目玉焼き
カフェオレ
今日は「アンデルセン」のコーンパン、青山のお店で買ってきたもの。
普通、コーンパンというとやや白っぽい焼き上がり(コーンの黄色が映えるような)で表面がざらっとした、セミハード風の生地であるのが多いように思うけれど、今回買ってきたのは、表面に卵黄を塗ったようなツルリとした焼き上がりのもの。やや小ぶりで、茶色く色づいて焼かれた外見も、その艶も、バターロールに近い感じ。生地にバターも多めに練りこまれているようで、しっとりとした口当たりだった。
お供に目玉焼きとあと何か肉っ気のあるもの……と冷蔵庫をみたのだけれど、あいにくベーコンもハムもウィンナーも買い置きがなくて、目玉焼きのみ、あとはカフェオレ。
パンも小ぶりだったので、せめて何か果物でも買ってきておくんだった、と反省。
今日は野菜が届く日。先週届いた大根が使い切れていない(あ、あと里芋も残ってる……)状況で、今週の「ベジタS」は
人参3本 ・ 蕪3株 ・ 長芋250g ・ レタス1玉 ・ふきのとう1パック ・ 舞茸1パック
という組み合わせ。
"ふきのとう"はやっぱり天ぷら?
早めに調理して食べたいところだけれど、今日の夕飯は「炒飯」と決まっているから、今日食べるという感じではないなぁと献立を考える。明日の夕御飯に魚と合わせようかな。
「551蓬莱」の甘酢団子
だんな特製チャーシュー炒飯
羊骨の煮込みスープ
麦茶
今朝はだんな、ラーメン用に買ってきていた昨日の残りのチャーシューを使ってチャーシュー炒飯を作り、それをお弁当にしていた。
「炒飯たっぷり作っておいたら、おゆきさん、昼に食べる?」
と声がかかり、うんいただくーと頷いたら小どんぶりに口切り一杯分くらいのオマケ炒飯ができていた。おお、どうもありがとー。
だんなの弁当には、じゃあこれも詰めていくと良いよ、と、塩ゆでした青梗菜と共に「551蓬莱」の甘酢団子と焼売も詰めてやり、絵に描いたような中華弁当に。
で、昼に届いただんなからのメールによると、
>>自分で作っておいてなんだけど、なにこれ、超良くできてね?
>>温め直してもうまーですよ。ぜひお昼にどうぞー。
とのこと。
確かに見事なまでのパラッパラ具合。お昼にちらっと一口味見したら塩気の具合もちょうど良くて、時間が経っているのに少しもベショベショしていない。
でもこれを一人で食べきるのはちょっとたっぷりすぎるかなぁと、夜に息子と一緒に食べることにした。
「551蓬莱」の甘酢団子もまだたっぷり残っていたので茹で青梗菜と共に炒飯と一緒に盛ってしまう。あとは、中国醤油と塩で調味した羊骨のスープ。
夕方くらいからのんびり煮出していた羊のスープ。
昨夜のリブのしゃぶり尽くした骨を一度茹でこぼしてから、長ねぎの青いところ、玉ねぎの端っこ、人参の端っこ、生姜のかけらなどと共に炊いてみた。最初の数十分はアクを出させる感じにやや強めの火加減でつきっきりに世話をして、あとは表面にぽこぽこ泡が浮いてくるくらいの中弱火にして蓋はせずに煮込んでいく。10分おきくらいにアクをひきに覗きに行って、3〜4時間。
残念ながら、期待ほどには澄んだスープになってくれなくて、ほんのり白濁したスープができた。味見すると、確かに羊の香りはあるけれど、独特の乳臭さがあるので(乳飲み仔羊の骨だから)、どこかテールスープの牛骨の乳臭さにも通じる感じ。今日飲む分だけ取り分けて、甘さのある中国醤油少々と塩で調味して、香菜散らして、首の部分の肉を裂いたのを浮かべた。
今日も実のところまだちょっと本調子ではなかったから、スープ以外の準備はほとんどしなくて良かったのがありがたかった。なのに炒飯はパラッパラで美味しいし、甘酢団子も「そうそうこれこれ」という好きな味だし、スープは「滋養のかたまりです」という風な美味しさ。
スープは翌朝用に更に取り分けて、こちらには角切りにした野菜をあれこれたんまり入れてみた。朝になって考える予定だけれど、ショートパスタを入れるのも美味しいと思うし、御飯と合わせてクッパ風も良いと思う。
更に鍋に残った骨にはもう一度湯を足して、今度は強火でごんごん炊いてみている。一体何番だしまで取る気なんだろう私は、と苦笑いしつつ、強火で炊いて白濁したスープに中華麺やフォーを入れて食べるのもきっと美味しいと思うんだ〜。
麦茶
今朝はほんのり早く起床して、御飯炊きから。
昨夜のうちに仕込んでおいた羊骨のスープ、夕飯用のとは別に取り分けて、角切り野菜たっぷり煮込んでおいた。シリアルボウルに御飯をこんもり入れて、具沢山のスープ注いで仔羊の残った肉も1切れ2切れ。香菜添えて、上から黒胡椒ガリゴリ挽いて「どうぞー」と出してみた。
葱類(玉ねぎと長ねぎ両方)やピーマン、人参などがざくざく入っているスープ、ただでさえ"ほのかに漂う"程度だった羊臭さは野菜の存在でかなり和らいでいて、すっかり食べやすくなっていた。ロゼ色に焼けた仔羊の肉が入って、ほんのり豪華。
米がスープをあまり含まない、クッパ風のスープごはんだったので、案外とあっさり味。お茶漬けのようにさらさら食べられた。
羊の骨は「煮込めば煮込むほど美味しく」というわけでもなさそうで、強火で炊いていた方は思った以上にケダモノ臭くなってきている様子。適当に煮詰まったところで漉してしまい、これは夕飯にいただく予定。揚げ玉ねぎとか揚げにんにくとか浮かべたい感じだ。
微量に不調だった体の具合も本調子に戻ってきたことだし、今日は一日真面目にお仕事。
ふきのとうの天ぷら
鱈と長芋のステーキ
羊骨の"ソトアヤム"風スープ
羽釜御飯
麦茶
羊骨のスープは、結局インドネシアの鶏スープ「ソトアヤム」風にしてみた。春雨入れて、あとはもやしとレタス、万能葱、ゆで卵。ターメリックで風味づけ&色づけすると、いかにもそれっぽい風になった。
スープはアジアンだけれど、他は和風の夕御飯。
冬に山形で買ってきた玉こんにゃくの大袋を添付のたれと一緒に炒め煮して、買い置きの鱈は長芋と一緒に"ステーキ"に。
数年前の『dancyu』に掲載されていた「たらと長芋のステーキ」という料理で、薄切りにんにくと共にオリーブ油でソテーした厚切りの長芋と鱈を盛り合わせ、ソースは焼き上がった後のフライパンに酒とバターと醤油と柚子胡椒を加えて煮詰めるというものだった。実のところ、レシピを見てもいまひとつピンとこない味付けで、でもまぁちょうど鱈と長芋があるし、と作ってみたのだけれど、作った結果も今ひとつピンとこない出来上がり。使う柚子胡椒の辛さや好みにもよるだろうけど、柚子胡椒がピリッと効く感じの味の方がまとまった味になったのだろうなぁ……柚子胡椒、控えめにしてしまった。
あとはふきのとうの天ぷらも。ほろ苦いふきのとう、やっぱり天ぷらにするのが良かろうとミニスキレット出して少量の油で揚げてみた。……が、私は元々揚げ物は頻繁にやらないし、ゆえに得意でもないし……という状況で這々の体の出来映え。もっと全体をサクッと揚げたかったのに、温度が高すぎたようで……焦げてしまった。
魚料理もふきのとうも、息子の好みな味の方向ではなくて、
「そういうわけだから、玉こんにゃくはたんとお代わりするといいよ」
なにしろ30個くらいあるから、と息子に告げたら、食べる食べる。「おかわりー」「もっとおかわりー」と、息子にとっては「玉こんにゃくをおおいに堪能する夕御飯」になったのだった。
まぁ、低カロリーで良いことよね……と、私も玉こんにゃくをお代わり。
麦茶
4月半ばで「三寒四温」でもなかろうに、どうも落ち着かなかったこのところの天候。今日は落ち着いた陽気になりそうだったけれど、なんとなく豚まん気分だったので冷凍庫内の豚まんを蒸すことにした。
中国茶の用意もしようかなと思っているうちに豚まんが蒸し上がってしまって、お供は普通に麦茶。
551蓬莱の豚まんは冷凍の品の扱いはないので、蒸されて売られているものか冷蔵タイプのものを買ってきて冷凍している。それでも案外風味は損なわれていなくて、15分ほど蒸して美味しくいただけるのがありがたい。
根菜のシャキシャキ煮・玉こんにゃく
舞茸とごぼう、鶏肉の澄まし汁
親子丼
麦茶
昨夜は我ながらちょっとトホホな夕飯だったので、今日はちゃんと美味しいものを作ろう!と決意する。
鶏肉料理をしようと買い置いてあった鶏もも肉があるので、皆が大好きな「親子丼」。
ちょうど舞茸も先日届いたところだったので、我が家定番の鶏肉入りの吸物も用意してしまうことにした。ご飯も汁物も鶏×鶏で、そういう組み合わせはどうかしらと思いつつ、今日いただく分の汁物椀には鶏肉をあまり入れなければ済むことかなと、そんな感じで決行。
親子丼は、『LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。』に掲載されていた、この親子丼のレシピを参考に。「あらかじめ醤油を鶏肉に揉み込んでおく」というやりかたは、先日参考にした青柳の小山裕久さんのレシピと同じ。LIFE版の方が圧倒的に醤油が多く、また、味醂ではなく砂糖を調味料に使っていた。
「淡い味なのに、なんだかしっかり美味しい」と感じられた小山さんレシピもとても好みな味。今回作ったLIFE版はこっくりしっかりどっしり味の、いわゆる「おっかさんの味」風なできあがりだった。レシピ通りに作ればい〜い感じに卵が半熟に火が通った状態でできあがる。この卵の具合は、こちらの方が好み……かな。でも味付け自体は淡いのもしっかりのも、「その時々でどちらもアリ」という感想を持った。LIFEの味つけの方が、お弁当には向いているかも。
吸物は、かつおだし+鶏肉+ささがきごぼう+舞茸+豆腐+味付けは薄口醤油と酒と塩、という、いつもの「きりたんぽ鍋風組み合わせ」で。ただ、きりたんぽ鍋には芹を入れるけれど、この吸物には三つ葉を散らすほうが似合う。
野菜が欲しいなと、あと2品。2品とも有元葉子さんのレシピ本に載っていたもので、「蒸し長芋のごま砂糖」「根菜のシャキシャキ煮」。
長芋は蒸籠で蒸してから炒り胡麻をすり鉢で半ずりにしたものと砂糖、塩で甘じょっぱく和える。大根と人参、蕪(と、本当は蓮根も入るけど今回は抜きで)はざくざく切って塩と薄口醤油で調味しただしで炊いて、最後に刻み葱と柚子皮を刻んだのを合わせてさっぱりと。
やっぱり、「ああ、食事の準備しないと!」と、やっつけるように支度してしまうと味もそれなりの、"やっつけられた"みたいな感じになってしまう。今日はひときわ丁寧に、野菜を切ったり調味したり。今日はちゃんとめでたく「美味しい夕食」がえきあがった。親子丼は半熟トロトロ、吸物も鰹だしの風味がちゃんと感じられて、野菜の煮え具合もばっちり。
いつも、あからさまに「苦手なものから平らげていく」息子(たとえば昨夜は、ふきのとうの天ぷらを目をつぶって最初にかぶりついていた)が、今日は箸を止めて悩みながら食べていたところをみると、どれもちゃんと美味しかったんだなぁと、ちょっと嬉しい。
「僕はねぇ、親子丼が、丼シリーズの中で3番目くらいに好きだなぁ!」なのだそうだ。1位がカツ丼、2位がねぎとろ丼なのだそうで。
ミルクフランス 1/3本
カフェオレ
明治ヨーグルト
近所のスーパーの併設パン屋さんで、「全品98円セール」をしていたのだった。ぶっちゃけ、それほどとりたてて美味しいお店というわけではないのだけれど、その価格は魅力的。ソーセージロールがあるのを見て、「これならだんなと息子も好物だしなー」とトレイに乗せた。私の分はマヨネーズコーンがトッピングされたコーンパン。
どれも若干小ぶりサイズだったので、同じく割引になっていたミルクフランスも1本だけ買って、それは3等分して添えることにした。いつも買う「アンデルセン」のミルクフランスの値段が約半分なだけあって、クリームも約半分なんですか?というほどに、クリームがちょびっとのミルクフランス。それはそれで、健康的でよろしいと言えなくもないけれど、やっぱりちょっとつまらない。
今日は食後にヨーグルトも。スーパーで、映画タイアップらしい銀魂の明治ヨーグルトを見かけてしまって、思わず買ってきてしまった。
「はい、私、高杉もらうからね。君たちは銀さんか、ダメガネその他大勢か、どっちか選んでください」
と差し出したところ、息子が「お父さん、どっちがいい?銀さん?」と神妙に選び始めている。どうせなら"真選組"パッケージが出れば楽しいのに。マヨネーズとか。
根菜のシャキシャキ煮・玉こんにゃく
舞茸とごぼう、鶏肉の澄まし汁
羽釜御飯
白菜キムチ・チャンジャ
麦茶
羊と合わせる用に買ってきた香菜が、まだまだ、たんまり。
今日は香菜を美味しく食べる料理が良いなぁと思ってレシピを探し、美味しいレタスもあることだしと「ヤム ヌア」を作ることにした。「ヤム」は「和える」、「ヌア」は「牛肉」を意味する、タイ料理だ。
レタスと、あれば紫玉ねぎ(今日は新玉ねぎを使用)、適当に好みの野菜と、あとは香菜。冷しゃぶにした牛肉と合わせて、調味料はお酢(今日はりんご酢を使用)をベースに、レモン汁とナムプラーと砂糖を合わせたもの。お酢を2として、残りの調味料が1という感じらしい。
赤唐辛子の小口切り、更に気合いを入れて青唐辛子の小口切りなどと合わせつつ全体を混ぜたらできあがり。赤唐辛子を混ぜる勇気はなくて、糸唐辛子をパラッと散らす程度にしておいた。私の皿は香菜山盛り。
そんな、「ナンプラー+香菜+レモン汁」のいかにもタイらしい味のものと一緒に食べたのは、昨夜の残りの「どこからみても和食」のものばかりという、アンバランスな夕御飯。根菜の煮物も玉こんにゃくも残っているし、鶏肉の吸物はむしろ今日の夜食べるのが「本番」という感じだし(昨日はメインが親子丼だったから、吸物に入れた鶏肉はほとんど食べていなかった)。
「辛いものつながりってことで、これも出したらどうかなぁ……」
と、冷蔵庫内の白菜キムチとチャンジャも出したら、ますますわけがわからない光景になった。タイの人にも韓国の人にも、日本の皆さんにもなんだかゴメンナサイという風なこの献立。
実際のところ、この「ヤム ヌア」という料理は甘酸っぱ辛い味付けだから、とうてい「白いご飯」に似合うものではなくて、あくまでもサラダ的なもので、軽めのビールとかと合わせたい感じの食べものだった。トムヤムクンとかフォーとかにはいかにも似合いそう。香菜をもりもり食べられた私は、とりあえずとても満足。
パイナップルホイップクリームとマカデミアナッツ パンケーキ \1050
カフェラテ \550
ちょっと前から、「アメリカンな朝御飯屋さん」が地味に脚光を浴びているらしい。
「bills」という、以前から七里ヶ浜にあって有名だったお店(ってこちらは本店はアメリカではなくてオーストラリアだけれど、でも方向性は同じ)は3月下旬に横浜赤レンガ倉庫に新店舗をオープンした。
そして、ハワイに本店のある「egg'n things」が日本一号店として、3月上旬に神宮前(ラフォーレの向かいあたり)にオープン。バボーンと、冗談のような量のホイップクリームが乗ったパンケーキの写真は以前にも見たことがあって、「あの写真のパンケーキを日本でも食べられるようになるのかぁ」とわくわくして開店のニュースを眺めていたのだった。
開店直後はさすがに混雑していたようで、開店(=午前9時)数十分前から行列が出来ていたらしい。昼も夜も言うに及ばず、時間帯によっては「2時間待ち」という状況もざらだったとか。オープンから数週間経って、さすがに平日の朝一番ならそんなに混んでないのでは?と、行ってみることにした。もし行くなら御一緒しましょう、と言ってくれていた友人と、あと、だんなも一緒に。
息子の登校と同時に家を出て、お店の前に着いたのが8:40。お客はまだ誰もいなかった。それからちょこちょこっと他のお客さんも集まってはきたけれど、開店までに「行列」ということにはならず、今日の状況だったら9時過ぎ到着でもぎりぎり空席があるようなそんな具合だった。天気が悪かったというのも幸いしたのかも。
この冬並の寒さの雨の朝に「アロハ〜」と挨拶されても苦笑してしまうのだけど、店員さんは全員ハワイアンな半袖シャツを着て、挨拶は「アロハ〜」。車通りのない裏通りに面しているから、テラス席も晴れている日なら気持ちよさそうだ。2階席もあるようで、でも私たちは1階席で朝御飯。
メニューのメインは、「卵料理+肉っぽい添え物+炭水化物の添え物」という組み合わせ。肝心の「ホイップクリームどかーん」系は、どちらかというとサブメニュー的な存在なのだった。
「ミート'n エッグス」は卵2個を好みの調理法で料理してくれ、ステーキやハム、ベーコン類などとの組み合わせで値段は1皿1000円前後。「オムレツ」は卵3個、「本日のスペシャルオムレツ」の他、「ホウレン草、ベーコンとチーズ」「ターキーベーコン、トマトとチーズ」「スパム」「フレッシュマッシュルーム」「青ネギ」など15種類ほどの選択肢がある。それらの卵料理に、ライスかトースト、ポテトがつく。パンケーキ(3枚)にするならプラス400円、ホイップクリーム追加は更にプラス200円。
ハムや卵料理、ジャムやサルサなどを「単品」としてつけることもでき、更に「エッグスベネディクト」「ロコモコ」「フレンチトースト」「ベジー'n ホワイトエッグス」といったアラカルトメニューもあった。
あとは甘い系。パンケーキとワッフル、クレープメニューがそれぞれ10種類くらい。「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ」「バナナホイップクリームとマカデミアナッツ」「パイナップルホイップクリームとマカデミアナッツ」のホイップクリームどっかん系以外は、マカデミアナッツ、パイナップル、バナナ、ココナッツ、チョコレートチップ、バターミルクといった感じで、一番シンプルな粉砂糖も抜きのバターミルクパンケーキは650円と、これはお手軽価格……かな?
で、私が選んだのは「パイナップルホイップクリームとマカデミアナッツ パンケーキ」1050円、友人は「ストロベリーホイップクリームとマカデミアナッツ パンケーキ」1050円、だんなは「オムレツ コンビーフハッシュ パンケーキ添え」で1500円。
卓上にはシロップが3種類並んでいた。
手前からグアバ、ココナッツ、メープルだそうで、好みなものを添えてどうぞ、とのこと。
で、カフェオレ飲み飲み待つこと数分、期待以上に大変な感じの品がテーブルにやってきた。
パイナップルのとストロベリーのと、ホイップクリームものが2つ並ぶ光景はなかなか壮観で、何枚か撮影した写真の縦長大サイズ版はこんな感じ。
だんなの前にもほどなく大皿がやってきて、それはちょっと不思議な光景。
「オムレツ」として想像できる品とはかなり違う、丸くのっぺりとした不思議な形状の"卵焼き"だった。
フライパンに卵液流して上に具材を乗せて、皿で蓋してえいやっと返したような、そんな感じ。
え、これがオムレツ?と苦笑いしつつ、でも大変に肉肉しい感じの「コンビーフハッシュ」はいかにもな味(ちょっとお裾分けしてもらった)。
パンケーキの方は、アメリカで何度も口にしていた、記憶の中のバターミルクパンケーキよりも幾分厚め。トッピングのホイップクリームがダレないようにか、アツアツではなく"ぬるい"感じに冷めている。これは好き好きあると思うけれど、ホイップクリームを最後まで美味しくいただけたので、このくらい冷めていて良かったかも。……でも、オムレツやハムと合わせて食べるならアツアツの方が嬉しい、かな。
パンケーキ自体に甘さがあまりなくて、ほんのり塩気も感じる風なのが、いかにも「ホットケーキ」ではなくて「パンケーキ」という感じで、クリーム自体も甘ったるいものではないから、見た目以上にさくさく食べていけた。パイナップルは、ただただ刻んだ生の果肉で、ホイップクリームの下にもたんまりとパイナップルが隠れている。クリームの上からはバラッと、砕いたマカデミアナッツ。
3種類のシロップ、全て試してみた。
パイナップルには、グアバの甘酸っぱさもココナッツの甘い香りも良く似合って、どちらもいかにもハワイっぽい。シンプルなメープルシロップはもちろん、ホイップクリームたっぷり絡めたパンケーキにココナッツのシロップかけてパイナップル巻いて食べるのがたまらない味わいだった。
ハワイの本店の味を知る人には「いまいち」という評価もあるみたいだし、安いとは言い難い。でも、このお店がたとえば東京駅近く(=我が家から比較的行きやすいところ)にあったりして、並ばずに入れるのだったら、1ヶ月に1度くらいは通いたいと思ってしまった。"明治神宮前駅"あたりはそう足を向ける場所ではないのがちょっとつらいところで、あとは、飲みもののお代わり(せめてコーヒーだけでも)が無料でいただけたら嬉しいんだけどなぁ。豪快な分量の"パンケーキ朝御飯"はボトムレスのドリンクサービスが似合うと思うのよね……。
お店を出ると、まだ10時前。だんなも友人もこれからお仕事。私は一人「私は遊んでから家に帰ります〜♪」と、新宿に出ることにした。平日午前中の新宿は静かなもので、南口の高島屋デパート界隈をぷらぷら。紀伊国屋書店をのんびりと見て歩き、東急ハンズも舐めるように調理器具コーナーあたりを眺め、最後に地下食料品売り場に寄って帰ってきた。
魚久の切り落としのお得袋を労せず買えたのが、今日一番の収穫。
食料品売り場に向かったタイミングが良かったようで、「あ、魚久だ」と足を止めたところで
「今日の切り落としセットがまだ残ってますよぅ!ちょうど行列が途切れたところですよぅ!」
と声をかけてもらって、「え?まだ残ってるんですか?ラッキー!」と食い付いて2袋購入という次第。
ところで、生クリームというのはたいそう腹持ちが良いみたい。
せっかく新宿に出たしどこかでお昼御飯でも、と思っていたのに、少しもお腹が空かなくて何も口にせずに帰宅したのだった。
トマトとレタスのサラダ
玉こんにゃく
大根と油揚げの味噌汁
羽釜御飯
麦茶
デパ地下で、夕飯用のおかずを1品買ってきた。「鳥芳」という鶏料理屋さんのお総菜で、手頃な価格だったそれは、その名も「鳥バクダン」。見た目は巨大なつくねのような感じで、焼きつけた後にタレを絡めたようで醤油色にテラテラと輝いていた。とりあえず、肉っ気のあるものがひとつあれば夕飯はなんとかなるなとそれを買って帰宅して、握り拳大のそれを温めてその巨大なままごろりと銘々皿に乗せてみる。超巨大肉団子、という外見だった。
あとはありもので、塩とオリーブ油、おろしにんにくを和えておいた刻みトマトを乗せたレタスのサラダ、大根多めの大根と油揚げの味噌汁、これが鍋に最後の玉こんにゃく。
「鳥バクダン」は、つまり和風味鶏肉版スコッチエッグだった。
つみれの中にゆで卵がごろりと入っていて、つみれも人参などの野菜入り。焼き鶏のたれが甘辛く全体に絡んでいて、ごつい見た目に反して柔らかで食べやすかった。期待以上のご飯のおかずになってくれて、食べ応えのあった夕御飯。
しかし今日は本当に寒かった。外出から帰ってきてとうとう我慢できずにストーブをつけ、夕飯も鍋料理が恋しくなる始末。あと2週間ほどでゴールデンウィークなのにねぇ……。
ハム・オムレツ
苺 with 練乳・牛乳
カフェオレ
今日の朝御飯は、買い置きのミルクブレッド(牛乳入りのやわらか食パン)をトースト。
昨日デパ地下で買ってきた手切りの大判ハムを1人1枚、あとはオムレツ。昨日のパンケーキ屋さんのオムレツ、だんなは微妙に不満だったらしいので(まぁ、あれはちょっと「オムレツ」とは言えないよね……)、「ハムあるし、オムレツする?自分で焼く?」と言ったら、「うん、焼く焼く〜」と作ってくれた。
卵5個使ってできたオムレツは「これぞオムレツ」という風なボリュームたっぷりのふわりとしたものだったけれど、3人で分けて食べたらあっという間に消え去った。お店で食べるオムレツは、1人分が卵3個分だったりするらしいから、3人分を本格的に作ろうとしたら卵9個……大変な感じだ。
何時頃出ればいいかな?どこかでお昼食べてから行かなきゃね、と、いそいそと外泊の準備。エアマットよーし、ブランケットよーし、メガホンよーし。
穴子天・さつまあげ
まぐろ一座
シマアジ握り・金目握り・ブリ握り
サワラ握り・サーモン握り
大トロ握り
アイドル手巻き
生ビール
東京駅で途中下車して丸ビルあたり行く?いっそ東京駅構内はどうだろう……と、昼食の算段をしていたら、だんなが素敵な提案をした。
「千葉に行ってー!銚子丸!」
それだー!と、お昼はお寿司ということになった。始発の電車にも乗りやすいしね、と、目的地とは逆方向の千葉に向かい、回転寿司屋「銚子丸」を目指す。
折しもマグロフェア開催中だった今日。
大トロ、中トロ、上赤身に刻み山葵を添えた握り、中トロ炙り握り、とろたく巻きがセットになった「まぐろ一座」というセットメニューを最初に頼み、あとは今日のおすすめからシマアジ・キンメ・ブリ・サワラと、次々いただく。おおむね全部を、1皿2貫をだんなと1貫ずつ分けて食べたので、種類たっぷりあれこれ楽しめた。どれもこれも脂が乗っていて美味しいものばかり。
最後は、ウニとイクラとネギトロが巻かれた「アイドル手巻き」を注文して、昼からビールで良い気分。大船乗り換え?藤沢乗り換え?とわいわい相談しながら、一路湘南へ向かった。
ひき肉入りカレー
鶏の唐揚げ
刻みキャベツのサラダ
オレンジジュース
今日、家族3人で参加したのは、新江ノ島水族館(=えのすい)の親子限定お泊まりナイトツアー。今回は土日開催ということで、水族館お泊まりは初体験のだんなも一緒。息子は3回目、私は友人と「大人の女性限定」にも行っているからこれが4回目の"水族館お泊まり"体験だ。
何が良いって、私にとっては、"クラゲファンタジーホールで一夜を過ごせる"というのが素晴らしい。80人ほどの限られた数の参加者、しかも子供がメインのイベントだと「クラゲ?キモチワル〜イ」というお子様と、お子様の付き添いがメインで水族館自体にはあまり興味のない父兄が一定数を占めていることもあって、クラゲ水槽はほぼ貸し切り状態。普段の営業時には他のお客さんの存在もあって絶対にできない、「アカクラゲの水槽の前で数十分えんえんと佇んで観察する」とか、「心ゆくまでクラゲ写真の撮影をする」なんてことが可能だったりするのだった。
夜に水族館をガイドつきで散策するナイトツアーも楽しいし、翌朝海を見ながら朝御飯食べるのも楽しいし、翌朝解散後に開館直後のガラガラな水族館を改めて眺めるのもなかなか楽しい。……あとは、夕御飯が美味しいと言うことないんだけどなぁ……と思いながら、水族館入り口でイベント参加手続きを済ませた。
午後3時に手続き完了後は、午後5時の再集合まで館内を自由散策。その後は営業終了後の館内に入り、夕飯、ナイトツアー、就寝準備の後、夜10時就寝、という流れ。これまで参加した内容とほとんど一緒だったけれど、夕御飯が大きく様変わりしていた。
これまでは、館を出て道路を渡った向かいにあるブッフェレストランのカレーライスが夕食だったのだけれど、あんまり美味しくないカレーだったし(二度目の参加の時は最初からカレーが皿に盛られてテーブルに並べられていて、冷めていてますますがっかりな不味さだった)、皆でぞろぞろ移動するから、食べ終わった後も何十分も「食事終了」の時間まで待っていなければいけないのがけっこうめんどくさかった。
いつの間にかそのブッフェレストランが閉店していたこともあってか、今回の夕食は大水槽前のブルーシートの上で。
水族館近くの「サンアロハ」というお店のケータリングサービスが来て、献立は変わらずカレーライスではあったけれど、こちらの方がずっとずっと美味しかった。水槽の前という場所も、食べ終わっても退屈せずに良い感じ。
順に並んで使い捨ての容器にご飯とカレー(カレーをよそう前に、炒めたひき肉を皿の下にバラッと入れてくれる)、刻みキャベツがベースのサラダとドレッシング、唐揚げがトッピングされる。飲み物はウーロン茶かオレンジジュースかの選択。
黒々としたカレーは、小さな子供にはちょっと辛いかな?と思われる味だったけれど、"業務用のカレーをただ開けただけ"ではない、ちゃんと美味しいもの。おかわりもできまーす!とのことで、親子3人揃っておかわりに立ってしまった。うん、美味しい。これならすごく満足。
ただ、諸々費用と手間の削減を図っているのか、イベント全体は微妙にレベルダウンしてしまってる風だった。DVD流すだけ、みたいな時間がやや長かったり、担当の人員も削減されているみたいで微妙に段取りも悪かったり。郵送で来ていた案内が今回から全てメールのみに変わったのも経費の削減目的があってのことだったのだろうと思う。
独特なイベントだし、楽しみにして来る人も(私含めて!)たくさんいるだろうから、ノウハウできたからと"なあなあ"にならずに毎回頑張って欲しいなぁ……。
夕食後のナイトツアーは参加者3グループに分かれて。私たちのグループは、ペンギン→オットセイ・アザラシ→イルカ→タコ→サメ→クラゲ→深海生物の流れで水槽やイルカプールを見てまわった。
イルカの繁殖は難しく、一昨年に日本全国で産まれた仔イルカ20頭ほどのうち今も元気で生きているのはえのすいにいる個体だけだとか、全てのアザラシが貝を食べるわけではなく、でもある種のアザラシは殻ごと貝をバリバリ食べるので年を取ると歯がすり減ってなくなってしまうのだ、とか。サメの雌雄の見分け、クラゲの目の場所(ブルージェリーフィッシュを見るのがわかりやすいそう)、ペンギンは何故腹が白くて背中が黒いのかの理由などなど、今日もあれこれ学ぶことができた。
真っ暗なイルカプールには、巨大なイルカ"オキゴンドウ"がゆうゆうと泳いでいて、いたずら好きなのだという彼に水をかけられそうになったりも。
混雑する大水槽前で寝るのは嫌、と、今回も私たちはクラゲファンタジーホールで就寝することになった。「これは……パシフィックシーネットル」と、門前の小僧なんとやらで、息子も最近クラゲに詳しい。
えのすいでは定番のクラゲたちであるところの、ミズクラゲ、パシフィックシーネットル、アカクラゲ、ブルージェリーフィッシュ、タコクラゲなどと共に、今回の展示はキタミズクラゲ、アマクサクラゲ、オワンクラゲ、ビゼンクラゲ、ウリクラゲにカブトクラゲ。今上天皇の研究紹介コーナーにはカミクラゲとギヤマンクラゲ、ウラシマクラゲ。あとはミニサイズのクラゲ紹介コーナーにチョウクラゲ、エボシクラゲ、エダクダクラゲ、エダアシクラゲ、コブエイレネクラゲという品(?)揃え。
アマクサクラゲがたいそう美しく、そして今日もアカクラゲは美人だった。
頭上には、薄闇の中にパシフィックシーネットルがぷかぷか漂っているというシアワセな風景の中で就寝。ああシアワセ。
カメロンパン・くるみパン
ヨーグルト・バナナ
オレンジジュース
新江ノ島水族館のお泊まりイベントに参加した一夜。
朝起きたらまたクラゲ見られるかなー楽しみだなーと、起床時間の6時半より遙か前、4時に目覚めてしまい、二度寝を試みて、でも5時半にはすっかり覚醒。目が覚めちゃった……と、誰もいないミズダコ水槽やサメ水槽の前に行ってボーッと眺めていた。夜のミズダコは実にアクティブ。狭い水槽内をこれでもかと動き回っていたりする。
で、早々に身支度を整えたのだけれど、いつもは起床時間と共に綺麗に照明がつくクラゲ水槽が、なかなか明るくならない。せっかく来たのでクラゲ見たいのですが……とイベント担当の方に相談してみると、「クラゲの担当者がまだ出勤していないので電気つけられないんです」と……あららー……がっかり……。
昨夜は夜も水槽の照明を落とされていて、寝る前に全然クラゲを見られなかった。夜がダメでも朝ならきっと、と思っていたので本当にショック。今日の参加者の中でそんなショックを受けているのは私一人だったのかもしれないけれど、実際問題として、天井だけの照明ではあのホールはたいそう暗くて、クラゲの説明板や水槽の照明を入れてくれないと身支度を整えるのも薄闇の中という感じで大変だったりする。なんだか色々と手抜かりが多い、今回のお泊まりイベントなのだった。
結局、イベント中はクラゲの写真を1枚も撮ることができないまま、水槽エリアを撤収して2階のデッキで朝御飯。
いつも通りの、"カメロンパン"とジュースの朝食セットだった。カメロンパンの他には、今日はくるみのパン。あとはヨーグルトとバナナ。ヨーグルトとオレンジジュースは横浜に本社があるタカナシ乳業のもの。
肌寒かったけれど、昨日の寒さ対策にダウンのコートを着てきていたので、それを着込んで外で食べた。今日は見事な青空で、これから気温も上がってきそうだ。
朝食後は、再集合の声がかかるまで、2階のペンギン&アザラシコーナーでのんびりしていた。
朝のペンギンは、ちょうど餌の時間の前だからか、人を見ると「ご飯ですか?ご飯ですか?」という風に興味津々。
ガラスに黒いひも状のものをつけると、それを魚だと勘違いして人を追うように水中を必死に追っかけてくる。
あんまりからかっちゃ可愛そうだよと言いつつ、人なつこいペンギンとちょっとばかり楽しんでしまった。
朝食後は、お泊まりツアー体験証の授与式があり、通常営業の始まる10分ほど前に館の外に出て、解散。
しらすづくし御膳 \1890
生しらすいくら丼 \1575
江の島ビール 2×\683
ラムネ \210
イベント解散後、もう一度水族館に入館して(昨日今日の入館料はイベント代に含まれている)、まだ他のお客さんがほとんど来ないうちに照明の入ったクラゲ水槽を最後に堪能。
それから、「しらす丼食べに行きましょー」「その前に江の島探索もしましょー」と、江の島に行って来た。
江の島の猫たちは今日も元気で、エスカーの1本目の乗り口付近で3匹ほど、そしてエスカー2区の花壇のところで4匹ほどと会えた。どの子もころころ丸々としていて、栄養状態しっかり、という感じ。人慣れしていて、息子のような子供でも普通に撫でられる。
今回も元気だった、良かった良かった……と、ひととおり散策して最後に参道のネコ募金箱にいくらかお金を入れてきた。
お昼御飯は、何度か来ている「たこ島」で。
息子と2人で入って丼を1つずつ注文して悶絶し、友人と2人で入ってうっかり「御膳」など頼んでしまって更に悶絶し……という、たいそうなボリュームの魚貝料理屋さん、名物は生しらす料理だ。今日は「生しらすあります」ののぼりがあちこちのお店に上がっていた。
開店早々のちょっと早めの昼御飯ということもあり、たいそう食べ応えのある「しらすづくし御膳」をひとつと、丼をひとつ貰って家族で分けることに。
丼は息子の好物のいくらが乗る「生しらすいくら丼」にして、いくら部分を息子にあげて、私は残りの生しらす丼をいただきつつ、だんなの御膳からもあれこれ分けてもらいつつ、食べることにした。
「しらすづくし」は、生しらす、釜揚げしらすの乗ったかき揚げ、しらす豆腐、しらす入り茶碗蒸し、たたみしらす、しらすの卵とじ、しらすの佃煮乗せご飯……と、何からなにまでしらすまみれなもの。全体的にすごいけど、かき揚げのサイズがなにしろものすごくて、1人でこの御膳を食べきるのは本当に大変。私もかき揚げや卵とじをちょこちょこ脇からお裾分けしてもらって、そうしたら逆に丼が食べきれなくてだんなに手伝ってもらう始末だった。
結果的には、料理2人分を3人で食べてちょうど良かった、むしろ大変にお腹一杯になった、という感じ。
半透明のプリプリした生しらす、丼には卵(生卵全卵or黄身だけ、温泉卵)がついてくる。ポン酢か醤油をその卵と合わせつつ、溶いてしらすの上からかけつつ食べる。海草やレタスなどの野菜も周囲にこんもり添えられた丼は相変わらずのボリュームで、ふくふくした釜揚げしらすが乗ったかき揚げの迫力も相変わらずだった。
で、今日はイベントもう一つ。いざ横浜スタジアムへ。
雲白肉
蝦餃、焼売、春巻、大根餅、小龍包
五目炒飯
杏仁豆腐(サービス)
マンゴープリン、白桃シャーベット
生ビール、青島ビール
マンゴージュース
などなど。勝利の祝杯!
大荷物持って今度は横浜スタジアムへ移動。
「日曜日……阪神戦なんだよねぇ。席、まだけっこう取れそうなんだよねぇ」
と、数日前に急遽決まった野球観戦。だんなの持つバッグの中にはメガホンと応援ユニフォーム3人分(だんな曰く"これが観戦のドレスコード"だそうで)が入っているのだった。
食べ応えのあるランチ後の観戦だったので、ビールだけ飲み飲み、3時間ほどの野球観戦。
球場到着は、既にスタメン発表も終わった試合開始の直前。
ボードを見ただんなが
「金本がいない!」
と驚いている。
長く四番打者を勤めていた金本が、連続試合フルイニング出場を止めた歴史的試合だったのだそうで、あと20分早く到着していたらスタメン発表も立ち会えた。ああ、藤沢で1本早いのに乗れていたらなぁ、という感じ。
試合は2点とられて2点取り返して、でもまたすぐに2点取られて……のハラハラ展開。横浜先発投手はハマの番長三浦だし(実はかなりファン)、こっちはピリッとしない安藤だしで、点差を1に縮めるものの、ここというチャンスをものにできずに、8回。ここでブラゼルが軽やかに場外3ランで逆転 9回にもダメ押しの2点が入って、球児で押さえて4点差の阪神の勝利で終わった。
「相手は三浦だしなぁ」「こっちはアンドゥーだしなぁ」「ここで2点とって逆転とか無理じゃない?」なんて、半ばからはぬる〜い気持ちで観戦していたものだから、逆転だー代打金本だー桜井も打ったぞーわっしょいーと、8回9回試合後はお祭り騒ぎ。何度も六甲おろしを歌えて良い気分でございました。
「夕飯は、5時から鳳林を予約してあります!」
と、絶妙の時間(まさにぴったり)に予約を入れてくれていただんな。
横浜スタジアムからは歩いて数分の距離にある中華街に向かい、久しぶりに「鳳林」の雲白肉を食べてきた。
なんてことない、外見は普通な感じの小さな中華料理店だけれど、私たちはこのお店が大好き。高級食材を使ったものはあまり頼んだことがなくて、点心類とか炒め物などの"いわゆる普通の中華料理"はどれもなかなか良い感じ。
予約した方が確実に食べられる雲白肉は、豚バラのかたまり肉を茹でてスライスしたものに、にんにく風味の甘辛だれをかけたもの。このたれの甘辛じょっぱい味わいがなんともクセになる美味しさで、中央に盛られた胡瓜の下にもまだまだ肉が重ねられている。「見た目ほど分量がなかった」というのはよく聞く話だけれど、「見た目以上にボリュームがあった」「まだまだ肉が隠れていた」という方向なのはちょっと珍しいと思う。
下味がしっかりめについた大根餅や、焼売、蝦餃などもいただきつつ、これはちょっと皮が厚めでスープが少なめかな、という印象だった小龍包も。お昼のしらすがまだ尾を引いていて、あと1品くらい食べられるかなと思いつつ、五目チャーハンを皆でつついて終わりにした。
タイムサービスだったらしいミニサイズの杏仁豆腐をいただきつつ、しっかりこれもいただいてきた食後のマンゴープリン。
ドーム型の変わった形のプリンは、エバミルクが多めに添えられているうえに、プリン自体もかなり牛乳たっぷりなもの。
カスタードパウダーも使われているようで風味もちょっと独特。香港で美味しいと言われているお店のものとも、日本のケーキショップで多く作られるようなココナッツの風味やサワークリームの酸味を感じるものとも方向が違うけれど、不思議に美味しいマンゴプリンだったりする。
しかも今夜は「勝利の美酒」とあって、ビールも格別に美味しかった。
昨夜は見知らぬ人たちとの雑魚寝の一夜、熟睡できたとは言い難くて寝不足気味(しかもお風呂も入っていない)ではあるけれど、充実した疲労感に包まれて帰宅。クラゲも猫も野球も、みんな良かった。楽しかった!