペーン中だったのでうっかりこれを購入し(パンとソーセージがそれぞれ10個ずつ、ちゃんと数が合っていてちょっと感動)、ミートボールに添えられていたクリームソースも買ってみた。
 
クリームソースは顆粒で「GRÄDDSÅS」という名前(どういう発音のものなのかすらわからない……)。水と生クリーム加えてとろみがつくまで熱すれば良いのであるらしく、だんなはけっこうツボだったらしい。2袋ばかり買い物かごに入れていた。

ミックスリーフのサラダ
じゃがとブロッコリーのクリームソースがけ
USビーフ リブアイステーキ
クリームオブマッシュルームスープ(キャンベル缶)
羽釜御飯
ビール(FOSTER'S)

夕飯は、「肉祭り・第一幕フィナーレ」という感じで(そう、まだグランドフィナーレじゃないの……二幕があるの……まだ煮込み用牛肉も豚バラブロックも余ってるの……)、アメリカ牛のリブアイステーキ。
 
COSTCOで買ってきたその肉は、3枚入って3000円ほどと、値段は普通な感じだけれど、分量が普通じゃなかった。グラムの項目が3桁じゃなくて4桁ある。1100g弱、というところ。
「うん、1枚12ozというところかなー」
と、オンスの単位にすると、なんか普通な感じが……しないな、やっぱりでっかいな。すごいな。
 
「じゃがいも茹でてステーキに添える?で、さっき買ってきたソースかける?」
と、あのミートボールのソースがたいそう気に入ったらしいだんな、わくわくした表情でそんな事を言うので、リクエストにお応えして添え物にじゃがいもを茹でてみた。
 
マッシュにしないで一口大のサイズに茹でたじゃがいもに、牛乳を加えて熱した(生クリームの買い置きがなかったので、水と生クリームの分量分そっくり牛乳に置き換えてみた)顆粒クリームソースを添えることに。コーンスターチが相当量入っているのか、ソースは加熱してほどなくするとテロンと艶のある粘度がついた。じゃがいも茹でるついでにブロッコリーも茹でてみる。週末に買ったミックスリーフがあったので、サラダにと大量にちぎっておいた。
 
でっかいステーキ、だんなが焼いてくれました〜見事な焼き具合! じゃあ肉焼は俺がやりましょうかね、と、他の準備があらかた終わったところでだんなが台所に登場。
 
エプロンつけて、手持ちのスキレット大とスキレット小をコンロにかけて、3枚のスキレットを同時に焼き上げてくれた。
 
味付けは定番の塩胡椒+バター醤油で。
 
断面がロゼ色の、いーい感じに焼き上げてくれた肉は切っても赤い肉汁が出ない見事なもの。フチの部分に脂身があっても、メインの部分は「基本赤身」の肉は、でもナイフでさくさく切れる柔らかさだった。
 
アメリカ牛だしね、と、いかにもなアメリカンな味のキャンベルのスープ缶も開けることにして、でも何故か添えたビールはオーストラリアの「FOSTER'S」。缶のロゴにカンガルーのシルエットが描かれている。
 
で、さすがに家族3人で1kgのステーキは食べきれないんじゃない?などと思っていたのだけれど、だんながあっさり完食して、ご飯若干控えめにしておいた私も完食、息子までも
「このステーキ美味しい、すっごく美味しい」
と、ぺろっと完食してしまったのだった。
 
このステーキ肉が買えるなら、COSTCOの会員になるのもあり、なのかなぁ……(でも、こんなごっついステーキは3〜4ヶ月に一度くらいで充分という気もするな……)。

6月2日 木曜日
今日の朝御飯は、「IKEA」の戦利品。
「IKEA」セットのホットドッグ
アイスカフェオレ

昨日、パンつきの「ホットドッグセット」を「IKEA」で買ってきてみたので、では早速これを食べてみましょうという朝御飯。
 
いつもの「炒めキャベツ+チーズ」とは全く違うこのセット、長いソーセージをじくじく炒めてからパンに挟み、パンが温まるまで数分オーブンで焼いてから、卓上でレリッシュ(刻みピクルス)とローステッドオニオンをトッピング。
 
ここまでの食材は全部セットに含まれていたもので、あとは手持ちのケチャップをにょろにょろにょ〜と絞ったらできあがり。
 
ローステッドオニオン、既に家で使用中の(確かそれはカルディで買ってきた)ものもあったのだけれど、せっかくだからとIKEAのものを開封して使ってみた。こちらの方がざっくりと粒が大きく、そしてかなりカリカリとクリスピーなのがとても良い感じ。ホットドッグにトッピングしてみると、砕いたおせんべのような、色の薄いクリスピーベーコンのような外見になった。レリッシュも適度な酸味と甘さがなかなか悪くなくて、タルタルソースに使ったりするのにも便利そうだ。
 
で、「いつもの我が家のホットドッグ」とはまるで方向性が違う今日のホットドッグだったけれど、期待以上の美味しさで大満足。レリッシュばさばさ入れるのも美味しいし、何よりローステッドオニオンも香ばしくてホットドッグに良く似合う。
 
うまうまー♪と美味しく平らげたのだけれど、実のところ、今朝の私はたいそうな胃もたれ中。
 
昨夜300g超のステーキ食べて、でもそれほどには超満腹というわけではなかったからご機嫌のまま寝たのだけれど、「あんた、そら肉食べ過ぎや」とばかりに朝起きたら胃腸が悲鳴を挙げていた(でもホットドッグは食べる、と……)。
自分の年齢を自覚して、お肉は「300g弱」くらいに抑えておくのが吉らしいと思い知った木曜の朝。
 
今日は一日節制していよう……。

サラダスパゲッティ
麦茶

昼もミルクティくらいにとどめておいて、節制しながらお仕事していた今日一日。
 
冷蔵庫にまだ肉が残るも、「でも今日はお肉食べたい気分じゃない……」と、残っていた豚バラ肉は塩漬けにしておき、あと煮込み用の牛肉は明日調理することに。
 
幸い野菜はたくさんあるのよねと、サラダスパゲッティにすることにした。
 
やや深さのあるパスタ皿にミックスリーフをたっぷり敷いて、その上に茹でた後水で締めたスパゲッティーニを盛りつける。パスタの上にこんもりとシーチキンを乗せ、あとはゆで卵と茹でたアスパラ、刻んだキュウリとラディッシュ、トマトなどなど、サラダ野菜に使えそうなものを集めて飾っていく。あとは好みのドレッシングかければできあがり。
 
狙ったわけではないのだけれど、使ったシーチキンはノンオイル、ドレッシングもノンオイル、きゅうりのところにちらっと絞ったマヨネーズはカロリーハーフ。
 
さすがにちょっと味気ない気がして、最後に風味づけ程度にピエトロのドレッシングも大さじ1ほどかけ、そうしておかげさまで全然ギトギトしていないサラダスパゲッティができあがった。息子の分はそれなりに麺も盛りつけたけれど、私の方は「麺入りミックスサラダ」くらいの勢いで野菜たっぷり。
 
きゅうりやトマトなどの、生で食べたい野菜が俄然美味しくなってくる夏が近づくと無性に食べたくなるサラダスパゲッティだけれど、息子のお年頃だと、そろそろ「歓迎できかねるメニュー」になってしまうのかも。
 
上に茹で鶏とかトッピングしたらなんとなく誤魔化せるかなぁとか、だったら棒棒鶏冷麺で良くない?と、早くも「夏休み中のお昼御飯」(夕飯作りより地味にめんどくさい……)に思いを馳せてしまうのだった。

>
6月3日 金曜日
カレー!だ!
「IKEA」セットのホットドッグ(今日はチーズ乗せ)
アイスカフェオレ

ローステッドオニオンの食感を風味が大変に素敵なIKEAのホットドッグセット、10本作れるだけ手元にあってパンも開封してしまったので、今日も引き続きホットドッグで。
 
今日はオーブンに入れる前にチーズをトッピングして、そして今日も昨日と同じくローステッドオニオンをばっさばさ乗せていただいた。レリッシュの方も、たっぷり入れてもさほど酸味が気にならないからこちらもばっさばさと。
 
ローステッドオニオン旨いなー旨くて手軽で良い感じだなーと、すっかりローステッドオニオンに魅了されてる私。ちなみにスウェーデンでの言葉のパッケージには「ROSTAD LÖK」と記されていたりする。

レタスとその他色々サラダ(わさびドレッシングで)
ビーフカレー
麦茶

大量に調理し続けていた、我が家の「アメリカ牛祭り」もそろそろ終焉。
 
煮込み用の牛肉は、カレーがいいな、カレーにしちゃおう、と、昼過ぎからごとごと煮込んで仕込みをした。
 
一口大に切った肉にインデラ・カレー粉と塩と粗挽き黒胡椒をしっかり揉み込んで、全面しっかり焼きつけてから玉ねぎと人参も加えて炒め、そこに水を注いだらあとは煮込んでルウ溶かして(溶かす10分前くらいに追加の玉ねぎとじゃがいもも入れて)……と、いつもの作り方。
 
たまたま手元にあったので、今日は「こくまろ」でも「とろける」でもなく「中村屋」のカリーフレークを使ってみた。フレーク状なので溶けやすく、扱いやすくて良い感じ。いつものカレーより、幾分色が濃いめの欧風カレー?的なものができあがった。
 
だけど、水の加減を誤ってしまったのか、塩気はちょうど良いのだけれど、さほどとろみがなく、こくもちょっと足りない感じ。いつもの味よりやや辛めに仕上がったこともあって、「ちょっと甘さを足したい感じ……?」と、チャツネ入れたりバター落としたり、してみたら、なんとなく納得できる味になった。……チョコレートとかも入れてみるべきだった?と思ったのだけれど、「隠し切れない隠し味」になってしまったら大変な悲劇が訪れるので、入れるものは慎重に、少量に。
 
ちぎったレタスにきゅうりやラディッシュ、玉ねぎに茹でたアスパラに……と色々加えたサラダには、目下お気に入りのカメヤの「わさびドレッシング」をかけて。このドレッシング、あまり見かけることがないなとわざわざ通販で買ったのだけれど、地元の大型スーパーのドレッシング棚に普通に並んでいるのをみつけて笑ってしまった。これでいつでも買い足せる。
 
わさび嫌いの息子の方は、「今日はサイゼリヤドレッシングにしよ」と、巨大ボトルのサイゼリヤドレッシングを出してきてかけていた。息子のお気に入りドレッシングはピエトロとサイゼリヤで、
「こっち(サイゼリヤ)が庶民のドレッシングで、ピエトロは貴族のドレッシングっぽいよね?」
だそうだ。まぁ確かにピエトロはお高いけど、でもピエトロも庶民寄りだと思う。多分。
 
「貴族のドレッシング」発言を聞いてから、ピエトロドレッシングを見るたびに脳裏で「はっはっは、ルネッサーンス!」髭男爵が高笑いするようになってしまったじゃないの。

6月4日 土曜日
ハンバーガー熱(とシェイク熱)が高まりて。
「Pasco」の東京コッペ ダブルミルク
「フジパン」のDELIサンド〜ツナ&マヨ
アイスカフェオレ

土曜日の今日、朝から自治体の草むしりイベント。
 
息子は部活の午前練があるとのことで、じゃあ袋開けてすぐ食べられる系のものが良いかなと、昨日スーパー行ったついでに菓子パン総菜パンの売り場を見てきた。荷物が多かったのでスーパー出てからパン屋さんに改めて寄るのがちょっとめんどくさかったのだけれど……やっぱりパン屋に寄れば良かった、と、ちょっと後悔。
 
分けて食べれば良いかなと購入してみたのは、「フジパン」のDELIサンド〜ツナ&マヨ1つと、「Pasco」の東京コッペ ダブルミルク2つ。
 
「東京コッペ」、「2種類のミルククリームを挟んで云々」とパッケージに書いてあって、つまりミルクフランスみたいなものなのかしらと買ってみたもの。練乳とミルククリームが挟まった風になっていたけれど、そのクリームの分量がちょっと物足りないし、でもそのクリーム自体ベタベタした後味であんまり美味しいものじゃなかったりで、期待していたほどには美味しくなかったのだった。
 
ツナサンドも、なんというか、「フツー」。
 
うん、まぁ、こういうパンって「フツー」だよね……と苦笑いしながらもぐもぐ。せめて、買ってきてあったヨーグルト出せば良かったわ、と思い至る間もなく、息子は学校に行ってしまった。そしてご近所あちこちから漂うドクダミの匂い……普段それほど気付かないけど、相当あちこちにドクダミは根を伸ばしているようで……(どうせ繁殖するなら、まだミントとかの方がマシかもと思ってしまうこの匂い……)。

「モスバーガー」にて
 とびきりハンバーグサンド B.L.T.チーズ入り \520
 オニポテ \210
 モスシェイクバニラ(M) \250 

午前中、行けるかどうかはちょと未定の海外旅行先のガイドブックを眺めていて、「ハンバーガーとシェイクとか、いいよねー」と、アメリカのバーガーチェーン「Steak 'n Shake」のサイト見ていたら、無性にムラムラしてきてしまった。ハンバーガーが食べたい。美味しくてボリュームのあるハンバーガーが食べたい。あとシェイク飲みたい。
 
すてーくんしぇいく、すてーくんしぇいく……と呪文のように呟いていたら、だんなが「お昼……モスバーガーにしようか?」と言ってくれた。行きます行きますもう私の心はモス心になってしまいました!と、息子が帰宅するのを待ってモスバーガーのお店に向かう。
 
で、この狂おしいほどのハンバーガー熱を解消してくれるのはこれだ!とばかりに、ゴージャスメニュー「とびきりハンバーグサンド B.L.T.チーズ入り」を食べてきた。

国産肉合挽きハンバーグの上に、国産ベーコン、レタス、トマト、オニオンスライスをのせ、モスオリジナルの「ゆずマヨソース」をかけ和風にアレンジした「B.L.T.」に、スライスチーズをプラス。 国産ハンバーグの旨み、国産ベーコンの甘み、チーズのまろやかさ、たっぷりの野菜とソースの酸味が絶妙に絡みあいます。

……というものだそうで、この具材に「ゆずマヨソース」がちょっと不思議な取り合わせで、でも口にしてみると悪くない方向の意外性。肉もでっかいし野菜もたっぷりで、「あー、美味しいハンバーガー食べられたー幸せー」と、うっとりしてしまった。
 
惜しむらくは、モスのシェイクがたいそう固くて「飲む」というより「食べる」風になってしまうこと……味はたいそう好みなのだけれど、これ、シェイクというよりソフトクリームだよね?と毎回思う。「玄米フレークシェイク」の時はスプーンでそのまま食べてしまうから良いのだけれど、ストロー刺してあるタイプのは、やっぱりそのまま飲める方が嬉しいなぁ……と。
 
パフェグラスみたいな背の高いガラスの器に入ってて、上に下品なほどにぐるぐるぐるぐるーっとホイップクリーム絞ってあって、上にちょこんとチェリー乗ってたりしちゃうような(こんな感じの!)シェイクが飲みたい今日この頃。アメリカの、ヘルシー嗜好溢れる都心部じゃなくて田舎町のダイナーとか行かないと飲めなさそうな感じのシェイクが恋しい。

レタスとルッコラのサラダ
ビーフカレー ゆで卵乗せ
ビール(Corona)

今日は予定もなくダラダラな一日で、夕飯も手間書けず時間かけずの、「2日目のビーフカレー」。
他に用意したのはサラダだけだったので、ちょっとばかりボリュームを出そうかしらとカレーには卵を茹でて添えることにした。
 
サラダには、目下お気に入りの「わさびドレッシング」をかけて。ルッコラにわさびの組み合わせはどうだろうかと思ったのだけれど、これがなかなか悪くなく、そしてそのドレッシングも地元で案外普通に見つけられることがわかったので「常備しておこう……」と改めて思ったりした。葉野菜にかけるのも勿論美味しいけれど、茹でたブロッコリーやアスパラなどにも似合うのがまた嬉しい。
 
2日目のカレーは、肉も昨夜以上にホロホロになった感じでたいそう幸せな感じに。
 
我が家のカレーは豚肉を使うことが多いので、大きく切った牛肉の塊がたっぷり入るカレーは新鮮かつ豪華な印象。いつもと違うルウを使ったこともあって、なんだか「うちのカレー」ではないような感じだけれど、それでも美味しい。やっぱり美味しい。

6月5日 日曜日
今日一枚も写真撮らなかったので、ベランダに咲いた薔薇など撮ってみる
ヨーグルト(ソフール)

今日の朝御飯はうどん!の予定だったのだけれど、連日の激ジョブでお疲れ気味のだんなが寝て寝て寝まくって、9時を過ぎても10時になっても起きてこない。どうしましょうかねぇ〜と思っているうちにようようだんなが起きてきて、「朝御飯さらっと何か口にして、お買い物行って、で、ちょっと早めのお昼ご飯にしちゃおう」ということになった。
 
じゃあこれ食べよう、と冷蔵庫から出したのは、ヤクルトのヨーグルト「ソフール」。
 
安くはないけど、なんか美味しいんだよね、なんかソフール美味しいよね、と、私とだんなはソフールのファン(ジョアのファンでもありヤクルトのファンでもあり……つまりヤクルトの製品のファン……)。
 
いい感じの固さがあるのでそこそこの食べ応えがあって、じゃあお買い物行きましょうかねと自転車こいで駅前スーパーに。

喜多方ラーメン
麦茶

スーパーで焼き豚買って、夕飯に食べるあれこれも買って、そうして今日のお昼御飯は「喜多方ラーメン」。
 
福島の風評被害の応援イベントでだんなが買ってきてくれた生麺セットがあったので、刻み葱や焼き海苔添えて、焼き豚トッピングして食べることにした。朝食スルーですっかりお腹も空いていて、4玉セットを家族3人で平らげる。
 
あっさりめの醤油味のスープは煮干しのだしが効いたもの。麺は太めのちぢれ麺。
こってり系のとんこつスープ至高の私の好みとはベクトルが違うものだったけれど、でもいくらでもいただけそうな馴染みやすい味で美味しかった。同じ"磯系"の風味だからか、焼き海苔トッピングがものすごくよく似合う。海苔をべろべろ乗せながら麺を啜って「いつか本場でも食べてみたいなー」と思ったり。

茹でもやし わさびドレッシングがけ
姫筍サラダ
冷や奴
「魚久」の魚の粕漬けいろいろ
角煮大根
焼き餃子
わかめと油揚げの味噌汁
とろろ麦飯
日本酒(醸し人九平次 件の山田 純米吟醸 生原酒)

角煮がまだ残っているし、そういえば「魚久」の粕漬けもあるし……と、日本酒に合いそうなおかずが手元にあれこれ。
これは飲むしかない、アレを飲むしかない!と、冷蔵庫でたいそうな存在感があった一升瓶「醸し人九平次 件の山田 純米吟醸 生原酒」を出すことにした。
 
なので、それに合わせておかずをあれこれ。
冷や奴に、残っていた水煮筍で姫筍サラダ、茹でたもやしには、大人はわさびドレッシングを添えて。長芋もあったので、シメにご飯は要らないかなーと思いつつ、とろろに加工しておいた。
 
角煮はともかく、粕漬けは息子には嬉しくないおかずだったので、冷凍しておいた自家製餃子を息子用おかずに焼いて。こればっかりは日本酒じゃなくビールが恋しくなるねというものだったけれど、全体的に和風居酒屋のようになった今日の夕御飯。
 
「魚久」のお値打ちパックは、かなり小さめの切り身が4種類包まれていたもので、先日「ほっけ」を焼いて食べたので残りは銀タラ、サーモン、アジ。どれも味が染み染みで、このうえなく幸せな酒のアテになってくれた。和辛子つけつつ食べる角煮も美味しいし、なんといってもお酒が美味しい。
 
「菊水」とか「神亀」とか「黒帯」とか、好みな方向の日本酒はあれこれあるけれど、その中でも「醸し人九平次」は、なんというかキレイキレイな印象のお酒。
 
生原酒なのに透明感がこれだけあるってどういうことなのかしら?と思いつつ、透明感があるのに「軽い」というわけでなく、すっきりした飲み口だけれどふんわりと余韻が残る、なんともバランスの良いお酒だった。熟女のような妖艶なお酒も好みなのに、九平次はやっぱり好みなお酒だった。
 
しかし一升瓶は大変に危険。
 
四合瓶だったら、「ちょうどこれで飲み終えるし、めでたしめでたし」で1人2合ずつ2人で飲んでおしまいになる(そしてそのくらいで良い感じのほろ酔いになる)けれど、一升瓶だと止めどころがみつからない。いかん、美味しい、あとちょっと……と、結局多分2人で5合強くらいは飲んでしまったんじゃないかと思う。なのでもうすっかり良い気分。
 
シメのとろろ麦飯もたいそう美味しうございました(←結局食べてるし)。