食欲魔人日記 11年07月 第5週
7月25日 月曜日
なんだか無性に「肉団子気分」が盛り上がってしまったのでした
ランチパック ハムマヨネーズと4種のチーズ
アイスカフェオレ

明日はジムだよ、早起きするよ、とだんなが言うので、それなら「温める必要もない、すぐ食べられるものを」ということで、昨日スーパーのパン売り場で朝御飯を見繕ってきた。
 
だんなが選んだのは、何やら巨大な焼きそばパン。
 
私は焼きそばパンは気分ではないのよねぇ、と、近くに並んでいたランチパックの棚から新商品なのであるらしい「ハムマヨネーズと4種のチーズ」を手にしてみた。
 
通常、1袋に同じ味のものが2切れ入っているランチパック、これは1袋に2種類のサンドが入っている。白いパンがスライスハムとマヨネーズ、茶色いパンは全粒粉入りらしく、こちらはスライスチーズとチーズクリーム、なのだそう。
 
ランチパック、口にしてしまうと「まぁ、こんなものかな」という味ではあって、大手メーカーの菓子パン総菜パンの中でも「飛び抜けて美味しい」ということは全くないのだけれど、それでも「今度はどんな(妙な)味のものが出ているんだろう」と妙に気になってしまう。
 
今この時期も、この2種パックと同時くらいの発売で「メロンソーダ風味クリーム」とか「南国白くま風クリーム」などというのが出ているようで、もう笑うしかない感じだ。サンドイッチにメロンソーダ味のクリームって……。
 
ともあれ、今回の選択は「ハムとチーズ」といたって普通のものだったので、想定の範囲内の「ん、ハムチーズサンドだ」「こっちはチーズだけだ」という感じのもの。チーズサンドの柔らかなチーズクリームがちょっとツボだった。
 
今日は野菜が届く月曜日。
夏休み中は何かと外出予定もあるので野菜セットの注文は1週おきくらいにする予定で、今週は注文してみた。
 
届いたのは
ごぼう3本・小松菜1把・おかひじき1パック・ミニかぼちゃ1個・きゅうり2本・ミニトマト1袋・葉生姜1束
という感じ。
 
葉生姜はスタンダードに甘酢漬けにしようかなと思いつつ、「ただ醤油に漬けるだけ」でも美味しくいただけるのだそう。それもいいなー。

チーズ(テテ・ド・モア)
空心菜のガーリック炒め
肉団子の甘酢あん
さつまいもとおかひじきの味噌汁
羽釜御飯
ビール(FOSTER'S)

週末に安かったのを買ってきた豚ひき肉。
 
野菜と重ね蒸しにするか、豚だけどハンバーグにしてしまうのも悪くない……とあれこれ考えて、久しぶりに「肉団子」を作ってみることにした。ケチャップ入りの甘酢あんが絡んだ、いかにもな感じの肉団子。
 
手元に吉田勝彦さんの「肉団子の甘酢あん」レシピがあったので、これを使わせていただくことに。
 
豚ひき肉に片栗粉や卵、調味料を混ぜてこねて丸めたら油で揚げて(室温上がるからあんまり揚げ物したくないなと、炒め物には多いぞくらいの油の量で"揚げ焼き"に)、火が通ったら最後に甘酢の材料混ぜて絡めればできあがり。ケチャップと酢と砂糖、醤油と紹興酒と……と、あれこれ混ぜたら、絵に描いたような見事な「甘酢」になった。ケチャップ入りの甘酢はちょっと子供っぽい味になるけれど、でもそれが時々恋しくなる。
 
あとは、空心菜のガーリック炒め。
 
ただなんとなく炒めるのではなく、陳啓明さん(=ウェスティンホテル東京「龍天門」の料理長)レシピを見て、ちゃんとその通りに炒めてみた。最初に湯通しして、その後に炒める。調味料は鶏ガラスープに醤油や塩、意外なことに砂糖もけっこう入る。
 
青菜の炒め物でもちゃんと最初に湯通しするものなんだなー……とちゃんと手間かけて作ってみたら、これがすごく美味しくできた。言われなければ「砂糖が入っている」とはそれほど気付かない程度だけれど、「塩にんにく炒め」ではないちょっと深めな味わいに。
 
今日は明日の弁当の仕込みも並行してやっていたので、夕飯に出した品数は少なめだったというのに「私、超がんばったわ」と充実した疲労感のあった夕御飯作り。
 
久しぶりの肉団子はとーっても美味しかった。だんなや息子も挽き肉料理が大好きだけれど、私も実はけっこう好物。あんまり肉団子大量にあってもな、と、買ってきたうちの1/4量くらいはそのまま冷蔵庫に戻しておいたのだけれど、全部肉団子にしてしまった方が良かったかなと。作れば作っただけ無くなってしまいそうでそれが怖い。

7月26日 火曜日
ヒューガルデン飲みながら鯨のシャリアピンステーキ〜♪
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
「mixture」のレーズンパン
アイスカフェオレ

そういえばこのパンが余っていたのでした……と、朝御飯は下北沢で買ってきたレーズンパンの残りを全て焼いて食べてしまうことに。お供にアイスカフェオレ、果物などは無しの超シンプルな朝御飯。
 
今日は息子、弁当持参での部活ということで、だんなの分も合わせて弁当の支度をしてみた。
おかずは豚肉の生姜焼き、小松菜のおひたし、ほんのりカレー粉風味のマカロニサラダ、プチトマト……という感じ。マカロニサラダを卵入りの濃厚なものにしてしまったので、更に卵焼きつけてもなぁ……と卵料理を加えるのを自重したら、なんだかちょっと地味めな印象の弁当になってしまった。
 
卵焼きは色合いの意味でも、入っているとなんだか安心できる存在になってくれるのだな、と。

池袋「魚禅」にて
 ランチ御膳
  ハマチの照り焼き・天ぷら盛り合わせ・冷やし茶碗蒸し
  サラダ・根菜とお麩の煮物
  蕪の漬け物・赤だし・ご飯

池袋「魚禅」のお魚メインのランチ御膳♪ お昼を御馳走になりながら、今日は馴染みのお客さんとの打ち合わせ。
 
「いつものココで良いですか?」
「ウェルカム!です!」
 
家で魚料理すると息子が実に残念そうな顔をするからあんまり頻繁にはできなくて……などと話しつつ、何度かいただいたことのある「魚禅」のランチ御膳を満喫してきた。
 
今日のメインのおかずは「ハマチの照り焼き」。
 
大ぶりの鮭の切り身くらいのサイズがありそうな、充実した大きさのハマチが、良い感じにテラッとした照り焼きタレで輝いている。蓮根とオクラが添えられて、あとはいつも通りに天ぷら盛り合わせ(海老とキス、獅子唐と茄子、という感じ)、サラダと茶碗蒸し。今日の小鉢は里芋を甘じょっぱく煮つけた炊き合わせ。
 
蕪の漬け物と、赤だしと御飯。いつも通りに、なんというか「御馳走」だ。
 
天ぷらや茶碗蒸しは「いつも通り」と言いつつ、でも天ぷらの具材は旬のものが出てくるし、茶碗蒸しも普通のがあったりあんかけのがあったりと、食べる度にちょっとずつ変わっている。今日は「冷やし茶碗蒸し」。器ごとしっかり冷えていて、とても心地よい口当たりだった。
 
食後引き続き打ち合わせいて、終わってから「お仕事終わり〜!」とばかり一人カラオケ。
 
だんなの仕事が終わるのにタイミングを合わせてお店を出て、千葉で落ち合うことにした。

千葉 「富士見BARU」にて
 タパス3種盛り \780
 自家製スモーク 5種 \900
 鯨のシャリアピンステーキ \650
 トリッパのトマト煮 \580
 ビール(オリオン) \560→\280×2
 ビール(ヒューガルデンホワイト) \680→\340×5
 グラスワイン(デニス モンタナール メルロー) \780→\390
2人でけっこう飲みました〜。

今日の息子は一日学校→帰宅してすぐ習い事の流れ。帰宅は8時。
 
じゃあ、5時半ころに待ち合わせできる私たちは、ちらっと飲んでから帰宅してもOKですかね?と、だんなと2人「息子連れでは入りにくいお店で飲んでから帰ろう」ということに。
 
折しも世の中、サマータイム制導入の企業も増えて、飲食店はハッピーアワーのキャンペーン花盛り。色々安く飲めるところがあるよね〜と調べていたら、お気に入りの「富士見BARU」が今日から3日間「開店1周年企画」で樽生ビールとグラスワインが半額、とのこと。ハッピーアワーとは関係ないけど、これだあぁぁぁと、浮き足だってお店を目指した。
 
ただでさえ、破格値のヒューガルデン680円が、今日は340円。グラスワインも300円前後で飲めるものばかりで、夕方まだ早めの時間だというのにお店はなかなかの賑わいを見せていた。ぎりぎり空いていたテーブル席でまったり早めの夕御飯。
 
ささみと塩鯖と海老、玉子とチーズの「自家製スモーク5種盛り」はいつも通りの幸せな美味しさ。しっかり強めに燻製臭が香るもので、主張強めのビールに良く似合う。最初の一杯は喉ごしがカラッとしたオリオンビールをいただいて、あとはだんなはひたすらヒューガルデン、私は最後に赤ワインに浮気して、だんなも私も4杯ずつグラスを空にしたのだった。ああ、一昨日も大量にビール飲んだというのに……。
 
千葉「富士見BARU」にて、3種のタパス。好物ばっかり盛られてました♪ これ頼んでみようか、と試しに頼んでみたのが「3種のタパス」。
 
タコでもエビでもマッシュルームでもどんとこい!と思っていたところ、やってきたのはハズレ無しの(いや、この店の料理はどれも幸せに旨いのだけども)ビールのアテばかり。
 
揚げたてのフリッツ(フライドポテト)と手切りの生ハム、そしてオススメメニューにあった「サーモンロインのカルパッチョ」。
 
厚切りのサーモンも、脂がとろける生ハムも、ホクホクポテトもたいそう幸せな感じで、あっという間にビールが2杯目。
 
面白かったのは「鯨のシャリアピンステーキ」。
 
「シャリアピンステーキって、玉ねぎ揉み込んでおくやつでしょ?」
「ああ!あの、帝国ホテルの!」
「そうそう」
だんなと2人、「よくご存じで」「あなたこそ」とニヤニヤしながら、見た目は馬肉のような、深い赤色の肉をわっしわしとつついてみた。
 
ほんのりスパイシーな調味料が揉み込まれていて、肉そのものが持つ味に負けないガツンとした肉料理。
 
千葉「富士見BARU」にて、トリッパのトマト煮。ワインにもお似合い。 「この後フィニラー?フィニうどん?」
とだんなに誘われつつ、「ラーメンはイヤだなぁ……」と、最後にうっかりトリッパ煮込み。
 
これを食べてしまったところで、もうシメ麺どころではなく、「帰りましょ」ということになったわけだけど、後悔はしない。
 
モッチモチした歯触りのトリッパも当然臭みなどあるはずもなく、玉ねぎたっぷりという風なトマトスープでじっくり煮込まれた味わいだった。うーん、幸せ。
 
……で、帰宅後は息子の夕御飯の用意をしてやらないといけないというのに、けっこうな酔っぱらいぶりで帰宅することになっちゃったのだった。ダメなお母さんとお父さんでスミマセン……。

7月27日 水曜日
鶏と南瓜を煮てみましたがー……写真いまいち。とほほん。
「アンデルセン」の
 ウィンナーロール 1/2本
 ミルクフランス 1/2本
アイスカフェオレ

甘いパンが食べたい、甘いパンが食べたい、と、昨日の夕方(空腹時だったのねー)に心が盛り上がってしまい、千葉に出たついでに駅ビル内の「アンデルセン」でミルクフランスを買ってきた。
 
「甘いパン」で「ミルクフランス」が真っ先に思い浮かぶ私は相当これが好物だ。息子のミルクフランスへの熱愛っぷりにはそれでもちょっと負けている。
 
しょっぱいパンも添えましょうかと、ウィンナーロールも買って、だんなとそれぞれ半分ずつ(息子はそれだと文句ぷーぷーなので奴にはミルクフランス1本)。いかんなぁ、このお店のクリームとかパンの食感とかがやっぱり好みなんだよなぁ、と思いながらもぐもぐ食べた。
 
7月も後半なれど、息子は連日部活なのであんまり「夏休み」の実感がない今日この頃。実は仕事もてんこ盛り。……がんばろう。

じゃこ天
カレー風味のマカロニサラダ
千切り野菜のサラダ(胡麻わさびドレッシング)
鶏とかぼちゃのバターじょうゆ煮
冷や汁
ビール(FOSTER'S)

だんなも息子も6時前に帰ってくるし、と、夕方早めから夕飯の支度。全部できるところまで下ごしらえしておいて(特に火を使う下ごしらえは)、御飯炊きながら最後にちらっと煮物を用意すれば良いくらいの状態にしておいた。明日は息子も(ついでにだんなも)弁当持参なので、その準備もちまちまと。
 
家族全員、夕飯前に入浴を済ませてからの夕飯になった。
 
ここ数日はそれほどには暑くないけれど、「爽快バブシャワー」をバスルームに導入してからというもの、お風呂上がりの爽やかさが半端でなくなった今日この頃。家族全員ウヒャー言いながら爽快バブシャワーを満喫中だ。調子に乗って顔に塗ってしまい、さすがにそれはもう止めようと思った。
 
今日のメインのおかずは「鶏とかぼちゃのバターじょうゆ煮」ケンタロウさんレシピ。
「バター煮」と言うものの、醤油味醂味で炊いた鶏とかぼちゃに最後にバターを落とすだけなのでそれほどにはくどくどしくなく、でもほんのりとバターの香りが漂うのが心地良い。
 
おつまみに四国のじゃこ天、昨日のお弁当用に用意してあったマカロニサラダの残り、そしてありもの野菜で千切りサラダ。最近ブームのわさびドレッシング、今回は「胡麻わさびドレッシング」を使ってみた。鮮烈にツーンとした辛味があって良い感じ。
 
そして家族全員、「わーい」と喜んだのが、冷や汁。
 
作ると決めたら午後早めのうちから出汁とったり鯵焼いたりしなければいけなので地味に面倒ではあるのだけれど、家族皆が「わーい」と喜んでくれるなら、と、作る方もやる気が出る冷や汁作り。
 
確か初めて冷や汁を作り始めた頃は、当時幼児だった息子は
「おみそしるはねぇ、ちゃんとあったかい方がいいとおもうなー?」
とかなんとか言っていた気がする。
 
いや、でも、美味しいもんだよ?と時折作り続けて数年経って、そうしたら突然に、真冬のさなかに息子は
「最近冷や汁全然作らないよね?」
とか言い出して、「……だって……今、冬だし……」と苦笑いした記憶がある。いつの間にか息子も冷や汁が大好物になっていた。
 
お風呂上がりでさっぱりしたところで冷や汁をシメにいただいて、さらさら涼やかな気分で過ごせた今日の夜。
しかも食後に「ガリガリ君梨味」。
 
もう販売は終了(店頭在庫売る分で終了)らしい"ガリ梨"、呆れるほど冷凍庫にストックを溜め込んでしまい、他の追加品が一切入らないくらいの勢いになっていたのでせっせと食べている次第。去年1度しか口にできなくて悲しかった思い出があったガリ梨、今年はアホほど食べられて本当に幸せでした。いや、その幸せはまだちょっと続く予定だけど。

7月28日 木曜日
プルドポークがプルできなくてがっかり仕上がりだったので、ベランダのゴーヤーの写真など…
ひやひや冷や汁
麦茶

冷や汁の真骨頂は、「作った日の翌朝」にある、と思う。
 
一晩冷蔵庫に入れられてすっかり冷えた冷や汁に、昨夜炊いて常温まで冷めた「冷や御飯」、この組み合わせが最強で、幸せ。
 
豆腐つめたーい、きゅうりもつめたーい、薬味もつめたーい、御飯も熱くないから、かけた汁がぬるくならなーい、ひやひやサラサラ〜♪と、それはもううっとりな幸せな朝御飯だったりするのだった。味噌汁自体にはそれほどには愛がない私が、「冷や汁だったら、夏の間中、毎朝の献立になっても構わない」とさえ思っている。
 
今日もいつもと同様、家族の誰よりもばっさばさと茗荷を大量に放り込んでからいただいた。大好物の茗荷が似合う料理だというのも、多分冷や汁が好きな理由の一つなのだろうなー。

チーズ(テテ・ド・モア)
ゴーヤーの肉詰め
蒸しキャベツのサラダ
アメリカ風プルドポーク
トマトとおかひじき、卵のスープ
羽釜御飯
ビール(Corona)

今日は息子、弁当持ちでの一日部活だったので、私の仕事もたいそう捗った。
 
ちなみに弁当おかずは鶏の唐揚げ(これは総菜屋で買ってきた)、豚肉入りのごぼうと人参のきんぴら、おかひじきのおひたしとゆで卵。
 
静かな日通を過ごしていたというのに、でも今日は夕方になってもなかなか仕事の目処がつかなくて、夕飯の献立は5分くらいで急いで組み立てて、調理時間短めのものを手持ちの食材で作れるものをと、考えてみたもの。「なんとなく洋風寄り」が今日のテーマ。
 
ちょうど手元にアメリカ産の肩ロースブロックがあったので、『Be&Po』掲載の「プルドポーク」を作ってみることにした。
 
先日届いた7月号は「おうちで作れる絶品アメリカごはん」が特集で、ベイビーバックリブ、ファヒータなどのレシピが掲載されている嬉しい内容。「プルドポークサンド」のレシピも載っていて、懐かしいなぁ……と、「そのうち作ろう」と思っていたのだった。
 
レシピでは豚ヒレ肉ブロックを使っていたけれど、「肩ロースを弱火でじっくり加熱し、細かく裂いて食べる調理法。ここでは日本人向けにヘルシーなヒレを使い……」と説明があったので、「じゃあいいや、肩ロース使っちゃえ」と、本場風に肩ロースを使って作ってしまうことに。
 
他の料理は普通にフライパンなどが使われているのに対して、このプルドポークは「シリコンスチーマーで作ります」とある。それも面白いなと思って挑戦してみた次第。
 
スチーマーの底に太めに切ったキャベツを敷いて、その上に肉を置いて塩胡椒、500wで10分加熱し、寝かせてからほぐしてソースと和える。本当はケチャップやはちみつなどを使ったソースを用意せよとその配合も掲載されていたけれど、手元にヨシダソースがあったので、もうこれでいいや、と、今日はどこまでも手間はかけない方向で。
 
……でも、しかし、「ポークは、フォーク2本を使ってシリコンスチーマーの中で細かく裂く」とあるのに、加熱した肩ロースブロック肉は、これがどうにも裂けない。プルドポーク予定が、プルできません先生!と、私、涙目。フォーク使ってもいまいちほぐれてくれず、どころかナイフで切っても「糸状にほぐれる」のとは程遠いものに。
 
本当はこんな感じに、シュレッドされた感じの「豚ほぐし肉」ができあがって、それにテラッと甘じょっぱいバーベキューソース絡めて、セロリ入りの甘めのコールスローなんかと一緒にバンズに挟んでいただく料理なのに、全然プルされてくれない肉は、単に「火を通した豚肉にバーベキューソースかけました」みたいなシロモノになった。
 
敷いていたキャベツは別途盛りつけてサラダ代わりにして、あとは半端に残っていた挽き肉使って「ゴーヤーの肉詰め」。半割にしたゴーヤーに、「ピーマンの肉詰め」の要領で挽き肉詰めてフライパンでこんがり焼きつけた。しっかりめに肉に塩をしておいたら、これがなかなか良い感じ。ゴーヤーの苦さも心地よい、ビールのおつまみ的なものになってくれた。
 
ありもので作れるスープを適当に用意して、「なんとか体裁ととのえました」的な夕御飯。
 
私的にはたいそう不本意だったのだけれど、でも「豚肩ロースのヨシダソースがけ」はだんなと息子には好評だった。これはシリコンスチーマーの恩恵でも私の調理の恩恵でもなく、ヨシダソースのヨシダさんの恩恵。このソース、いかにもな味ですごく美味しいんだな……。恐るべし、ヨシダソース。

7月29日 金曜日
クーポン持って、今日は千葉のピザ屋さんへ。
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チーズトースト
アイスカフェオレ

朝御飯は久しぶりに食パン買ってきたのでチーズトースト!
 
……と準備してから、今日の夕御飯はピザ屋さんに行くことを思い出した。あああああ、なんか重なっちゃった、なんか失敗……と思いつつ、でも久しぶりの食パンのトーストの食感はなんとも心地よくて幸せ。
 
シュレッドチーズではなく、使ったのがスライスチーズだったのがせめてもの幸い、と思いながらもぐもぐ。

千葉 「I LOVE PIZZA」にて
 ピッツァ(ラブズスペシャル・S) \1200
 ピッツァ(ツナオーレ!・S) \1300
 ピッツァ(メキシカンエッグ・S) \1300
 生ハムのサラダ・L \880
 竜田風唐揚 \390
 大人のデザートピッツァ \890
 ニューヨークチーズケーキ \480
 ビール(Corona) 4×\600
 コーラ \380
……で、クーポン使って\2400引きになったスンポー。

今日は夜、家族と待ち合わせて千葉駅近くで夕御飯。
 
数年前から気になっていた「I LOVE PIZZA」というアメリカンタイプのピッツァを出すお店が千葉そごうの裏手あたりにある。いつか行こうと思っていたところ、数ヶ月前からそのお店の共同購入クーポンがちらちら販売されるようになったのだった。
 
あらこれは良い機会、と、Shareeeから販売されていた「【2,000円分のお食事券が驚きの800円!】千葉駅東口で話題のとろ〜り&もっちもちピザ!創業25年の「アイ・ラブ・ピザ」で、職人が作るアメリカ仕立ての1枚をご堪能アレ!」というクーポンを2枚購入して、それを持って伺ってみた次第。
 
結局、「クーポンもう1枚買っておけば良かった〜」というくらいしっかり食べて、お酒も飲んで、家族3人で9千円相当くらい食べまくって帰ってきたのだった。
 
コロナビール飲み飲み(息子はコーラ飲み飲み)、最初にいただいたのは「ラブズスペシャル」というこのお店の名前を冠したピッツァと、息子が選んだ「ツナ・オーレ!」。
 
千葉「I LOVE PIZZA」にて、手前が「ツナオーレ」奥が「ラブズスペシャル」 「ラブズスペシャル」(写真、奥)は、ペパロニ・イタリアンソーセージ・ピーマン・オニオン・ブナシメジ。
 
「ツナ・オーレ!」(写真、手前)は、ツナ・イカ・ハム・パイナップル・マヨネーズ・ブラックペッパー・コーン。
 
生地は適度に厚みがあって、でもナポリピッツァのようにもちもちした感じではなくて、むしろサクサクした食感。フチの部分までちゃんと美味しくいただけるピッツアで、焼きたてのが次々出てくるのはとても壮観だ。
 
「アメリカンピザってさ、……こんなに"美味しそうな感じ"じゃ、なんか違うよね」
もっとこう、ちょっとげんなりするくらいの「うわぁ〜」みたいな感じじゃなかった?などと失礼な事を言いつつ、でもこれは確かに「イタリアのピッツァ」ではなくて「アメリカのピザ」という感じ。モッツァレラチーズがお上品に乗るんじゃなくて、シュレッドチーズぶわあぁぁ、みたいな。
 
店内の内装も古き良きアメリカのダイナー風な感じで、なんだか嬉しく懐かしくなるようなお店だった。
 
「生ハムのサラダ」「竜田風唐揚」もいただいて、でもまだあと1枚くらい食べられそうだよねと、追加のピッツァは「メキシカンエッグ」。
 
本当は、半熟玉子・ベーコン・オニオン・ほうれん草・ハラペーニョ・レッドペッパー、という具の組み合わせの「ちょっと辛いピッツァ」枠に掲載されていたピッツァだったのだけれど、
「スミマセン……ハラペーニョ抜いて、お願いします」
と、辛さ抜きの半熟玉子ピッツァにしてもらった。
 
ピッツァの上に、黄身が半熟の卵が落とされていて、それをスプーンでつぶしてまぶしながらもぐもぐ。レッドペッパーはちゃんと散らされていたので、ピリッする辛さも感じつつ、まろ〜んとした卵の味が幸せなピッツァだった。
 
シメについつい、「大人のデザートピッツァ」(シナモンアップルに、洋酒の香りを効かせたもの)まで頼んでしまい、それが食べられない息子にはニューヨークチーズケーキを。
 
お店のリーフレットを見ると、金曜ランチはピッツァ全品半額だそうだし、他にも「70分時間制限1700円でピッツァ食べ放題(サラダとソフトドリンクつき)なんてメニューもあるらしい。更に「1グループお一人様1000円以上の料理ご利用でアメリカンビール2杯目以降半額サービス」とかも。
 
普通に食べるとなかなか値が張るピッツァだけれど、これはなかなかお得かも。ビール2杯目以降半額は特に嬉しいかも。
また来なくちゃね〜と話しつつ、降り始めた雨の中を急ぎ気味に帰宅した。

7月30日 土曜日
バボーンとしたハンバーガーを食べに。
※今日の写真はクリックすると大きくなります※
バタートースト
炒めベーコン&スモッち
アイスカフェオレ

今日の朝御飯は、残った食パンでバタートースト。
 
ウィンナーと目玉焼きでも添えようかと冷蔵庫を開けてみたら使いさしのベーコンと、先日東京駅の酒屋さんで買ってきた「スモッち」が出てきたので、これだ!と出してみた。ベーコンとスモーク卵で、全体的に燻製臭に包まれた皿になった。
 
今日は息子の部活も遅めスタートということで、ゆっくりめの朝御飯。今日こそは果物!と、桃を2個剥いたら息子はすごい勢いで食い付いていた。なかなか最近、「家族3人で朝御飯」ができないこともあってささっと簡単に済ませる朝御飯が続いていたけれど、やっぱり果物くらいは出せる時間と心の余裕は持ちたいな、と。

千葉パルコ内「VILLAGE VANGUARD DINER」にて
 デイリーバーベキューバーガー \1100
 とろとろたまごのテリヤキきのこバーガー \1080
 ビール(レーベンブロイ樽生) \530→\265×2
だんなと2人で。

ここ数週間ばかり、私の携帯電話(もとい、PHS)が大変不調な状態になっていた。
 
使っているwillcomが「基地局を数万局減らす」というニュースを耳にしたのは数週間前の事で、まさかその影響がもう出ているとは思わないけれど、でも、家の中で捕捉できる電波がいきなり弱くなってきた。具体的には、居間のいつもの場所に置いておいても着信できず、鳴ったからと電話に出てみれば電波が弱くてすぐ切れる。
 
着信があったらPHS掴んだ腕をぶんぶん振り回し、そのまま寝室の窓際に移動するとなんとか通話できます……という、なんだかコントのような事になっていた。基地局が、というより、単に私の端末自体が壊れかけていたのだと思う。
 
震災時には「繋がりやすい」という一面があってなかなか重宝していたwillcomだけど、そろそろ乗り換えを考えた方が良い時期かもねぇ……とだんなと相談し、急遽持ち上がった「iPhone購入」。仲の良い友人たちに何人んかiPhoneユーザーがいて、楽しそうにinstagramという写真投稿サイトで遊んでいるのを見て「良いな、良いな」と思っていたところだった。
 
「ん〜……iPhoneにこだわらず、docomoとかのスマートフォンでもいいんじゃね?」
「あいぽん!あいぽん!!」
「でも、ソフトバンクってあんまり電波状況良くなかったりするよ?」
「あいぽん!あいぽん!」
 
だんなの隣であいぽんあいぽんコールをしていたら、「そうだなぁ……やっぱりiPhoneかなぁ……」俺も欲しいとは思ってたんだよー……と、めでたくiPhone購入が決定したのだった。それがほんの数日前のこと。
 
今日は息子は弁当持ちで一日部活ということで、だんなと2人、あいぽん購入にお出かけしてみた。千葉のヨドバシカメラで諸々手続き、すんなりその場でiPhone4を手にして持ち帰ることができた。
 
しかし、事前にあれこれ料金プランなどを確認してから行ったから良かったようなものの、こちらに何も相談することも確認することもなく
「料金プランはホワイトプランにWホワイトおつけして、パケットし放題フラットにケータイ基本パックがついてございます」
とかなっちゃうのが恐ろしい。
 
いやいや、パケットはフラットじゃないプランで良いですし、オプションの基本パックとかWホワイトとかも要らないんですよ〜、とその場で言っても、変更してくれたのはパケット設定だけで、「あとは翌日に御自宅からお電話で手続きください」などと言われてなんだかなぁ、と思ったのだった。そういうところが、あんまりソフトバンク携帯を持ちたくない理由の一つだったりしたのだけれど、iPhoneの魅力には抗いがたく……(そしてSIMフリーのを買ってdocomo回線で使うとかいうのもめんどくさく……)。
 
iPhone購入記念に、お昼は美味しいもの食べましょう!ということで、「アメリカン飯」に飢えているらしい今日この頃、千葉パルコ内の「VILLAGE VANGUARD DINER」に行ってみた。本屋さん兼雑貨屋さん(?)のヴィレッジヴァンガードが経営するハンバーガーショップで、がっつりボリュームたっぷりのハンバーガーが楽しめる。お値段も良いから、それもあって「大人のハンバーガー屋さん」という感じ。
 
折しも今日は、レーベンブロイ樽生が半額セールとのこと。ソーダ類を頼むよりむしろ安いくらいな感じになっていたので、ビール飲み飲みハンバーガーを楽しんできた。
 
「VILLAGE VANGUARD DINER」にて、とろとろたまごのテリヤキきのこバーガー。 だんなが頼んでいたのは「とろとろたまごのテリヤキきのこバーガー」。
 
メニューによると
「とろっとろの半熟たまごと5種類のきのこソテーがからまって、またからまって。。」
の、期間限定メニューなのだそう。
 
私のは「デイリーバーベキューバーガー」。
 
「オニオンリングにバーベキューソースと目玉焼き、チーズも入っちゃって、そりゃもう病みつき!!」
だそうだ。オニオンリングに目玉焼きとチーズなんて、私の好きなものばかり。
 
どちらも御覧のようなボリュームのハンバーガーで、上からパンをぎゅうと押さえつけて、大口開けてかぶりついてきた。トマトの果汁やらソースやらが反対側からぼろぼろ垂れてくるけど、気にしない。口の周りもべったべたになるけど、それも気にしない。
 
オニオンリングや卵などのボリュームに負けないほどのたっぷりサイズのハンバーグが挟まっていて、たいそう幸せなランチだった。「ハンバーガー」というメニューのニュアンスに反して「しっかり御馳走」なのが素晴らしい。
 
あいぽんあいぽんばんざーい!と、重い紙袋ぶら下げて帰宅。

「餃子の王将」にて
 餃子 2×\231
 カニ玉 \472
 油淋鶏 \550
 ニラ肉炒め \472
 焼めし大盛 \525
 東京ラーメンセット \924
 生ビール 4×\483
支払いはまかせろー

明日はだんなの誕生日。
 
だから王将、というわけではないのだけれど、
「これ、明日で期限切れちゃうんだよー」
という、「誕生月有効」の王将1000円お食事券(期間限定の「ぎょうざ倶楽部」入会キャンペーンで貰える)がだんなの手元に2枚あったりするのだった。
 
「あら素敵!じゃあ誕生日祝いは王将ってことで!」
「……それは嫌だなぁ……」
「奢ってあげるよ!お祝いだよ!一度やってみたかったの"支払いはまかせろ!ばりばりー"」
「やめてー」
 
そんなやりとりの後、部活を終えて帰ってきた息子と3人、王将に行ってきた。
 
思うさま食べるがいいよ!高い料理いっぱい頼むといいよ!とか言いつつ、結局「お食事券利用で2000円引き」と「ぎょうざ倶楽部のカード提示で5%引き」の恩恵を受けて、私が払ったお会計は3000円をちょっとばかり越えたくらい。今日のお昼御飯奢るのと変わらない金額なのだった。
 
1万円くらいかかってもいいくらいお金持ってたのにーと後でぼやいたら、「どんだけ食うつもりだったんだ!」と、だんな大笑い。
「王将はね、飲み物頼まないで食べ物だけで1人1000円食うのもけっこう大変なんだからね」
としたり顔で頷いていた。
 
「餃子の王将」で、ニラ肉炒め!後ろはカニ玉! これはニラ肉炒め。後ろの食べかけのお皿は「カニ玉」。
 
カニ玉は、カニはどのへんに入っているの?溶けてるの?というくらいにカニの存在感が希薄なものだったりして、そしてニラ肉の方はニラよりもやしが多いんじゃないかというようなものだったりするのだけど、でも美味しい。
 
「王将は、"普通に御馳走"だ」と断言するだんなの言葉もやんぬるかな、と思う。
 
今日は新登場だか期間限定メニューだかの「油淋鶏」もメニューにあって、いつもの鶏の唐揚げが胸肉使用なのに対してこちらはちゃんと、もも肉使用。これも美味しかった。たった550円なのに。
 
「餃子の王将」、餃子は6個で231円ですよー。 餃子は6個で231円。
 
食べるたびに、
「餃子包んで売るの、この価格ではやりたくない」
と思ってしまう。機械包みならまだしも、「お店で包んでいる」というのだから大変な事だ。
 
今日は餃子を1皿注文して、息子の「東京ラーメンセット」についてくる餃子1皿も合わせて皆でつついて、更にもう1皿注文して、割と真剣に餃子を食べた。他の料理あれこれ食べなければ餃子5皿とかいけそうだけど、ついあれこれ頼んでしまって、シメに焼きめしをだんなと分けっこして食べる頃にはかなりお腹一杯に。
 
しかしほんとに、「支払いは任せろー」と意気揚揚レジに向かっても、払った金額は3000円。ファミレスじゃないんだから(いや、むしろファミレスの方がお金かかるくらいだわね)と笑いながら帰宅。だんなの誕生日イブは、そんな感じで。

7月31日 日曜日
はっぴばーすでーとーちゃーん
ヨーグルトワッフル
マロンワッフル
アイスカフェオレ

昨日、千葉パルコを歩いていたら、1階の特設コーナーにワッフル屋さんが来ていた。
 
1枚のワッフルを半分にして、それを更に半分に折って間にクリーム類を挟んでいるタイプのもの。ふわふわとした柔らかい口当たりのそのワッフルは、お菓子のレシピでは「ジャパニーズワッフル」などと分類されるタイプのものであるらしい。
 
それがたまたまタイムセールということで、通常120〜130円ほどのそのワッフルが全品100円とのこと。気になるねと、1人2個分ずつ選んで買ってきた。私は「ヨーグルト」と「マロン」、だんなは「チョコ」と「ナッツ&クリーム」、息子の分は「あまおう苺」と「レアチーズ」。
 
昨日のうちにおやつとして食べることはできなかったので、あまり冷蔵庫に入れておいても……と、朝御飯に食べてしまうことに。
 
一晩冷蔵庫に入れてしまったせいも多分にあるかもしれないけど、「うーん、こんなもんかなー?」という味わい。食べる30分くらい前には冷蔵庫から出して、多少常温に馴染んでからいただいたのだけれど、で、ワッフル自体は固くもなってなくてふわふわの心地良い食感だったのだけれど、肝心のクリームがちょっとベタついた感じで今ひとつ。いかにもな業務用のペーストやら何やら諸々を使った味、というか。
 
「もう少し美味しいと思ったよねぇ……」
「うん、"お前は、もうちょっと、やればできる子だ!"って感じだよねぇ」
などと話しながらもぐもぐ。
 
なんと息子は今日も部活。大変だ。

冷凍海老ピラフ
麦茶

息子が帰ってこないうちにと、だんなと2人食材の買い物に出かけて、お昼御飯は息子が帰るのを待ってから、ごくごく簡単に冷凍の海老ピラフ。
 
数週間前にスーパーの冷凍食品コーナーで、昼御飯にこういうのを食べようという話になって「チャーハンにしようか海老ピラフにしようか」で悩んで、結局チャーハンを買ってきた事があった。あの時だんなはちょっと海老ピラフが恋しかったのだそうで、そういう次第で今日はエビピラフ。テフロンのフライパンで2袋分を一気にざっかざかと炒めて家族で分けて食べた。
 
ちっこい海老がちらちらと入っている、安っぽ〜い味の海老ピラフ。でも、「20年くらい前からずっとこの味」みたいな、妙に馴染みのある味がして、だんなならずとも、私もけっこう好きだったりする。……あんまり「しょっちゅう食べたい味」というわけではないのだけども。

チーズ(テテ・ド・モア)
海老とブロッコリーのタルタルサラダ
茹でもやし
コーンちぎり天・青海苔はんぺん
牛肉のたたき 色々野菜添え
葉生姜の醤油漬け
豆腐と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
ビール(サッポロ黒ラベル)
日本酒(安芸虎 発泡純米吟醸 素)
 
「モロゾフ」のフレッシュチーズケーキ
アイスカフェオレ

午前中だんなと一緒に買い物に行って、「誕生日ディナーは何食べたい?あとケーキも買おう!」と、駅ビルをうろうろ。
 
今年のだんなのリクエストは「ローストビーフか牛のたたき」だそうで、では美味しそうな国産牛ブロックを探しましょうと地元のお肉屋を複数覗いてみたのだけれど、なかなかこれというものが見つからない。「あー、和牛のその部位は全部スライスしちゃったんですよー」と言われたり、「今出ているだけですねー」と小ぶりのブロックを示されたり。
 
で、結局、ちょっと不本意ながらオージービーフのブロックを買ってきてみた。ごろっと太さのあるもも肉で、でもサイズは小さめなのでそれを2つ。
 
塩胡椒しておろしにんにくをすりつけた肉をスキレットで全面こんがりと焼き、アルミホイルにくるんだら、100度ほどに余熱していたオーブンのスイッチを切ってからそこに入れて10分ほど寝かせる感じで。
 
その間、空心菜スプラウトやきゅうり、人参、茹でもやし、青じそ茗荷香菜などを適当に用意して、たれは和風に醤油と味醂と砂糖、胡麻油を合わせたものを。
 
「あとね、絶対これも似合うと思う〜」
と、胡麻わさびドレッシングや旭ポンズも卓上に並べた。
 
葉生姜を醤油に漬け込んでおいた酒の肴と、息子の弁当に使った、お総菜屋さん(豆腐料理屋さん)のコーン天や青海苔まぶしのはんぺんなども出しつつ、「ちょっとだけこってり味のものもあった方が良いかも」と、ブロッコリーと海老のタルタルサラダも用意。
 
ブロッコリーと海老を茹でて、卵もゆで卵に。刻んだゆで卵と共に全部を合わせて、塩胡椒とマヨネーズで調味するだけの簡単サラダだけれど、リッチな味でなかなか美味しい。RF1の定番サラダの真似っこだ。
 
最初に軽くビールを一杯、その後は「安芸虎 発泡純米吟醸 素」という高知の微発泡にごり酒をちびちび飲みながら、「牛たたき」の夕御飯。
 
自家製のたれもポン酢も美味しかったけれど、秀逸だったのが「胡麻わさびドレッシング」。薬味の香りにとても似合うし、ピリッとした辛味が心地よくてついつい箸が進んでしまった。
 
食後のケーキは、だんなのリクエストでモロゾフのチーズケーキ。さっぱりした風味のレアチーズタイプのフレッシュチーズケーキをリクエストされて、
「……ろうそく立てようか?年の数だけ……」
「止めてください」
などと言いながら美味しくいただいた。チーズケーキで良いのだったら、私が作っても良かったかしらん。